JP5164623B2 - フレームデータ転送システム、フレームデータ転送装置 - Google Patents

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本発明は、複数の転送網と、フレームデータ転送部および前記複数の転送網に接続される複数の同報ポートを有し前記複数の転送網に接続されるレイヤ2スイッチ装置を複数備え、フレームデータの送信元を示すアドレスとフレームデータを受信したポート情報を対応させてアドレス学習テーブル部に格納し、アドレス学習テーブル部に格納された情報に基づいて前記複数の転送網にフレームデータを転送する高信頼なレイヤ2フレームデータ転送システムに関するものである。
従来のIEEE802.3のレイヤ2スイッチ(以下「スイッチ」という)を使ったレイヤ2フレームデータ転送システム(以下「フレームデータ転送システム」という)として、例えば特許文献1に示されるフレームデータ転送システムは、複数の転送網を冗長構成することにより、一つの転送網に障害が起きても、他の転送網を使ってフレームデータを転送することができるため、信頼性の高いフレームデータの転送を実現している。
特開2006−324792号公報
上述した転送網に接続されている一のスイッチ(以下「Aスイッチ」という)が一定の時間以上フレームデータを受信しないとき、Aスイッチのアドレス学習テーブル部に格納されている情報は、エージング(スイッチが一定の時間以上フレームデータを受信しない場合、アドレス学習テーブル部の領域を有効利用するために、アドレス学習テーブル部に格納された情報を自動的に消去する動作)により、Aスイッチのアドレス学習テーブル部に格納されている情報(受信しなかったフレームデータの送信元アドレス:Source Address。以下「SA」という)は消去されてしまう。
その後、Aスイッチは、Aスイッチに接続されている端末から、他のスイッチ(以下「Bスイッチ」という)に接続されている端末宛のフレームデータを受信すると、該フレームデータのアドレス学習(フレームデータを受信したスイッチにおいて、後述するアドレス学習テーブル部に、「SA」と該フレームデータを受信した「受信ポート情報」を組にして格納する動作)を行っていないため、フラッディング(アドレス学習がされていない送信先アドレス(Destination Address、以下「DA」という)を含むフレームデータを、DAが示す端末に転送するためにスイッチで行われている動作)を起こし、フレームデータを全てのポートにフレームデータを転送する。
また、上述した転送網(以下「0系転送網」、「1系転送網」という)にAスイッチとBスイッチとCスイッチがそれぞれ接続されている場合には、それぞれのスイッチが同一フレームデータを0系転送網と1系転送網の両方へ転送することによって信頼性の高いフレームデータの転送を行っている。ここで、Aスイッチに接続されている端末とBスイッチに接続されている端末とがフレームデータの送受信を継続して実施している場合、0系転送網と1系転送網それぞれでアドレス学習によりCスイッチには当該フレームデータは転送されない。
しかし、例えば0系転送網の一部に障害が起きたが、その障害の場所は、AスイッチからBスイッチの間の場所で、かつAスイッチからCスイッチの間以外の場所である場合、障害が起きた0系転送網でエージングがなされるとAスイッチが障害が起きた転送網に送信したフレームデータは、フラッディングによりCスイッチに送信されることになる。そのフレームデータを受信したCスイッチは、同様にエージングしているため、CスイッチにおいてもフラッディングによりCスイッチが接続している端末に転送されてしまう。
一方、例えば0系転送網に障害が発生した場合であっても、1系転送網にフレームデータが送信されているときは、1系転送網ではフラッディングを起こすことなく、Bスイッチにフレームデータ送信することが可能である。
上述の0系転送網ではフラッディングで不要なフレームデータにより帯域を消費しているが、障害復旧とともに復旧した0系転送網の障害箇所で転送が再開されていた。
すなわち、転送網に障害が起きた場合、その後一定の時間以上経過しエージングがなされたときは、不要なフラッディングが連続的に起こるため、障害が起きた転送網の通信回線の帯域と、当該転送網に接続されたスイッチの通信回線の帯域と、当該スイッチに接続される端末の通信回線の帯域が、当該不要なフラッディングのために消費され、伝送品質が悪化する、という課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、伝送品質の悪化を防止すること、即座に高信頼なフレームデータの転送を行うこと、が可能なフレームデータ転送システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークを形成する複数の転送網に接続されるスイッチ装置を複数備えたネットワークシステムにおいて、前記各スイッチ装置は、前記複数の転送網をそれぞれ接続する同報ポートと、端末装置を接続する端末ポートと、フレームデータの転送先を制御するフレームデータ転送部と、フレームデータの送信元を示すアドレスを格納するアドレス情報、フレームデータを受信したポートを示す受信ポート情報、および全ての同報ポートにフレームデータを転送すること、または前記受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送することのいずれか一方を表す転送フラグ情報を対応させて格納するアドレス学習テーブル部と、前記転送フラグ情報を所定の間隔で変更するタイマ部と、を備え、前記タイマ部の動作により前記フレームデータ転送部の動作を制御し、全ての前記同報ポート、または前記受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送することを特徴とする。
この発明によれば、タイマ部の動作により前記フレームデータ転送部の動作を制御し、全ての同報ポート、または受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送するようにしているので、フレームデータの伝送品質の悪化を防止すること、即座に高信頼なフレームデータの転送を行うことができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるフレームデータ転送システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるスイッチが適用されるフレームデータ転送システム300の構成を示す図である。図1において、フレームデータ転送システム300は、主たる構成部として、0系転送網100と1系転送網200と、転送網に接続される複数のスイッチ(以下「Aスイッチ1」、「Bスイッチ2」、「Cスイッチ3」という)と、各スイッチに接続される端末装置(以下「端末」とする)を有して構成される。なお、転送網およびスイッチの数は、図1に示すものに限定されるものではなく、また各スイッチは、図示されていない端末間との間でもフレームデータを送受信することができるものとする。
各スイッチは、転送網の任意の場所に接続することが可能であるが、一例として、転送網の一端にAスイッチ1、他端にBスイッチ2が接続され、その間にCスイッチ3が接続されているものとする。
各スイッチは、0系転送網100を接続するポート(以下「0系同報ポート」という)、1系転送網200を接続するポート(以下「1系同報ポート」という)、端末を接続するポート(以下「端末ポート」という)、受信したフレームデータを各ポートに転送するフレームデータ転送部40、およびタイマ部45を備えている。また、Aスイッチ1にはA端末4、Bスイッチ2にはB端末5、Cスイッチ3にはC端末6がそれぞれ接続されているものとする。なお、各スイッチが備えるポートの数および種類はこれに限定されるものではない。
フレームデータ転送部40は、アドレス学習テーブル部41を備えている。アドレス学習テーブル部41は、受信したフレームデータの「SA」を格納するアドレス情報42と、フレームデータを受信したポート(端末ポートまたは同報ポート)を示す情報を格納する受信ポート情報43と、転送フラグ情報44で構成されている。
転送フラグ情報44には、全ての同報ポートにフレームデータを転送すること(以下「1」とする)、または受信ポート情報43に格納されている同報ポートにフレームデータを転送すること(以下「0」とする)のいずれか一方が表される。なお、転送フラグ情報44は、一例として「1」または「0」という数値を記載しているが、これらに限定されるものではない。
タイマ部45は、転送フラグ情報44を、所定の間隔で「0」から「1」に変えるためのものである。すなわち、フレームデータ転送部40は、タイマ部45の動作により、所定の間隔で、全ての同報ポートにフレームデータを転送することが可能である。なお、上述した所定の間隔は、等しい間隔に限定されるものではない。また図1において、Cスイッチ3は、アドレス学習テーブル部41とタイマ部45を省略しているが、Aスイッチ1と同様に、これらを備えているものとする。
各端末から送信されるフレームデータには、上述したように「SA」と「DA」が格納されている。例えば、A端末4のアドレスを「XX」、B端末5のアドレスを「YY」とした場合、A端末4がB端末5宛にフレームデータを送信すると、このフレームデータには、SA「XX」、DA「YY」が格納され、B端末5からA端末4宛にフレームデータを送信すると、SA「YY」、DA「XX」が格納される。
各スイッチは、新たにフレームデータを受信した場合、上述したアドレス学習を行う。その後、再びフレームデータを受信すると、各スイッチは、受信したフレームデータの「SA」(例えば「XX」)が、アドレス学習テーブル部41に格納されているアドレスと一致するか否かを判別する。一致しない場合、すなわち、アドレス学習されていないアドレスを含むフレームデータを受信したとき、「XX」とフレームデータを受信したポート(端末ポートまたは同報ポート)を一組にして格納するが、一致する場合、アドレス学習が済んでいるため、それらを格納しない。同時に各スイッチは、受信したフレームデータの「DA」(例えば「YY」)が、アドレス学習テーブル部41に格納されているアドレスと一致するか否かを判別し、一致しない場合は、上述したフラッディング動作により全てのポートから受信したフレームデータを送信し、一致する場合は、アドレスと組で格納されている受信したポートからのみフレームデータを送信する。
図2ないし図5は、フレームデータ転送システム300の転送網に障害が起きていないときの、Aスイッチ1のアドレス学習テーブル部41の状態を示す図である。以下、このフレームデータ転送システム300におけるフレームデータの転送動作を説明する。なお、図1において、0系転送網100に「障害発生」という記号を付しているが、これは、後述する、該システムの一部に障害が発生したときの説明に用いるものであり、ここでは、0系転送網は正常な状態として説明する。また、後述する他の実施の形態を説明する図の記号に関しても同様である。
図2は、Aスイッチ1がアドレス学習を行っていない場合に、A端末4がB端末5宛に、SA「XX」とDA「YY」を含むフレームデータを送信したときの状態を示す図である。Aスイッチ1は、アドレス学習を行い、アドレス情報42に「XX」と受信ポート情報43に「A端末ポート12」と転送フラグ情報44に「0」の組を格納する。フレームデータは、フラッディングによって、A0系同報ポート10とA1系同報ポート11に同時に転送(以下「同報転送」という)され、0系転送網100と1系転送網200を経由して、Bスイッチ2に送信される。
Bスイッチ2は、Aスイッチ1から送信されたフレームデータを受信すると、一方のフレームデータだけ選択して、B端末ポート22に転送する。なお、Bスイッチ2においてもアドレス学習が行われるが、Aスイッチと同様であるため、説明は省略する。以下、Bスイッチ2における動作説明においても同様である。
次に、B端末5がA端末4宛に、SA「YY」とDA「XX」を含むフレームデータを送信すると、フレームデータは、Bスイッチ2のフレームデータ転送部40によって、0系転送網100と1系転送網200に同報転送される。
図3は、Bスイッチ2から送信されたフレームデータを受信したAスイッチ1が、上述したアドレス学習テーブル部41に加えて、アドレス情報42に「YY」と受信ポート情報43に「A0系同報ポート10、A1系同報ポート11」と転送フラグ情報44に「0」の組を格納した状態を示す図である。同報ポートは同一フレームデータを送受信するポートであるため、上述したように受信ポート情報43に複数の同報ポートを格納する。DA「XX」に対応する、受信ポート情報43は「A端末ポート12」なので、該フレームデータは、アドレス学習テーブル部41の内容に従い、A端末ポート12に転送される。
最後に、A端末4がB端末5宛に、SA「XX」とDA「YY」を含むフレームデータを送信すると、Aスイッチ1は、アドレス情報42を確認する。その結果、アドレス学習テーブル部41には、DA「YY」に対応する、アドレス「YY」と受信ポート「A0系同報ポート10、A1系同報ポート12」と転送フラグ「0」の組が格納されていることが確認される。
ここで、アドレス情報42のアドレス「YY」に対応する転送フラグ情報44は「0」なので、フレームデータは、アドレス学習テーブル部41の内容に従い、アドレス「YY」に対応する受信ポート情報43のA0系同報ポート10とA1系同報ポート11の両方に転送され、Bスイッチ2に同報転送される。
図4は、上述した転送フラグ情報44が、所定の間隔で「0」から「1」に変更された後の状態を示す図である。転送フラグ情報44が「1」のときに、A端末4から受信したフレームデータは、受信ポート情報43の内容に関わらずA0系同報ポート10とA1系同報ポート11の全ての同報ポートに転送され、Bスイッチ2に同報転送される。
図5は、一つのフレームデータを転送した後、転送フラグ情報44が「1」から「0」に変更された後の状態を示す図である。転送フラグ情報44が「0」のときに、A端末4から受信したフレームデータは、受信ポート情報43の内容に従ってA0系同報ポート10とA1系同報ポート11の両方に転送され、Bスイッチ2に同報転送される。
このように、転送網に障害が起きていない場合に、転送フラグ情報44が変化しても、0系転送網と1系転送網の両方にフレームデータを転送することができるため、信頼性の高いフレームデータの転送が可能である。なお、上述した実施の形態は、レイヤ2以外のスイッチにも適用可能であり、以下の実施の形態においても同様である。
次に、上記のフレームデータ転送システム300において、転送網の一部(例えば0系転送網)に障害が起きたときの動作を説明する。
図1は、上述したように、Bスイッチ2とCスイッチ3を繋ぐ0系転送網100の途中において、障害が発生した場所に「障害発生」という記号を付している。この場合、Aスイッチ1のA1系同報ポート11から送信されたフレームデータは、Bスイッチ2に対しては、1系転送網200を経由して到達する。この障害が発生し、一定の時間が経過すると、0系転送網100でエージングにより、B端末5の情報はアドレス学習テーブル41から削除される。その結果、0系転送網100でフラッディングが発生するため、A0系同報ポート10から送信されたB端末5宛のフレームデータは、0系転送網100を経由して、転送不要なCスイッチ3に到達する状態となる。
図6ないし図10は、フレームデータ転送システム300における、Aスイッチ1のアドレス学習テーブル部41の状態を示す図である。
図6は、Aスイッチ1がアドレス学習を行っていない場合に、A端末4がB端末5宛に、SA「XX」とDA「YY」を含むフレームデータを送信したときの状態を示す図である。Aスイッチ1は、アドレス学習を行い、アドレス情報42に「XX」と受信ポート情報43に「A端末ポート12」と転送フラグ情報44に「0」の組を格納する。フレームデータは、フラッディングによって、A0系同報ポート10とA1系同報ポート11に転送されるが、0系転送網100に障害が起きているため、1系転送網200を経由して、B1系同報ポート21に送信される。
Bスイッチ2は、Aスイッチ1から送信されたフレームデータを受信すると、Aスイッチ1と同様にアドレス学習を行うとともに、フレームデータをB端末ポート22に転送する。
次に、B端末5がA端末4宛に、SA「YY」とDA「XX」を含むフレームデータを送信すると、フレームデータは、B0系同報ポート20とB1系同報ポート21に同時に転送されるが、0系転送網100に障害が起きているため、1系転送網200を経由してA1系同報ポート11に送信される。
図7は、フレームデータを受信したAスイッチ1が、上述したアドレス学習テーブル部41に加えて、アドレス情報42に「YY」と受信ポート情報43に「A1系同報ポート11」と転送フラグ情報44に「0」の組を格納した状態を示す図である。DA「XX」に対応する、受信ポート情報43は「A端末ポート12」なので、該フレームデータは、アドレス学習テーブル部41の内容に従い、A端末ポート12に転送される。
最後に、A端末4がB端末5宛に、SA「XX」とDA「YY」を含むフレームデータを送信すると、Aスイッチ1は、アドレス情報42を確認する。その結果、アドレス学習テーブル部41には、SA「XX」に対応する、アドレス「XX」と受信ポート「A端末ポート12」と転送フラグ「0」の組が格納されており、アドレス「XX」は学習済みであることが確認される。DA「YY」に対応する、アドレス「YY」と受信ポート「A1系同報ポート11」と転送フラグ「0」の組が格納されていることが確認される。
ここで、アドレス情報42のアドレス「YY」に対応する転送フラグ情報44は「0」なので、フレームデータは、アドレス学習テーブル部41の内容に従い、アドレス「YY」に対応する受信ポート情報43のA1系同報ポート11だけに転送され、1系転送網200を経由してBスイッチ2に送信される。0系転送網100にフレームデータが転送されないため、0系転送網100でフラッディングによりCスイッチ3にフレームデータが転送されることがない。
図8は、上述した転送フラグ情報44が、所定の間隔で「0」から「1」に変更された後の状態を示す図である。このとき、受信ポート情報43が同報ポートである組の転送フラグ情報44を変更する。転送フラグ情報44が「1」のときに、A端末4から受信したフレームデータは、A1系同報ポート11だけでなく、A0系同報ポート10にも転送される。すなわち、全ての同報ポートへの転送動作を行う。
図9は、一つのフレームデータを転送した後、転送フラグ情報44が「1」から「0」に変更された後の状態を示す図である。転送フラグ情報44が「0」のときに、A端末4から受信したフレームデータは、A1系同報ポート11だけに転送される。すなわち、転送フラグ情報44が「1」から「0」に変わると、フレームデータ転送部40は、受信ポート情報43に格納されている同報ポートにフレームデータを転送する転送動作に戻る。
Bスイッチ2においても上述同様の動作をしているため、転送網の障害が復旧した場合、障害から復旧した0系転送網100からのフレームデータを受信し、その後Bスイッチ2がAスイッチ1宛に送信するフレームデータは、0系転送網100と1系転送網200の両方に送信される。
図10は、Bスイッチ2から送信されたフレームデータを受信したAスイッチ1が、上述したアドレス学習テーブル部41に加えて、アドレス情報42に「YY」と受信ポート情報43に「A0系同報ポート10、A1系同報ポート11」と転送フラグ情報44に「0」の組を格納した状態を示す図である。その結果、アドレス学習テーブル部41の格納状態は、転送網に障害が起きていないときのアドレス学習テーブル部41の状態を示す図3と同様になる。
このように、実施の形態1のフレームデータ転送システム300によれば、転送網に障害が起きた場合、不要なフラッディングが連続的に起こることを抑止することができ、また転送網が復旧した場合、所定の間隔で復旧した転送網で同報転送を開始することができる。その結果、転送網に障害が起きているときは、フレームデータの伝送品質の悪化を防止することができ、また転送網が復旧したときは、即座に高信頼なフレームデータの転送を行うことができる。なお、転送フラグ情報44は、一つのフレームデータを転送すると、「1」から「0」に変わるように説明したが、複数のフレームデータを転送すると、「1」から「0」に変わるようにしてもよい。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2にかかるスイッチが適用されるフレームデータ転送システム400の構成を示す図である。実施の形態1のスイッチと異なる点は、同報学習テーブル部46が追加されていることである。
同報学習テーブル部46は、A0系同報ポート10とA1系同報ポート11の一方または双方が、他のスイッチからフレームデータを受信したときに、同報ポート毎に、フレームデータの同報転送を行ったスイッチ装置を表す情報を格納する部分である。例えば、転送網に障害が起きていない場合、Bスイッチ2がAスイッチ1宛にフレームデータを送信すると、A0系同報ポート10とA1系同報ポート11の両方にフレームデータが送信される。そのため、A0系同報ポート情報47とA1系同報ポート情報48の両方に、同報転送を行ったスイッチ装置を示す「Bスイッチ2」という情報が格納される。すなわち、A0系同報ポート情報47とA1系同報ポート情報48に格納された情報の数量は等しく、有意差がない(0系転送網100と1系転送網200の一方又は双方に、障害が起きていないといえる)状態である。一方、上述したように0系転送網100の一部に障害が起きた場合、Bスイッチ2がAスイッチ1宛にフレームデータを送信すると、A1系同報ポート11だけでフレームデータが受信される。そのため、A1系同報ポート情報48だけに、同報転送を行ったスイッチ装置を示す「Bスイッチ2」という情報が格納される。すなわち、A0系同報ポート情報47とA1系同報ポート情報48に格納された情報の数量は異なり、有意差がある(0系転送網100と1系転送網200の一方又は双方に、障害が起きていないとはいえない)状態である。
実施の形態2におけるスイッチは、同報学習テーブル部46に格納された情報の数量が同じであるか否かを判別して、フレームデータ転送部40の動作を制御するものである。
以下、フレームデータ転送システム400において、転送網に障害が起きた場合の動作を説明する。
図12ないし図16は、上述したフレームデータ転送システム400における、Aスイッチ1のアドレス学習テーブル部41の状態を示す図である。
図12は、Aスイッチ1がアドレス学習を行っていない場合に、A端末4がB端末5宛に、SA「XX」とDA「YY」を含むフレームデータを送信したときの状態を示す図である。Aスイッチ1は、アドレス学習を行い、アドレス情報42に「XX」と受信ポート情報43に「A端末ポート12」と転送フラグ情報44に「0」の組を格納する。フレームデータは、フラッディングによって、A0系同報ポート10とA1系同報ポート11に転送されるが、0系転送網100に障害が起きているため、1系転送網200を経由して、B1系同報ポート21で受信される。
Bスイッチ2は、Aスイッチ1から送信されたフレームデータを受信すると、Aスイッチ1と同様にアドレス学習を行うとともに、フレームデータをB端末ポート22に転送する。
次に、B端末5がA端末4宛に、SA「YY」とDA「XX」を含むフレームデータを送信すると、フレームデータは、B0系同報ポート20とB1系同報ポート21に同時に転送されるが、0系転送網100に障害が起きているため、1系転送網200を経由してA1系同報ポート11で受信される。
図13は、Bスイッチ2から送信されたフレームデータを受信したAスイッチ1が、上述したアドレス学習テーブル部41に加えて、アドレス情報42に「YY」と受信ポート情報43に「A1系同報ポート11」と転送フラグ情報44に「0」の組と、さらにA1系同報ポート情報48に「Bスイッチ2」を格納した状態を示す図である。DA「XX」に対応する、受信ポート情報43は「A端末ポート12」なので、該フレームデータは、アドレス学習テーブル部41の内容に従い、A端末ポート12に転送される。
最後に、A端末4がB端末5宛に、SA「XX」とDA「YY」を含むフレームデータを送信すると、Aスイッチ1は、アドレス情報42を確認する。その結果、アドレス学習テーブル部41には、SA「XX」に対応する、アドレス「XX」と受信ポート「A端末ポート12」と転送フラグ「0」の組が格納されており、アドレス「XX」は学習済みであることが確認される。DA「YY」に対応する、アドレス「YY」と受信ポート「A1系同報ポート11」と転送フラグ「0」の組が格納されていることが確認される。
ここで、実施の形態1は、転送フラグ情報44を認識して転送動作を行っていたが、実施の形態2は、上述したように、同報学習テーブル部46の状態を認識して転送動作を行うものである。A0系同報ポート情報47には情報が格納されていないが、A1系同報ポート情報48には「Bスイッチ2」という情報が格納されている。そのため、フレームデータ転送部40は、A1系同報ポート情報48に多くの情報が格納されていることを認識して、A1系同報ポート11だけにフレームデータを転送する。0系転送網100にフレームデータが転送されないため、0系転送網100でフラッディングによりCスイッチ3にフレームデータが転送されることがない。
図14は、上述した転送フラグ情報44が、所定の間隔で「0」から「1」に変更された後の状態を示す図である。このとき、受信ポート情報43が同報ポートである組の転送フラグ情報44を変更する。転送フラグ情報44が「1」のときに、A端末4から受信したフレームデータは、A1系同報ポート11だけでなく、A0系同報ポート10にも転送される。すなわち、全ての同報ポートへの転送動作を行う。
図15は、一つのフレームデータを転送した後、転送フラグ情報44が「1」から「0」に変更された後の状態を示す図である。転送フラグ情報44が「0」のときに、A端末4から受信したフレームデータは、A1系同報ポート11だけに転送される。すなわち、転送フラグ情報44が「1」から「0」に変わると、フレームデータ転送部40は、受信ポート情報43に格納されている同報ポートにフレームデータを転送する転送動作に戻る。
Bスイッチ2においても上述同様の動作をしているため、転送網の障害が復旧した場合、障害から復旧した0系転送網100からのフレームデータを受信し、その後Bスイッチ2がAスイッチ1宛に送信するフレームデータは、0系転送網100と1系転送網200の両方に送信される。
図16は、Bスイッチ2から送信されたフレームデータを受信したときのアドレス学習テーブル部41の状態を示す図である。Aスイッチ1は、上記のアドレス学習テーブル部41の情報に加えて、SA「YY」と受信ポート「A0系同報ポート10、A1系同報ポート11」と転送フラグ「0」の組を格納する。さらに、A0系同報ポート情報47には「Bスイッチ2」が格納されるため、A0系同報ポート情報47とA1系同報ポート情報48に格納される情報数は等しくなる。
その後、Aスイッチ1は、A端末4からフレームデータを受信すると、フレームデータ転送部40は、A0系同報ポート情報47とA1系同報ポート情報48の情報数が同じであることを認識して、該フレームデータをA1系同報ポート11とA0系同報ポート10に転送する。
このように、実施の形態2のスイッチは、フレームデータ転送部40が同報学習テーブル部46の情報数が同じであるか否かを認識することで、実施の形態1のスイッチと同様の転送動作を可能にしている。すなわち、転送網に障害が起きた場合は、不要なフラッディングが連続的に起こることを抑止することができ、また転送網が復旧した場合、所定の間隔で復旧した転送網で同報転送を開始することができる。その結果、転送網に障害が起きているときは、フレームデータの伝送品質の悪化を防止することができ、また転送網が復旧したときは、即座に高信頼なフレームデータの転送を行うことができる。なお、転送網に障害が起きていない場合の動作の説明は省略する。
実施の形態3.
図17は、本発明の実施の形態3にかかるスイッチが適用されるフレームデータ転送システム500の構成を示す図である。
実施の形態1のスイッチと異なる点は、各スイッチが、同報ポートに転送されたフレームデータの大きさ(量)を格納する転送量情報49を備えていることである。この転送量情報49に格納されたデータ量が、所定の値未満(以下「X byte」という)の場合は、受信ポート情報43に格納されているポートだけにフレームデータを転送し、所定の値以上(以下「Y byte」という)場合は、全ての同報ポートにフレームデータを転送することが可能である。このように、実施の形態3におけるスイッチは、転送量情報49に格納された情報の量が所定の値未満であるか否かを判別して、フレームデータ転送部40の動作を制御するものである。
以下、フレームデータ転送システム500において、転送網に障害が起きた場合の動作を説明する。
図18ないし図22は、上述したフレームデータ転送システム500における、Aスイッチ1のアドレス学習テーブル部41の状態を示す図である。
図18は、Aスイッチ1がアドレス学習を行っていない場合に、A端末4がB端末5宛に、SA「XX」とDA「YY」を含むフレームデータを送信したときの状態を示す図である。Aスイッチ1は、アドレス学習を行い、アドレス情報42に「XX」と受信ポート情報43に「A端末ポート12」と転送量情報49に「X byte」を格納する。フレームデータは、フラッディングによって、A0系同報ポート10とA1系同報ポート11に転送されるが、0系転送網100に障害が起きているため、1系転送網200を経由して、B1系同報ポート21で受信される。
Bスイッチ2は、Aスイッチ1から同報転送されたフレームデータを受信すると、Aスイッチ1と同様にアドレス学習を行うとともに、フレームデータをB端末ポート22に転送する。
次に、B端末5がA端末4宛に、SA「YY」とDA「XX」を含むフレームデータを送信すると、フレームデータは、B0系同報ポート20とB1系同報ポート21に同時に転送されるが、0系転送網100に障害が起きているため、1系転送網200を経由してA1系同報ポート11で受信される。
図19は、Bスイッチ2から送信されたフレームデータを受信したAスイッチ1が、上述したアドレス学習テーブル部41に加えて、アドレス情報42に「YY」と受信ポート情報43に「A1系同報ポート11」と転送量情報49に「X byte」の組を格納した状態を示す図である。DA「XX」に対応する、受信ポート情報43は「A端末ポート12」なので、該フレームデータは、アドレス学習テーブル部41の内容に従い、A端末ポート12に転送される。
最後に、A端末4がB端末5宛に、SA「XX」とDA「YY」を含むフレームデータを送信すると、Aスイッチ1は、アドレス情報42を確認する。その結果、アドレス学習テーブル部41には、SA「XX」に対応する、アドレス「XX」と受信ポート「A端末ポート12」と転送フラグ「0」の組が格納されており、アドレス「XX」は学習済みであることが確認される。DA「YY」に対応する、アドレス「YY」と受信ポート「A1系同報ポート11」と転送量情報「X byte」の組が格納されていることが確認される。
ここで、A1系同報ポート11に転送されたフレームデータの量は、上述したように、「X byte」である。そのため、A端末4から受信したフレームデータは、アドレス学習テーブル部41の内容に従い、アドレス「YY」に対応する受信ポート情報43のA1系同報ポート11だけに転送され、1系転送網200を経由してBスイッチ2に転送される。このとき、同報ポートに転送したフレームデータの量を「X byte」に加算する。0系転送網100にフレームデータが転送されないため、0系転送網100でフラッディングによりCスイッチ3にフレームデータが転送されることがない。
図20は、同報ポートに転送されたフレームデータの量が「Y byte」に達し、転送量情報49の値が「X byte」から「Y byte」に変更された後の状態を示す図である。転送量情報49の値が「Y byte」のとき、A端末4から受信したフレームデータは、A1系同報ポート11だけでなく、A0系同報ポート10にも転送される。すなわち、全ての同報ポートへの転送動作を行う。
図21は、同報ポートに転送されたフレームデータの量が「Y byte」の場合にフレームデータを転送した後、転送量情報49の値が「Y byte」から「X byte」に変更された後の状態を示す図である。転送フラグ情報44の値が「X byte」のときに、A端末4から受信したフレームデータは、A1系同報ポート11だけ転送される。すなわち、転送量情報49の値が「Y byte」から「X byte」に変わると、フレームデータ転送部40は、受信ポート情報43に格納されている同報ポートにフレームデータを転送する転送動作に戻る。
Bスイッチ2においても上述同様の動作をしているため、転送網の障害が復旧した場合、障害から復旧した0系転送網100からのフレームデータを受信し、その後Bスイッチ2がAスイッチ1宛に送信するフレームデータは、0系転送網100と1系転送網200に送信される。
図22は、Bスイッチ2から送信されたフレームデータを受信したときの状態を示す図である。Aスイッチ1は、該フレームデータを受信すると、アドレス学習を行い、上記のアドレス学習テーブル部41の情報に加えて、アドレス情報42に「YY」と受信ポート情報43に「A0系同報ポート10、A1系同報ポート11」と転送量情報49に「X byte」の組を格納する。すなわち、転送網に障害が起きていないときのアドレス学習テーブル部41と同じ状態になる。
このように、フレームデータ転送システム500は、実施の形態1におけるフレームデータ転送システム300と同様の転送動作を可能にしている。 すなわち、転送網に障害が起きているときは、フレームデータの伝送品質の悪化を防止することができ、また転送網が復旧したときは、高信頼なフレームデータの転送を行うことができる。なお、転送網に障害が起きていない場合の動作の説明は省略する。
本発明の実施の形態1にかかるスイッチが適用されるフレームデータ転送システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるフレームデータ転送システムに障害が起きていない場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるフレームデータ転送システムに障害が起きていない場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きていない場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きていない場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかるスイッチが適用されるフレームデータ転送システムの構成を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3にかかるスイッチが適用されるフレームデータ転送システムの構成を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。 フレームデータ転送システムに障害が起きている場合のスイッチのアドレス学習テーブル部の一例を示す図である。
符号の説明
1 Aスイッチ
2 Bスイッチ
3 Cスイッチ
4 Aスイッチに接続されるA端末
5 Bスイッチに接続されるB端末
6 Cスイッチに接続されるC端末
10 Aスイッチが備えるA0系同報ポート
11 Aスイッチが備えるA1系同報ポート
12 Aスイッチが備えるA端末ポート
20 Bスイッチが備えるB0系同報ポート
21 Bスイッチが備えるB1系同報ポート
22 Bスイッチが備えるB端末ポート
30 Cスイッチが備えるC0系同報ポート
31 Cスイッチが備えるC1系同報ポート
32 Cスイッチが備えるC端末ポート
40 受信したフレームの転送先を判断するフレームデータ転送部
41 アドレス学習テーブル部
42 アドレス情報
43 受信ポート情報
44 転送フラグ情報
45 転送フラグ情報を所定の間隔で変更するタイマ部
46 同報学習テーブル部
47 A0系同報ポート情報
48 A1系同報ポート情報
49 転送したフレームデータの量を示す転送量情報
100 0系転送網
200 1系転送網
300 実施の形態1のフレームデータ転送システム
400 実施の形態2のフレームデータ転送システム
500 実施の形態3のフレームデータ転送システム
XX A端末のアドレス
YY B端末のアドレス

Claims (4)

  1. ネットワークを形成する複数の転送網に接続されるスイッチ装置を複数備えたネットワークシステムにおいて、
    前記各スイッチ装置は、
    前記複数の転送網をそれぞれ接続する同報ポートと、
    端末装置を接続する端末ポートと、
    フレームデータの転送先を制御するフレームデータ転送部と、
    フレームデータの送信元を示すアドレスを格納するアドレス情報、フレームデータを受信したポートを示す受信ポート情報、および全ての同報ポートにフレームデータを転送すること、または前記受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送することのいずれか一方を表す転送フラグ情報を対応させて格納するアドレス学習テーブル部と、
    前記転送フラグ情報を所定の間隔で変更するタイマ部と、
    を備え、
    前記タイマ部の動作により前記フレームデータ転送部の動作を制御し、
    全ての前記同報ポート、または前記受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送すること、
    を特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記スイッチ装置は、
    前記ネットワークから送信されたフレームデータを受信した前記同報ポート毎にフレームデータの同報転送を行ったスイッチ装置を表す情報を0系同報ポート情報および1系同報ポート情報として格納する同報学習テーブル部をさらに備え、
    前記転送フラグ情報が前記受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送することを表し、かつ前記同報学習テーブル部に格納された前記0系同報ポート情報の数と前記1系同報ポート情報の数との差があるときは、前記受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送すること、
    を特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記スイッチ装置は、
    前記ネットワークから送信されたフレームデータを受信した前記同報ポート毎にフレームデータの同報転送を行ったスイッチ装置を表す情報を0系同報ポート情報および1系同報ポート情報として格納する同報学習テーブル部をさらに備え、
    前記転送フラグ情報が前記受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送することを表し、かつ前記同報学習テーブル部に格納された前記0系同報ポート情報の数と前記1系同報ポート情報の数との差がないときは、全ての前記同報ポートにフレームデータを転送すること、
    を特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  4. ネットワークを形成する複数の転送網に接続されるスイッチ装置を複数備えたネットワークシステムにおいて、
    前記各スイッチ装置は、
    前記複数の転送網をそれぞれ接続する同報ポートと、
    端末装置を接続する端末ポートと、
    フレームデータの転送先を制御するフレームデータ転送部と、
    フレームデータの送信元を示すアドレスを格納するアドレス情報、フレームデータを受信したポートを示す受信ポート情報、および前記フレームデータ転送部が前記同報ポートに転送したフレームデータの量を格納する転送量情報を対応させて格納するアドレス学習テーブル部と、
    を備え、
    前記転送量情報の状態に応じて前記フレームデータ転送部の動作を制御し、全ての前記同報ポート、または前記受信ポート情報に示される同報ポートにフレームデータを転送すること、
    を特徴とするネットワークシステム。
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