JP5164268B2 - 音声通信機 - Google Patents

音声通信機 Download PDF

Info

Publication number
JP5164268B2
JP5164268B2 JP2008318361A JP2008318361A JP5164268B2 JP 5164268 B2 JP5164268 B2 JP 5164268B2 JP 2008318361 A JP2008318361 A JP 2008318361A JP 2008318361 A JP2008318361 A JP 2008318361A JP 5164268 B2 JP5164268 B2 JP 5164268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secret
name
secret number
unit
communication device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008318361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010141796A (ja
Inventor
照美 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP2008318361A priority Critical patent/JP5164268B2/ja
Publication of JP2010141796A publication Critical patent/JP2010141796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5164268B2 publication Critical patent/JP5164268B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、いわゆる秘話機能を備えた音声通信機の構成に関する。
従来から、例えば船舶に用いられる音声通信機として、DSB送信機が広く知られている。このDSB送信機は、信号によって搬送波の振幅を変化させたAM波をつくるAM送信機の一種である。この種のDSB送信機としては、例えば非特許文献1に開示されるものがある。
提坂秀樹、大庭英雄共著,「テキストブック 無線通信機器」,第11版,株式会社日本理工出版会,2004年6月,p.113−122
ところで、上記のDSB送信機を例えば漁船に搭載した場合、船団を構成する船の間の連絡が他の船団等に傍受されるのを防止するために、いわゆる秘話装置(変調信号処理装置)が使用されることがある。このうち時分割方式の秘話装置は、元の音声信号を複数に時分割するとともに、この分割された信号断片の時間的順序を並べ替えることで、秘話化された音声信号(秘話音声信号)を生成することができる。この並べ替える順番を指定するのが秘話番号であり、送信側と受信側で同じ秘話番号を使用すると、受信側の秘話装置で秘話音声信号を元の音声信号に復元することができる。この秘話番号の指定は、秘話装置に備えられるツマミ(ダイアル)を回すことで行うようになっている。
しかし、従来の秘話装置の構成では、秘話番号を変更する必要が生じた場合に、他の漁船に傍受されないように変更後の秘話番号を相手船に安全に知らせる手段がなく、対応に苦慮することがあった。
また、上記の秘話装置は、ツマミの位置が秘話番号をそのまま指示しているため、外部の者に盗み見られて秘話番号が漏洩するおそれがあり、情報セキュリティの更なる向上の観点から改善の余地が残されていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、秘話番号に基づいて音声信号を秘話化する音声通信機において、秘話番号を変更したい場合に、相手に対し安全に、変更後の秘話番号を実質的に知らせることが可能な構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の音声通信機が提供される。即ち、この音声通信機は、送信部と、秘話音声処理部と、記憶部と、操作部と、制御部と、を備える。前記送信部は、音声信号を無線により他の無線機器へ送信可能である。前記秘話音声処理部は、音声信号を前記送信部で送信する前に、設定された秘話番号に基づいて音声信号を処理することで秘話音声信号を作成する。前記記憶部は、前記秘話番号と、当該秘話番号に対応して付与される名称と、を関連づけて複数組記憶可能である。前記操作部は、前記名称を指定する操作が可能である。前記制御部は、前記操作部の操作によって前記名称が指定されると、前記記憶部を参照することによって当該名称に対応する秘話番号を取得し、得られた秘話番号を前記秘話音声処理部に設定する。
本発明の第2の観点によれば、以下の構成の音声通信機が提供される。即ち、この音声通信機は、受信部と、秘話音声処理部と、記憶部と、操作部と、制御部と、を備える。前記受信部は、他の無線機器から無線により音声信号を受信可能である。前記秘話音声処理部は、他の無線機器から送信されて前記受信部が受信した秘話音声信号を、設定された秘話番号に基づいて処理することで元の音声信号に復元する。前記記憶部は、前記秘話番号と、当該秘話番号に対応して付与される名称と、の組をそれぞれ関連づけて複数記憶可能である。前記操作部は、前記名称を指定する操作が可能である。前記制御部は、前記操作部の操作によって前記名称が指定されると、前記記憶部を参照することによって当該名称に対応する秘話番号を取得し、得られた秘話番号を前記秘話音声処理部に設定する。
以上の構成により、秘話番号そのものを周囲に連絡することなく、ニックネームのみのやり取りで、特定のグループ間での秘話通信に用いる秘話番号を容易に変更することができる。また、音声通信機において秘話番号にニックネームを関連づけていったん記憶させれば、その後は秘話番号を直接設定することなく、ニックネームを指示するだけで、対応する秘話番号を内部的に設定することができる。従って、秘話番号の管理及び入力の手間を軽減できるとともに、秘話番号そのものが外部の目に触れる機会を少なくでき、高度なセキュリティを実現することができる。
前記の音声通信機においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この音声通信機は、各種の情報を表示可能な表示部を備える。そして音声通信機は、前記操作部によって前記名称が指定されるときに、当該名称に対応する秘話番号が表示されないように構成されている。
この構成により、ニックネームを指定するときに秘話番号が外部の目に触れないので、一層高度なセキュリティを実現することができる。
前記の音声通信機においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この音声通信機は、符号化されたデジタルデータを他の無線機器と通信可能なデータ送受信部を備える。前記制御部は、前記データ送受信部が前記名称を受信すると、前記記憶部を参照することによって当該名称に対応する秘話番号を取得し、得られた秘話番号を前記秘話音声処理部に自動設定する。
この構成により、連絡された名称に対応する秘話番号への変更が自動的に行われるので、名称の設定の手間を著しく軽減することができる。
前記の音声通信機においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この音声通信機は、複数の音声通信機が構成するグループのうち自機が所属するグループに関するグループ識別情報を記憶可能に構成される。また、データ送受信部は、同一のグループ識別情報を有する音声通信機の全てに宛ててデジタルデータを一斉に送信するグループ一斉送信機能を有している。前記名称は、前記グループ一斉送信機能を使用して他の音声通信機に送信される。
この構成により、同じグループに属する音声通信機にのみ、ニックネームを合理的に送信することができる。
前記の音声通信機においては、所定の条件が満たされることにより、現在設定されている名称とは異なる名称を選択して他の音声通信機に自動的に送信するように構成されていることが好ましい。
この構成により、秘話番号が自動的に随時変更されることになるため、セキュリティの著しい向上を実現できる。
前記の音声通信機においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この音声通信機は、各種の情報を表示可能な表示部を備える。また、音声通信機は、前記データ送受信部によって他の無線機器とやり取りされたテキストデータから一部のテキストを取り出し、このテキストを、前記秘話番号に付与される名称の候補として前記表示部に表示する。そして、音声通信機は、この候補の中から選択された名称を前記記憶部に記憶可能に構成されている。
この構成により、多様なニックネーム候補を生成することができる。また、例えばテキストメッセージ等として実際にやり取りされたデータからテキストを取り出すので、難解な名称の候補が得られるおそれを少なくでき、使い易いニックネーム候補を得ることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るDSB送受信機1の全体的な構成を示した斜視図である。図2は、DSB送受信機1の機能ブロック図である。図3は、秘話番号名称記憶部32に記憶される内容を概念的に示す図である。
図1に示す本実施形態のDSB送受信機(音声通信機)1は、両側波帯(Double Side Band、DSB)と呼ばれる振幅変調波を用いて、音声及びデジタルデータを送受信することができる。このDSB送受信機1は船舶用とされており、本実施形態では漁船に搭載されている。このDSB送受信機1は、漁船が例えば船団を組んで操業する場合に、仲間船と相互に連絡をとり合うために用いられる。
DSB送受信機1は、図2に示すように、マイク14、スピーカ16、及びアンテナ17を接続可能な送受信機本体10を備えている。送受信機本体10には、無線通信で音声をやり取りするための送信部20及び受信部21と、デジタルデータを符号化してやり取りするためのデータ送受信部35と、が内蔵されている。
図1に示すように、前記マイク14は、送信と受信とを切り替えるための切替スイッチ15を備えている。この切替スイッチ15は、押されることで送信側に切り替わるという意味のPush To Talkの頭文字をとって、PTTスイッチと呼ばれることがある。
切替スイッチ15は、図2に示す送受信切替部23に電気的に接続されている。前記アンテナ17としては適宜のものを用いることができ、例えば公知のホイップアンテナとすることができる。
図1に示すように、当該送受信機本体10の正面側には平面状のパネルが備えられている。そして、このパネルには表示部11と操作部12とが配置されている。
前記表示部11は例えば液晶ディスプレイとして構成されており、DSB送受信機1の稼動状況等に関する情報を確認のために表示できるようになっている。この情報としては様々であるが、例えば、現時点で通信に使用しているチャンネル番号、電波の受信レベル、現在時刻等である。また、表示部11は送受信機本体10に関する各種設定項目や各種操作項目等を階層式メニューで表示可能に構成されており、後述の回転ダイアル12b等によって当該メニューに関する操作を行うことができる。
操作部12は、操作ボタンとしての複数のプッシュボタン12aと、操作ダイアルとしての回転ダイアル12bと、を備えている。ユーザは、所望の位置のプッシュボタン12aを操作することによって、受信部21の感度の切替え、チャンネルのスキャン受信、及び緊急信号の送信等の各種の指示をDSB送受信機1に与えることができる。また、ユーザは、前記回転ダイアル12bを回転させることで、通信周波数(チャンネル番号)の変更や、数値の調整、メニュー項目の移動等を行うことができる。また、回転ダイアル12bは押込操作を行うことも可能に構成されており、これにより、メニュー項目や数値の決定等を指示することができる。
送信部20は、マイク14から入力される音声信号に基づいて高周波信号を変調させ、増幅してアンテナ17に出力することにより、所定のチャンネル(周波数)で音声信号を送り出すことができる。受信部21は、アンテナ17から入力される信号に対して、増幅、復調等の処理を行い、所定のチャンネル(周波数)で送信された音声信号を取り出してスピーカ16に出力することができる。以上により、いわゆるA3E形式の電波による音声信号のやり取りが実現されている。
データ送受信部35は、テキスト、画像等を符号化して得られたデジタルデータに基づく符号パルスで搬送波を変調させ、増幅してアンテナ17に出力することにより、データパケットを送信することができる。また、データ送受信部35は、アンテナ17から入力される信号に対して適宜の処理を行うことにより、デジタルデータを取得することができる。以上により、いわゆるA2D形式の電波によるデジタルデータのやり取りが実現されている。このデータ通信により、例えば位置、水温、水深、潮流等のデータを仲間船の間でやり取りし、周囲海域の状況を把握するのに有用な情報を得ることができる。
データ送受信部35には、漁船を一意に識別することが可能な船識別情報と、船団を一意に識別することが可能なグループ識別情報と、が登録されている。そしてデータ送受信部35は、指定した船にのみ送信するユニキャスト通信と、同じ船団に所属する船にのみ一斉に送信するマルチキャスト通信と、周囲の全ての船に一斉に送信するブロードキャスト通信と、の3つの通信方式でデータをやり取りすることができる。データ送受信部35は、目的と状況に応じて上記の3つの通信方式を使い分けながら、他の無線機器(DSB送受信機1)と通信する。ユニキャスト通信においては宛先として前記船識別情報が用いられ、マルチキャスト通信には宛先として前記グループ識別情報が用いられる。
図2に示すように、DSB送受信機1は、時分割方式による秘話処理を行うための秘話音声処理部(変調信号処理部)31を備えている。この秘話音声処理部31は、元の音声信号を複数(本実施形態では8つ)に時分割し、この分割された信号断片の時間的順序を適宜の並び順に従って並べ替えることで、秘話化された音声信号を生成することができる。
前記秘話音声処理部31は、図示しない並び順記憶部(例えば、読出専用のメモリ)を備えている。この並び順記憶部には、前記信号断片を並べ替える並び順と、それを指定する秘話番号(変調番号、並び順指定番号)との組が、多数記憶されている。本実施形態では、10000通りの並び順が、当該並び順に対応して付された数字4桁の秘話番号(0000〜9999)とともに、並び順記憶部に記憶される。ユーザは、この秘話番号を秘話音声処理部31に設定することで、秘話化するときに信号断片を並べ替える順番を、並び順記憶部に予め記憶されている範囲内で指定することができる。
このように秘話化された音声信号(秘話音声信号)が無線送信された場合、受信側としては、その信号から単純に音声信号を取り出しただけではその通話内容等を理解することはできない。しかしながら、受信した秘話音声信号は、前記秘話音声処理部31によって複数に時分割し、その信号断片を(秘話化の際に並べ替えられたのを元に戻すように)並べ替えることで、元の音声信号を復元することができる。
前記並び順記憶部の記憶内容は、同一の仕様である限り、何れのDSB送受信機1においても同一とされている。従って、特定のグループに属する2台以上のDSB送受信機1において、秘話音声処理部31に同一の秘話番号を指定することによって、当該グループ内限りの秘密の通話を実現することができる。
制御部19は、演算部及び処理部としてのCPUと、記憶部としてのRAM及びROMと、を備えている。前記ROM等には、制御部19が各部を制御するための手順が記述された制御プログラムが記憶されている。制御部19は、上記のハードウェアとソフトウェアとの協働により、送信部20、受信部21、秘話音声処理部31及び表示部11等の制御を行うように構成されている。
そして、本実施形態のDSB送受信機1は、前述した10000通りの秘話番号からユーザが予め選択した秘話番号を記憶できるとともに、当該秘話番号に適宜の名称を付与して管理できるように構成されている。具体的には図2に示すように、DSB送受信機1は、書込可能なメモリ等からなる秘話番号名称記憶部32を備えている。そして、当該秘話番号名称記憶部32には、秘話番号と、それに付与される名称と、の対応関係を複数組記憶しておくことが可能に構成されている。
図3には、秘話番号名称記憶部32の記憶内容が概念的に示されている。この図3に示すように、秘話番号名称記憶部32には、特定の秘話番号と、それを指し示すニックネーム(名称)が、関連づけられてテーブル形式で記憶されている。図3の例では、「1924」という秘話番号には「川」というニックネームが付けられ、「8816」という秘話番号には「海」というニックネームが付けられている。
本実施形態のDSB送受信機1では、上記のような秘話番号とニックネームの対応関係を例えば数十組程度(本実施形態では、20組)記憶することができる。なお、図3に示すように、秘話番号とニックネームの組には、データの管理のために付与される2桁の通し番号(管理番号)がそれぞれ付与されている。
そして、ユーザは操作部12を適宜操作することで、秘話番号名称記憶部32に記憶されている内容の修正(具体的にいえば、秘話番号の登録と、それに対応するニックネームの登録、変更、削除)を行うことができる。この操作は、いわゆるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示部11に表示させ、現在登録されている秘話番号及びニックネーム等を確認しながら行うことができるようになっている。以下、頻繁に使用することが想定される1件の秘話番号を、DSB送受信機1にニックネーム付きで新規登録する場合を例に説明する。
秘話番号を登録したい場合、ユーザは操作部12を適宜操作することで表示部11にシステム設定画面を表示させ、図略のメニュー一覧から「秘話番号リスト編集」メニューを選択する。すると、制御部19は前記秘話番号名称記憶部32の記憶内容を参照した上で、図4に示すように、管理番号が01番から20番までの20行の秘話番号リストが配置されたウインドウ(秘話番号リストウインドウ101)を表示部11に表示する。
上記秘話番号リストの1行目には、ユーザの選択位置を示すカーソル102が表示されている。ユーザは、前記回転ダイアル12bを回転させることで、カーソル102を上下方向に移動させ、秘話番号リストの所望の行を選択することができる。なお、図4の秘話番号リストウインドウ101には7行分のリストしか表示されていないが、カーソル102を最下行から更に下へ移動させるように操作することで、リストをスクロールさせて残りの行を表示させることができる。
この秘話番号リストでは、秘話番号が登録されている行においては当該秘話番号が表示される一方、秘話番号が登録されていない場合には、未登録を表すハイフンが表示されるようになっている。ユーザは、まず回転ダイアル12bを回転させ、秘話番号が登録されていない行(図4では、管理番号が06番の行)までカーソル102を移動させる。次に、回転ダイアル12bを押し込むように操作した上で、図5のように表示されるサブメニュー103から「秘話番号登録/編集」を回転ダイアル12bにより選択する。すると、秘話番号の4桁の数値を指定するためのウインドウ(秘話番号設定ウインドウ104)が現れる。
秘話番号設定ウインドウ104において、ユーザは、回転ダイアル12bの回転操作及び押込操作により、4桁のそれぞれについて数値を指定する。図5では、秘話番号「6262」が指定された例が示されている。
秘話番号の指定が完了すると、制御部19は秘話番号名称記憶部32の記憶内容(図3)において、管理番号が06番のレコードにおける秘話番号フィールドに、指定された秘話番号「6262」を書き込む。この記憶内容の更新に伴って、秘話番号リストウインドウ101の表示も更新される。
次にユーザは、図6に示すように、管理番号が06番の行にカーソル102が移動している状態で回転ダイアル12bを押し込むように操作し、改めて表示されるサブメニュー103から「ニックネーム登録/編集」を選択する。すると、ニックネーム選択のためのウインドウ(ニックネーム指定ウインドウ105)が表示される。
このニックネーム指定ウインドウ105には、予めDSB送受信機1に設定されている数十個程度のニックネーム候補が一覧形式で表示されている。本実施形態では、川、海、山、空、森、風、雲、林、・・・というように、漢字1文字の簡単な単語が適宜ピックアップされ、ニックネーム候補として採用されている。これらのニックネーム候補の選定にあたっては、仲間船同士で秘話番号のニックネームを音声によってやり取りする可能性を考慮し、容易に明りょうに発音できることが条件の1つになっている。
ユーザは、前記回転ダイアル12bを操作してカーソル106を移動させ、候補一覧の中から1つを選択することで、先ほど指定した秘話番号「6262」に対応するニックネームを指定することができる。図6では、ニックネームとして「林」が指定された例が示されている。
ニックネームの指定が完了すると、制御部19は秘話番号名称記憶部32の記憶内容(図3)のうち、管理番号が06番のレコードにおけるニックネームフィールドに、指定されたニックネーム「林」を書き込む。この記憶内容の更新に伴って、秘話番号リストウインドウ101の表示も図7のように更新される。
ユーザは、表示が更新された秘話番号リストウインドウ101を見て、秘話番号及びニックネームが指定どおり登録されていることを確認した後、適宜の操作によって「秘話番号リスト編集」の機能を終了する。以上により、新しい秘話番号とニックネームを秘話番号名称記憶部32に記憶させることができる。なお、上記の新規登録操作を繰り返すことにより、複数の秘話番号とニックネームの対応関係を秘話番号名称記憶部32に記憶させることができるのは勿論である。
そして、上記のように登録された秘話番号は、秘話通信を開始したいときに、簡単に読み出して秘話音声処理部31に設定することができる。具体的には、ユーザは、操作部12を適宜操作することによって図略の「無線機設定」メニューを表示部11に表示させ、そのメニュー項目の中から「秘話」メニューを選択する。すると、制御部19は秘話番号名称記憶部32の内容を参照して、登録されたニックネームのリストを作成し、図8に示すように適宜のウインドウ(ニックネーム選択ウインドウ111)に表示させる。
このとき、表示部11(ニックネーム選択ウインドウ111)にはニックネームが表示されるだけであり、それに対応する秘話番号は表示されない。これによって、秘話番号が不用意に外部の目に触れることを防止でき、高いセキュリティを実現できる。
ニックネーム選択ウインドウ111が表示された状態で、ユーザは回転ダイアル12bを回転操作し、カーソル112を希望するニックネームに移動させる。そして回転ダイアル12bを押し込むと、制御部19は、秘話番号名称記憶部32を参照することで、指定されたニックネームに対応する秘話番号を取得する。そして、得られた秘話番号を秘話音声処理部31に設定した上で当該秘話音声処理部31を動作させ、秘話通信に移行させる。
次に、本実施形態のDSB送受信機1における秘話番号のニックネームの活用例を説明する。即ち、船団を構成する各漁船の船員らは、出港前に集まって、秘話番号とニックネームの対応関係を複数組定めて秘密に申し合わせておき、それぞれの船舶のDSB送受信機1に正確に入力しておく。
なお、初めにニックネームと秘話番号を登録する際、1台のDSB送受信機1にニックネームと秘話番号のリストを全て入力した上で、当該リストをDSB送受信機1からマルチキャスト通信で送信することによって残りのDSB送受信機1に自動で登録させることもできる。この場合、登録の手間を軽減することができる。なお、マルチキャスト通信で送信する代わりに、自船と同一の船団に所属する漁船(仲間船)のDSB送受信機1に係る船識別情報のリストを予め登録しておき、この船識別情報のリストに基づいて1台ずつユニキャスト通信で送信しても良い。この場合は、ユニキャスト通信の宛先として指定されていないDSB送受信機1はデータを受信できないので、ニックネームと秘話番号のリストデータが漏洩する可能性を減らすことができる。
そして、船団が操業を開始して間もなく、秘話通信が必要な状況が生じたとする。すると、漁労長は、「これから『林』で通信するぞ」というように、申し合せの中から選んだ適当なニックネームを仲間船にDSB送受信機1を用いて連絡するとともに、自船のDSB送受信機1に当該ニックネーム「林」を設定して秘話通信を開始する。また、上記連絡を受信した仲間船においても、それぞれがDSB送受信機1を操作し、指定されたニックネーム「林」を設定して秘話通信を開始する。
これにより、船団間では、ニックネーム「林」に対応した秘話番号で秘話通信を行うことができる。なお、船団外の漁船は、上記の漁労長の連絡を傍受したとしても、「林」というニックネームにどの秘話番号が対応するかが判らないので、その後の秘話通信の内容を傍受することができない。
また、上記のように「林」で秘話通信を行っているときに、第三者の傍受の疑いがある等の事情により、秘話番号を変える必要が生じたとする。この場合、漁労長は、例えば「これから『空』に変えるぞ」と、仲間船にDSB送受信機1を用いて連絡する。そして、漁労長の船、及び上記連絡を受信した仲間船は、今度はニックネーム「空」をDSB送受信機1にセットして再び秘話通信を開始する。船団外の漁船は、ニックネーム「林」に対応する秘話番号を何らかの方法で解読でき、秘話通信を傍受できていたとしても、変更後のニックネーム「空」に対応する秘話番号が判らないので、その後の秘話通信の内容を傍受することができない。
このように、秘話番号そのものを漁船間で連絡することなく、ニックネームを連絡するだけで、仲間船間の秘話通信に用いる秘話番号を適宜変更することができる。従って、秘話による通話内容を強力に保護することができ、高いセキュリティを実現することができる。
なお、音声でニックネームをやり取りする構成に加えて、ニックネームを表すテキストデータを、データ送受信部35によりデータパケットの形でやり取りするように変更することもできる。この場合、前記制御部19は、データ送受信部35がニックネームを受信したことを検知すると、前述のニックネームの手動変更時と同様に、当該ニックネームに対応する秘話番号を秘話番号名称記憶部32によって取得し、秘話音声処理部31に設定する。
これにより、秘話番号の変更の手間を一層低減することができる。そして、上記デジタル通信によるニックネームのやり取りは、前述のマルチキャスト通信(グループ一斉送信)を用いて行うことが好ましい。これにより、同じ船団に属する漁船にのみニックネームを合理的に送信することができる。
なお、マルチキャスト通信の場合は、船団外の漁船であっても例えば前記グループ識別情報が偶然に一致している場合は、グループ一斉送信される上記ニックネームのテキストデータを受信できることになる。しかしながら、船団外の漁船は当該ニックネームに対応する秘話番号が判らないため、その後の秘話通信の内容を確実に保護することができる。ただし、マルチキャスト通信に限定されず、例えば仲間船のDSB送受信機1に係る船識別情報のリストを予め登録しておき、このリストに従ってユニキャスト通信を各船と順次行うことによりニックネームを送信しても良い。
また、ある船(例えば、漁労長の漁船)のDSB送受信機1において、所定の秘話番号変更条件が満たされると、現在のニックネームとは異なるニックネームを選択し、新しいニックネームを自動的に送信するように構成しても良い。前記秘話番号変更条件としては、生成された乱数値が所定の条件を満たした場合、所定の時間が経過した場合等、様々な条件とすることが考えられる。新しいニックネームは、例えばフィボナッチ数列等を用いて作成した所定の規則に基づいて、又は乱数値に基づいて選択することができる。
以上の構成とすれば、秘話番号が自動的に随時変更されることになるため、セキュリティの向上は顕著である。また、前述の条件判断やニックネームの選択に乱数を使用する場合、そのシード値として、船舶に個別に付与される船舶識別番号、又はいわゆる識別番号自動送出装置(ATIS)のATIS番号を用いると、乱数の予測可能性を低減でき、セキュリティ上一層良好である。
また、上記の構成では、前述のニックネーム指定ウインドウ105(図6)で選択されるニックネーム候補は予めDSB送受信機1に設定されたものであって、変更することはできない。しかしながらこれに代えて、データ送受信部35を介してやり取りされる種々のテキストデータから適当なテキスト(文字又は文字列)を自動的に取り出してニックネーム候補とし、この中からニックネームを指定可能に構成することもできる。このニックネーム候補を生成するためのテキストデータとしては、例えば海岸局から船舶局に送信されるテキストデータを利用することが考えられる。以上の構成によれば、多種多様なニックネーム候補を生成できることが期待される。この構成においては、ニックネーム候補が追加又は変更された場合は、そのニックネーム候補についても仲間船に例えばマルチキャスト通信によって送信することが好ましい。
以上に示したように、本実施形態のDSB送受信機1は、送信部20と、受信部21と、秘話音声処理部31と、秘話番号名称記憶部32と、操作部12と、制御部19と、を備える。送信部20は、音声信号を無線により他の無線機器へ送信することができ、受信部21は、他の無線機器から無線により音声信号を受信することができる。秘話音声処理部31は、音声信号を送信部20で送信する前に、設定された秘話番号に基づいて音声信号を処理することで秘話音声信号を作成する。また、秘話音声処理部31は、受信部21が受信した秘話音声信号を、設定された秘話番号に基づいて処理することで元の音声信号に復元する。秘話番号名称記憶部32は、秘話番号と、当該秘話番号に対応して付与されるニックネームと、を関連づけて複数組記憶可能である。操作部12は、ニックネームを指定する操作が可能である。制御部19は、操作部12の操作によってニックネームが指定されると、秘話番号名称記憶部32を参照することによって当該ニックネームに対応する秘話番号を取得し、得られた秘話番号を秘話音声処理部31に設定する。
これにより、秘話番号そのものを仲間船の間で連絡することなく、ニックネームのみのやり取りで、仲間船間の秘話通信に用いる秘話番号を容易に変更することができる。また、DSB送受信機1において秘話番号にニックネームを関連づけていったん記憶させれば、その後は秘話番号を直接設定することなく、ニックネームを指示するだけで対応する秘話番号を内部的に設定することができる。従って、秘話番号の管理及び入力の手間を軽減できるとともに、秘話番号そのものが外部の目に触れる機会を少なくでき、高度なセキュリティを実現することができる。
また、本実施形態のDSB送受信機1は、各種の情報を表示可能な表示部11を備える。そして、表示部11は、操作部12によってニックネームが指定されるときに、図8に示すように、当該ニックネームに対応する秘話番号が表示されないように構成されている。
これにより、ニックネームを指定するときに秘話番号が外部の目に触れないので、一層高度なセキュリティを実現することができる。
また、本実施形態においては、データ送受信部35がデータ通信によりニックネームを受信するように構成することもできる。この場合、制御部19は、秘話番号名称記憶部32を参照することによって当該ニックネームに対応する秘話番号を取得し、得られた秘話番号を秘話音声処理部31に自動設定する。
これにより、ニックネームを手動で設定する必要がなくなるので、秘話番号の変更の手間を更に著しく低減することができる。
また、上記のようにデータ送受信部35のニックネーム受信によって秘話音声処理部31を自動設定する構成の場合、以下のように構成することもできる。即ち、ニックネーム送信側のDSB送受信機1が備えるデータ送受信部35は、同一のグループ識別情報を有するDSB音声通信機の全てに宛ててデジタルデータを一斉に送信するマルチキャスト通信を使用して、前記ニックネームを送信する。
これにより、同じ船団に属する仲間船にのみニックネームを合理的に送信することができる。
また、上記のようにデジタル通信でニックネームをやり取りする構成では、所定の条件が満たされることにより、現在設定されているニックネームとは異なるニックネームを選択して他のDSB送受信機1に自動的に送信するように構成することができる。
これにより、秘話番号が自動的に随時変更されることになるため、セキュリティの著しい向上を実現できる。
また、上記のようにデジタル通信でニックネームをやり取りする場合、以下のように構成することもできる。即ち、DSB送受信機1は、データ送受信部35によって他の無線機器とやり取りされたテキストデータから一部のテキストを取り出し、このテキストを、秘話番号に付与されるニックネームの候補として表示部11に表示する。そして、DSB送受信機1は、このニックネームの候補の中から選択されたニックネームを秘話番号名称記憶部32に記憶する。
これにより、多様なニックネーム候補を生成することができる。また、例えば船舶間のやり取り等に用いるテキストデータからテキストを取り出すので、極めて難解な漢字等がニックネーム候補として取り出される確率が低くなり、使い易いニックネーム候補を得ることができる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態において、秘話番号は数字4桁の番号とされているが、この形式に限定されない。例えば、2桁、3桁又は5桁以上の数字を用いたり、16進数やアルファベットを用いたりしても良い。
ニックネーム(名称)は、日本語による漢字1文字の単語に限定されない。例えば2文字以上の漢字を用いたり、カタカナや英単語、英数字、記号を用いたりしてニックネームを生成しても良い。
上記の実施形態のDSB送受信機1から送信部20又は受信部21を省略し、DSB受信機及びDSB送信機として構成することもできる。
操作部12は、プッシュボタン12aや回転ダイアル12bを有するものに限定されない。例えば、表示部11と一体化したタッチパネル式の操作部として構成することもできる。
上記実施形態の構成は、DSBを用いた音声通信機に限定されず、例えば単側波帯(Single Side Band、SSB)を用いる構成等、各種の音声通信機に適用することができる。
本発明の一実施形態に係るDSB送受信機の全体的な構成を示した斜視図。 DSB送受信機の機能ブロック図。 秘話番号名称記憶部に記憶される内容を概念的に示す図。 秘話番号及びニックネームについてのリストを編集する様子を示す図。 新しく秘話番号を登録する様子を示す図。 新しく登録された秘話番号について、ニックネームを登録する様子を示す図。 秘話番号とニックネームの登録が完了した状態を示す図。 秘話番号の変更のためにニックネームを指定する様子を示す図。
符号の説明
1 DSB送受信機(音声通信機、音声受信機、音声送信機)
11 表示部
12 操作部
19 制御部
20 送信部
21 受信部
31 秘話音声処理部
32 秘話番号名称記憶部
35 データ送受信部

Claims (7)

  1. 音声信号を無線により他の無線機器へ送信可能な送信部と、
    音声信号を前記送信部で送信する前に、設定された秘話番号に基づいて音声信号を処理することで秘話音声信号を作成する秘話音声処理部と、
    前記秘話番号と、当該秘話番号に対応して付与される名称と、を関連づけて複数組記憶可能な記憶部と、
    前記名称を指定する操作が可能な操作部と、
    前記操作部の操作によって前記名称が指定されると、前記記憶部を参照することによって当該名称に対応する秘話番号を取得し、得られた秘話番号を前記秘話音声処理部に設定する制御部と、
    を備えることを特徴とする音声通信機。
  2. 他の無線機器から無線により音声信号を受信可能な受信部と、
    他の無線機器から送信されて前記受信部が受信した秘話音声信号を、設定された秘話番号に基づいて処理することで元の音声信号に復元する秘話音声処理部と、
    前記秘話番号と、当該秘話番号に対応して付与される名称と、の組をそれぞれ関連づけて複数記憶可能な記憶部と、
    前記名称を指定する操作が可能な操作部と、
    前記操作部の操作によって前記名称が指定されると、前記記憶部を参照することによって当該名称に対応する秘話番号を取得し、得られた秘話番号を前記秘話音声処理部に設定する制御部と、
    を備えることを特徴とする音声通信機。
  3. 請求項1又は2に記載の音声通信機であって、
    各種の情報を表示可能な表示部を備えるとともに、
    前記操作部によって前記名称が指定されるときに、当該名称に対応する秘話番号が表示されないように構成されていることを特徴とする音声通信機。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の音声通信機であって、
    符号化されたデジタルデータを他の無線機器と通信可能なデータ送受信部を備え、
    前記制御部は、前記データ送受信部が前記名称を受信すると、前記記憶部を参照することによって当該名称に対応する秘話番号を取得し、得られた秘話番号を前記秘話音声処理部に自動設定することを特徴とする音声通信機。
  5. 請求項4に記載の音声通信機であって、
    複数の音声通信機が構成するグループのうち自機が所属するグループに関するグループ識別情報を記憶可能に構成されるとともに、
    同一のグループ識別情報を有する音声通信機の全てに宛ててデジタルデータを一斉に送信するグループ一斉送信機能を有しており、
    前記名称は、前記グループ一斉送信機能を使用して他の音声通信機に送信されることを特徴とする音声通信機。
  6. 請求項4又は5に記載の音声通信機であって、
    所定の条件が満たされることにより、現在設定されている名称とは異なる名称を選択して他の音声通信機に自動的に送信するように構成されていることを特徴とする音声通信機。
  7. 請求項4から6までの何れか一項に記載の音声通信機であって、
    各種の情報を表示可能な表示部を備えるとともに、
    前記データ送受信部によって他の無線機器とやり取りされたテキストデータから一部のテキストを取り出し、このテキストを、前記秘話番号に付与される名称の候補として前記表示部に表示し、この候補の中から選択された名称を前記記憶部に記憶可能に構成されていることを特徴とする音声通信機。
JP2008318361A 2008-12-15 2008-12-15 音声通信機 Active JP5164268B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008318361A JP5164268B2 (ja) 2008-12-15 2008-12-15 音声通信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008318361A JP5164268B2 (ja) 2008-12-15 2008-12-15 音声通信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010141796A JP2010141796A (ja) 2010-06-24
JP5164268B2 true JP5164268B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=42351485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008318361A Active JP5164268B2 (ja) 2008-12-15 2008-12-15 音声通信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5164268B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013200836A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Toshiba Denpa Products Kk 操作支援方法及び操作支援プログラム
KR102420977B1 (ko) * 2021-12-22 2022-07-15 한화시스템 주식회사 무전기, 비화 장비 및 인터컴 연동을 위한 비화 처리 장비 및 이를 활용한 연동 시스템 및 방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0535632Y2 (ja) * 1987-09-18 1993-09-09
JP3177375B2 (ja) * 1994-03-25 2001-06-18 シャープ株式会社 特定小電力トランシーバ
JP2001060884A (ja) * 2000-01-01 2001-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd メッセージ信号受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010141796A (ja) 2010-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1168861B1 (en) Portable radio communication apparatus with automatic answering
EP0441385B1 (en) Pager terminal apparatus and radio pager system employing the same
CN101567939B (zh) 避难路径取得系统及方法、便携终端装置、避难指示装置
ES2220758T3 (es) Mensajeria anonima por medio de telefonos moviles.
US20100253547A1 (en) Geographically Selective Messaging System and Process
CN110221789B (zh) 一种打印方法、装置、用户终端及计算机可读存储介质
JP5164268B2 (ja) 音声通信機
Rothman Random paths to frequency hopping
JP4848264B2 (ja) 船舶無線装置
JP2000517517A (ja) 双方向電気通信システムの移動式ユニット上における状態情報の表示
WO2020124485A1 (zh) 数据传输方法及装置
CN207704582U (zh) 一种无线智能门铃系统
Proesch Technical Handbook for Radio Monitoring HF Volume II: Edition 2019
JPS586338B2 (ja) キミツツウシンホウシキ
US4219891A (en) Countermeasures system
GB1572477A (en) Information transmitting system
CA2284289A1 (en) Portable terminal, character selectively inputting device, and character selectively inputting method
KR100535151B1 (ko) 단축키를 이용한 이동통신 단말기의 메시지 전송방법
US1942884A (en) Method of and means for radiosignaling
KR102638215B1 (ko) 비화통신방법
KR101091476B1 (ko) 메시지 표시방법
JPS60242732A (ja) 無線通信に於ける自動id伝送方式
KR101021006B1 (ko) 근거리 네트워크시스템을 이용한 단말기의 비상 단축키 전송방법
JP7395904B2 (ja) 無線通信機及び無線通信機のバンドスコープ表示方法
KR100964667B1 (ko) 동보전송 메시지 입력방법 및 이러한 방법을 이용한 휴대폰

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5164268

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250