JP5160686B2 - 真空チャンバにおける装填された袋の位置合わせ方法 - Google Patents

真空チャンバにおける装填された袋の位置合わせ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5160686B2
JP5160686B2 JP2011511624A JP2011511624A JP5160686B2 JP 5160686 B2 JP5160686 B2 JP 5160686B2 JP 2011511624 A JP2011511624 A JP 2011511624A JP 2011511624 A JP2011511624 A JP 2011511624A JP 5160686 B2 JP5160686 B2 JP 5160686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
loaded
conveyor
vacuum chamber
vacuum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011511624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011521858A5 (ja
JP2011521858A (ja
Inventor
イオツコ,ジエフリー・アール
マクドナルド,グレツグ・イー
ペインター,マツクス・シー
ワークマン,ウエイン・テイー
Original Assignee
クライオバック・インコーポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クライオバック・インコーポレイテツド filed Critical クライオバック・インコーポレイテツド
Publication of JP2011521858A publication Critical patent/JP2011521858A/ja
Publication of JP2011521858A5 publication Critical patent/JP2011521858A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5160686B2 publication Critical patent/JP5160686B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/04Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness specially adapted for measuring length or width of objects while moving
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B31/00Packaging articles or materials under special atmospheric or gaseous conditions; Adding propellants to aerosol containers
    • B65B31/02Filling, closing, or filling and closing, containers or wrappers in chambers maintained under vacuum or superatmospheric pressure or containing a special atmosphere, e.g. of inert gas
    • B65B31/024Filling, closing, or filling and closing, containers or wrappers in chambers maintained under vacuum or superatmospheric pressure or containing a special atmosphere, e.g. of inert gas specially adapted for wrappers or bags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B57/00Automatic control, checking, warning, or safety devices

Description

本発明は、装填された袋を真空チャンバ内に位置合わせするための方法に関する。
ヒートシール可能なプラスチック袋における真空包装は、肉およびチーズ等の食品をパッケージする従来的な方法である。真空包装は、典型的には、袋の口を有するヒートシール可能プラスチック袋に食料品を置くことと、次に袋の口を介して袋から空気を抜くことと、包含される食料品の近くで袋を潰すことを含む。袋は次に、空気抜きされた状態でヒートシールされ、よって食料品は概して空気のない環境に入れられた状態になる。袋は熱収縮性の袋である場合が多く、よってヒートシールステップの後は食料品の周囲での袋の収縮を誘導するために熱水または熱風収縮トンネルへと前進させられる。
知られているタイプの真空包装機は、シールされていない装填された袋を受け入れるように配置されかつ装填された袋に真空シール作業を実行するように動作可能な真空チャンバを含む。典型的には、装填された袋は、熱収縮性フィルムにより製造される袋内に配列された肉の切り身等の製品を入れている。装填された袋を真空チャンバへ供給して真空チャンバを閉止した後、真空シール作業は、典型的には真空引きと、真空引きされた袋の口をシールすることと、チャンバ内へ空気を再び導入することを含む。次にチャンバは開けられ、真空チャンバから袋が取り出される。アプリケーションによっては、パッケージは、製品の周りでパッケージを収縮させるために熱収縮ユニットへ運搬されてもよい。
ロータリ真空包装機は知られており、これは、一連の真空チャンバとチェーン駆動式の製品プラテンとを含む。マシンの動作において、プラテンは装填位置から真空引き/シール/通気ステージを経て取り出し位置へと移動し、最終的に装填位置へ戻る。典型例は、株式会社古川製作所により開発されかつ米国特許第3,958,391号明細書(クジュウブ)、第4,580,393号明細書(フルカワ)および第4,640,081号明細書(カワグチ、外)に開示されている包装機および包装機システムである。これらの特許は全て、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
米国特許第7,296,390号明細書(コウケ、外)の特許は参照により本明細書にその全体が組み込まれるが、各々が少なくとも1つのシールされていない装填された袋を受け入れるように配置されかつ独立した真空シール作業を実行するように動作可能である複数の真空チャンバを含む真空包装機を開示していて、各真空チャンバは、チャンバを介する個々の装填された袋の移動方向によって画定される長手方向を有し、各チャンバは内部に、長手方向を横切って延びるヒートシールアッセンブリを有する。送込みコンベアは、シールされていない装填された袋を真空チャンバへ供給するために設けられ、よって、シールされていない装填された袋の後(上流側)の端は、ヒートシールアッセンブリまたはその一部の上に延びる。各真空チャンバは個々のベッドおよび独立して移動可能なフードを有し、これらのベッドは同期して垂直動作が可能である。真空包装機は、適切な袋詰め機またはラッピング機と組み合わせて使用されることが可能である。
上記米国特許第7,296,390号明細書に開示されているシステムは、ニュージーランドにおいて、袋詰めされた肉製品をパッケージするためのTASVAC(TM)真空包装システムとして商品化されている。開示されているシステムでは、ヒートシールして袋の口を閉じた後に約2インチ(50.8ミリメートル)以下の袋尾部(袋詰め製品の後縁とヒートシールとの間に位置決めされるシールされた袋の部分)が袋上に残るように、各袋詰め製品の後(即ち、上流側)縁を配置することが有益である。これより長い、例えば2インチ(50.8ミリメートル)より長い袋尾部は、過剰な量の熱可塑性材料を使用して袋を製造することに繋がり、また美観もより短い袋尾部を有する袋より劣る。袋尾部としては、1インチ(25.4ミリメートル)など、約1.5インチ(約37.6ミリメートル)未満が袋上に残されることが有益である。また、形が不規則な肉の切り身、具体的には高い垂直形状を有するものを収容するに足る袋尾部を有することも重要である。言い換えれば、ヒートアッセンブリの位置に対して各製品の後縁を位置合わせするための許容誤差は、1インチ(25.4ミリメートル)など、最大プラスマイナス1.5インチ(約37.6ミリメートル)であることが有益である。
従って、TASVAC(TM)システムの場合、例えば食肉加工場において送込みコンベア上で列に並べられて前進されている一連の袋詰めされた肉製品をパッケージする際には、下流側の真空チャンバに対するこれらの位置を、装填された袋が真空チャンバへかつ真空チャンバの内側へ前進するにつれて各袋がヒートシールアッセンブリと正しく位置合わせされ得るように決定することが望ましい。
一般的な送込みコンベア上の真空チャンバの上流側に位置合わせされる容量センサは、袋詰め製品が所定の真空チャンバ内へ前進する前にシールされていない袋内に位置合わせされる製品の後縁の位置を決定することにおいては信頼性がないことがテストされかつ証明されている。というのも、部分的には、容量センサがパッケージされつつある肉製品内の湿度の検出に依存することにあるからである。様々な肉の切り身が熱可塑性の袋内にパッケージされている典型的な食肉加工場では、一般に肉のコンベア上に水または血液の形で湿気が存在する。従って、容量センサの使用は肉製品の存在の「誤検出」示度を与えることがあり、よって下流側真空チャンバのヒートシールアッセンブリに対する各袋詰め製品の適正な前進および位置合わせは困難であって信頼性がない。さらに、容量センサが有するセンサ高度の最大範囲は、典型的には約40ミリメートルである。
米国特許第3,958,391号明細書 米国特許第4,580,393号明細書 米国特許第4,640,081号明細書 米国特許第7,296,390号明細書 米国特許第6,877,543号明細書
上述の装置およびプロセスに使用される製品センサは、製品が送込みコンベアに沿って前進するにつれて、または送込みコンベア上に位置合わせされるにつれて製品を識別すること、即ち製品の後縁を識別することができるものであるべきである。センサは、識別を薄切りの子牛肉から厚切りの新鮮な赤身肉またはチーズの塊にまで及ぶ範囲の製品に対して行うことができるものであるべきであり、かつ識別を透明な印刷されかつ着色された袋を通して行うことができるものであるべきである。これらの切り身の多くは、形状および輪郭が奇妙なものになる。センサは、食肉およびチーズ包装場における過酷な生産環境に耐えることができるものでもあるべきである。製品検出システムの全体コストも、同時に考慮されなければならない。
本発明は、真空チャンバ内にシールされていない装填された袋を位置合わせするための方法を提供する。本発明は、装填された袋が真空チャンバ内にある間に、内部に不規則形状の肉製品等の製品を有するポリマー袋の上流側の端を一貫して適切な長さの袋尾部を設けるようにしてシールすることを可能にする。
第1の態様において、装填された袋を真空チャンバ内に位置合わせする方法は、
柔軟なポリマー袋内に製品を置くことによって柔軟なポリマー袋を装填することであって、バッグは赤外線を通す材料から製造され、かつポリマー袋は上流側の端に袋の口を有することと、
装填された袋を赤外線を通す送込みコンベア上へ置くことと、
装填された袋を送込みコンベア上で、コンベア上方に配置される赤外線カメラとコンベア下方に配置される発光ダイオードバンクとを含む検出装置へと前進させることと、
装填された袋内部の製品の後縁を検出するために、検出装置を使用して赤外線により装填された袋を通して発光ダイオードバンクを調査(interrogate)することと、
調査するステップから取得される情報をプログラマブルロジックコントローラへ送信することと、
調査された装填された袋を、調査ステップから取得される情報に基づいてある距離だけヒートシールアッセンブリを含む真空チャンバへと前進させることと、
袋の口を閉じるために、装填された袋をヒートシールアッセンブリでヒートシールすることとを含む。
ある実施形態において、上述の方法は、製品のヒートシールと後縁との距離が1.5インチ未満であるように装填された袋をヒートシールすることを含む。
別の実施形態において、上述の方法は、製品のヒートシールと後縁との距離が1インチ未満であるように装填された袋をヒートシールすることを含む。
別の実施形態において、装填された袋を真空チャンバ内に位置合わせする上述の方法は装填された袋を真空シールする方法と組み合わせて実行され、方法は、複数の真空チャンバを有する真空包装機を準備することであって、真空チャンバの各々はシールされていない装填された袋を受け入れるように配置されかつ装填された袋に真空シール作業を実行するように動作可能であり、各真空チャンバはチャンバを介する個々の装填された袋の移動経路によって画定される長手方向を有し、各真空チャンバは個々の装填された袋の袋の口を横断してヒートシールを形成するためのヒートシールアッセンブリを有し、ヒートシールは前記長手方向を横切って配置されることと、装填された袋の袋の口がヒートシールアッセンブリの一部を覆って位置決めされるように、シールされていない装填された袋を真空チャンバの一方へと送り込むことと、もう一方の真空チャンバにおいて装填された袋に真空シール作業を実行することを含む。
別の実施形態において、装填された袋を真空チャンバ内に位置合わせする上述の方法は、柔軟なポリマー袋内に肉製品を入れるステップを含み、肉製品は不規則な形状を有する。
次に、添付の図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
先行技術による真空包装機を示す斜視図である。 先行技術による真空包装機を示す側面図である。 先行技術による真空チャンバの内部の図であり、シールアッセンブリを示している。 真空チャンバの内部上側の斜視図であり、図3のシールアッセンブリ上部の詳細を示している。 真空チャンバの下部の図であり、図3のシールアッセンブリ下部の詳細を示している。 図3のシールアッセンブリの下部を示す斜視図である。 本発明の方法に関連して使用するための装置を示す概略側面図である。 本発明の方法に関連して使用するための装置を示す簡略端面図である。 図8の装置の簡略上面図である。
図1および図2を参照すると、本発明に関連して使用することに適する真空包装機の一実施形態が全体として参照数字1で示されている。真空包装機は垂直に重ねられた上側および下側の真空チャンバ3a、3bを含み、これらの支柱5間で垂直に移動できるように取り付けられる。支柱5の頂部には、真空チャンバ3a、3bのための駆動機構7が隣接して取り付けられる。
電子制御システム8は包装機1の動作を制御し、かつユーザが制御システムをプログラムすることを可能にするキーパッド/モニタ10が備えられる。
各真空チャンバ3a、3bは、ベッド9と、チャンバフード11とを含む。これらのベッド9は支柱5間で同期して垂直移動できるように取り付けられ、かつ各チャンバフード11は個々のベッド9に相対して垂直に移動可能である。チャンバフード11は、例えば空気圧ラム、油圧ラムまたは機械駆動装置である任意の適切な動力デバイスを介して移動される。
各真空チャンバは内部に、図3から図6までを参照して後述するシールアッセンブリ15を有する。各真空チャンバのベッド9は、パッケージされた製品をそれが真空シールされた後にチャンバから運び出すための内部コンベア13を含み、コンベア13の移動方向は真空チャンバの長手方向を画定する。
コンベア装置は、装填された袋を真空チャンバへ供給しかつこれを真空チャンバから取り出すために装備される。コンベア装置は、装填された袋を真空チャンバ内へ送り込むための送込みコンベア17を含む。シールに続いて包装機からシール済みの装填された袋を取り出すために、任意選択の送出しコンベア(図示しない)も装備される。
これらの真空チャンバは、上側のチャンバ3aが送込みおよび取り出しのために送込みコンベア17に隣接する下側の位置(図1および図2に示されている)と、下側のチャンバ3bのベッドが送込みおよび取り出しのために送込みコンベア17に隣接する上側の位置(図示しない)との間で共に移動可能である。これらの真空チャンバのうちの一方が送込み/取り出し位置にある間、もう一方のチャンバは、内部に入っている装填された袋に真空シール作業を実行するための動作位置にある。従って、上側の真空チャンバ3aの動作位置は送込みコンベアの高さより上であり、一方で下側の真空チャンバ3bの動作位置は送込みコンベアの高さより下である。
図3から図6までにおいて分かるように、各真空チャンバ内のシールアッセンブリ15は上側部分15aと下側部分15bとを含む。シールアッセンブリ15は、真空チャンバの長手方向へ、従ってチャンバを介して装填された袋の移動方向に対して横方向に延びる。これは、装填された袋が真空チャンバへシールされていない部分を後にして運ばれることを可能にし、このことはは、装填された袋が先行する袋詰め/ラッピングステーションから出る際の方向づけとなる。
シールアッセンブリの上側部分15aは、1対の上側スプレッダ19aと、ヒートシールアンビル21と、複数の穿孔ナイフ(図示しない)を有する穿刺デバイスと、一連のクランプピン25を有するクランプデバイス23とを含む。シールアッセンブリの下側部分15bは、1対の上側スプレッダ19aと相補的である1対の下側スプレッダ19bと、ヒートシールバー27と、下側のクランプバー29とを含む。アンビルは、ヒートシールバーがシールアッセンブリの上側部分15aに設けられた状態で、シールアッセンブリの下側部分15bに設けられる可能性もあることは認識されるであろう。
本実施形態における拡張動作は、以下の通りである。スプレッダ19a、19bは、ヒートシールに先立って装填された袋のシールされていない部分を把持して拡げるように動作可能である。図から明らかであるように、上側スプレッダ19aおよび下側スプレッダ19bは、互いに引き合わされるにつれて傾斜溝20aおよび傾斜溝を貫通して延びるピン20bにより外側へ移動する。これらのスプレッダは、米国特許第6,877,543号明細書(Stevens)に記載されているものと同様に機能する。上記特許は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
クランプピン25および下側のクランプバー29(概してゴム等の弾性材料から製造される)は、パッケージのシールされていない部分を拡げられた形状に保持し、かつ穿刺できるように装填された袋に張力をかける。穿刺デバイスが起動されると、ナイフ(図示しない)がパッケージを穿孔する。穿刺デバイスは装填された袋に小さい開口を形成する。装填された袋を真空チャンバ内へ送り込む間、装填された袋の引きずられるシールされていない部分が真空チャンバフード11の閉止時にフードの端壁下でクランプされるように位置決めされることは実現可能な状況である。穿刺デバイスにより形成される開口は、こうした状況が発生しても装填された袋内の空気が抜かれることを確実にする。
ヒートシールアンビル21は、装填された袋のシールされていない部分を間にした状態でヒートシールバー27を押すように動作可能であり、ヒートシールバーに電流が印加されて装填された袋がシールされる。
図示されていないが、ヒートシールバー27と穿刺デバイスとの間には装填された袋を切断するための適切な切断デバイスが設けられる。切断デバイスの一例は鋸歯付きナイフであり、これは、装填された袋を剪断するために上から下へ移動するように配置される。
コンベア13のベルトは、シールアッセンブリの下側部分15bの下で真空チャンバのベッド9の外端を回って延びる。本目的のために、コンベアベルトの下面は、例えば伸縮性のある滑らかな表面である(従来の織布表面よりも)滑らかな表面を備え、よって真空チャンバはベルト上でシールを実行することができる。
装填された袋をシールアッセンブリの下側部分15b上へ送り込むために、ある実施形態では、送込みコンベア17は伸縮部分17aを有する。装填された袋を開放された真空チャンバ内へ送り込む間、伸縮部分17aはシールアッセンブリの下側部分15bの上へ延び、装填された袋の本体を真空チャンバのベッド9上のコンベア13へ落とすように動作される。装填された袋の引きずられたシールされていない部分は、送込みコンベアの伸縮部分17a上に位置決めされたままになる。真空チャンバが移動されて閉じられるように伸縮部分17aが真空チャンバから離れて引き戻されるにつれて、装填された袋の引きずられたシールされていない部分はシールアッセンブリの下側部分15b上へ落下し、よってシールされていない部分は拡げられてシールされることが可能である。コンベアの伸縮部分17aが真空チャンバ内へ延びることに伴う製品の落下距離を最小限に抑えるために、シールアッセンブリ15の輪郭は比較的低い。
図7は、本発明の方法を実行する際に使用するための装置30を示す概略図である。装置30は、コンベアベルト32を有する送込みコンベア17と、コンベアベルト32の下に位置合わせされる発光ダイオード(LED)34のバンクと、赤外線(IR)カメラ36と、赤外線フィルタ38と、カメラレンズ40とを含む。カメラ、LED、フィルタおよびレンズは、合わせて検出装置41を構成する。IRカメラレンズ40は、ある実施形態では、発光ダイオード34のバンク上方へ垂直に位置合わせされる。シールされていない袋42は、装填されたシールされていない袋43を形成すべく肉製品46を装填された状態で示されている。装填されたシールされていない袋43は、ある実施形態では、先に述べた送込みコンベア17上で前進される。
本発明に関連して有用であるコンベアベルト32の商業的な一例は、Ammerall Beltech社から入手可能なVOLTA(TM)FELW−2.0である。ある実施形態では、ベルトは均質なウレタンベルトである。ベルトは、コンベアのプラテン44の周りでエンドローラ45によってルーティングされ、エンドローラ45の少なくとも一方はモータ駆動式である。コンベアのプラテン44は、LED34のバンクを収容する。LED34のバンクは、4セットの赤外光を含む。LEDの商業的な一例は、9714 Tenth Avenue North,Minneapolis,Minnesota,USA 55441所在のBanner Engineering社から市販されているLEDIA80X80W(TM)である。
IRカメラは、適切な光フィルタ38およびカメラレンズ40と共に、必要な視野領域を視るに足る高さに、ある実施形態ではコンベアベルト32より20インチ上に設置される。IRカメラの商業的な一例は、PRESENCEPLUS(TM)P4ARである。IRフィルタの商業的な一例は、FLT1(TM)である。レンズの商業的な一例は、LCF04(TM)P4ARである。これらの3品は全て、Banner Engineering社から市販されている。IRカメラは、コンベアベルト32上方の任意の適切な高さに、例えばコンベアベルト32上方5インチから30インチまで、10インチから25インチまで、または15インチから20インチまでに設置されることが可能である。下限は、少なくとも部分的に、パッケージされている製品の高さによって決定され、上限はカメラのケイパビリティと、検出装置が位置決めされる全体的な包装環境とによって決定される。
図8は、送込みコンベア17の上流側から真空チャンバの方向へ下流側を見た場合の装置30を示す。
図9は、コンベアベルト32および検出装置41のコンポーネントを示す概略上面図である。これらの図において、コンベアベルト32の動作は、正常運転では矢印により示される方向である。図8において、カメラ36は垂直ブラケット57上に設置され、垂直ブラケット57は、コンベア17のフレームの個々の側面へ付着される垂直ポスト56により支持される水平部材55へ取り付けられる。
動作方法
ある実施形態では、真空包装機1は、手動、半自動または全自動袋詰め機の下流側に位置決めされる。固定式の搬入コンベア(図示しない)は、装填されたシールされていない袋を送込みコンベア17へ運び、装填された袋は、各装填された袋のシールされていない部分が後から引きずられるように方向付けられる。ある実施形態では、製品は肉の切り身である。
説明のために、下側の真空チャンバ3bは下側の動作位置にあって目下内部で装填された袋を真空シールしているところであり、かつ上側の真空チャンバ3aは開放されて送込みコンベア17に隣接し、装填された袋を受け入れられる態勢にあるものと仮定する。
送込みコンベア17は、装填された袋を真空チャンバ3aのベッド上のコンベア13上へ置くように起動される。装填された袋の引きずられるシールされていない部分は、シールアッセンブリの下側部分上へ落ちる。
検出装置41は、装填されたシールされていない袋43内の製品46の後縁を、それがオーバーヘッドカメラ36とコンベア17の下に位置合わせされるLED34との間に位置決めされるコンベア17上のポイントを通過する時点で検出する。製品46の後縁49がIRカメラおよびLEDの調査視野を通過するにつれて、LEDからの赤外光は調査用IRカメラの視野内に入る。この時点で、IRカメラは製品の後縁を有効に検出し、かつこれは、真空チャンバにおけるシールアッセンブリへの袋詰め製品の制御された前進をトリガするためにシステムの他の部分へ伝達される。
製品の後縁はカメラ内の内部アルゴリズムによって決定され、内部アルゴリズムは、カメラが受信するIR画像をグレースケール値に変換する。グレースケール値は、固有のアプリケーション毎にユーザによって画定される長方形の視野を基礎とする。アルゴリズムは、後縁が視野内に捉えられたことを表示する所定の数字を下回るグレースケール値のパーセントを探す。カメラが後縁を検出すると、カメラによって出力がオンにされてプログラマブルロジックコントローラ(PLC)へ伝達される。次にPLCは、装填された袋内の製品の後縁が真空チャンバ内部の要求された位置にあることが決定されるまで、送込みコンベア上の駆動モータ等の適切な動力デバイスを介して送込みコンベアに動力を供給し続ける。装填された袋を真空チャンバ内へ正しく位置合わせするために必要とされる時間の決定は、タイマ(コンベアの速度および必要な移動距離を既知とする)等の任意の適切な手段によって、またはエンコーダからのパルス当たりの等価直線移動距離を既知として後縁捕捉後の移動距離を追跡するために駆動モータ上のエンコーダパルスを使用することによって実行されることが可能である。
このように、装填されたシールされていない袋はコンベア17に沿って下流側へ前進され、開放された真空チャンバ内部において、装填された袋43内の製品の後縁49がシールアッセンブリ15を超えたばかりの位置(即ち、シールアッセンブリ15の下流側)へ配置される。
次に、上側の真空チャンバ3aのフード11は閉止されることが可能である。両チャンバは個々の上側の位置へ移動して下側のチャンバ3bは完全に減圧され、次に下側のチャンバ3bが開放されるとパッケージされた製品が取り出され、一方で新しい装填された袋が同時に搬入される。
上側の真空チャンバ3aでは、装填された袋のシールされていない部分が拡散システムによって拡げられる。次に、穿刺デバイスが起動され、よって、クランプピン25が装填された袋のシールされていない部分を下側のクランプバー29に押し当てて拡げられた形状に保っている間にナイフがこれを穿孔する。次に、スプレッダバー19が解放され、真空チャンバ3aが空にされる。
次に、ヒートシールアンビル21はヒートシールバー27を押し、間でパッケージをヒートシールする。次に、切断デバイスは、装填された袋のヒートシールバー27と穿刺デバイスとの間のスクラップ部分を剪断する。次に、アンビル21はヒートシールバー27から離れるように移動する。チャンバが取り出し位置へ移動して開くと、シール済みの装填された袋が解放される。次に、真空チャンバからスクラップを除去するためにエアカーテンおよび吸引が作動される。
一方で、下側の真空チャンバ3bには既に、次の装填されたシールされていない袋が搬入されている。両真空チャンバは個々の下側位置へと移動し、サイクルは、下側のチャンバが動作位置にあって上側のチャンバが取り出し位置にあるように反復される。
コンベアベルト32の商業的な一例は、Ammerall Beltech社から入手可能なVOLTA(TM)FELW−2.0である。ある実施形態では、ベルトは均質なウレタンベルトである。ベルトは、コンベアのプラテン44の周りへルーティングされる。コンベアのプラテン44は、LED34のバンクを収容する。LED34のバンクは、4セットの赤外光を含む。LEDの商業的な一例は、9714 Tenth Avenut North,Minneapolis,Minnesota,USA 55441のBanner Engineering社から市販されているLEDIA80X80W(TM)である。
IRカメラは、適切な光フィルタ38およびカメラレンズ40と共に、必要な視野領域を視るに足る高さに、ある実施形態ではコンベアベルト32より20インチ上に設置される。IRカメラの商業的な一例は、PRESENCEPLUS(TM)P4ARである。IRフィルタの商業的な一例は、FLT1(TM)である。レンズの商業的な一例は、LCF04(TM)P4ARである。これらの3品は全て、Banner Engineering社から市販されている。
実施例/試験
試験番号1
試験は、開ループベクトルモードのYaskawaV7(TM)により制御される10:1ギアボックスへ連結された3相ACモータ(3450rpm)によって駆動される製品処理コンベア上で行われた。
使用されたコンポーネントは下記の通りである。
Figure 0005160686
本試験は、肉製品の後(上流側)縁を検出しかつ一定の時間遅延の後にコンベアを停止させて製品を測定用レーザラインの下へ置くためにビジョンセンサを使用した。コンベア速度は、Sカーブの加速/減速を0.4秒にして1メートル/秒に設定された。駆動装置の停止命令は、高速カウンタモジュールから制御された。ベルトは、Volta社の食品用ホワイトウレタンベルトであった。製品が存在する場合にビジョンセンサを有効化するために、赤外線LED照明はビジョンセンサの直下のベルトの下へ置かれた。(図8および図9参照)。ビジョンセンサは、垂直にコンベアを見下ろして置かれた。Volta社のベルトは、ビジョンセンサが肉製品の後縁を検出することを可能にするIR光透過性であった。これに対して肉製品はIR光を遮り、センサに見える肉製品のシルエットを残す。
システムは、袋/製品の12種類の組合せを使用して試験された。B1は、12”×20”の大きさを有する印刷された袋であった。B2は、13.5”×21”の大きさを有する透明な袋であった。B3は、12”×22”の大きさを有する印刷された袋であった。B4は、14”×24”の大きさを有する袋であった。P1からP4までは、様々な肉製品/肉の切り身を表している。P1の大きさは、長さ17”×幅9”×高さ4.38”であった。P2の大きさは、長さ12.5”×幅8.38”×高さ6.38”であった。P3の大きさは、長さ9.5”×幅7.5”×高さ5.5”であった。P4の大きさは、長さ9”×幅4.88”×高さ5.5”であった。袋/製品の各組合せ毎に30サンプルが記録された。標準偏差および誤差は、データから計算された。結果は、母集団全体の誤差が0.655インチまたは16.63mmであるというものであった。
試験番号2
試験番号1用のものと同様の機器配置を組み込んで、製品形状を検出するために小型LED光のバンクを有するIRカメラが垂直に配置された。LEDは、送込みコンベアのフレームの下でIR光スペクトルを通すコンベアベルトの下に置かれた。
製品検出試験は、2種類の異なる製品を使用して、7種の異なる袋で行った。製品検出システムは、7種全ての袋サンプルを通して製品を認識することができた。しかしながら、製品検出システムは、標準的な袋に1つ、および暗色の袋に1つの異なる2つのシステム設定を必要とした。標準設定は典型的な利得および露光時間を適用し、一方で暗色袋の設定は高い利得および長い露出時間を伴った。下表は、製品検出試験の結果をまとめたものである。
試験で使用したコンポーネント:
Figure 0005160686
試験では、製品検出センサの下で製品を走行させ、センサが袋および典型的な皺を通して製品の端を正しく識別するかどうかの確認を行った。
先に述べたように、2つの異なるIRカメラシステム設定が利得および露光時間を必要とした。これらのパラメータは共に、暗色の袋を通して製品を識別するために増大されなければならなかった。増大された値の利得および露光時間では、カメラの光学素子はより明るい色の袋をそれらが完全に透明であるかのように通過した。
試験では、単に袋/製品の異なる組合せをカメラの視野を介して走行させ、カメラのソフトウェアが製品の端を認識できたかどうかの決定を行った。
Figure 0005160686
試験番号3
試験番号1および2に用いられるものと同様の機器配置を組み込んで、20ポンドから30ポンドまでのチャックロールに関する製品配置精度が試験された。結果は、下表に示されている。左欄はコンベアの速度を示し、真ん中の欄は、走行された総サンプルのうちで袋詰めされた肉製品の目標位置からプラスマイナス50mm内に置かれたサンプルの数を示し、右欄は、走行された総サンプルのうちで袋詰めされた肉製品の目標位置からプラスマイナス25mm内に置かれたサンプルの数を示す。例えば、コンベア上を750ミリメートル/秒で走行された101個の装填された袋のうち、101個が目標位置から50mm以内に配置された。
Figure 0005160686
本発明において、袋の配合は、任意の適切なもの、特に酸素遮断機能の有無に関わらずオレフィンフィルム等の熱可塑性フィルムから製造されるものを有利に使用することができる。これらのフィルムは、押出しコーティング、同時押出し成形、積層法または他の適切なプロセスによって製造される。多くのアプリケーションに特に好適なものは、外層と、中間層と、内層とを備えるフィルムである。外層の材料は、耐酷使性および/または密封性適性で選ばれる場合が多く、特にエチレンポリマーおよびコポリマーであるポリオレフィン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドおよびこれらに類似するもの等の任意の適切な高分子材料から選ばれることが可能である。密封性適性で選ばれることが多い内層材料は、外層に関して述べた材料のうちの任意のものを使用可能である。中間層の材料は、遮断性(即ち、酸素、湿気、二酸化炭素、他の遮断)で選ばれる場合が多い。好適な材料には、ポリ塩化ビニリデンポリマーおよびコポリマー、エチレンビニルアルコールコポリマー、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリエステル、アクリロニトリルおよびこれらに類似するものが含まれる。袋は、ある実施形態では熱収縮性であり、ある実施形態では少なくとも部分的に架橋性である。
本明細書において、「装填された」袋は、中に肉製品等の製品が手動、機械または他の方法で置かれている袋を指す。従来の袋詰め肉のパッケージは袋に製品を入れた後も袋の内側に幾分かの空隙または空間を有する可能性があることから、「装填された」は必ずしも「充填された」を意味しない。
本発明は、主として肉製品に関連して説明されているが、当業者であれば、本開示を精読した後に、本発明が他の製品、即ちチーズ等の食品および非食品の双方をパッケージするために有利に使用され得ることを理解するであろう。
TASVAC実施形態
本発明が上述のTASVACシステムに類似する包装システムと共に使用される実施形態に関しては、各真空チャンバ内に横断的なヒートシールアッセンブリを有することにより、装填された袋は、開口が長手方向を横断する状態で各チャンバ内に搬入されることが可能である。このような方向性は、概して真空包装機の上流側に存在する大部分の手動による袋詰めステーションまたは自動包装システムを出る際のパッケージの方向性に一致する。
各真空チャンバ内のヒートシールアッセンブリは、ヒートシールバーを含むことができる。さらに、各ヒートシールアッセンブリはヒートシールアンビルを含んでもよい。
包装機は、ほぼ垂直に互いに上下に配置される真空チャンバを含んでもよい。
包装機は、真空シール作業を実行するためにこれらの真空チャンバの一方を動作し、その間これらの真空チャンバのもう一方は装填された袋の送込みおよび取り出しのために開いているように構成されることが可能である。
真空包装機は、装填された袋を真空チャンバへ送り込みかつ/または装填された袋を真空チャンバから取り出すように構成されるコンベア装置を含んでもよく、またはコンベア装置と組み合わされていてもよい。
コンベア装置は、適切には、選択された真空チャンバへ少なくとも1つの装填された袋を送り込むように動作可能な少なくとも1つの送込みコンベアを含む。各真空チャンバ内のヒートシールアッセンブリは、送込みコンベアに隣接するチャンバの端に、または端に隣接して位置決めされることが可能であり、かつ送込みコンベアは装填された袋をパッケージのシールされていない部分を引きずるようにしてチャンバに送り込むように構成される。送込みコンベアは、装填された袋のシールされていない部分がヒートシールアッセンブリまたはその一部を覆って位置決めされるように装填された袋を真空チャンバ内へ送り込むべく真空チャンバ内のヒートシールアッセンブリまたはヒートシールアッセンブリの一部の上を伸縮し、かつ次にはチャンバから引き戻されて真空シール作業の実行のためにチャンバを閉じることができるように動作可能な伸縮部分を有してもよい。
送込みコンベアは、装填された袋を2つ以上のチャンバへ選択的に送り込めるように、これらの真空チャンバと相対的に移動可能であってもよい。或いは、2つ以上のチャンバへの選択的送込みを可能にするために、これらの真空チャンバが送込みコンベアと相対的に移動可能であってもよい。
各真空チャンバは、真空シール作業に続いて製品パッケージを真空チャンバから放出するために真空チャンバの長手方向に移動可能である内部コンベアを含むことができる。内部コンベアの一部は、各真空チャンバにおいてヒートシールアッセンブリまたはヒートシールアッセンブリの一部の下で延びてもよい。真空チャンバは各々真空チャンバフードを含むことができ、各真空チャンバ内の内部コンベアの一部は、真空チャンバフードの下で延びる。
ヒートシールアッセンブリまたはその一部は、装填された袋が内部コンベア上でヒートシールアッセンブリを超えて移動されることを可能にするために引き戻し可能であってもよく、伸縮性のコンベアは、装填された袋の送込み形状において内部チャンバコンベアとほぼ垂直に位置合わせされてもよい。
コンベア装置は、選択された真空チャンバから装填された袋を取り出すように動作可能な少なくとも1つの送出しコンベアを含むことができる。これらの真空チャンバは、2つ以上のチャンバからの選択的な製品の取り出しを可能にするために送出しコンベアと相対的に移動可能であってもよい。
コンベア装置は、装填されたシールされていない袋を選択された真空チャンバへほぼ同時に搬入しかつ最近シールされた別の装填された袋を選択された真空チャンバから取り出すように動作可能であってもよい。
包装機は2つの垂直に積層される真空チャンバと、内部コンベアと、送出しコンベアとを含むことができ、これらの真空チャンバは、送込みおよび送出しコンベアに隣接しかつこれらの間の送込み/取り出し位置と、送込みおよび送出しコンベアから離隔された動作位置との間で同時的に垂直移動が可能であり、包装機は、一方の真空チャンバが真空シール作業を実行しているときはもう一方の真空チャンバが送込み/取り出し用に開いているように動作可能である。
包装機は、ヒートシールアッセンブリに隣接する装填された袋内に少なくとも1つの開口を穿刺するように動作可能な穿刺デバイスをさらに含むことができ、よって、各真空シール作業の発生に伴い、空気はヒートシールに先立って穿刺された開口からパッケージの外へ押し出される。穿刺デバイスは、複数の穿孔ナイフを備えてもよい。
シール機構は、包装機または袋詰め機の一部であってもよい。
ある実施形態では、ヒートシールアッセンブリはクランプデバイスを含むことができ、かつ真空シール作業は、装填された袋のシールされていない部分を真空引きおよびヒートシールに先行してクランプすることを含む。
ある実施形態では、包装機は、装填された袋をヒートシールアッセンブリと穿刺デバイスとの間で切断するように配置される切断デバイスを含むことができ、かつ真空シール作業は、真空引きおよびヒートシールに続くパッケージの切断を含むことができる。

Claims (10)

  1. 装填された袋を真空チャンバ内に位置合わせする方法であって、
    a)柔軟なポリマー袋内に肉またはチーズ製品を置くことによって柔軟なポリマー袋を装填することであって、バッグが赤外線を通す材料から製造され、かつポリマー袋がその上流側の端に袋の口を有することと、
    b)装填された袋を、赤外線を通す送込みコンベア上へ置くことと、
    c)装填された袋を送り込みコンベア上で、コンベア上方に配置される赤外線カメラとコンベア下方に配置される発光ダイオードのバンクとを含む検出装置へと前進させることと、
    d)装填された袋内部の肉またはチーズ製品の後縁を検出するために、検出装置を使用して赤外線により装填された袋を通して発光ダイオードのバンクを調査することと、
    e)調査するステップから取得される情報をプログラマブルロジックコントローラへ送信することと、
    f)調査された装填された袋を、調査ステップから取得される情報に基づいてある距離だけヒートシールアッセンブリを備える真空チャンバへと前進させることと、
    g)袋の口を閉じるために、装填された袋をヒートシールアッセンブリでヒートシールすることとを含む、方法。
  2. 真空チャンバ内のヒートシールアッセンブリが送込みコンベアに隣接するチャンバの端に、またはチャンバの端に隣接して位置決めされ、かつ送込みコンベアが、個々の装填された袋をパッケージのシールされていない部分を引きずる状態でチャンバ内へ搬入するように構成される、請求項1に記載の方法。
  3. 赤外線カメラがコンベア上方に配置され、かつ発光ダイオードバンク上方に垂直に配置される、請求項1に記載の方法。
  4. 調査するステップの間、装填された袋が送込みコンベアに沿って前進される、請求項1に記載の方法。
  5. 肉製品が不規則な形状を有する、請求項に記載の方法。
  6. 真空チャンバが、真空シール作業に続いて個々の装填された袋を真空チャンバから放出するために真空チャンバの長手方向へ移動可能な内部コンベアを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 内部コンベアの一部が、各真空チャンバ内のヒートシールアッセンブリの一部の下で延びる、請求項6に記載の方法。
  8. 方法が装填された袋を真空シールする方法と組み合わせて実行され、方法が、複数の真空チャンバを有する真空包装機を準備することであって、真空チャンバの各々がシールされていない装填された袋を受け入れるように配置されかつ装填された袋に真空シール作業を実行するように動作可能であり、各真空チャンバがチャンバを介する個々の装填された袋の移動経路によって画定される長手方向を有し、各真空チャンバが個々の装填された袋の袋の口を横断してヒートシールを形成するためのヒートシールアッセンブリを有し、ヒートシールが前記長手方向を横切って配置されることと、装填された袋の袋の口がヒートシールアッセンブリの一部を覆って位置決めされるように、シールされていない装填された袋を真空チャンバの一方へと送り込むことと、もう一方の真空チャンバにおいて装填された袋に真空シール作業を実行することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 複数の真空チャンバが、装填された袋の2つ以上のチャンバへの選択的な送込みを可能にするために送込みコンベアと相対的に移動可能である、請求項に記載の方法。
  10. 装填された袋の袋の口がヒートシールアッセンブリの一部を覆って位置決めされるように装填されたシールされていない袋を真空チャンバの一方へ送り込むことと同時に、もう一方の真空チャンバにおいて装填された袋に真空シール作業が実行される、請求項に記載の方法。
JP2011511624A 2008-05-30 2009-05-26 真空チャンバにおける装填された袋の位置合わせ方法 Expired - Fee Related JP5160686B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/156,137 2008-05-30
US12/156,137 US7891159B2 (en) 2008-05-30 2008-05-30 Method for positioning a loaded bag in a vacuum chamber
PCT/US2009/003203 WO2009145885A1 (en) 2008-05-30 2009-05-26 Method for positioning a loaded bag in a vacuum chamber

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011521858A JP2011521858A (ja) 2011-07-28
JP2011521858A5 JP2011521858A5 (ja) 2011-09-08
JP5160686B2 true JP5160686B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=40929638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011511624A Expired - Fee Related JP5160686B2 (ja) 2008-05-30 2009-05-26 真空チャンバにおける装填された袋の位置合わせ方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7891159B2 (ja)
EP (1) EP2296974B1 (ja)
JP (1) JP5160686B2 (ja)
AT (1) ATE534579T1 (ja)
AU (1) AU2009251801B2 (ja)
NZ (1) NZ589291A (ja)
WO (1) WO2009145885A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9676506B2 (en) * 2012-10-19 2017-06-13 Sunbeam Products, Inc. Vacuum packaging and sealing appliance with liquid detection
DE102013104666A1 (de) * 2013-05-07 2014-11-13 Krones Ag Vorrichtung und Verfahren zum Herstellen von Behältniszusammenstellungen
US20140360134A1 (en) * 2013-06-11 2014-12-11 Cryovac, Inc. Ferris-Wheel Type Vacuum Packaging System And Method
EP2829479A1 (en) * 2013-07-23 2015-01-28 Cryovac, Inc. Packaging apparatus comprising actuator and method of operating packaging apparatus
BR112016009511B8 (pt) 2013-11-01 2022-10-04 Cryovac Inc Filme termoencolhível de multicamada, artigo de embalagem, processo de embalagem e processo para produzir um filme anular termoencolhível
EP2907760B1 (en) 2014-02-14 2016-06-08 Ulma Packaging Technological Center, S.Coop. Method and machine for vacuum packaging a product
CN104924212A (zh) * 2014-03-17 2015-09-23 中国铁道科学研究院铁道建筑研究所 一种检测钢轨铣磨车刀粒精度的装置
US20160047786A1 (en) * 2014-08-12 2016-02-18 Sunbeam Products, Inc. Food Storage Appliance with Moisture Sensor
US10029407B2 (en) 2014-12-04 2018-07-24 Big Heart Pet, Inc. Apparatus, processes, and systems for heat sealing
US20160176548A1 (en) * 2014-12-23 2016-06-23 Frito-Lay North America, Inc. Method and apparatus for a product settler
RU2711343C2 (ru) * 2015-04-14 2020-01-16 Сиалед Эир Корпорейшн Способ размещения и запечатывания пакета в вакуумной камере, устройство размещения пакета и способ изготовления пакета
AU2016327589B2 (en) * 2015-09-25 2019-05-23 Cryovac, Llc Apparatus and method for vacuumizing and sealing a package
ITUA20161736A1 (it) * 2016-03-16 2017-09-16 Microtec Srl Apparecchiatura per l’esecuzione di una indagine non distruttiva su tavole di legno o simili oggetti
CN110342403B (zh) * 2019-07-01 2020-06-09 中冶宝钢技术服务有限公司 一种钢卷吊运方法及吊运系统
CN111572859B (zh) * 2020-05-21 2021-08-03 江西万村泉食品有限公司 一种速食品真空包装方法
CN115092450B (zh) * 2022-08-11 2023-06-20 桂林航天工业学院 一种真空封口机
CN115339684A (zh) * 2022-10-20 2022-11-15 山东创新精密科技有限公司 铝型材套袋后的吸气机构

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5159593A (en) * 1974-11-21 1976-05-24 Furukawa Seisakusho Kk Shinkuhosohoho oyobisono shinkuhosoki
US4147930A (en) * 1975-03-20 1979-04-03 U.S. Philips Corporation Object location detector
US4085563A (en) * 1977-01-31 1978-04-25 Campbell Soup Company Cookie dispensing apparatus
JPS55132904A (en) * 1979-04-05 1980-10-16 Fuji Electric Co Ltd Shape inspection system
JPS601210B2 (ja) * 1981-05-23 1985-01-12 株式会社古川製作所 自動包装機械
DE3411186A1 (de) * 1984-03-27 1985-10-10 Battelle-Institut E.V., 6000 Frankfurt Vorrichtung zum automatischen ueberpruefen und erkennen von objekten
US4580393A (en) * 1984-04-11 1986-04-08 Furukawa Mfg. Co., Ltd. Packing apparatus
US5313766A (en) * 1987-02-23 1994-05-24 Awax S.R.L. Method and apparatus for on demand manufacturing of custom-sized bags conforming to the volume of articles received therein at a check-out counter
US4882498A (en) * 1987-10-09 1989-11-21 Pressco, Inc. Pulsed-array video inspection lighting system
IT1215809B (it) * 1988-02-05 1990-02-22 Awax Srl Su misura conformi al volume degli cassa di supermercato completamente articoli accolti in essi. self service incorporante un apparecchio integrato per fabbricare su richiesta sacchetti
JPH0767923B2 (ja) * 1990-06-20 1995-07-26 株式会社フジキカイ 横型製袋充填包装機
US5365084A (en) * 1991-02-20 1994-11-15 Pressco Technology, Inc. Video inspection system employing multiple spectrum LED illumination
US5165218A (en) * 1991-06-20 1992-11-24 Callahan Jr Bernard C Automatic sorting, stacking and packaging apparatus and method
DE4131664A1 (de) * 1991-09-23 1993-03-25 Rieter Ingolstadt Spinnerei Verfahren und vorrichtung zum erfassen von garnfehlern
US5280170A (en) * 1992-12-22 1994-01-18 Emhart Glass Machinery Investments Inc. Machine for inspecting the shape of a container having a two dimensional camera for viewing the shadow of the projection of the container
JP2801530B2 (ja) * 1994-08-17 1998-09-21 株式会社フジキカイ 横型製袋充填包装機及びその制御方法
JP3405424B2 (ja) * 1994-12-19 2003-05-12 茨木精機株式会社 真空包装装置
IT1276671B1 (it) * 1995-04-06 1997-11-03 Grace W R & Co Macchina di confezionamento automatica
EP0842087B8 (en) * 1995-06-30 2002-12-11 Kliklok Corporation Method for feeding products
US5646724A (en) * 1995-08-18 1997-07-08 Candid Logic, Inc. Threaded parts inspection device
JPH09201886A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Totani Giken Kogyo Kk 製袋機の袋切断装置
US5810795A (en) * 1996-05-13 1998-09-22 Westwood; Joseph R. Hyperbaric device with secondary pressure zone
US5799465A (en) * 1996-07-12 1998-09-01 Optima Corporation Bag filling station
US6269609B2 (en) * 1999-06-15 2001-08-07 Quad/Graphics, Inc. Apparatus for selective wrapping of products and a method thereof
US6384421B1 (en) * 1999-10-07 2002-05-07 Logical Systems Incorporated Vision system for industrial parts
US6490846B2 (en) * 2000-04-21 2002-12-10 Robert G. Koppe Opening arrangement for zipper-type pouches for continuous motion pouching machinery
US6542235B1 (en) * 2000-04-28 2003-04-01 Lakeshore Vision & Robotics, L.L.C. System and method of three-dimensional inspection of circular parts
AUPQ910600A0 (en) * 2000-07-31 2000-08-24 Cryovac Australia Pty Ltd Sealing assembly
AT4889U1 (de) * 2000-11-07 2001-12-27 Binder Co Ag Diodenlichtquelle für eine zeilenkamera
US6907711B2 (en) * 2001-07-09 2005-06-21 Fuji Photo Film Co., Ltd. Sheet package producing system, sheet handling device, and fillet folding device
EP1478574B1 (en) * 2002-02-27 2010-08-25 Sealed Air (New Zealand) Vacuum packaging machine
WO2004056655A2 (en) * 2002-12-20 2004-07-08 Sealed Air (Nz) Limited Vacuum packaging machine for product packages with multiple products
US7007443B2 (en) * 2003-06-27 2006-03-07 Forhealth Technologies, Inc. System and method for bandoliering syringes
WO2005100961A2 (en) * 2004-04-19 2005-10-27 Phoseon Technology, Inc. Imaging semiconductor strucutures using solid state illumination
US20060244954A1 (en) * 2005-03-29 2006-11-02 Daley Wayne D System and method for inspecting packaging quality of a packaged food product

Also Published As

Publication number Publication date
EP2296974B1 (en) 2011-11-23
WO2009145885A1 (en) 2009-12-03
US20090293430A1 (en) 2009-12-03
AU2009251801B2 (en) 2013-04-18
JP2011521858A (ja) 2011-07-28
US7891159B2 (en) 2011-02-22
EP2296974A1 (en) 2011-03-23
NZ589291A (en) 2013-04-26
AU2009251801A1 (en) 2009-12-03
ATE534579T1 (de) 2011-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5160686B2 (ja) 真空チャンバにおける装填された袋の位置合わせ方法
AU2021200658B2 (en) Apparatus and method for vacuumizing and sealing a package
EP3283382B1 (en) Method of positioning and sealing a bag in a vacuum chamber, bag positioning and sealing apparatus
JP4863907B2 (ja) 肉部位の真空包装方法及びその装置
NZ780448B2 (en) Apparatus and method for vacuumizing and sealing a package
NZ780448A (en) Apparatus and method for vacuumizing and sealing a package

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5160686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees