JP5156064B2 - 個人特定id管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、スマートフォン型可搬型通信端末でアプリケーションソフトウェアを利用する個人を特定するための個人特定ID管理システムに関する。
従来から市販されている携帯電話、PHS、あるいはそれらの通信網を利用した小型通信端末(以下、「可搬型通信端末」とする)として、スマートフォンと称される携帯端末(以下、「スマートフォン型可搬型通信端末」とする)が増加している。スマートフォン型可搬型通信端末は、従来のように電話機能のほか、電子メール機能やウェブブラウザの閲覧機能など、さまざまな機能を有している。これらの機能は可搬型通信端末のうち、スマートフォン型可搬型通信端末以外の端末(以下、「従来型可搬型通信端末」とする)でも備わっているが、従来型可搬型通信端末とは異なりスマートフォン型可搬型通信端末では、通信事業者のネットワーク網のみに依存しないことから、より広範なネットワークアクセスが可能となり、広く普及しつつある。
可搬型通信端末では、そこにアプリケーションソフトウェアをインストールし、起動させることができる。そして有料のアプリケーションソフトウェアも存在している。アプリケーションソフトウェアの場合、ダウンロードの際、あるいは毎月など、当該アプリケーションソフトウェアの所定のタイミングで課金が行われる。
課金を行う場合、当該アプリケーションソフトウェアのユーザを特定する必要がある。従来型可搬型通信端末では、通信事業者の決済システムを用いて決済を行っている。この場合には、たとえば、サーバ接続時に通信事業者が提供するゲートウェイサーバなどにより付与されていた、通信事業者が管理する個人特定IDを取得したり、可搬型通信端末におけるSIMカード(電話番号や電子メールアドレスなど個人に紐付いた情報が記憶されたICカード)の固有のID(IMSI)を取得する、などの方法で回線契約者を特定することで課金を行うことが一般的である。このような従来技術の一例を、下記特許文献1乃至特許文献3に示す。
特開2001−169359号公報 特開2004−153351号公報 特開2009−64377号公報
課金は、通信事業者の決済システムを用いて行えれば、回線契約者であるユーザに、電話料金とあわせて請求されることから利便性が高く、それを用いることが望まれる。しかしスマートフォン型可搬型通信端末でアプリケーションソフトウェアの課金を行う場合、通信事業者が提供するゲートウェイサーバにより付与されていた、通信事業者が管理する個人特定IDを取得できないことが多い。また、可搬型通信端末におけるSIMカードに記録されたIMSIは、スマートフォン型可搬型通信端末の性質上、スマートフォン型可搬型通信端末のアプリケーションソフトウェアがそのIMSIを偽ってサーバに通知したり、SIMカードの故障等の理由により、IMSIと電話番号との組み合わせが変わる可能性があることから、IMSIを回線契約者とサーバ接続時のユーザを特定するIDとして利用するには、精度が落ちるため、困難な状況である。
従って、スマートフォン型可搬型通信端末においてアプリケーションソフトウェアの課金を行う場合には、通信事業者が管理する回線契約者と、スマートフォン型可搬型通信端末のアプリケーションソフトウェアを提供するサーバ(以下、「コンテンツ等提供サーバ」とする)に接続したユーザとの同一性を特定するIDが存在しないため、アプリケーションソフトウェアを提供するコンテンツ等提供サーバ側では、ユーザ管理を独自に行わなければならない。
そのため、現在では、通信事業者の決済システムを用いた課金を行うことが困難である。そして、スマートフォン型可搬型通信端末ではユーザ管理のために、IDとパスワードの入力を促す認証画面を用い、IDとパスワードの入力を受け付けることで、ユーザ管理を行うことが一般的となっている。そのためユーザはコンテンツ等提供サーバごとにIDとパスワードを記憶しなければならない。
また、コンテンツ等提供サーバを運営する運営事業者側で独自のユーザ管理を行うと、通信事業者が管理する回線契約者とコンテンツ等提供サーバ側で管理するユーザとを紐づける手段がない。そのため、通信事業者の決済システムを利用した回線契約者の課金情報を、コンテンツ等提供サーバ側で管理することが困難となる。
なお本明細書において、スマートフォン型可搬型通信端末とは、通信事業者のネットワーク網を通過する際に、ゲートウェイなどにより回線契約者を特定する識別情報が付与されない可搬型通信端末を指す。
そこで本発明者は、上記課題を解決する個人特定ID管理システムを発明した。
第1の発明は、ユーザが利用するスマートフォン型可搬型通信端末で動作するアプリケーションソフトウェアにおけるユーザを特定するための個人特定ID管理システムであって、前記個人特定ID管理システムは、前記個人特定ID管理システムのユーザ登録処理を行うユーザ登録処理部と、前記スマートフォン型可搬型通信端末の端末情報、カード情報、前記スマートフォン型可搬型通信端末の通信事業者により付与された決済識別情報を少なくとも記憶しているユーザ情報記憶部と、前記スマートフォン型可搬型通信端末のユーザの認証処理を行う認証処理部と、を備えており、前記ユーザ登録処理部は、前記スマートフォン型可搬型通信端末から、前記端末情報およびカード情報が暗号化されたログイン用暗号化端末情報IDを取得し、取得したログイン用暗号化端末情報IDを復号化し、前記ログイン用暗号化端末情報IDを取得後、前記スマートフォン型可搬型通信端末と、前記スマートフォン型可搬型通信端末の通信事業者が運営する通信事業者決済システムと、の間で決済が行われることにより付与される決済識別情報を、前記スマートフォン型可搬型通信端末または該通信事業者決済システムから取得し、前記取得した決済識別情報を、前記復号化した端末情報およびカード情報に対応づけて前記ユーザ情報記憶部に記憶させ、少なくとも前記決済識別情報を含む情報を個人特定IDとして暗号化することで、暗号化個人特定IDを生成し、前記暗号化個人特定IDを、前記スマートフォン型可搬型通信端末に送ることで、前記スマートフォン型可搬型通信端末に記憶させ、前記認証処理部は、前記スマートフォン型可搬型通信端末から、前記ログイン用暗号化端末情報IDおよび暗号化個人特定IDを取得し、取得したログイン用暗号化端末情報IDと暗号化個人特定IDとを用いて、前記ユーザ情報記憶部に記憶する情報と一致するかの認証処理を実行し、認証処理が正常に行えた場合には、前記スマートフォン型可搬型通信端末と前記通信事業者決済システムとの間で通信を行うことで、前記アプリケーションソフトウェアの決済が行われる、個人特定ID管理システムである。
本発明のように構成することで、スマートフォン型可搬型通信端末において、アプリケーションソフトウェアの課金の際に、通信事業者の回線契約者を特定したユーザ管理を行うことが可能となる。その結果、通信事業者の決済システムを利用した課金を行うことができる。また、スマートフォン型可搬型通信端末を利用するユーザであっても、IDやパスワードの入力を行う必要がなくなり、煩雑さが解消される。
第2の発明は、ユーザが利用するスマートフォン型可搬型通信端末で動作するアプリケーションソフトウェアにおけるユーザを特定するための個人特定ID管理システムであって、前記個人特定ID管理システムは、前記個人特定ID管理システムのユーザ登録処理を行うユーザ登録処理部と、前記スマートフォン型可搬型通信端末の端末情報、カード情報、前記スマートフォン型可搬型通信端末の通信事業者により付与された決済識別情報、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を少なくとも記憶しているユーザ情報記憶部と、前記スマートフォン型可搬型通信端末のユーザの認証処理を行う認証処理部と、を備えており、前記ユーザ登録処理部は、前記スマートフォン型可搬型通信端末から、前記端末情報およびカード情報が暗号化されたログイン用暗号化端末情報IDを取得し、取得したログイン用暗号化端末情報IDを復号化し、前記ログイン用暗号化端末情報IDを取得後、前記スマートフォン型可搬型通信端末と、前記スマートフォン型可搬型通信端末の通信事業者が運営する通信事業者決済システムと、の間で決済が行われることにより付与される決済識別情報を、前記スマートフォン型可搬型通信端末または該通信事業者決済システムから取得し、前記取得した決済識別情報を、前記復号化した端末情報およびカード情報に対応づけて前記ユーザ情報記憶部に記憶させ、前記ユーザに対して付与されたユーザ識別情報を含む情報を少なくとも個人特定IDとして暗号化することで、暗号化個人特定IDを生成し、前記暗号化個人特定IDを、前記スマートフォン型可搬型通信端末に送ることで、前記スマートフォン型可搬型通信端末に記憶させ、前記認証処理部は、前記スマートフォン型可搬型通信端末から、前記ログイン用暗号化端末情報IDおよび暗号化個人特定IDを取得し、取得したログイン用暗号化端末情報IDと暗号化個人特定IDとを用いて、前記ユーザ情報記憶部に記憶する情報と一致するかの認証処理を実行し、認証処理が正常に行えた場合には、前記スマートフォン型可搬型通信端末と前記通信事業者決済システムとの間で通信を行うことで、前記アプリケーションソフトウェアの決済が行われる、個人特定ID管理システムである。
本発明のように構成しても、スマートフォン型可搬型通信端末において、アプリケーションソフトウェアの課金の際に、通信事業者の回線契約者を特定したユーザ管理を行うことが可能となる。その結果、通信事業者の決済システムを利用した課金を行うことができる。また、スマートフォン型可搬型通信端末を利用するユーザであっても、IDやパスワードの入力を行う必要がなくなり、煩雑さが解消される。
上述の発明において、前記個人特定ID管理システムは、さらに、前記スマートフォン型可搬型通信端末からの要求に応じて、ログイン用クライアントアプリケーションを提供するアプリケーション提供部、を備えており、前記ログイン用クライアントアプリケーションは、前記ユーザ端末において、前記ユーザ登録処理部で生成された暗号化個人特定IDを受け取り、所定の記憶領域に記憶し、前記ユーザ端末が前記個人特定ID管理システムにアクセスする際に、前記所定の記憶領域に記憶させた暗号化個人特定IDを抽出して、該暗号化個人特定IDと端末情報とカード情報とを、前記個人特定ID管理システムに送る、個人特定ID管理システムのように構成することもできる。
本発明のユーザ端末における処理はログイン用クライアントアプリケーションによって行われることが好ましい。そしてこのアプリケーションは、個人特定ID管理システムからスマートフォン型可搬型通信端末に提供することが好ましい。
本発明の個人特定ID管理システムにより、スマートフォン型可搬型通信端末において、アプリケーションソフトウェアの課金の際に、通信事業者の回線契約者を特定したユーザ管理を行うことが可能となる。その結果、通信事業者の決済システムを利用した課金を行うことができる。
また、スマートフォン型可搬型通信端末を利用するユーザであっても、IDやパスワードの入力を行う必要がなくなり、煩雑さが解消される。
本発明の全体のシステムの概要を模式的に示す図である。 本発明のシステム構成の各機能を模式的に示す図である。 ハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。 ログイン用クライアントアプリケーションを起動させるまでの処理の一例を示すフローチャートである。 初回ログイン処理(ユーザ登録処理)の一例を示すフローチャートである。 2回目以降のログイン処理(認証処理)の一例を示すフローチャートである。 再設定処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ端末でアプリケーションソフトウェアを起動した状態の画面の一例である。 端末情報およびカード情報に対応する決済履歴が存在しているかを問い合わせる状態の画面の一例である。 ユーザ端末でアプリケーションソフトウェアが利用可能となった状態の画面の一例である。 ログイン用クライアントアプリケーションを起動させることを促す状態の画面の一例である。 ユーザ端末で起動させたログイン用クライアントアプリケーションにおいて、決済を開始することを示す状態の画面の一例である。 ユーザ端末で通信事業者決済システムで用いる暗証番号の入力を行う状態の画面の一例である。 決済が完了したことを示す状態の画面の一例を示す図である。 ユーザ端末でアプリケーションソフトウェアの再起動を促す状態の画面の一例である。 再設定に対するエラーがあることを示す状態の画面の一例である。 不正情報に対するエラーがあることを示す状態の画面の一例である。 通信事業者決済システムにアクセスし、登録状態を確認するための状態の画面の一例である。 再設定処理が終了したことを示す状態の画面の一例である。 ユーザ情報記憶部の一例を模式的に示す図である。
本発明の個人特定ID管理システム1を用いた全体のシステムの概要を図1に模式的に示す。個人特定ID管理システム1は、少なくとも一台以上の管理サーバ2を備えている。管理サーバ2は、ユーザが利用するスマートフォン型可搬型通信端末(以下、「ユーザ端末3」という)の通信事業者の決済システム(以下、「通信事業者決済システム4」とする)と、ユーザ端末3と、コンテンツ等提供サーバ5と、ネットワークを介して情報の送受信が可能である。
なお通信事業者決済システム4とは、当該通信事業者が提供する決済サービスであって、その通信事業者の所定の方法で提供されるアプリケーションソフトウェアやサービスなどの課金を、電話料金と一緒に請求することを可能とせしめる決済で用いられるコンピュータシステムである。たとえば、NTTドコモ社の場合、NTTドコモ社が提供するウェブサイトなどからアプリケーションソフトウェアをダウンロードする場合、所定のネットワーク暗証番号などを入力することで、個人認証が行われ、当該ユーザの電話料金とあわせて当該アプリケーションソフトウェアの料金が請求される。
管理サーバ2は、プログラムの演算処理を実行するCPUなどの演算装置200と、情報を記憶するRAMやハードディスクなどの記憶装置201と、演算装置200の処理結果や記憶装置201に記憶する情報をインターネットやLANなどのネットワークを介して送受信する通信装置204とを少なくとも有している。コンピュータ上で実現する各機能(各手段)は、その処理を実行する手段(プログラムやモジュールなど)が演算装置200に読み込まれることでその処理が実行される。各機能は、記憶装置201に記憶した情報をその処理において使用する場合には、該当する情報を当該記憶装置201から読み出し、読み出した情報を適宜、演算装置200における処理に用いる。また、管理サーバ2は、ディスプレイ(画面)などの表示装置202と、キーボードやポインティングデバイス(マウスやテンキーなど)などの入力装置203をさらに備えていても良い。図3に管理サーバ2のハードウェア構成の一例を模式的に示す。また、管理サーバ2は、複数のコンピュータ端末またはサーバに、その機能が分散配置されていても良い。
本発明における各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
管理サーバ2は、アプリケーション提供部20とユーザ登録処理部21とユーザ情報記憶部22と認証処理部23と再設定処理部24とを有している。これを図2に模式的に示す。またユーザ端末3には、ユーザ端末3を識別するための端末情報31(端末を特定するための情報)を少なくとも記憶している。また、ユーザ端末3には、電話番号や電子メールアドレスなどの個人を特定する情報を記憶するICカード、たとえばSIMカード、が挿入されており、ICカードにはIMSIなどの個人特定情報が記憶されている。また後述する管理サーバ2からの処理により、ユーザ端末3の所定の記憶領域には、ログイン用クライアントアプリケーション30と暗号化個人特定ID33とが記憶される。なおログイン用クライアントアプリケーション30はあらかじめユーザ端末3に記憶されていても良い。
アプリケーション提供部20は、ユーザ端末3からの要求に応じて、ユーザ端末3に対して、本発明で用いるログイン用クライアントアプリケーション30を、ダウンロードなどにより提供する。また、ログイン用クライアントアプリケーション30は、ほかのアプリケーションソフトウェアの一部として構成されていても良い。この場合には、アプリケーション提供部20は、当該アプリケーションソフトウェアを提供する。なお、アプリケーション提供部20は、ユーザ端末3にログイン用クライアントアプリケーション30がプレインストールされている場合には、不要である。
またアプリケーション提供部20は,管理サーバ2に存在せずともよく、管理サーバ2の運営事業者のほかのサーバ、あるいはほかの事業者のサーバに備えられていても良い。すなわち、ログイン用クライアントアプリケーション30を提供できれば、如何なるサーバに備えられていても良い。
ユーザ登録処理部21は、ユーザ端末3に備えられたログイン用クライアントアプリケーション30を用いて、当該ユーザのユーザ登録処理(初回ログイン処理)を行う。
ユーザ情報記憶部22は、ユーザやユーザ端末3に関する情報を記憶しており、後述する暗号化個人特定ID33、ユーザが利用するユーザ端末3の端末情報31、カード情報32、通信事業者決済システム4で決済(なお、決済には0円決済(無料決済)、有料決済のいずれであっても良い)した場合に付与された決済を識別する情報である決済番号(なお決済番号としては数字に限らず、英字、記号なども含まれる)、個人特定ID管理システム1において当該ユーザを識別するために付与された任意のユーザ識別情報とを対応づけて記憶している。そして上述の決済番号および/またはユーザ識別情報は個人特定IDとして取り扱われ、個人特定IDを暗号化した情報が暗号化個人特定ID33である。暗号化個人特定ID33としてどの情報を用いるかは任意に決定可能である。図20にユーザ情報記憶部22の一例を模式的に示す。
認証処理部23は、ログイン用クライアントアプリケーション30を用いて、ユーザ端末3から2回目以降のログイン処理(認証処理)を行う場合に、当該ユーザの認証処理を行う。
再設定処理部24は、ユーザ端末3の機種変更やSIMカードが変更された場合など、再設定が必要な場合に再設定処理を行う。たとえば認証処理において、ユーザ端末3のログイン用クライアントアプリケーション30から受け取った端末情報31およびカード情報32と、ユーザ情報記憶部22に記憶する端末情報31およびカード情報32とが一致しない場合に、再設定処理を行う。
コンテンツ等提供サーバ5は、ユーザ端末3に対してアプリケーションソフトウェアを提供するサーバである。このアプリケーションソフトウェアは、ログイン用クライアントアプリケーション30を用いて、個人特定処理を行うことで課金管理を行う。
利用認証サーバ6は、ユーザ端末3の端末情報31、カード情報32と対応づけて決済履歴を記憶しているサーバである。決済履歴としては、決済日時、購入した商品やサービスを示す情報、決済金額などがあるがそれらに限定されない。
つぎに上述の各手段を用いた本発明の個人特定ID管理システム1の処理を図4乃至図7のフローチャートを用いて説明する。
まず本発明の個人特定ID管理システム1を用いて、ログイン用クライアントアプリケーション30を起動させるまでの処理を図4のフローチャートを用いて説明する。
本発明の個人特定ID管理システム1は、ユーザ端末3で起動させるアプリケーションソフトウェアの課金などのための個人特定のために用いられる。従って、まずユーザ端末3にあらかじめ所定の方法でアプリケーションソフトウェア(ユーザ端末3において、何らかのサービスを提供するアプリケーションソフトウェアであって、本願発明の個人特定ID管理システム1を用いて課金管理を行うソフトウェアである。たとえばゲーム、地図、経路探索などさまざまなアプリケーションソフトウェアがある)がインストールされており、起動可能となっている。このアプリケーションソフトウェアは、コンテンツ等提供サーバ5からユーザ端末3に対してダウンロードなどにより提供される、あるいはユーザ端末3にプレインストールされている、などにより、ユーザ端末3に記憶されている。
そしてユーザは、ユーザ端末3にインストールされた当該アプリケーションソフトウェアを起動する(S100)。この状態のユーザ端末3の一例を示すのが図8である。
アプリケーションソフトウェアをユーザ端末3で起動する場合には、アプリケーションソフトウェアの所定の記憶領域に記憶されている利用制限フラグを確認し、利用制限フラグがあるかどうかを判定する。なお利用制限フラグが記憶されていない場合(あるいは利用制限フラグが解除である場合)には、そのまま利用可能であるので、S130後の処理、すなわち、アプリケーションソフトウェアの利用がそのまま可能となる(S135)。
一方、利用制限フラグが記憶されている場合(あるいは利用制限フラグが制限中である場合)には、アプリケーションソフトウェアは、ユーザ端末3の端末情報31とSIMカードに記憶されているカード情報32とを取得し、端末情報31およびカード情報32を暗号化して、利用認証サーバ6に送信することで、当該端末情報31およびカード情報32に対応する決済履歴が存在しているかを問い合わせる(S110)。この状態のユーザ端末3の一例を示すのが図9である。
そして利用認証サーバ6から決済履歴を取得すると、アプリケーションソフトウェアは、それが現時点から所定日数以内の決済履歴であるかを判定する(S120)。なおこの所定日数は、アプリケーションソフトウェアによって任意に設定可能である。また日数に限定されず、たとえば週、月などの単位で設定されていても良い。
そして所定日数以内の決済履歴があることをアプリケーションソフトウェアが判定した場合には、すでに当該アプリケーションソフトウェアの決済は終了していると判定できるので、アプリケーションソフトウェアの所定の記憶領域に記憶されている利用制限フラグを解除とし(S130)、当該アプリケーションソフトウェアをユーザ端末3で利用可能とする(S135)。この状態のユーザ端末3の一例を示すのが図10である。
一方、アプリケーションソフトウェアが所定日数以内の決済履歴がないことを判定した場合には、まだアプリケーションソフトウェアの決済が行われていない。あるいは継続課金の場合には、今回(たとえば今月)分の課金に対する決済が行われていない。そのため、アプリケーションソフトウェアは、決済を行うために、まずユーザ端末3にログイン用クライアントアプリケーション30がインストールされているか(起動可能となっているか)を確認する(S140)。この確認は、自動的に行われても良い。
確認の結果、ログイン用クライアントアプリケーション30がユーザ端末3にインストールされていない場合には、ユーザ端末3のアプリケーションソフトウェアは、管理サーバ2のアプリケーション提供部20に対して、ログイン用クライアントアプリケーション30のダウンロード要求を送る。
そして管理サーバ2のアプリケーション提供部20は、ユーザ端末3からのダウンロード要求を受け取ると、管理サーバ2のアプリケーション提供部20が、所定領域に記憶しているログイン用クライアントアプリケーション30をユーザ端末3に送る(S150)。このようにしてユーザ端末3にログイン用クライアントアプリケーション30がインストールされる。
S140の確認の結果、ログイン用クライアントアプリケーション30がユーザ端末3にインストールされている場合、または新たにユーザ端末3にログイン用クライアントアプリケーション30がインストールされた場合には、ユーザ端末3はログイン用クライアントアプリケーション30を起動する(S160)。
ログイン用クライアントアプリケーション30は、ユーザ端末3で起動後、ユーザ端末3の端末情報31とSIMカードのカード情報32とを抽出し、それらをログイン用クライアントアプリケーション30にあらかじめ記憶されている鍵を用いて暗号化し(暗号化方式は共通鍵暗号方式でも公開鍵暗号方式であっても良い)、ログイン用暗号化端末情報IDとして生成する(S170)。そしてログイン用クライアントアプリケーション30は、ログイン用クライアントアプリケーション30の所定の記憶領域に、後述する暗号化個人特定ID33が存在するかを判定する(S180)。
そしてログイン用クライアントアプリケーション30の所定の記憶領域に暗号化個人特定ID33が存在していない場合には(初めての起動の場合には存在していない)、S170で生成したログイン用暗号化端末情報IDを管理サーバ2に送る(S190)。そして後述する初回ログイン処理(ユーザ登録処理)を実行する。
一方、ログイン用クライアントアプリケーション30の所定の記憶領域に暗号化個人特定ID33が存在している場合には(S180)、S170で生成したログイン用暗号化端末情報IDと、当該暗号化個人特定ID33とを管理サーバ2に送る(S200)。そして後述する2回目以降のログイン処理(認証処理)を実行する。
以上のようにすることで、ログイン前までの事前処理を実行することができる。
つぎに初回ログイン処理(ユーザ登録処理)を図5のフローチャートを用いて説明する。
S190でユーザ端末3から送られたログイン用暗号化端末情報IDを管理サーバ2のユーザ登録処理部21で取得すると(S210)、管理サーバ2は、ユーザ登録処理を実行するためのセッションIDを発行し、セッション管理を開始する(S220)。また、ログイン用暗号化端末情報IDは、ユーザ端末3で暗号化した際に用いた鍵に対応する鍵で復号化する。
そして、通信事業者決済システム4上でサービスの利用登録を行う(S230)。この場合、ログイン用クライアントアプリケーション30を通信事業者決済システム4において識別可能な識別情報と当該アプリケーションの決済を行う旨の要求をユーザ端末3から通信事業者決済システム4に送る。なお決済の要求としては、無料でのユーザ登録とする場合には、0円での決済とすればよいし、有料でのユーザ登録とする場合には、当該ログイン用クライアントアプリケーション30の決済金額に相当する金額での決済とすればよい。
そして、ユーザ端末3で起動させたログイン用クライアントアプリケーション30において、決済を開始することを示す所定の操作を行わせる。この操作が行われると、ユーザ端末3と通信事業者決済システム4との間で所定の通信が行われる。
そして通信事業者決済システム4で用いる暗証番号(なお数字に限定されずに、文字、記号なども含まれる)の入力画面が通信事業者決済システム4からユーザ端末3に送られ、それがユーザ端末3で表示される。ユーザはそこに暗証番号を入力する(S240)。
そして暗証番号は、ユーザ端末3から通信事業者決済システム4に送られ、暗証番号が一致するなど、正常に処理が完了した場合には、ログイン用クライアントアプリケーション30の決済を識別する決済番号が通信事業者決済システム4で発行され、通信事業者決済システム4から管理サーバ2に送られる(S250)。決済が正常に終了した場合には、通信事業者決済システム4からユーザ端末3に、決済(ユーザ登録)が正常に終了したことをユーザに通知する。なお、暗証番号が一致しないなど、正常に決済処理が完了しない理由があった場合には、所定のエラー通知が行われ、処理が中断する。
なお、通信事業者決済システム4から管理サーバ2に直接送られるほか、ユーザ端末3を介して、管理サーバ2に当該決済番号が送られても良い。この場合、決済番号は、ユーザ端末3で取得する。ユーザ端末3において決済番号を取得すると、ユーザ端末3で所定の操作を行うことにより、当該決済番号が、ユーザ端末3から管理サーバ2に送られる。これによって、管理サーバ2は、決済番号を取得する。なお、この際には、どの端末から送られた決済番号であるかを示すため、ログイン用暗号化端末情報IDとあわせて送っても良いし、端末情報31および/またはカード情報32とあわせて送っても良い。
また、決済が終了した場合、通信事業者決済システム4から利用認証サーバ6に対して、決済履歴として、ログイン用クライアントアプリケーション30の識別情報、決済日時、決済金額などの情報が送られることが好ましい。
このようにして管理サーバ2が決済番号を取得すると、当該決済番号に基づいて、当該決済番号と同一の決済番号がユーザ情報記憶部22に存在するかを判定する(S260)。
S260において決済番号と同一の決済番号がユーザ情報記憶部22に存在しない場合には、決済番号と、S210で取得して復号化した端末情報31およびカード情報32とを対応づけて、新規ユーザとしてユーザ情報記憶部22に記憶させる(S270)。なおここで、決済番号のほかに、管理サーバ2において当該ユーザを識別するための独自のユーザ識別情報を付与してもよい。その場合にはユーザ識別情報も対応づけてユーザ情報記憶部22にさらに記憶される。
そして決済番号および/またはユーザ識別情報を個人特定IDとし、所定の方法で暗号化する。個人特定IDを暗号化した暗号化個人特定ID33は、ユーザ情報記憶部22に対応づけてさらに記憶させても良い。そして、ユーザ登録処理部21は、暗号化個人特定ID33をユーザ端末3に送る。そして暗号化個人特定ID33を管理サーバ2から受け取ると、ログイン用クライアントアプリケーション30は、それをログイン用クライアントアプリケーション30の所定の記憶領域に記憶させる(S280)。これによって、暗号化個人特定ID33がユーザ端末3に記憶されることから、S180において、2回目以降のログイン処理(認証処理)の際に、暗号化個人特定ID33を用いて、認証処理を実行することが可能となる。
一方、S260において決済番号と同一の決済番号がユーザ情報記憶部22に存在する場合には、S270における新規ユーザの追加処理は行わずに、当該決済番号に基づいてそれに対応する個人特定ID、端末情報31およびカード情報32をユーザ情報記憶部22から特定する。そして、S210でユーザ端末3から取得して復号化した端末情報31およびカード情報32と、当該決済番号に基づいて特定した端末情報31およびカード情報32とを比較し、それらが異なる場合には、後述する再設定処理(図7)のS470以降の処理を実行する。この場合には、ユーザ端末3の機種変更、SIMカードの変更などを行った可能性があるからである。
以上のような処理を実行することで初回ログイン処理(ユーザ登録処理)が行われる。
つぎに2回目以降のログイン処理(認証処理)を図6のフローチャートを用いて説明する。なお2回目以降のログイン処理は、有料アプリケーションソフトウェアを利用して課金を行う場合に用いることが好ましいが、それに限定されず、たとえば無料アプリケーションソフトウェアの利用期限の確認、ユーザ確認などに用いることも出来る。なお以下の場合では有料アプリケーションソフトウェアの課金を行う場合を説明するが、上記のような場合にも同様の処理を実現することで適用できる。
S200でユーザ端末3から送られたログイン用暗号化端末情報IDと暗号化個人特定ID33とを管理サーバ2の認証処理部23で取得すると(S300)、認証処理部23は、ログイン用暗号化端末情報ID、暗号化個人特定ID33をそれぞれ復号化する。
復号化した個人特定IDに基づいて、ユーザ情報記憶部22を検索することでユーザを特定し、当該個人特定IDに対応する端末情報31およびカード情報32とを抽出する。そして、復号化した端末情報31およびカード情報32と、ユーザ情報記憶部22から抽出した端末情報31およびカード情報32とを比較し(S310)、それぞれが同一の場合には、同一ユーザであると判定できることから、管理サーバ2の認証処理部23は、2回目以降のログイン処理を実行するためのセッションIDを発行し、セッション管理を開始する(S320)。なお、セッション管理が開始されるのはこのタイミングに限定されず、如何なるタイミングであっても良い。
また、上述では、ログイン用暗号化端末情報ID、暗号化個人特定IDを、復号化した上で、復号化した端末情報31とカード情報32と個人特定IDと、ユーザ情報記憶部22に記憶した端末情報31とカード情報32と個人特定IDとを比較しているが、暗号化個人特定IDを復号化せずに比較を行っても良い。この場合、復号化した端末情報31とカード情報32と暗号化個人特定IDに一致する、端末情報31とカード情報32と暗号化個人特定IDとがあるかをユーザ情報記憶部22から検索することで同様の効果を得られる(この場合、ユーザ情報記憶部22には暗号化個人特定IDが記憶されている必要がある)。
一方、S310において一致しない情報がある場合には、ユーザ端末3の機種変更、SIMカードの変更が行われた可能性があることから、後述する再設定処理(図7)を実行することとなる。
S320でセッション管理が開始された後、通信事業者決済システム4上で、アプリケーションソフトウェアの決済処理を行う。これは、アプリケーションソフトウェアに対する課金のための決済処理である。この状態の一例を図11に示す。そして図11の画面において、たとえば、「決済アプリを起動」を選択するなど、所定の操作を行うことによって、決済処理を実行する。すなわち、ユーザ端末3から通信事業者決済システム4に決済要求を送る。決済処理を行うための画面の一例が図12である。
アプリケーションソフトウェアの決済処理を行う場合には、ユーザ端末3から所定のタイミングで当該決済の対象となるアプリケーションソフトウェアを識別するための商品識別情報を受け取っている。この商品識別情報は、ユーザ端末3からログイン用暗号化端末情報IDと暗号化個人特定ID33と送るタイミングであわせて送っても良いし,それ以外のタイミングであっても良い。
このようにして受け取った商品識別情報に基づいて、認証処理部23は、課金タイプを判定する。すなわち、個別課金なのか、継続課金なのか、そして継続課金であっても未契約または月額解約状態なのか、月額契約中なのか、を判定する。
これは商品識別情報と課金タイプとが対応づけられて商品管理情報記憶部(図示せず)に記憶されており、それに基づいて判定しても良いし、所定の商品管理サーバなどに商品識別情報に基づいて問い合わせを行っても良い。
そして個別課金と判定した場合、認証処理部23は、二重課金ではないかを判定する。これは、決済履歴に当該商品の販売者が提供した二重課金防止トークンが含まれているかにより判定を行うことが好ましいが、それに限定されない。もし当該ユーザの決済履歴に、二重課金防止トークンが含まれている場合には、二重課金であるとしてエラーを通知し、処理を終了する。なお決済履歴は利用認証サーバ6に問い合わせを行えば良い。一方、当該ユーザの決済履歴に二重課金防止トークンが含まれていない場合には、以降の通信事業者による決済処理を実行する。
そのため、この段階あるいはいずれかの段階で、アプリケーションソフトウェアを識別する商品識別情報と決済を行う旨の要求がユーザ端末3から通信事業者決済システム4に送られる。
また、継続課金と判定した場合、図示しない商品情報管理記憶部には、商品識別情報、ユーザ識別情報などに基づいて、当該商品に対する継続課金の状態を判定する。そして、未契約または月額解約状態の場合には、継続開始として商品管理情報記憶部(図示せず)を更新する。また、月額契約中の状態の場合には、継続更新として商品管理情報記憶部(図示せず)を更新する。
通信事業者による決済処理としては、まず、ユーザ端末3で起動させたログイン用クライアントアプリケーション30において、決済を開始することを示す所定の操作を行わせる(図12)(S330)。なおこの際には、個別課金なのか、継続課金なのか、そして継続を開始するのか、継続を更新するのかの区別が明記されていると良い。そして、図12の場合、「利用規約に同意し購入へ」を選択する操作が行われると、ユーザ端末3と通信事業者決済システム4との間で所定の通信が行われる。これによって、ユーザ端末3から通信事業者決済システム4に当該アプリケーションソフトウェアの決済要求が送られる(S330)。この際に、ユーザを識別するための端末情報31、SIMカード情報32、商品識別情報などが送られても良い。
そして図14に示すように、通信事業者決済システム4で用いる暗証番号(なお数字に限定されずに、文字、記号なども含まれる)の入力画面がユーザ端末3に表示され、ユーザはそこに暗証番号を入力する(S340)。
そして暗証番号は、ユーザ端末3から通信事業者決済システム4に送られ、暗証番号が一致するなど、正常に処理が完了した場合には、当該決済を識別する決済番号が通信事業者決済システム4で新たに発行される。ここで発行された決済番号、商品識別情報、決済金額、決済日時、決済を行ったユーザを特定するための端末情報31やカード情報32などの決済履歴は、利用認証サーバ6に送られ、利用認証サーバ6で記憶される。なお決済履歴の情報は任意に選択可能である。
また正常に決済が終了した場合、通信事業者決済システム4からユーザ端末3に、決済が終了したことを示す情報を通知する。この状態のユーザ端末3の一例を示すのが図14である。なお、暗証番号が一致しないなど、正常に決済処理が完了しない理由があった場合には、所定のエラー通知が行われ、処理が中断する。
なお決済終了後、所定のタイミングで、アプリケーションソフトウェアの利用制限フラグを削除する、あるいは利用制限フラグを解除する(S350)。
以上のような処理の終了後、たとえば図15に示すような画面をユーザ端末3で表示させ、所定の操作により、アプリケーションソフトウェアの再起動を促す。そしてアプリケーションソフトウェアの再起動が行われると、アプリケーションソフトウェアの所定の記憶領域に記憶されている利用制限フラグは記憶されていない、あるいは解除されていることから、当該アプリケーションソフトウェアが利用可能となる(S135)。
以上のような処理で2回目以降のログイン処理(認証処理)を実行することで、セッション管理されているユーザに対して、コンテンツ等の決済履歴の提供、新たなコンテンツ等の通信事業者決済システム4を通じた決済情報の記憶、管理が行える。
なお、当該アプリケーションソフトウェアが月次課金などの場合には、すでに通信事業者決済システム4に、当該アプリケーションソフトウェアの登録が、当該ユーザ(回線契約者)のものとして行われているので、新たな課金処理が発生することなく、従来型可搬型通信端末と同様に、月次の電話料金の請求とあわせて、当該ユーザに対して行われる。
つぎにユーザ端末3の機種変更やSIMカードの変更などによる再設定処理を図7のフローチャートを用いて説明する。
S290やS310などにおいて、ユーザ端末3から取得した端末情報31およびカード情報32と、ユーザ情報記憶部22に記憶している端末情報31およびカード情報32とが、一致しない場合には、ユーザ端末3の機種変更、SIMカードの変更の変更があった可能性がある。そこで管理サーバ2の再設定処理部24が図7の処理を実行する。
まず再設定処理に移行した場合、再設定処理部24は、所定期間内(好ましくは同日)での変更履歴の回数を判定する(S400)。これは、ユーザ情報記憶部22に、ユーザ識別情報、端末情報31、カード情報32、暗号化個人特定ID33などに対応づけて、端末情報31やカード情報32をいつ変更したか、所定期間内における変更回数などの情報を記憶しておくことで、判定可能である。
そして、これが所定回数以上、たとえば所定期間が1日、所定回数が2回以上であり、ユーザ情報記憶部22にすでに変更回数として1回、が記憶されている場合には、新たな再設定処理を行うことはできない。この場合、再設定処理部24は、ユーザ端末3に対して、再設定に対するエラーがあることを通知し、図16に示すような画面を表示させる。そして処理を終了する。
一方、所定期間内における再設定回数が1回目の場合には、次に、ユーザ端末3から取得した端末情報31およびカード情報32が、明らかな異常値を含む端末情報31、カード情報32とではないかを判定する(S420)。たとえば桁数が違う、使用されない文字や数字、記号が含まれている、といったそれぞれのデータフォーマットと相違するかなどを判定し、相違する場合には、明らかな不正情報である。そのため、この場合には不正な情報であるとして、再設定処理部24は、不正情報に対するエラーがあることをユーザ端末3に通知し、図17に示すような画面を表示させる。そして処理を終了する。
再設定の回数が所定回数未満であり、不正情報でもない場合には、再設定処理部24は、ユーザ端末3に対して、決済番号を取得するように通知を送る。これを受けたユーザ端末3のログイン用クライアントアプリケーション30は、通信事業者決済システム4にアクセスし、登録状態を確認するための画面を表示させる。この状態のユーザ端末3の一例が図18である。そしてこの画面で所定の操作を行う、たとえば「登録状態を確認する」を押下することで、ユーザ端末3のログイン用クライアントアプリケーション30は、通信事業者決済システム4にアクセスし、通信事業者決済システム4で用いる暗証番号の入力画面(図13と同様であっても良い)をユーザ端末3で表示させる。そしてその画面にユーザは暗証番号を入力する(S440)。この際に、ログイン用クライアントアプリケーション30を識別するための商品識別情報を送っても良い。
そして暗証番号は、ユーザ端末3から通信事業者決済システム4に送られ、暗証番号が一致するなど、正常に処理が完了した場合には、ログイン用クライアントアプリケーション30の商品識別情報と、ユーザを特定する情報(端末情報31、SIMカード情報32、そのほか、決済の際に通信事業者がユーザを特定するために任意に取得する情報など)に基づいて、当該ユーザに対応する決済番号を通信事業者決済システム4で特定し(通信事業者決済システム4では、ユーザやユーザ端末3と対応づけて決済番号を記憶している)、特定した決済番号が、通信事業者決済システム4から管理サーバ2に送られる。これによって、管理サーバ2の再設定処理部24は、決済番号を取得する。なお決済番号は、管理サーバ2が取得するほか、通信事業者決済システム4から、ユーザ端末3を介して管理サーバ2が取得しても良い。
再設定処理部24は、取得した決済番号に基づいてユーザ情報記憶部22を検索することで、当該決済番号に対応する端末情報31およびカード情報32を特定する(S460)。そして、再設定処理部24は、ユーザ端末3のログイン用クライアントアプリケーション30から取得した端末情報31およびカード情報32で、上記で特定したユーザ情報記憶部22における端末情報31およびカード情報32を再設定(更新)する(S470)。なお、再設定した際に、再設定した日時情報などを記憶させる。これによって、所定期間内の再設定の回数を制限することが出来る。
また再設定処理部24は、ユーザ情報記憶部22で再設定(更新)した端末情報31およびカード情報32と、同一の端末情報31、カード情報32が存在しているかを検索する(S480)。再設定(更新)した端末情報31およびカード情報32と、同一の端末情報31、カード情報32が存在していない場合には、再設定処理部24は、そのまま再設定処理を終了し、ユーザ端末3に対して、再設定処理が終了したことを通知し、それを図19に示すような画面で表示する。
一方、S480において、再設定(更新)した端末情報31およびカード情報32と、同一の端末情報31、カード情報32が存在している場合には、再設定処理部24は、ユーザ情報記憶部22における、当該同一の端末情報31、カード情報32に対応づけて要再設定フラグを付加して記憶させる(S490)。この要再設定フラグは、再設定処理に強制的に移行するためのフラグである。上記では省略したが、ユーザ端末3がログイン用クライアントアプリケーション30を用いて管理サーバ2にアクセスした際に、ユーザ情報記憶部22に記憶された要再設定フラグの有無を確認し、要再設定フラグが記憶されている場合には、ログイン処理を中止し、再設定処理を強制的に実行させる。要再設定フラグが記憶されていない場合には、そのままログイン処理を実行すればよい。
このように要再設定フラグを設けることによって、同一のユーザ端末3やSIMカードで、異なるユーザの利用が行えなくなる。そのため、通信事業者決済システム4での決済の不正利用を防止することができる。
以上のような処理を実行することで再設定処理が行える。
そして以上のような各処理を個人特定ID管理システム1で実行することによって、本発明の個人特定ID管理システム1と連携する外部システムであるコンテンツ等提供サーバ5に対して、個人特定ID管理システム1が管理する個人特定IDと、端末情報31およびSIMカードの情報、およびログイン時刻を、コンテンツ等提供サーバ5ごとに暗号化し、外部連携毎暗号化個人特定ID33を生成し、引き渡すことで、コンテンツ等提供サーバ5に対しても本個人特定ID管理システム1を通じた通信事業者の回線契約者と紐付いた個人特定IDの取得・ログイン処理を可能とさせる。
これにより、外部システムであるコンテンツ等提供サーバ5においても、引き渡された個人特定IDをキーに、コンテンツ等の決済履歴や月額サービスの登録状態を、本発明の個人特定ID管理システム1に問い合わせることができ、引き渡された個人特定IDをキーとしたコンテンツ等提供サーバ5独自のユーザ管理が可能となる。
さらに、上述の処理を実行することで、ユーザはIDやパスワードの入力を要することなく、本発明の個人特定ID管理システム1を用いてログインすることができ、ログイン中のユーザに対して、月額有料会員向けサービスの提供や、新たな通信事業者決済システム4を通じた、コンテンツ等の決済処理を行うことができる。
また、本発明の個人特定ID管理システム1と連携する外部システムであるコンテンツ等提供サーバ5に対して、外部ログイン機能を提供することで、コンテンツ等提供サーバ5側で、個人特定ID管理システム1と同様の個人特定処理やコンテンツ等の決済処理を実装することなく、コンテンツ等の決済処理やコンテンツを購入したユーザの購入判定処理や月額サービス登録状態の利用認証を実現することが可能となる。また、引き渡された個人特定IDをキーとしたコンテンツ等提供サーバ5独自のユーザ管理により、月額会員専用のサービスを提供したり、特定ユーザ向け情報を提供することができる。
本発明の個人特定ID管理システム1により、スマートフォン型可搬型通信端末において、アプリケーションソフトウェアの課金の際に、コンテンツ等提供サーバ5側に、通信事業者の回線契約者を紐づける手段を提供し、通信事業者の回線契約者を特定したユーザ管理を行うことが可能となる。その結果、通信事業者の決済システムを利用した課金を行うことができる。
また、スマートフォン型可搬型通信端末を利用するユーザであっても、コンテンツ等提供サーバ5へのログインを行う場合には、IDやパスワードの入力を行う必要がなくなり、煩雑さが解消される。
1:個人特定ID管理システム
2:管理サーバ
3:ユーザ端末
4:通信事業者決済システム
5:コンテンツ等提供サーバ
6:利用認証サーバ
20:アプリケーション提供部
21:ユーザ登録処理部
22:ユーザ情報記憶部
23:認証処理部
24:再設定処理部
30:ログイン用クライアントアプリケーション
31:端末情報
32:カード情報
33:暗号化個人特定ID
200:演算装置
201:記憶装置
202:表示装置
203:入力装置
204:通信装置

Claims (3)

  1. ユーザが利用するスマートフォン型可搬型通信端末で動作するアプリケーションソフトウェアにおけるユーザを特定するための個人特定ID管理システムであって、
    前記個人特定ID管理システムは、
    前記個人特定ID管理システムのユーザ登録処理を行うユーザ登録処理部と、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末の端末情報、カード情報、前記スマートフォン型可搬型通信端末の通信事業者により付与された決済識別情報を少なくとも記憶しているユーザ情報記憶部と、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末のユーザの認証処理を行う認証処理部と、を備えており、
    前記ユーザ登録処理部は、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末から、前記端末情報およびカード情報が暗号化されたログイン用暗号化端末情報IDを取得し、
    取得したログイン用暗号化端末情報IDを復号化し、
    前記ログイン用暗号化端末情報IDを取得後、前記スマートフォン型可搬型通信端末と、前記スマートフォン型可搬型通信端末の通信事業者が運営する通信事業者決済システムと、の間で決済が行われることにより付与される決済識別情報を、前記スマートフォン型可搬型通信端末または該通信事業者決済システムから取得し、
    前記取得した決済識別情報を、前記復号化した端末情報およびカード情報に対応づけて前記ユーザ情報記憶部に記憶させ、
    少なくとも前記決済識別情報を含む情報を個人特定IDとして暗号化することで、暗号化個人特定IDを生成し、
    前記暗号化個人特定IDを、前記スマートフォン型可搬型通信端末に送ることで、前記スマートフォン型可搬型通信端末に記憶させ、
    前記認証処理部は、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末から、前記ログイン用暗号化端末情報IDおよび暗号化個人特定IDを取得し、
    取得したログイン用暗号化端末情報IDと暗号化個人特定IDとを用いて、前記ユーザ情報記憶部に記憶する情報と一致するかの認証処理を実行し、
    認証処理が正常に行えた場合には、前記スマートフォン型可搬型通信端末と前記通信事業者決済システムとの間で通信を行うことで、前記アプリケーションソフトウェアの決済が行われる、
    ことを特徴とする個人特定ID管理システム。
  2. ユーザが利用するスマートフォン型可搬型通信端末で動作するアプリケーションソフトウェアにおけるユーザを特定するための個人特定ID管理システムであって、
    前記個人特定ID管理システムは、
    前記個人特定ID管理システムのユーザ登録処理を行うユーザ登録処理部と、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末の端末情報、カード情報、前記スマートフォン型可搬型通信端末の通信事業者により付与された決済識別情報、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を少なくとも記憶しているユーザ情報記憶部と、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末のユーザの認証処理を行う認証処理部と、を備えており、
    前記ユーザ登録処理部は、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末から、前記端末情報およびカード情報が暗号化されたログイン用暗号化端末情報IDを取得し、
    取得したログイン用暗号化端末情報IDを復号化し、
    前記ログイン用暗号化端末情報IDを取得後、前記スマートフォン型可搬型通信端末と、前記スマートフォン型可搬型通信端末の通信事業者が運営する通信事業者決済システムと、の間で決済が行われることにより付与される決済識別情報を、前記スマートフォン型可搬型通信端末または該通信事業者決済システムから取得し、
    前記取得した決済識別情報を、前記復号化した端末情報およびカード情報に対応づけて前記ユーザ情報記憶部に記憶させ、
    前記ユーザに対して付与されたユーザ識別情報を含む情報を少なくとも個人特定IDとして暗号化することで、暗号化個人特定IDを生成し、
    前記暗号化個人特定IDを、前記スマートフォン型可搬型通信端末に送ることで、前記スマートフォン型可搬型通信端末に記憶させ、
    前記認証処理部は、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末から、前記ログイン用暗号化端末情報IDおよび暗号化個人特定IDを取得し、
    取得したログイン用暗号化端末情報IDと暗号化個人特定IDとを用いて、前記ユーザ情報記憶部に記憶する情報と一致するかの認証処理を実行し、
    認証処理が正常に行えた場合には、前記スマートフォン型可搬型通信端末と前記通信事業者決済システムとの間で通信を行うことで、前記アプリケーションソフトウェアの決済が行われる、
    ことを特徴とする個人特定ID管理システム。
  3. 前記個人特定ID管理システムは、さらに、
    前記スマートフォン型可搬型通信端末からの要求に応じて、ログイン用クライアントアプリケーションを提供するアプリケーション提供部、を備えており、
    前記ログイン用クライアントアプリケーションは、
    前記ユーザ端末において、前記ユーザ登録処理部で生成された暗号化個人特定IDを受け取り、所定の記憶領域に記憶し、
    前記ユーザ端末が前記個人特定ID管理システムにアクセスする際に、前記所定の記憶領域に記憶させた暗号化個人特定IDを抽出して、該暗号化個人特定IDと端末情報とカード情報とを、前記個人特定ID管理システムに送る、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の個人特定ID管理システム。
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