JP5155538B2 - 測定対象物搭載装置、電磁界特性測定システム - Google Patents

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本発明は、3次元でのアンテナの性能評価を行うための測定対象物搭載装置と電磁界特性測定システムに関する。
3次元でのアンテナの性能評価を行う方法として、3次元空間での放射電力を測定する放射効率測定法がある。この方法は、標準化技術として紹介されている(非特許文献1、非特許文献2)。また、この方法には、非特許文献2の図7.4に示すように携帯端末を単体で測定する場合と、非特許文献2の図7.2に示すように擬似人体に取り付けて測定する場合がある。また、放射磁界特性を測定するための治具を示す文献として、特許文献1などがある。
図1Aは、携帯端末を単体で測定する場合の測定対象物搭載装置の構成例を示す図である。図1Bは、擬似人体に携帯端末を取り付けて測定する場合の測定対象物搭載装置の構成例を示す図である。また、図2は、これらの測定対象物搭載装置を用いた電磁界特性測定システムの構成例を示す図である。携帯端末を単体で測定する場合の測定対象物搭載装置900は、アジマス軸方向に回転するターンテーブル910、ターンテーブル910上に垂直方向に設置されたポール911、水平方向に設置されたアーム912、アームをロール軸方向に回転させる回転部918から構成され、測定対象である携帯電話915が取り付けられる。ターンテーブル910は、アジマス軸モータ917を備えている。擬似人体に携帯端末を取り付けて測定する場合の測定対象物搭載装置900’は、アジマス軸方向に回転するターンテーブル910、ターンテーブル910上に垂直方向に設置されたポール913、水平方向に設置されたアーム914、アームをロール軸方向に回転させる回転部919、擬似人体916から構成され、測定対象である携帯電話915が取り付けられる。電磁界特性測定システムは、電波暗室921内に設置された前記の測定対象物搭載装置900(900’)、対向アンテナ922、対向アンテナ用ポール923、および測定装置類924、コンピュータ925などで構成される。なお、携帯電話915の重さは100g程度であり、擬似人体916の重さは10kg程度である。
電磁界特性の測定では、アジマス軸、ロール軸をそれぞれ15度間隔で電磁界強度を測定する。例えば、ロール軸の角度を固定し、アジマス軸の角度を0°〜345°までゆっくり回転(2rpm以下)させながら、15°間隔(0°、15°、°30、…、345°)で電磁界強度を測定する。測定は一瞬で終わるため、アジマス軸の回転を止める必要はなく、測定する角度のタイミングで、測定器のデータを取り込めばよい。そして、345°を過ぎたところで、ロール軸を15°回転させると共に、アジマス軸の回転方向を逆にし、15°間隔(345°、330°、…、0°)で電磁界強度を測定する。このようにアジマス軸の回転方向を反転させるのは、ターンテーブル910上の構成部(回転部918、919など)への配線が巻きつくことを防止するためである。しかし、ターンテーブル910は、通常ある程度の重量を有しており、瞬時には逆回転できない。したがって、逆回転するまでに時間を要するという問題がある。
また、測定対象物搭載装置の構成方法には、2つの方法があった。1つめは、ターンテーブル、ポール、回転部、アームは、携帯電話単体での測定でも擬似人体に携帯電話を取り付けての測定でも同じであり、擬似人体に携帯電話を取り付けた測定の場合には、アームの先端に擬似人体916を取り付ける方法である。2つめは、携帯端末単体での測定か擬似人体に取り付けた測定かで、ターンテーブルごと取り替える方法である。
上記の1つめの方法の場合、ポール、回転部、アームは、擬似人体916の重さ(10kg)に耐えられるように設計されなければならない。そして、ポール、回転部、アームなどを比較的丈夫な素材(樹脂など)で構成する必要があり、比誘電率が4以上の素材を使っていた。したがって、携帯電話単体での測定では、測定対象物搭載装置の誘電率の影響で、正確な電磁界特性の測定結果が得られないという問題があった。上記の2つめの場合、ポール、回転部、アームは、携帯電話の重さまたは擬似人体の重さに合わせて設計できる。そこで、比誘電率の低い発泡スチロールを全体的に使用して測定対象物搭載装置を構成していた。しかし、この構成の場合、強度面で問題があるので、アジマス軸方向の回転速度を速くすることはできなかった。
なお、擬似人体916は、比誘電率が40〜50であり、電磁界特性は、擬似人体の影響によって大きく変化する。つまり、擬似人体に携帯端末を取り付けた状態での電磁界強度の測定では、アーム、回転部、ポールが測定精度に影響を与えることはほとんどない。したがって、擬似人体に携帯電話を取り付けた場合の測定では、測定精度の問題はない。
CTIA Certification, "Test plan for mobile station over the air performance Rev.2.1", April 2005. 3GPP TR25.914, "Measurements of radio performances for UMTS terminals in speech mode", Release 7, 2006-06. 特開平01−185451号公報
本発明の目的は、携帯電話単体での電磁界特性を正確かつ高速に測定するための測定対象物搭載装置を提供すること、およびこの測定対象物搭載装置を用いて複数チャネルを多重化して測定する電磁界特性測定システム、ループバック通信が確立できる無線端末テスタと組み合わせた電磁界特性測定システムを提供することである。
本発明の測定対象物搭載装置は、(1)アジマス軸モータとロール軸モータを有し、アジマス軸方向に回転するターンテーブルと、(2)ターンテーブル上に垂直方向に設置され、主要部が比誘電率1.5以下の材料で構成され、長さが測定する電磁界の波長の3.5倍以上のポールと、(3)前記ポールの上端に取り付けられ、ロール軸方向に回転する、比誘電率3以下のプーリーと、前記プーリーに比誘電率3以下の止具で固定された比誘電率1.5以下の回転板とを有するロール軸回転部と、(4)前記ロール軸モータと、前記プーリーとをつなぐ、比誘電率4以下のベルトと、(5)片端が前記ロール軸回転部に比誘電率3以下の止具で固定され、水平方向に設置され、先端にアンテナを保持する保持手段を有し、比誘電率が1.2以下の材料で構成され、長さが測定する電磁界の波長の1/4以上のアームとを備えている。また、前記ターンテーブルは、ロータリーコネクタも備えてもよい。さらに、あらかじめ定めた角度ごとに停止する第2ターンテーブルを、前記ターンテーブルの下部に備えてもよい。
本発明の電磁界特性測定システムは、本発明の測定対象物搭載装置、ネットワークアナライザ、マルチチャネル測定器を有する。あるいは、本発明の測定対象物搭載装置、ループバック通信が確立できる無線端末テスタを有する。
本発明では、実験結果に基づいて電磁界特性に影響のない条件を求め、その条件を満足するように測定対象物搭載装置を構成したので、携帯電話単体での測定でも正確な特性を測定できる。また、ターンテーブルがロータリーコネクタを有しているので、ターンテーブル上の構成部への配線が、ターンテーブルの連続回転によって巻きつくことがない。したがって、同一方向に連続的に回転させることができるので、逆回転させるための時間的ロスがなくなり、測定時間を短くできる。
さらに、本発明の電磁界特性測定システムでは、ネットワークアナライザとマルチチャネル測定器とを組み合わせた場合には、複数チャネルを多重化して測定することができる。また、ループバック通信が確立できる無線端末テスタを用いた場合には、三次元放射電力の測定と、三次元受信感度の測定が可能となる。
[第1実施形態]
図3に本発明の測定対象物搭載装置の機能構成例を示す。測定対象物搭載装置100は、(1)アジマス軸モータ112とロール軸モータ115を有し、アジマス軸方向に回転するターンテーブル110と、(2)ターンテーブル110上に垂直方向に設置されたポール120と、(3)前記ポール120の上端に取り付けられ、ロール軸方向に回転するプーリー131と、前記プーリーに固定された回転板132とを有するロール軸回転部130と、(4)前記ロール軸モータ115と、前記プーリー131とをつなぐベルト150と、(5)片端が前記ロール軸回転部130に固定され、水平方向に設置され、先端に被測定端末190を保持する保持手段を有するアーム140を備える。
本発明では、まず、測定対象物搭載装置100の放射効率に対する影響を調べた。図4は、測定対象物搭載装置100のアーム140の先端に半波長ダイポールアンテナを取り付けた様子を示す図である。アーム140の長さをdとし、ポールの長さをhとする。図5は、2つの周波数で、アーム140の長さdを変化させ、放射効率(dB)を測定した結果である。fは2GHz、fは1GHzである。本実験では、アンテナの近傍に比誘電率が大きい材料を用いないように測定対象物搭載装置100を設計した。具体的には、アーム140には比誘電率が1.2以下の発泡スチロールを、回転板132とポール120には比誘電率が1.5以下の発泡ポリエチレンを、プーリー131には比誘電率が3以下のテフロン(登録商標)を、ベルト150には比誘電率が4以下のゴムを、各部を取り付けるための止具(ねじなど)には比誘電率が3以下のテフロン(登録商標)を用いた。なお、実験に用いる電磁界特性測定システムは、図2に示した従来のシステムと、測定対象物搭載装置以外は同じである。
治具なしとは、測定対象物搭載装置100がない場合である。つまり、理想的な放射効率を示している。図5より、d=0.5λ(0.25λ)でも、放射効率に影響がないことが分かる。なお、d=0.5λ(0.25λ)は10cm以下であり、これ以上アーム140を短くする必要がなかったため、本実験では、これ以上短いアームを用いた実験は行っていない。
図6に、ポールの長さを変更した実験結果を示す。モータなしとは、ロール軸モータ115がない場合である。ロール軸モータは金属製なので、ポールの長さはアンテナとロール軸モータとの距離を確保するために必要である。モータなしの場合が、理想的な放射効率を示している。図6より、h=3λでは放射効率が0.2dB以上、モータなしの場合よりも悪くなっている。その他の場合は、モータなしとの差は0.1dB以下である。したがって、ポール120の長さが測定する電磁界の波長の3.5倍以上であればよいことが分かる。
以上のことをまとめると、(1)アジマス軸モータ112とロール軸モータ115を有し、アジマス軸方向に回転するターンテーブル110と、(2)ターンテーブル110上に垂直方向に設置され、主要部が比誘電率1.5以下の材料で構成され、長さが測定する電磁界の波長の3.5倍以上のポール120と、(3)前記ポール120の上端に取り付けられ、ロール軸方向に回転する、比誘電率3以下のプーリー131と、前記プーリーに比誘電率3以下の止具で固定された比誘電率1.5以下の回転板132とを有するロール軸回転部130と、(4)前記ロール軸モータ115と、前記プーリー131とをつなぐ、比誘電率4以下のベルト150と、(5)片端が前記ロール軸回転部130に比誘電率3以下の止具で固定され、水平方向に設置され、先端に被測定端末190を保持する保持手段を有し、比誘電率が1.2以下の材料で構成され、長さが測定する電磁界の波長の1/4以上のアーム140を備える測定対象物搭載装置100ならば、正確に電磁界特性を測定できる。
図7は、自由空間(理想的な環境)の場合と、本発明の測定対象物搭載装置を用いた場合と、従来の場合の電磁界特性を示している。図7Aは、いろいろな角度での3つの場合の比較を示す図である。図7Bは、最大利得の違いを示す図である。図7に示すように、本発明の測定対象物搭載装置を用いた場合には、自由空間の場合と同等の結果を得ることができた。
[変形例]
測定対象物搭載装置100は、図3に示すように、ターンテーブル110がロータリーコネクタ111を備えてもよい。この構成の場合、ターンテーブル上の構成部への配線が、ターンテーブルの連続回転によって巻きつくことがない。したがって、同一方向に連続的に回転させることができるので、逆回転させるための時間的ロスがなくなり、測定時間を短くできる。本変形例ならば、アジマス軸とロール軸とを、15°間隔で測定する場合、アジマス軸の角度が345°での電磁界強度の測定が終了すると、アジマス軸の角度が0°(360°)に戻るまでの間に、ロール軸の角度を15°回転させる。このように動作させることで、測定時間を短縮できる。なお、ロール軸の回転が間に合わない場合は、アジマス軸の回転を少し遅くするなどの方法により、2つの軸の回転のタイミングを合わせればよい。背景技術で説明したように従来は、1つのロール軸の角度に対するアジマス軸の各角度を測定すると、次のロール軸の角度に変更した上でアジマス軸を逆回転させながら次の測定を行っていた。本変形例の場合、逆回転するときの時間的ロスをなくしている。図8に、逆回転させるための時間的ロスを削除することで、測定に必要な時間がどの程度短縮できるかをシミュレーションした結果を示す。このように、ロータリーコネクタ111を備えることで、大幅な時間短縮が可能となる。
[第2実施形態]
図9に、複数チャネルを多重化して測定する電磁界特性測定システムの構成例を示す。電波暗室230の内部には、複数のアンテナを有する携帯電話290を搭載した測定対象物搭載装置200が設置されている。電波暗室230の外部には、振幅と位相の測定が可能なネットワークアナライザ234と複数チャネルを多重化して測定することができるマルチチャネル測定装置236を備えている。複数のアンテナを有する携帯端末の例としては、電波状況の優れたアンテナに切り替えて使用するダイバーシティ、複数の信号を合成するダイバーシティ、送信・受信をそれぞれ複数のアンテナを用いて行う空間多重伝送技術(MIMO:Multiple-Input Multiple-Output)がある。これら複数のアンテナを用いて通信を行う場合には、複数のアンテナのそれぞれの放射特性やアンテナ間の相関係数によって全体の性能が左右される。したがって、三次元での複数のアンテナの放射特性とアンテナ間相関係数を実験によって評価する必要がある。
図9に示した構成であれば、携帯電話290の複数のアンテナの振幅と位相を同時に取得することが可能となり、複数のアンテナの三次元放射特性および三次元相関係数の評価も可能となる。
[第3実施形態]
図10に、携帯端末から放射される放射電力の測定を行う電磁界特性測定システムの構成例を示す。電波暗室330の内部には携帯端末が搭載された測定対象物搭載装置100が設置されている。電波暗室330の外部には、携帯端末とループバック通信できる無線端末テスタ344を備えている。
このような構成にすることで、携帯端末内部の送信機からの送信信号を用いて測定でき、かつ本発明の測定対象物搭載装置を利用できるので、短時間で高精度な三次元放射電力の測定が可能となる。また、非特許文献1、非特許文献2に規定するTRP(Total Radiated Power)の測定が可能となる。
[第4実施形態]
図11に、アジマス軸方向に回転し、あらかじめ定めた角度ごとに停止する第2ターンテーブル910をターンテーブル110の下部に備える測定対象物搭載装置の構成例を示す。図12に、携帯端末の受信感度の測定を行う電磁界特性測定システムの構成例を示す。電波暗室430の内部には携帯端末が搭載された測定対象物搭載装置400が設置されている。電波暗室430の外部には、携帯端末とループバック通信できる無線端末テスタ454を備えている。
受信感度を測定する場合、対向アンテナ452からの出力を次第に下げていき、誤り率を測定することで携帯端末が受信できる電磁界強度を測定する。このような測定をアジマス軸、ロール軸のそれぞれに対して所定間隔(例えば30°間隔)で測定する。1つのアジマス軸の角度とロール軸の角度の組み合わせでの測定に時間がかかるので、アジマス軸方向の回転は、所定間隔ごと(30°ごと)に必ず止めなければならない。また、この測定では、受信感度の測定時間が長いので、ターンテーブルの動作速度による全体的な測定時間への影響はほとんどない。したがって、第2ターンテーブルは、電波暗室に備え付けられたターンテーブル(従来のターンテーブル)を利用すればよい。
図12の構成であれば、携帯端末内部の受信機を用いて受信感度を測定でき、かつ本発明の測定対象物搭載装置を利用できるので、高精度な三次元受信感度の測定が可能となる。また、非特許文献1、非特許文献2に規定するTIS(Total Isotropic Sensitivity)またはTRS(Total Radiated Sensitivity)の測定も可能である。
なお、図12の電磁界強度測定システムは、図10のシステムを含んだ構成となっているので、第2ターンテーブル910を固定してしまい(動かさないで)、第3実施形態に示した方法によって三次元放射電力の測定も可能である。
測定対象物搭載装置の構成例を示す図。 電磁界特性測定システムの構成例を示す図。 本発明の測定対象物搭載装置の機能構成例を示す図。 測定対象物搭載装置100のアーム140の先端に半波長ダイポールアンテナを取り付けた様子を示す図。 2つの周波数で、アームの長さdを変化させ、放射効率(dB)を測定した結果を示す図。 2つの周波数で、ポールの長さhを変化させ、放射効率(dB)を測定した結果を示す図。 自由空間(理想的な環境)の場合と、本発明の測定対象物搭載装置を用いた場合と、従来の場合の電磁界特性を示す図。 逆回転させるための時間的ロスを削除することで、測定に必要な時間がどの程度短縮できるかをシミュレーションした結果を示す図。 複数チャネルを多重化して測定する電磁界特性測定システムの構成例を示す図。 携帯端末から放射される放射電力の測定を行う電磁界特性測定システムの構成例を示す図。 アジマス軸方向に回転し、あらかじめ定めた角度ごとに停止する第2ターンテーブル910をターンテーブル110の下部に備える測定対象物搭載装置の構成例を示す図。 携帯端末の受信感度の測定を行う電磁界特性測定システムの構成例を示す図。

Claims (7)

  1. 電磁界特性を測定する対象物を搭載し、当該測定対象物をアジマス軸方向、ロール軸方向に回転させる測定対象物搭載装置であって、
    アジマス軸モータ、ロール軸モータを有し、アジマス軸方向に回転するターンテーブルと、
    ターンテーブル上に垂直方向に設置され、主要部が比誘電率1.5以下の材料で構成され、長さが測定する電磁界の波長の3.5倍以上のポールと、
    前記ポールの上端に取り付けられ、ロール軸方向に回転する、比誘電率3以下のプーリーと、前記プーリーに比誘電率3以下の止具で固定された比誘電率1.5以下の回転板とを有するロール軸回転部と、
    前記ロール軸モータと、前記プーリーとをつなぐ、比誘電率4以下のベルトと、
    片端が前記ロール軸回転部に比誘電率3以下の止具で固定され、水平方向に設置され、先端にアンテナを保持する保持手段を有し、比誘電率が1.2以下の材料で構成され、長さが測定する電磁界の波長の1/4以上のアームと、
    を備える測定対象物搭載装置。
  2. 請求項1記載の測定対象物搭載装置であって、
    前記ターンテーブルが、
    当該ターンテーブル上への配線を行うロータリーコネクタも
    備え、
    前記アジマス軸モータが、前記測定対象物を、アジマス軸方向に連続して4rpm以上で回転させる
    ことを特徴とする測定対象物搭載装置。
  3. 請求項2記載の測定対象物搭載装置であって、
    アジマス軸方向に回転し、あらかじめ定めた角度ごとに停止する第2ターンテーブルを前記ターンテーブルの下部に
    備える測定対象物搭載装置。
  4. 請求項1または2記載の測定対象物搭載装置を有する電磁界特性測定システムであって、
    前記測定対象物から放射される電磁波を受信する対向アンテナと、
    振幅と位相の測定が可能なネットワークアナライザと、
    複数チャネルを多重化して測定できるマルチチャネル測定器と
    を有する電磁界特性測定システム。
  5. 請求項1または2記載の測定対象物搭載装置を有する電磁界特性測定システムであって、
    前記測定対象物が、携帯無線端末であり、
    前記携帯無線端末から放射される電磁波を受信する対向アンテナと、
    前記携帯無線端末との間でループバック通信が確立できる無線端末テスタと
    を有する電磁界特性測定システム。
  6. 請求項1記載の測定対象物搭載装置を有する電磁界特性測定システムであって、
    前記測定対象物が、携帯無線端末であり、
    前記携帯無線端末に向けて電磁波を放射する対向アンテナと、
    前記携帯無線端末との間でループバック通信が確立できる無線端末テスタと
    を有する電磁界特性測定システム。
  7. 請求項3記載の測定対象物搭載装置を有する電磁界特性測定システムであって、
    前記測定対象物が、携帯無線端末であり、
    前記携帯無線端末から放射される電磁波を受信することができるとともに、前記携帯無線端末に向けて電磁波を放射することもできる対向アンテナと、
    前記携帯無線端末との間でループバック通信が確立できる無線端末テスタと
    を有する電磁界特性測定システム。
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