JP5155375B2 - 往復式自在スパナ - Google Patents

往復式自在スパナ Download PDF

Info

Publication number
JP5155375B2
JP5155375B2 JP2010261648A JP2010261648A JP5155375B2 JP 5155375 B2 JP5155375 B2 JP 5155375B2 JP 2010261648 A JP2010261648 A JP 2010261648A JP 2010261648 A JP2010261648 A JP 2010261648A JP 5155375 B2 JP5155375 B2 JP 5155375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
universal
pin
spring
reciprocating
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010261648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011110697A (ja
Inventor
傅福 呉
Original Assignee
伯▲きん▼工具股▲分▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 伯▲きん▼工具股▲分▼有限公司 filed Critical 伯▲きん▼工具股▲分▼有限公司
Publication of JP2011110697A publication Critical patent/JP2011110697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5155375B2 publication Critical patent/JP5155375B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/10Spanners; Wrenches with adjustable jaws
    • B25B13/12Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable
    • B25B13/14Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable by rack and pinion, worm or gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/46Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

本発明は、自在スパナに関し、特に、往復式自在スパナに関するものである。
自在スパナはよく見られる手工具であり、一部の自在スパナは、時計方向に回転するときにナットを緊密に挟んで回転可能であり、なお、反時計方向に回転するときにナットを緊密に挟まなくなり、これにより、ユーザは迅速に作業を行うことができる。
一部の往復式自在スパナは、スパナを反時計方向に回転するときに、自在顎が固定顎から離反する。例えば特許文献1の米国特許第1391251号公報、特許文献2の米国特許第2562060号公報、特許文献3の米国特許第2733626号公報、特許文献4の米国特許第2970502号公報、特許文献5の米国特許第5809404号公報、特許文献6の米国特許第7137321号公報などの自在スパナは、そのウォーム軸がシャフトと同期に連動し、自在顎のラックを左右に摺動させることもできる。また、例えば特許文献7の米国特許第3312129号公報、特許文献8の米国特許第5746099号公報、特許文献9の米国特許第6679139号公報などの自在スパナは、そのウォーム軸がシャフトに対して摺動可能である。
しかしながら、上記の自在スパナは、ヘッド部とハンドルとの連結構造が複雑すぎであり、部品の点数が多すぎであり、体積を減少できず、操作性が良くないという問題があった。
一方、上記の自在スパナは、ウォーム軸またはシャフトを回復する弾性具を有し、前記弾性具を如何にして自在スパナのヘッド部の幅を減少できるかが本発明の課題である。
米国特許第1391251号公報 米国特許第2562060号公報 米国特許第2733626号公報 米国特許第2970502号公報 米国特許第5809404号公報 米国特許第7137321号公報 米国特許第3312129号公報 米国特許第5746099号公報 米国特許第6679139号公報
本発明の主な目的は、ハンドルに対してヘッド部を順調に旋回可能な往復式自在スパナを提供することにある。
本発明の往復式自在スパナによると、ハンドルと、ヘッド部と、自在顎と、シャフトと、ウォーム軸と、を含み、前記ハンドルは連結端を有し、前記ヘッド部の一端には、固定顎と、スライド溝と、収容空間と、連通穴と、前記スライド溝の上端に位置する摺動通路面と、が形成され、前記収容空間が前記スライド溝と連通し、前記連通穴が前記収容空間および前記ヘッド部の底端と連通し、前記ヘッド部と前記連結端との間には、枢着軸と、第1バネと、自在ピンと、第2バネと、が設けられ、前記枢着軸が前記第1バネと前記自在ピンとの間に位置し、前記ヘッド部は前記枢着軸を中心として前記ハンドルに対して旋回可能であり、前記ヘッド部と前記連結端との間に前記第1バネが押付けており、前記自在ピンの先端が前記連通穴に挿入可能であり、前記第2バネにより前記自在ピンの先端が何時も前記連結端に押付け、前記第1バネの弾力が前記第2バネの弾力よりも大きく、前記自在顎は、ラックを有し、前記ラックが前記ヘッド部の前記スライド溝に摺動可能に設けられ、前記シャフトは、前記収容空間の内部に配され、前記ウォーム軸は、前記ラックに対応する噛合部と、前記シャフトを挿入可能な軸穴と、を有し、前記ウォーム軸は、前記シャフトの軸方向に沿って摺動できるように前記収容空間に配され、前記自在ピンが前記ウォーム軸の押付端を止めるときには、前記ウォーム軸が摺動不能になることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記軸穴は、大径穴と、小径穴と、を含み、前記大径穴は前記押付端からその軸方向に沿って設けられ、前記大径穴と前記小径穴との境界に肩部が形成され、前記シャフトは、大径段と、小径段と、を含み、前記大径段が前記押付端から前記大径穴に挿入され、前記小径段が前記小径穴を挿通し、前記小径段と前記大径穴との間に環状空間が形成され、前記環状空間に前記第3バネが収容され、前記大径段と前記肩部との間には、前記第3バネが外部に露呈しないように配されることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、六角ナットを回転させ可能であり、前記六角ナットは、対角長さがeであり、対辺長さがsであり、前記ウォーム軸は平滑部を有し、前記平滑部は前記押付端と前記噛合部との間に位置し、前記平滑部は、その直径が前記噛合部のルート直径よりも大きくなく、その長さが(e-s)よりも小さくないことを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記自在ピンの半径方向に押付縁が延び、前記第2バネは、前記自在ピンに嵌め設けられ、前記押付縁と前記ヘッド部との間に配されることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、六角ナットを回転させ可能であり、前記六角ナットは、対角長さがeであり、対辺長さがsであり、前記ウォーム軸は平滑部を有し、前記平滑部は前記押付端と前記噛合部との間に位置し、前記平滑部は、その直径が前記噛合部のルート直径よりも大きくなく、その長さが(e-s)よりも小さくないことを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記自在ピンの半径方向に押付縁が延び、前記第2バネは、前記自在ピンに嵌め設けられ、前記押付縁と前記ヘッド部との間に配されることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記自在ピンの半径方向に押付縁が延び、前記第2バネは、前記自在ピンに嵌め設けられ、前記押付縁と前記ヘッド部との間に配されることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記連結端には、前記自在ピンの底端が押付けている円弧凸面が形成されることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記自在ピンの底端には、前記連結端が押付けている円弧凸面が形成されることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記自在ピンの上端には、その軸方向に沿う平面が設けられ、前記ウォーム軸の前記押付端が前記平面に押付けていることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、更に、回転止め手段を含み、前記回転止め手段により、前記自在ピンの前記連通穴の軸心に対する回転を防止できることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記自在ピンの直径は(e-s)よりも小さくないことを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、前記ヘッド部の底端に一対の翼部が延び、前記一対の翼部の間に剖開溝が形成され、前記剖開溝に前記連結端が収容されることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによると、更に、ロック装置を含み、前記ロック装置は、長溝と、L字形溝と、ピンと、を含み、前記長溝は前記翼部と前記連結端とのうちの一つに設けられ、前記L字形溝は前記翼部と前記連結端とのうちの残る一つに設けられ、前記ピンが前記長溝と前記L字形溝とに挿入され、前記長溝の両端に前記ピンを移動でき、これにより、前記ヘッド部と前記連結端とを枢着状態、或いはロック状態に切替可能であることを特徴とする。
本発明の往復式自在スパナによれば、ハンドルに対してヘッド部を順調に旋回できるという効果を有する。
本発明の実施例1の分解斜視図である。 本発明のヘッド部の側面図である。 本発明の別の実施例の断面図である。 本発明の実施例1の組合済み状態の斜視図である。 本発明の実施例1の一部の断面図である。 本発明のウォーム軸の断面図である。 本発明の実施例1の一部の断面図である。 本発明の実施例2の一部の断面図である。 本発明の実施例3の分解斜視図である。 本発明の実施例3の一部の断面図である。 本発明の実施例3の一部の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1A、B、C乃至図3A、Bを参照する。本発明の実施例1の往復式自在スパナは、ハンドル10と、ヘッド部20と、自在顎30と、シャフト40と、ウォーム軸50と、を含む。
ハンドル10は、連結端11を有し、その他端に駆動ヘッド(図示せず)を設けてもよい。具体的には、連結端11は、駆動押付面12と、回転押付面13と、押付溝14と、枢着穴15と、を有する。回転押付面13に第1バネ穴17が設けられる。駆動押付面12と回転押付面13とは、それぞれ枢着穴15の両側に位置し、その境界にコナー16が形成される。コナー16は駆動押付面12と回転押付面13との最も枢着穴15に近接する箇所に位置することが好ましい。コナー16は円弧形状を呈する面取りにしてもよい。駆動押付面12と回転押付面13との間に開角θが形成される。駆動押付面12は、枢着穴15に近接する第1段121と、枢着穴15から遠ざかった第2段122と、を含む。第1段121は回転押付面13と接する。押付溝14は、第1段121と第2段122との間に設けられ、その内部に接触面(例えば円弧凸面141)が設けられる。前記接触面は駆動押付面12よりも低いことが好ましい。一方、本発明の別の実施例では、図1Bに示すように、連結端11に押付溝が設けられない。
ヘッド部20の一端には、固定顎21と、横方向に沿って設けられるスライド溝22と、収容空間23と、連通穴24と、スライド溝22の上端に位置する摺動通路面25と、が形成される。収容空間23がスライド溝22と連通する。連通穴24は、縦方向に沿ってヘッド部20に設けられ、収容空間23およびヘッド部20の底端と連通する。ヘッド部20の底端に一対の翼部26が延びる。図1Aに示すように、一対の翼部26の間に剖開溝27が形成され、剖開溝27に連結端11が収容される。少なくとも一つの翼部26に枢着穴28が設けられる。ヘッド部には、更に、厚さ方向に沿う挿入穴65が設けられる。挿入穴65は連通穴24と連通する。
ヘッド部20と連結端11との間には、枢着軸61と、第1バネ62と、自在ピン63と、第2バネ64と、が設けられる。枢着軸61は枢着穴15、28に挿入されており、これにより、ヘッド部20が枢着軸61を中心としてハンドル10に対して旋回可能である。第1バネ62は、一部が第1バネ穴17に収容され、ヘッド部20と連結端11との間に押付けている。自在ピン63と第1バネ62とは、それぞれ枢着軸61の両側に位置する。自在ピン63の上端は連通穴24に挿入可能である。自在ピン63の上端には、その軸方向に沿う平面632が設けられる。自在ピン63には、その半径方向に沿って延びる押付縁631が設けられる。第2バネ64は、自在ピン63に嵌め設けられ、押付縁631とヘッド部20との間に押付けており、これにより、自在ピン63の底端は、連結端11に押付け、具体的には、押付溝14の円弧凸面141に押付ける。第1バネ62の弾力が第2バネ64の弾力よりも大きい。これにより、常時に、駆動押付面12は、ヘッド部20の底端に押付けており、すなわち、剖開溝27の底縁に押付けている。また、自在ピン63には、更に、回転止め手段を含み、前記回転止め手段により、自在ピン63の連通穴24の軸心に対する回転を防止できる。本実施例では、前記回転止め手段は回転止めピン66を含む。回転止めピン66は、挿入穴65に挿入され、平面632に押付けており、これにより、平面632は回転できないように回転止めピン66に対して上下に摺動可能である。一方、前記回転止め手段は、スライド溝とレールとの組合を含んでもいいし、或いは連通穴24と自在ピン63との断面を円形にしなくてもよい。
本実施例では、円弧凸面141が連結端11に設けられるが、図5に示すように、自在ピン63の底端に円弧凸面141´を設けてもよい。そうすると、円弧凸面141´に連結端11を押付けることができる。或いは、自在ピン63の底端と押付溝14とに円弧凸面を設けず、自在ピン63の底端と押付溝14とを平面にしてもよい。
自在顎30は、ラック31を有し、ラック31がヘッド部20のスライド溝22に摺動可能に設けられる。往復式自在スパナは、固定顎21と自在顎30とにより六角ナット5を挟んで回転できる。前記自在スパナにより回転させ可能な最大の六角ナット5は、その最大対角長さがeであり、その最大対辺長さがsである。
シャフト40は、ヘッド部20の横方向に沿う貫通孔29を挿通し、収容空間23の内部に配される。シャフト40は、大径段41と、小径段42と、を含む。
ウォーム軸50は、ラック31に対応する噛合部51と、平滑部52と、シャフト40を挿入可能な軸穴53と、押付端54と、を有する。ウォーム軸50は、シャフト40の軸方向に沿って摺動できるように収容空間23に配される。具体的には、図3Aに示すように、軸穴53は、大径穴531と、小径穴532と、を含む。大径穴531は押付端54からその軸方向に沿って設けられる。大径穴531と小径穴532との境界に肩部533が形成される。大径段41が押付端54から大径穴531に挿入され、小径段42が小径穴532を挿通する。小径段42と大径穴531との間に環状空間が形成され、前記環状空間に第3バネ55が収容される。大径段41と肩部533との間には、第3バネ55が外部に露呈しないように配され、これにより、ウォーム軸50の固定顎21への付勢力が提供される。また、押付端54が自在ピン63に止められる場合には、ウォーム軸50が摺動不能になる。自在ピン63に平面632が設けられるため、自在ピン63が押付端54に押付ける。一方、平滑部52は、押付端54と噛合部51との間に位置し、その直径が噛合部51のルート直径Φ(Root diameter)よりも大きくなく、その軸方向長さL1が噛合部51の全部の歯峰の軸方向長さL2よりも小さい。
次に、本発明の往復式自在スパナの工作原理を説明する。まず、図3を参照する。往復式自在スパナを時計方向に旋回するときには、平常時に、駆動押付面12とヘッド部20とが互いに押付けており、自在ピン63が押上げられて、平面632がウォーム軸50の押付端54に押付け、これにより、自在顎30と固定顎21とが六角ナット5を緊密に挟み、往復式自在スパナにより六角ナット5を回転することができる。
図3B及び図4を参照する。往復式自在スパナを反時計方向に旋回するときには、駆動押付面12がヘッド部20から離反して、回転押付面13がヘッド部20に押付け、すなわち、ハンドル10はヘッド部20に対してある角度に旋回でき、前記角度は開角θと同じである。自在ピン63が第2バネ64に付勢されて下に移動し、これにより、平面632が押付端54から離脱する。このとき、六角ナット5により自在顎30に水平力が加えられ、前記水平力が第3バネ55の弾力よりも大きいときには、自在顎30とウォーム軸50とが固定顎21から離反する方向にスライドし、スライド長さは少なくとも(e-s)であるため、平滑部52の長さが(e-s)よりも小さくないことが好ましい。自在ピン63の押付縁以外の部分の直径も(e-s)よりも小さくない。
特に、往復式自在スパナを反時計方向に旋回するときには、ユーザの手が少なくも(60°+θ)に旋回することが必要であり、開角θが自在顎63の変位量によって決まる。自在顎63の必要な変位量が大きいほど開角θが大きい。逆に、自在顎63の必要な変位量が小さいほど開角θが小さい。本発明のウォーム軸50はより小径な平滑部52を有するため、自在顎63の必要な最小変位量は、平滑部52の周面と軸穴53との距離Wである。そうすると、開角θをより小さい角度に設計することができ、往復式自在スパナを反時計方向に旋回するときの角度(60°+θ)を減少でき、操作性が向上する。
また、六角ナット5の自在顎30に加える水平力がなくなった後、第3バネ55によりウォーム軸50と自在顎30とが本来の位置に回復される。第1バネ62の弾力が第2バネ64の弾力よりも大きいため、ハンドル10は、図3に示すように、自発的に旋回し、自在ピン63をシャフト40に寄らせる。
第3バネ55は、外部に露呈しないように軸穴53の前記環状空間に配されるため、ヘッド部の幅を有効に短縮でき、ひいてはヘッド部の体積および重量を減少できる。
また、図6乃至図8を参照する。本発明の往復式自在スパナは、更に、ロック装置70を含む。ロック装置70は、長溝71と、L字形溝72と、ピン73と、を含む。長溝71は翼部26と連結端11とのうちの一つに設けられ(本実施例では、長溝71が翼部26に設けられ)、L字形溝72は翼部26と連結端11とのうちの残る一つに設けられ(本実施例では、長溝71が連結端11に設けられ)、ピン73が長溝71とL字形溝72とに挿入される。ピン73の一端には、ユーザが押え可能な押え面74が設けられる。長溝71の両端にピン73を移動できる。具体的には、図7に示すように、ピン73が長溝71の第1端に位置するときには、ピン73がL字形溝72の第1段のストローク内に変位可能であり、第1段のストロークとヘッド部20の連結端11に対する旋回ストロークとは同じ円弧に位置するため、ヘッド部20が連結端11に対して旋回できる。図8に示すように、ピン73が長溝71の第2端に位置するときには、ピン73がL字形溝72の第2段のストロークに位置し、これにより、ヘッド部20が連結端11に対して旋回できない。上記の構成により、ヘッド部20と連結端11とを枢着状態、或いはロック状態に切替可能である。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、自在スパナに適用することができる。
5:六角ナット
10:ハンドル
11:連結端
12:駆動押付面
13:回転押付面
14:押付溝
15:枢着穴
16:コナー、
17:第1バネ穴
20:ヘッド部
21:固定顎
22:スライド溝
23:収容空間
24:連通穴
25:摺動通路面
26:翼部
27:剖開溝
28:枢着穴
29:貫通孔
30:自在顎
31:ラック
40:シャフト
41:大径段
42:小径段
50:ウォーム軸
51:噛合部
52:平滑部
53:軸穴
54:押付端
55:第3バネ
61:枢着軸
62:第1バネ
63:自在ピン
64:第2バネ
65:挿入穴
66:回転止めピン
70:ロック装置
71:長溝
72:L字形溝
73:ピン
74:押え面
121:第1段
122:第2段
141,141´:円弧凸面
531:大径穴
532:小径穴
533:肩部
631:押付縁
632:平面
e:最大対角長さ
L1, L2:軸方向長さ
s:最大対辺長さ
W:距離
θ:開角
Φ:ルート直径

Claims (14)

  1. ハンドルと、ヘッド部と、自在顎と、シャフトと、ウォーム軸と、を含み、
    前記ハンドルは連結端を有し、
    前記ヘッド部の一端には、固定顎と、スライド溝と、収容空間と、連通穴と、前記スライド溝の上端に位置する摺動通路面と、が形成され、前記収容空間が前記スライド溝と連通し、前記連通穴が前記収容空間および前記ヘッド部の底端と連通し、前記ヘッド部と前記連結端との間には、枢着軸と、第1バネと、自在ピンと、第2バネと、が設けられ、前記枢着軸が前記第1バネと前記自在ピンとの間に位置し、前記ヘッド部は前記枢着軸を中心として前記ハンドルに対して旋回可能であり、前記ヘッド部と前記連結端との間に前記第1バネが押付けており、前記自在ピンの先端が前記連通穴に挿入可能であり、前記第2バネにより前記自在ピンの先端が何時も前記連結端に押付け、前記第1バネの弾力が前記第2バネの弾力よりも大きく、
    前記自在顎は、ラックを有し、前記ラックが前記ヘッド部の前記スライド溝に摺動可能に設けられ、
    前記シャフトは、前記収容空間の内部に配され、
    前記ウォーム軸は、前記ラックに対応する噛合部と、前記シャフトを挿入可能な軸穴と、を有し、前記ウォーム軸は、前記シャフトの軸方向に沿って摺動できるように前記収容空間に配され、前記自在ピンが前記ウォーム軸の押付端を止めるときには、前記ウォーム軸が摺動不能になることを特徴とする往復式自在スパナ。
  2. 前記軸穴は、大径穴と、小径穴と、を含み、前記大径穴は前記押付端からその軸方向に沿って設けられ、前記大径穴と前記小径穴との境界に肩部が形成され、前記シャフトは、大径段と、小径段と、を含み、前記大径段が前記押付端から前記大径穴に挿入され、前記小径段が前記小径穴を挿通し、前記小径段と前記大径穴との間に環状空間が形成され、前記環状空間に前記第3バネが収容され、前記大径段と前記肩部との間には、前記第3バネが外部に露呈しないように配されることを特徴とする、請求項1に記載の往復式自在スパナ。
  3. 六角ナットを回転させ可能であり、前記六角ナットは、対角長さがeであり、対辺長さがsであり、前記ウォーム軸は平滑部を有し、前記平滑部は前記押付端と前記噛合部との間に位置し、前記平滑部は、その直径が前記噛合部のルート直径よりも大きくなく、その長さが(e-s)よりも小さくないことを特徴とする、請求項1に記載の往復式自在スパナ。
  4. 前記自在ピンの半径方向に押付縁が延び、前記第2バネは、前記自在ピンに嵌め設けられ、前記押付縁と前記ヘッド部との間に配されることを特徴とする、請求項1に記載の往復式自在スパナ。
  5. 六角ナットを回転させ可能であり、前記六角ナットは、対角長さがeであり、対辺長さがsであり、前記ウォーム軸は平滑部を有し、前記平滑部は前記押付端と前記噛合部との間に位置し、前記平滑部は、その直径が前記噛合部のルート直径よりも大きくなく、その長さが(e-s)よりも小さくないことを特徴とする、請求項2に記載の往復式自在スパナ。
  6. 前記自在ピンの半径方向に押付縁が延び、前記第2バネは、前記自在ピンに嵌め設けられ、前記押付縁と前記ヘッド部との間に配されることを特徴とする、請求項2に記載の往復式自在スパナ。
  7. 前記自在ピンの半径方向に押付縁が延び、前記第2バネは、前記自在ピンに嵌め設けられ、前記押付縁と前記ヘッド部との間に配されることを特徴とする、請求項3に記載の往復式自在スパナ。
  8. 前記連結端には、前記自在ピンの底端が押付けている円弧凸面が形成されることを特徴とする、請求項1乃至7の何れか1項に記載の往復式自在スパナ。
  9. 前記自在ピンの底端には、前記連結端が押付けている円弧凸面が形成されることを特徴とする、請求項1乃至7の何れか1項に記載の往復式自在スパナ。
  10. 前記自在ピンの上端には、その軸方向に沿う平面が設けられ、前記ウォーム軸の前記押付端が前記平面に押付けていることを特徴とする、請求項1乃至7の何れか1項に記載の往復式自在スパナ。
  11. 更に、回転止め手段を含み、前記回転止め手段により、前記自在ピンの前記連通穴の軸心に対する回転を防止できることを特徴とする、請求項1乃至7の何れか1項に記載の往復式自在スパナ。
  12. 前記自在ピンの直径は(e-s)よりも小さくないことを特徴とする、請求項3、5又は7に記載の往復式自在スパナ。
  13. 前記ヘッド部の底端に一対の翼部が延び、前記一対の翼部の間に剖開溝が形成され、前記剖開溝に前記連結端が収容されることを特徴とする、請求項1乃至7の何れか1項に記載の往復式自在スパナ。
  14. 更に、ロック装置を含み、前記ロック装置は、長溝と、L字形溝と、ピンと、を含み、前記長溝は前記翼部と前記連結端とのうちの一つに設けられ、前記L字形溝は前記翼部と前記連結端とのうちの残る一つに設けられ、前記ピンが前記長溝と前記L字形溝とに挿入され、前記長溝の両端に前記ピンを移動でき、これにより、前記ヘッド部と前記連結端とを枢着状態、或いはロック状態に切替可能であることを特徴とする、請求項13に記載の往復式自在スパナ。
JP2010261648A 2009-11-25 2010-11-24 往復式自在スパナ Active JP5155375B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW098140175 2009-11-25
TW098140175A TWI354605B (en) 2009-11-25 2009-11-25 Reversible monkey wrench

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011110697A JP2011110697A (ja) 2011-06-09
JP5155375B2 true JP5155375B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=43447735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010261648A Active JP5155375B2 (ja) 2009-11-25 2010-11-24 往復式自在スパナ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8136429B2 (ja)
EP (1) EP2327514B1 (ja)
JP (1) JP5155375B2 (ja)
AU (1) AU2010202173B1 (ja)
CA (1) CA2722207C (ja)
ES (1) ES2568507T3 (ja)
PL (1) PL2327514T3 (ja)
TW (1) TWI354605B (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8549961B2 (en) 2011-01-13 2013-10-08 New Way Tools Co., Ltd. Adjustable wrench
TW201228778A (en) * 2011-01-13 2012-07-16 New Way Tools Co Ltd Adjustable wrench with ratchet gearing function
TWI445597B (zh) * 2011-08-10 2014-07-21 King You 棘輪式活動扳手
TW201338925A (zh) 2012-03-21 2013-10-01 New Way Tools Co Ltd 具雙彈簧之往復式扳手
US9061402B2 (en) 2012-06-06 2015-06-23 Milwaukee Electric Tool Corporation Wrench
TWI412435B (zh) * 2012-08-14 2013-10-21 Chang Hsueh E Hsu 扳手
CN103252743A (zh) * 2013-06-07 2013-08-21 蒋小辉 活口扳手
CN104511868A (zh) * 2013-09-29 2015-04-15 伯鑫工具股份有限公司 往复式活动扳手
US20150101460A1 (en) * 2013-10-11 2015-04-16 Proxene Tools Co., Ltd. Reversible monkey wrench
EP2862675A1 (en) * 2013-10-16 2015-04-22 Proxene Tools Co., Ltd. Reversible monkey wrench
TW201520002A (zh) * 2013-11-19 2015-06-01 New Way Tools Co Ltd 具有強固裝置的活動扳手
TW201527051A (zh) 2014-01-06 2015-07-16 New Way Tools Co Ltd 具有強固活動顎的活動扳手
TW201529239A (zh) 2014-01-21 2015-08-01 New Way Tools Co Ltd 棘動扳手
CN103791166A (zh) * 2014-02-17 2014-05-14 昆山振宏电子机械有限公司 一种配电柜用的电缆夹持的装置
US20150352696A1 (en) * 2014-06-06 2015-12-10 Hangzhou Great Star Tools Co., Ltd. Wrench
CN104227625A (zh) * 2014-07-23 2014-12-24 宁波市鄞州多凡国际贸易有限公司 一种使用方便安全内的扳手
TWM491557U (zh) * 2014-09-04 2014-12-11 wei-ming Lai 活動扳手結構
CN105619299A (zh) * 2014-11-04 2016-06-01 杭州巨星工具有限公司 扳手
US20170312893A1 (en) * 2014-11-04 2017-11-02 Hangzhou Great Star Industrial Co., Ltd. Wrench
CN104440721B (zh) * 2014-11-19 2015-12-30 海盐星辰工具有限公司 一种活动扳手
TW201628796A (zh) * 2015-02-03 2016-08-16 Mao-Tang Liu 具有強固結構之活動扳手
TW201628795A (zh) * 2015-02-03 2016-08-16 Mao-Tang Liu 具有強固結構之活動扳手
CN104786177A (zh) * 2015-04-24 2015-07-22 上海昆杰五金工具有限公司 一种活动扳手
USD769092S1 (en) 2015-06-16 2016-10-18 Milwaukee Electric Tool Corporation Handle for a handheld tool
CN106466824A (zh) * 2015-08-14 2017-03-01 志拓有限公司 具有防撞功能的活动扳手
CN106881683A (zh) * 2017-04-18 2017-06-23 苏州汇程精密模具有限公司 一种低重量多功能五金活口扳手
CN108214366A (zh) * 2017-12-26 2018-06-29 中国航发四川燃气涡轮研究院 一种可调节的螺纹件预紧力施加转接装置
CN109909925B (zh) * 2019-04-19 2023-12-22 张一达 防松动活扳手
USD917250S1 (en) * 2019-05-15 2021-04-27 Hong Ann Tool Industries Co., Ltd. Spanner
TWI767517B (zh) * 2021-01-14 2022-06-11 亨龍工業有限公司 可調整扳手
EP4088865B1 (en) * 2021-05-10 2024-09-11 Matatakitoyo Tool Co., Ltd. Adjustable wrench using colors for identification

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2733626A (en) * 1956-02-07 Mesojedec
US1391251A (en) * 1919-04-02 1921-09-20 Michael I Ginsburg Slip-jaw wrench
GB628301A (en) * 1946-06-05 1949-08-25 Johan Pehrsson Improvements in or relating to adjustable wrenches
US2562060A (en) * 1947-05-21 1951-07-24 Pehrsson Johan Slidable side jaw socket wrench
GB767401A (en) * 1952-06-16 1957-02-06 Eugen Mayer Improvements in or relating to an adjustable wrench
US2970502A (en) * 1958-11-17 1961-02-07 Nordgren Simon Nils Slidable side jaw wrench
DE1503004C3 (de) * 1964-07-03 1974-06-12 Simon Nils Rimbo Nordgren (Schweden) Schraubenschlüssel
JPS4870296U (ja) * 1971-12-08 1973-09-05
US3901106A (en) * 1973-03-09 1975-08-26 Burnice J Causey Open-end ratchet wrench
US5746099A (en) * 1996-10-04 1998-05-05 Janson; Paul Adjustable open-wrench with a sliding side jaw having a releasable adjustment mechanism to allow ratcheting operation
US5890404A (en) * 1997-09-23 1999-04-06 Stojanowski; Thomas Ratcheting adjustable wrench
US6679139B2 (en) * 2001-03-26 2004-01-20 Emerson Electric Co. Ratcheting adjustable wrench
US7137321B1 (en) * 2006-06-02 2006-11-21 Ping Wen Huang Adjustable wrench
US20100263498A1 (en) * 2008-11-11 2010-10-21 Ping Wen Huang Swing Wrench
JP3148086U (ja) * 2008-11-17 2009-01-29 秉文 ▲黄▼ モンキーレンチ
US8074540B2 (en) * 2009-08-11 2011-12-13 New Way Tools Co., Ltd. Adjustable wrench with ratchet function

Also Published As

Publication number Publication date
EP2327514B1 (en) 2016-02-17
CA2722207A1 (en) 2011-05-25
EP2327514A3 (en) 2014-01-22
TW201117923A (en) 2011-06-01
ES2568507T3 (es) 2016-04-29
PL2327514T3 (pl) 2016-10-31
US8136429B2 (en) 2012-03-20
TWI354605B (en) 2011-12-21
EP2327514A2 (en) 2011-06-01
JP2011110697A (ja) 2011-06-09
AU2010202173B1 (en) 2011-05-12
US20110120277A1 (en) 2011-05-26
CA2722207C (en) 2012-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5155375B2 (ja) 往復式自在スパナ
US11565377B2 (en) Adjustable quick vise
US7373861B2 (en) Pivoting assembly of a hand tool
US9308626B2 (en) Clamp with ratchet device
US20140230610A1 (en) Wrench device
US20120180604A1 (en) Adjustable Wrench
US8701528B2 (en) Ratchet-action open-end wrench
US20090193941A1 (en) Ratchet Wrench
JP5228030B2 (ja) 脱出防止機能付き往復式スパナ
US20160008970A1 (en) Socket Tool
US9511485B2 (en) Wrench capable of adjusting operating angle
TWI473688B (zh) 雙向棘輪結構、扳手及換向方法
CN105328595B (zh) 卸力机构及具有卸力机构的棘轮夹
CN105397655B (zh) 一种钳口平移的板钳
US12036639B2 (en) Adjustable fastener engaging tool
US8850930B1 (en) Adjustable wrench
US10543585B2 (en) Wrench in the form of an open-end wrench for ratcheting increments of 30°
EP2556925B1 (en) Ratchet-action open-end wrench
TWI564118B (zh) 開口扳手結構
TWM322862U (en) Wrench structure with multi-angle rotating mechanism
US9676087B2 (en) Pair of circlip pliers
TWI511849B (zh) 正時皮帶輪之輔助工具
US1748887A (en) Intermittent-grip device
JP4187443B2 (ja) アジャスタブルレンチ
CN106475945B (zh) 扳手与承接装置的组合结构

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5155375

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250