JP5154745B2 - Self-lifting container - Google Patents
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Description
本発明は、例えば船舶、列車、トレーラ(トラック)等を利用して貨物を輸送する際に用いられる輸送用コンテナに関するものである。 The present invention relates to a transport container used when transporting cargo using, for example, a ship, a train, a trailer (truck), or the like.
現在、一定の大きさに規格化された輸送用のコンテナを利用することによって、大量の貨物を包括的に輸送している(特許文献1参照)。 Currently, a large amount of cargo is comprehensively transported by using a container for transportation standardized to a certain size (see Patent Document 1).
この輸送用コンテナは、輸送対象の貨物を格納する直方体形状のコンテナ本体を備えており、このコンテナ本体は船舶や列車、トレーラ(トラック)等に積載されて運ばれるようになっている。
ところで、この輸送用コンテナでは、コンテナ本体を船舶や列車、トレーラ等から積み降ろしする際、クレーンやフォークリフト等を用いて積み降ろしを行っている。 By the way, in this transport container, when the container body is unloaded from a ship, a train, a trailer or the like, it is unloaded using a crane, a forklift, or the like.
また、この輸送用コンテナをトレーラによって最終的な輸送先に搬送された後に設置する際にも、クレーン等を用いて行なっている。 Also, when the transport container is installed after being transported to a final transport destination by a trailer, a crane or the like is used.
そのため、コンテナ本体の積み降ろしや設置を行う際には、クレーンやフォークリフト等が必要となってしまい、このクレーン等を利用することは非常に手間がかかり、作業効率が低下するという問題が生じていた。 Therefore, when loading and unloading and installing the container body, a crane, a forklift, etc. are required, and using this crane, etc. is very troublesome and causes a problem that work efficiency decreases. It was.
さらに、輸送用コンテナの大きさは、規格によってほぼ統一されており、コンテナ本体の大きさは、この規格を遵守しなければならないという問題もあった。 Furthermore, the size of the shipping container is almost standardized by the standard, and there is a problem that the size of the container body must comply with this standard.
そこで、この発明は、コンテナ本体の積み降ろし等を容易に行なって積み降ろし等の作業効率を向上することができると共に、あらかじめ定められた規格を遵守することができる輸送用コンテナを提供することを目的としている。 Accordingly, the present invention provides a shipping container that can easily perform loading and unloading of the container body to improve the working efficiency of loading and unloading, and can comply with a predetermined standard. It is aimed.
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、四隅に立設された四本の柱部と隣接する前記柱部の下端間を連結する四本の床枠部が設けられた直方体形状のコンテナ本体を備え、該コンテナ本体の長手方向の両側壁には前記柱部より長手方向の中心側に位置し且つ前記柱部に隣接して形成された上下方向に延びる収納凹部が設けられ、前記四本の床枠部のうちコンテナ本体の短手方向に延びる床枠部に固定された鋼管製のアウタービーム及びこのアウタービーム内に摺動自在に挿入されたインナービームを備える出没手段を介して前記収納凹部から水平方向に出没可能に設けられた支持脚を備え、該支持脚は、収納時に水平方向及び垂直方向のいずれにおいても前記コンテナ本体よりも内側に位置し、突出時に水平方向において前記コンテナ本体よりも外側に位置すると共に、前記インナービームの一端に固定されて上下方向に沿って伸縮可能に設けられたジャッキ装置であることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自揚降輸送用コンテナにおいて、前記支持脚は、手動又は油圧によって上下方向に伸縮するようになっていることを特徴としている。
The invention according to
請求項1に記載の発明によれば、トレーラの荷台(載置部)上に載せたコンテナ本体の両側壁に形成した収納凹部から突出した状態で支持脚を伸長することにより、この伸長した支持脚によって、トレーラの荷台からコンテナ本体を持ち上げた(浮かせた)状態で支持することができる。 According to the first aspect of the present invention, the extended support is provided by extending the support legs in a state of protruding from the storage recesses formed on the both side walls of the container main body placed on the loading platform (mounting portion) of the trailer. The legs can support the container body in a lifted (floating) state from the trailer bed.
そして、この支持脚によってコンテナ本体を支持しているときにトレーラを移動すれば、コンテナ本体だけがその場に残ることとなり、トレーラとコンテナ本体とを分離して、トレーラからコンテナ本体を容易に降ろすことができる。 If the trailer is moved while the container body is supported by the support legs, only the container body remains on the spot, and the trailer and the container body are separated and the container body is easily lowered from the trailer. be able to.
また、コンテナ本体をトレーラに積む場合には、あらかじめ支持脚を突出させると共にコンテナ本体の底面がトレーラの荷台よりも高くなるように支持脚を伸長させておく。そして、このコンテナ本体の下側に荷台が位置するようにトレーラを移動させてから支持脚を縮め、この支持脚を収納凹部内に収納する。これにより、トレーラの荷台上にコンテナ本体が載置され、コンテナ本体を容易に積むことができる。 In addition, when the container main body is stacked on the trailer, the support leg is projected in advance and the support leg is extended so that the bottom surface of the container main body is higher than the loading platform of the trailer. Then, after moving the trailer so that the loading platform is positioned below the container main body, the support leg is contracted, and the support leg is stored in the storage recess. Thereby, a container main body is mounted on the loading platform of a trailer, and a container main body can be loaded easily.
このように、クレーンやフォークリフト等を使用しなくとも、トレーラからコンテナ本体を容易に積み降ろしすることができ、積み降ろし作業を効率よく行うことが可能となる。 Thus, the container body can be easily loaded and unloaded from the trailer without using a crane, a forklift, or the like, and the loading and unloading work can be performed efficiently.
なお、近年自然災害が数多く見られるが、そのときにもこの自揚降輸送用コンテナは、発電装置、宿舎、バストイレ、食糧備蓄庫、汲み上げポンプ等のあらゆるものに使用することができる。 In recent years, there have been many natural disasters. Even at that time, this self-lifting / conveying container can be used for all kinds of power generation devices, dormitories, bathrooms, food storage, pumping pumps, and the like.
その際に、この自揚降輸送用コンテナによって様々な装置を運び込み、災害地においてクレーンやフォークリフトがなくともコンテナ本体を積み降ろしすることが可能となる。これにより、スムーズで迅速な救援に貢献することができる。 At that time, it is possible to carry various devices by this self-lifting and transporting container, and to load and unload the container main body without a crane or a forklift in the disaster area. Thereby, it can contribute to smooth and quick relief.
さらに、支持脚を収納凹部内に収納した際には、この支持脚は、水平方向及び垂直方向のいずれにおいてもコンテナ本体よりも内側に位置するので、コンテナ本体の大きさを輸送用コンテナの規格内に納めることができ、この規格を遵守することが可能となる。 Furthermore, when the support legs are stored in the storage recesses, the support legs are positioned on the inner side of the container main body in both the horizontal direction and the vertical direction. And can comply with this standard.
また、コンテナ本体の四隅に設けられた柱部によって支持脚に作用する荷重を支えることができ、コンテナ本体の積み降ろしや設置を安定して行うことができる。 Moreover, the load which acts on a support leg can be supported by the pillar part provided in the four corners of a container main body, and the loading / unloading and installation of a container main body can be performed stably.
請求項2に記載の発明によれば、支持脚の伸縮動作を手動によって行う場合には、大掛かりな設備が不要となって、コスト低減を図ることができる。また、支持脚の伸縮動作を油圧によって行う場合には、軽い力で容易に伸縮動作を行うことが可能となる。 According to the second aspect of the present invention, when the extending and retracting operation of the support leg is performed manually, a large-scale facility is not necessary, and the cost can be reduced. In addition, when the support leg is expanded and contracted by hydraulic pressure, it can be easily expanded and contracted with a light force.
次に、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の自揚降輸送用コンテナを説明する。 Next, based on the drawings, a container for self-lifting transportation according to the best mode for carrying out the present invention will be described.
図1に示す自揚降輸送用コンテナ1は、直方体形状のコンテナ本体10を備えている。
A self-lifting /
コンテナ本体10は、四隅に立設された四本の柱部11と、隣接する柱部11の下端間を連結する四本の床枠部12と、隣接する柱部11間及びその下に位置する床枠部12に張設された側壁部13と、各柱部11の上端を覆う上壁部14と、各柱部11の下端及び床枠部12の底面を覆う下壁部(図示せず)とを有している。
The container
側壁部13は、一対の長手側壁部(長手方向の側壁)13aと、一対の短手側壁部(短手方向の側壁)13bとから構成されており、各側壁部13a、13bは互いに対向した位置に張設されている。
The
そして、短手側壁部13bの一方には、観音開きの扉部15が開閉自在に取付けられている。この扉部15にはロック部材16が設けられ、このロック部材16によって扉部15が開かないように固定される。
And the
また、一対の長手側壁部13aの両端部には、それぞれ上下方向に延びる収納凹部17が形成されている。各収納凹部17は、一対の長手側壁部13aのそれぞれの両端部に形成されているので、それぞれ四隅に立設された柱部11の近傍に位置し、各柱部11に沿って形成されることとなる。
Moreover, the storage recessed
この収納凹部17は、長手側壁部13aをコンテナ本体10の内側に向かってへこますことで形成されている(図3参照)。また、この収納凹部17は、後述するジャッキ装置23を収納した際に、このジャッキ装置23が突出しない(はみ出さない)大きさに形成されている。
The
さらに、この収納凹部17内には、出没手段を介して支持脚であるジャッキ装置23が出没自在に設けられている。
Further, a
出没手段は、図3に示すように、コンテナ本体10の短手方向に沿って固定されたアウタビーム21と、このアウタビーム21の内部にアウタビーム21の軸方向に沿って摺動自在に挿入されたインナビーム22とから構成されている。
As shown in FIG. 3, the intruding means includes an
また、ジャッキ装置23は、インナビーム22の一端部に固定されており、上下方向に垂設されている。
The
アウタビーム21は、両端部が開口した中空の角型鋼管であって、一対の短手方向の床枠部12に図示しない固定手段を介してそれぞれ固定されている。
The
また、このアウタビーム21の両端部の側面には、長手方向の床枠部12の端部がほぼ直交した状態で固定され、アウタビーム21は柱部11と長手方向の床枠部12との間に位置することとなる。
In addition, the ends of the
インナビーム22は、一端部が固定板22cによって閉塞された中空の角型鋼管であって、アウタビーム21の開口した端部から、開口した他端部を先頭に出没自在に挿入されている。なお、固定板22cがアウタビーム21の端部の開口周縁に当接することにより、インナビーム22がアウタビーム21内に入り込まないようになっている。
The
また、ここでは、一対のインナビーム22が、一つのアウタビーム21の両端部から互いに離接動するように挿入されている。これにより、図4に示すように、コンテナ本体10の一対の長手側壁部13aから、インナビーム22がそれぞれ外側に向かって突出するようになっている。
Here, the pair of
また、アウタビーム21の上面には、図示しないビーム固定用の固定ピンを挿入するピン挿入開口21aが形成され、インナビーム22の上面には、このインナビーム22を引き込んだときにピン挿入開口21aに対向する第一ピン挿入開口22aと、このインナビーム22を引き出したときにピン挿入開口21aに対向する第二ピン挿入開口22bとが形成されている(図3参照)。
Further, a pin insertion opening 21a for inserting a fixing pin for fixing a beam (not shown) is formed on the upper surface of the
これにより、インナビーム22を引き込んだときには、ピン挿入開口21aと第一ピン挿入開口22aとが対向し(図3参照)、このピン挿入開口21a、第一ピン挿入開口22aに図示しないビーム固定用の固定ピンを挿入することで、インナビーム22が固定されるようになっている。
Thereby, when the
また、インナビーム22を引き出したときには、ピン挿入開口21aと第二ピン挿入開口22bとが対向し(図4参照)、このピン挿入開口21a、第二ピン挿入開口22bに図示しないビーム固定用の固定ピンを挿入することで、インナビーム22が固定されるようになっている。
When the
なお、このインナビーム22の引き込み及び引き出し作業は、作業者がインナビーム22の一端部に固定されたジャッキ装置23を持って押し込んだり、引っ張ったりすることによって行なわれる。
The pulling-in and pulling-out operations of the
そして、アウタビーム21の全長は、短手方向の床枠部12よりも短くなっており(図3参照)、両端部が収納凹部17内に十分収まる長さとなっている。これにより、インナビーム22がアウタビーム21内に引き込まれた際に、このインナビーム22の一端部に固定されたジャッキ装置23が収納凹部17内に収まる。そのため、ジャッキ装置23は、収納凹部17内に収納された際に、水平方向においてコンテナ本体10よりも内側に位置することとなる。
The overall length of the
つまり、ジャッキ装置23は、図3に示すように、インナビーム22がアウタビーム21から出没することに伴って、コンテナ本体10の収納凹部17から出没自在となっている。
That is, as shown in FIG. 3, the
そして、このジャッキ装置23は、コンテナ本体10の上下方向に沿って固定されたアウタポスト24と、このアウタポスト24の内部に上下方向に沿って摺動自在に挿入されたインナポスト25と、アウタポスト24及びインナポスト25のそれぞれに取り付けられた油圧シリンダ26とを有している。
The
ここで、ジャッキ装置23の全長は、インナポスト25がアウタポスト24内に全て引き込まれて最も短い状態となったときに、収納凹部17の高さよりも短くなっている。これにより、インナビーム22がアウタビーム21内に引き込まれた際に、このインナビーム22の一端部に固定されたジャッキ装置23が収納凹部17内に収まる。そのため、ジャッキ装置23は、収納凹部17内に収納された際に、垂直方向においてコンテナ本体10よりも内側に位置することとなる。
Here, the overall length of the
アウタポスト24は、下端部が開口した中空の角型鋼管であって、図4に示すように、ブラケット24bを介して下端部がインナビーム22の先端に取り付けられた固定板22cに固定されている。なお、多数のBはブラケット24bを固定板22cに固定するためのボルト・ナットである。
The
インナポスト25は、下端部が閉塞した中空の角型鋼管であって、下端部に接地脚27が設けられている。そして、このインナポスト25は、開口したアウタポスト24の下端部から、上端部を先頭に出没自在に挿入されている。なお、接地脚27がアウタポスト24の下端部の開口周縁に当接することにより、インナポスト25がアウタポスト24内に入り込まないようになっている。
The
また、アウタポスト24の側面には、図示しないポスト固定用の固定ピンを挿入するピン挿入開口24aが形成され、インナポスト25の側面には、このインナポスト25を収納したときにピン挿入開口24aに対向する第一ピン挿入開口25aと、このインナポスト25を突出させたときにピン挿入開口24aに対向する第二ピン挿入開口25bとが形成されている(図2参照)。
Further, a
これにより、インナポスト25を収納したときには、ピン挿入開口24aと第一ピン挿入開口25aとが対向し(図2参照)、このピン挿入開口24a、第一ピン挿入開口25aに図示しないポスト固定用の固定ピンを挿入することで、インナポスト25が固定されるようになっている。
Thereby, when the
また、インナポスト25を突出させたときには、図示しないが、ピン挿入開口24aと第二ピン挿入開口25bとが対向し、このピン挿入開口24a、第二ピン挿入開口25bに図示しないポスト固定用の固定ピンを挿入することで、インナポスト25が固定されるようになっている。
When the
油圧シリンダ26は、一対の円筒体を有しており、一方が他方に挿脱可能に挿入されて伸縮するようになっている。そして、この一対の円筒体間に注入される油の量や温度によって全長が調整されるものである。ここでは、一方の筒体がアウタポスト24の内面に固定され、他方の筒体がインナポスト25の内面に固定されている。なお、この油圧シリンダ26の機構は周知であるので説明を省略する。
The
次に、この発明の自揚降輸送用コンテナ1の作用について説明する。
Next, the operation of the self-lifting / conveying
自揚降輸送用コンテナ1をトレーラTの荷台Nから降ろして、所定の場所に設置する場合には、まず、クレーン等を用いて船舶等の輸送手段からトレーラTへと自揚降輸送用コンテナ1を移送し、コンテナ本体10をトレーラTの荷台(載置部)N上に固定する(図6(a)、図7参照)。
When unloading the self-lifting / conveying
このとき、インナポスト25は、アウタポスト24の内部に全て引き込まれた状態(ポスト収納状態)となっており、ジャッキ装置23の全長は最も短い状態となっている。そして、図示しないポスト固定用の固定ピンはピン挿入開口24a及び第一ピン挿入開口25aに挿入され、インナポスト25を固定している。
At this time, the
また、インナビーム22は、アウタビーム21の内部に全て引き込まれた状態(ビーム収納状態)となっており、これに伴ってジャッキ装置23が収納凹部17内に収納されている。そして、図示しないビーム固定用の固定ピンはピン挿入開口21a及び第一ピン挿入開口22aに挿入され、インナビーム22を固定している。
Further, the
このように、インナポスト25及びインナビーム22がそれぞれ全て引き込まれた状態になると、ジャッキ装置23は収納凹部17内に収納されたこととなり、このジャッキ装置23は水平方向及び垂直方向のいずれにおいてもコンテナ本体10の内側に位置する。
As described above, when the
これにより、コンテナ本体10の大きさを自揚降輸送用コンテナ1の規格内に納めることができ、この規格を遵守することができる。そのため、汎用性を向上することができ、一般の輸送用コンテナと一緒に使用することが可能となる。
Thereby, the magnitude | size of the container
そして、トレーラTによって所定の載置位置まで移動したら、図示しないビーム固定用の固定ピンを外し、すべてのインナビーム22をアウタビーム21から引き出す。このとき、作業者はインナビーム22に固定されたジャッキ装置23を持ってインナビーム22を水平方向に引っ張る(図8参照)。
When the trailer T moves to a predetermined placement position, a beam fixing pin (not shown) is removed, and all the
アウタビーム21のピン挿入開口21aとインナビーム22の第二ピン挿入開口22bとが対向する位置まで引き出したら、これらのピン挿入開口21a、22bに図示しないビーム固定用の固定ピンを挿入し、インナビーム22を固定する。
When the
このように、インナビーム22をアウタビーム21から引き出すことで、ジャッキ装置23が収納凹部17から突出し、水平方向においてコンテナ本体10よりも外側に位置する。
Thus, by pulling out the
なお、自揚降輸送用コンテナ1を積載するトレーラTの荷台Nは、短手方向の幅がコンテナ本体10の短手方向の幅とほぼ同じであるので、ジャッキ装置23は、水平方向においてコンテナ本体10よりも外側に位置すると同時に、水平方向においてトレーラTの荷台Nよりも外側に位置することとなる。
In addition, since the loading platform N of the trailer T on which the
そして、図示しない油圧装置を油圧シリンダ26に接続し、この油圧装置から油圧シリンダ26内に油を注入し、この油圧シリンダ26を伸長する。
Then, a hydraulic device (not shown) is connected to the
この油圧シリンダ26が伸長することにより、インナポスト25が下方に向かって突出し、ジャッキ装置23が下方に向かって伸長することとなる。
When the
そして、図6(b)及び図9に示すように、インナポスト25の接地脚27が地面Gに接触するとともに、コンテナ本体10の底壁部(図示せず)がトレーラTの荷台Nから離れるまで油圧シリンダ26を伸長させる。
Then, as shown in FIGS. 6B and 9, the grounding
そして、アウタポスト24のピン挿入開口24aとインナポスト25の第二ピン挿入開口25bとが対向したら、これらのピン挿入開口24a、25bに図示しないポスト固定用の固定ピンを挿入し、インナポスト25を固定する。
When the
これにより、コンテナ本体10は、トレーラTの荷台Nから持ち上がった(浮いた)状態でジャッキ装置23によって支持されることとなる。
As a result, the
そして、このようにジャッキ装置23によってコンテナ本体10を支持しているときに、トレーラTを前進移動させる。トレーラTが移動することにより、図6(c)に示すように、コンテナ本体10だけがその場に残る。
And when the container
その後、図示しないポスト固定用の固定ピンを外してから、油圧シリンダ26内の油を排出して収縮させる。そして、この油圧シリンダ26の収縮に伴ってインナポスト25をアウタポスト24内に全て引き込み、ジャッキ装置23を収縮させる。これにより、コンテナ本体10の底壁部が地面Gに設置される(図10参照)。
Thereafter, a post fixing pin (not shown) is removed, and then the oil in the
最後に、図示しないビーム固定用の固定ピンを外してから、ジャッキ装置23をコンテナ本体10の内側に押し込むようにしてインナビーム22を引き込み、ジャッキ装置23を収納凹部17内に収納する。
Finally, after removing a beam fixing pin (not shown), the
このように、クレーン等を使用しなくても、コンテナ本体10をトレーラTの荷台Nから降ろして、所定の場所に設置することができるので、トレーラTからコンテナ本体10を容易に降ろすことができる。
Thus, since the
一方、所定の場所に設置された自揚降輸送用コンテナ1をトレーラTの荷台Nに積む場合には、まず、上述した手順によってコンテナ本体10よりも外側にジャッキ装置23を突出させるとともに、ジャッキ装置23を伸長する。
On the other hand, when the self-lifting / conveying
このとき、コンテナ本体10の底壁面がトレーラTの荷台Nよりも高くなるようにジャッキ装置23を伸長する。
At this time, the
次に、このジャッキ装置23に支持されたコンテナ本体10の下側に荷台Nが位置するようにトレーラTを移動させる。つまり、コンテナ本体10の底壁部と荷台Nとを対向させる。
Next, the trailer T is moved so that the loading platform N is positioned below the
そして、上述した手順によりジャッキ装置23を収縮させ、トレーラTの荷台N上にコンテナ本体10の底壁部を載置し、その後ジャッキ装置23を収納凹部17内に収納する。最後にコンテナ本体10を荷台Nに固定する。
Then, the
これにより、クレーン等を使用しなくても、コンテナ本体10をトレーラTの荷台Nに載置することができ、コンテナ本体10をトレーラTに荷台Nに容易に積むことが可能となる。
Accordingly, the
このように、クレーンやフォークリフト等を使用しなくとも、トレーラTからコンテナ本体10を容易に積み降ろしすることができ、積み降ろし作業を効率よく行うことが可能となる。
Thus, the
また、この発明の自揚降輸送用コンテナ1では、収納凹部17がコンテナ本体10の四隅に設けられた柱部11近傍に形成されるとともに、この収納凹部17内に設けられたジャッキ装置23が柱部11近傍に位置している。
Further, in the
これにより、コンテナ本体10の四隅に設けられた柱部11によってジャッキ装置23に作用する荷重を支えることができ、コンテナ本体10の積み降ろしや設置を安定して行なうことができる。
Thereby, the load which acts on the
さらに、この発明の自揚降輸送用コンテナ1では、ジャッキ装置23は、油圧によって上下方向に伸縮するようになっている。
Furthermore, in the
これにより、ジャッキ装置23の伸縮動作を軽い力で容易に行なうことが可能となり、簡単にコンテナ本体10の積み降ろしを行なうことができる。
Thereby, the expansion / contraction operation of the
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。 Although one embodiment according to the present invention has been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to the above-described embodiment. Design changes and the like within the scope not departing from the gist of the present invention are included in the present invention.
例えば、上記実施の形態では、ジャッキ装置23が油圧によって伸縮するようになっているがこれに限らず、手動によって伸縮してもよい。
For example, in the embodiment described above, the
この場合、インナポストの外周面にネジ溝が形成されるとともに、アウタポストにこのネジ溝に噛み合う歯車部を有するハンドルが設けられる。 In this case, a thread groove is formed on the outer peripheral surface of the inner post, and a handle having a gear portion that meshes with the thread groove is provided on the outer post.
そして、アウタポストに設けられたハンドルを回転させることで、歯車とネジ溝とが噛み合って、インナポストを上下方向に移動させて、ジャッキ装置23を伸縮することが可能となる。
Then, by rotating the handle provided on the outer post, the gear and the screw groove are engaged with each other, and the inner post is moved in the vertical direction, so that the
これにより、大掛かりな設備が不要となり、簡単な構造でジャッキ装置23の伸縮動作を行うことができる。
Thereby, a large-scale installation is unnecessary, and the expansion / contraction operation of the
さらに、上記実施の形態では、インナビーム22の出し入れを手動によって行なっているが、油圧によって行なってもよい。これにより、ジャッキ装置23を容易に収納凹部17から出没させることが可能となる。
Further, in the above embodiment, the
1 自揚降輸送用コンテナ
10 コンテナ本体
13a 長手側壁部(長手方向の側壁)
17 収納凹部
23 ジャッキ装置(支持脚)
1 Self-lifting / conveying
17
Claims (2)
該コンテナ本体の長手方向の両側壁には前記柱部より長手方向の中心側に位置し且つ前記柱部に隣接して形成された上下方向に延びる収納凹部が設けられ、
前記四本の床枠部のうちコンテナ本体の短手方向に延びる床枠部に固定された鋼管製のアウタービーム及びこのアウタービーム内に摺動自在に挿入されたインナービームを備える出没手段を介して前記収納凹部から水平方向に出没可能に設けられた支持脚を備え、
該支持脚は、収納時に水平方向及び垂直方向のいずれにおいても前記コンテナ本体よりも内側に位置し、突出時に水平方向において前記コンテナ本体よりも外側に位置すると共に、前記インナービームの一端に固定されて上下方向に沿って伸縮可能に設けられたジャッキ装置であることを特徴とする自揚降輸送用コンテナ。 It has a rectangular parallelepiped container body provided with four floor frame portions that connect between the four pillar portions erected at the four corners and the lower ends of the adjacent pillar portions ,
On both side walls in the longitudinal direction of the container body , there are provided storage recesses that are located on the center side in the longitudinal direction from the pillars and that are formed adjacent to the pillars and extend in the vertical direction .
Of the four floor frame parts, through an intruding means comprising an outer beam made of steel pipe fixed to the floor frame part extending in the short direction of the container body and an inner beam slidably inserted into the outer beam. Support legs provided so as to be able to protrude and retract in the horizontal direction from the storage recess,
The support leg is located inside the container body in both the horizontal direction and the vertical direction when stored, and is located outside the container body in the horizontal direction when protruding, and is fixed to one end of the inner beam. self-lifting descending shipping container, characterized in that a telescopically jack device provided along the vertical direction Te.
前記支持脚は、手動又は油圧によって上下方向に伸縮するようになっていることを特徴とする自揚降輸送用コンテナ。 In the container for self-lifting transportation according to claim 1,
The container for self-lifting transportation is characterized in that the support leg is vertically expanded or contracted manually or hydraulically.
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