JP5147858B2 - 複合および非複合rtcpパケット間のrtcp帯域幅の分割 - Google Patents

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Description

本発明は、複合および非複合RTCP(Real Time Control Protocol、リアルタイム制御プロトコル)パケットに対するRTCP帯域幅の利用に関する。
インターネットを介してメディア・フレームを運ぶというリアルタイムアプリケーションでは、殆んど常にリアルタイム・プロトコル(RTP)を使用する(「非特許文献1」)。メディア・フレームはRTPパケットにカプセル化されて他のユーザに送信される。RTPプロトコルはまたひとつの制御プロトコル、即ちリアルタイム制御プロトコル(RTCP)を定める。RTCPは、メディア・フローに関する機能を提供し、例えば、
・品質(例えばパケット損失率やパケット到着間隔の揺らぎ)のフィードバック。本フィードバックは、メディアの伝送に適応させるために使用できる。
・異なるメディア間の同期(例えば、音声と画像間の同期(リップシンク)の実現および維持)に必要な情報。
・メディア送信器を特定する情報源記述(SDES)。
・任意の種類のシグナル伝達であり得て、標準化の必要のない特定用途向けシグナル伝達(APP)。RTCP−APPパケットを理解しない受信器はそれを放棄し、RTPCパケットの残りの部分の解析を続けることができるよう、RTCPは構築される。
送信RTCPパケットは相当の帯域幅を必要とする。これらのパケットをメディア・パケットに追加して送信するので、この帯域幅は「オーバヘッド」と見なされる。メディア帯域幅との関係において、オーバヘッドを十分少ないように保つことを保証するため、セッション確立でRTCP帯域幅に対する制限をしばしば定義する。通常の定義では、RTCPに使用すべき帯域幅の2.5%乃至5%を許容する。
APPパケットのみの送信を意図している場合でも、RTCPパケットは、SDESに加えて送信器レポートまたは受信器レポートのどちらかを含まなければならないということを要求されるので、従来のRTCPパケットいわゆる複合RTCPパケットはかなり大きい。このことは、かなり低頻度で、しばしば毎秒1つ以下でそのようなパケットを送信するしかない、ということを意味する。しかしながら、IETF(Internet Engineering Task Force、インターネット技術タスクフォース、「非特許文献2」)で解決策が議論されており、それによるといわゆる非複合RTCPパケット内でAPPパケットのみの送信を許容している。非複合RTCPパケットでは、パケット・サイズは著しく削減される。
マルチメディア電話通信のためには、音声に対する適応シグナル伝達を送信するためにRTCP−APPパケットを使用すべきであると判断されている。適応シグナル伝達は、コーデック・モードの変更、1パケットにもっと多くの又はもっと少ないフレームを詰め込むこと、または場合によりオフセットを持たせてアプリケーション層冗長度を付加するか取り除くこと、を示してもよい。
RTCPパケットはしばしばかなり大きく、通常の音声パケットより著しく大きい。例えば、AMR122(AMR=Adaptive Multi−Rate、順応マルチレート)符号化メディアを有する1個のVoIP(Voice over IP、IP上の音声)パケットは、ヘッダ圧縮無しで約72バイトであり、ヘッダ圧縮を適用した場合では典型的には約35バイトである。複合RTCPパケットは、通常はヘッダ圧縮無しで100−140バイト、ヘッダ圧縮ありで80−120バイト程度である。非複合パケットは著しく少ない。APPのみを有する非複合RTCPパケットは、ヘッダ圧縮無しで50バイト程度、ヘッダ圧縮ありで約30バイトである。
RFC3550、Schulzrinne等、RTP:A Transport Protocol for Real−Time Application、リアルタイム応用のためのトランスポート・プロトコル、http://www.ietf.org/rfc/rfc3550.txt?number=3550 Johansson、Westerlund、Support for non−compound RTCP in RTCP AVPF profile、opportunities and consequences、RTCP AVPFプロファイル、機会および結果における非複合RTCPのためのサポート、http://tools.ietf.org/id/draft−johnasson−avt−rcp−avpf−non−compound−00.txt 3GPP TS 26.114.IP Multimedia Subsystem(IMS);Multimedia Telephony;Media handling and interaction、IPマルチメディア・サブシステム(IMS);マルチメディア電話通信;メディア処理と相互作用、http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html−info/26114.htm
幾つかのシステム、例えば、HSPA(High−Speed Packet Access、高速パケットアクセス)に対しては、より小さいサイズの非複合RTCPパケットは、劣悪なチャネル条件でもパケットを正しく受信することができる可能性が増加する、ということを意味する。このことは送信適応要求にとって特に有用であり、その理由は、チャネルが劣化するにつれて適応はますます重要になるからである。したがって、RTCPパケットのサイズは、適応がいかによく機能するかを決定する。RTCPに対する許容帯域幅が一定であるなら、小さいパケットのもう一つの利点は、適応シグナル伝達をもっと頻繁に送信できるということであり、そのことが適応性能をさらに強化する。したがって、できるだけ多くの非複合RTCPパケットを送信することは望ましいことである。
他方、例えば、新規の参加者がセッションに入る場合、メディア間の同期およびメディア送信器の特定のため、複合RTCPパケットを必要とする。わずかの複合RTCPパケットの送信により、より低頻度で同期を機能させ得ることになり、このことは、各メディアに対する再生タイミングは、同期情報を送信する前にかなり外れる可能性があることを意味する。これは知覚品質を減少させ、例えば、リップシンク問題をもたらす。また、わずかの複合RTCPパケットの送信により、新規の参加者がセッションに入る場合、メディア送信器を特定する前に長時間を要することになる。これらの機能を強化するため、できるだけ多くの複合パケットを送信することが望ましい。しかしながら、より大きなサイズの複合RTCPパケットは次に示す数点の問題をもたらす。
・各送信ブロックは、RLC(Radio Link Protocol、無線リンク・プロトコル)プロトコルが許容する大きさであろうし、それは、少なくともメディア・パケットにヘッダ圧縮を使用する場合には、VoIPパケットより著しく大きい。このことは、複合RTCPパケットが、ブロック誤りの可能性を増加させる、より弱いチャネル符合および/または変調を使用するだろう、ということを意味する。
・HSPAのようなシステムでは、数個のRLC送信ブロックにわたってパケットを分割するであろう。これにより、パケット損失率がさらにもっと増加することになり、それは、RTCPパケットを再構築する前にいくつもの送信ブロックを正しく受信しなければならないからである。
それ故、できるだけ多くの非複合RTCPパケットを送信することと、できるだけ多くの複合RTCPパケットを送信することとの間に対立がおこる。さらに、複合または非復号RTCPパケット形式のどちらかに最適化することは、制限された利用可能RTCP帯域幅を両方のパケット形式で使用しなければならないため、他のRTCPパケット形式の窮乏を暗黙裡にもたらす。
本発明の目的は、複合および非複合RTCPパケットの利用可能RTCP帯域幅をよりよく利用することである。
この目的は、添付の特許請求範囲に従って実現される。
簡単には、利用可能RTCP帯域幅を決定すること、チャネル品質を決定すること、および決定したチャネル品質に基づき、複合および非複合RTCPパケットで利用可能RTCP帯域幅を分割することにより、本発明は上記目標を実現する。
添付の図面と一緒に取る以下の説明を参照することにより、本発明について、その更なる目的と利点と共に、最もよく理解できるであろう。
ネットワークのシステム概観を与える簡単なブロック図である。 本発明による方法を要約する簡単なフローチャートである。 本発明による装置を示す簡単なブロック図である。 複合および非複合RTCPパケット間で利用可能RTCP帯域幅を分割する方策の図である。 複合および非複合RTCPパケット間で利用可能RTCP帯域幅を分割するもう一つの方策の図である。 本発明の一つの実施形態の図式的概観である。 本発明による方法の一つの実施形態の原理を示す図のシーケンスである。 本発明による方法の一つの実施形態を示すフローチャートである。 本発明による装置の一つの実施形態を示すブロック図である。 本発明のもう一つの実施形態の図式的概観である。 本発明による方法のもう一つの実施形態を示すフローチャートである。 本発明による装置のもう一つの実施形態を示すブロック図である。
以下の説明では、同じ参照表示を、同じまたは類似の機能を実行する要素に使用する。
図1はネットワークのシステム概観を与える簡単なブロック図である。メディアはクライアントAからクライアントBに送信される。メディアはRTPパケットにカプセル化される。メディアは、会話、オーディオ、ビデオ、テキストまたは何か他のもののように異なる形式をとることができる。クライアントBは、RTCPを使用してフィードバックをクライアントAに送信する。ほとんどの既存のクライアントが送信する通常のフィードバックは、パケット損失率(PLR)およびパケット到着間隔の揺らぎ(以後単に「ジッタ」という)からなる品質フィードバックである。また、特定用途向けフィードバック情報を定義することも可能である。PLRおよびジッタは、(通常の)RTCP受信器レポート(RTCP RR)と一緒に送信される。特定用途向けフィードバックはAPPパケットと一緒に送信される。
フィードバック情報は、送信メディアの速度をいかに適応させるか選択するためにクライアントAにより使用され、その結果、異なるチャネル条件(異なるネットワーク混雑状態レベル)に対して品質を最適化できる。例えば、パケット損失率が高い(これはネットワークが混雑状態にあることを示す)なら、クライアントAはビット速度を小さくすることを選択できる。他の適応可能性は、各RTPパケット内で数個のフレームを送信することにより、送信されたパケット速度を小さくすること、または送信されたメディアに誤り耐性を付加することである。
フィードバック情報は、PLRおよびジッタのような計測結果か、または、例えば、『より遅いコーデック速度に切り替えろ』という直接的適応要求であってもよい。MTSI(Mutimedia Telephony Service for IMS(IP Multimedia Subsystem)、IMS(IPマルチメディア・サブシステム)のためのマルメディア電話通信サービス、「非特許文献3」)に対しては、メディアが会話の場合、評価指標の代わりに適応要求を送信するように判断されている(しかしながら、依然としてPLRおよびジッタの評価指標を送信することが許容されている。通常は性能モニタにのみこれらの評価指標を使用するが、この情報を適応にも使用することを禁止するものはなにもない。しかしながら、通常は、メディアを適応させるために、適応要求を使用すべきである)。
複合RTCPパケット(複合RTCPメッセージとも称する)は、通常は数個の「RTCPパケット」を含む。
・送信器レポート(SR)または受信器レポート(RR)の少なくとも一つ。
−送信器レポートには、作動中の送信器であるクライアントからの受信フィードバックを含む。
−受信器レポートには、作動中の送信器でないクライアントからの受信フィードバックを含む。
・メディア送信器(名前、eメール・アドレス、電話番号等)を特定するSDESパケット。
・RTP仕様で定義されていない特定用途向け情報を含むAPPパケット。もしRTCPパケットの受信器がそれを理解しない場合は、RTCPパケットの受信器はAPPパケットをスキップできるように、RTCPを構築する。
複合RTCPパケットは、SRまたはRRのどちらか、およびSDESを含まなければならないということを、RTP仕様における規則は定義している。APPパケットは選択的である。
非複合RTCPパケットはAPPパケットのみを含んでもよい。
RTCPのもっと完全な説明については、非特許文献1を参照されたい。
図2は、本発明による方法を要約する簡単なフローチャートである。方法ステップM1は利用可能RTCP帯域幅を決定し、ステップM2は現在のチャネル品質を決定し、M3は、決定したチャネル品質に基づき、複合および非複合RTCPパケット間で利用可能帯域幅を分割する。
図3は、本発明による装置を示す簡単なブロック図である。検出器10は利用可能RTCP帯域幅を検出する。検出器12はチャネル品質を検出する。RTCP帯域幅デバイダ14はこれらの2個のパラメータを使用して、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケット間で利用可能なRTCP帯域幅を分割する。この分割は、以下でさらに詳細に説明するように、チャネル品質に依存するであろう。
以下の方法で説明した方法と装置を使用してもよい。
・チャネル条件が良好である場合、通常の複合RTCPパケットにもっと多くの帯域幅を割り付け、非複合RTCPパケットにより少ない帯域幅を割り付ける。これは、例えばメディア間の同期を維持するであろうし、メディア送信器を特定する前の遅延を削減する。しかしながら、大きなサイズのRTCPパケットは、パケットがより大きいので、送信できるパケット数を削減し、これにより、より少ない頻度で送信適応を行うことができることになる。他方、チャネル条件が良好である場合、適応の重要性はより低い。
・チャネル品質が劣化する場合、非複合RTCPパケットにより広い帯域幅を割り付け、それ故、これらのパケットを正しく受信する可能性を増加する。また、これにより、さらに頻繁な適応要求を送信することが可能になる。多分、これは、例えば同期に害を与えるであろう。しかしながら、この状況では、良好なメディア品質を維持するため、送信適応は他の性能特性よりさらに重要と見なされる。
図4は、複合および非複合RTCPパケット間で利用可能RTCP帯域幅を分割する方策の図である。この例では、非複合RTCPパケットに対する許容帯域幅は、不良なチャネル条件では高く、複合RTCPパケットに対しては低い。チャネル品質が向上するにつれて、この状況は連続的なかたちで逆転する。二つの領域間の境界線BLは、不良チャネル品質から良好チャネル品質へ変化する(例では減少する)関数である。注意すべきは、両形式のパケットに対する許容帯域幅の和は一定(破線)である、ということである。チャネル品質を含む数学的表現、またはルックアップ・テーブルで、本関数を表わしてもよい。
図5は、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケット間で利用可能なRTCP帯域幅を分割するもう一つの方策の図である。この例では、二つの領域の境界線BLは、不良チャネル品質から良好チャネル品質へ減少する、区分的に一定な関数である。典型的には、ルックアップ・テーブルで、そのような区分的に一定な関数を表わす。
数種の方法で、チャネル条件またはチャネル品質を測定できる。適切な測定の例は、C/I(チャネル対干渉比)、C/N(チャネル対雑音比)、CQI(チャネル品質インジケータ、HSPAで使用)、PLR(パケット損失率)およびジッタである。また、これらのメジャの数個を複合メジャに合成することも実現可能である。
複合および非複合RTCPパケット間で利用可能RTCP帯域幅を分割する方策は、異なるチャネル条件に対する2種類のパケット形式に対するスループットの統計値を分析して決定する。これは、実際のまたは擬似のシステムのいずれかで行うことができる。ひとたびこの方策(図4および図5の曲線に対応)を決定すると、チャネル品質の関数として、2種類のパケット形式に対する許容帯域幅が決定される。
上記に概説した原理を、クライアントの一部であるRTCP送信器に実装する。数種の方法で本着想を実装でき、そのうちの幾つかについて、以下にさらに詳細に説明する。
一つの実施形態では、前もって、即ち、セッション確立時またはセッションを変更するときに、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットそれぞれに対する送信間隔を決定する。一般的には、この実施形態は、以下に概説するステップに従う。
1.RTCP送信器は利用可能な全RTCP帯域幅に関する情報を受信する。
2.利用可能な全RTCP帯域幅が与えられ、さらに複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケット間で、どのように帯域幅を分割(チャネル品質で決定)すべきかが与えられていると、RTCP送信器は、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットそれぞれに対して送信間隔関数を決定する。送信間隔関数はチャネル品質に依存する。一つの例を以下に示す。
a.チャネル品質がXより良好なら、複合RTCPパケットに対する送信間隔を1秒に設定し、非複合RTCPパケットに対する送信間隔を0.333秒に設定する。
b.チャネル品質がXより悪いなら、複合RTCPパケットに対する送信間隔を2秒に設定し、非複合RTCPパケットに対する送信間隔を0.1秒に設定する。
3.RTCP送信器は現在のチャネル品質に関する情報を受信する。
4.上記のステップで与えられるように、決定した送信間隔および現在のチャネル品質に従い、RTCP送信器は複合および非複合RTCPパケットを生成する。上記と同じ例を仮定して、送信器は以下を送信する。
a.チャネル品質がXより良好なら、毎秒1個の複合RTCPパケットと、その間に2個の非複合RTCPパケットを送信する。
b.チャネル品質がXより悪いなら、1秒おきに1個の複合RTCPパケットと、その間に19個の非複合RTCPパケットを送信する。
この変化の図式的概観を図6に与える。
複合RTCPパケットはまた、非複合RTCPパケットに含まれる情報(APPパケット)を含んでもよく、これにより、所与の例において、複合RTCPパケットが非複合RTCPパケットを置き換えるであろうことに注意すべきである。これは、複合RTCPパケット間の送信間隔が、たまたま、非複合RTCPパケット間の送信間隔の倍数であるという事実の結果である。しかしながら、これは必要な特徴ではない。
図7は、本発明による方法のこの実施形態の原理を示す図のシーケンスである。図7(a)は、単一の遷移点Xを持つチャネル品質の簡単で区分的に一定な関数に対する、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケット間の利用可能なRTCP帯域幅の分割を示す。この分割は、図7(b)および図7(c)に示す(チャネル品質の)2個の帯域幅関数をもたらす。図7(d)および図7(e)は対応する送信間隔関数である(これらは基本的に逆帯域幅関数である)。図7ではBW=帯域幅であり、TI=送信間隔である。
図8は、本発明による方法の送信間隔関数に基づく実施形態を示すフローチャートである。ステップS1は全利用可能RTCP帯域幅を決定する。これを使用して、ステップS2で、チャネル品質の関数として複合および非複合RTCPパケットの許容帯域幅を決定する。許容帯域幅間の割合は、通常は、利用可能な全RTCP帯域幅に依存しない。しかしながら、幾つかの応用では、これらの割合を、利用可能な全RTCP帯域幅に依存させることは、望ましい可能性がある。例えば、狭い利用可能な全RTCP帯域幅に比較し、広い利用可能な全RTCP帯域幅に対しては、複合パケットの許容帯域幅の割合を増加させる(および非複合RTCPパケットの許容帯域幅の割合を減少させる)ことは、望ましい可能性がある。ステップS3は、チャネル品質の関数として、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットの送信間隔関数を決定する。ステップS4は現在のチャネル品質を決定し、これをステップS5で使用して、送信間隔関数から現在の送信間隔を決定する。ステップS6は、もう一つのRTCPパケットの送信を可能とするため、最後のRTCPパケットを送信してから十分な時間が経過したかどうかを(現在の送信間隔を使用して)テストする。まず、複合RTCPパケットの送信を可能とするため、十分な時間が経過したかどうかをテストする。もしそうなら、ステップS7で、複合RTCPパケットを生成し、送信する。そうでなければ、非複合RTCPパケットの送信を可能とするため、十分な時間が経過したかどうかをテストする。もしそうなら、ステップS8で、非複合RTCPパケットを生成し、送信する。どちらのテストも成功しない場合、ステップS9で、パケットの送信を遅延させ、RTCPパケットを生成しない。ステップS7、S8およびS9の一つを実行した後、処理過程はステップS4にもどる。
送信間隔関数は、本実施形態における関心の関数であるので、チャネル品質および利用可能な全RTCP帯域幅から直接に送信間隔関数を獲得する単一のステップとして、ステップS2およびS3を実装してもよい。
図8では、現在のチャネル品質を決定するステップS4に戻るループがある。これは、利用可能な全RTCP帯域幅が一定に維持され、通常はセッション中では維持される(それはセッション設定中に決定される)ことを前提とする。しかしながら、幾つかの状況では、全利用可能RTCP帯域幅はセッション中に変化してもよい。幾つかの例を以下に示す。
・一つの無線技術から、もっと厳しいシステム制限を持つもう一つの無線技術にハンドオーバを実行するなら、利用可能な全RTCP帯域幅を削減してもよい。これは、例えば、HSPAからEDGE(Enhanced Data rate for GSM Evolution、GSM進化型高速データレート)またはGPRS(General Packet Radio Services、汎用パケット無線サービス)にハンドオーバする場合に起こり得る。
・もし例えば、ユーザがサービスを変更するなら、使用するサービスが音声のみである限り、幾つかの動作はRTCPに対して殆んど帯域幅を割付けなくてもよい。ユーザが同じセッション中にビデオ電話通信に切り換えるなら、(リップシンクを獲得するため)会話とビデオを同期させることは望ましいことである。RTCPメッセージの中で要求される情報を送信し、ビデオ・ストリームと音声ストリームの両方に対してRTCP帯域幅を割付ける必要があるだろう。
システムがそのような状況に対処しなければならないなら、図8における処理過程は全ての過程をステップS1にループ・バックし、少なくとも時々は、利用可能な全RTCP帯域幅を変更できる新規の動作境界を明らかにしなければならない。
図9は、本発明による装置の一つの実施形態を示すブロック図である。図は、図3におけるRTCP帯域幅デバイダ14をさらに詳細にした実施形態を示す。検出器10からの全RTCP帯域幅と検出器12からの現在のチャネル品質とがRTCP送信間隔計算器16に転送され、RTCP送信間隔計算器16は、所定の送信間隔関数に基づいて、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットに対する現在の送信間隔を計算する。これらの送信間隔をRTCP送信タイミング・ユニット18に転送し、RTCP送信タイミング・ユニット18は、いつ次のRTCPパケットを送信すべきか、それは複合RTCPパケットまたは非複合RTCPパケットのどちらであるべきか、を決定する制御信号を生成する。この制御信号は、フィードバック・チャネルで送信するフィードバック情報を保持するバッファ22に接続されるスイッチ20を制御する。バッファを、あるスイッチ位置では、複合RTCPパケット生成器24に接続し、他のスイッチ位置では、非複合RTCPパケット生成器26に接続する。生成器24、26からの出力パケットをRTCPストリーム形成器28で連結する。
もう一つの実施形態は、各RTCPパケット形式の帯域幅制限を決定し、どれだけ多くの帯域幅を使用しているかをモニタし、次のRTCPパケットが複合RTCPパケットまたは非複合RTCPパケットのどちらであるべきかを判断する。一般的に、この実施形態は、以下に概説するステップに従う。
1.RTCP送信器は、各RTCPパケット形式のため、チャネル品質の関数として、全利用可能RTCP帯域幅に関する情報を受信し、帯域幅制限を決定する。
2.RTCP送信器は、現在のチャネル品質の関する情報を受信する。
3.RTCP送信器は、決定した複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットのサイズをモニタする。
4.RTCP送信器は、各RTCPパケット形式に使用する帯域幅がどれだけかを計算可能とするため、前に送信したRTCPパケットについての情報をストアする。
5.現在のチャネル品質を仮定し、RTCP送信器は、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットそれぞれに使用可能な帯域幅がどれだけかを決定する。
6.RTCP送信器は、
a.複合RTCPパケットの使用帯域幅が、複合RTCPパケットに現在許容される帯域幅より狭いならば、複合RTCPパケットを生成し、または、
b.非複合RTCPパケットの使用帯域幅が、非複合RTCPパケットに現在許容される帯域幅より狭いならば、非複合RTCPパケットを試製し、または、
c.使用帯域幅が複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケット各々に許容される帯域幅を超えているなら、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットのどちらも生成しない。
この変化の図式的概観を図10に示す。
図11は、本発明による方法の実施形態に基づく送信帯域幅関数を示すフローチャートである。ステップP1は全利用可能RTCP帯域幅を決定する。これを使用して、ステップP2で、チャネル品質の関数として複合および非複合RTCPパケットの許容帯域幅を決定する。許容帯域幅間の割合は、典型的には、利用可能な全RTCP帯域幅に依存しない。しかしながら、幾つかの応用では、これらの割合を、利用可能な全RTCP帯域幅に依存させることは、望ましい可能性がある。例えば、狭い利用可能な全RTCP帯域幅に比較して、広い利用可能な全RTCP帯域幅に対して、複合パケットに対する許容帯域幅の割合を増加させる(非複合RTCPパケットに対する許容帯域幅の割合を減少させる)ことは、望ましい可能性がある。ステップP3は現在のチャネル品質を決定し、これをステップP4で使用し、前に送信した各形式のRTCPパケットに関する格納した情報を使用して、各RTCPパケットのための残りの帯域幅を計算する。ステップP5は、各形式のRTCPパケットを送信するため、残りの帯域幅のどれが十分かどうかを(各形式に対する現在の残りの送信帯域幅を使用して)テストする。まず、複合RTCPパケットの送信を可能とするのに十分な利用可能な帯域幅があるかどうかをテストする。もしそうであれば、ステップP6で複合RTCPパケットを生成して送信し、また、複合パケットのために格納し使用した対応する帯域幅を更新する。そうでなければ、非複合RTCPパケットの送信を可能とするのに十分な利用可能帯域幅があるかどうかをテストする。もしそうであれば、ステップP7で非複合RTCPパケットを生成して送信し、また、非複合パケットのために格納し使用した対応する帯域幅を更新する。どちらのテストも成功しない場合、ステップP8で、パケットの送信を遅延させ、RTCPパケットを生成しない。ステップP6、P7およびP8の一つを実行した後、処理過程はステップP3にもどる。
もし、RTCPパケットの送信に常に十分な帯域幅があることを保証する、十分に長いクロック・サイクルを持つ外部クロックにより、図11のループが駆動されるなら、ステップP8を省略してもよい。
セッション中に利用可能な全RTCP帯域幅を変更することが予期されるなら、図11の処理過程は、少なくとも時々ステップP1にループ・バックしなければならないであろう。この件に関しては、上記図5に対するコメントを参照されたい。
図12は、本発明による装置のもう一つの実施形態を示すブロック図である。検出器10からの利用可能なRTCP帯域幅と検出器12からの現在のチャネル品質とをRTCP送信帯域幅計算器30に転送し、所定の送信帯域幅関数の基づいて、複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットに対する現在の許容送信帯域幅を計算する。これらの許容送信帯域幅をRTCPパケット形式選択器32に転送し、次にどのパケット形式を送信すべきか判断する。また、選択器32は、既に送信したRTCPパケットに関する情報を格納し、更新する、使用された帯域幅計算器34から、各パケット形式に既に使用したRTCP帯域幅に関する情報を受信する。特定の時間区間にわたってそのパケット形式に割り当てたビット数を追跡することにより、パケット形式に使用した帯域幅を計算できる。各パケット形式に許容した帯域幅と使用した帯域幅間の差異を使用して、選択器32は送信すべき次のパケット形式を選択し、それによりスイッチ20を制御する。もし両方のパケット形式とも、もう一つのパケットの送信を可能とするのに十分な残りの帯域幅を持っているなら、それらの中の一つに、より高い優先度をあたえてもよい。例えば、まず、複合RTCPパケットに対する帯域幅を消費してもよい。
上記の実施形態を、例えば、以下に示す異なる方法で変更してもよい。
・複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケット両方の送信間隔を決定する代わりに、それら(複合または非複合)の中のどちらかの一つを決定し、他のパケット形式(非複合および複合それぞれ)に残りを使用することは可能である。もちろん、セッション設定で定義される帯域幅制限を破らないように、使用する帯域幅をモニタしなければならない。
・複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケット両方の使用帯域幅をモニタする代わりに、それら(複合または非複合)の中の一つの使用帯域幅をモニタし、他のRTCPパケット形式(非複合および複合それぞれ)の許容帯域幅の残りを使用することは可能である。
説明した実施形態における各種のブロックの機能は、典型的には、一つ以上のマイクロプロセッサまたはマイクロ/シグナル・プロセッサの組合せと対応するソフトウエアによって獲得される。
本発明は数個の利点を持ち、そのうちの幾つかを下記に示す。
・チャネル条件が良好な場合、メディア間で良好な同期を維持する。チャネル条件が良好な場合、メディア送信器を特定する前の遅延は短く保たれる。
・劣化したチャネル条件に対して、即ち、最も重要な問題が良好なメディア品質を維持することである場合、適応性能を改善する。
・異なるチャネル条件に対して、性能を最適化することが可能である。
当業者は理解するであろうが、添付の特許請求項が定める本発明の範囲から逸脱ことなしに、本発明に各種の修正および変更を行うことは可能である。
略語
AMR 順応マルチレート
APP 特定用途向けRTCPパケット
C/I チャネル対干渉比
C/N チャネル対雑音比
CQI チャネル品質インジケータ
EDGE GSM進化型高速データレート
GPRS 汎用パケット無線サービス
HSPA 高速パケットアクセス
IP インターネット・プロトコル
IETF インターネット技術タスクフォース
IMS IPマルチメディア・サブシステム
MTSI IMSのためのマルメディア電話通信サービス
PLR パケット損失率
RLC 無線リンク・プロトコル
RR 受信器レポート
RTCP リアルタイム制御プロトコル
RTP リアルタイム・プロトコル
SDES 情報源記述
SR 送信器レポート
VoIP IP上の音声

Claims (10)

  1. 複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットに対するRTCP帯域幅の利用を制御する方法であって、
    利用可能なRTCP帯域幅を決定するステップと、
    チャネル品質を決定するステップと、
    決定した前記チャネル品質に基づき、複合RTCPパケットと非複合RTCPパケットとの間で前記利用可能なRTCP帯域幅を分割するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. チャネル品質が良好になるのに応じて、複合RTCPパケットに増大した許容帯域幅を割り付けるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. チャネル品質が良好になるのに応じて、非複合RTCPパケットに減少した許容帯域幅を割り付けるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 第一の送信間隔で複合RTCPパケットを、第二の送信間隔で非複合RTCPパケットを生成するステップを含み、前記第一および第二の送信間隔は、決定した前記利用可能なRTCP帯域幅および決定した前記チャネル品質に依存することを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  5. 残りのRTCP帯域幅が、複合RTCPパケット送信のために十分な帯域幅であれば複合RTCPパケットを生成し残りのRTCP帯域幅が、非複合RTCPパケットの送信のために十分な帯域幅であれば非複合RTCPパケットを生成するステップを含ことを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  6. 複合RTCPパケットおよび非複合RTCPパケットのためのRTCPの利用を制御する装置であって、
    利用可能なRTCP帯域幅を決定する帯域幅検出器(10)と、
    チャネル品質を決定するチャネル品質検出器(12)と、
    帯域幅検出器とチャネル品質検出器とに接続される帯域幅デバイダ(14)とを含み、前記帯域幅デバイダは、決定した前記チャネル品質に基づき、複合RTCPパケットと非複合RTCPパケットとの間で利用可能RTCP帯域幅を分割する
    ことを特徴とする装置。
  7. 前記帯域幅デバイダ(14)は、チャネル品質が良好になるのに応じて、複合RTCPパケットに割り付ける帯域幅を増加させることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記帯域幅デバイダ(14)は、チャネル品質が良好になるのに応じて、非複合RTCPパケットに割り付ける帯域幅を減少させることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 第一の送信間隔で複合RTCPパケットを、第二の送信間隔で非複合RTCPパケットを生成する手段(16、18、20、22、24、26)を含み、前記第一および第二の送信間隔は、決定した前記利用可能なRTCP帯域幅および決定した前記チャネル品質に依存することを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
  10. 残りのRTCP帯域幅が、複合RTCPパケットの送信のために十分な帯域幅であれば複合RTCPパケットを生成し残りのRTCP帯域幅が、非複合RTCPパケットの送信のために十分な帯域幅であれば非複合RTCPパケットを生成する手段(20、22、24、26、30、32、34)を含ことを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
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