JP5146532B2 - 移動体通信システム、移動体通信方法、送信装置および受信装置 - Google Patents

移動体通信システム、移動体通信方法、送信装置および受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、送信装置から受信装置へ、無線通信にてコンテンツを放送配信する移動体通信システム、移動体通信方法、送信装置および受信装置に関する。
近年、有線ネットワークにおける固定体端末通信において、データ配信装置から固定体端末装置へ、音楽、画像などのコンテンツのデータを配信する放送型配信サービスが普及してきている。固定体端末通信における放送型通信は、多くのチャンネルからコンテンツを選択して視聴可能であることから、多チャンネル放送と呼ばれる。
ここで、FMC(Fixed Mobile Convergence)と呼ばれる、固定体端末通信と、移動体端末通信との融合が推進されている。さらには、FMBC(Fixed Mobile Broadcast Convergence)と呼ばれる、固定体端末通信および移動体端末通信と、放送型通信との融合が図られてきている。このような情勢を背景として、移動体端末通信でも、固定体端末通信と同様に、音楽、画像などのコンテンツのデータを配信する放送型配信サービス(以下、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)と略記する)が提供されるようになってきている。
特開2004−40770号公報
しかしながら、上記従来技術では、次の問題点があった。固定体端末通信においては、リソースの拡大が容易なため、多チャンネル放送が容易に可能である。一方、移動体端末通信におけるMBMSでは、有限な無線リソースを使用して移動体端末と基地局との間で通信をおこなう。このため、有限な無線リソースの数を超えたチャンネル数で多チャンネル放送をおこなうことができず、チャンネル数に制限がかかってしまうという問題があった。
MBMSにおいて多数の通信チャネルを用意するためには、それだけ多数の無線リソース(周波数やチャネライゼーションコード)が必要になってくる。しかし、無線リソースは有限であり、無線リソースの多くがMBMSのために占有されてしまうと、ユーザが通常の音声通話やデータ送受信に使用する無線リソースが圧迫され、収容可能ユーザ数を減少させてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、移動体端末通信におけるMBMSにおいて、有限な無線リソースを効率的に利用して、多チャンネル化を容易に可能にする移動体通信システム、移動体通信方法、送信装置および受信装置を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、移動体通信システム、移動体通信方法、移動体通信基地局装置および移動体通信端末装置の一観点において、無線基地局の無線制御装置において、通信チャネルの無線フレームを、無線レイヤにおいて時分割し、時分割された分割フレームに、複数のマルチキャストデータまたは複数のブロードキャストデータをそれぞれ分割して多重し、多重された複数のマルチキャストデータまたは複数のブロードキャストデータを、移動体通信端末装置へ向けて送出することを要件とする。そして、移動体通信端末装置は、無線制御装置から受信した多重された複数のマルチキャストデータまたは複数のブロードキャストデータの多重を分離することを要件とする。
開示の移動体通信システム、移動体通信方法、送信装置および受信装置によれば、MBMS技術のプロトコル形式を維持しつつ、MBMS用の通信チャネル数を増加させることなく、MBMSの多チャンネル化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態の一例にかかる移動体通信システムにおいてL1スケジューリングによる同一通信チャネルへMBMSを多重する状況を説明するための説明図である。 図2は、実施形態の一例にかかる移動体通信システムにおいてMBMSを提供する実現方法を説明するための説明図である。 図3は、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置でおこなわれるL1スケジューリングによる同一通信チャネルへのMBMSサービスの多重方式を説明するための説明図である。 図5は、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置でおこなわれるMBMSサービス多重処理のシーケンス図である。 図6は、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置から移動体通信端末装置へのL1スケジューリング情報およびMBMSサービスの関係の通知方法を示すシーケンス図である。 図7は、実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 図8は、実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置においておこなわれるL1スケジューリングによる同一通信チャネルへ多重されたMBMSサービスデータの受信方式を説明するための説明図である。 図9は、実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置でおこなわれるMBMSサービス分離処理のシーケンス図である。 図10は、他の実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置でおこなわれるMBMSサービス分離処理のシーケンス図である。 図11−1は、第3世代移動体通信システムにおける通信チャネルのプロトコル形式を説明するための説明図である。 図11−2は、第3.5世代移動体通信システムにおける通信チャネルのプロトコル形式を説明するための説明図である。 図12−1は、第3世代および第3.5世代移動体通信システムにおいてMBMSを提供する際の問題点(その1)を説明するための説明図である。 図12−2は、第3世代および第3.5世代移動体通信システムにおいてMBMSを提供する際の問題点(その2)を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照し、本発明にかかる実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下に開示する実施形態の一例では、移動体通信端末装置を携帯電話端末とした移動体通信システムを示すこととする。
しかし、上記に限定されるものではなく、無線通信でコンテンツなどのデータを送受信可能な通信システムであれば、いずれでもよい。例えば、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、無線LAN(Local Area Network)通信機器、Bluetooth(登録商標)通信機器、赤外線通信機器などを使用する通信システムであってもよい。
実施形態の一例の説明に先立ち、図11−1〜図12−2を参照して、MBMSにおける多チャンネル化を困難にする従来技術の問題点について説明する。図11−1は、第3世代移動体通信システムにおける通信チャネルのプロトコル形式を説明するための説明図である。また、図12−2は、第3.5世代移動体通信システムにおける通信チャネルのプロトコル形式を説明するための説明図である。
図11−1を参照すると、第3世代移動体通信システムにおける通信チャネルのフレームは、当該フレームのチャネル種別を示す「チャネル種別」と、MBMS用通信チャネル番号(識別子)である「MBMS ID」と、MBMSによる提供データである「MBMSデータ」とのフィールドを有する。
図11−1に示すように、MBMS IDは4ビットの情報であるので、一つのチャネル種別に対して、例えば、MBMS IDに予約ビット列を一つ確保することとすれば、15のMBMSサービス(MBMS Service#1〜MBMS Service#15)を割り当てることが可能である。各MBMS IDに対して、対応するMBMSデータが、「MBMSデータ」フィールドに格納されることとなる。
また、図11−2を参照すると、第3.5世代移動体通信システムにおける通信チャネルのフレームは、「ヘッダ」と、MBMSデータをそれぞれ格納する「MBMSデータ#0」、・・・、「MBMSデータ#K」(Kは、1≦Kなる自然数)とのフィールドと、当該フレームの規定バイト数に満たない部分を、例えば、0パディングする「Padding」とのフィールドを有する。
図11−2に示すように、「ヘッダ」は、さらに、#0の通信チャネル番号(LCID:Logical CH ID)を示す「LCID#1」、「LCID#1」に対応するデータの先頭位置を示す「L#1」および予約フィールドである「E#1」を有する。「ヘッダ」は、通信チャネル番号、通信チャネル番号に対応するデータの先頭位置および予約フィールドのK回の繰り返し構造を有する。
図11−2に示すように、各LCIDは、4ビットの情報であるので、一つのLCIDに対して、例えば、3つの特定目的用チャネルを優先的に割り当てるとすれば、13のMBMSサービス(MBMS Service#1〜MBMS Service#13)を割り当てることが可能である。例えば、「LDID#1」のMBMS Service#1〜MBMS Service#13のMBMSデータは、「MBMSデータ#0」に格納されることとなる。
上記図11−1および図11−2の説明によれば、第3世代移動体通信システムおよび第3.5世代移動体通信システムにおいて、一つの通信チャネルに多重して割り当てることが可能なMBMSサービスの数には、上限があることがわかる。
図12−1は、第3世代および第3.5世代移動体通信システムにおいてMBMSを提供する際の問題点(その1)を説明するための説明図である。また、図12−2は、第3世代および第3.5世代移動体通信システムにおいてMBMSサービスを提供する際の問題点(その2)を説明するための説明図である。
図12−1では、CN(Core Network)から、MBMS service#1〜MBMS service#N(Nは、例えば、16≦Nなる自然数)のMBMSを提供する場合を想定している。しかし、RNC(Radio Network Controller、移動体通信基地局内の無線制御装置)は、例えば、15のMTCH(MBMS point-to-multicast Traffic Channel、通信チャネル、MTCH#1〜MTCH#15)を有するのみである。
従って、FACH(Forward Access Chanel、無線リソース)を使用してUE(User Equipment、ユーザの携帯電話端末装置)へ送信可能なMBMSサービスは、最大15に限られる。すなわち、MBMSサービスの多チャンネル化をおこなおうとしても、15チャンネルを確保できるのみであるという問題があった。
同様に、図12−2では、CNから、MBMS service#1〜MBMS service#N(Nは、例えば、15<Nなる自然数)のMBMSを提供しようとする。一方、RNCは、15のMTCH(MTCH#1〜MTCH#15)を収容するFACHを使用して、MBMS service#1〜MBMS service#15をUEへ送信する。
ここで、CNからUEへ、N個のMBMSが送信される場合に、RNCのMTCHがさらに使用されることとなる(MTCH#16〜MTCH#N)。
無線リソースは有限であり、MTCHは、FACHにそれぞれ対応付けられることから、より多くのMBMSをUEへ提供しようとすると、無線リソースの多くがMBMSのために占有されて、必然的に、通常の音声通話およびデータ通信に使用可能な無線リソースが圧迫を受けることとなる。これによって、RNCが収容可能な携帯電話端末装置の数が減少することとなり、移動体通信システムの利便性を著しく損ねることになる。
実施形態の一例では、MBMS技術のプロトコル形式を維持しながら、通信チャネル数に制限されずに、マルチメディアデータ配信サービス用の通信チャネル数を過剰に増加させずにチャネル数以上のマルチメディアデータ配信サービスを提供可能にすることを目的とする。すなわち、RNCが収容可能な携帯電話端末装置の数を減少させずに携帯電話システムの利便性を損ねることなく、MBMSの多チャンネル化を図ることを目的とする。
[実施形態の一例]
以下、図1〜図11を参照して、実施形態の一例を開示する。先ず、実施形態の一例にかかる移動体通信システムにおいてL1スケジューリングによる同一通信チャネルへMBMSを多重する状況を説明する。図1は、実施形態の一例にかかる移動体通信システムにおいてL1スケジューリングによる同一通信チャネルへMBMSを多重する状況を説明するための説明図である。
図1を参照すると、実施形態の一例では、移動体通信基地局またはRNC(無線制御装置)(移動体通信基地局および無線制御装置を、移動体通信基地局装置と総称する)において、無線レイヤ(MTCH)上でタイムスケジューリングを実施することにより(無線レイヤ=レイヤ(Layer)1であるので、以後、L1スケジューリングと呼ぶ)、複数のマルチメディアデータ配信サービス(MBMS)を、同一の通信チャネル(MTCH)に時分割多重できるようにする。
図1に示すように、無線レイヤ上のMTCH#1の連続するフレームに、MBMS Service#1のデータを格納するのではなく、例えば、MBMS Service#1〜#3のデータを、当該順序で、繰り返し格納する。このようにすると、MTCH#1に、MBMS Service#1〜#3の3つのMBMSを多重することが可能になり、無線リソースを増加させずとも、例えば、3倍の多チャンネル化を図ることが可能になる。
このように、一つのMTCHに、複数のMBMSを時分割多重することによって、例えば、図2に示すように、MTCHの上限数が、MTCH#1〜#15の15であっても、通信チャネルのプロトコル形式(チャネルの上限数等)を変えずに、CNからUEへ、15を超えるMBMSサービスデータを送信すること、すなわち、MBMSの多チャンネル化が可能になる。
次に、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置の構成について説明する。図3は、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、同図では、実施形態の一例に関わる部分のみの構成および機能を説明することとする。
図3に示すように、実施形態の一例にかかる無線制御装置100の構成は、制御部101と、送信部102と、サービス多重部103とを有する。なお、制御部101と、送信部102と、サービス多重部103とは、インターワークで接続されている。
制御部101は、MBMSサービスの開始および終了の契機に従って、MBMS用通信チャネルの設定および解放など、他機能部の制御をおこなう。また、制御部101は、いずれの通信チャネル(MTCH)に、いずれのMBMSサービスを多重させるかを決定するとともに、多重された各MBMSサービスのL1スケジューリング情報を決定する機能を有する。
制御部101における、各MBMSサービスのL1スケジューリング情報の決定方法として、例えば、各MBMSサービスに必要な通信帯域から決定することとする。例えば、10Mbpsの通信チャネルに対して、1Mbpsの通信レートが必要なMBMSサービスを多重する場合、1Mbps÷10Mbps=1/10であるので、通信チャネル(MTCH)の無線フレーム10個当たり1個の無線フレームを、該当するMBMSサービスに割り当てることとする。
なお、図4に示すように、L1スケジューリング情報は、フレーム周期と、フレームオフセット量と、フレーム連続数との3つのパラメータを含む。フレーム周期は、無線チャネル上において、該当するMBMSサービスを送信する無線フレームの周期を示すパラメータである。
フレームオフセット量は、各フレーム周期において、該当するMBMSサービスの送信を開始する無線フレーム位置のオフセット量を示すパラメータである。フレーム連続数は、各フレーム周期において、該当するMBMSサービスを送信する無線フレーム幅を示すパラメータである。
図4に示すように、MBMSサービス#1は、送信される無線フレームが、例えば、「5n+1(n=0,1,・・・)」の形式で表現される無線フレーム番号を持つ無線フレームである。「5n+1」の“5”がフレーム周期であり、“1”がフレームオフセット量である。また、フレーム連続数は“1”である。
また、図4に示すように、MBMSサービス#2は、送信される無線フレームが、例えば、「5n+3〜4(n=0,1,・・・)」の形式で表現される無線フレーム番号を持つ無線フレームである。「5n+3〜4」の“5”がフレーム周期であり、“3”がフレームオフセット量である。「5n+3〜4」は、「5n+3および5n+4」を意味するので、フレーム連続数は“2”である。
また、図4に示すように、MBMSサービス#3は、送信される無線フレームが、例えば、「5n+2(n=0,1,・・・)」の形式で表現される無線フレーム番号を持つ無線フレームである。「5n+2」の“5”がフレーム周期であり、“2”がフレームオフセット量である。また、フレーム連続数は“1”である。
このようにして定められたL1スケジューリング情報に従えば、無線フレーム#0〜#9において、無線フレーム#1にMBMSサービス#1が多重され、無線フレーム#2にMBMSサービス#3が多重され、無線フレーム#3および#4にMBMSサービス#2が多重されることとなる。
また、無線フレーム#6にMBMSサービス#1が多重され、無線フレーム#7にMBMSサービス#3が多重され、無線フレーム#8および#9にMBMSサービス#2が多重されることとなる。このようにして、一つの通信チャネルに、複数のMBMSサービスを多重することが可能になる。
図3に戻って、送信部102は、チャネル番号(MBMS ID)付与部102aと、チャネル種別(TCTF)付与部102bと、サービス間スケジューリング部102cと、チャネル間スケジューリング部102dとを有する。
チャネル番号付与部102aおよびチャネル種別付与部102bは、各々MBMS技術のプロトコル形式に従って、チャネル番号(MBMS ID)およびチャネル種別(TCTF)を、MBMSデータに付与する。
サービス間スケジューリング部102cは、制御部101から指示された各MBMSサービスのL1スケジューリング情報に従って、通信チャネル(MTCH)から送られてくるMBMSサービスデータをスケジューリングする。
サービス間スケジューリング部102cは、サービス多重部103と連携することで、送られてきたMBMSサービスデータが、いずれのMBMSサービスのデータかを判定する。そして、対応するMBMSサービスのL1スケジューリング情報に従って、MBMSサービスデータを無線送出タイミングにスケジューリングする。
チャネル間スケジューリング部102dは、通信チャネル間(MTCH間)のスケジューリングを実施する。なお、チャネル番号付与部102a、チャネル種別付与部102bおよびチャネル間スケジューリング部102dは、従来技術と同等の機能を有する。
サービス多重部103は、制御部101から指示された各MBMSサービスと、通信チャネル(MTCH)との対応関係に従って、MBMSサービスデータを、通信チャネル(MTCH)へ多重する処理を実施する。その際に、サービス間スケジューリング部102cに対して、多重して送った各MBMSサービスデータが、いずれのMBMSサービスのデータであるかを通知する。
次に、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置でおこなわれるMBMSサービス多重処理について説明する。図5は、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置でおこなわれるMBMSサービス多重処理のシーケンス図である。
図5において、先ず、ステップS101では、制御部101は、MBMSサービス設定をおこなう。具体的には、いずれの通信チャネル(MTCH)に、いずれのMBMSサービスを多重させるか(MBMSサービスと通信チャネル間の多重関係)を決定するとともに、多重された各MBMSサービスのL1スケジューリング情報を決定する。
続いて、ステップS102では、制御部101は、サービス多重部103に対して、ステップS101で決定したMBMSサービスと通信チャネル間の多重関係を通知する。また、ステップS103では、制御部101は、サービス間スケジューリング部102cに対して、ステップS101で決定した各MBMSデータサービスのL1スケジュール情報を通知する。
続いて、ステップS104では、サービス多重部103は、CN(Core Network)から、MBMSサービスデータを受信する。そして、ステップS105では、サービス多重部103は、ステップS102で、制御部101から通知されたMBMSサービスと通信チャネル間の多重関係に基づいて、CNから受信したMBMSサービスデータを多重する。
続いて、ステップS106では、サービス多重部103は、サービス間スケジューリング部102cに対して、インターワークを介して、多重されたMBMSサービスデータとサービスの対応関係を通知する。
続いて、ステップS107では、サービス多重部103は、ステップS105で通信チャネルに多重されたMBMSサービスデータを、チャネル番号付与部102aへと受け渡す。続いて、ステップS108では、チャネル番号付与部102aは、ステップS105で通信チャネルに多重されたMBMSサービスデータに、チャネル番号を付与する。
続いて、ステップS109では、チャネル番号付与部102aは、ステップS108でチャネル番号が付与されたMBMSサービスデータを、チャネル種別付与部102bへと受け渡す。続いて、ステップS110では、チャネル種別付与部102bは、ステップS108でチャネル番号が付与されたMBMSサービスデータに、チャネル種別を付与する。
続いて、ステップS111では、チャネル種別付与部102bは、ステップS110でチャネル種別が付与されたMBMSサービスデータを、サービス間スケジューリング部102cへと受け渡す。
続いて、ステップS112では、サービス間スケジューリング部102cは、ステップS103およびステップS106での通知内容(多重された各MBMSサービスのL1スケジューリング情報と、インターワークで通知された各MBMSサービスデータに対応するサービス)に基づいて、各MBMSサービスデータのサービスに対応するタイミングで、MBMSサービスデータを、チャネル間スケジューリング部102dに対して送信するよう制御する。ステップS113では、サービス間スケジューリング部102cは、MBMSサービスデータを、チャネル間スケジューリング部102dに送達させる。
続いて、ステップS114では、チャネル間スケジューリング部102dは、通信チャネルを多重する。続いて、ステップS115では、チャネル間スケジューリング部102dは、MBMSサービスデータを、UEへ送信する。
次に、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置から移動体通信端末装置へのL1スケジューリング情報およびMBMSサービスの関係の通知方法について説明する。図6は、実施形態の一例にかかる移動体通信基地局内の無線制御装置から移動体通信端末装置へのL1スケジューリング情報およびMBMSサービスの関係の通知方法を示すシーケンス図である。
MBMSサービスの情報は、制御チャネルを使用して、無線制御装置100から移動体通信端末装置200に通知される。次表では、無線制御装置100から移動体通信端末装置200への通知信号である「MBMS SCHEDULING INFORMATION」の例を示す。なお、次表では、実施形態の一例に関連する項目のみを記載している。
Figure 0005146532
上記(表1)によれば、実施形態の一例では、従来の信号内容を拡張して、「Information Element」の“Service scheduling info list”の配下の“MBMS Service transmissions info list”の配下に、“MBMS logical channel identity”が、新規に追加されている。“MBMS logical channel identity”は、MBMS用論理チャネル番号であり、「MBMS ID」に相当する。
また、次表では、無線制御装置100から移動体通信端末装置200への通知信号である「MBMS CURRENT CELL P-to-M RB INFORMATION」の例を示す。なお、次表では、実施形態の一例に関連する項目のみを記載している。
Figure 0005146532
上記(表2)によれば、実施形態の一例では、従来の信号内容を拡張して、「Information Element」の“S-CCPCH list”の配下の“TrCH information list”の配下の“RB information list”の配下に、“MBMS logical channel identity”、“L1 combining status”、“MBMS service information list”が、新規に追加されている。
“MBMS logical channel identity”は、MBMS用論理チャネル番号であり、「MBMS ID」に相当する。“L1 combining status”は、L1スケジューリングの実施の有無を示すフラグ情報である。
“MBMS service information list”は、該当MTCHに多重されているMBMSサービス数分の繰り返し構造を有するリストである。“MBMS service information list”の配下には、“MBMS Service Identity”、“Start”、“Duration”、“Next scheduling period”の項目があり、これらの項目が繰り返し構造を形成する。
“MBMS Service Identity”は、MBMSサービスの識別子であり、MBMSサービスIDに相当する。“Start”は、無線フレーム多重の際のフレームオフセット量である。また、“Duration”は、無線フレーム多重の際のフレームの連続数である。また、“Next scheduling period”は、フレーム周期を示す。
以上の情報が、「MBMS SCHEDULING INFORMATION」および「MBMS CURRENT CELL P-to-M RB INFORMATION」に新規に追加されることによって、無線制御装置100から移動体通信端末装置200へ、L1スケジューリング情報およびMBMSサービスと通信チャネルとの対応関係を通知することが可能になる。なお、新規追加の信号の定義は、一例に過ぎず、同等の情報を通知する方法であれば、いずれの信号フォーマットであってもよい。
図6に示すように、実施形態の一例では、「MBMS CURRENT CELL P-to-M RB INFORMATION」が、該当セルで提供されているMBMSサービス情報と、L1スケジューリング情報およびMBMSサービスの対応関係が追加されて、無線制御装置(RNC)100から移動体通信端末装置(UE)200へ、定期的に送信される。
同様に、図6に示すように、実施形態の一例では、「MBMS NEIGHBOURING CELL P-to-M RB INFORMATION」が、近隣セルで提供されているMBMSサービス情報と、L1スケジューリング情報およびMBMSサービスの対応関係が追加されて、無線制御装置(RNC)100から移動体通信端末装置(UE)200へ、定期的に送信される。
なお、「MBMS NEIGHBOURING CELL P-to-M RB INFORMATION」の信号フォーマットは、「MBMS CURRENT CELL P-to-M RB INFORMATION」の信号フォーマットの“Message Type”を“近隣セルのMBMS情報を示す信号種別”としたものとなっている。
また、同様に図6に示すように、実施形態の一例では、「MBMS SCHEDULING INFORMATION」が、MBMSサービスの送信スケジュールおよびMBMSサービスとの対応関係が追加されて、無線制御装置(RNC)100から移動体通信端末装置(UE)200へ、定期的に送信される。
次に、実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置の構成について説明する。図7は、実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、同図では、実施形態の一例に関わる部分のみの構成および機能を説明することとする。
図7に示すように、実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置(UE)200は、制御部201と、受信部202と、サービス分離部203とを有する。制御部201は、MBMSサービスの開始および終了といった契機に従って、MBMS用通信チャネルの設定および解放など、他機能部の制御を実施する。
なお、実施形態の一例では、無線制御装置100から受信した通信チャネルおよびMBMSサービスの多重関係と、各MBMSサービスのL1スケジューリング情報とを、他の機能ブロックに通知して、多重されたMBMSサービスの分離を制御する。
受信部202は、チャネル番号(MBMS ID)識別部202aと、チャネル種別(TCTF)識別部202bと、受信判定部202cとを有する。チャネル番号識別部202aおよびチャネル種別識別部202bは、各々MBMS技術のプロトコル形式に従って、MBMSサービスデータに付与されたチャネル番号(MBMS ID)およびチャネル種別(TCTF)を分離する。
チャネル番号識別部202aおよびチャネル種別識別部202bは、従来技術と同等の機能を有する。実施形態の一例では、受信部202に、サービス分離部203との連携機能を新たに追加する。この追加された機能ブロックが、受信判定部202cである。
受信判定部202cは、受信した各データの無線フレームタイミングを、サービス分離部203に通知することで、受け取ったデータが、いずれのMBMSサービスのデータであるかを、サービス分離部203が判定できるようにする。
サービス分離部203は、制御部201から指示された各MBMSサービスと通信チャネルとの対応関係に従って、通信チャネルからMBMSサービスデータへの分離を実施する。その際に、受信部202と連携して、多重されて受信した各MBMSサービスデータが、いずれのMBMSサービスのデータかを、受信した無線フレームタイミングと、各MBMSサービスのL1スケジューリング情報から判定する。
なお、同一通信チャネルへ、複数のMBMSサービスが多重されている時には、移動体通信端末装置200の間欠受信処理の改善が可能である。多重されたMBMSサービスデータのいずれかを選択して利用する場合に、従来のように、該当通信チャネルのMBMSサービスデータをすべて受信する必要はない。
間欠受信処理とは、利用したいMBMSサービスのL1スケジューリング情報に基づき、利用したいMBMSサービスのデータが格納される無線フレームのみを受信し、他のMBMSサービスのデータが存在する無線フレームは受信しない処理をいう。これによって、移動体通信端末装置200の消費電力の削減が可能となる。
具体的には、図8に例示するように、#(5n+1)(n=0,1,・・・)の形式で表現されるフレーム番号を有する無線フレームには、MBMSサービス#1のデータが格納される。また、#(5n+3〜4)(n=0,1,・・・)の形式で表現されるフレーム番号を有する無線フレームには、MBMSサービス#2のデータが格納される。また、#(5n+2)(n=0,1,・・・)の形式で表現されるフレーム番号を有する無線フレームには、MBMSサービス#3のデータが格納される。
そして、移動体通信端末装置200のユーザは、MBMSサービスを一つ選択して利用する。よって、これらすべてのMBMSサービスのデータを受信することは、移動体通信端末装置200のユーザが利用しないMBMSサービスのデータを受信することとなり、移動体通信端末装置200のバッテリを、無駄に消耗させていた。
そこで、図8に示すように、例えば、移動体通信端末装置200のユーザが、MBMSサービス#3を選択して利用する場合に、移動体通信端末装置200は、MBMSサービス#3のデータを格納する無線フレーム#(5n+2)(n=0,1,・・・)のみを受信することとすれば、移動体通信端末装置200のバッテリ消耗を低減できる。
次に、実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置でおこなわれるMBMSサービス分離処理について説明する。図9は、実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置でおこなわれるMBMSサービス分離処理のシーケンス図である。
図9において、先ず、ステップS121では、制御部201は、MBMSサービス設定をおこなう。具体的には、無線制御装置100から通知されたMBMSサービスと通信チャネル間の多重関係および各MBMSサービスのL1スケジューリング情報を設定保持する。
続いて、ステップS122では、制御部201は、受信判定部202cに対して、ステップS121で設定保持された各MBMSサービスのL1スケジューリング情報を通知する。また、ステップS123では、制御部201は、サービス分離部203に対して、MBMSサービスと通信チャネル間の多重関係を通知する。
続いて、ステップS124では、制御部201は、無線制御装置(RNC)100から受信したMBMSサービスデータを、受信判定部202cへと受け渡す。MBMSサービスデータを受け渡された受信判定部202cは、ステップS125で、受信データ(MBMSサービスデータ)に対応するMBMSサービスを、ステップS122で通知されたL1スケジューリング情報に基づいて識別する。
続いて、ステップS126では、受信判定部202cは、インターワークを介して、サービス分離部203に対して、受信したMBMSサービスデータの対応関係を通知する。また、ステップS127では、受信判定部202cは、受信したMBMSサービスデータを、チャネル種別識別部202bへ受け渡す。
続いて、ステップS128では、チャネル種別識別部202bは、受信判定部202cから受け渡されたMBMSサービスデータから、チャネル種別を識別して分離する。続いて、ステップS129では、チャネル種別識別部202bは、受信判定部202cから受け渡されたMBMSサービスデータを、識別したチャネル種別とともに、チャネル番号識別部202aへ受け渡す。
続いて、ステップS130では、チャネル番号識別部202aは、チャネル種別識別部202bから受け渡されたMBMSサービスデータから、チャネル番号を識別して分離する。続いて、ステップS131では、チャネル番号識別部202aは、チャネル種別識別部202bから受け渡されたMBMSサービスデータを、識別したチャネル種別およびチャネル番号とともに、サービス分離部203へ受け渡す。
続いて、ステップS132では、サービス分離部203は、ステップS123によって通知されたMBMSサービスと通信チャネル間の多重関係、ステップS126によって通知されたMBMSサービスデータとMBMSサービスとの関係、および、ステップS131によって受け渡されたチャネル種別およびチャネル番号とに基づいて、受信したMBMSサービスデータを、対応するMBMSサービスに分離する。続いて、ステップS133では、サービス分離部203は、分離したMBMSサービスデータを出力する。
[他の実施形態の一例]
次に、他の実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置でおこなわれるMBMSサービス分離処理について説明する。図10は、他の実施形態の一例にかかる移動体通信端末装置でおこなわれるMBMSサービス分離処理のシーケンス図である。同図に示すMBMSサービス分離処理は、図8を参照して説明した間欠受信処理を含むMBMSサービス分離処理であり、図9に示したMBMSサービス分離処理に代えておこなわれてもよいものである。
なお、図10では、同一の符号、ステップ番号が付与されている機能ブロック、処理は、図9に示したものと同一である。差異部分は、図10では、ステップS122に代えてステップS122aをおこない、ステップS124とステップS125の間に、ステップS124aが挿入される点である。
ステップS122aでは、制御部201は、受信判定部202cに対して、MBMSサービスのL1スケジューリング情報および利用サービスの情報を通知する。そして、ステップS124aでは、受信判定部202cは、ステップS122aで通知された、利用サービスの情報に基づいて、ステップS124で受信したMBMSサービスデータが、利用サービスに対するタイミングで受信されたか否かを判定する。
ステップS124で受信したMBMSサービスデータが、利用サービスに対するL1タイミングで受信されたと判定された場合に(ステップS124a肯定)、ステップS125へ移り、受信したMBMSサービスデータが、利用サービスに対するL1タイミングで受信されたと判定されなかった場合に(ステップS124a否定)、ステップS124へ移る。
以上、本発明の実施形態の一例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施形態の一例で実施されてもよいものである。また、実施形態の一例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態の一例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記実施形態の一例で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散および/または統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散および/または統合して構成することとしてもよい。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)(またはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)などのマイクロ・コンピュータ)および当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。
100 無線制御装置
101 制御部
102 送信部
102a チャネル番号付与部
102b チャネル種別付与部
102c サービス間スケジューリング部
102d チャネル間スケジューリング部
103 サービス多重部
200 移動体通信端末装置
201 制御部
202 受信部
202a チャネル番号識別部
202b チャネル種別識別部
202c 受信判定部
203 サービス分離部

Claims (4)

  1. 送信装置と、前記送信装置と無線通信が可能な受信装置とを有する移動体通信システムであって、
    前記送信装置は、
    マルチキャストデータまたはブロードキャストデータであるMBMS(MulticastBroadcastManagementSystem)サービスデータを、いずれの通信チャネルに時分割多重するかを決定する通信チャネル決定部と、
    前記通信チャネル決定部によって決定された通信チャネルにおける複数の前記MBMSサービスデータの時分割多重のスケジュールを決定するスケジュール決定部と、
    前記MBMSサービスデータに対応するサービスの識別情報と、前記通信チャネル決定部によって決定された前記通信チャネルの識別情報と、前記スケジュールの情報とを、前記受信装置へ通知する通知部と、
    前記スケジュール決定部によって決定された前記MBMSサービスデータの時分割多重のスケジュールに基づいて、無線レイヤにおける1つの通信チャネルに、複数の前記MBMSサービスデータをそれぞれ時分割多重するデータ多重部と、
    前記データ多重部によって時分割多重される前記MBMSサービスデータに、前記対応するサービスの識別情報を付与するサービス識別情報付加部と、
    前記データ多重部によって時分割多重される前記MBMSサービスデータに、前記通信チャネル決定部によって決定された前記通信チャネルの識別情報を付与する通信チャネル識別情報付加部と、
    前記MBMSサービスデータが時分割多重された複数の前記通信チャネルを多重するデータ多重処理制御部と
    を有し、
    前記受信装置は、
    前記通知部から通知された前記スケジュールの情報に基づいて、前記データ多重部によって前記MBMSサービスデータが時分割多重された無線フレームを受信する受信部と、
    前記通知部から通知された、前記通信チャネル決定部によって決定された前記通信チャネルの識別情報に基づいて、前記受信された無線フレームから対応する通信チャネルを識別する通信チャネル識別部と、
    前記通知部から通知された、前記MBMSサービスデータに対応する前記サービスの識別情報に基づいて、前記受信された無線フレームから対応するサービスを識別するサービス識別部と、
    前記サービス識別部によるサービス識別結果および前記通信チャネル識別部による通信チャネル識別結果に基づいて、前記データ多重部によって時分割多重された前記MBMSサービスデータのうち所望のMBMSサービスデータを前記無線フレームから分離するデータ多重分離部と、
    を有することを特徴とする移動体通信システム。
  2. 送信装置と、前記送信装置と無線通信が可能な受信装置とを有する移動体通信システムにおける移動体通信方法であって、
    前記送信装置が、
    マルチキャストデータまたはブロードキャストデータであるMBMS(MulticastBroadcastManagementSystem)サービスデータを、いずれの通信チャネルに時分割多重するかを決定し、
    前記決定された通信チャネルにおける複数の前記MBMSサービスデータの時分割多重のスケジュールを決定し、
    前記MBMSサービスデータに対応するサービスの識別情報と、前記決定された前記通信チャネルの識別情報と、前記スケジュールの情報とを、前記受信装置へ通知し、
    前記決定された前記MBMSサービスデータの時分割多重のスケジュールに基づいて、無線レイヤにおける1つの通信チャネルに、複数の前記MBMSサービスデータをそれぞれ時分割多重し、
    前記時分割多重されるMBMSサービスデータに、前記対応するサービスの識別情報を付与し、
    前記時分割多重されるMBMSサービスデータに、前記決定された前記通信チャネルの識別情報を付与し、
    前記MBMSサービスデータが時分割多重された複数の前記通信チャネルを多重し、
    前記受信装置が、
    前記送信装置から通知された前記スケジュールの情報に基づいて、前記MBMSサービスデータが時分割多重された無線フレームを受信し、
    前記送信装置から通知された、前記決定された通信チャネルの識別情報に基づいて、前記受信された無線フレームから対応する通信チャネルを識別し、
    前記送信装置から通知された、前記MBMSサービスデータに対応する前記サービスの識別情報に基づいて、前記受信された無線フレームから対応するサービスを識別し、
    前記サービス識別結果および前記通信チャネル識別結果に基づいて、前記時分割多重されたMBMSサービスデータのうち所望のMBMSサービスデータを前記無線フレームから分離する、
    ことを特徴とする移動体通信方法。
  3. マルチキャストデータまたはブロードキャストデータであるMBMS(MulticastBroadcastManagementSystem)サービスデータを、いずれの通信チャネルに時分割多重するかを決定する通信チャネル決定部と、
    前記通信チャネル決定部によって決定された通信チャネルにおける複数の前記MBMSサービスデータの時分割多重のスケジュールを決定するスケジュール決定部と、
    前記MBMSサービスデータに対応するサービスの識別情報と、前記通信チャネル決定部によって決定された前記通信チャネルの識別情報と、前記スケジュールの情報とを、受信装置へ通知する通知部と、
    前記スケジュール決定部によって決定された前記MBMSサービスデータの時分割多重のスケジュールに基づいて、無線レイヤにおける1つの通信チャネルに、複数の前記MBMSサービスデータをそれぞれ時分割多重するデータ多重部と、
    前記データ多重部によって時分割多重される前記MBMSサービスデータに、前記対応するサービスの識別情報を付与するサービス識別情報付加部と、
    前記データ多重部によって時分割多重される前記MBMSサービスデータに、前記通信チャネル決定部によって決定された前記通信チャネルの識別情報を付与する通信チャネル識別情報付加部と、
    前記MBMSサービスデータが時分割多重された複数の前記通信チャネルを多重するデータ多重処理制御部と
    前記データ多重処理制御部によって前記通信チャネルが多重された無線フレームを、前記受信装置に対して送出する送出部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  4. 請求項1に記載の移動体通信システムにおける受信装置であって、
    前記通知部から通知された前記スケジュールの情報に基づいて、前記データ多重部によって前記MBMSサービスデータが時分割多重された無線フレームを受信する受信部と、
    前記通知部から通知された、前記通信チャネル決定部によって決定された前記通信チャネルの識別情報に基づいて、前記受信された無線フレームから対応する通信チャネルを識別する通信チャネル識別部と、
    前記通知部から通知された、前記MBMSサービスデータに対応する前記サービスの識別情報に基づいて、前記受信された無線フレームから対応するサービスを識別するサービス識別部と、
    前記サービス識別部によるサービス識別結果および前記通信チャネル識別部による通信チャネル識別結果に基づいて、前記データ多重部によって時分割多重された前記MBMSサービスデータのうち所望のMBMSサービスデータを前記無線フレームから分離するデータ多重分離部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
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