JP2011517861A - Mbmsサービス活性化の促進方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、サービスプロバイダにより複数のユーザ機器UEsへ、各々が圧縮されたヘッダ情報とペイロードとを含むMBMSデータパケットの形式で配信されるMBMSサービスの活性化を促進する方法に関し、ヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを作成すること、UEに対し、固有のMBMSサービスデータフローをMBMSデータパケットとは独立して送信することを特徴とする。
Description
本発明は、通信分野に関連し、サービスプロバイダにより複数のユーザ機器(UEs:User Equipments)へ、各々が圧縮されたヘッダ情報とペイロードとを含むMultimedia Broadcast Multicast Service(MBMS)データパケットの形式で配信されるMBMSの活性化を促進する方法に関連する。
本発明は、このようなMBMSサービスの受信に適応するユーザ機器、及びこのようなMBMSサービスの配信に適応するサーバにも関連する。
Multimedia Broadcast Multicast Service(MBMS)は、既存のGSM及びUMTSセルラネットワークを介して提供可能なブロードキャスティングサービスである。そのインフラは、単なる片方向(単方向)システムである従来のディジタルテレビジョン等のような通常のブロードキャストネットワークでは提供されない、サービスとユーザの間の意思疎通のために、アップリンクチャネルを利用するオプションを提供する。MBMSは、エンドデバイス毎のポイントツーポイント接続に代えて、コアネットワークでのマルチキャスト配信を利用する。
MBMSは、セルラネットワークで展開され、当該ネットワークにおいてTV、映画、情報及び他のメディアをブロードキャストする機会を与えるであろうと期待されている。MBMSには、移動体通信事業者のためのネットワークインフラが既に存在し、サービス用の新たなネットワークを構築する場合と比して開発の費用対効果を高くできるという重要な利点がある。そのブロードキャスト能力は、一定のネットワーク負荷で無限のユーザ数に達することを可能にする。また、多くのセルラ加入者へ同時に緊急警報等の情報をブロードキャストすることも可能にする。
MBMSの特徴は、MBMS Bearer Seviceと、MBMS User Serviceとに分かれている。MBMS Bearer Seviceは、マルチキャスト及びブロードキャストモードを含む。MBMS Bearer Seviceは、IPフローのためにIPマルチキャストアドレスを使用する。時代に合わなくなったUMTSベアラサービス(インタラクティブやストリーミング等)と比したMBMS Bearer Seviceの利点は、コア及び無線ネットワークにおいて伝送リソースが共有されることにある。1つのMBMSパケットフローが、GGSN、SGSN及びRNCによって複製される。MBMSは、0、1、又はそれ以上の専用(すなわち、ユニキャスト)無線チャネルが1つの共通(すなわち、ブロードキャスト)無線チャネルよりも効率的なシステム使用状況をもたらすか否かを決定する高度な計数スキームを使用しても良い。
MBMS User Serviceは、概ねMBMS Service Layerであり、Streaming及びDownload Delivery Methodを提供する。Streaming Delivery Methodは、Mobile TVサービスのような連続伝送に利用することが可能である。Download Delivery Methodは、"Download and Play"サービスを対象とする。
MBMSデータに対してヘッダ圧縮技術が使用される際のMBMSサービスの受信における1つの課題は、MBMS受信デバイスのユーザがサービスを活性化させる際のヘッダ圧縮により導入される遅延によって発生する。
実際に、ユーザが自身のMBMS受信デバイス上でTVチャンネル等のMBMS伝送の受信を開始する場合、コーデックレイヤにおける初期バッファリングに因って、サービスがユーザにとって利用可能になる前、例えばサービスが画面上に表示される前に幾らかの遅延がある。
加えて、MBMSデータパケットのヘッダ(RTP/IPヘッダ等)に適用されるヘッダ圧縮のため、ヘッダが首尾よく復元可能となり且つMBMSデータがコーデックレイヤへ供給可能となる迄に更なる遅延がある。MBMSデータのフローのためのヘッダ復元の成功は、完全なヘッダ情報を含む1以上のデータパケットが受信された後にのみ可能である。しかし一方で、このようなパケットは、稀に、例えば5又は10秒毎にしか伝送されない虞がある。
ヘッダ圧縮により導入される遅延は、完全なヘッダ情報と共に1以上のMBMSデータパケットが伝送される迄の時間である。このような伝送は一般に周期的に発生し、変化が生じることはむしろ希少事象である。ヘッダ圧縮エンティティは、伝送の頻度を増加させることが可能な一方で、ヘッダ圧縮の利益を減少させている。
本発明の目的は、ヘッダ圧縮の利益を減少させこと無く、この遅延を削減することにある。
本発明の目的は、サービスプロバイダにより複数のユーザ機器UEsへ、各々が圧縮されたヘッダ情報とビデオ及び/又はオーディオデータストリーム等のサービスを表すペイロードとを含むMBMSデータパケットの形式で配信されるMBMSサービスの活性化を促進する方法によって達成される。
本発明に係る方法は、下記のステップを含む。
― ヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを作成すること
― UEに対し、固有のMBMSサービスデータフローをMBMSデータパケットとは独立して送信すること
― ヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを作成すること
― UEに対し、固有のMBMSサービスデータフローをMBMSデータパケットとは独立して送信すること
本発明に係る方法の第1の実施形態において、固有のMBMSサービスデータフローは、MBMS Traffic Channel(MTCH)を介してUEsへ送信される。
本発明に係る方法の第2の実施形態において、固有のMBMSサービスデータフローは、MBMS Control Channel(MCCH)を介してUEsへ送信される。
両実施の形態において、MBMSサービスを受信するUEsは、MCCH又はヘッダ情報のみを伝える特定のMBMSサービスを受信することにより、一連のMBMSサービス用の完全なヘッダ情報を連続的に読み込んで維持するよう構成される。
この特徴により、ユーザがこのようなサービスの受信を希望する場合、ヘッダ圧縮に因る遅延は存在しない。
ヘッダ情報のみを含むMBMSサービスの識別は、下記のいずれかにおいて示される。
・ペイロードを含むMBMSサービスのためのサービスアナウンスにおいて。この情報は、MBMS UTRAN/GERANの場合はBMSCによって提供され、E−UTRANの場合にはMBMS Gatewayによって提供される。
・実データを含むMBMSサービスに関するMCCH制御情報において。この情報は、MBMS UTRAN/GERAN/E−UTRANの場合、RNC/BSC/MCE又はeNBによって提供される。
・ペイロードを含むMBMSサービスのためのサービスアナウンスにおいて。この情報は、MBMS UTRAN/GERANの場合はBMSCによって提供され、E−UTRANの場合にはMBMS Gatewayによって提供される。
・実データを含むMBMSサービスに関するMCCH制御情報において。この情報は、MBMS UTRAN/GERAN/E−UTRANの場合、RNC/BSC/MCE又はeNBによって提供される。
好ましくは、固有のMBMSサービスデータフローは、中間の受信を停止するために、MTCH上の次のサービス伝送の発生日時を示すスケジューリング情報と共にUEsへ送信される。
別の変形形態において、固有のMBMSサービスデータフローは、前回の基準周期と比した固有のMBMSサービスデータフローに関連する情報の変化を通知するため、MCCHの基準周期でUEsへ送信される。
その結果、幾つかのMBMSサービスのための最新情報を維持しつつ、消費電力を実に低くすることが可能である。
なお、MCCH又はヘッダ情報のみを伝える特定のMBMSサービスの連続的な受信は、UEsにとっては付加的な消費電力を引き起こす。しかしながら、下記のようにMBMS Traffic Channel又はMBMS Control Channelの受信に適用される全ての既存の省電力技術を活用する方法で、ヘッダ情報の伝送を配置することが可能である。
― MTCH上の次のサービス伝送がいつ発生し得るか、つまり受信デバイスがいつ中間の受信を停止しても良いかを示すスケジューリング情報(MSCH、Scheduling Block、動的スケジューリング情報等と呼ばれるものなら何でも)
― 下記のいずれか又は両者を用い、前回の基準周期と比してMBMSに関する情報がいつ変化するかの通知を伴うMCCHの基準周期("変更周期"と呼称される)
・UEがMCCHに代えて監視可能なMBMS Indicator Channel(MICH)
・各基準周期の開始点として伝送され、且つ変更情報を伝送する予定のMBMSサービスのリストを含むMBMS制御情報(例えば、MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージ)のMCCH上への配置
― MTCH上の次のサービス伝送がいつ発生し得るか、つまり受信デバイスがいつ中間の受信を停止しても良いかを示すスケジューリング情報(MSCH、Scheduling Block、動的スケジューリング情報等と呼ばれるものなら何でも)
― 下記のいずれか又は両者を用い、前回の基準周期と比してMBMSに関する情報がいつ変化するかの通知を伴うMCCHの基準周期("変更周期"と呼称される)
・UEがMCCHに代えて監視可能なMBMS Indicator Channel(MICH)
・各基準周期の開始点として伝送され、且つ変更情報を伝送する予定のMBMSサービスのリストを含むMBMS制御情報(例えば、MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージ)のMCCH上への配置
さらに、ヘッダ情報は、MBMSデータとは独立してMCCH又はMTCH上で最後に伝送された後に変化しても良い。この場合、UEsは、MBMSサービスの受信を開始した際、古いヘッダ情報を使用し得る。最悪の場合、MBMS受信デバイス内のヘッダ復元エンティティを混乱させ、誤ったデータをコーデックレイヤへ送信させ、例えば支離滅裂なビデオストリーム又は不愉快な音声の再生に繋がり得る。
このような結果を回避するため、MBMS受信デバイスへ変化が上記の2つの方法の一方で最後に伝送されてから発生したことを知らせる情報が、MBMSデータパケットと共にMTCH上に含まれる。この情報は、下記であり得る。
・MBMS受信デバイスが、別個のMTCH又はMCCHから取得して以前に記憶したヘッダ情報を信頼すべきでないことを示すシングルビット
・変化の度毎に1だけ増加され、MBMSデータ情報及びMBMSサービス用の別個のヘッダ情報と共に含まれ、以てUEsが、最新値を有しているかどうかを確認し、有していなければデータを廃棄できるバリュータグ
・MBMS受信デバイスが、別個のMTCH又はMCCHから取得して以前に記憶したヘッダ情報を信頼すべきでないことを示すシングルビット
・変化の度毎に1だけ増加され、MBMSデータ情報及びMBMSサービス用の別個のヘッダ情報と共に含まれ、以てUEsが、最新値を有しているかどうかを確認し、有していなければデータを廃棄できるバリュータグ
このシングルビット又はバリュータグは、MBMSデータパケット中のPDCPヘッダのMAC若しくはRLC内の或るビット、又はMCCH上で伝送されるのであれば下記のいずれかと共に特別なフィールドを用いて伝送しても良い
― 圧縮されたヘッダを伴うデータを伝えるMTCH上で伝送されるMBMSデータパケットの各々と共に、又は
― 関連するMTCHに関するヘッダ情報、若しくはMCCHに関するヘッダ情報を含むMBMSデータパケットの各々と共に
― 圧縮されたヘッダを伴うデータを伝えるMTCH上で伝送されるMBMSデータパケットの各々と共に、又は
― 関連するMTCHに関するヘッダ情報、若しくはMCCHに関するヘッダ情報を含むMBMSデータパケットの各々と共に
ユーザ機器は、MBMSサービスを受信することを目的とし、MBMSデータパケットとは独立して伝送されるヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを受信する手段を含む。
UEsは、MBMSサービスを受信しない間、幾つかのMBMSサービス用のヘッダ情報を取得して維持するよう構成される。
MBMSサービスを配信するサーバは、下記の手段を含む。
― ヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを作成する手段
― UEsに対し、固有のMBMSサービスデータフローをMBMSデータパケットとは独立して送信する手段
― ヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを作成する手段
― UEsに対し、固有のMBMSサービスデータフローをMBMSデータパケットとは独立して送信する手段
本発明の他の特徴及び利点は、下記の図面を参照して非限定的な例として挙げられる下記の説明から明らかになるであろう。
従来のMBMS受信デバイスのヘッダ圧縮を伴わない順次処理を説明する図である。
図1の順次処理の最初と最後のステップ間の遅延を説明する図である。
従来のMBMS受信デバイスのヘッダ圧縮を伴う順次処理を説明する図である。
図3の順次処理の最初と最後のステップ間の遅延を説明する図である。
MCCH情報の取得のための既存の省電力技術の例を説明する図である。
MCCH情報の取得のための省電力技術の例を使用する、本発明の第1の実施形態に係るMBMS受信デバイスの順次処理を説明する図である。
図6の順次処理の最初と最後のステップ間の遅延を説明する図である。
本発明の第2の実施形態に係るMBMS受信デバイスの順次処理を説明する図である。
図8の順次処理の最初と最後のステップ間の遅延を説明する図である。
本発明の特定の実施形態を示した図である。
図1は、ヘッダ圧縮を伴わないMBMSビデオプログラムを受信するためのユーザ機器の全体的な順次処理(又は、起動に際してのユーザ機器の動作)を説明している。
ステップ2で、UEは、MBMSビデオプログラムの放送チャンネルを選択する。ステップ4で、UEは、MBMSビデオプログラムを受信するためのコンフィグレーションを取得する。ステップ6で、UEデバイスは、ビデオプログラムを受信するために受信モジュールを設定する。ステップ8で、ビデオプログラムは、受信及びバッファリングされ、ステップ10で表示される。
最初のステップ2と最後のステップ10との間の遅延は、図2により説明される。
ステップ2及び4は、それぞれ、変更周期の2分の1と、前回の基準周期と比してMBMSに関する情報がいつ変化するかを示すMCCHチャネル(MBMS MODIFIEDチャネル用)の各基準周期("変更周期"と呼称される)の開始点で送信される制御情報を受信するための遅延とを使用する。
ステップ6の期間は、50ミリ秒から100ミリ秒の間である。
バッファリングステップ8は、5ミリ秒から10ミリ秒を必要とする。
さて、図3を参照すると、ヘッダ圧縮を伴うMBMSビデオプログラムを受信するユーザ機器の全体的な順次処理(又は、起動に際してのユーザ機器の動作)は、MBMSビデオプログラムの復元開始を本質とするステップ12を更に含んでいる。ビデオプログラム表示前における最初のステップ2と最後のステップ10との間の遅延は、図2と同一である。しかしながら、バッファリングステップ8の前におけるヘッダ情報の復元ステップ12に因り、受信段階で当該遅延に対して1秒から5秒が加算される。
ヘッダ圧縮が使用される場合、ヘッダ情報は例えば1秒から5秒というように稀に送信されるのみであるため、合計時間には追加遅延が存在すると考えられる。
しかしながら、本発明に係る方法は、MBMSチャネルの受信と同時に又は実際にはいずれのMBMSチャネルを受信していなくとも、幾つかのMBMSチャネル用のコンフィグレーションを取得且つ維持するために、既存技術を実装する。これは、図5で説明されるように、MCCH上で"変更情報"が最後の変更周期以後にコンフィグレーション情報に変更が発生したかどうかを示す伝送配置によって可能である。UE受信装置が"変更情報"を読み込むと、UE受信装置は、"変更情報"が変更を示す場合にMCCHの受信を継続し、それ以外の場合には次の変更周期までMCCHの受信を停止する。
この場合、2つのプロセスA及びBが、図6に示す如く並行して実行される。
プロセスAは、下記のステップを含む。
― Ue受信装置の電源をオンすること(ステップ14)
― MBMSサービス用のコンフィグレーションを取得すること(ステップ4)
― MBMSサービス用のコンフィグレーションを監視すること(ステップ16)
― Ue受信装置の電源をオンすること(ステップ14)
― MBMSサービス用のコンフィグレーションを取得すること(ステップ4)
― MBMSサービス用のコンフィグレーションを監視すること(ステップ16)
プロセスBは、下記のステップを含む。
― ユーザにより特定のMBMSサービス(例えば、特定のMBMSビデオプログラム)を要求すること(ステップ2)
― 特定のMBMSサービス用に、UEの受信モジュールを設定すること(ステップ6)
― ヘッダ復元の開始(ステップ12)
― 受信したMBMSサービスをバッファリングすること(ステップ8)
― バッファリングしたMBMSサービスを表示すること(ステップ10)
― ユーザにより特定のMBMSサービス(例えば、特定のMBMSビデオプログラム)を要求すること(ステップ2)
― 特定のMBMSサービス用に、UEの受信モジュールを設定すること(ステップ6)
― ヘッダ復元の開始(ステップ12)
― 受信したMBMSサービスをバッファリングすること(ステップ8)
― バッファリングしたMBMSサービスを表示すること(ステップ10)
要求されたMBMSサービスの表示ステップまでのこれら2つのプロセスの総遅延は、図7により説明される。MBMSデータの受信前にUEのコンフィグレーションが50ミリ秒から100ミリ秒を要し、且つMBMSデータの受信ステップで、ヘッダコンテキスト情報の初期化とバッファリングとが、それぞれ1ミリ秒から5ミリ秒と5ミリ秒から10ミリ秒とを要することが理解できる。
図8は、ヘッダ情報がコンフィグレーション情報と共にMCCHに含まれ、以てMBMS受信デバイスが全てのMBMSサービス用のコンフィグレーション情報を取得可能な本発明の実施形態を説明している。
この場合、2つのプロセスC及びDが、図8に示す如く並行して実行される。
プロセスCは、下記のステップを含む。
― Ue受信装置の電源をオンすること(ステップ20)
― 全てのMBMSサービス用のコンフィグレーションを含むMCCHと、当該サービス用のヘッダ情報とを取得すること(ステップ22)
― プロセスAと同様、MBMSサービス用のコンフィグレーションを監視すること(ステップ16)
― Ue受信装置の電源をオンすること(ステップ20)
― 全てのMBMSサービス用のコンフィグレーションを含むMCCHと、当該サービス用のヘッダ情報とを取得すること(ステップ22)
― プロセスAと同様、MBMSサービス用のコンフィグレーションを監視すること(ステップ16)
プロセスDは、下記のステップを含む。
― プロセスBと同様、ユーザにより特定のMBMSサービス(例えば、特定のMBMSビデオプログラム)を要求すること(ステップ2)
― プロセスBと同様、特定のMBMSサービス用に、UEの受信モジュールを設定すること(ステップ6)
― プロセスBと同様、受信したMBMSサービスをバッファリングすること(ステップ8)
― プロセスBと同様、バッファリングしたMBMSサービスを表示すること(ステップ10)
― プロセスBと同様、ユーザにより特定のMBMSサービス(例えば、特定のMBMSビデオプログラム)を要求すること(ステップ2)
― プロセスBと同様、特定のMBMSサービス用に、UEの受信モジュールを設定すること(ステップ6)
― プロセスBと同様、受信したMBMSサービスをバッファリングすること(ステップ8)
― プロセスBと同様、バッファリングしたMBMSサービスを表示すること(ステップ10)
要求されたMBMSサービスの表示ステップまでのこれら2つのプロセスの総遅延は、図9により説明される。MBMSデータの受信前にUEのコンフィグレーションが50ミリ秒から100ミリ秒を要し、且つMBMSデータの受信ステップで、バッファリングが5ミリ秒から10ミリ秒を要することが理解できる。
図10は、ヘッダ情報が、他のMBMSサービスと時分割多重されるMBMSサービスとは独立してトランスポートチャネルを介して伝送される本発明の実施形態を説明している。スケジューリング情報(MSCHとも呼称される)が含まれ、特定のMBMSサービスのためにヘッダ情報が何処で伝送されるかを示している。
Claims (12)
- サービスプロバイダにより複数のユーザ機器UEsへ、各々が圧縮されたヘッダ情報とペイロードとを含むMBMSデータパケットの形式で配信されるMBMSサービスの活性化を促進する方法であって、
ヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを作成し、
前記UEに対し、前記固有のMBMSサービスデータフローを前記MBMSデータパケットとは独立して送信する、
ことを特徴とする方法。 - 前記固有のMBMSサービスデータフローは、MBMS Traffic Channel(MTCH)を介して前記UEsへ送信される、請求項1に記載の方法。
- 前記固有のMBMSサービスデータフローは、MBMS Control Channel(MCCH)を介して前記UEsへ送信される、請求項1に記載の方法。
- 前記UEsは、一連のMBMSサービス用の完全なヘッダ情報を維持するために、前記MBMS Traffic Channel(MTCH)及び/又はMBMS Control Channel(MCCH)を連続的に読み込むよう構成される、請求項2又は3に記載の方法。
- 前記固有のMBMSサービスデータフローは、中間の受信を停止するために、MTCH上の次のサービス伝送の発生データを示すスケジューリング情報と共に前記UEsへ送信される、請求項1に記載の方法。
- 前記固有のMBMSサービスデータフローは、前回の基準周期と比した固有のMBMSサービスデータフローに関連する情報の変化を通知するため、MCCHの基準周期で前記UEsへ送信される、請求項1に記載の方法。
- 固有のMBMSサービスデータフローに関連する情報の変化の通知は、UEsにより監視されるMBMS indicator channel(MICH)によって実行される、請求項6に記載の方法。
- 固有のMBMSサービスデータフローに関連する情報の変化の通知は、各基準周期の開始点として伝送され、且つ変更情報を伝送する予定のMBMSサービスのリストを含むMBMS制御情報のMCCH上への配置によって実行される、請求項6に記載の方法。
- 前記固有のMBMSサービスフローは、ペイロードを含むMBMSサービスに関連するMCCH制御情報によって識別される、請求項1に記載の方法。
- サービスプロバイダにより、圧縮されたヘッダ情報とペイロードとを含むMBMSデータパケットの形式で配信されるMBMSサービスの受信に適応するユーザ機器であって、
前記MBMSデータパケットとは独立して伝送されるヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを受信する手段を、
備えることを特徴とするユーザ機器。 - 前記MBMSサービスを受信しない間、幾つかのMBMSサービス用のヘッダ情報を取得して維持するよう構成される、請求項10に記載のユーザ機器。
- 複数のユーザ機器UEsに対する圧縮されたヘッダ情報とペイロードとを含むMBMSデータパケットの形式でのMBMSサービスの配信に適応するサーバであって、
ヘッダ情報のみを含む固有のMBMSサービスデータフローを作成する手段と、
前記UEsに対し、前記固有のMBMSサービスデータフローを前記MBMSデータパケットとは独立して送信する手段と、
を備えることを特徴とするサーバ。
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