JP5146161B2 - 体重体組成計 - Google Patents

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Description

本発明は、体重体組成計に関するものである。
従来の体重体組成計の中には、被検者の身体インピーダンスを測定するための電極を、被検者を載せる本体ハウジングの被荷重面に配したものがある。この種の体重体組成計は、被検者の体重を測定するための荷重センサや、電極及び荷重センサにリード線を介して接続された電子回路基板等が、本体ハウジング内に収容された構成となっている。
従来の体重体組成計のハウジング構造は、板金からなる上面開口のグランドハウジング内部に、荷重センサや電子回路基板が取り付けられ、グランドハウジングの開口部を覆うように取り付けられる樹脂製のフロントハウジングの被荷重面に、電極が貼り付けられた構成となっている。本体ハウジングは、被検者が載ってもほとんど変形を生じない剛性を有している必要がある。そのため、ハウジング全体を金属で構成したものも従来は多かったが、近年では、軽量化及び低コスト等の観点から、上記のようにハウジングの一部を樹脂成材で構成したものが多い。
図6を参照して、従来の体重体組成計のハウジング構造について説明する。図6は、従来例に係る体重体組成計の本体ハウジングの分解斜視図である。
本体ハウジング100は、フロントハウジング101と、グランドハウジング102とから構成されている。フロントハウジング101は、樹脂成形品であり、被検者の身体インピーダンスを測定するための電極(不図示)が被荷重面101aに取り付けられている。また、本体ハウジング100における内部側となるフロントハウジング101の下面には剛性を付与するために補強リブが設けられている。グランドハウジング102は、板金で構成されており、四隅に設けられた脚部102aに荷重センサとしての歪ゲージ(不図示)が取り付けられている。また、本体ハウジング100における内部側となるグランドハウジング102の上面に歪ゲージとリード線(不図示)を介して接続された電子回路基板103が取り付けられている。
本体ハウジング100の組立は、まず、電極をフロントハウジング101の被荷重面101aに取り付けるとともに、歪ゲージ及び電子回路基板103をリード線で接続してグランドハウジング102の所定取付箇所に位置決め固定する。次に、フロントハウジング101とグランドハウジング102とが分かれた状態で、電極と電子回路基板103とをリード線104で接続し、最後に、フロントハウジング101をグランドハウジング102に被せるように取り付ける。
フロントハウジング101とグランドハウジング102との取付工程においては、両者がリード線104でつながった状態で取り付けられることになる。したがって、リード線104の長さやたわみ具合等によっては、フロントハウジング101とグランドハウジング102とを接合する際に、その接合面にリード線104をかみ込んでしまう場合がある。このようなリード線104のかみ込みは、組立作業の作業性を悪くするとともに、工場での歩留りを悪くする結果となる。
このようなリード線104のかみ込みを防止するために、リード線によって直接接続するのではなく、例えば、板ばね等により接触させることで電気的に接続する構成も考えられる。しかし、このような構成は、以下のように体重体組成計においては採用し難い。
インピーダンス測定用電極は、検出される信号が非常に微弱なものであり、オペアンプ等の増幅回路によって増幅してから制御回路に出力する必要がある。したがって、従来では、例えば、ファストン端子によってリード線と電極や電子回路基板とを接続して接触抵抗を一定の低さに保つことによって精度を確保するようにした構成が一般的に採用されている。そのため、前述のように板ばねによって接続するようにしてしまうと、荷重がかかった際に接触部分に力がかかることによって接触抵抗が変化してしまう場合があり、測定精度に大きな影響を与えてしまう可能性があり、実用化は困難である。
また、例えば、ハウジングの組立後にハウジング内部にリード線を挿入し、そのリード線を電子回路基板に接続する方法は、接続のための専用の治具等が必要となり、コストアップにつながることになる。
したがって、従来においては、ハウジング内部に配置された電子回路基板とハウジングの外表面に取り付けられる電極とをリード線で接続するため、前述のように、リード線を予め電極と電子回路基板とに接続した状態でハウジングの組立を行っていた。
また、ハウジングのさらなる軽量化や低コスト化の要請は常に存在するものであり、より取扱性、生産性に優れたハウジング構造の提案が求められている。
本発明の目的は、組立性に優れるとともに装置の軽量化・低コスト化を図ることができる体重体組成計を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明における体重体組成計は、
被検者の身体インピーダンスを測定するための電極と、
被検者の体重を測定するための荷重センサと、
前記電極及び前記荷重センサとリード線を介して接続される電子回路基板と、
被検者の体重を支えるのに必要な剛性を有するように構成された補強構造を備えるとともに、上面が開口され、前記電極、前記荷重センサ及び前記電子回路基板を互いに配線して取り付けることができる樹脂製のハウジング本体と、
被検者を載せる被荷重面と、被検者の身体の一部と接触しうるように前記電極を前記被荷重面に露出させる開口部と、を有し、前記ハウジング本体の開口した上面を覆うように取り付けられる樹脂製のハウジングカバーと、
を備えることを特徴とする。
このように、ハウジング全体を樹脂材料で構成することにより、体重体組成計の軽量化、材料コストの低減を図ることができる。また、被検者の体重を支えるために必要な剛性を、ハウジング本体側に持たせて、その上面をハウジングカバーで覆う構成とすることにより、ハウジングカバーの設計の自由度を大きくすることができる。したがって、装置の外観に大きく影響する被荷重面のデザイン変更が容易となり、デザイン性に優れたものとすることができる。
また、ハウジングカバーを取り付ける前に、ハウジング本体側で電極、荷重センサ及び電子回路基板間の配線を全て完結させることができるので、従来のように、ハウジングカバーをハウジング本体に取り付ける際にハウジングカバーとハウジング本体と間がリード線でつながるような状態とならない。したがって、ハウジングカバーをハウジング本体に取り付ける際に、リード線がハウジングカバーとハウジング本体との接合面にかみ込まれ
ることを防止することができる。
また、電極の取り付けに関しては、ハウジングカバーをハウジング本体に取り付けた後で行うこともできる。すなわち、ハウジングカバーが取り付けられた後で、電極を、ハウジングカバーの開口部を介して、電子回路基板と接続されたリード線と接続してハウジング本体に取り付けることができる。この場合、ハウジングカバーが既にハウジング本体に取り付けられているので、電極と電子回路基板とを接続するリード線がハウジングカバーとハウジング本体との接合面にかみ込まれる心配がなくなる。
前記補強構造が、ハウジング本体内部に複数の補強リブを設けた構造であるとよい。
これにより、樹脂材からなるハウジングの剛性を強化するとともに、ハウジングの軽量化を図ることができる。
前記リード線が、前記複数の補強リブ間に形成される隙間を通して配線されるとよい。
このように、補強リブ間に形成される隙間を利用してリード線を配線することにより、ハウジングの剛性強化及び軽量化と、リード線の位置決めとを同時に達成することができる。
以上説明したように、本発明により、組立性に優れるとともに装置の軽量化・低コスト化を図ることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図5を参照して、本発明の実施例に係る体重体組成計について説明する。図1は、体重体組成計全体の概略構成を示す模式図である。図2は、体重体組成計の使用状態を示す模式図である。図3は、体重体組成計の制御構成を示すブロック図である。図4は、体重体組成計本体の模式的分解斜視図である。図5は、体重体組成計本体の組立工程を説明する模式的平面図であり、(a)は荷重センサ及び電子回路基板を互いに配線してハウジング本体に取り付けた状態、(b)は電極を電子回路基板と配線してハウジング本体に取り付けた状態、(c)はハウジングカバーをハウジング本体に取り付けた状態、をそれぞれ示している。
<体重体組成計の構成>
主に図1及び図2を参照して、体重体組成計全体の概略構成について説明する。
図1に示すように、体重体組成計は、概略、本体1と保持部(表示操作部)2とから構成される。本体1と保持部2は、ケーブル3で接続されており、信号の送受信が可能である。なお、本体1と保持部2とを無線通信により接続する構成でもよい。非使用時は、本体1の保持部収納部14に、保持部2及びケーブル3が収納される。
本体1の上面(被荷重面)には、4つの足用電極10L、10R、11L、11Rが設けられている。電極10L、10Rは、左右の足裏に電流を印加するための電極であり、
電極11L、11Rは、左右の足裏から電圧を検知するための電極である。
本体1の下面の四隅には、床面に接して本体1を支える脚部12a、12b、12c、12dが設けられている。これら脚部12a、12b、12c、12dの内部には、体重を測定するための荷重センサとして、歪ゲージ13a、13b、13c、13dが設けられている。
保持部2には、左右のグリップ20L、20R、表示部21、操作部22、などが設けられている。表示部21は、測定結果やガイダンス等を表示する部分であり、例えば液晶ディスプレイから構成される。操作部22は、年齢、性別、身長等の利用者情報の入力、登録番号(利用者)の選択、その他の情報入力のためのユーザインターフェイスを備えている。タッチパネル式のディスプレイを用いて、表示部21と操作部22を共通のハードウエアで構成するものであってもよい。
グリップ20L、20Rにはそれぞれ、手のひらに電流を印加するための電極24L、24Rと、手のひらから電圧を検知するための電極25L、25Rと、が設けられている。
以上のように構成された体重体組成計は、図2に示すように、被検者が、本体1の上面の電極10L、11Lに左足を載せ、電極10R、11Rに右足を載せ、保持部2の左のグリップ20Lの電極24L、25Lを左手で握り、右のグリップ20Rの電極24R、25Rを右手で握り、腕を水平に伸ばして肩と略同じ高さで保持部2を保持することにより使用される。
主に図3を参照して、体重体組成計の制御構成を説明する。
図3に示すように、保持部2は、制御部26、体組成を測定する手段としてのインピーダンス測定部27、記憶部28、電源29などを内蔵している。また、本体1は、荷重センサが接続される体重を測定する手段としての体重測定部19aや、足用電極が接続されるインピーダンスインタフェース19bなどを内蔵している。これら体重測定部19aやインピーダンスインタフェース19bなどは、電子回路基板19上に設けられている。
制御部26は、CPU(演算処理装置)、メモリなどから構成されるもので、CPUがプログラムを実行することにより、体重及びインピーダンスの測定値と記憶部28から読み込んだ利用者の身体特定化情報に基づいて、種々の体組成成分(体脂肪や内臓脂肪等)の推定や、体組成値の変化の度合いの判定等、種々の処理を行い、処理結果を表示部21に表示するように構成されている。ただし、制御部26が担う機能の一部又は全部を専用のチップで構成しても構わない。
体重測定部23は、歪ゲージ13a、13b、13c、13dで検出される抵抗値の変化を検知することによって、被検者の体重を測定する手段である。
インピーダンス測定部27は、制御部26の制御に従って、足用電極10L、10R及び手用電極24L、24Rから生体に所定の電流を印加し、足用電極11L、11R及び手用電極25L、25Rで電圧を検知することによって、体内のインピーダンスを測定する手段である。
記憶部28は、不揮発性メモリなどの記憶媒体から構成される。記憶部28には、制御部26によって体重及び体組成の測定結果(測定値)などが時系列に利用者別(登録番号別)に格納される。また、記憶部28には、各利用者の身体特定化情報(性別、年齢、身
長)も格納されている。本実施例の体重体組成計では複数(例えば4人)の利用者を登録可能であり、操作部22で登録番号を指定することにより利用者を選択することができる。
体重及び体組成の測定を行う際の具体的な処理の流れや、体重測定部23、制御部26及びインピーダンス測定部27の具体的な処理の内容等については、公知の手法を適宜採用することができるので、ここでは説明を省略する。
<体重体組成計本体のハウジング構造>
主に図4を参照して、本体1のハウジング構造について説明する。
図4に示すように、本体1は、概略、ハウジング本体1aと、ハウジングカバー1bとから構成されている。ハウジング本体1a及びハウジングカバー1bはいずれも樹脂成形品である。樹脂材料としては、例えば、ABS樹脂やポリカーボネート等が挙げられる。
ハウジング本体1aは、上面が開口した筐状部材であり、下面の四隅に脚部12a、12b、12c、12dが設けられている。また、ハウジング本体1aは、被検者の体重を支えるのに必要な剛性を有する補強構造を備えている。具体的には、ハウジング本体1a内部に、格子状に延びる複数の補強リブ15を設けて剛性の強化を図っている。
各補強リブ15は、ハウジング本体1aの底部上面から垂直に立ち上がる突起部をハウジング本体1a内部の対向する側壁面の間に連続的に設けたような、すなわち、ハウジング本体1aの内部空間を仕切る壁のような形状を有している。複数の補強リブ15は、ハウジング本体1aの内部を複数の小さな空間に区画するように、ハウジング本体1a内部を水平方向の縦方向に並行して延びるものと、横方向に並行して延びるものとが互いに交差した構成となっている。なお、このような補強リブによって剛性を高める補強構造は、従来から種々の構成が知られている。本実施例では、内部空間が略矩形状となるように複数の補強リブが互いに直角に交差する構成としているが、例えば、三角形状やハニカム状となるような構成であっても構わない。
また、各補強リブ15は、その上面がハウジングカバー1bの下面に当接してハウジングカバー1bを下方から支えるように構成されている。補強リブ15の数や間隔、厚み等は、ハウジング本体1aの形状や寸法等の仕様等に基づいて適宜設定される。また、補強リブ15は、全体的に略同じ高さで設けられているが、後述するように電子回路基板19が収容される箇所やリード線が配線される箇所においては、部分的に高さが低くなっている。
開口したハウジング本体1aの上面には、補強リブ15に支持されて足用電極10L、10R、11L、11Rが取り付けられる。なお、図4では、各電極を補強リブ15に直接載せて取り付けるような態様で図示しているが、補強リブ15との間にプレート材等を間に挟んで取り付けるようにしてもよい。また、ハウジング本体1aの各脚部の内部には、荷重センサとしての歪ゲージ13a、13b、13c、13dが取り付けられている。
補強リブ15には、高さを部分的に低くしたり、あるいは一部を切り欠いたような形状とすることによって形成される電子回路基板19用の収容スペース15aが設けられている。なお、電子回路基板19を収容する手法はこれに限られるものではなく、設計寸法上可能であれば、隣接する補強リブ15の隙間に挿入して収容する方法でもよい。
電子回路基板19は、不図示のリード線を介して各足用電極10L、10R、11L、11R及び歪ゲージ13a、13b、13c、13dが接続されている。また、電子回路
基板19は、保持部2内部に収容されている電子回路基板にケーブル3を介して接続されており、該基板に設けられた制御回路(制御部26)やインピーダンス測定回路(インピーダンス測定部27)に対して各電極及び歪ゲージからの入力信号を増幅して出力する増幅回路等が形成されている。
図示を省略しているが、各足用電極10L、10R、11L、11R及び歪ゲージ13a、13b、13c、13dと、電子回路基板19とを接続するリード線は、補強リブ15の間の隙間や、補強リブ15の一部に設けられた配線用の切り欠き部(不図示)等を縫うように延びている。
ハウジングカバー1bは、開口したハウジング本体1aの上面に対応した平面形状を有する板状部材である。ハウジングカバー1bの上面は、被検者を載せる被荷重面であり、下面は補強リブ15によって支持される。
また、ハウジングカバー1bには、ハウジング本体1aにおける足用電極10L、10R、11L、11Rの取付位置に対応する4箇所に、上下に貫通した開口部16a、16b、16c、16dが設けられている。各開口部16a、16b、16c、16dは、各足用電極と略同じ平面形状及び大きさを有しており、ハウジング本体1aに取り付けられた状態において、各足用電極の全体が被荷重面に露出するように設けられている。また、ハウジングカバー1bの厚みは、被検者がハウジングカバー1bの上面に載ったときに、足裏の一部が各足用電極に確実に接触するような厚さで設けられている。例えば、ハウジング本体1aに取り付けられた状態において、ハウジングカバー1bの上面の高さが各足用電極の上面と略同じ高さとなるように設けられている。
<本体ハウジングの組立工程>
主に図5を参照して、本体1の組立工程について説明する。
本実施例に係る体重体組成計の本体1は、互いに配線を施して本体1に設けられる足用電極10L、10R、11L、11R、電子回路基板19、歪ゲージ13a、13b、13c、13dが、全てハウジング本体1aに取り付けられる構成としたことを特徴としている。
すなわち、図5(a)に示すように、ハウジング本体1aは、まず、下面の各脚部に歪ゲージ13a、13b、13c、13dが取り付けられる。そして、これら歪ゲージとリード線17a、17b、17c、17dで接続された電子回路基板19が、補強リブ15に設けられた収容スペースに取り付けられる。詳細に図示していないが、各リード線17a、17b、17c、17dは、補強リブ15の隙間や補強リブ15の上部に設けられた配線用の切り欠き部(不図示)あるいは部分的に高さを低くした部分(不図示)を通して配線されている。
次に、図5(b)に示すように、電子回路基板19との間にリード線18a、18b、18c、18dが配線された足用電極10L、10R、11L、11Rが、補強リブ15によって支持される形でハウジング本体1aの上面に取り付けられる。これらリード線18a、18b、18c、18dも、リード線17a、17b、17c、17dと同様、補強リブ15の隙間や補強リブ15の上部に設けられた配線用の切り欠き部(不図示)あるいは部分的に高さを低くした部分(不図示)を通して配線されている。なお、図5(b)では、リード線17a、17b、17c、17dの図示を省略している。
図5(c)に示すように、足用電極10L、10R、11L、11R、電子回路基板19、歪ゲージ13a、13b、13c、13dのハウジング本体1aへの取付及び各部材
間の配線が終了した段階で、ハウジングカバー1bがハウジング本体1aの上面を覆うように取り付けられる。
ここで、足用電極10L、10R、11L、11Rのリード線18a、18b、18c、18dとの接続及びハウジング本体1aへの取り付けに関しては、ハウジングカバー1bをハウジング本体1aに取り付けた後で行うようにしてもよい。すなわち、リード線18a、18b、18c、18dが電子回路基板19にのみ接続された状態で、各リード線の足用電極に接続する側の端部をハウジングカバー1bの各開口部16a、16b、16c、16dから引き出すようにして、ハウジングカバー1bをハウジング本体1aに取り付けることにより、ハウジングカバー1bが取り付けられた後で、各足用電極を各リード線と接続してハウジング本体1bに取り付けることができる。
<本実施例の優れた点>
本実施例によれば、体重体組成計の本体ハウジング全体が樹脂材料で構成されうるので、体重体組成計の軽量化、材料コストの低減を図ることができる。また、被検者の体重を支えるために必要な剛性を、ハウジング本体側に持たせて、その上面をハウジングカバーで覆う構成とすることにより、ハウジングカバーの設計の自由度を大きくすることができる。したがって、装置の外観に大きく影響する被荷重面のデザイン変更が容易となり、デザイン性に優れたものとすることができる。
また、ハウジングカバーを取り付ける前に、ハウジング本体側で電極、荷重センサ及び電子回路基板間の配線を全て完結させることができるので、従来のように、ハウジングカバーをハウジング本体に取り付ける際にハウジングカバーとハウジング本体と間がリード線でつながるような状態とならない。したがって、ハウジングカバーをハウジング本体に取り付ける際に、リード線がハウジングカバーとハウジング本体との接合面にかみ込まれることを防止することができる。
また、電極の取り付けに関しては、ハウジングカバーをハウジング本体に取り付けた後で行うこともできる。すなわち、ハウジングカバーが取り付けられた後で、電極を、ハウジングカバーの開口部を介して、電子回路基板と接続されたリード線と接続してハウジング本体に取り付けることができる。この場合、ハウジングカバーが既にハウジング本体に取り付けられているので、電極と電子回路基板とを接続するリード線がハウジングカバーとハウジング本体との接合面にかみ込まれる心配がない。
また、ハウジング本体内部に複数の補強リブを設けてハウジングの剛性を高める補強構造とすることで、樹脂材からなるハウジングの剛性を強化するとともに、ハウジングの軽量化を図ることができる。さらに、補強リブ間に形成される隙間を利用したり、補強リブの一部に設けられた切り欠き部や部分的に高さを低くした部分等を介してリード線を配線することにより、ハウジングの剛性強化及び軽量化と、リード線の位置決めとを同時に達成することができる。
したがって、体重体組成計の本体の組立性を向上させることができるとともに、装置の軽量化・低コスト化を図ることができる。
なお、上記実施例は本発明の一具体例を例示したものにすぎない。本発明の範囲は上記実施例に限られるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施例では、体重体組成計の構成が本体と保持部とに分かれたタイプのものについて説明したが、これに限られるものではなく、制御部や表示部等を本体側に設けて足用電極のみでインピーダンス測定を行い、保持部を廃した構成のもの等の公知の種々
の構成に対して本発明を適用することができる。また、電極や荷重センサ等の配置についても、上記実施例の構成に限られるものではなく、適宜変更することができる。
体重体組成計全体の概略構成を示す模式図である。 体重体組成計の使用状態を示す模式図である。 体重体組成計の制御構成を示すブロック図である。 体重体組成計本体の模式的分解斜視図である。 体重体組成計本体の組立工程を説明する平面図である。 従来例に係る体重体組成計の本体ハウジングの分解斜視図である。
符号の説明
1 本体
1a ハウジング本体
1b ハウジングカバー
10L、10R 足用電極
11L、11R 足用電極
12a、12b、12c、12d 脚部
13a、13b、13c、13d 歪ゲージ
14 保持部収納部
15 補強リブ
15a 収容スペース
16a、16b、16c、16d 開口部
17a、17b、17c、17d リード線
18a、18b、18c、18d リード線
19 電子回路基板
19a 体重測定部
19b インピーダンスインタフェース
2 保持部
20L、20R グリップ
21 表示部
22 操作部
24L、24R 手用電極
25L、25R 手用電極
26 制御部
27 インピーダンス測定部
28 記憶部
29 電源
3 ケーブル

Claims (3)

  1. 被検者の身体インピーダンスを測定するための電極と、
    被検者の体重を測定するための荷重センサと、
    前記電極及び前記荷重センサとリード線を介して接続される電子回路基板と、
    被検者の体重を支えるのに必要な剛性を有するように構成された補強構造を備えるとともに、上面が開口され、前記電極、前記荷重センサ及び前記電子回路基板を互いに配線して取り付けることができる樹脂製のハウジング本体と、
    被検者を載せる被荷重面と、被検者の身体の一部と接触しうるように前記電極を前記被荷重面に露出させる開口部と、を有し、前記ハウジング本体の開口した上面を覆うように取り付けられる樹脂製のハウジングカバーと、
    を備えることを特徴とする体重体組成計。
  2. 前記補強構造が、ハウジング本体内部に複数の補強リブを設けた構造であることを特徴とする請求項1に記載の体重体組成計。
  3. 前記リード線が、前記複数の補強リブ間に形成される隙間を通して配線されることを特徴とする請求項2に記載の体重体組成計。
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