JP5142667B2 - 変換装置、tsパケット変換方法及びプログラム - Google Patents

変換装置、tsパケット変換方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は変換装置、TSパケット変換方法及びプログラムに関し、特に、複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリームのパケットを変換する技術に関する。
近年、デジタル放送など、複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(以下、TSと呼ぶ)によるコンテンツの配信の技術が実現されている。また、TSパケットとIPパケットと間の変換技術も提案されている(例えば、特許文献1)。
例えばTSパケット形式で映像信号の送受信が行われる網とIPパケット形式で送受信が行われるIP網とが相互に接続され,STB(Set Top Box)からIP網に接続されたサーバにアクセスしビデオデータを受信する場合、IPパケット形式でサーバから出力されたビデオデータをTSパケット形式に変換する。TSパケットを利用する網の内部では,アドレスと言うよりはパケットにPIDと呼ばれるパケット識別子を付与してネットワークに同報配信し,そのパケットを必要とする端末がPIDを頼りに選択受信するといった方式により所望のパケットを受信している。このようにTSパケットはPID値により区別されるので、IPパケットのIPを終端しTSパケット化すると、IPアドレス値とPID値との変換関係が存在しなければ、受信側STBは何れのPIDを持つTSパケットを受信すれば良いか判断出来なくなるといった問題があった。
そこで、特許文献1では、IPパケット化されたビデオデータを受信し、TSパケット化して再送信する場合に必要なIPアドレス値とPID値との変換方法を規定する技術を提供している。この技術は、上記の技術は、IPパケットのIPアドレス値からTSパケットのPID値を構成し、またIPアドレス値の上位24ビットからIPアドレスの系列を規定し、前記IPアドレスの系列毎にデータを伝送する周波数を設定することにより、IPアドレス値とPID値との1対1の変換を可能としている。
特開平11−88439号公報
しかしながら、従来技術は、IPパケットのIPアドレス値からTSパケットのPID値を構成しているが、放送の分野等では、予めPID値が設定されている場合が多く、自由にPID値を設定することが必要であり、また、そのIPアドレス値とPID値との変換処理は複雑であり、IP-STB(受信機)の処理にも負荷がかかっていた。
更に、複数のプログラムが多重されたTSをIP変換してIP-STB(受信機)などで視聴するには、多重されたTSを全てIP-STBで受信し、プログラムを選択するための処理を行う必要があるが、選択していないプログラムの処理も行わなければならないなど、無駄な負荷がかかるとともにIP-STBの入力部分も高速対応しなければならないなどいう課題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、受信機の処理を軽減することのできる変換装置、TSパケット変換方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(TS)のPMT(Program Map Table)に基づいて、各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを、プログラム別に異なるアドレスとポート番号との組でカプセル化するカプセル化手段を有し、前記カプセル化手段は、プログラム毎に、アドレスとポート番号とから成るソケットをIPパケットのヘッダに格納し、前記各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを前記IPパケットのデータ部に格納することを特徴とする変換装置である。
上記課題を解決する本発明は、複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(TS)を受信し、TSのPMT(Program Map Table)に基づいて、各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを、プログラム別に異なるアドレスとポート番号との組でカプセル化し、前記カプセル化は、プログラム毎に、アドレスとポート番号とから成るソケットをIPパケットのヘッダに格納し、前記各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを前記IPパケットのデータ部に格納することを特徴とするTSパケット変換方法である。
上記課題を解決する本発明は、複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(TS)のPMT(Program Map Table)に基づいて、各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを、プログラム別に異なるアドレスとポート番号との組でカプセル化する処理を情報処理装置に実行させ、前記カプセル化する処理は、プログラム毎に、アドレスとポート番号とから成るソケットをIPパケットのヘッダに格納し、前記各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを前記IPパケットのデータ部に格納することを特徴とするプログラムである。
本発明は、複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(TS)のPMT(Program Map Table)に基づいて、各プログラムのTSパケットを、プログラム別に異なるアドレスとポート番号との組でカプセル化してパケット化するように構成されているので、複数のプログラムを解析する必要がなく、受信機の処理を軽減することができる。
本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(以下、TSと呼ぶ)のTSパケット(プログラムに直接関係する映像や音声のTSパケットのみならず、プログラムに直接関係ないEIT、SDTのTSパケット等も含む)を、プログラム別に異なるアドレスとポート番号との組でカプセル化して配信することを特徴とする。ここで、アドレスは、システムの構成により、マルチキャストアドレス又はユニキャストアドレスのいずれかを用いたり、プログラム毎にマルチキャストアドレス又はユニキャストアドレスを用いるようにしても良い。そして、プログラム毎に、マルチキャストアドレス又はユニキャストアドレスとポート番号との異なる組み合わせ(以下、ソケットと記載する)を割り当て、プログラム毎にTSパケットをカプセル化してパケットを生成する。尚、プロトコルは、IP(Internet Protocol)のみならず、UDP(User Datagram Protocol)やRTP(Real-time Transport Protocol)でも良いが、以下の説明では、IPを例にして説明する。
図1は、本発明の実施の形態を説明する為の図である。図1では、TSパケットが188バイトであり、3つのプログラムが多重されたTSに対して、各プログラムのTSパケットをプログラム別にカプセル化してIPパケットを生成し、その IPパケットをマルチキャスト配信する例を示したものである。
TSには、プログラムの一覧をPMT(Program Map Table)のPID(パケット識別子)の一覧を示すPAT(Program Association Table)と、あるプログラムに含まれる画像や音声などの各PIDを示したPMT(Program Map Table)と、各プログラムの画像や音声のTSパケットが含まれている。
本発明では、まず、複数のプログラムが多重されたTSのPMTを解析する。図1の例では、PMTを解析することによって、3つのプログラムがTSに多重されていることが分かる。そして、各プログラムのTSパケットを、プログラム別に異なったソケット(アドレスとポート番号との組み合わせ)でカプセル化してIPパケットを生成する。
図1に示されるプログラムナンバー1では、IPパケットのヘッダ部にはプログラムナンバー1のソケットが記載され、IPパケットのデータ部にはPATとプログラムナンバー1のPMTとプログラムナンバー1の画像や音声のTSパケットとが格納される。例えば、図1のプログラムナンバー1では、PID0x0000のPATと、PID0x0101のPMTと、PID0x0111の映像、PID0x0121の音声及びPID0x0131のPCRとが、データ部に格納される。
また、プログラムナンバー2では、IPパケットのヘッダ部にはプログラムナンバー2のソケットが記載され、IPパケットのデータ部にはPATとプログラムナンバー2のPMTとプログラムナンバー2の画像や音声のTSパケットとが格納される。例えば、図1のプログラムナンバー2では、PID0x0000のPATと、PID0x0102のPMTと、PID0x0112の映像、PID0x0122の音声及びPID0x0132のPCRとが、データ部に格納される。
また、プログラムナンバー3では、IPパケットのヘッダ部にはプログラムナンバー3のソケットが記載され、IPパケットのデータ部にはPATとプログラムナンバー3のPMTとプログラムナンバー3の画像や音声のTSパケットとが格納される。例えば、図1のプログラムナンバー3では、PID0x0000のPATと、PID0x0103のPMTと、PID0x0113の映像、PID0x0123の音声及びPID0x0133のPCRとが、データ部に格納される。
尚、PATは、通常、複数のPMTのPIDが示されているが、パケット化する際に再構築してひとつのプログラムに関するPMTのPIDとする方が好ましい。例えば、プログラムナンバー1のパケットでは、プログラムナンバー1のPMTのPIDが示されたPATとする方が良い。
また、TS中のNullのTSパケットは、かならずしも、プログラム別のIPパケットに含める必要はなく、破棄してもかまわない。
また、PATやPMTの解析や、TSパケットのIPパケットへの格納の設定等、予め多重されているプログラムや、PID等が判っているならば、手動による設定でもかまわない。
上述の如く変換されたパケットは、受信側では必要なプログラムのソケットのパケットのみを選択して処理すれば良く、全てのTSバケットを受信して希望のプログラムを処理するのと比べて、処理が軽減される。
尚、上述の説明では、複数のプログラムが多重されたTSの全てのプログラムに対して処理を行ったが、これに限ることなく、複数のプログラムのうち一部のプログラムに対して、本発明を適用することも可能である。この場合は、予め本発明を適用するプログラムを決定しておけば良い。
また、上述の説明では、PATやPMT、映像、音声、PCRのPIDを変更せずにそのままカプセル化したが、PIDを変更してカプセル化することもできる。その際には、PMTを再構築する。
次に、具体なシステム例を用いた実施例を説明する。
図2は本実施例におけるシステム図である。
図2中、1は電波を受信するFPU(Field Pickup Unit)受信機、2は受信したTSパケットをカプセル化してIPパケットに変換する変換装置であり、3はハブであり、41、42、43及び44はIPパケットを受信するセットトップボックスであり、51、52、53及び54はモニターである。
尚、以下の説明において、TSには4つのプログラムが多重されているものとし、プログラムナンバー1ソケットをIPアドレス(マルチキャストアドレス)/ポート”224.0.0.1/1234”とし、プログラムナンバー2のソケットをIPアドレス(マルチキャストアドレス)”224.0.0.2/1234”とし、プログラムナンバー3のIPアドレス(マルチキャストアドレス)”224.0.0.3/1234”とし、プログラムナンバー4のソケットをIPアドレス(マルチキャストアドレス)/ポート”224.0.0.4/1234”として説明する。
まず、複数のプログラムが多重されたTSを受信したFPU受信機1は、TSを変換装置2に出力する。
変換装置2は、受信したTSパケットをプログラム別にカプセル化してIPパケットに変換する。変換の方法であるが、上述したように、TSのPATを解析し、いくつのプログラムが多重されているかを解析する。
本実施例では、プログラムナンバー1からプログラムナンバー4の4つのプログラムが多重されており、プログラム毎にPATを再構築する。具体的には、プログラムナンバー1のPMTのPID0x0101を示したPATと、プログラムナンバー2のPMTのPID0x0102を示したPATと、プログラムナンバー3のPMTのPID0x0103を示したPATと、プログラムナンバー4のPMTのPID0x0104を示したPATとを生成する。そして、各プログラムに対応するソケットのパケットのデータ部に、各PATを格納する。具体的には、プログラムナンバー1のPATはソケット”224.0.0.1/1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー2のPATはソケット”224.0.0.2/1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー3のPATはソケット”224.0.0.3ソケット”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー4のPATはソケット”224.0.0.4/1234”のパケットのデータ部に格納される。
続いて、IP変換装置2は、受信したTSからプログラム別にPMTを抽出して、各プログラムに対応するソケットのパケットのデータ部に格納する。具体的には、プログラムナンバー1の映像のPID”0x0111”、音声のPID”0x0121”及びPCRのPID”0x0131”を示したPMTはソケット”224.0.0.1/1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー2の映像のPID”0x0112”、音声のPID”0x0122”及びPCRのPID”0x0132”を示したPMTはソケット”224.0.0.2/1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー3の映像のPID”0x0113”、音声のPID”0x0123”及びPCRのPID”0x0133”を示したPMTはソケット”224.0.0.3/1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー4の映像のPID”0x0114”、音声のPID”0x0124”及びPCRのPID”0x0134”を示したPMTはソケット”224.0.0.4/1234”のパケットのデータ部に格納される。
同様に、IP変換装置2は、受信したTSからプログラム別に、映像、音声及びPCRのTSバケットを抽出して、各プログラムに対応するソケットのパケットのデータ部に格納する。具体的には、プログラムナンバー1のPID”0x0111”の映像TSパケット、PID”0x0121”の音声TSパケット及びPID”0x0131”のPCRのTSパケットは、ソケット”224.0.0.1/1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー2のPID”0x0112”の映像TSパケット、PID”0x0122”の音声TSパケット及びPID”0x0132”のPCRのTSパケットは、ソケット”224.0.0.2/1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー3のPID”0x0113”の映像TSパケット、PID”0x0123”の音声TSパケット及びPID”0x0133”のPCRのTSパケットは、ソケット”224.0.0.3/1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー4のPID”0x0114”の映像TSパケット、PID”0x0124”の音声TSパケット及びPID”0x0134”のPCRのTSパケットは、ソケット224.0.0.4/1234”のパケットのデータ部に格納される。
このように変換されたIPパケットはハブ3に送出される。
セットトップボックス41から44では、4つのソケットのパケットを受信し、確認したいプログラムに対応したソケットのパケットを選択することにより、モニター51から54で、確認したいプログラムの映像、音声を再生することができる。
図3はモニター51に表示される画面インターフェイスの一例である。視聴したいプログラム番号をクリックすることにより、セットトップボックス41は、そのプログラムに対応するソケットのパケットのみを処理を行ってプログラムを表示する。
次に、他の実施例について説明する。
上述した実施例では、IPアドレスとしてマルチキャストアドレスを用いたが、各セットトップボックス41から44に対応したユニキャストアドレスを用いることができる。プログラム毎に確認用のセットトップボックスを用いる場合等には好適である。
以下、図4を用いて具体的な例を説明する。
尚、以下の説明において、TSは4つのプログラムが多重されているものとし、セットトップボックス41のIPアドレスは192.168.1.101、セットトップボックス42のアIPドレスは192.168.1.102、セットトップボックス43のアドレスはIP 192.168.1.103、セットトップボックス44のIPアドレスは192.168.1.104とする。また、ソケット”192.168.1.101/1234”はプログラムナンバー1に対応し、ソケット”192.168.1.102 /1234”はプログラムナンバー2に対応し、ソケット”192.168.1.103 /1234”はプログラムナンバー3に対応し、ソケット”192.168.1.104 /1234”はプログラムナンバー4に対応するものとして説明する。
まず、複数のプログラムが多重されたTSを受信したFPU受信機1は、TSを変換装置2に送出する。
変換装置2は、受信したTSをプログラム別にIPパケットに変換する。まず、TSのPATを解析し、いくつのプログラムが多重されているかを解析する。
本実施例では、プログラムナンバー1からプログラムナンバー4の4つのプログラムが多重されており、プログラム毎にPATを再構築する。具体的には、プログラムナンバー1のPMTのPID0x0101を示したPATと、プログラムナンバー2のPMTのPID0x0102を示したPATと、プログラムナンバー3のPMTのPID0x0103を示したPATと、プログラムナンバー4のPMTのPID0x0104を示したPATとを生成する。そして、各プログラムに対応するユニキャストアドレスのパケットのデータ部に、各PATを格納する。具体的には、プログラムナンバー1のPATはソケット”192.168.1.101 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー2のPATはソケット”192.168.1.102 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー3のPATはソケット”192.168.1.103 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー4のPATはソケット”192.168.1.104 /1234”のパケットのデータ部に格納される。
続いて、変換装置2は、受信したTSからプログラム別にPMTを抽出して、各プログラムに対応するマルチキャストアドレスのパケットのデータ部に格納する。具体的には、プログラムナンバー1の映像のPID”0x0111”、音声のPID”0x0121”及びPCRのPID”0x0131”を示したPMTはソケット” 192.168.1.101 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー2の映像のPID”0x0112”、音声のPID”0x0122”及びPCRのPID”0x0132”を示したPMTはソケット” 192.168.1.102 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー3の映像のPID”0x0113”、音声のPID”0x0123”及びPCRのPID”0x0133”を示したPMTはソケット” 192.168.1.103 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー4の映像のPID”0x0114”、音声のPID”0x0124”及びPCRのPID”0x0134”を示したPMTはソケット” 192.168.1.101 /1234”のパケットのデータ部に格納される。
同様に、IP変換装置2は、受信したTSからプログラム別に、映像、音声及びPCRのTSバケットを抽出して、各プログラムに対応するソケットのパケットのデータ部に格納する。具体的には、プログラムナンバー1のPID”0x0111”の映像TSパケット、PID”0x0121”の音声TSパケット及びPID”0x0131”のPCRのTSパケットは、ソケット”192.168.1.101 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー2のPID”0x0112”の映像TSパケット、PID”0x0122”の音声TSパケット及びPID”0x0132”のPCRのTSパケットはソケット”192.168.1.102 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー3のPID”0x0113”の映像TSパケット、PID”0x0123”の音声TSパケット及びPID”0x0133”のPCRのTSパケットは、ソケット”192.168.1.103 /1234”のパケットのデータ部に格納され、プログラムナンバー4のPID”0x0114”の映像TSパケット、PID”0x0124”の音声TSパケット及びPID”0x0134”のPCRのTSパケットは、ソケット”192.168.1.104 /1234”のパケットのデータ部に格納される。
このように変換されたIPパケットはハブ3に送出される。
そして、セットトップボックス41は、ソケット”192.168.1.101 /1234”のパケットを受信することにより、プログラム1の映像、音声をモニター51で確認することができる。また、セットトップボックス42は、ソケット” 192.168.1.102 /1234”のパケットを受信することにより、プログラム1の映像、音声をモニター52で確認することができる。また、セットトップボックス43は、ソケット” 192.168.1.103 /1234”のパケットを受信することにより、プログラム1の映像、音声をモニター53で確認することができる。また、セットトップボックス44は、ソケット” 192.168.1.104 /1234”のパケットを受信することにより、プログラム1の映像、音声をモニター54で確認することができる。
図5はモニター51に表示される画面インターフェイスの一例である。モニター51では、セットトップボックス41で視聴可能なプログラム1が表示されている。プログラム1をクリックすることにより、セットトップボックス41は、プログラム1に対応するソケットのパケットのみを処理を行ってプログラム1を表示する。
尚、上述した例では、有線LANの場合を説明したが、もちろん無線LANの場合であっても同様に適用可能である。
次に、他の実施の形態を説明する。
TSパケットのサイズには、188バイトと204バイトの2種類が規定されている。本発明では、どちらのサイズのTSパケットにも適用可能であるが、パケットにカプセル化する際にパケットサイズを変更することも可能である。
204バイトのTSパケットでは、リードソロモンの部分を削除することにより、188バイトのTSパケットに変換可能である。そこで、変換装置2は、受信した204バイトのTSパケットからリードソロモンの部分を削除した後、188バイトのTSパケットをIPパケットのデータ部にカプセル化する。
このようにすることにより、データ領域を有効に活用することができる。
更に、変換装置2は、各TSパケットに、タイムスタンプを付加した後、TSパケットをIPパケットのデータ部にカプセル化しても良い。尚、一例として、ARIB STD-B24 第2編 8.1.4にタイムスタンプの詳細が記載されている。
図1は本発明の実施の形態を説明する為の図である。 図2は本実施例におけるシステム図である。 図3はモニター51に表示される画面インターフェイスの一例を示す図である。 図4は他の実施例におけるシステム図である。 図5モニター51に表示される画面インターフェイスの一例を示す図である。
符号の説明
1 FPU(Field Pickup Unit)
2 変換装置
3 ハブ
41〜44 セットトップボックス
51〜54 モニター

Claims (15)

  1. 複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(TS)のPMT(Program Map Table)に基づいて、各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを、プログラム別に異なるアドレスとポート番号との組でカプセル化するカプセル化手段を有し、
    前記カプセル化手段は、プログラム毎に、アドレスとポート番号とから成るソケットをIPパケットのヘッダに格納し、前記各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを前記IPパケットのデータ部に格納することを特徴とする変換装置。
  2. アドレスが、マルチキャストアドレス、又はユニキャストアドレスであることを特徴とする請求項1に記載の変換装置。
  3. 前記カプセル化手段は、少なくとも一部のヌルのTSパケットを破棄してカプセル化することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変換装置。
  4. 前記カプセル化手段は、TSパケットのサイズを変換してカプセル化することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の変換装置。
  5. 前記カプセル化手段は、TSパケットにタイムスタンプを付加してカプセル化することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の変換装置。
  6. 複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(TS)を受信し、TSのPMT(Program Map Table)に基づいて、各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを、プログラム別に異なるアドレスとポート番号との組でカプセル化し、
    前記カプセル化は、プログラム毎に、アドレスとポート番号とから成るソケットをIPパケットのヘッダに格納し、前記各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを前記IPパケットのデータ部に格納することを特徴とするTSパケット変換方法。
  7. アドレスが、マルチキャストアドレス、又はユニキャストアドレスであることを特徴とする請求項6に記載のTSパケット変換方法。
  8. 少なくとも一部のヌルのTSパケットを破棄してカプセル化することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のTSパケット変換方法。
  9. TSパケットのサイズを変換してカプセル化することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載のTSパケット変換方法。
  10. TSパケットにタイムスタンプを付加してカプセル化することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載のTSパケット変換方法。
  11. 複数のプログラムが多重されたトランスポート・ストリーム(TS)のPMT(Program Map Table)に基づいて、各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを、プログラム別に異なるアドレスとポート番号との組でカプセル化する処理を情報処理装置に実行させ、
    前記カプセル化する処理は、プログラム毎に、アドレスとポート番号とから成るソケットをIPパケットのヘッダに格納し、前記各プログラムのPMT及び映像、音声のTSパケットを前記IPパケットのデータ部に格納することを特徴とするプログラム。
  12. アドレスが、マルチキャストアドレス、又はユニキャストアドレスであることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 少なくとも一部のヌルのTSパケットを破棄する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のプログラム。
  14. TSパケットのサイズを変換してカプセル化する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれかに記載のプログラム。
  15. TSパケットにタイムスタンプを付加してカプセル化する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれかに記載のプログラム。
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