JP5142370B2 - スペクトルの改善を利用して光計測装置を一致させる方法 - Google Patents

スペクトルの改善を利用して光計測装置を一致させる方法 Download PDF

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Description

本発明は、光計測に関し、より具体的にはスペクトルの改善を利用して光計測装置を一致させる方法に関する。
光計測は、入射ビームを構造へ導光する手順、その結果生じる回折ビームを測定する手順、及びその回折ビームを解析することで構造の特徴部位を決定する手順を有する。半導体の製造においては、光計測は典型的には、品質保証に用いられる。たとえば半導体ウエハ上に構造を作製した後、光計測装置は、その構造のプロファイルを決定するのに用いられる。その構造のプロファイルを決定することによって、その構造の作製に用いられる作製プロセスの質が評価することが可能となる。
光計測が広範囲領域で採用される結果、マイクロエレクトロニクス製品が製造されている施設又は場所が典型的だが、一の製造施設又は場所に、複数の光計測装置が連なって存在し、それらの装置の結果はある程度交代可能なように用いられる。これらの場合では、連なっている装置は互いに一致していることが望ましい。理想的な場合において、装置が同一であるならば、これらの装置による測定結果は、測定ノイズによって決定されるある程度の不確定さと一致する。しかし光計測装置は決定的な差異を示す。その測定装置間の差異は、測定装置の不確定さよりも大きい。一致を改善させる一の方法は、装置を丁寧に校正することである。それにより、その装置によって測定される光学特性は、たとえ各装置の構成の詳細が同一試料についての検出強度の違いに影響するとしても、可能な限り近くなる。ある意味で、これは校正の目標である。
校正は典型的には、校正用構造によって行われる。校正は、様々な実用される構造の測定で有効となることを念頭に置いて行われる。大抵の場合、校正用構造は、シリコン基板上で1層以上の厚さを有する酸化膜である。実用される構造(application structure)はこれらの単純な校正用構造とはかなり異なっていると考えられる。製造施設では、一の実用構造は、たとえば焦点及び露光量を調節する効果を検討するため、露光及び現像後にトランジスタゲートを形成する積層体上のレジストであって良い。他の実用構造は、シリコン基板中の浅い分離溝であって良い。一般的には、これらの実用構造の光学特性は実質的に、互いに異なり、かつ校正に用いられる光学特性とも異なって良い。これは理想的には、全ての構造について有効であることが意図されている。
米国特許第6943900号明細書 米国特許第6785638号明細書 米国特許第6891626号明細書 米国特許出願第10/608300号明細書 米国特許第6792328号明細書 米国特許出願第11/371752号明細書 オースシュニット(Ausschnitt)、SPIE会議録、第5375巻、pp.1−15、2004年
しかし連なっている光計測装置が校正された後でさえ、これらの光学特性ひいてはこれらのフィッティングパラメータが異なってしまう恐れがある。係る差異は、製造装置でのプロセス制御にとって問題となりうる。従って、所与の用途について光計測装置の光学特性に係るばらつきを補償することが望ましい。
一の典型的実施例では、第1光計測装置を用いて測定された第1組の測定回折信号、及び第2光計測装置を用いて測定された第2組の測定回折信号を得ることによって、複数の光計測装置を一致させる。第1スペクトルシフト補正値は、第1組の測定回折信号と第2組の測定回折信号との差異に基づいて生成される。第1光計測装置の第1ノイズ重み付け関数は、第1光計測装置を用いて測定された測定回折信号に基づいて生成される。第1光計測装置を用いて測定された第1測定回折信号が得られる。第1調節回折信号は、第1スペクトルシフト補正値及び第1ノイズ重み付け関数を用いて第1測定回折信号を調節することによって生成される。
本願発明は、添付の図と共に以下の詳細な説明を参照することによって最も良く理解できる。図中において、同一部品には同一参照番号が付されている。
以降の説明は、多数の特定構成、パラメータ等についてなされている。しかし係る説明は本発明の技術的範囲を限定することを意図しておらず、単に典型的実施例の説明として供されていることに留意して欲しい。
1.光計測ツール
図1Aを参照すると、光計測システム100は、半導体ウエハ104上に形成された構造の検査及び分析に用いられて良い。たとえば光計測システム100は、ウエハ104上に形成された周期回折格子102が有する1以上の特徴を決定するのに用いられて良い。上述したように、周期回折格子102は、たとえばウエハ104上に形成されるダイに隣接する、ウエハ104上のテストパッド中に形成されて良い。周期回折格子102は、ダイの動作を干渉しないそのダイのスクライブ線及び/又は領域内に形成されて良い。
図1Aに図示されているように、光計測システム100は、ビーム源106及び検出器112を有する光計測装置を有して良い。周期回折格子102は、ビーム源106からの入射ビーム108によって照射される。入射ビーム108は、周期回折格子102へ、その周期回折格子102の法線nに対して入射角θ及び方位角φ(つまり入射ビーム108の面と周期回折格子102の周期方向とのなす角)となるように導光される。回折ビーム110は、法線に対して角度θで飛び出し、検出器112によって受光される。検出器112は、回折ビーム110を計測される回折信号に変換する。その信号は、反射率、tan(Ψ)、cos(Δ)、フーリエ係数等を有して良い。たとえ図1で0次回折信号が図示されているとしても、0次以外の次数が用いられても良いことに留意して欲しい。そのことについてはたとえば非特許文献1を参照のこと。
光計測システム100はまた、計測される回折信号を受光し、かつその計測される回折信号を解析するように備えられている処理モジュール114をも有する。処理モジュールは、回折信号と計測される回折信号との最も良い一致を与える方法を用いることによって、周期回折格子が有する1以上の特徴を決定するように備えられている。これらの方法は、以降で説明する。これらの方法は、厳密結合波解析及び機械学習システムによって得られるシミュレーションによる回折信号を用いたライブラリベースの処理、又は回帰分析ベースの処理を有する。特許文献1から特許文献4を参照のこと。
2.光計測装置を一致させる手順
上述したように、連なっている光計測装置は校正されて良い。しかし校正後でさえ、連なっている光計測装置の光学特性に係るばらつきは、光計測装置を用いて得られる結果のばらつきを生じさせる恐れがある。よって一の典型的実施例では、連なっている光計測装置は、スペクトルの改善によって一致する。
具体的には図2を参照すると、スペクトルの改善を利用することによって光計測装置の一団に属する光計測装置を一致させる典型的処理方法200が示されている。手順202では、第1組の測定回折信号が得られる。第1組の測定回折信号は、一団の中の第1光計測装置を用いて測定される。手順204では、第2組の測定回折信号が得られる。第2組の測定回折信号は、一団の中の第2光計測装置を用いて測定される。
たとえば図3は、第1光計測装置302及び第2光計測装置304を有する典型的一団300を図示している。第1光計測装置302及び第2光計測装置304は、リフレクトメータ、エリプソメータ等であって良い。第1組の測定回折信号は、第1光計測装置302を用いて測定される。第2組の測定回折信号は、第2光計測装置304を用いて測定される。また図3に図示されているように、処理モジュール114は、第1光計測装置302及び第2光計測装置304を用いて測定される第1組及び第2組の測定回折信号をそれぞれ取得して良い。
一団300は如何なる数の光計測装置を有して良く、かつ如何なる数の光計測装置から如何なる数の組の測定回折信号が得られて良いことに留意して欲しい。例としては、一団300は、第3光計測装置306を有する一団300が図示されている。第3光計測装置306は、第3組の測定回折信号を測定するのに用いられて良い。
図2を参照すると、手順206では、スペクトルシフト補正値が、第1組の測定回折信号と第2組の測定回折信号との差異に基づいて生成される。本発明の典型的実施例では、第1組の測定回折信号は、ウエハ上の1組の位置から測定され、かつ第2組の測定回折信号は、第1組の測定回折信号と同一ウエハ上の同一の組の位置から測定される。たとえば再度図3を参照すると、ウエハ上の1組の位置は、第1光計測装置302を用いて測定され、続いて同一ウエハ上の同一組の位置が、第2光計測装置304を用いて測定される。本発明の典型的実施例では、スペクトルシフト補正値が、第1組の測定回折信号中の各測定回折信号と、同一ウエハ上の同一組の位置で測定された第2組の測定回折信号中の各測定回折信号との差異の平均として計算される。
スペクトルシフト補正値は、ベクトル、表、又はグラフであって良い。たとえば図4は、グラフ402として図示されている典型的スペクトルシフト補正値を図示している。図4に図示されているように、グラフ402は、第1組及び第2組の測定回折信号を得るのに用いられる波長にわたっての第1組の測定回折信号と第2組の測定回折信号とのスペクトル差異の平均を供する。如何なる範囲の波長が用いられても良いことに留意して欲しい。特許文献5を参照のこと。
図3を参照すると、上述したように、一団300は、如何なる数の光計測装置を有しても良い。本発明の典型的実施例では、一団300中の光計測装置のうちの任意の1つと、参照用光計測装置との間でスペクトルシフト補正値が決定される。参照用光計測装置は、一団300中の光計測装置の1つであって良いし、又は別個の光計測装置であっても良い。本例では、第2光計測装置304が参照用光計測装置であるとする。よって第3光計測装置306のスペクトルシフト補正値は、第2光計測装置304を用いて測定された第2組の測定回折信号と、第3光計測装置306を用いて測定された第3組の測定回折信号との差異に基づいて生成される。
再度図2を参照すると、手順208では、第1光計測装置についてのノイズ重み付け関数が、第1光計測装置を用いて測定された測定回折信号に基づいて生成される。具体的には、ノイズ重み付け関数は、第1光計測装置を用いて測定回折信号を得る際に存在するノイズに基づいて定義される。ノイズは、たとえば第1光計測装置に用いられる光学系及び電子機器のような、測定回折信号を得るのに用いられるハードウエアに関連していると考えられる。ノイズはまた、たとえばビーム源に起因して生じるレジストブリーチング現象のような、測定された特徴部位にも関連すると考えられる。
図5を参照すると、本発明の典型的実施例では、ノイズ重み付け関数を定義するのに、ノイズプロファイル502が最初に生成される。具体的には1組の測定回折信号が得られる。1組の測定回折信号は、第1光計測装置を用いてウエハ上の単一位置から予め得られていて良い。1組の測定回折信号が得られる位置は、検査される特徴部位が上に形成されるウエハとは異なるウエハであって良いことに留意して欲しい。
平均の測定回折信号は、1組の測定回折信号から計算される。ノイズプロファイル502は、各測定回折信号と平均測定回折信号との差異である。図5に図示されているノイズプロファイル502は、50の測定回折信号から計算される。しかしノイズプロファイルを生成するのに、如何なる数の測定回折信号が得られても良いことに留意して欲しい。ノイズプロファイル502は測定回折信号から生成されるので、ノイズプロファイル502は、ハードウエアに関連するノイズと特徴部位に関連するノイズの両方から生じるノイズを考慮している。ノイズプロファイル502が得られた後、ノイズプロファイル502に基づいてノイズ包絡関数504が定義される。本発明の典型的実施例では、ノイズ包絡関数504は、ノイズプロファイル502の最大値及び曲線平滑化法を用いて定義される。しかしノイズ包絡関数504は、様々な数値的手法を用いて定義されて良いことに留意して欲しい。
図6を参照すると、本発明の典型的実施例では、ノイズ重み付け関数wbが、ノイズ包絡関数を反転させることによって定義されている(図5)。ノイズ重み付け関数wbは、他の重み付け関数を生成するために修正されて良い。たとえばノイズ重み付け関数wcは、ノイズ重み付け関数wbのスケールを変化させて、切り詰めることで生成される。
図7は、ノイズ重み付け関数wc(図6)を用いてノイズプロファイル502(図5)を改善することによって生成されたノイズプロファイル702を図示している。具体的には、ノイズプロファイル502(図5)にノイズ重み付け関数wc(図6)を乗ずることによって、ノイズプロファイル702が生成される。図7に図示されているように、ノイズ重み付け関数wcは、ノイズ量を減少させ、かつノイズプロファイルの均一性を向上させる。しかしノイズ重み付け関数wcは完全にノイズを除去するわけではないことに留意して欲しい。完全にノイズを除去すると、測定回折信号が劣化する恐れがある。その結果、光計測処理の精度が落ちる恐れがある。
よって本発明の典型的実施例では、ノイズ重み付け関数は、測定回折信号を過度に劣化させずに、測定回折信号から所望量のノイズを除去するように調節される。それに加えてノイズ重み付け関数は、測定回折信号のノイズ減少量を決定するように調節される。たとえばノイズ重み付け関数は、一の部分の測定回折信号でのノイズの減少が、他の部分の測定回折信号でのノイズの減少よりも少なくなるように調節されて良い。
再度図4を参照すると、典型的ノイズ重み付け関数404がグラフとして図示されている。図4はまた、典型的な初期設定時のノイズ関数406をも図示している。初期設定時のノイズ関数406は、経験的に決定され、シミュレーションされ、又は経験に基づいて導かれたものであって良い。ノイズ重み付け関数404及び初期設定時のノイズ関数406が、第1組及び第2組の測定回折信号を得る際に用いられる波長範囲にわたって図示されている。如何なる波長範囲が用いられても良いことに留意して欲しい。特許文献6を参照のこと。
再度図2を参照すると、手順210では、測定回折信号が得られる。測定回折信号は、第1光計測装置を用いて測定される。手順212では、第1スペクトルシフト補正値及びノイズ重み付け関数を用いることによって、第1光計測装置を用いて測定された測定回折信号を調節することによって、調節された回折信号が生成される。第1スペクトルシフト補正値及びノイズ重み付け関数は、如何なる順序で測定回折信号に適用されることで、調節された回折信号を生成しても良いことに留意して欲しい。
再度図3を参照すると、上述したように、一団300は、如何なる数の光計測装置を有しても良い。本発明の典型的実施例では、ノイズ重み付け関数が生成され、かつ一団300に含まれる光計測装置の任意の一について調節された回折信号が生成される。本実施例では、第2計測装置304について第2重み付け関数を生成する方法と同じ方法で、第3計測装置306について第3重み付け関数が生成される。上述したように、第3光計測装置306のスペクトルシフト補正値は、第2光計測装置304を用いて測定された第2組の測定回折信号と、第3光計測装置306を用いて測定された第3組の測定回折信号との差異に基づいて生成される。測定回折信号は第3計測装置306を用いて測定され、それに続いてスペクトルシフト補正値及びノイズ重み付け関数を用いることによって、第3計測装置を用いて測定された測定回折信号を調節することで、調節された回折信号が生成される。
3.ドリフト関数の生成
校正後でさえ、光計測装置を用いて得られた測定値は、時間が経過することでドリフトする恐れがある。よって一の典型的実施例では、ドリフト関数は、ドリフトを補償するために、生成され、かつ用いられる。
具体的には、図8を参照すると、光計測装置でのドリフトを補償するのに用いられるドリフト関数を生成する処理800が示されている。手順802では、第1光計測装置上に設けられている校正用構造の第1測定回折信号が得られる。手順804では、第1光計測装置上に設けられている校正用構造の第2測定回折信号が得られる。校正用構造の第1及び第2測定回折信号は、第1光計測装置を用いて測定される。第2測定回折信号は、第1測定回折信号の測定後に測定される。手順806では、第2測定回折信号と第1測定回折信号との差異に基づいてドリフト関数が生成される。
一の典型的実施例では、ドリフト関数の生成後、第1光計測装置を用いて測定された測定回折信号は、ドリフト関数を用いて調節される。よってこのようにして、第1光計測装置でのドリフトは、ドリフト関数を用いて補償される。他の典型的実施例では、ドリフト関数が、スペクトルシフト補正値及びノイズ重み付け関数と共に適用されることで、上述の調節された回折信号が生成される。
ここで図9を参照すると、典型的校正用構造902が図示されている。上述したように、一の典型的実施例では、校正用構造902は、光計測装置上に設けられている。図9に図示された典型的実施例では、光計測装置のウエハステージ908上に設けられている校正用構造902が図示されている。校正用構造902は、その表面がウエハ104の表面とほぼ同一の面となるように、支持体906上に設けられている。また図9に図示されているように、ウエハ104は、ウエハチャック904によって保持されている。光計測装置はまた、ビーム源106及び検出器112をも有する。上述したように、ビーム源106は検査される構造へ入射ビームを導光し、かつ検出器112は回折ビームを受光する。本発明の典型的実施例では、ビーム源106及び検出器112は、時間周期にわたって校正用構造902を測定するのに用いられる。その測定により、上述のドリフト関数が生成される。
一の典型的実施例では、複数の校正用構造902が光計測装置上に設けられて良い。各校正用構造902は、様々な用途に用いられて良い。図10を参照すると、図示されているように、ウエハ104が、ビーム源106及び/又は検出器112に対してr(半径)方向及び角度θの方向に移動するR−θステージ908を有する光計測装置では、複数の校正用構造902は、支持体906上の半径方向に沿って一直線上に設けられて良い。図11を参照すると、図示されているように、ウエハ104が、ビーム源106及び/又は検出器112に対してx方向及びy方向に移動するx−yステージ908を有する光計測装置では、複数の校正用構造902は、半径方向の方々に分布して良い。その際、ウエハ104は、ウエハチャック904に保持されている(図9)。
図10を参照すると、複数の校正用構造902は、たとえばブランケットのような支持体906内に設けられて良い。各校正用構造902は、1以上の回折格子構造を有するチップであって良い。複数のチップが単一ウエハ上に形成され、ダイシングされ、かつ1以上の光計測装置上の校正用構造902として用いられて良い。
図12を参照すると、他の典型的実施例では、校正用ウエハ1202は、校正関数ではなくドリフト関数を生成するのに用いられる。校正用構造についてした説明と同様に、校正用ウエハ1202が周期的に測定され、校正用ウエハ1202上の同一位置で2回測定された2の測定回折信号の差異に基づいて、ドリフト関数が生成される。
校正用ウエハ1202は、複数の区分すなわち領域内の選ばれた位置で形成される複数の校正用構造を有して良い。これらの校正用構造は測定されて良い。またドリフト関数を生成するのに2の測定回折信号の差異の統計的平均が用いられて良い。計測装置が1以上の製造装置と統合されている統合計測装置では、製造クラスタの計測装置内で周期的に測定されるウエハのロットに1以上の校正用ウエハ1202が含まれて良い。時間経過、又は処理されるウエハのロット数のような他の変数に対する、ドリフト関数の変化の様子についての履歴によって、ドリフト関数の予測モデルが作られて良い。その予測モデルは、校正用構造又は校正用ウエハ1202を物理的に測定する代わりに用いられて良い。
たとえ典型的実施例について説明されたとしても、本発明の技術的思想及び/又は技術的範囲から逸脱することなく様々な修正型が可能である。従って本発明は、図及び上記説明に示された特定の実施形態に限定されるものと解されてはならない。
典型的な光計測システムを図示している。 光計測装置を一致させる典型的処理方法を示している。 典型的な光計測装置を連ねた配置を示している。 スペクトルシフト補正値、ノイズの重み付け関数及び初期設定時のノイズ関数の典型的グラフを図示している。 典型的なノイズプロファイルを図示している。 典型的なノイズ重み付け関数を図示している。 他の典型的ノイズプロファイルを図示している。 シフト関数を生成する典型的処理方法示している。 光計測装置上に設けられた典型的校正用構造を図示している。 r−θステージを有する光計測装置上に設けられた典型的校正用構造を図示している。 x−yステージを有する光計測装置上に設けられた典型的校正用構造を図示している。 典型的校正用ウエハを図示している。
符号の説明
100 光計測システム
102 周期回折格子
104 ウエハ
106 計測ビーム源
108 入射ビーム
110 回折ビーム
112 計測ビーム受光器
114 処理モジュール
116 ライブラリ
300 光計測装置の一団
402 スペクトルシフトの補正値
404 ノイズ重み付け関数
406 初期設定時のノイズ関数
502 ノイズプロファイル
504 ノイズ包絡関数
wb ノイズ重み付け関数
wc ノイズ重み付け関数
702 ノイズプロファイル
902 校正用構造
904 ウエハチャック
906 支持体
908 ウエハステージ
1202 校正用ウエハ

Claims (28)

  1. 複数の光計測装置を一致させる方法であって:
    第1光計測装置を用いて測定された第1組の測定回折信号を得る手順;
    第2光計測装置を用いて測定された第2組の測定回折信号を得る手順;
    前記第1組の測定回折信号と前記第2組の測定回折信号との差異に基づいて第1スペクトルシフト補正値を生成する手順;
    前記第1光計測装置を用いて測定される前記測定回折信号に基づいてノイズプロファイルを生成する手順;
    前記ノイズプロファイルに基づいてノイズ包絡関数を定義する手順;
    前記ノイズ包絡関数に基づいて前記第1ノイズ重み付け関数を定義する手順;
    前記第1光計測装置を用いて測定された第1測定回折信号を得る手順;及び
    前記第1スペクトルシフト補正値及び前記第1ノイズ重み付け関数を用いて前記第1測定回折信号を調節することによって、第1の調節された回折信号を生成する手順;
    を有する方法。
  2. 第3光計測装置を用いて測定された第3組の測定回折信号を得る手順;
    前記第3組の測定回折信号と前記第2組の測定回折信号との差異に基づいて第2スペクトルシフト補正値を生成する手順;
    前記第3光計測装置を用いて測定された測定回折信号に基づいて、前記第3光計測装置の第2ノイズ重み付け関数を生成する手順;
    前記第3光計測装置を用いて測定された第2測定回折信号を得る手順;及び
    前記第2スペクトルシフト補正値及び前記第2ノイズ重み付け関数を用いて前記第2測定回折信号を調節することによって、第2調節回折信号を生成する手順;
    をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1スペクトルシフト補正値がベクトル、表、又はグラフである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1組の測定回折信号が、ウエハ上の1組の位置から測定され、
    前記第2組の測定回折信号が、前記第1組の測定回折信号と同一ウエハ上の同一組の位置から測定される、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記の第1スペクトルシフト補正値を生成する手順が、前記第1組の測定回折信号の各々と、同一ウエハ上の同一位置から測定された前記第2組の測定回折信号の各々との差異を計算する手順を有する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1光計測装置を用いて測定された前記測定回折信号が、前記第1組の測定回折信号と、同一又はそのサブセットである、請求項に記載の方法。
  7. 前記の第1光計測装置を用いて測定された測定回折信号が、前記第1組の測定回折信号とは異なる、請求項に記載の方法。
  8. 前記第1光計測装置を用いて、前記第1光計測装置上に設けられた校正用構造の測定結果を得る手順;
    前記校正用構造の測定結果に基づいてドリフト関数を生成する手順;及び
    前記ドリフト関数に基づいて前記第1測定回折信号を調節することによって、前記第1の調節された回折信号を生成する手順;
    をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記のドリフト関数を生成する手順が、前記校正用構造の測定結果と、前記第1光計測装置を用いて測定された前記校正用構造についての過去の測定結果とを比較する手順を有する、請求項に記載の方法。
  10. 前記校正用構造が、ウエハステージ上に設けられたチップである、請求項に記載の方法。
  11. 前記チップが回折格子構造を有する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記校正用構造が複数の校正用構造を有し、
    それぞれの校正用構造は異なり、かつ
    前記のそれぞれ異なる校正用構造は、それぞれ異なる用途について測定される、
    請求項に記載の方法。
  13. 複数の光計測装置を一致させるためのコンピュータでの実行が可能な命令を有するコンピュータでの読み取りが可能な媒体であって:
    第1光計測装置を用いて測定された第1組の測定回折信号を得る命令;
    第2光計測装置を用いて測定された第2組の測定回折信号を得る命令;
    前記第1組の測定回折信号と前記第2組の測定回折信号との差異に基づいて第1スペクトルシフト補正値を生成する命令;
    前記第1光計測装置を用いて測定される前記測定回折信号に基づいてノイズプロファイルを生成する命令;
    前記ノイズプロファイルに基づいてノイズ包絡関数を定義する命令;
    前記ノイズ包絡関数に基づいて前記第1ノイズ重み付け関数を定義する命令;
    前記第1光計測装置を用いて測定された第1測定回折信号を得る命令;及び
    前記第1スペクトルシフト補正値及び前記第1ノイズ重み付け関数を用いて前記第1測定回折信号を調節することによって、第1の調節された回折信号を生成する命令;
    を有するコンピュータでの読み取りが可能な媒体。
  14. 第3光計測装置を用いて測定された第3組の測定回折信号を得る命令;
    前記第3組の測定回折信号と前記第2組の測定回折信号との差異に基づいて第2スペクトルシフト補正値を生成する命令;
    前記第3光計測装置を用いて測定された測定回折信号に基づいて、前記第3光計測装置の第2ノイズ重み付け関数を生成する命令;
    前記第3光計測装置を用いて測定された第2測定回折信号を得る命令;及び
    前記第2スペクトルシフト補正値及び前記第2ノイズ重み付け関数を用いて前記第2測定回折信号を調節することによって、第2の調節された回折信号を生成する命令;
    をさらに有する、請求項13に記載のコンピュータでの読み取りが可能な媒体。
  15. 前記第1光計測装置を用いて、前記第1光計測装置上に設けられた校正用構造の測定結果を得る命令;
    前記校正用構造の測定結果に基づいてドリフト関数を生成する命令;及び
    前記ドリフト関数に基づいて前記第1測定回折信号を調節することによって、前記第1の調節された回折信号を生成する命令;
    をさらに有する、請求項13に記載のコンピュータでの読み取りが可能な媒体。
  16. 複数の光計測装置を一致させるシステムであって:
    第1光計測装置を用いて測定された第1組の測定回折信号と、第2光計測装置を用いて測定された第2組の測定回折信号との差異に基づいて生成された第1スペクトルシフト補正値、及び
    前記第1光計測装置を用いて測定された測定回折信号に基づいてノイズプロファイルが生成され、該ノイズプロファイルに基づいてノイズ包絡関数が定義されることにより、前記ノイズ包絡関数に基づいて定義される前記第1光計測装置の第1ノイズ重み付け関数
    を記憶するように備えられたコンピュータによる読み取りが可能な媒体;並びに
    前記第1光計測装置を用いて測定された第1測定回折信号を得て、かつ
    前記第1スペクトルシフト補正値及び前記第1ノイズ重み付け関数を用いて前記第1測定回折信号を調節することによって、第1の調節された回折信号を生成する、
    ように備えられた処理装置;
    を有するシステム。
  17. 前記コンピュータでの読み取りが可能な媒体がさらに:
    第3光計測装置を用いて測定された第3組の測定回折信号と、前記第2光計測装置を用いて測定された前記第2組の測定回折信号との差異に基づいて生成された第2スペクトルシフト補正値;及び
    前記第3光計測装置を用いて測定された測定回折信号に基づいて生成された、前記第3光計測装置の第2ノイズ重み付け関数;
    を記憶するように備えられ、並びに
    前記処理装置がさらに:
    前記第3光計測装置を用いて測定された第2測定回折信号を得て;かつ
    前記第2スペクトルシフト補正値及び前記第2ノイズ重み付け関数を用いて前記第2測定回折信号を調節することによって、第2の調節された回折信号を生成する;
    ように備えられた、
    請求項16に記載のシステム。
  18. 前記第1光計測装置を用いて、前記第1光計測装置上に設けられた校正用構造の測定結果を得る命令;
    前記校正用構造の測定結果に基づいてドリフト関数を生成する命令;及び
    前記ドリフト関数に基づいて前記第1測定回折信号を調節することによって、前記第1調節回折信号を生成する命令;
    をさらに有する、請求項13に記載のコンピュータでの読み取りが可能な媒体。
  19. 複数の光計測装置を一致させる方法であって:
    第1光計測装置を用いて測定される第1組の測定回折信号を得る手順;
    第2光計測装置を用いて測定される第2組の測定回折信号を得る手順;
    前記第1組の測定回折信号と前記第2組の測定回折信号との差異に基づいて第1スペクトルシフト補正値を生成する手順;
    前記第1光計測装置を用いて測定される前記測定回折信号に基づいてノイズプロファイルを生成する手順;
    前記ノイズプロファイルに基づいてノイズ包絡関数を定義する手順;
    前記ノイズ包絡関数に基づいて前記第1ノイズ重み付け関数を定義する手順;及び
    前記第1スペクトルシフト補正値及び前記第1ノイズ重み付け関数をコンピュータによる読み取りが可能な媒体に保存する手順;
    を有する方法。
  20. 前記第1光計測装置を用いて測定される第1測定回折信号を得る手順;
    前記コンピュータによる読み取りが可能な媒体から前記第1スペクトルシフト補正値及び前記第1ノイズ重み付け関数を取得する手順;及び
    前記の取得した第1スペクトルシフト補正値及び第1ノイズ重み付け関数を用いて前記第1測定回折信号を調節することによって、第1調節回折信号を生成する手順;
    をさらに有する、請求項19に記載の方法。
  21. 第3光計測装置を用いて測定される第3組の測定回折信号を得る手順;
    前記第3組の測定回折信号と前記第2組の測定回折信号との差異に基づいて第2スペクトルシフト補正値を生成する手順;
    前記第3光計測装置を用いて測定された測定回折信号に基づいて、前記第3光計測装置の第2ノイズ重み付け関数を生成する手順;及び
    前記第2スペクトルシフト補正値及び前記第2ノイズ重み付け関数を前記コンピュータによる読み取りが可能な媒体に保存する手順;
    をさらに有する、請求項19に記載の方法。
  22. 前記第3光計測装置を用いて測定される第2測定回折信号を得る手順;
    前記コンピュータによる読み取りが可能な媒体から前記第2スペクトルシフト補正値及び前記第2ノイズ重み付け関数を取得する手順;及び
    前記の取得した第2スペクトルシフト補正値及び第2ノイズ重み付け関数を用いて前記第2測定回折信号を調節することによって、第2調節回折信号を生成する手順;
    をさらに有する、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1光計測装置を用いて、前記第1光計測装置上に設けられた校正用構造の測定結果を得る手順;
    前記校正用構造の測定結果に基づいてドリフト関数を生成する手順;及び
    前記ドリフト関数に基づいて前記第1測定回折信号を調節することによって、前記第1調節回折信号を生成する手順;
    をさらに有する、請求項19に記載の方法。
  24. 前記ドリフト関数を取得する手順;及び
    前記の取得したドリフト関数を用いて前記第1測定回折信号を調節することによって前記第1調節回折信号を生成する手順;
    をさらに有する、請求項23に記載の方法。
  25. 第1組の測定回折信号を測定するように備えられた第1光計測装置;
    第2組の測定回折信号を測定するように備えられた第2光計測装置;
    第1組の測定回折信号と第2組の測定回折信号との差異に基づいて第1スペクトルシフト補正値を生成し、
    前記第1光計測装置を用いて測定される前記測定回折信号に基づいてノイズプロファイルを生成し、
    前記ノイズプロファイルに基づいてノイズ包絡関数を定義し、
    前記ノイズ包絡関数に基づいて前記第1ノイズ重み付け関数を定義し、かつ
    前記第1スペクトルシフト補正値及び前記第1ノイズ重み付け関数を、コンピュータでの読み取りが可能な媒体に記憶する、
    ように備えられている処理装置モジュール;
    を有するシステム。
  26. 複数の光計測装置を一致させる方法であって:
    第1光計測装置を用いて測定された第1組の測定回折信号を得る手順;
    前記の第1光計測装置を用いて測定された第1組の測定回折信号と、第1光計測装置を用いて測定された第2組の測定回折信号との差異に基づいて生成された、前記第1光計測装置第1のスペクトルシフト補正値を得る手順;
    前記第1光計測装置を用いて測定される前記測定回折信号に基づいてノイズプロファイルを生成する手順;
    前記ノイズプロファイルに基づいてノイズ包絡関数を定義する手順;
    前記ノイズ包絡関数に基づいて前記第1ノイズ重み付け関数を定義する手順;及び
    前記第1スペクトルシフト補正値及び前記第1ノイズ重み付け関数を用いて前記第1測定回折信号を調節することによって、第1調節回折信号を生成する手順;
    を有する方法。
  27. 第3光計測装置を用いて測定される第2測定回折信号を得る手順;
    前記第3光計測装置を用いて測定される第3組の測定回折信号と、前記の第2光計測装置を用いて測定される第2組の測定回折信号との差異に基づいて生成される、前記第3光計測装置の第2スペクトルシフト補正値を得る手順;
    前記第3光計測装置を用いて測定される測定回折信号に基づいて、前記第3光計測装置の第2ノイズ重み付け関数を得る手順;及び
    前記第2スペクトルシフト補正値及び前記第2ノイズ重み付け関数を用いて前記第2測定回折信号を調節することによって第2調節回折信号を生成する手順;
    をさらに有する、請求項26に記載の方法。
  28. 複数の光計測装置を一致させるシステムであって:
    第1測定回折信号を測定するように備えられた第1光計測装置;並びに
    前記第1測定回折信号を用いて測定された第1組の測定回折信号と、第2測定回折信号を用いて測定された第2組の測定回折信号との差異に基づいて生成された、第1光計測装置の第1スペクトルシフト補正値を得て、
    前記第1光計測装置を用いて測定される前記測定回折信号に基づいてノイズプロファイルを生成し、
    前記ノイズプロファイルに基づいてノイズ包絡関数を定義し、
    前記ノイズ包絡関数に基づいて前記第1ノイズ重み付け関数を定義し、かつ
    前記第1スペクトルシフト補正値及び前記第1ノイズ重み付け関数を用いて、前記第1測定回折信号を調節することによって、第1調節された回折信号を生成する、
    ように備えられている処理装置モジュール;
    を有するシステム。
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