JP2008118145A - 偏光反射率計を用いた半導体ウエハ上に形成された構造の連続測定 - Google Patents

偏光反射率計を用いた半導体ウエハ上に形成された構造の連続測定 Download PDF

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Abstract

【課題】偏光反射率計を用いた半導体ウエハ上に形成された構造の連続測定の方法を提供する。
【解決手段】半導体ウエハ上に形成された構造を、第1構造及び第1構造と接するように形成される第2構造に対する第1測定回折信号及び第2測定回折信号を連続的に得ることによって測定する。これら回折信号の測定には偏光反射率計を用いる。第1測定回折信号は、第1構造のプロファイルモデルを用いて生成した第1シミュレーション回折信号と比較する。第1構造の1以上の特徴部位は、前記比較に基づいて抽出する。第2測定回折信号は、変換回折信号に変換する。この変換回折信号は、第1シミュレーション回折信号、又は第1シミュレーション回折信号と同一のプロファイルモデルを用いて生成した第2シミュレーション回折信号と比較する。第2構造の1以上の特徴部位は、比較に基づいて抽出する。
【選択図】図4

Description

本発明は全体として、半導体ウエハ上に形成された構造の光計測に関し、より詳細には、偏光反射率計を用いた半導体ウエハ上に形成された構造の連続測定に関する。
半導体製造では、品質を保証するために、周期回折格子が一般的に用いられる。たとえば周期回折格子に係る一の典型的な利用には、半導体チップの動作構造近傍に周期回折格子を製造する工程が含まれる。続いて周期回折格子は電磁波放射線によって照射される。その周期回折格子によって偏向されるその電磁波放射線は、回折信号として得られる。続いてその回折信号が解析されることで、周期回折格子ひいては半導体チップの動作構造が仕様に従って作製されているか否かが決定される。
一の従来技術に係る光計測システムでは、周期回折格子を照射することによって得られる回折信号(計測された回折信号)は、シミュレーションによる回折信号のライブラリと比較される。ライブラリ中の各シミュレーションによる回折信号は、仮説プロファイルと関連する。測定された回折信号とライブラリ中の各シミュレーションによる回折信号のうちの1つとが一致するとき、そのシミュレーションによる回折信号と関連する仮説プロファイルは、その周期回折格子の実際のプロファイルを表すものと推定される。
米国特許出願第09/907488号明細書 米国特許出願第09/923578号明細書 米国特許出願第09/770997号明細書 米国特許出願第09/770997号明細書 米国特許出願第10/206491号明細書 米国特許出願第11/061303号明細書 米国特許第6943900号明細書 米国特許出願第10/608300号明細書 米国特許出願第11/371752号明細書 米国特許第6785638号明細書 オースシュニット(Ausschnitt)、SPIE会議録、第5375巻、pp.1−15、2004年
シミュレーションによる回折信号のライブラリは、たとえば厳密結合波解析(RCWA)のような厳密な方法を用いて生成されて良い。より詳細には、回折モデリング法では、シミュレーションによる回折信号の計算は、部分的にはマクスウエル方程式を解くことに基づいている。シミュレーションによる回折信号の計算は、多数の複雑な計算を実行する手順を有する。これは時間とコストがかかるものと思われる。典型的には、多数の光計測が、ウエハ中の多数の場所で行われる。ある時間周期内で処理できるウエハの数は、測定回折信号から構造のプロファイルを決定する速さに比例する。
一の典型的実施例では、半導体ウエハ上に形成された構造が、第1構造及び第1構造と接するように形成される第2構造の第1測定回折信号及び第2測定回折信号を得ることによって、連続的に測定される。第1測定回折信号及び第2測定回折信号は、偏光反射率計を用いることによって連続的に測定される。第1測定回折信号は、第1構造のプロファイルモデルを用いて生成された第1シミュレーション回折信号と比較される。そのプロファイルモデルは、第1構造の幾何学的形状を特徴付けるプロファイルパラメータを有する。第1構造の1以上の特徴部位は、比較に基づいて決定される。第2測定回折信号は、変換回折信号に変換される。その変換回折信号は、第1シミュレーション回折信号、又は第1シミュレーション回折信号と同一のプロファイルモデルを用いて生成された第2シミュレーション回折信号と比較される。第2構造の1以上の特徴部位は、比較に基づいて決定される。
本発明の説明を補足する目的で、半導体ウエハが、本発明の基本構想の用途を例示するのに用いられて良い。当該方法及び処理は、繰り返し構造を有する他の試料にも同様に適用される。さらにこの用途においては、構造という語は、パターニング構造のことを指す。
1.光計測ツール
図1Aを参照すると、光計測システム100は、半導体ウエハ104上に形成された構造の検査及び分析に用いられて良い。たとえば光計測システム100は、ウエハ104上に形成された周期回折格子102が有する1以上の特徴を決定するのに用いられて良い。上述したように、周期回折格子102は、たとえばウエハ104上に形成されるダイに隣接する、ウエハ104上のテストパッド中に形成されて良い。周期回折格子102は、ダイの動作を干渉しないそのダイのスクライブ線及び/又は領域内に形成されて良い。
図1Aに図示されているように、光計測システム100は、光源106及び検出器112を有する光計測装置を有して良い。周期回折格子102は、光源106からの入射ビーム108によって照射される。入射ビーム108は、周期回折格子102へ、その周期回折格子102の法線nに対して入射角θ及び方位角φ(つまり入射ビーム108の面と周期回折格子102の周期方向とのなす角)となるように導光される。回折ビーム110は、法線に対して角度θで飛び出し、検出器112によって受光される。検出器112は、回折ビーム110を計測される回折信号に変換する。その信号は、反射率、tan(Ψ)、cos(Δ)、フーリエ係数等を有して良い。たとえ図1で0次回折信号が図示されているとしても、0次以外の次数が用いられても良いことに留意して欲しい。そのことについてはたとえば非特許文献1を参照のこと。
光計測システム100はまた、計測される回折信号を受光し、かつその計測される回折信号を解析するように備えられている処理モジュール114をも有する。処理モジュールは、回折信号と計測される回折信号との最も良い一致を与える方法を用いることによって、周期回折格子が有する1以上の特徴を決定するように備えられている。これらの方法は、以降で説明する。これらの方法は、厳密結合波解析及び機械学習システムによって得られるシミュレーションによる回折信号を用いたライブラリベースの処理、又は回帰分析ベースの処理を有する。
2.構造の特徴を決定するライブラリに基づく処理
構造が有する1以上の特徴を決定するライブラリに基づく処理では、計測される回折信号とシミュレーションによる回折信号とが比較される。より詳細には、ライブラリ中の各シミュレーションによる回折信号は、構造の仮説プロファイルに関連する。計測された回折信号とライブラリ中の各シミュレーションによる回折信号のうちの1つとが一致するとき、又は計測された回折信号とライブラリ中の各シミュレーションによる回折信号のうちの1つとの差異がプリセットすなわち一致基準範囲内であるときには、その一致したシミュレーションによる回折信号に関連する仮説プロファイルは、構造の実際のプロファイルを表すものと推定される。その一致したシミュレーションによる回折信号及び/又は仮説プロファイルは、その構造が仕様に従って作製されたか否かを決定するのに用いることができる。
よって再度図1Aを参照すると、一の典型的実施例では、計測された回折信号を得た後、続いて処理モジュール114が計測された回折信号と、ライブラリ116内に保存されているシミュレーションによる回折信号とを比較する。ライブラリ116内の各シミュレーションによる回折信号は、仮説プロファイルと関連して良い。よって計測された回折信号と、ライブラリ116内に保存されているシミュレーションによる回折信号のうちの1つとが一致するときには、その一致したシミュレーションによる回折信号に関連する仮説プロファイルは、周期回折格子102の実際のプロファイルを表すものと推定して良い。
ライブラリ116内に保存される仮説プロファイルの組は、プロファイルモデルを用いて周期回折格子102のプロファイルを特徴づけることによって生成されて良い。そのプロファイルモデルは、1組のプロファイルパラメータを用いて特徴づけられる。そのプロファイルモデルに係るプロファイルパラメータの組は、様々な形状及び大きさの仮説プロファイルを生成するために変化して良い。プロファイルモデル及び1組のプロファイルパラメータを用いて周期回折格子102の実際のプロファイルを特徴づける方法は、パラメータ化と呼ぶことができる。
たとえば図2Aに図示されているように、プロファイルモデル200が、その高さ及び幅をそれぞれ画定するプロファイルパラメータh1及びw1によって特徴づけることができると仮定する。図2Bから図2Eに図示されているように、プロファイルパラメータの数を増加させることによって、プロファイルモデル200の別な形状及び特徴が特徴づけられて良い。たとえば図2Bに図示されているように、プロファイルモデル200は、その高さ、下底及び上底をそれぞれ画定するプロファイルパラメータh1、w1及びw2によって特徴づけられて良い。プロファイルモデル200の幅は限界寸法(CD)と呼ばれるものであって良い。たとえば図2Bでは、プロファイルパラメータw1及びw2はそれぞれ、プロファイルモデル200の底部CD(BCD)及び上部CD(TCD)を画定するものとして表されて良い。
上述したように、ライブラリ116(図1A)内に保存される1組の仮説プロファイルは、プロファイルモデルを特徴づけるプロファイルパラメータを変化させることによって特徴づけられて良い。たとえば図2Bを参照すると、プロファイルパラメータh1、w1及びw2を変化させることによって、様々な形状及び大きさの仮説プロファイルの生成が可能である。1、2、又は3のプロファイルパラメータが互いに変化して良いことに留意して欲しい。
再度図1Aを参照すると、ライブラリ116内に保存されている仮説プロファイル及びシミュレーションによる回折信号の組の中の仮説プロファイル及び対応するシミュレーションによる回折信号の数は、プロファイルパラメータの組の範囲及びそのパラメータの組が変化するところでの増分に部分的に依存する。ライブラリ116内に保存される仮説プロファイル及びシミュレーションによる回折信号は、実際の構造から計測された回折信号を得る前に生成される。よってライブラリを生成するのに用いられる範囲及び増分(つまり範囲及び分解能)は、構造の製造プロセス及び変数が変化すると予想される範囲に対する相性の良さに基づいて選択されて良い。ライブラリ116の範囲及び/又は分解能はまた、たとえばAFM、X−SEM等を用いた測定のような経験的測定に基づいて選択されて良い。
ライブラリベースの処理についてのさらなる詳細については、特許文献1を参照のこと。
3.構造の特徴を決定する回帰分析に基づく処理
構造が有する1以上の特徴を決定する回帰分析に基づく処理において、計測された回折信号は、シミュレーションによる回折信号(つまり試行回折信号)と比較される。シミュレーションによって得られる回折信号は、仮説プロファイルについての1組のプロファイルパラメータ(つまり試行プロファイルパラメータ)を用いた比較の前に生成される。計測された回折信号とシミュレーションによる回折信号とが一致しない場合、又は計測された回折信号とシミュレーションによる回折信号との差異がプリセットすなわち一致基準範囲内にない場合には、別なシミュレーションによる回折信号が、別な仮説プロファイルについての別な1組のプロファイルパラメータを用いて生成される。よってその計測された回折信号と新たに生成されたシミュレーションによる回折信号とが比較される。計測された回折信号とシミュレーションによる回折信号とが一致する場合、又は計測された回折信号とシミュレーションによる回折信号との差異がプリセットすなわち一致基準範囲内にある場合には、一致したシミュレーションによる回折信号に関連する仮説プロファイルは、構造の実際のプロファイルを表すものと推定される。その一致したシミュレーションによる回折信号及び/又は仮説プロファイルは、その構造が仕様通りに作製されたか否かを判断するのに利用することができる。
よって再度図1Aを参照すると、処理モジュール114は、仮説プロファイルについてのシミュレーションによる回折信号を生成して良く、続いて計測された回折信号とそのシミュレーションによる回折信号とを比較する。上述したように、計測された回折信号とシミュレーションによる回折信号とが一致しない場合、又は計測された回折信号とシミュレーションによる回折信号との差異がプリセットすなわち一致基準範囲内にない場合には、処理モジュール114は、別な仮説プロファイルについての別なシミュレーションによる回折信号を繰り返し生成して良い。そのようなシミュレーションによる回折信号は、たとえばシミュレーティッドアニーリングを含む大域最適化法及び最急降下法を含む局所最適化法のような最適化アルゴリズムを用いて生成されて良い。
シミュレーションによる回折信号及び仮説プロファイルは、ライブラリ116(つまり動的ライブラリ)内に保存されて良い。よってライブラリ116内に保存されるシミュレーションによる回折信号及び仮説プロファイルは、計測された回折信号と一致させるのに用いられて良い。
回帰分析ベースの処理についてのより詳細な説明については特許文献2を参照のこと。
4.厳密結合波解析
上述したように、シミュレーションによる回折信号が生成されて、計測された回折信号と比較される。以降で説明するように、シミュレーションによる回折信号は、マクスウエル方程式を適用し、かつ数値解析手法を用いてマクスウエル方程式を解くことによって生成されて良い。しかし数値解析手法には、RCWAの変化型を含む様々な手法が用いられて良いということに留意して欲しい。
一般的には、RCWAは、仮説プロファイルを多数のセクション、スライス又はスラブ(以降では簡単にセクションと呼ぶ)に分割する手順を有する。
仮説プロファイルの各セクションについては、結合した微分方程式系が、マクスウエル方程式のフーリエ級数展開を用いて生成される(つまり電磁場及び誘電率(ε)の成分)。その微分方程式系は、対角化手法を用いて解かれる。対角化手法は、関連する微分方程式系の固有行列を固有値及び固有ベクトルに分解する(つまり固有分解)手順を含む。最終的に、仮説プロファイルの各セクションについての解は、たとえば散乱行列法のような再帰結合法を用いて結合される。散乱行列法についての説明については、非特許文献2を参照のこと。RCWAについてのより詳細な説明については特許文献3を参照のこと。
5.機械学習システム
シミュレーションによる回折信号は、たとえば逆誤差伝播法、動径基底関数法、サポートベクタ、カーネル回帰分析等の機械学習アルゴリズムを用いる機械学習システム(MLS)を用いて生成されて良い。機械学習システム及びアルゴリズムのより詳細な説明については、非特許文献3及び特許文献4を参照のこと。
一の典型的実施例では、ライブラリベースの処理に用いられる、たとえばライブラリ116(図1A)のような、回折信号のライブラリ中にあるシミュレーションによる回折信号は、MLSを用いて生成される。たとえば1組の仮説プロファイルは、MLSへの入力として供されることで、MLSからの出力としての1組のシミュレーションによる回折信号を生成する。仮説プロファイルの組及びシミュレーションによる回折信号の組はライブラリ中に保存される。
別な典型的実施例では、回帰分析ベースの処理に用いられるシミュレーションによる回折信号は、たとえばMLS118(図1A)のようなMLSを用いて生成される。たとえば初期仮説プロファイルが、MLSへの入力として供されることで、MLSからの出力としての初期のシミュレーションによる回折信号を生成して良い。その初期のシミュレーションによる回折信号が計測された回折信号と一致しない場合、別な仮説プロファイルが、MLSへの別な入力として供されることで、別なシミュレーションによる回折信号を生成する。
図1Aはライブラリ116とMLS118の両方を有する処理モジュール114を図示している。しかしその処理モジュール114は両方ではなくライブラリ116又はMLS118のいずれかを有していても良いことに留意して欲しい。たとえば処理モジュール114がライブラリベースの処理のみを用いる場合には、MLS118は省略されて良い。あるいはその代わりに、処理モジュール114が回帰分析ベースの処理のみを用いる場合には、ライブラリ116が省略されて良い。しかし回帰分析ベースの処理は、たとえばライブラリ116のようなライブラリ中での回帰処理中に生成される仮説プロファイル及びシミュレーションによる回折信号を有して良いことに留意して欲しい。
本明細書では“1次元構造”という語は、1次元にのみ変化するプロファイルを有する構造を指す。たとえば図1Bは、1次元(つまりx方向)に変化するプロファイルを有する周期回折格子を図示している。図1Bに図示されている周期回折格子のz方向でのプロファイルは、x方向の関数として変化する。しかし図1Bに図示された周期回折格子のプロファイルは、y方向では実質的に均一又は連続的であると推定される。
本明細書では“2次元構造”という語は、少なくとも2次元的に変化するプロファイルを有する構造を指す。たとえば図1Cは、2次元(つまりx方向及びy方向)に変化するプロファイルを有する周期回折格子を図示している。図1Cに図示されている周期回折格子のプロファイルは、y方向で変化する。
以降での図3A、図3B及び図3Cについての議論は、プロファイルのモデル化を行うための2次元繰り返し構造の評価について説明する。図3Aは、2次元繰り返し構造のユニットセルの典型的な直交グリッドの上面を図示している。仮説グリッド線は、繰り返し構造の上面で重なる。ここでグリッド線は周期方向に沿って引かれている。仮説グリッド線はユニットセルと呼ばれる領域を形成する。ユニットセルは、直交するように配置されて良いし、又は直交しないように配置されても良い。2次元繰り返し構造は、ユニットセル内部に特徴部位を有して良い。特徴部位とはたとえば、繰り返し柱、コンタクトホール、ビア、又は1対以上の形状を組み合わせたものである。さらにその特徴部位は、様々な形状を有して良く、かつ凹面若しくは凸面部位、又は凹面及び凸面部位との結合であって良い。図3Aを参照すると、繰り返し構造300は、直交するように備えられている穴を有するユニットセルを有する。ユニットセル302は、全ての特徴部位及び部品をその内部に有し、基本的にはユニットセル302のほぼ中心に穴304を有する。
図3Bは2次元繰り返し構造の上面を図示している。ユニットセル310は凹面の楕円穴を有する。図3Bは、楕円穴を有する部位320を有するユニットセル310を示す。その楕円穴の大きさは、その底部へ進むに従って徐々に小さくなる。その構造を評価するのに用いられるプロファイルパラメータは、X方向のピッチ312及びY方向のピッチ314を有する。それに加えて、部位320の上部を表す楕円の主軸316、及び部位320の底部を表す楕円316の主軸318は、部位320の評価に用いられて良い。さらに部位上部と部位底部との間にある中間部の主軸及び上部楕円、中間部楕円又は底部楕円の短軸(図示されていない)が用いられても良い。
図3Cは、2次元繰り返し構造の上面を評価する典型的な方法である。ユニットセル330内の繰り返し構造の部位332であって、上から見てピーナッツ形状を有する島である。一のモデル化方法は、部位332を、変数又は楕円及び多角形の組み合わせを有すると近似する手順を有する。さらに部位322の上面から見た形状の変化を解析した後に、2つの楕円である楕円1、楕円2、及び2つの多角形である多角形1、多角形2が十分に部位332を評価するということが分かったと仮定する。よって、2つの楕円及び2つの多角形を評価するのに必要なパラメータは:楕円1についてT1及びT2;多角形1についてT3、T4及びθ;多角形2についてT4、T5及びθ;楕円2についてT6及びT7;の9個である。他多くの形状の組み合わせが、ユニットセル330内の部位332の上面を評価するのに用いられて良い。2次元繰り返し構造のモデル化についての詳細な説明については、特許文献4を参照のこと。
6.連続測定
構造の光計測に係る典型的な一連の手順は、ウエハを搬入する手順、測定ヘッド又はウエハを移動させることによって光計測装置を測定位置に設定する手順、照射ビームを測定用構造に合わせる手順、測定を実行する手順、及びウエハを搬出する手順を有する。図4A、図4B及び図4Cは、反射率測定を用いて回折信号の連続測定を行うための測定用構造の上面図である。図4A、図4B及び図4Cに図示された測定用構造の配置は、測定用構造を連続して測定することを容易にする。それにより、連続測定を行うためのウエハの搬入及び搬出手順を省略できる。
図4Aを参照すると、測定用構造500は、垂直ライン・アンド・スペース繰り返し構造504及び水平ライン・アンド・スペース繰り返し構造508を有する。繰り返し構造508は繰り返し構造504とその境界で接するように形成される。繰り返し構造508は、構造504と同一の特徴部位を有するように形成されるが、構造504に対して約90°回転している。測定用構造504と測定用構造508とは、化学機械平坦化(CMP)層中の構造のように、多層構造中の各異なる層内に存在して良い。
本発明の典型的実施例では、偏光反射率計は、測定用構造504及び測定用構造508の回折信号を測定するのに用いられる。第1回折信号は、偏光反射率計を用いて測定用構造504を測定することによって、測定されて良い。第2回折信号は、偏光反射率計を用いて測定用構造508を測定することによって、測定されて良い。繰り返し構造504及び繰り返し構造508の測定には、典型的には入射角(AOI)が0°つまり垂直AOIの反射率計が用いられて良い。しかし照射ビームが垂直に入射しない反射率計が用いられても良いことに留意して欲しい。
第1測定回折信号と第2測定回折信号は連続的に測定される。よって本発明の典型的実施例では、第2測定回折信号は、第1測定回折信号の測定後に半導体を搬出及び再搬入することなく測定される。また第2測定回折信号は、第1測定回折信号の測定後に他の構造に係る他の回折信号を測定することなく測定される。
第1測定回折信号は、第1構造のプロファイルモデルを用いて生成された第1シミュレーション回折信号と比較される。上述のように、プロファイルモデルは、第1構造の幾何学形状を特徴付けるプロファイルパラメータを有する。
第1構造の1以上の特徴部位は、第1測定回折信号と第1シミュレーション回折信号との比較に基づいて決定される。具体的には上述したように、ライブラリに基づく又は回帰分析に基づくプロセスが用いられることで、第1測定回折信号と第1シミュレーション回折信号との比較に基づいて、第1構造の1以上の特徴部位が決定されて良い。
本発明の典型的実施例では、第2測定回折信号は、変換回折信号に変換される。その変換回折信号は、以下のように第2測定回折信号の負数として計算されて良い。
=−(S) 1.01
は第2測定回折信号である。Sは変換回折信号である。
変換回折信号は、第1シミュレーション回折信号、又はその第1シミュレーション回折信号と同一のプロファイルモデルを用いて生成された第2シミュレーション回折信号と比較される。具体的には、変換回折信号と第1シミュレーション回折信号とが一致基準範囲内で一致しない場合、その変換回折信号は、第2シミュレーション回折信号と比較されて良い。
第2構造の1以上の特徴部位は、変換回折信号と第1又は第2シミュレーション回折信号との比較に基づいて決定される。具体的には上述したように、ライブラリに基づく又は回帰分析に基づくプロセスが用いられることで、変換回折信号と第1又は第2シミュレーション回折信号との比較に基づいて、第2構造の1以上の特徴部位が決定されて良い。
ライブラリに基づくプロセスが用いられることで、第1及び第2構造の1以上の特徴部位が決定されるとき、第1及び第2シミュレーション回折信号が、シミュレーション回折信号のライブラリから得られる。本発明の典型的実施例では、第2測定回折信号を変換回折信号に変換することによって、シミュレーション回折信号の一のライブラリは、第1測定回折信号と変換回折信号との比較に用いることが可能になる。よってシミュレーション回折信号のライブラリ中のシミュレーション回折信号は、第1及び第2構造について同一のプロファイルモデルを用いることによって生成された。上述したように、ライブラリ中にシミュレーション回折信号を生成するには、プロファイルモデルに係るプロファイルパラメータが変化することで、1組の仮説プロファイルが生成される。シミュレーション回折信号は、1組の仮説プロファイルを用いて生成される。
回帰分析に基づくプロセスが用いられることで、第1及び第2構造の1以上の特徴部位が決定されるとき、第1及び第2シミュレーション回折信号が、回帰分析処理中に、同一プロファイルモデルを用いることによって生成される。具体的には、第1仮説プロファイルは、プロファイルモデルのプロファイルパラメータに係る第1設定を用いて生成される。第1シミュレーション回折信号は、第1仮説プロファイルを用いて生成される。第2構造の1以上の特徴部位を決定する際、変換回折信号と第1シミュレーション回折信号とが一致基準範囲内で一致しない場合、第2仮説プロファイルが、プロファイルモデルのプロファイルパラメータに係る第2設定を用いて生成される。プロファイルパラメータに係る第2設定は第1設定とは異なる。第2シミュレーション回折信号は、第2仮説プロファイルを用いて生成される。続いて変換回折信号は、第2シミュレーション回折信号と比較される。
図4Bを参照すると、測定用構造520は、2の繰り返し構造を有する。ここでは、繰り返し構造を有する1のユニットセル514及び524をそれぞれ図示されている。ユニットセル514は、楕円形の島518の上に存在する楕円形の円柱516の上面を図示している。楕円形の島518の主軸は、円柱516の主軸よりも長い。楕円形の島518の主軸は、垂直位置から約45°をなす。ユニットセル524はユニットセル514と同一である。ただしユニットセル524は、ユニットセル514と比較して時計回りに90°回転している。上述のように、偏光反射率計は、測定用構造520の繰り返し構造を測定するのに用いられる。測定用構造520の1以上の特徴部位は上述したように決定される。
図4Cは、2対の測定用構造540を図示している。測定用構造542は、図4Aの測定用構造504、つまり垂直ライン・アンド・スペースの繰り返し構造、と同一である。測定用構造544は、図4Aの測定用構造508(つまり水平ライン・アンド・スペースの繰り返し構造)と同一である。測定用構造546は、直交するユニットセル内でのコンタクトホールの繰り返し構造である。コンタクトホールは、直交するユニットセルの実質的中心に位置する楕円形状で、その主軸は水平位置である。測定用構造548もまた、直交するユニットセル内でのコンタクトホールの繰り返し構造である。コンタクトホールは、直交するユニットセルの実質的中心に位置する楕円形状で、その主軸は垂直位置である。これらの測定用構造は、如何なる順序で連続測定されても良い。作製される1対以上の如何なる測定用構造も連続測定されて良いことに留意すべきである。
上述したように、ウエハ中の連続する領域内で作製された2対以上の測定用構造は、時計回り又は反時計回りのような順序で連続的に測定されて良い。しかし、測定位置に対して光計測装置を位置合わせするための測定ヘッド又はウエハの移動を最小にする如何なるアルゴリズムが用いられても良いことに留意すべきである。
図5は、統合された光計測プロセスの典型的フローチャートである。この光計測プロセスでは、連続測定用に作製された測定用構造の1以上の特徴部位が決定され、かつ連続測定用に作製された測定用構造の1以上の決定された特徴部位を用いるプロファイルモデルが用いられる。手順800では、用いられる光計測装置の種類に基づいて、プロファイルモデルの数が決定される。具体的には上述したように、偏光反射率計が用いられるときには、構造504と構造506の両方を検査するのに1のプロファイルモデルが用いられる。
本発明の典型的実施例においては、手順805では、手順800で決定されたプロファイルモデルが最適化される。用途によっては、手順805は省略されて良い。よって、以下の手順は、最適化されていないプロファイルモデルを用いて実行されて良い。1次元繰り返し構造のモデル化についての詳細な説明については、特許文献5及び特許文献6を参照のこと。
手順810では、計測データの記憶が、用途によって望ましいと判断された場合、各プロファイルモデルについて計測データが記憶される。典型的には計測データの記憶は、構造の測定が、たとえばコーター・ディベロッパ装置(track)又はエッチャーのような、ウエハ製造クラスタユニット中の統合された計測装置を用いて行われる場合に望ましい。計測データの記憶は典型的に、測定用構造の1以上の特徴部位の決定がリアルタイムの場合、又は上述の回帰分析法を利用して実行される場合では、望ましくない。計測データの記憶が用途によって望ましくない場合、プロセスは手順880に進む。さもなければ、手順820において、各プロファイルモデルについて、1以上の計測データ記憶がなされる。
典型的には、計測データの記憶は、表、ライブラリ又は訓練された機械学習システム(MLS)をも有する。表又はライブラリは、シミュレーション回折信号及びそれに関連するプロファイルパラメータの対を有する。ライブラリに基づくプロセスについてのさらに詳細な説明は、特許文献7を参照のこと。訓練されたMLSは、入力測定回折信号に基づいてプロファイル又は1組のプロファイルパラメータを生成するために作成されて良い。訓練されたMLSの作成及び利用についてのさらなる詳細については、特許文献8を参照のこと。
本発明の典型的実施例においては、手順800から手順820とは独立して、手順860で、1対以上の測定用構造が連続測定用に作製される。連続測定の典型的な用途は、化学機械平坦化(CMP)での非点収差誤差を決定するための構造の測定を含む。複数の繰り返し構造は、第1層内の構造が、他の層内の第2構造に対して90°回転するように、それぞれ異なる層内に存在して良い。非点収差誤差とは、照射ビームに対して第1配置をとる繰り返し構造を有する特徴部位の値と照射ビームに対して第2配置をとる繰り返し構造を有する同一の特徴部位の値との差異である。たとえば、水平位置にラインを有するライン・アンド・スペース繰り返し構造の限界寸法(CD)と、垂直位置にラインを有するライン・アンド・スペース繰り返し構造のCDは、最初の設計を90°回転させれば同一設計である。
さらに図5を参照すると、手順865では、第1対の測定用構造の第1測定用構造での回折信号が得られる。たとえば図4Cに図示されているような2対の測定用構造が存在する場合、測定用構造542、測定用構造544、測定用構造546、又は測定用構造548のうちの一が第1測定用構造として指定され、最初に測定されて良い。手順870では、他の測定用構造での回折信号が得られる。図4Cに図示された測定用構造についての上述の例を用いると、測定用構造542が最初に測定された場合、他の構造である544,546及び548は連続測定される。
本発明の典型的実施例において、図5を参照すると、手順875では、得られた回折信号の基本処理が実行される。上述したように、偏光反射率計が用いられるとき、測定回折信号の一は、変換回折信号に変換される。具体的には、一の測定回折信号に係る変換回折信号は、他の測定回折信号の負数として計算される。
基本処理はまた、回帰分析法で用いられる波長又は計測データの記憶に用いられる波長で回折信号を選択する手順を有する。たとえばプロファイルパラメータとシミュレーション回折信号との対のライブラリが、選択された波長のみを用いて生成されて良い。その選択された波長は、用途に係る過去の知見又はプロファイルモデルの事前試験に基づく。さらに訓練されたMLSはまた、選択された波長に基づいて得られたデータに関してのみ訓練されて良い。得られた回折信号の別な処理は、測定信号のノイズ、測定信号の精度、及び測定信号の感度の関数である重み付け関数に基づく信号フィルタリングを有する。臣付関数の適用によって測定回折信号を改善させる方法についてのさらなる詳細は、特許文献9を参照のこと。
手順880では、測定用構造の1以上の特徴部位が、計測データの記憶又は回帰分析によって決定される。計測データの記憶が用いられるとき、手順875から得られた処理された回折信号に対するシミュレーション回折信号の最善の一致が決定され、かつ関連するプロファイル又はプロファイルパラメータの組が、表又はライブラリから選択される。訓練されたMLSが用いられるとき、処理された回折信号が訓練されたMLSに入力されることで、プロファイル又は1組のプロファイルパラメータが生成される。上述したように、表、ライブラリ、又は訓練されたMLSから得られたプロファイルは、計測対象である構造のプロファイルと同一であると推定される。回帰分析法が用いられるとき、測定用構造での被処理測定回折信号は、仮説プロファイルを用いて生成されたシミュレーション回折信号と比較される。処理は、回折信号が、事前設定された基準すなわち一致基準の範囲内で一致しない限り繰り返される。回帰分析に基づく処理についてのより詳細な説明は、特許文献10を参照のこと。
測定用構造の決定された特徴部位についてのデータは、現在、過去、又は将来の製造プロセス装置へ送られる。たとえばエッチング製造クラスタで決定された測定用構造の限界寸法は、現在のエッチング製造クラスタの制御装置、たとえばフォトリソグラフィクラスタのような過去の製造装置、又はたとえば成膜クラスタのような将来の製造装置へ送られる。手順890では、現在、過去又は将来の製造クラスタについての少なくとも1のプロセス変数が、測定用構造の決定された特徴部位に基づく送られたデータに基づいて調節される。
図6は、ウエハ構造を決定し、かつ先端プロセス制御用特徴部位を用いる計測プロセスと組み合わせられた製造クラスタシステムの典型的な概略図である。第1製造システム940は、モデル最適化装置942、リアルタイムプロファイル推定装置944、回折信号処理装置946、製造クラスタ948、及び計測クラスタ950を有する。第1製造システム940は計測プロセッサ1010と結合する。計測プロセッサ1010は、計測データ源1000、計測データ記憶装置1040、及び製造ホストプロセッサ1020と結合する。モデル最適化装置942は、リアルタイムプロファイル推定装置944は、回帰分析を用いて測定回折信号についての最善の一致を示すプロファイルを決定する論理回路を有する。回折信号処理装置946は、測定用構造に付随する計測データ記憶装置1040を利用することで、測定回折信号についての最善の一致を示すプロファイルを決定する。製造クラスタ948は、コーター・ディベロッパー装置、エッチャー、成膜プロセス装置であって良い。計測クラスタ950は、たとえば偏光反射率計、分光エリプソメータ等の計測装置の組を有する。第2製造システム970は、モデル最適化装置972、リアルタイムプロファイル推定装置974、回折信号処理装置976、製造クラスタ978、及び計測クラスタ980を有する。これらの装置は、第1製造システム940における等価な装置と同一の機能を有する。第1製造システム940及び第2製造システム970は、計測プロセッサ1010と結合する。
図6を参照すると、計測プロセッサ1010は、一体化していないすなわち離れた場所に設けられている計測データ源1000から計測データ864を受け取る。一体化していない計測データ源1000は、たとえばリフレクトメータ、エリプソメータ、SEM等の製造位置に存在する一体化していない計測装置のクラスタであって良い。離れた計測データ源1000は、成膜用の計測データを供するリモートデータサーバー又はリモートプロセッサ、又はウエブサイトを有して良い。第1製造システム940から計測プロセッサ1010へのデータは、最適化された計測モデルのプロファイルパラメータ範囲及び記憶されたデータを有することで、構造の特徴部位を決定して良い。データ記憶装置1040は、シミュレーションによる回折信号と、それに対応するプロファイルパラメータの組との対のライブラリを有して良い。そのライブラリは、入力用の計測された回折信号のプロファイルパラメータの組を生成して良い。データ記憶装置1040から計測プロセッサ1010へのデータ870は、プロファイルパラメータ及び/又はシミュレーションによる回折信号の組を有する。計測プロセッサ1010から第1計測システム940へのデータ860は、ライブラリ又は訓練されたMLS記憶装置内で探索されるデータ空間の一部を特定するため、プロファイルパラメータ、材料の屈折率に関するパラメータ、及び計測装置に関するパラメータの値を計測データ記憶装置1040内に有する。第2製造システム970へ伝送され、及びそこから計測プロセッサ1010へ伝送されるデータ862は、第1製造システム940へ伝送され、及びそこから伝送されるデータ860と同一である。
さらに図6を参照すると、計測プロセッサ1010へ伝送され、及びそこから製造ホストプロセッサ1020へ伝送されるデータ866は、成膜レシピに関連するデータ、並びに第1製造システム940及び第2製造システム970で、計測クラスタ950及び980によって計測されるプロセスデータを有して良い。図6の計測データ記憶装置1040は計測データを保存するもので、その計測データは第1製造システム940及び/又は第2製造システム970にとって利用可能である。上述したように、第1製造システム940及び/又は第2製造システム970は、フォトリソグラフィ、エッチング、熱処理システム、メタライゼーション、注入、化学気相成長、化学機械研磨又は他の製造ユニットのうちの1以上を有して良い。
第1製造システム940内のリアルタイムプロファイル推定装置946又は回折信号処理装置946によって決定される測定用構造についてのデータは、製造ホスト処理装置1020へ送られて良い。そのデータは、第1製造システム940の製造クラスタ948のプロセス変数、又は、第2製造システム970の製造クラスタ978のプロセス変数を調節する製造ホスト処理装置によって用いられて良い。たとえば製造クラスタ948がフォトリソグラフィユニットで、かつ製造クラスタ978がエッチングユニットである場合、データは、計測クラスタ950によって測定される測定用構造の上部限界寸法であって良い。上部限界寸法の値は、フォトリソグラフィユニットの焦点又は露光を調節する製造ホスト処理装置1020によって用いられて良い。さらに上部限界寸法の値は、たとえばエッチャントの流速のようなエッチング変数を調節する製造ホストプロセッサ1020によって用いられて良い。同様に、計測クラスタ980によって測定され、かつリアルタイムプロファイル推定装置974又は回折信号処理装置976によって決定される測定用構造のプロファイルパラメータ値は、製造ホスト処理装置1020へ送られて良い。プロファイルパラメータ値は、第1製造システム940の製造クラスタ948のプロセス変数、又は第2製造システム970の製造クラスタ978のプロセス変数を調節する製造ホスト処理装置によって用いられて良い。第2製造システムは、ウエハ製造プロセスに含まれる如何なる製造クラスタを有しても良いことに留意して欲しい。
特に、本明細書で説明されている本発明の機能の実施は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、及び/又は他の利用可能な機能性部品若しくは基本構成要素でも同様に実施可能であると考えられる。たとえば計測データの記憶は、コンピュータのメモリ、又は実際のコンピュータの記憶装置若しくは媒体であって良い。上述の教示では、他の変化型及び実施例も可能である。よって本発明の技術的範囲は本明細書によっては限定されず、「特許請求の範囲」に記載の請求項によって限定される。
典型的実施例を示す図である。この実施例では、光計測は、半導体ウエハ上の構造のプロファイルを決定するのに利用されて良い。 典型的な1次元繰り返し構造を図示している。 典型的な2次元繰り返し構造を図示している。 様々な典型的プロファイルモデルを図示している。 2次元繰り返し構造のユニットセルに係る典型的な直交グリッドを図示している。 2次元繰り返し構造の上面図を示している。 2次元繰り返し構造の上面図を評価する典型的な方法である。 反射率測定を用いた、回折信号を連続測定するための測定用構造の典型的上面図である。 プロファイルモデルを用いる統合された光計測プロセスの典型的フローチャートである。 計測処理装置を有する1対以上の製造システムを接続する典型的設計図である。
符号の説明
100 光計測システム
102 周期回折格子
104 ウエハ
106 計測ビーム源
108 入射ビーム
110 回折ビーム
112 計測ビーム受光器
114 処理モジュール
116 ライブラリ
118 MLS
200 プロファイルモデル
300 繰り返し構造
302 ユニットセル
304 穴
310 ユニットセル
312 X方向のピッチ
314 Y方向のピッチ
316 楕円
318 楕円
320 部位
330 ユニットセル
332 部位
500 測定用構造
504 垂直ライン・アンド・スペースの繰り返し構造
508 水平ライン・アンド・スペースの繰り返し構造
514 ユニットセル
516 楕円形の円柱
518 楕円形の島
524 ユニットセル
526 楕円形の円柱
528 楕円形の島
540 測定用構造
542 垂直ライン・アンド・スペースの繰り返し構造
544 水平ライン・アンド・スペースの繰り返し構造
546 測定用構造
548 測定用構造

Claims (26)

  1. 連続測定を用いた半導体ウエハ上に形成された構造の検査方法であって:
    半導体ウエハ上に第1構造を形成する手順;
    前記第1構造と接するように第2構造を形成する手順;
    偏光反射率計を用いることによって前記第1構造の第1測定回折信号を測定する手順;
    偏光反射率計を用いることによって前記第2構造の第2測定回折信号を測定する手順であって、前記第1測定回折信号と前記第2測定回折信号は連続的に測定される手順;
    前記第1測定回折信号と、前記第1構造の幾何学形状を特徴付けるプロファイルパラメータを有する前記第1構造のプロファイルモデルを用いて生成された第1シミュレーション回折信号とを比較する手順;
    前記第1測定回折信号と前記第1シミュレーション回折信号との比較に基づいて前記第1構造の1以上の特徴部位を決定する手順;
    前記第2測定回折信号を変換回折信号に変換する手順;
    前記変換回折信号と、前記第1シミュレーション回折信号、又は前記第1シミュレーション回折信号と同一のプロファイルモデルを用いて生成された第2シミュレーション回折信号と比較する手順;及び
    前記変換回折信号と第2シミュレーション回折信号との比較に基づいて、前記第2構造の1以上の特徴部位を決定する手順;
    を有する方法。
  2. 前記第2測定回折信号を変換する手順が、前記第2測定回折信号の負数を計算する手順を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2構造が、約90°回転した前記第1構造と同一の特徴部位を有するように形成される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1構造及び前記第2構造が、繰り返しのライン・アンド・スペース構造で、
    前記第1構造の前記ラインは、前記第2構造の前記ラインに対して約90°配向する、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1構造及び前記第2構造が、2次元で変化するプロファイルを有し、かつユニットセルを用いることによって特徴付けられ、
    前記の第1構造のユニットセルは、前記の第2構造のユニットセルに対して約90°で配向する、
    請求項3に記載の方法。
  6. 前記第2測定回折信号が、前記第1測定回折信号の測定後に前記半導体ウエハを搬出及び再搬入することなく測定される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2測定回折信号が、前記第1測定回折信号の測定後に他の構造の他の回折信号を測定することなく測定される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1測定回折信号と前記第1シミュレーション回折信号とを比較する前に、シミュレーション回折信号のライブラリから前記第1シミュレーション回折信号を得る手順;及び、
    前記回折信号と前記第2シミュレーション回折信号とを比較する前に、シミュレーション回折信号の前記ライブラリから前記第2シミュレーション回折信号を得る手順;
    をさらに有する方法であって、
    シミュレーション回折信号の前記ライブラリ中の前記第1シミュレーション回折信号及び前記第2シミュレーション回折信号は、前記第1構造及び前記第2構造についての1のプロファイルモデルを用いることによって生成される、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1構造及び前記第2構造についての前記1のプロファイルモデルに係るプロファイルパラメータが変化することによって、1組の仮説プロファイルが生成され、かつ
    シミュレーション回折信号の前記ライブラリ中の前記第1シミュレーション回折信号及び前記第2シミュレーション回折信号は、前記1組の仮説プロファイルを用いることによって生成される、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記変換回折信号を比較する手順が:
    前記変換回折信号と前記第1シミュレーション回折信号とを比較する手順;
    を有し、
    前記変換回折信号と前記第1シミュレーション回折信号とが一致基準の範囲内で一致しない場合には:
    前記プロファイルモデルに係る1以上のプロファイルパラメータを調節することによって仮説プロファイルを生成する手順;及び
    前記仮説プロファイルを用いることによって前記第2シミュレーション回折信号を生成する手順;
    を有する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記の特徴部位を決定する手順によって決定された前記の第1又は第2構造の1以上の特徴部位についてのデータを計測処理装置へ送る手順をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記の送られたデータが、製造装置の少なくとも1のプロセス変数を調節するのに用いられる、請求項11に記載の方法。
  13. 連続測定を用いた半導体ウエハ上に形成された構造の検査方法であって:
    偏光反射率計を用いて測定することによって、前記半導体ウエハ上に形成された第1構造の第1測定回折信号を得る手順;及び、
    偏光反射率計を用いて測定することによって、前記第1構造と接するように形成された第2構造の第2測定回折信号を得る手順;
    前記第1測定回折信号と、前記第1構造の幾何学形状を特徴付けるプロファイルパラメータを有するプロファイルモデルを用いて生成された第1シミュレーション回折信号とを比較する手順;
    前記第1測定回折信号と前記第1シミュレーション回折信号との比較に基づいて前記第1構造の1以上の特徴部位を決定する手順;
    前記第2測定回折信号を変換回折信号に変換する手順;
    前記変換回折信号と、前記第1シミュレーション回折信号、又は前記第1シミュレーション回折信号と同一のプロファイルモデルを用いて生成された第2シミュレーション回折信号と比較する手順;及び
    前記変換回折信号と第2シミュレーション回折信号との比較に基づいて前記第2構造の1以上の特徴部位を決定する手順;
    を有する方法であって、
    前記第1測定回折信号と前記第2測定回折信号が連続測定される、
    方法。
  14. 前記第2測定回折信号を変換する手順が、前記第2測定回折信号の負数を計算する手順を有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1測定回折信号と前記第1シミュレーション回折信号とを比較する前に、シミュレーション回折信号のライブラリから前記第1シミュレーション回折信号を得る手順;及び、
    前記回折信号と前記第2シミュレーション回折信号とを比較する前に、シミュレーション回折信号の前記ライブラリから前記第2シミュレーション回折信号を得る手順;
    をさらに有する方法であって、
    シミュレーション回折信号の前記ライブラリ中の前記第1シミュレーション回折信号及び前記第2シミュレーション回折信号は、前記第1構造及び前記第2構造についての1のプロファイルモデルを用いることによって生成される、
    請求項13に記載の方法。
  16. 前記第1構造及び前記第2構造についての前記1のプロファイルモデルに係るプロファイルパラメータが変化することによって、1組の仮説プロファイルが生成され、かつ
    シミュレーション回折信号の前記ライブラリ中の前記第1シミュレーション回折信号及び前記第2シミュレーション回折信号は、前記1組の仮説プロファイルを用いることによって生成される、
    請求項8に記載の方法。
  17. 前記変換回折信号を比較する手順が:
    前記変換回折信号と前記第1シミュレーション回折信号とを比較する手順;
    を有し、
    前記変換回折信号と前記第1シミュレーション回折信号とが一致基準の範囲内で一致しない場合には:
    前記プロファイルモデルに係る1以上のプロファイルパラメータを調節することによって仮説プロファイルを生成する手順;及び
    前記仮説プロファイルを用いることによって前記第2シミュレーション回折信号を生成する手順;
    を有する、請求項13に記載の方法。
  18. 前記の特徴部位を決定する手順によって決定された前記の第1又は第2構造の1以上の特徴部位についてのデータを計測処理装置へ送る手順をさらに有する、請求項13に記載の方法。
  19. 前記の送られたデータが、製造装置の少なくとも1のプロセス変数を変更するのに用いられる、請求項18に記載の方法。
  20. 連続測定を用いた半導体ウエハ上に形成された構造を検査するためのコンピュータによる実行が可能な命令を有するコンピュータによる読み取りが可能な記憶媒体であって:
    偏光反射率計を用いて測定することによって、前記半導体ウエハ上に形成された第1構造の第1測定回折信号を得る命令;及び、
    偏光反射率計を用いて測定することによって、前記第1構造と接するように形成された第2構造の第2測定回折信号を得る命令;
    前記第1測定回折信号と、前記第1構造の幾何学形状を特徴付けるプロファイルパラメータを有するプロファイルモデルを用いて生成された第1シミュレーション回折信号とを比較する命令;
    前記第1測定回折信号と前記第1シミュレーション回折信号との比較に基づいて前記第1構造の1以上の特徴部位を決定する命令;
    前記第2測定回折信号を変換回折信号に変換する命令;
    前記変換回折信号と、前記第1シミュレーション回折信号、又は前記第1シミュレーション回折信号と同一のプロファイルモデルを用いて生成された第2シミュレーション回折信号と比較する命令;及び
    前記変換回折信号と第2シミュレーション回折信号との比較に基づいて前記第2構造の1以上の特徴部位を決定する命令;
    を有する方法であって、
    前記第1測定回折信号と前記第2測定回折信号が連続測定される、
    コンピュータによる読み取りが可能な記憶媒体。
  21. 前記第2測定回折信号を変換する命令が、前記第2測定回折信号の負数を計算する命令を有する、請求項20に記載のコンピュータによる読み取りが可能な記憶媒体。
  22. 連続測定を用いた半導体ウエハ上に形成された構造を検査するシステムであって:
    偏光反射率計;
    計測処理装置;
    を有し、
    前記偏光反射率計は、
    前記第1構造の第1測定回折信号を測定し、
    前記第2構造の第2測定回折信号を測定し、前記第1測定回折信号と前記第2測定回折信号とは連続的に測定される、
    ように備えられ、
    前記計測処理装置は、
    前記第1測定回折信号を得て、
    前記第1測定回折信号と、前記第1構造の幾何学形状を特徴付けるプロファイルパラメータを有するプロファイルモデルを用いて生成された第1シミュレーション回折信号とを比較し、
    前記第1測定回折信号と前記第1シミュレーション回折信号との比較に基づいて前記第1構造の1以上の特徴部位を決定し、
    前記第1構造と接するように形成された第2構造の第2測定回折信号を得て、
    前記第2測定回折信号を変換回折信号に変換し、
    前記変換回折信号と、前記第1シミュレーション回折信号、又は前記第1シミュレーション回折信号と同一のプロファイルモデルを用いて生成された第2シミュレーション回折信号と比較し、かつ
    前記変換回折信号と第2シミュレーション回折信号との比較に基づいて前記第2構造の1以上の特徴部位を決定する、
    ように備えられている、
    システム。
  23. 前記半導体ウエハ上に前記第1構造及び前記第2構造を形成するように備えられている製造クラスタをさらに有する、請求項22に記載のシステム。
  24. 前記計測処理装置がさらに、前記システムによって決定された前記の第1又は第2構造の1以上の特徴部位についてのデータを、現在、過去、又は将来の製造プロセス装置へ送る、ように備えられている、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記の送られたデータが、前記現在、過去、又は将来の製造プロセス装置のプロセス変数を変更するのに用いられる、請求項24に記載のシステム。
  26. 前記第2測定回折信号を変換する手順が、前記第2測定回折信号の負数を計算する命令を有する、請求項22に記載のシステム。
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