JP5142235B2 - ファイルのダウンロード方法 - Google Patents

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本発明は、コンテンツ利用システムに関する。さらに詳しくは、コンテンツを利用するための情報であって、複数の領域に対応付けられている部分情報を送信し、その送信された部分情報を基にコンテンツを利用するシステムに関する。
特定の地域でのみ特定の情報をダウンロードすることが可能なシステムの開発が各種行われている。例えば、特許文献1においては、特定の地域のエリアサーバを介したデータの受け渡し方法に関する発明が開示されている。特許文献1の発明は、携帯端末装置が所定のエリアサーバに対してアップロードしたデータを、他の携帯端末装置がそのサービスエリアに入った場合に、当該アップロードされたデータをダウンロードすることができるというものである。
また、特許文献2においては、携帯電話の位置情報を判断してサーバがスタンプを発行するというスタンプラリーの実施方法についての発明が開示されている。
特開2004−147276号公報 特開2004−139193号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、ある特定の地域において特定のデータのダウンロードを可能にする、という発明であり、他の地域でダウンロードするデータとの連続性がなかった。このため、他の地域で入手するデータに基づいてコンテンツを利用することができなかった。また、特許文献2に記載の発明は、スタンプラリーを電子的に実施可能にした発明であり、受信するデータそのものは、あくまでもその地域に到達したことを証明する情報に過ぎない。このため、例えばスタンプラリーの途中で、受信したデータを基にコンテンツを利用することができず、利用者にとっては娯楽性に乏しい利用方法であった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、利用者に対しては娯楽性の向上を実現させ、また、コンテンツ提供者にとっては利用者を特定の地域へと誘導することを実現させたコンテンツ利用システムを提供することを目的とする。
そこで、本発明においては、かかる課題を解決するために、部分コンテンツ配信装置と、携帯端末装置と、からなるコンテンツ利用システムを提供する。部分コンテンツ配信装置は、複数の領域にそれぞれ対応付けられた複数の部分情報を保持する部分情報保持部と、携帯端末装置が前記領域のいずれか一の領域に入った場合に保持されている部分情報のうちその領域に対応付けられている部分情報をその携帯端末装置に対して送信する部分情報送信部と、を有する。携帯端末装置は、送信される部分情報を受信する部分情報受信部と、受信した部分情報を用いて一のコンテンツ及び/又は一のコンテンツの部分である部分コンテンツを利用するためのコンテンツ利用部と、を有する。
携帯端末装置のコンテンツ利用部は、部分情報受信部にて受信した部分情報単位で部分コンテンツを利用するための部分コンテンツ利用手段を有してもよい。また、部分コンテンツ配信装置の部分情報送信部は、部分情報として、携帯端末装置にて一のコンテンツ又は部分コンテンツを利用するためのキー情報である部分キー情報を送信する部分キー情報送信手段を有し、携帯端末装置のコンテンツ利用部は、部分情報として受信した前記部分キー情報によって前記一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツを利用するキー解除コンテンツ利用手段を有してもよい。また、携帯端末装置のコンテンツ利用部は、受信した部分情報を結合して部分コンテンツ及び/又は一のコンテンツの全部を利用するための部分情報結合手段を有してもよい。また、携帯端末装置のコンテンツ利用部は、部分情報受信部が部分情報を受信した履歴情報を保持する受信履歴保持手段と、履歴情報が所定条件を満たしているか判断する判断手段と、判断結果が所定条件を満たしているとの判断結果である場合に限って一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツの利用を許可する利用許可手段と、を有してもよい。また、携帯端末装置は、保持されている履歴情報に基づいて部分情報受信部で受信すべき部分情報の属性を定めた情報である許容部分情報データを保持する許容部分情報データ保持部と、許容部分情報データ保持部に保持されている許容部分情報データに基づいて部分情報受信部を制御する部分情報受信制御部と、をさらに有してもよい。また、携帯端末装置は、部分情報受信部にて受信した部分情報と、一のコンテンツを利用するために必要な全ての部分情報との相対的関係を視覚的に表示するための受信済部分表示部を有してもよい。また、携帯端末装置は、部分情報受信部にて受信した部分情報から視覚化キーを取得する視覚化キー取得部をさらに有し、前記受信済部分情報表示部は、前記取得された所定の視覚化キーを利用して所定の部分情報の視覚化をするためのキー依存受信済部分情報表示手段をさらに有してもよい。また、携帯端末装置は、利用者からの入力によりコンテンツ配信装置に対して部分情報の送信を要求する要求情報を送信する要求情報送信部をさらに有し、部分コンテンツ配信装置は、前記携帯端末装置の要求情報送信部から送信された要求情報を受信する要求情報受信部と、要求情報を受信しない限り該当する携帯端末装置に対しては部分情報の送信を許可しない部分情報送信制御部と、を有してもよい。
本発明によれば、利用者にとっては必ずしも全ての地域での情報を入手しなくとも、既に入手分の情報を元にコンテンツを利用することが可能となるため、娯楽性を向上させたサービスを提供することができる。また、コンテンツ提供者にとっては利用者を特定の地域に誘導することが可能となるため、コンテンツ提供に付随した様々なサービスを提供することが可能となる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、携帯端末装置が一の領域に入った場合に、部分コンテンツ配信装置からその領域に対応付けられた部分情報を送信することを特徴とするコンテンツ利用システムに関するものである。そして、携帯端末装置においては受信した部分情報を用いてコンテンツの一部を利用したり、あるいは、部分情報を複数集めて一のコンテンツを全て利用することができる。
図1は、本実施形態の概要を示す図である。携帯端末装置を利用する利用者は、エリアA、B、C、Dと順に移動していくと、そのぞれぞれの地域でデータA、B、C、Dを受信することができる。ここで、例えばエリアAで受信したデータAのみを利用して、コンテンツの一部分を利用することも可能であるし、全てのデータを受信して、一のコンテンツ全てを利用することも可能である。
<実施形態1の構成>
図2に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図2に示す本実施形態の「コンテンツ利用システム」(200)は、「部分コンテンツ配信装置」(210)と、「携帯端末装置」(220)と、からなる。部分コンテンツ配信装置210は、「部分情報保持部」(211)と、「部分情報送信部」(212)と、を有する。携帯端末装置220は、「部分情報受信部」(221)と、「コンテンツ利用部」(222)と、を有する。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される(本明細書の全体を通じて同様である)。
最初に部分コンテンツ配信装置210の各構成について説明する。部分コンテンツ配信装置210は、具体的にはPCやサーバなどのコンピュータ装置が該当する。
部分情報保持部211は、携帯端末装置220にて一のコンテンツを利用するために用いられ、複数の領域にそれぞれ対応付けられた複数の部分情報を保持するものである。「一のコンテンツ」とは、音楽、映画、テレビ番組、本などのコンテンツのことである。そして、この一のコンテンツを利用するために携帯端末装置にて用いられる情報が部分情報である。部分情報は、後の実施形態で説明するように、一のコンテンツそのものの各部分についての情報であってもよいし、あるいは、コンテンツを利用するためのキー情報であってもよい。また、部分情報は、複数の領域にそれぞれ対応付けられた情報である。複数の領域とは、各場所・地域などの物理的な範囲を示しているものである。すなわち、所定のエリアにつき所定の部分情報が対応付けられて保持されていることになる。図3は、部分情報保持部211に保持されている部分情報を説明するための図である。図3(a)では、一のコンテンツXを構成する部分がパートAからパートDまで分かれている。このパートAからパートDまでが部分情報に該当する。そして、図3(b)で示すように、複数の部分情報は、複数の領域にそれぞれ対応付けられて保持されている。
部分情報送信部212は、携帯端末装置が前記領域のいずれか一の領域に入った場合に前記保持されている部分情報のうちその領域に対応付けられている部分情報をその携帯端末装置に対して送信する。携帯端末装置がいずれか一の領域に入ったことは、様々な方法で部分コンテンツ配信装置にて検知することが可能である。図4は、携帯端末装置が一の領域に入ったことを検知する方法の一例を示す図である。例えば部分コンテンツ配信装置は、携帯電話の基地局からの情報を取得することが可能であり、基地局のエリア内に携帯端末装置が入った場合には、その携帯端末装置の識別情報と、基地局の識別情報と関連付けて取得することによって、携帯端末装置が一の領域に入ったことを検知することができる。他の例としては、部分コンテンツ配信装置はRFID(Radio Frequency Identification)のリーダライターからの情報を取得することが可能であり、RFタグを有している携帯端末装置がリーダライターの通信領域内に入った場合には、そのRFタグの情報(識別情報)とリーダライターの識別情報とを関連付けて部分コンテンツ配信装置が取得することによって、携帯端末装置が一の領域に入ったことを検知することができる。また、この他の例としては、所定のエリアに配置された赤外線通信装置を用いたり、あるいは、無線LANのアクセスポイントなどを利用して、携帯端末装置の識別情報とその領域に配置されている通信装置の識別情報とを取得することで、部分コンテンツ配信装置では、携帯端末装置が一の領域に入ったことを検知することができる。また、携帯端末装置がGPSを利用して位置情報を取得して部分コンテンツ配信装置に対して送信し、部分コンテンツ配信装置においては受信した位置情報と領域範囲のデータとを比較することで、携帯端末装置が所定の領域に入ったことを認識することができる。そして、部分コンテンツ配信装置では、図3(b)で示したようなテーブルを参照して、当該領域と対応付けられている部分情報を部分情報保持部から取得して、その携帯端末装置に対して送信する。部分情報の送信方法については、図4で説明したような各通信方法に応じた送信方法を採用することができる。なお、部分情報の送信タイミングについては、携帯端末装置が一の領域に入ったことの検知をトリガーとして送信してもよいし、あるいは後の実施形態で説明するように、一の領域に入った携帯端末装置から要求を受けた場合をトリガーとして、部分情報を送信してもよい。
本実施形態のコンテンツ利用システムにおいては、一のコンテンツに関する部分情報の保持や配信などを一の部分コンテンツ配信装置が行うことが好ましい。一の部分コンテンツ配信装置に集中的に管理・配信を行わせる場合には、システム構成の簡略化を実現させることができるという利点があるからである。
なお、部分コンテンツ配信装置は、複数の領域が重複したエリアに携帯端末装置が入った場合の所定のルールを有していてもよく、この場合にその所定のルールに従った部分情報を送信するとしてもよい。一例としては、重複するそれぞれの領域に対応付けられている部分情報をいずれも送信するというルールを有していてもよく、あるいは、領域に部分情報を送信する際の優先順位を関連付けておき、その優先順位の高い領域に対応する部分情報のみを送信するというルールを有していてもよい。
次に、携帯端末装置220について説明をする。携帯端末装置220は、具体的には携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、PC、携帯ゲーム装置、などが挙げられる。また、既に説明したようにRFIDを搭載した携帯端末装置であってもよい。
部分情報受信部221は、部分情報送信部212から送信される部分情報を受信する。部分情報の受信方法については、既に説明した部分コンテンツ配信装置からの送信方法に応じた受信方法を採用することができる。
コンテンツ利用部222は、受信した部分情報を用いて一のコンテンツ及び/又は一のコンテンツの部分である部分コンテンツを利用するためのものである。「受信した部分情報を用いて一のコンテンツを利用する」とは、例えばその一のコンテンツを構成するための複数の部分情報を全て受信した結果、その一のコンテンツを利用することである。また、「一のコンテンツの部分である部分コンテンツを利用する」とは、例えば受信した部分情報そのものを用いて部分コンテンツを利用することや、あるいは、受信した複数の部分情報を用いて部分コンテンツを利用することである。部分コンテンツの利用は、例えば一のコンテンツが映画の場合には、所定のパートまでの部分的な視聴をすることが挙げられる。また、一のコンテンツが音楽の場合には、所定の演奏時間までの音楽を視聴することや、あるいは、所定の楽器の演奏部分のみを視聴することが挙げられる。また、一のコンテンツが書籍である場合には、所定の章までの文章を閲覧することが挙げられる。この他、例えば映像コンテンツの場合には映像部分と、音声部分とが部分コンテンツとなってもよいし、また、映像部分や音声部分についてもさらに細分化して、例えば主人公の部分を抽出したものを部分コンテンツとしてもよい。また、同様に背景部分のみを部分コンテンツとしてもよい。これらはオブジェクト単位で符号化処理がされている場合に比較的容易に部分コンテンツとして利用することができる。
なお、例えば一のコンテンツが符号化されたコンテンツである場合には、部分コンテンツ毎に単独で利用可能とするために、部分コンテンツ配信装置にて各部分情報に対して再度符号化処理を行って部分情報を保持していてもよい。そして、携帯端末装置のコンテンツ利用部222では、部分情報のそれぞれを復号化して各部分コンテンツを利用することができる。
次に、「一のコンテンツ」と「部分コンテンツ」との関係について説明する。これらは相対的な関係によって定まる概念である。図5は、一のコンテンツと部分コンテンツとの関係を説明するための図である。図5(a)の四角部分は部分コンテンツ又は一のコンテンツを概念的に示している。ここで、図5のコンテンツ55については、自身を構成する部分であるコンテンツ51〜54との関係においては、「一のコンテンツ」となる。一方で、コンテンツ55は、自身が他のコンテンツ56の部分となる場合には「部分コンテンツ」となる。
なお、部分情報は様々な態様の部分情報を利用することができる。図6は部分情報の態様例の概念を示す図である。図6では、太線の部分が「一のコンテンツ」に相当する部分であり、また、横軸が時間軸となっている図を示している。図6(a)は、時間毎に区切った部分情報6A〜6Dが一のコンテンツを形成しており、一のコンテンツを時間的に分割した部分の部分コンテンツを利用できる。一方、図6(b)は、一のコンテンツを所定の時間ではなく、各パート(例えば音声、映像等)によって分けた場合の例を示している。この他、例えば図6(c)の斜線で示す部分のように、部分情報の中の一部分については、他の部分情報がなければ利用することができないとしてもよい。
<実施形態1の処理の流れ>
図7は、実施形態1での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における処理は、以下に示すステップよりなる。なお、以下に示す処理の流れは、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記録された読み取り可能な記録媒体として実施されうる(以下、本明細書における処理の流れの記載についても同様である)。
まず、部分コンテンツ配信装置にて、携帯端末装置がいずれか一の領域に入ったかを判断する(S711)。S711の結果、携帯端末装置が一の領域に入ったと判断した場合には、その領域に対応付けられている部分情報を取得する(S712)。そして、取得した部分情報をその携帯端末装置に対して送信する(S713)。次に、携帯端末装置においては、部分コンテンツ配信装置から送信される部分情報を受信する(S721)。そして、受信した部分情報を用いて一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツを利用する(S722)。
<実施形態1のコンテンツ利用構成>
次に、実施形態1におけるコンテンツの利用例について説明する。以下では、受信した部分情報を結合してコンテンツを利用する例について説明する。図8は、実施形態1におけるコンテンツを利用する際の利用構成例の一例を示したブロック図である。図8で示す「コンテンツ利用システム」(800)は、「部分コンテンツ配信装置」(810)と、「携帯端末装置」(820)と、からなる。部分コンテンツ配信装置810は、「部分情報保持部」(811)と、「部分情報送信部」(812)と、を有する。携帯端末装置820は、「部分情報受信部」(821)と、「コンテンツ利用部」(822)と、を有する。コンテンツ利用部822は、「部分情報結合手段」(823)を有する。部分情報結合手段823を除く各構成については既に説明したものと同様である。
部分情報結合手段823は、受信した部分情報を結合して部分コンテンツ及び/又は一のコンテンツの全部を利用するためものである。部分情報を結合してコンテンツを利用することによって、利用者に対して娯楽性を向上させたコンテンツ利用方法を提供させることができる。また、利用者は各部分コンテンツ単独ではなく、複数の部分コンテンツを利用するため、複数の領域に利用者が必然的に立ち入ることが想定される。このため、コンテンツ提供者にとっては利用者の誘導を容易に行うことが可能となるため、広告配信やマーケティング情報の収集など、付加的なサービスを提供する際の相乗効果が期待できる。なお、部分情報には、一のコンテンツの部分そのものである部分コンテンツのほか、後の実施形態で説明するコンテンツを利用するためのキー情報も含まれる。よって、受信した部分情報を結合することには、キー情報を結合して復号キーとして生成することも含まれるものである。
なお、「一のコンテンツ」は、どの部分情報を結合したかに応じて全く異なるコンテンツを構成することが可能であってもよい。図9(a)は、例えばデパートや駅などの柱部分の近傍を一の領域として通信領域などを設定している例である。ここで、例えば各柱の近傍を通る順序などによって、図9(b)で示すように、一のコンテンツの内容が異なってもよい。
<実施形態1の他の処理の流れ>
図10は、部分情報を結合する際の携帯端末装置における処理の流れの一例を示す図である。携帯端末装置においては、部分コンテンツ配信装置から部分情報を受信する(S1001)。その後、S1001にて受信した部分情報である部分コンテンツを、他の受信した部分コンテンツと結合する(S1002)。そして、結合した結果得られる部分コンテンツ及び/又は一のコンテンツを利用する(S1003)。
<実施形態1の具体的構成態様>
図11は、本実施形態におけるコンテンツ利用システムの具体的構成態様の一例を示す図である。図11(a)は、部分コンテンツ配信装置の一例を示す図である。部分コンテンツ配信装置は、部分情報保持部としてのHD(ハードディスク)1103や、部分情報送信部としてのCPU1101、RAM1102、I/O1104や、システムバス1105などから構成されるサーバ装置が該当する。そして、例えばRAMの所定アドレスに格納されている常駐プログラムをCPUが起動している場合において、携帯端末装置が領域に入ったとの情報がI/Oを介して通知されると、CPUはRAMの所定のアドレスに格納されているプログラムを参照以下で述べる各種の命令を出力する。まず、CPUは、HDの所定アドレスに格納されている領域データテーブルをRAMに一時的に記憶させて参照し、携帯端末装置が入った領域に関するテーブルを検索する。そして、CPUは、その領域と対応する部分情報が格納されているHDの所定アドレスを取得し、当該部分情報をHDから読み出してRAMに一時的に記憶させる。そして、CPUは、RAMに記憶したその部分情報をI/Oを介して携帯端末装置に対して送信する命令を出力する。
一方、図11(b)は、携帯端末装置の一例を示す図である。携帯端末装置は、部分情報受信部としてのI/O1114や、コンテンツ利用部としてのCPU1111、RAM1112、HD1113や、システムバス1115などから構成されるコンピュータ装置である。そして、例えばRAMの所定アドレスに格納されている常駐プログラムをCPUが起動している場合において、I/Oを通じて部分情報を受信した場合には、その部分情報をRAMやHDの所定アドレスに格納するようにCPUが命令する。そして、コンテンツを利用する場合には、RAMやHDの所定アドレスに格納されている部分情報を利用して部分コンテンツ又は一のコンテンツを利用することができる。具体的には、CPUが図外のディスプレイへ部分情報を表示させるための命令を出力したり、あるいは、図外のスピーカーを介して音声データを出力させるための命令を出力したりする。
<実施形態1の効果>
実施形態1に記載のコンテンツ利用システムは、携帯端末装置が一の領域に入ってきたときに、複数の領域にそれぞれ対応付けられた部分情報のうち、その領域に対応付けられている部分情報を送信することで、携帯端末装置の利用者にとっては娯楽性の高いコンテンツ利用システムを提供することが可能となる。また、コンテンツを配信する側にとっても、利用者を所定の領域に誘導することが可能となるため、付随的な様々サービスを提供することが可能となる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
実施形態2は、受信した部分情報そのものを利用して部分コンテンツを利用可能なコンテンツ利用システムに関するものである。
<実施形態2の構成>
図12に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図12に示す本実施形態の「コンテンツ利用システム」(1200)は、「部分コンテンツ配信装置」(1210)と、「携帯端末装置」(1220)と、からなる。部分コンテンツ配信装置1210は、「部分情報保持部」(1211)と、「部分情報送信部」(1212)と、を有する。携帯端末装置1220は、「部分情報受信部」(1221)と、「コンテンツ利用部」(1222)と、を有する。コンテンツ利用部1222は、「部分コンテンツ利用手段」(1223)を有する。部分コンテンツ利用手段1223を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
携帯端末装置の部分コンテンツ利用手段1223は、部分情報受信部1221にて受信した部分情報単位で部分コンテンツを利用するためのものである。すなわち、携帯端末装置は一の領域に入った場合に部分コンテンツ配信装置から受信する部分情報のみを用いて全体コンテンツの一部である部分コンテンツを利用する点が本実施形態の特徴である。このため、本実施形態においては、部分コンテンツ配信装置から送信される部分情報が、キー情報ではなく、コンテンツそのものの一部分であることが必要となる。このように、部分コンテンツを利用可能であることによって、例えばスタンプラリーなどで途中で脱落する者にとっては途中まで受信した部分コンテンツを利用することができるため、娯楽性を損なわずに済む。一方、途中で脱落しない者にとっても、部分情報を受信する度にコンテンツの一部を確認することができるため、遊戯性の高いシステムを提供することができる。
図13は、遊戯性の高いシステムの一例を示す図である。図13はテーブルの上で神経衰弱を行う場合の例を示している。すなわち、テーブル上に「一の領域」が狭小な範囲で複数存在しており、一のコンテンツとしての「トランプのカード遊技」を利用するための情報として、部分コンテンツ配信装置から「トランプのカード情報」に関する部分情報が送信される。このため、利用者は携帯端末装置を利用した全く新しい形態の神経衰弱を実施することができる。図13では、利用者は、例えば携帯端末装置をテーブルの所定の領域に入れた場合には、そのテーブルの領域に応じた部分コンテンツとしてのカード情報を受信することができる。このように、「一の領域」とは、必ずしも広い地域でなくてもよい。図13では神経衰弱の例について説明をしたが、このほか従来には存在しなかった全く新しい遊技を実施することも可能となる。
<実施形態2の処理の流れ>
図14は、実施形態2における携帯端末装置における処理の流れの一例を示す図である。まず、コンテンツ配信装置から送信される部分情報を受信する(S1401)。そして、受信した部分情報単位で部分コンテンツを利用する(S1402)。なお、S1401の後に即座にS1402を実行してもよいし、所定の操作処理をトリガーにしてS1402を実行してもよい。例えば、部分コンテンツを受信した場合には、その部分コンテンツを即座に利用(視聴等)せずに、一時的に記憶装置などに記憶させておき、ユーザからの利用指示をトリガーにしてその記憶した部分コンテンツを利用してもよい。
<実施形態2の効果>
実施形態2においては、携帯端末装置が受信した部分情報単位で部分コンテンツを利用可能であるため、利用者にとっては娯楽性や遊戯性の向上が期待でき、また、コンテンツ提供者にとっては利用者の所定の領域への誘導の促進が期待できる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
実施形態3は、実施形態2と異なり、受信する部分情報がコンテンツを利用するためのキー情報である点が特徴である。
<実施形態3の構成>
図15に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図15に示す本実施形態の「コンテンツ利用システム」(1500)は、「部分コンテンツ配信装置」(1510)と、「携帯端末装置」(1520)と、からなる。部分コンテンツ配信装置1510は、「部分情報保持部」(1511)と、「部分情報送信部」(1512)と、を有する。部分情報送信部1512は、「部分キー情報送信手段」(1513)を有する。携帯端末装置1520は、「部分情報受信部」(1521)と、「コンテンツ利用部」(1522)と、を有する。コンテンツ利用部1522は、「キー解除コンテンツ利用手段」(1523)を有する。「部分キー情報送信手段」(1513)と、「キー解除コンテンツ利用手段」(1523)と、を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
部分コンテンツ配信装置の部分キー情報送信手段1513は、部分情報として、携帯端末装置にて一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツを利用するためのキー情報である部分キー情報を送信するものである。すなわち、本実施形態においては、部分情報がコンテンツそのものの一部分ではなく、コンテンツを利用するための部分キー情報として送信される点が特徴である。部分キー情報は、既に暗号化された一のコンテンツ又は部分コンテンツを利用するために必要な解除キーの情報である。部分コンテンツ配信装置は多くの不特定多数の利用者に対して情報を送信するため、例えばRSA方式の公開鍵方式を利用することが望ましい。
携帯端末装置のキー解除コンテンツ利用手段1523は、部分情報として受信した前記部分キー情報によって前記一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツを利用する。部分キー情報によってコンテンツを利用する方法は複数ある。図16は、部分キー情報を利用する例を説明するための図である。図16(a)においては、部分キー情報によって利用できるコンテンツが一のコンテンツの一部分である部分コンテンツである場合の例を示している。図16(a)の例では、各領域で受信する部分キー情報を利用して部分コンテンツを復号させる。そして、復号した各部分コンテンツをそのまま利用したり、あるいは、復号した部分コンテンツを結合して利用したりすることができる。また、図16(b)の例では、部分キー情報自体を全ての領域で入手して、その部分キー情報を結合することによって、全体コンテンツである一のコンテンツを利用する例を示している。すなわち、一のコンテンツ全てを利用するためのキー情報Xを利用するためには、部分キー情報(キーA´〜キーD´)を全て入手して結合することでキー情報Xを利用することが可能となる。なお、いずれの方法を採用するにせよ、暗号化などされたコンテンツ自体については、例えばコンテンツ配信装置から受信したり、あるいは、事前又は事後に携帯端末装置の記録媒体などに記録するなどして別手段にて取得する必要がある。
<実施形態3の他の態様>
なお、実施形態3は次のような態様として構成されていてもよい。コンテンツ配信装置においては、部分情報保持部に代えて、携帯端末装置にて一のコンテンツを利用するために用いられ、複数の領域にそれぞれ対応付けられた複数の部分情報として、携帯端末装置にて一のコンテンツ及び/又は一のコンテンツの部分である部分コンテンツを利用するためのキー情報である部分キー情報を保持する部分キー情報保持部を有してもよい。また、部分情報送信部に代えて、携帯端末装置が前記領域のいずれか一の領域に入った場合に前記保持されている部分キー情報のうちその領域に対応付けられている部分キー情報をその携帯端末装置に対して送信する部分キー情報送信部を有してもよい。また、携帯端末装置においては、一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツを保持するコンテンツ保持部を有してもよい。そして、部分情報受信部に代えて、部分キー情報送信部から送信される部分キー情報を受信する部分キー情報受信部を有してもよい。また、コンテンツ利用部に代えて、受信した部分キー情報によって、保持されている一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツを利用するためのキー解除コンテンツ利用部を有してもよい。すなわち、実施形態3の他の態様としては、あらかじめ携帯端末装置にコンテンツが全て保持されており、その状態において部分コンテンツ配信装置から部分キー情報が送信される態様である。これにより、携帯端末装置においては、部分キー情報を受信することによって、自身があらかじめ保持している各コンテンツを利用することができる。
<実施形態3の処理の流れ>
図17は、実施形態3における処理の流れの一例を示す図である。最初に部分コンテンツ配信装置における処理の流れを説明する。S1711に関しては実施形態1で説明したものと同様である。S1712においては、その領域に対応付けられている部分情報として、部分キー情報を取得する。そして、S1713においては、取得した部分キー情報をその携帯端末装置に対して送信する。携帯端末装置においては、部分コンテンツ配信装置から送信される部分キー情報を受信する(S1721)。そして、受信した部分キー情報によって一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツを利用する(S1722)。
<実施形態3の効果>
本実施形態においては部分情報としてキー情報を部分コンテンツ配信装置から携帯端末に対して送信することにより、コンテンツ配信時の負荷を低減させることができる。すなわち、コンテンツ自体については事前又は事後にネットワーク経由や、記録媒体経由、放送波経由などによって取得しておくことによって、部分情報としてのキー情報を送信する場合の負荷を低減させることが可能となり、安定した部分情報の送信処理を実現することができる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
実施形態4は、受信した部分情報の履歴情報を利用することによって、部分情報が適切な順番で受信されなければコンテンツの利用をすることができないことを特徴とするコンテンツ利用システムに関するものである。
<実施形態4の構成>
図18に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図18に示す本実施形態の「コンテンツ利用システム」(1800)は、「部分コンテンツ配信装置」(1810)と、「携帯端末装置」(1820)と、からなる。部分コンテンツ配信装置1810は、「部分情報保持部」(1811)と、「部分情報送信部」(1812)と、を有する。携帯端末装置1820は、「部分情報受信部」(1821)と、「コンテンツ利用部」(1822)と、を有する。コンテンツ利用部1822は、「受信履歴保持手段」(1823)と、「判断手段」(1824)と、「利用許可手段」(1825)と、を有する。「受信履歴保持手段」(1823)と、「判断手段」(1824)と、「利用許可手段」(1825)と、を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。また、実施形態2又は3を基本として「受信履歴保持手段」(1823)と、「判断手段」(1824)と、「利用許可手段」(1825)とを有する構成をとることもできる。
携帯端末装置の受信履歴保持手段1823は、部分情報受信部が部分情報を受信した履歴情報を保持するものである。履歴情報とは、部分情報を受信した履歴に関する情報のことである。例えば、パートA、B、C、Dの順番で部分情報を受信した場合には、この受信した順番についての情報を保持する。なお、履歴情報は部分情報のヘッダなどに付されているシーケンス番号をそのまま利用してもよい。
判断手段1824は、履歴情報が所定条件を満たしているか判断する。所定条件とは、例えば部分情報の受信順番について定めた条件である。所定条件に関しては、携帯端末装置にてあらかじめ保持されていたり、あるいは、コンテンツ配信装置や、別個の記録媒体などから事前に取得して保持されているものである。
利用許可手段1825は、判断結果が所定条件を満たしているとの判断結果である場合に限って一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツの利用を許可するものである。したがって、例えば部分情報の受信順番が所定条件と異なっている場合には、一のコンテンツや部分コンテンツを利用することができなくなる。なお、例えば部分情報の受信順番が所定条件と異なっている場合には、部分コンテンツ自体の利用は許可するが、部分情報を結合した全体コンテンツである一のコンテンツを利用することを許可しないとしてもよい。なお、コンテンツの利用の許可がされない場合の処理の一例としては、その部分情報にスクランブル処理を行うことが挙げられる。また、履歴情報は、例えば部分コンテンツと、部分キー情報とのぞれぞれの履歴を別個に有していてもよい。そして、この場合には、両者の論理積によって利用許可をするかを判断してもよい。
<実施形態4の処理の流れ>
図19は、実施形態4の携帯端末装置における処理の流れの一例を示した図である。S1901については実施形態1で説明したものと同様である。S1902においては、部分情報を受信した履歴情報を受信履歴保持手段としての記録媒体へ書き込む。そして、S1903では、S1902にて追記された履歴情報を読み出す。そして、S1904において、履歴情報が所定条件を満たすか否かの判断を行う。履歴情報が所定条件を満たすと判断した場合には、S1905に進み、一のコンテンツ及び/又は部分コンテンツの利用を許可する。そして、S1906にて、実施形態1で説明したようにコンテンツを利用する。一方、S1904において履歴情報が所定条件を満たさないと判断した場合には、その後の処理を行わない。
<実施形態4の具体的構成態様>
図20は、実施形態4における携帯端末装置の具体的構成態様の一例を示す図である。携帯端末装置は、部分情報受信部としてのI/O2004や、コンテンツ利用部の受信履歴保持手段としてのHD2003や、コンテンツ利用部の判断部、利用許可手段としてのCPU2001、RAM2002や、システムバス2005などから構成されるコンピュータ装置である。そして、例えばRAMの所定アドレスに格納されている常駐プログラムをCPUが起動している場合において、I/Oを通じて部分情報を受信した場合には、その部分情報をRAMやHDの所定アドレスに格納するようにCPUが命令するとともに、部分情報のヘッダに含まれるシーケンス番号をRAMやHDの別個のアドレスに格納する。そして、コンテンツを利用する場合には、RAMやHDの所定のアドレスに格納されている受信順序を記載したテーブルを参照して、シーケンス番号の並び順とテーブルに記載されている所定条件とが一致するかをCPUが判断する。そして、条件と一致した場合には、RAMやHDの所定アドレスに格納されている部分情報を利用して部分コンテンツ又は一のコンテンツを利用することができる。具体的には、CPUが図外のディスプレイへ部分情報を表示させるための命令を出力したり、あるいは、図外のスピーカーを介して音声データを出力させるための命令を出力したりする。
<実施形態4の効果>
本実施形態においては、部分情報を受信した履歴についての情報を保持しておき、その履歴情報が所定条件を満たしているかによってコンテンツの利用の可否を決定することができる。このため、利用者は適切な順序にて所定の領域に入る必要が生じるため、娯楽性や遊戯性をより一層向上させることができる。また、コンテンツ提供者にとっては、利用者の移動順序を特定することが可能となるため、より一層の付加サービスを提供することが可能となる。
<<実施形態5>>
<実施形態5の概要>
実施形態5は、部分情報を受信する際に、適切な順序などで部分情報が受信されなければ部分情報の受信処理自体が正常に行われないことを特徴とするコンテンツ利用システムに関するものである。
<実施形態5の構成>
図21に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図21に示す本実施形態の「コンテンツ利用システム」(2100)は、「部分コンテンツ配信装置」(2110)と、「携帯端末装置」(2120)と、からなる。部分コンテンツ配信装置2110は、「部分情報保持部」(2111)と、「部分情報送信部」(2112)と、を有する。携帯端末装置2120は、「部分情報受信部」(2121)と、「コンテンツ利用部」(2122)と、「受信履歴情報保持部」(2123)と、「許容部分情報データ保持部」(2124)と、「部分情報受信制御部」(2125)を有する。「受信履歴保持部」(2123)と、「許容部分情報データ保持部」(2124)と、「部分情報受信制御部」(2125)とを除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。また、「受信履歴保持部」(2123)については、実施形態4で説明した受信履歴保持手段と同様の機能を備えたものであるため、ここでの説明は省略する。なお、実施形態2又は3を基本として、「受信履歴保持部」(2123)と、「許容部分情報データ保持部」(2124)と、「部分情報受信制御部」(2125)と、を有する構成をとることもできる。
携帯端末装置の許容部分情報データ保持部2124は、保持されている履歴情報に基づいて部分情報受信部で受信すべき部分情報の属性を定めた情報である許容部分情報データを保持する。部分情報の属性とは、その部分情報が受信に適した部分情報であるか、あるいは受信に適していない部分情報であるかについての性質を示したものである。図22は、許容部分情報データを説明するための図である。図22においては、許容部分情報データは、履歴情報に基づいて受信すべき部分情報の属性を定めた情報となっている。例えば図22(a)に示すように、履歴情報にて、部分コンテンツのパートAを受信済の状態となっている場合においては次に受信すべき部分情報はパートBの部分情報を受信すべきものとなる。したがって、許容部分情報データにおいては、パートBの部分情報を受信する場合のみ、その受信する部分情報を正常な部分情報として許可するようにフラグなどが設定され、その他の部分情報を受信した場合には、その部分情報を正常な部分情報として許可をしないようにフラグなどの設定がなされることになる。
部分情報受信制御部2125は、許容部分情報データ保持部2124に保持されている許容部分情報データに基づいて部分情報受信部2121を制御する。部分情報受信部を制御するとは、部分情報を受信した場合に、その部分情報を正当な部分情報と判断してその後の処理に使用するための処理を実行したり、あるいは、その部分情報を不当な部分情報と判断してその後の処理に使用しないようにするために、例えば受信した部分情報を破棄するように制御を行うことが挙げられる。図22を例に説明する。まず、図22(a)の状態において、パートBに関する部分情報を受信した場合には、部分情報のヘッダを参照して、その受信した部分情報がパートBについての部分情報であるとの情報を取得する。そして、そのパートBの部分情報が受信が許容される部分情報であるかを許容部分情報データのフラグを参照して判断する。図22(a)の場合には、受信が許容されるため、部分情報受信制御部はそのまま受信したパートBについての部分情報をその後の処理に利用させるため、受信した部分情報の破棄等の処理は行わない。なお、その後履歴情報にはパートBについての部分情報を受信したという履歴が追加されるため、これに連動して許容部分情報データについても変更されることになる。図22(b)はパートBについての部分情報を受信した後の許容部分情報データを説明するための図である。図22(b)においては、パートBの部分情報まで順番に受信がされたとの履歴情報に基づいて、許容部分情報データでは、パートCについての部分情報を受信した場合にのみ、部分情報のその後の処理を許容するようにフラグなどの設定が行われることになる。この図22(b)の状態において、例えば再度パートBについての部分情報が受信された場合には、許容される部分情報ではないため、部分情報受信部を制御して受信したパートBについての部分情報を破棄等する処理が行われることになる。このように、許容部分情報データは、部分情報を受信する毎に履歴情報と連動して情報が変更されることになる。
<実施形態5の処理の流れ>
図23は、実施形態5における携帯端末装置における処理の流れの一例を示す図である。まず、部分コンテンツ配信装置から送信される部分情報を受信する(S2301)。次に、S2301にて受信した部分情報が許容される受信すべき部分情報であるかを判断する(S2302)。S2302にて、受信すべき部分情報でないと判断した場合には、そのS2301にて受信した部分情報を破棄し(S2303)、その後の処理を終了する。一方、S2302にて、受信すべき部分情報であると判断した場合にはS2304に進みその後の処理を実行する。なお、S2304以降の処理の流れについては実施形態4で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
<実施形態5の具体的構成態様>
図24は、実施形態5における携帯端末装置の具体的構成態様の一例を示す図である。受信履歴保持部や、許容部分情報データ保持部としてのHD2403や、部分情報受信制御部としてCPU2401、RAM2402を除く各部の具体的構成態様については実施形態4で説明したものと同様である(実施形態4に相当する部分については図示を省略する)。I/Oを通じて部分情報を受信した場合には、CPUは、部分情報のヘッダに含まれるシーケンス番号をRAMの所定アドレスに書き込む。そして、HDからRAMに読み出された許容部分情報データ、履歴情報などと、シーケンス番号との比較処理を実行し、受信許容フラグが立っている場合には、その部分情報をRAMやHDなどの所定の領域に格納する。一方、受信許容フラグが立っていない場合には、その部分情報を破棄してRAMやHDなどの所定の領域に格納しない。また、その後のコンテンツの利用処理の実行も行わない。
<実施形態5の効果>
本実施形態においては、部分情報受信部にて受信すべき部分情報の属性を定めた情報である許容部分情報データに基づいて部分情報受信部を制御することにより、受信した部分情報が適切な受信順序でない場合には、その部分情報の受信処理自体を正常に完了させないようにすることが可能となる。このため、利用者にとっては一の領域に入る順序を間違えたことを容易に判断することが可能となるため、娯楽性や遊戯性をより一層向上させたコンテンツ利用システムを提供することが可能となる。
<<実施形態6>>
<実施形態6の概要>
実施形態6は、どの部分情報を受信して、どの部分情報をまだ受信していないかを視覚的に表示することを可能にしたことにより、利用者が未受信の部分情報を容易に把握することが可能となる。
<実施形態6の構成>
図25に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図25に示す本実施形態の「コンテンツ利用システム」(2500)は、「部分コンテンツ配信装置」(2510)と、「携帯端末装置」(2520)と、からなる。部分コンテンツ配信装置2510は、「部分情報保持部」(2511)と、「部分情報送信部」(2512)と、を有する。携帯端末装置2520は、「部分情報受信部」(2521)と、「コンテンツ利用部」(2522)と、「受信済部分表示部」(2523)と、を有する。「受信済部分表示部」(2523)を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。また、実施形痛2から5を基本として「受信済部分表示部」(2523)を有する構成をとることも可能である。
携帯端末装置の受信済部分表示部2523は、部分情報受信部にて受信した部分情報と、一のコンテンツを利用するために必要な全ての部分情報との相対的関係を視覚的に表示するためのものである。図26には、受信済部分表示部における表示画面の一例を示す図である。図26の例では、一のコンテンツを利用するための必要な全ての部分情報は、パートA,B,C,Dの4つの部分情報となっている。そして、パートAとパートBの部分情報を既に受信している状態において、パートDの部分情報を受信中の状態となっている表示例を示している。この場合には、例えば受信済みのパートA、Cの部分は網掛け斜線にて既に受信済であることが表示され、また、現在受信中のパートDの部分に関しては受信中である表示をGUIなどによって表示したり、また、現在受信中であることを視覚的に表示するために当該パートDの部分を半分網掛け表示にしたり、点滅させたりして視覚的に表示することができる。また、未受信のパートBの部分情報については、例えば未受信であることをGUIなどによって表示したり、あるいは、未受信であること視覚的に表示するために、網掛け表示をしなかったりすることができる。さらに、未受信の部分情報がある場合には、どの領域でその部分情報を受信できるかを視覚的に表示することも可能である。なお、これらの表示は液晶、プラズマ、有機EL(electroluminescence display)などのディスプレイを利用して表示することができる。
<実施形態6の処理の流れ>
図27は、実施形態6における携帯端末装置の処理の流れの一例を示した図である。まず、部分コンテンツ配信装置から送信される部分情報を受信する(S2701)。そして、受信した部分情報と、一のコンテンツを利用するために必要な全ての部分情報との相対的関係を視覚的に表示する(S2702)。その後S2703のようにコンテンツの利用を行うことも可能である。
<実施形態6の具体的構成態様>
図28は、実施形態6における携帯端末装置の具体的構成態様の一例を示す図である。受信済部分表示部を除く各構成態様については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。携帯端末装置は受信済部分表示部としてのグラフィックコントローラ2806を有している。グラフィックコントローラは、CPUからの表示命令を受けて図外のディスプレイに対して表示処理を実行する。
<実施形態6の効果>
本実施形態においては、受信した部分情報と、一のコンテンツを利用するために必要な全ての部分情報との相対的関係を視覚的に表示することを可能としたことにより、利用者にとっては、全体コンテンツを利用するために必要な未受信の部分情報を視覚的に容易に把握することが可能となるため、娯楽性をより一層向上させることが可能となる。また、未受信の部分情報が容易に把握することができるため、利用者が既に情報を受信済みの領域に繰り返し侵入することを防止することが可能となるため、部分情報送信時のトラフィックの軽減が期待できる。
<<実施形態7>>
<実施形態7の概要>
実施形態7は、実施形態6で説明した視覚的な表示を行うためには視覚化キーを必要とするコンテンツ利用システムに関するものである。
<実施形態7の構成>
図29に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図29に示す本実施形態の「コンテンツ利用システム」(2900)は、「部分コンテンツ配信装置」(2910)と、「携帯端末装置」(2920)と、からなる。部分コンテンツ配信装置2910は、「部分情報保持部」(2911)と、「部分情報送信部」(2912)と、を有する。携帯端末装置2920は、「部分情報受信部」(2921)と、「コンテンツ利用部」(2922)と、「受信済部分表示部」(2923)と、「視覚化キー取得部」(2924)と、を有する。受信済部分表示部2923は、「キー依存受信済部分情報表示手段」(2925)を有する。「視覚化キー取得部」(2924)と、「キー依存受信済部分情報表示手段」(2925)と、を除く各構成については実施形態6で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
携帯端末装置の視覚化キー取得部2924は、部分情報受信部2921にて受信した部分情報から視覚化キーを取得する。視覚化キーは部分情報の一部に含まれてていてもよいし、あるいは、部分情報が視覚化キーそのものであってもよい。視覚化キーは実施形態6で説明したような表示を行う際に必要なキーである。
受信済部分表示部のキー依存受信済部分情報表示手段2925は、前記取得された所定の視覚化キーを利用して所定の部分情報の視覚化をするためのものである。所定の視覚化キーを利用して所定の部分情報の視覚化をするとは、例えばパートAの部分情報を受信したことを視覚的に表示する際には、そのパートAに部分に対応した視覚化キーを用いて表示を行うことが挙げられる。あるいは、複数の視覚化キーを取得し、その視覚化キーを組み合わせることによって初めて一部の部分情報の表示を行うことができるとすることも可能である。
<実施形態7の処理の流れ>
図30は、実施形態7における携帯端末装置の処理の流れの一例を示した図である。まず、部分コンテンツ配信装置から部分情報を受信する(S3001)。そして、受信した部分情報から視覚化キーを取得する(S3002)。次に、S3002にて取得した視覚化キーを利用して受信した部分情報と、一のコンテンツを利用するために必要な全ての部分情報との相対的関係を視覚的に表示する(S3003)。なお、S3004以降の処理の流れについては実施形態6で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
<実施形態7の具体的構成態様>
図31は、実施形態7における携帯端末装置の具体的構成態様の一例を示す図である。視覚化キー取得部を除く各構成態様については実施形態6で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。携帯端末装置は、視覚化キー取得部としてのCPU3101や、RAM3102を有する。CPUは、I/Oを通じて受信して所定のRAMのアドレスに格納した部分情報から視覚化キーを読出して、RAMの他の所定アドレスに格納する。そして、RAMに格納されている部分情報についての表示を行う場合にRAMの所定のアドレスに格納されている視覚化キーを読み出して、その視覚化キーによって部分情報を表示させるか否かの判断を行う。そして、視覚化キーによって部分情報の表示を行う場合にはCPUは、グラフィックコントローラに対して命令を出力して図外のディスプレイに部分情報の表示をさせる。
<実施形態7の効果>
実施形態7は、部分情報の相対的関係を視覚的に表示する際に視覚化キーを利用することによって、部分情報の表示それ自体をも利用者に対して娯楽性を提供することができる。
<<実施形態8>>
<実施形態8の概要>
実施形態8は、一の領域に入った携帯端末装置からの送信要求があった場合にのみ、携帯端末装置に対して部分情報を送信する部分コンテンツ配信装置を有することを特徴とするコンテンツ利用システムに関するものである。
<実施形態8の構成>
図32に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図32に示す本実施形態の「コンテンツ利用システム」(3200)は、「部分コンテンツ配信装置」(3210)と、「携帯端末装置」(3220)と、からなる。部分コンテンツ配信装置3210は、「部分情報保持部」(3211)と、「部分情報送信部」(3212)と、「要求情報受信部」(3213)と、「部分情報送信制御部」(3214)と、を有する。携帯端末装置3220は、「部分情報受信部」(3221)と、「コンテンツ利用部」(3222)と、「要求情報送信部」(3223)と、を有する。「要求情報受信部」(3213)と、「部分情報送信制御部」(3214)と、「要求情報送信部」(3223)と、を除く構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。また、実施形態2から7を基本として「要求情報受信部」(3213)と、「部分情報送信制御部」(3214)と、「要求情報送信部」(3223)と、を有する構成をとることもできる。
携帯端末装置の要求情報送信部3223は、利用者からの入力によりコンテンツ配信装置に対して部分情報の送信を要求する要求情報を送信する。例えば一の領域に利用者が入った場合に、自動的に部分コンテンツ配信装置から部分情報が送信されるのではなく、携帯端末装置からの要求によって初めて部分情報の受信が行われることになる。
部分コンテンツ配信装置の要求情報受信部3213は、前記携帯端末装置の要求情報送信部から送信された要求情報を受信する。また、部分情報送信制御部3214は、要求情報を受信しない限り該当する携帯端末装置に対しては部分情報の送信を許可しない。このように、携帯端末装置からの要求を受けた場合に初めて部分情報の送信を許可することにより、例えば本システムと無関係のユーザが一の領域に入った場合に、無条件に部分情報を送信することを防止することができる。また、重複領域を通る場合に、再度の部分情報の受信を行わずに済む。
<実施形態8の処理の流れ>
図33は、実施形態8における処理の流れの一例を示す図である。まず、携帯端末装置から部分コンテンツ配信装置に対して部分情報の送信を要求する(S3321)。そして、部分コンテンツ配信装置においては、要求情報を受信したかを判断する(S3311)。要求情報を受信していない場合には、部分コンテンツ配信装置においてはその後の処理は行わない。一方、S3311にて要求情報を受信したと判断した場合には、その領域に対応する部分情報を要求情報を送信した携帯端末装置に対して送信する(S3312)。なお、以降の部分コンテンツ配信装置の処理と、携帯端末装置の処理については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
<実施形態8の具体的構成態様>
図34は、実施形態8における具体的構成態様の一例を示す図である。図34(a)は、部分コンテンツ配信装置の具体的構成態様を示した図である。要求情報受信部と、部分情報送信制御部とを除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。部分コンテンツ配信装置は、要求情報受信部や部分情報送信制御部としてのCPU3401、RAM3402、I/O3402などを有している。ここで、I/Oを通じて要求情報を受信した場合には、CPUは、その要求情報をRAMに一時的に格納し、要求情報に含まれている携帯端末装置の識別情報や、送信元の領域を示す情報を読み出して、RAMの所定アドレスに一時的に書き込む。そして、CPUは、RAMやHDに格納されている部分情報を、送信元の携帯端末装置に対して送信するための命令を出力する。
一方、図34(b)は、携帯端末装置の具体的構成態様の一例を示す図である。要求情報送信部を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。携帯端末装置は、要求情報送信部としてのI/Oを有している。ここでCPUは、I/Oを介してユーザからの所定の動作の入力を検知した場合には、部分コンテンツ配信装置に対して送信するための要求情報として、自身の識別情報や部分コンテンツ配信装置のIPアドレスなどをRAMの所定アドレスに一時的に書き込む。そして、CPUは、RAMに書き込んだ要求情報をI/Oを介して部分コンテンツ配信装置に対して送信するための命令を出力する。
<実施形態8の効果>
実施形態8においては、部分コンテンツ配信装置は、携帯端末装置からの部分情報の要求を受けた場合に限り、部分情報の送信を行うため、本システムを利用しないユーザが領域内に入った場合に無条件で部分情報を送信することを防止することが可能となるため、トラフィックを低減させることができる。また、利用者にとっても各領域を移動している途中で本コンテンツ利用システムの利用を中止したい場合には、単に利用者が端末操作を行わなければよいため、ユーザビリティを向上させることができる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 部分情報を説明するための図 携帯端末装置が一の領域に入ったことを検知する例を示す図 一のコンテンツと部分コンテンツとの関係を説明するための図 部分情報の態様例を説明するための図 実施形態1の処理の流れを説明するための図 実施形態1の利用例を説明するための機能ブロック図 実施形態1の部分情報の取得例を示す図 実施形態1の利用例の携帯端末装置における処理の流れを説明する図 実施形態1の具体的構成態様を示す図 実施形態2を説明するための機能ブロック図 実施形態2を利用した遊戯方法の一例を示す図 実施形態2の携帯端末装置の処理の流れを説明する図 実施形態3を説明するための機能ブロック図 実施形態3の部分キー情報を説明するための図 実施形態3の処理の流れを説明する図 実施形態4を説明するための機能ブロック図 実施形態4の携帯端末装置の処理の流れを説明する図 実施形態4の具体的構成態様を示す図 実施形態5を説明するための機能ブロック図 実施形態5の許容部分情報データを説明するための図 実施形態5の携帯端末装置の処理の流れを説明する図 実施形態5の具体的構成態様を示す図 実施形態6を説明するための機能ブロック図 実施形態6の表示画面の一例を示す図 実施形態6の携帯端末装置の処理の流れを説明する図 実施形態6の具体的構成態様を示す図 実施形態7を説明するための機能ブロック図 実施形態7の携帯端末装置の処理の流れを説明する図 実施形態7の具体的構成態様を示す図 実施形態8を説明するための機能ブロック図 実施形態8の処理の流れの一例を示す図 実施形態8の具体的構成態様を示す図
200 コンテンツ利用システム
210 部分コンテンツ配信装置
211 部分情報保持部
212 部分情報送信部
220 携帯端末装置
221 部分情報受信部
222 コンテンツ利用部

Claims (8)

  1. 領域に対応付けられた部分情報を受信する部分情報受信部と、
    受信した部分情報を用いてコンテンツを利用するためのコンテンツ利用部と、を有し、
    前記コンテンツ利用部は、
    部分情報受信部が部分情報を受信した履歴情報を保持する受信履歴保持手段と、
    部分情報を受信した履歴情報が所定条件を満たしているか判断する判断手段と、
    判断結果が所定条件を満たしているとの判断結果である場合に前記コンテンツの利用を許可する利用許可手段と、
    を有する携帯端末装置。
  2. 前記所定条件とは、部分情報の受信順番について定めた条件である請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記コンテンツ利用部は、受信した部分情報を結合してコンテンツを利用するための部分情報結合手段を有する請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記コンテンツ利用部は、部分情報として受信した、コンテンツを利用するためのキー情報である部分キー情報によって前記コンテンツを利用するキー解除コンテンツ利用手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  5. 前記部分情報受信部にて受信していない部分情報を、どの領域で受信できるかを視覚的に表示する表示部をさらに有する請求項1から4のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  6. 前記部分情報受信部は、
    自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報を部分情報の送信元に送信する位置情報送信手段と、
    前記位置情報に対応付けられた部分情報を受信する位置部分情報受信手段と、
    を有する請求項1から5のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  7. 領域に対応付けられた部分情報を受信する部分情報受信ステップと、
    受信した部分情報を用いてコンテンツを利用するためのコンテンツ利用ステップと、を携帯端末装置に実行させるためのプログラムであって、
    前記コンテンツ利用ステップは、
    部分情報受信ステップが部分情報を受信した履歴情報を記録する受信履歴記録サブステップと、
    部分情報を受信した履歴情報が所定条件を満たしているか判断する判断サブステップと、
    判断結果が所定条件を満たしているとの判断結果である場合に前記コンテンツの利用を許可する利用許可サブステップと、
    を有するプログラム。
  8. 領域に対応付けられた部分情報を受信する部分情報受信ステップと、
    受信した部分情報を用いてコンテンツを利用するためのコンテンツ利用ステップと、を有し、
    前記コンテンツ利用ステップは、
    部分情報受信ステップが部分情報を受信した履歴情報を記録する受信履歴記録サブステップと、
    部分情報を受信した履歴情報が所定条件を満たしているか判断する判断サブステップと、
    判断結果が所定条件を満たしているとの判断結果である場合に前記コンテンツの利用を許可する利用許可サブステップと、
    を有する携帯端末装置の動作方法。
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