JP2009089004A - 通信システムおよび基地局装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】SSIDなど、使用可能な文字種別が制限されている識別子を用いてユーザに情報提供しようとする場合、ユーザにとって分かりやすい表示を行うことは困難である。
【解決手段】識別子生成部13は、所定の識別子に規定されていない文字を含む第1文字列を、識別子に規定されている文字で構成される第2文字列に変換した後、その第2文字列を含む識別子を生成する。ビーコン送信部14は、識別子生成部13により生成された識別子をビーコンとして送信する。
【選択図】図1
【解決手段】識別子生成部13は、所定の識別子に規定されていない文字を含む第1文字列を、識別子に規定されている文字で構成される第2文字列に変換した後、その第2文字列を含む識別子を生成する。ビーコン送信部14は、識別子生成部13により生成された識別子をビーコンとして送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンテンツを配信する通信システムおよび基地局装置に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)を用いたコンテンツ配信が普及してきている。無線LANの高速化にしたがい、動画像配信サービスも実用化されている。無線LAN内のアクセスポイントは定期的にビーコンを発し、携帯電話などの端末装置はそのビーコンを受信する。ビーコンには所定の識別子が含まれる。端末装置は、その識別子を用いてアクセスポイントに接続要求する。アクセスポイントは、識別子が一致した端末装置との接続のみを許可する。
上記識別子として、たとえば、IEEE 802.11シリーズでは、SSID(Service Set Identifier)またはESSID(Extended Service Set Identifier)を設定することができる。ESSIDはSSIDを拡張したものであり、以下本明細書では、これらを総称して、単にSSIDと表記する。SSIDは、ネットワークの識別子であり、付近に複数の無線LANが構築されている場合でも、接続すべきネットワークおよびアクセスポイントを特定することができる。SSIDには、最大32文字までの英数字を任意に設定することができる。
特許文献1は、情報配信システムを開示し、この情報配信システムは、無線LAN端末が情報配信を希望する情報の情報種別名と、アクセスポイントが報知するネットワーク識別子と、情報配信サーバのホスト名が予め定められた対応関係となっている。
特開2007−5892号公報
しかしながら、SSIDなど、使用可能な文字種別が制限されている識別子を用いてユーザに情報提供しようとする場合、ユーザにとって分かりやすい表示を行うことは困難である。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、使用可能な文字種別が制限されている識別子を用いても、ユーザにとって分かりやすい表示が可能な通信システム、基地局装置を提供することにある。
本発明のある態様の通信システムは、基地局装置と、端末装置とを含む通信システムであって、基地局装置は、所定の識別子に規定されていない文字を含む第1文字列を、識別子に規定されている文字で構成される第2文字列に変換した後、その第2文字列を含む識別子を生成する識別子生成部と、識別子生成部により生成された識別子をビーコンとして送信するビーコン送信部と、を備える。端末装置は、基地局装置から送信されるビーコンを受信するビーコン受信部と、ビーコン受信部により受信された識別子に含まれる第2文字列を逆変換して、第1文字列を復元する識別子処理部と、識別子を用いて基地局装置に接続要求する接続処理部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、使用可能な文字種別が制限されている識別子を用いても、ユーザにとって分かりやすい表示が可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システム100を示すブロック図である。通信システム100は、基地局装置10および端末装置20を含む。基地局装置10は、無線LANを構成するアクセスポイントであり、端末装置20が受信および再生可能なコンテンツのマルチキャスト配信を行う。コンテンツには、テキスト、静止画、動画像、音声およびメタデータなどのうち、少なくとも一つを含めることができる。以下の説明では、基地局装置10は、コンビニエンスストアなどの商業店舗内に設置され、自主放送システムとして、コンテンツを店内およびその近隣にマルチキャスト配信を行う例を想定する。たとえば、コンテンツとして広告映像やクーポンを配信する。
基地局装置10は、サービス情報記憶部11、サービスID記憶部12、識別子生成部13、ビーコン送信部14、接続処理部15および接続用識別子記憶部(図1では第1識別子記憶部と表記する)16を含む。この他、図示しないコンテンツ配信処理部を備えている。コンテンツ配信処理部は、端末装置20に対してコンテンツの配信処理を行う。端末装置20は、ビーコン受信部21、識別子処理部22、サービスID記憶部23、接続用識別子記憶部(図1では第1識別子記憶部と表記する)24、ユーザインタフェース25および接続処理部26を含む。この他、図示しないコンテンツ受信処理部を備えている。コンテンツ受信処理部は、基地局装置10から配信されたコンテンツを受信する。
基地局装置10および端末装置20のそれぞれの構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
サービス情報記憶部11は、サービス情報を記憶する。サービス情報は、配信すべきコンテンツの内容などに関する情報であり、管理者によりあらかじめ設定される。たとえば、「サンヨーデンキ商店セール−岐阜羽島駅前店−」などと設定される。このように、サービス情報は、漢字、カタカナ、ひらがなを含めて自由な文字列で記述されることが可能である。
サービスID記憶部12は、サービスIDを記憶する。サービスIDは、そのコンテンツの配信サービスを特定する識別子であり、管理者によりあらかじめ設定される。サービスIDは、英数字等で記述された文字列で形成される。
識別子生成部13は、端末装置20からの接続要求を許可するための第1識別子と別に、コンテンツに関する情報を含む第2識別子を生成する。第1接続子は、実際に接続する際に使用する接続用識別子である。第2接続子は、そのコンテンツを受信するか否かをユーザに判断させるための情報を端末装置20に通知するための通知用識別子である。第1識別子および第2識別子は、それぞれSSIDであってもよい。
識別子生成部13は、第2識別子に規定されていない、すなわち使用不能な文字を含む第1文字列を、第2識別子に規定されている、すなわち使用可能な文字で構成される第2文字列に変換した後、その第2文字列を含む第2識別子を生成する。第2識別子をSSIDとする場合、第2識別子に使用不能な文字は、英数字等以外の文字であり、漢字、ひらがな、およびカタカナを含む。さらに、ハングル文字や中国式漢字等も含む。第2文字列は、英数字等のみで表記された文字列である。
第2識別子をSSIDとする場合、識別子生成部13は、上記サービスIDと上記サービス情報とを結合し、その文字列を変換することによって、32文字以下の英数字等で構成されるSSIDを生成する。なお、識別子生成部13は、上記サービスIDと上記サービス情報とを結合し、その文字列を変換して得た文字列が、識別子の制限文字数を超える場合、その文字列を複数に分割し、複数の識別子にそれぞれ含める。具体的には、変換して得た文字列が32文字を超えた場合、その文字列を複数に分割し、分割後の各文字列が32文字以下になるようにする。
ビーコン送信部14は、識別子生成部13により生成された第2識別子をビーコンとして送信する。接続用識別子記憶部16は、第1識別子を記憶する。第1識別子は、本基地局装置10への接続を許可している端末装置20にも記憶されている。本実施の形態では第1識別子は送信しない。つまり、第1識別子は、端末装置20に対して非公開、すなわちステルスな設定となっている。
接続処理部15は、端末装置20からの第2識別子による接続要求を拒否し、端末装置20があらかじめ保持する第1識別子による接続要求を許可する。接続処理部15は、接続用識別子記憶部16を参照して、そこに記憶されている第1識別子による接続要求である場合、接続を許可する。一方、接続用識別子記憶部16に記憶されていない第1識別子、および第2識別子による接続要求を拒否する。
端末装置20は、基地局装置10に接続して上記コンテンツを受信可能な端末である。携帯電話機、スマートフォン、ノートPC、および専用端末などが該当しうる。
ビーコン受信部21は、基地局装置10から送信されるビーコンを受信する。より具体的には、上記コンテンツに関する情報、すなわちサービス情報を含み、第1識別子と別に生成される第2識別子をビーコンとして基地局装置10から受信する。
サービスID記憶部23は、基地局装置10に保持されるサービスIDに対応するサービスIDを保持する。このサービスIDは、上記コンテンツを再生するためのアプリケーションをダウンロードする際に、設定されてもよいし、ユーザにより手入力されてもよいし、その他の手法で設定されてもよい。
サービスID記憶部23は、基地局装置10に保持されるサービスIDに対応するサービスIDを保持する。このサービスIDは、上記コンテンツを再生するためのアプリケーションをダウンロードする際に、設定されてもよいし、ユーザにより手入力されてもよいし、その他の手法で設定されてもよい。
識別子処理部22は、ビーコン受信部21により受信されるビーコンに含まれる第2識別子から上記サービス情報を抽出する。具体的には、識別子処理部22は、ビーコン受信部21により受信された第2識別子に含まれる第2文字列を逆変換して、第1文字列を復元する。より具体的には、第2識別子に含まれるサービスIDを抽出し、そのサービスIDがサービスID記憶部23に記憶されているサービスIDであるか否か判定する。そのサービスIDがサービスID記憶部23に記憶されている場合、上述した基地局装置10の識別子生成部13が行う処理の逆処理を実行することにより、第2識別子に含まれるサービス情報を取得する。上記サービスIDがサービスID記憶部23に記憶されていない場合、上述した第2識別子生成処理の逆変換を実行する必要はない。
接続用識別子記憶部24は、基地局装置10で設定された第1識別子を保持する。第1識別子も、サービスIDと同様に、上記コンテンツを再生するためのアプリケーションをダウンロードする際に、設定されてもよいし、ユーザにより手入力されてもよいし、その他の手法で設定されてもよい。第1識別子はサービスIDと対応づけられて記憶される。
ユーザインタフェース25は、少なくとも図示しない表示部または音声出力部と、操作部を備え、識別子処理部22により抽出されたサービス情報を提供し、基地局装置10への接続要求指示をユーザに促す。ユーザインタフェース25は、当該サービス情報を表示部に表示してもよいし、音声出力部から音声出力してもよい。このとき、複数の第2識別子を受信している場合、複数のサービス情報を表示する。その際、第2識別子の受信強度が強いものを優先的に表示することが望ましい。たとえば、受信強度が強い順に画面の上から並べて表示してもよい。複数の基地局装置10から第2識別子を受信した場合、どの基地局装置10に接続要求すべきかをユーザに容易に認識させることができる。
接続処理部26は、ユーザインタフェース25から上記接続要求指示を受けると、第2識別子に対応する第1識別子を接続用識別子記憶部16から取得し、取得した第1識別子を用いて基地局装置10に接続要求する。より具体的には、ユーザインタフェース25から、ユーザにより特定のサービス情報が選択され、対応する基地局装置10への接続が指示されると、当該サービス情報のサービスIDに対応する第1識別子を用いて当該基地局装置10へ接続要求する。
つぎに、本発明の実施の形態に係る通信システム100の動作について説明する。
図2は、実施の形態に係る基地局装置10の動作を示すフローチャートである。
識別子生成部13は、サービス情報記憶部11からサービス情報を取得し、サービスID記憶部12からサービスIDを取得し、上述したSSID生成処理に基づき、通知用SSIDを生成する(S10)。
図2は、実施の形態に係る基地局装置10の動作を示すフローチャートである。
識別子生成部13は、サービス情報記憶部11からサービス情報を取得し、サービスID記憶部12からサービスIDを取得し、上述したSSID生成処理に基づき、通知用SSIDを生成する(S10)。
ここで、通知用SSIDの生成処理の一例を説明する。
この例では、サービスIDが「broadserv」という英数字等のみの文字列、サービス情報が「サンヨーデンキ商店セール−岐阜羽島駅前店−」という漢字、仮名文字を含んだ文字列であるとする。この例ではサービス情報はSJISコードで記述される。この前提では、サービスIDはそのままで問題ないが、サービス情報はSSIDで使用できない漢字および仮名文字を含むため、この文字列を英数字等の文字列に変換する。
この例では、サービスIDが「broadserv」という英数字等のみの文字列、サービス情報が「サンヨーデンキ商店セール−岐阜羽島駅前店−」という漢字、仮名文字を含んだ文字列であるとする。この例ではサービス情報はSJISコードで記述される。この前提では、サービスIDはそのままで問題ないが、サービス情報はSSIDで使用できない漢字および仮名文字を含むため、この文字列を英数字等の文字列に変換する。
具体的には、まず、この文字列「サンヨーデンキ商店セール−岐阜羽島駅前店−」を圧縮し、バイナリデータに変換する。つぎに、このバイナリデータを、BASE64などの変換手段を用いて英数字等の文字列「94h9ghkhkvaribh-95hdlvircfk」に変換する。なお、この文字列は説明上のものである。これにより、英数字等からなる文字列を取得できる。その後、サービスIDと結合することによって、英数字等からなる文字列「broadserv_94h9ghkhkvaribh-95hdlvircfk」を生成する。
ビーコン送信部14は、識別子生成部13により生成された通知用SSIDをビーコンとして配信する(S11)。その後、接続処理部15は、端末装置20から接続要求を受けると(S12のY)、それが接続用SSIDによる接続要求であるか否かを判定する(S13)。ここで、通知用SSIDは上記第2識別子(通知用識別子)の一例であり、接続用SSIDは上記第1識別子(接続用識別子)の一例である。接続用SSIDによる接続要求である場合(S13のY)、接続要求を許可し、接続処理を実行する(S14)。通知用SSIDによる接続要求である場合(S13のN)、接続要求を拒否し、接続処理を実行しない。ステップS11〜ステップS14までの処理は、コンテンツの配信が終了するまで(S15のY)、繰り返される。
図3は、実施の形態に係る端末装置20の動作を示すフローチャートである。
ビーコン受信部21は、基地局装置10に接続しようとする際、基地局装置10から送出される通知用SSIDを受信する(S20)。識別子処理部22は、その通知用SSIDに含まれるサービスIDが、サービスID記憶部23に保持されているいずれかのサービスIDと一致するか否か判定する(S21)。一致する場合(S21のY)、上述した生成処理の逆変換を行うことにより、当該通知用SSIDに含まれるサービス情報を抽出し、ユーザインタフェース25は、抽出されたサービス情報を表示し(S22)、ユーザの指示を待つ。
ビーコン受信部21は、基地局装置10に接続しようとする際、基地局装置10から送出される通知用SSIDを受信する(S20)。識別子処理部22は、その通知用SSIDに含まれるサービスIDが、サービスID記憶部23に保持されているいずれかのサービスIDと一致するか否か判定する(S21)。一致する場合(S21のY)、上述した生成処理の逆変換を行うことにより、当該通知用SSIDに含まれるサービス情報を抽出し、ユーザインタフェース25は、抽出されたサービス情報を表示し(S22)、ユーザの指示を待つ。
接続処理部26は、ユーザにより接続が指示されると(S23のY)、上記サービスIDに対応する接続用SSIDを接続用識別子記憶部24から取得する(S24)。接続処理部26は、取得した接続用SSIDを用いて、基地局装置10に接続要求する(S25)。その後、端末装置20は、基地局装置10からコンテンツを受信する(S26)。コンテンツの受信は、コンテンツの終了またはユーザからの終了指示により終了する(S27のY)。
以上説明したように本実施の形態によれば、実際の接続に使用する第1識別子と別に、コンテンツに関する判断材料を含む第2識別子を生成し、配信することにより、文字数が制限されている識別子を用いて、端末装置のユーザに十分な情報を提供することができる。また、配信される第2識別子による接続要求を拒否し、かつ第1識別子を非公開にし、あらかじめ第1識別子が通知されている端末装置からの接続要求のみを許可することにより、本通信システムに非対応の端末装置からのアクセスを制限することができる。これより、有料サービスや会員サービスを容易に実現することができる。
さらに、本実施の形態によれば、基地局装置10側で、英数字等以外の文字を含む第1文字列を、英数字等のみの第2文字列に変換した後、その第2文字列を含む識別子を生成する。そして、端末装置20側で、その識別子に含まれる第2文字列を逆変換して、第1文字列を復元することにより、使用可能な文字種別が制限されている識別子を用いても、端末装置のユーザにとって分かりやすい表示が可能となる。たとえば、端末装置のユーザは、英数字等ではなく、漢字および仮名文字でコンテンツに関する情報を見ることができる。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述した実施の形態では、第1識別子を配信しない例を説明した。しかし、第1識別子を暗号化し、ビーコンとして配信する変形例も考えられる。本変形例において、識別子生成部13は、第1識別子を暗号化する。たとえば、WEP(Wired Equivalent Privacy)を用いて暗号化する。ビーコン送信部14は、識別子生成部13により暗号化された第1識別子をビーコンとして送信する。
端末装置20は、接続用識別子記憶部24の代わりに暗号キー記憶部を備え、本変形例では、暗号キー記憶部は、基地局装置10が接続要求を許可するための暗号化された第1識別子を解読するための暗号キーを記憶する。たとえば、WEPキーを記憶する。このWEPキーも、実施の形態に係る、サービスIDおよび第1識別子と同様の手法で取得されることが可能である。本変形例では、ビーコン受信部21は、コンテンツに関する情報を含み、第1識別子と別に生成される第2識別子と、暗号化された第1識別子をビーコンとして基地局装置10から受信する。接続処理部26は、ユーザインタフェース25から上記接続要求指示を受けると、暗号化された第1識別子を解読するための暗号キーを暗号キー記憶部から取得し、取得した暗号キーでその暗号化された第1識別子を解読し、それを用いて基地局装置10に接続要求する。たとえば、接続処理部26は、ビーコン受信部21で受信された暗号化された第1識別子に対応するWEPキーを当該暗号キー記憶部から取得し、当該第1識別子をその暗号キーで解読する。その後、解読された第1識別子により基地局装置10に接続要求する。
基地局装置10側の接続処理部15は、端末装置20により解読された第1識別子による接続要求を許可する。この変形例によれば、上述した実施の形態と同様の効果を奏する。端末装置20が第1識別子を保持しないため、すべての第1識別子を保持する必要がなくなり、端末装置20が必要とする記憶が容量が低減すると共に、基地局装置10においても、第1識別子を自由に設定、変更することが可能となる。
また、実施の形態では、識別子生成部13は、文字種別の変換を除き、サービス情報をそのままSSIDに付加した。この点、暗号化や圧縮など何らかの変換処理をさらに施してもよい。また、識別子生成部13が、通知用SSIDを複数設定し、サービス情報を複数の通知用SSIDに分割して組み込み、識別子処理部22がそれらを統合させてもよい。これによれば、サービス情報の文字数を、32文字を超えて設定することができる。
さらに、第1識別子(たとえば、SSID)に対してWEPキーを設定してもよい。
また、実施の形態では、サービスIDは英数字等による文字列を想定した。この点、サービスIDは、意味を持たないバイナリデータの文字列でもよいし、漢字や仮名文字を含んだ文字列でもよい。この場合、識別子処理部22は、受信された通知用SSIDをまず復元し、その後、サービスIDの確認を行う。
10 基地局装置、 11 サービス情報記憶部、 12 サービスID記憶部、 13 識別子生成部、 14 ビーコン送信部、 15 接続処理部、 16 接続用識別子記憶部、 20 端末装置、 21 ビーコン受信部、 22 識別子処理部、 23 サービスID記憶部、 24 接続用識別子記憶部、 25 ユーザインタフェース、 26 接続処理部、 100 通信システム。
Claims (4)
- 基地局装置と、端末装置とを含む通信システムであって、
前記基地局装置は、
所定の識別子に規定されていない文字を含む第1文字列を、前記識別子に規定されている文字で構成される第2文字列に変換した後、その第2文字列を含む識別子を生成する識別子生成部と、
前記識別子生成部により生成された識別子をビーコンとして送信するビーコン送信部と、を備え、
前記端末装置は、
前記基地局装置から送信されるビーコンを受信するビーコン受信部と、
前記ビーコン受信部により受信された識別子に含まれる第2文字列を逆変換して、第1文字列を復元する識別子処理部と、
前記識別子を用いて前記基地局装置に接続要求する接続処理部と、
を備えることを特徴とする通信システム。 - 所定の識別子に規定されていない文字を含む第1文字列を、前記識別子に規定されている文字で構成される第2文字列に変換した後、その第2文字列を含む識別子を生成する識別子生成部と、
前記識別子生成部により生成された識別子をビーコンとして送信するビーコン送信部と、
を備えることを特徴とする基地局装置。 - 前記識別子生成部は、前記第2文字列を複数に分割し、複数の識別子にそれぞれ含めることを特徴とする請求項2に記載の基地局装置。
- 所定のコンテンツを端末装置に配信する基地局装置であって、
前記端末装置からの接続要求を許可するための第1識別子と別に、前記コンテンツに関する情報を含む第2識別子を生成する識別子生成部と、
前記識別子生成部により生成された第2識別子をビーコンとして送信するビーコン送信部と、を備え、
前記識別子生成部は、前記第2識別子に規定されていない文字を含む第1文字列を、前記第2識別子に規定されている文字で構成される第2文字列に変換した後、その第2文字列を含む第2識別子を生成することを特徴とする基地局装置。
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