JP5142143B2 - 網点印刷物の作成方法 - Google Patents

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本発明は、紙幣、パスポート、有価証券、カード、貴重印刷物等の偽造防止及び改ざん防止が必要とされる印刷物において、特に繊細な網点構成を要する印刷物の作成方法に関するものである。
近年、カラー複写機の高画質化及びカラー製版技術のコンピュータ化に伴い、紙幣や有価証券類の偽造手段が多様化する傾向にある。特に、印刷産業分野で使用される画像入出力機器の解像度が著しく向上し、有価証券類に使用されている細線や微小文字の抽出が比較的容易になってきた。これにより、現在の有価証券の多くに採用されている地紋、彩紋、レリーフ模様等の細画線で構成されたものが、スキャナ等の入出力機器によって、高精度に抽出できることとなったため、単に4色の網点構成から成る一般商業印刷法による偽造だけではなく、特色版を多用したものより本格的な偽造券が増えてきた。
そこで、本出願人は、図10に示すように、連続階調画像に偽造防止策を付与した網点印刷物の作成方法、すなわち、網点を印刷するためのハーフトーン領域として互いに重なることのない2種類のハーフトーン領域を隙間なく設けた上で、2種類のハーフトーン領域のそれぞれの種類のハーフトーン領域を、それぞれに対応する一つの連続階調画像に割り当て、それぞれの種類のハーフトーン領域ごとに対応する連続階調画像を表現するための網点を印刷して、所定の領域に二つの連続階調画像を印刷する網点印刷物の印刷方法として、2種類のハーフトーン領域において、円形ドットで構成される第1のスレッショルドデータ作成部を設け(STEP1)、2種類のハーフトーン領域において、第1のスレッショルドデータより画素密度の小さい円形ドットで構成される第2のスレッショルドデータ作成部を設け(STEP2)、円形ドットを配置することで、第1のスレッショルドデータ作成部で得られた画像データと、画素密度の小さい円形ドットを配置することで、第2のスレッショルドデータ作成部で得られた画像データのそれぞれの画像データを、ポストスクリプト網点発生法のHalftoneType16に準じたコマンドに変換するコマンド変換部を設け(STEP3)、第1のスレッショルドデータ作成部と第2のスレッショルドデータ作成部の双方に対応する網点データを保存する部を設け(STEP4)、網点発生のための命令を与えるラスター処理部を設け(STEP5)、TIFFの白黒2値のハーフトーン画像1が生成される(STEP6)。次に、2種類のハーフトーン領域において、白黒を反転した反転円形ドットで構成される第1のスレッショルドデータ作成部を設け(STEP1’)、2種類のハーフトーン領域において、第1のスレッショルドデータより画素密度の小さい円形ドットで構成される第2のスレッショルドデータ作成部を設けて(STEP2’)反転円形ドットを配置し、第1のスレッショルドデータ作成部で得られた画像データと円形ドットを配置することで、第2のスレッショルドデータ作成部で得られたそれぞれの画像データを、ポストスクリプト網点発生法のHalftoneType16に準じたコマンドに変換するコマンド変換部を設け(STEP3’)、第1のスレッショルドデータ作成部と第2のスレッショルドデータ作成部の双方に対応する網点データを保存する部を設け(STEP4’)、網点発生装置に命令を与えるラスター処理部を設け(STEP5’)、TIFFの白黒2値のハーフトーン画像2が生成される(STEP6’)。そして、生成されたTIFF白黒2値のハーフトーン画像1及び2の画像演算処理部を設け(STEP7)、m×mピクセルが黒く塗りつぶされたマスク1の生成部を設け(STEP8)、マスク1の反転部を設け(STEP9)、n×nピクセルが黒く塗りつぶされたマスク2の生成部を設ける(STEP10)。こうして得られたマスク1、マスク2によってハーフトーン領域をm×mピクセルのハーフトーン領域とn×nピクセルのハーフトーン領域に分割し、それぞれの種類のハーフトーン領域ごとに一つの連続階調画像を割り当てる方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法によれば、いずれの種類の機能性インキを用いることにしても、潜像を印刷するために使用した機能性インキの光学的特性に応じた所定の視認条件の下で潜像を視認することができる。しかしながら、こうした偽造防止策は、高額な機能性材料が必要なため、生産コスト面において経済性に見合う製品にしか付与することができないといった問題があった。
そこで、本出願人は、2種類の網点画像を同一平面上に均等配置する場合において、一般の商業印刷で使用されているシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の基本4色インキ又はトナーの中で、ブラック(K)インキがカーボンブラックを主体とした黒色顔料で、紫外線領域から赤外線領域までの全域にわたり吸収特性を示すインキを使用し、前述の基本4色のうちのシアン(C)インキ、マゼンタ(M)インキ、イエロー(Y)インキを重ね合わせたものが、赤外線を吸収しないことを利用すれば、赤外線カメラ等の特殊な鑑定装置を用いて観察した場合、カーボンブラック含有のブラック(K)インキで印刷された画像のみを視認することができることに注目した。
図11に示すように、一つの第1のハーフトーン領域(1’)と、第1のハーフトーン領域(1’)に隣接する一つの第2のハーフトーン領域(2’)とが複数組配置され、第1のハーフトーン領域(1’)は、第2のハーフトーン領域(2’)より面積を大きくとることにより肉眼で観察することができるようにし、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)のカラー色材で形成させた。さらに、第2のハーフトーン領域(2’)は、赤外線吸収性色素を含む単色黒の色材(例えば、カーボンを含むカーボンブラック)を用いて構成させた第2aの領域(2a’)と、その背景部分には、赤外線吸収色素を含まないシアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)のカラー色材を重ね合わせて得られる黒色インキ、いわゆるプロセスブラックインキを用いて構成させた第2bの領域(2b’)との比率に応じて、階調が施された潜像画像が構成されている印刷物(以下「潜像印刷物」という。)を作製し、赤外線環境下で観察した場合、カーボンブラックで形成された潜像画像のみが現出するようにし、かつ、複写時には、双方が区別されることなく黒色系で複製物が形成されることで、潜像画像を視認することが不可能な網点配置としている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、本出願人は、特願2006−303901号公報において、前述した潜像印刷物における繊細な網点構成を所望の状態で出力物として得るため、実際の印刷物の形状及びインクの紙への浸透状態を測定し、出力前の設計値と出力物の測定値との誤差を考慮して、所望の状態で出力されるための網点設計が可能となる網点の作成方法を提案している。これは、(1)基材上に所望する網点の設計値に対して、あらかじめ記憶しているプリンタ等の出力機器や基材の種別等の各種印刷条件による実際の印刷物上における網点の形状、大きさ等の差異に関するデータから適正な網点の設定値を算出し、(2)適正な網点の設計値を基に、第1の網点領域と第2の網点領域を画像分割するための基本マスクの作成を行い、(3)第1の網点領域及び第2の網点領域において、濃度階調を有する可視画像を構成する網点を生成し、(4)機能性材料を含む色材を用いて構成する第2aの網点領域と、機能性材料を含まない色材を用いて構成する第2bの網点領域が重なり合うことがないように配置して潜像画像を構成する網点を生成し、(5)最後に可視画像の網点と潜像画像の網点とを合成する方法である。
特開2001−205917号公報 特許第3544536号公報
しかしながら、特開2001−205917号公報及び特許第3544536号公報に開示されているハーフトーン領域は、m×mピクセルのハーフトーン領域と、n×nピクセルのハーフトーン領域で表されている2種類のハーフトーン領域を同じ大きさに設定することができないという制約が存在した。
これは、2種類のハーフトーン領域のそれぞれの種類のハーフトーン領域に、一つの連続階調画像を割り当てるために必要とされる、マスクを生成する際に生じる制約であった。特開2001−205917号公報で示されているとおり、前述の制約は、前述のマスク生成時に、黒く塗りつぶされた連続したm×mピクセルのハーフトーン領域のみを一括選択する必要がある。しかし、一般的な画像処理ソフトでは、隣接する縦横4画素を比較した時に同色の場合、一続きの領域と判定するが、m=nの条件下に限っては、m×mピクセルのハーフトーン領域同士が縦横で接しないため、m×mピクセルのハーフトーン領域のみを一括選択することができず、マスクを生成することができない。また、一般的な画像処理ソフトでは、色域による範囲指定を行うことも可能であるが、この方法では、m×mピクセルのハーフトーン領域のみならず、n×nピクセルのハーフトーン領域内の網点まで選択されてしまうため、マスクを作製することができない。
作成する印刷物の図柄及び使用するインキ等の条件によって、前述の2種類のハーフトーン領域のサイズm×m及びn×nの最適条件が決定するが、例えば、特願2006−312868号の画像表示体の作成を実施する際は、m=nが最適条件となるケースが多く考えられる。しかし、従来技術では、このような条件での実施ができなかった。
また、マスク生成時には濃度の異なる2種類のグレー画像が必要となるが、これらの濃度は、作成したい印刷物の条件に応じて適切に選択する必要があった。そのため、網点サイズごとに2種類のグレー画像の濃度を試行錯誤で探して、それらのグレー画像に網点を付与していたため、任意条件の印刷用版面データを自動で作成することは困難であった。
さらに、従来のマスク生成手法は、処理工程が複雑であることから、画像データ作成のために長い時間を要した。
本発明は、前述した課題の解決を目的とするものであり、具体的には、2種類のハーフトーン領域のサイズにおける制限を受けず、更に任意条件の画像データを自動で作成するための網点印刷物の作成方法であって、グレー画像からマスク画像を生成する工程として、第1のスレッショルドデータを生成する手段、第2のスレッショルドデータを生成する手段、これら二つの画像を所定のコマンドに変換する手段、変換した画像を網点データとして保存する手段、保存した網点データに対してラスター処理を行う手段を有する網点印刷物の作成方法を提供することを目的とする。
本発明の網点印刷物の作成方法は、基材上に、第1のハーフトーン領域と第2のハーフトーン領域が複数配置されて濃度階調を有する可視画像が形成され、第1のハーフトーン領域及び第2のハーフトーン領域は、画像を形成する画像形成領域と画像形成領域を囲むか、若しくは隣接する背景領域から成るか、又は第1のハーフトーン領域は、明暗若しくは色彩によって表現される階調情報を持った画素から成り、第2のハーフトーン領域は、画像を形成する画像形成領域と画像形成領域を囲むか、又は隣接する背景領域から成り、前記第2のハーフトーン領域の画像形成領域及び背景領域は、機能性材料を含む色材及び含まない色材を用いて構成され、機能性材料を含むハーフトーン領域と含まないハーフトーン領域は、肉眼では同色に視認され、機能性材料の有無、強弱及び/又は種別により潜像画像が形成され、肉眼では濃度階調を有する可視画像が確認され、機能性材料の特性に合った判別手段を用いることで潜像画像が視認される網点印刷物の作成方法であって、可視画像の元となる第1の画像から単色の網点の面積の大小、単色の画素の分布の粗密又は階調情報を持った画素によって構成される第1の連続階調画像を生成する工程と、潜像画像の元となる第2の画像から、第1の連続階調画像と同一の画像幅、画像高さ及び画像解像度と成るように、単色の網点の面積の大小又は単色の画素の分布の粗密又は階調情報を持った画素によって構成される第2の連続階調画像を生成する工程と、第1の連続階調画像と同一の画像幅及び画像高さを有するグレー画像を生成し、グレー画像により、第1のハーフトーン領域に第1の連続階調画像を、第2のハーフトーン領域に第2の連続階調画像をそれぞれ割り当てるためのマスク画像を生成する工程と、第2の連続階調画像とマスク画像により、第2の連続階調画像に対してマスク画像の白画素に対応する部分をすべて白画素に置き換えるためのマスク処理をする工程と、第1の連続階調画像上にマスク画像を重ね合わせ、更にその上に、マスク処理を行った第2の連続階調画像を重ねてそれぞれの画像を合成する工程と、合成された生成画像を、基材に所定の方法により施す工程から成ることを特徴とする。


本発明の網点印刷物の作成方法は、マスク画像を生成する工程が、第1のハーフトーン領域と同一形状で、グレー画像の最も暗い色よりも、更に暗い色である最低閾値により設定された第1のスレッショルドデータを生成する工程と、第2のハーフトーン領域と同一形状で、グレー画像の最も明るい色よりも、更に明るい色である最高閾値により設定された第2のスレッショルドデータを生成する工程と、第1のスレッショルドデータと第2のスレッショルドデータを所定のコマンドに変換する工程と、所定のコマンドに変換された第1のスレッショルドデータ及び第2のスレッショルドデータを結合して、網点データとして保存する工程と、保存した網点データに対して、第1のハーフトーン領域に含まれるすべての画素を白色に変換し、第2のハーフトーン領域に含まれるすべての画素を黒色に変換するラスター処理を行う工程とを有することを特徴とする。
網点による画像データ作成の際、第1のハーフトーン領域のサイズより第2のハーフトーン領域のサイズを大きくするといった、2種類の網点領域のサイズにおける制約を受けなくなり、さらに、第1のハーフトーン領域のサイズと第2のハーフトーン領域のサイズを同一にしてもよく、網点による画像データ作成の自由度が上がる。
2種類の網点領域を持つ印刷物において任意条件の画像データを自動で作成することが可能となり、作成者による作業ミスが減少し、更に作業時間も短縮される。
マスク生成に関する処理工程が大幅に減少されたため、画像データの作成に要する時間が短縮される。
また、画像データ作成にかかわる処理工程を減少しても、従来と同様、所定の領域に一つの連続階調画像を印刷することができるとともに、所定の領域に二つの連続階調画像を互いに重なり合うことなく、かつ、所定の領域に連続階調画像を網点の融合を生じることなく、同等に配置して、市場一般で広く用いられているシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(B)の4色のインキによる印刷で足りるので、セキュリティ印刷を安価に実現することが可能である。
次に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明における印刷物の網点構成図を示す図である。図2は、本発明における印刷物の別の網点構成図を示す図である。図3は、本発明における網点印刷物の作成方法を示すフローチャートである。図4は、図3に示した本発明における網点印刷物の作成方法を示す全体フローにおいて、STEP2のマスク画像の生成工程、いわゆる、第1のハーフトーン領域を第1の連続階調画像に割り当て、第2のハーフトーン領域に第2の連続階調画像を割り当てるために必要なマスク画像の生成の詳細を示すフローチャートである。図5は、本発明における網点印刷物を作成する装置の一部分で、図4で示したマスク画像の生成工程における装置のブロック図である。図6(a)は、本発明におけるm×mピクセルの第1のスレッショルドデータであり、図6(b)は、本発明におけるn×nピクセルの第2のスレッショルドデータである。図7は、本発明の一実施例における第1画像(a)、グレー画像(b)及び第2画像(c)を示す図である。図8は、本発明の一実施例におけるマスク画像(a)、マスク処理後の第2の連続階調画像(b)を示す図である。図9は、本発明の一実施例における合成画像を示す図である。図10は、従来の網点印刷物の作成方法のグレー画像用スレッショルド生成方法及び網点付与方法のフローチャートである。図11は、従来の印刷物の網点構成図を示す図である。
本発明における印刷物の網点構成について、図1を用いて説明する。図1(a)に示すように、本発明における網点印刷物は、複数の第1のハーフトーン領域(1)及び複数の第2のハーフトーン領域(2)から構成される。第1のハーフトーン領域(1)は、すべて同一形状であり、第2のハーフトーン領域(2)もすべて同一形状である。この2種類のハーフトーン領域は、正方形又は長方形であることが望ましい。
図1(b)に示すように、第1のハーフトーン領域(1)は、画像形成部(1a)及び背景部(1b)から構成され、第2のハーフトーン領域(2)も同様に画像形成部(2a)及び背景部(2b)から構成される。第1のハーフトーン領域の画像形成部(1a)、第1のハーフトーン領域の背景部(1b)、第2のハーフトーン領域の画像形成部(2a)、第2のハーフトーン領域の背景部(2b)の少なくとも一部に対して、それぞれ異なる特性を持つインキを付与することで、特定の観察条件下では、第1のハーフトーン領域の画像形成部(1a)又は背景部(1b)のみが観察され、第1の連続階調画像が出現し、別の特定の観察条件下では、第2のハーフトーン領域の画像形成部(2a)又は背景部(2b)のみが観察され、第2の連続階調画像が出現するような印刷物が得られる。
また、図2に示すように、本発明における網点印刷物は、第1のハーフトーン領域(1)が明暗又は色彩によって表現される階調情報を持った画素によって構成されていても良い。
図3は、本発明における網点印刷物の作成方法を示すフローチャートである。図5に示す本発明における網点印刷物を作成する装置のブロック図を参照し、図3のフローチャートに準じて説明する。
まず、第1の連続階調画像についてである。印刷物上に可視画像として認識させたい原画像となる第1の画像を画像処理部へ入力し、単色の網点の面積の大小、若しくは単色の画素の分布の粗密又は階調情報を持った画素によって表現される第1の連続階調画像を生成する(STEP1)。
次に、グレー画像についてである。第1の連続階調画像と同一の画像幅及び画像高さを持つグレー画像を生成し、このグレー画像を画像処理部へ入力して(STEP1’)、マスク画像生成部によって変換し、マスク画像を得る(STEP2)。このマスク画像は、可視画像である第1の画像と不可視画像である第2の画像を合成するために、非常に重要な役割を持つ画像である。
次に、第2の連続階調画像についてである。この第2の連続階調画像は、印刷物上において、ある特定の観察条件下のみで認識される潜像画像である。第1の連続階調画像と同一の画像幅、画像高さ及び画像解像度を持つように、この潜像画像の元となる第2の画像を画像処理部へ入力し、単色の網点の面積の大小又は単色の画素の分布の粗密によって第2の連続階調画像を生成する(STEP1’’)。
次に、マスク画像と第2の連続階調画像をマスク処理部に入力し、マスク処理を行う(STEP3)。これは、第2の連続階調画像に対してマスク画像の白画素に対応する部分をすべて白画素に置き換える処理を施すことで、第2の連続階調画像のうち第1のハーフトーン領域に相当する部分をすべて白色に置き換えるものである。
STEP1で入力した第1の連続階調画像の上にSTEP2で得られたマスク画像を重ね合わせ、更にその上に、STEP3で得られたマスク処理後の第2の連続階調画像を重ね合わせ、すべての画像を合成する(STEP4)。
なお、STEP1で入力した第1の連続階調画像の上に、STEP2で得られたマスク画像を重ね合わせる処理の直前に、STEP2で得られたマスク画像のすべての黒色部分を、任意の単色によって置き換える処理を含めても良い。
以上の工程を経て作製された画像データには、第1の画像を原画像とした第1の連続階調画像と、第2の画像を原画像とした第2の連続階調画像の二つの連続階調画像情報が含まれる。この画像データを基に印刷物を作製する。この印刷物作製には、例えば、画像データを色分解して印刷版面を出力し、商業印刷機によって印刷する方法、画像データを基に、直接インクジェットプリンターにより出力する方法等がある。
次に、グレー画像からマスク画像を生成するための詳細工程について説明する。図4は、図3に示した本発明における網点印刷物の作成方法を示す全体フローにおいて、STEP2のマスク画像の生成工程、いわゆる、第1のハーフトーン領域を第1の連続階調画像に割り当て、第2のハーフトーン領域に第2の連続階調画像を割り当てるために必要なマスク画像の生成の詳細を示すフローチャートであり、従来の技術とは異なる、本発明の特徴点を示すところである。
フローチャートに準じて説明すると、第1に、第1のスレッショルドデータ作成部を設け(STEP2−1)、第2に、第2のスレッショルドデータ作成部を設け(STEP2−2)、第3に、第1のスレッショルドデータ作成部で得られた第1のスレッショルドデータと第2のスレッショルドデータ作成部で得られた第2のスレッショルドデータをポストスクリプト網点発生法のHalftoneType16に準じたコマンドに変換するコマンド変換部を設け(STEP2−3)、第4に、コマンド変換部の出力結果を合成した網点データを保存する網点データ保存部を設け(STEP2−4)、第5に、網点発生のための命令を与えるラスター処理部を設け(STEP2−5)、第6に、白黒2値のマスク画像が生成される(STEP2−6)。
各ステップにおける処理内容について、更に詳細に説明する。
まず、第1のスレッショルドデータ作成部では、第1のスレッショルドデータを生成する(STEP2−1)。図5−1(a)は、図5(STEP2−1)に示すm×mピクセルの第1のスレッショルドデータを示しており、そのビットマップデータが第1のスレッショルドデータとなる。第1のスレッショルドデータは、第1のハーフトーン領域と同一形状であり、第1のスレッショルドデータのすべての画素に充分に暗い色が設定された状態で生成する。充分に暗い色とは、マスク生成用原画像に含まれる最も暗い色よりも、更に暗い色を指すもので、いわゆる、最低閾値により設定するものであり、第1のスレッショルドデータで用いられている画像形式で表現可能な最も暗い色であることが望ましい。
次に、第2のスレッショルドデータ作成部では、第2のスレッショルドデータを生成する(STEP2−2)。図5−1(b)は、図5(STEP2−2)に示すn×nピクセルの第2のスレッショルドデータを示しており、そのビットマップデータが第2のスレッショルドデータとなる。第2のスレッショルドデータは、第2のハーフトーン領域と同一形状であり、第2のスレッショルドデータのすべての画素に十分に明るい色が設定された状態で生成する。十分に明るい色とは、マスク生成用原画像に含まれる最も明るい色よりも更に明るい色を指すもので、いわゆる、最高閾値により設定するものであり、第2のスレッショルドデータで用いられている画像形式で表現可能な最も明るい色であることが望ましい。
次に、第3のコマンド変換部では、第1のスレッショルドデータ作成部で得られた第1のスレッショルドデータと、第2のスレッショルドデータ作成部で得られた第2のスレッショルドデータを、ポストスクリプト網点発生法のHalftoneType16に準じたコマンドに変換する(STEP2−3)。
次に、第4の網点データ保存部では、コマンド変換部の出力結果を結合して保存する(STEP2−4)。この出力結果には、コマンド変換部によって第1のスレッショルドデータ及び第2のスレッショルドデータを用いて、マスク生成用原画像に網点を付与するためのポストスクリプト網点発生法のHalftoneType16に準じたコマンドが付与されている。このマスク生成用原画像は、中間調グレーのみを用いた単色画像であることが望ましいが、マスク生成用原画像を構成するすべての画素は、第1のスレッショルドデータ及び第2のスレッショルドデータで用いられている画像形式で表現可能な最も暗い色よりは明るく、かつ、画像形式で表現可能な最も明るい色よりは暗い必要がある。
次に、第5のラスター処理部では、網点発生装置又はソフトウェアRIPに命令を与え、網点データ保存部の出力結果を用いてマスク生成用原画像を変換することで、網点を生成する(STEP2−5)。マスク生成用原画像としては、グレー画像を画像処理部へ入力して得られた結果の画像を用いる。STEP5の処理では、第1のスレッショルドデータは、すべての画素に十分暗い色が設定されているため、マスク生成用原画像の第1のハーフトーン領域に含まれるすべての画素は、白色に変換される。同様に、第2のスレッショルドデータは、すべての画素に十分明るい色が設定されているため、マスク生成用原画像の第2のハーフトーン領域に含まれるすべての画素は、黒色に変換される。
以上の一連の処理によって、第1のハーフトーン領域には、白色の画素が割り当てられ、第2のハーフトーン領域には、黒色の画素が割り当てられたマスク画像が生成される(STEP2−6)。このマスク画像を用いることで、一つの印刷物内に2種類のハーフトーン領域を設けることが可能となり、2種類のハーフトーン領域の各々に異なる連続階調画像を独立して割り当てることが可能になる。
このように、グレー画像からマスク画像を生成する工程、いわゆる、第1のハーフトーン領域を第1の連続階調画像に割り当て、第2のハーフトーン領域に第2の連続階調画像を割り当てるために必要なマスク画像を生成する工程を説明したが、この工程によって、本発明の課題である2種類のハーフトーン領域サイズをm=nの最適条件に設定することができなかった、という問題が解決され、2種類のハーフトーン領域のサイズにおける制約を受けなくなった。
さらに、マスク生成時には濃度の異なる2種類のグレー画像が必要となるため、網点サイズごとに2種類のグレー画像の濃度を試行錯誤で探して、それらのグレー画像に網点を付与していたため、任意条件の印刷用版面データを自動で作成することは困難であった、という問題も解決された。また、任意条件の印刷用版面データを自動で作成することが可能となり、作成者による作業ミスが減少し、更に作業時間も短縮された。
以下、前述の実施の形態に従って具体的に作成した網点印刷物の実施例について、詳細に説明するが、本発明は、この実施例に限定されるものではない。なお、本実施例における網点印刷物については、図5に示した画像処理装置を用いて作成した。
図7に、実施例における第1の画像(a)、グレー画像(b)及び第2の画像(c)を示す。まず、この第1の画像(a)を画像処理装置の画像入力部へ入力した。この第1の画像は、最終的な網点印刷物において可視画像となる画像である。また、この第1の画像は、サイズが幅4cm×高さ3cmで、解像度は300DPIであり、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の色情報によって画像が構成されている。次に、画像処理装置の画像処理部において第1の画像の色変換を行い、第1の画像のブラック(K)の成分をすべてシアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の成分で置き換えた。この色変換の前後で画像の見た目に変化はないが、色変換後の第1の画像には、ブラック(K)の成分が全く含まれない。その後、色変換後の第1の画像を、画像サイズを幅4cm×高さ3cmに保ったまま、解像度を2540DPIへ変換することで、第1の連続階調画像を生成した。
次に、マスク画像を生成するため、第1の連続階調画像と同一サイズである幅4cm×高さ3cmの画像サイズを持ち、すべての画素に濃度50%の灰色が割り当てられたグレー画像(b)を作成し、図5に示す画像処理装置の画像処理部へ入力した。すべての画素に黒色が割り当てられた大きさ50×50ピクセルの第1のスレッショルド画像を生成し、更にすべての画素に白色が割り当てられた大きさ30×30ピクセルの第2のスレッショルド画像を生成した。次に、第1のスレッショルド画像及び第2のスレッショルド画像を用いて網点を生成するポストスクリプト命令を、コマンド変換部によって埋め込む処理を行った。網点データ保存部によってコマンド変換部の出力結果をファイルに保存した後、ラスター処理部によって第1の連続階調画像と同一解像度である2540DPIのビットマップ画像へ変換することで、白黒の二値画像であるマスク画像を得た。
次に、図7(c)に示す第2の画像を画像処理部へ入力した。この第2の画像は、最終的な網点印刷物において、特定の条件下で出現する潜像画像となる画像である。また、この第2の画像は、サイズが第1の連続階調画像と同一で幅4cm×高さ3cm、解像度が72DPIのグレースケール画像である。画像処理部において、第2の画像を、サイズを幅4cm×高さ3cmに保ったまま、解像度を2540DPIへ変換した。その後、ポストスクリプト網点発生法のHalftoneType16に準じた方法によりハーフトーン処理を行うことで、白黒二値の網点画像である第2の連続階調画像(c)を得た。
次に、グレー画像(図7(b))から得たマスク画像(図8(a))と、画像処理部において得られた第2の連続階調画像(図7(c))をマスク処理部に入力し、第2の連続階調画像に対してマスク画像の白色の画素に対応する部分をすべて白色の画素で置き換える処理を施し、図8(b)に示すように、第2の連続階調画像のうち、第1のハーフトーン領域に相当する部分(図1の(1)に相当する部分)をすべて白色の画素に置き換えた。
次に、それぞれ得られた画像の着色及び合成を行った。まず、グレー画像(図7(b))から得られたマスク画像(図8(a))の黒色部分を、シアン(C)100%+マゼンタ(M)100%+イエロー(Y)100%の色にすべて置き換えた後、第1の連続階調画像(図7(a))の上に、マスク画像の黒色部分をカラー色(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))に置き換えた後のマスク画像を重ね合わせた(STEP1)。さらにその上に、第2の連続階調画像(図8(b))に対して、第1のハーフトーン領域を白色に置き替えるためのマスク処理を行った後の第2の連続階調画像(図8(b))を重ね合わせ(STEP2)、画像データを完成させた。ただし、この三つの画像の着色及び合成の処理(STEP1、STEP2)においては、上に重ねる画像のうち、白色の画素の部分は透明として扱うことで下の画像を残し、それ以外の部分は上に重ねた画像で上書きした。
以上の工程を経て作製された画像データには、二つの連続階調画像情報が含まれる。この画像データを基に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の印刷版面を出力し、網点印刷物を作製した。このとき、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)は、赤外線を透過する一般的なプロセスインキを用い、ブラック(K)については、赤外線を吸収するカーボンブラックインキを用いた。
印刷方式は、オフセット印刷機を用い、前述の四つの印刷版面を用いて行った。印刷時には、網点印刷物上のシアン(C)100%+マゼンタ(M)100%+イエロー(Y)100%部分とブラック(K)100%部分が、肉眼で、ほぼ等色に見えるようにインキ濃度の調整を行った。
以上の方法で作成された網点印刷物を所定の観察条件により観察してみた。まず、肉眼では、最初に画像処理部に入力したカラーの原画像である第1の連続階調画像が視認され、また、赤外線による観察では、カーボンブラックを用いて構成された第2の連続階調画像が視認された。
本発明における印刷物の網点構成図を示す図である。 本発明における印刷物の網点構成図を示す図である。 本発明における網点印刷物の作成方法を示すフローチャートである。 本発明における網点印刷物の作成方法において、マスク画像の生成方法を示すフローチャートである。 本発明における網点印刷物を作成する装置におけるマスク画像の生成装置のブロック図である。 本発明におけるスレッショルドデータを示す図である。 本発明の一実施例における第1画像(a)、グレー画像(b)及び第2画像(c)である。 本発明の一実施例におけるマスク画像(a)及びマスク処理後の第2画像(b)である。 本発明の一実施例における合成画像である。 従来の網点印刷物の作成方法のグレー画像用スレッショルド生成方法及び網点付与方法のフローチャートである。 従来の印刷物の網点構成図を示す図である。
符号の説明
1、1’ 第1のハーフトーン領域
1a 第1のハーフトーン領域の画像形成部
1b 第1のハーフトーン領域の背景部
2、2’ 第2のハーフトーン領域
2a、2a’ 第2のハーフトーン領域の画像形成部
2b、2b’ 第2のハーフトーン領域の背景部

Claims (1)

  1. 基材上に、第1のハーフトーン領域と第2のハーフトーン領域が複数配置され、前記第1のハーフトーン領域により濃度階調を有する可視画像が形成され、前記第2のハーフトーン領域により潜像画像が形成され、前記第1のハーフトーン領域及び前記第2のハーフトーン領域は、画像を形成する画像形成部と前記画像形成部を囲むか、若しくは隣接する背景部から成るか、又は前記第1のハーフトーン領域は、明暗若しくは色彩によって表現される階調情報を持った画素から成り、前記第2のハーフトーン領域は、画像を形成する画像形成部と前記画像形成部を囲むか、又は隣接する前記背景部から成り、前記第2のハーフトーン領域の前記画像形成部及び前記背景部は、機能性材料を含む色材及び含まない色材を用いて構成され、前記機能性材料を含むハーフトーン領域と含まないハーフトーン領域は、肉眼では同色に視認され、前記機能性材料の有無、強弱及び/又は種別により潜像画像が形成され、肉眼では前記濃度階調を有する可視画像が確認され、前記機能性材料の特性に合った判別手段を用いることで、前記潜像画像が視認される網点印刷物の作成方法であって、
    前記可視画像の元となる第1の画像から単色の網点の面積の大小、単色の画素の分布の粗密又は階調情報を持った画素によって構成される第1の連続階調画像を生成する工程と、
    前記潜像画像の元となる第2の画像から、前記第1の連続階調画像と同一の画像幅、画像高さ及び画像解像度と成るように、単色の網点の面積の大小、単色の画素の分布の粗密又は階調情報を持った画素によって構成される第2の連続階調画像を生成する工程と、
    前記第1の連続階調画像と同一の画像幅及び画像高さを有するグレー画像を生成し、前記第1のハーフトーン領域と同一形状で、前記グレー画像の最も暗い色よりも、更に暗い色である最低閾値により設定された第1のスレッショルドデータを生成し、前記第2のハーフトーン領域と同一形状で、前記グレー画像の最も明るい色よりも、更に明るい色である最高閾値により設定された第2のスレッショルドデータを生成し、前記第1のスレッショルドデータと前記第2のスレッショルドデータを所定のコマンドに変換し、前記所定のコマンドに変換された前記第1のスレッショルドデータ及び前記第2のスレッショルドデータを結合して、網点データとして保存し、前記保存した網点データに対して、前記第1のハーフトーン領域に含まれるすべての画素を白色に変換し、前記第2のハーフトーン領域に含まれるすべての画素を黒色に変換するラスター処理を行い、前記第1のハーフトーン領域に前記第1の連続階調画像を、前記第2のハーフトーン領域に前記第2の連続階調画像をそれぞれ割り当てるためのマスク画像を生成する工程と、
    前記第2の連続階調画像と前記マスク画像により、前記第2の連続階調画像に対して前記マスク画像の白画素に対応する部分をすべて白画素に置き換えるためのマスク処理をする工程と、
    前記第1の連続階調画像上に前記マスク画像を重ね合わせ、更にその上に前記マスク処理を行った前記第2の連続階調画像を重ねて各々の画像を合成する工程と、
    前記合成された生成画像を、基材に所定の方法により施す工程から成ることを特徴とする網点印刷物の作成方法。
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