JP5141405B2 - ターボチャージャ - Google Patents

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Description

本発明は、簡単な構成によりタービンインペラ出口の排気ガスの乱れを低減させてタービンの効率向上を図れるようにしたターボチャージャに関する。
図15は本発明を適用する従来の可変容量型のターボチャージャの一例を示している。
このターボチャージャは、タービンハウジング5とコンプレッサハウジング7とがベアリングハウジング(軸受けハウジング)3を介して締結ボルト3a,3bにより一体的に組み立てられており、タービンハウジング5内に配置されるタービンインペラ4とコンプレッサハウジング7内に配置されるコンプレッサインペラ15が、ベアリングハウジング3にベアリング9を介して回転自在に支持されたタービン軸11により連結されている。
また、上記ベアリングハウジング3のタービンハウジング側には、図16に拡大して示す如く、タービンハウジング5のタービンスクロール流路17に導入される排気ガスを前記タービンインペラ4に導くとともに、その圧力を可変とする可変ノズルユニット(排気ノズル)27が設けられる。
可変ノズルユニット27は、ベアリングハウジング3側の前部排気導入壁としてのノズルリング29と、タービンハウジング5側の後部排気導入壁としてのシュラウドリング31とが所要の間隔を保持した状態で例えば周方向3箇所に設けた連結ピン33により一体に組み立てられている。更に、ノズルリング29の前面(ベアリングハウジング3側面)にはリング状の取付部材として取付リング35が固定されており、前記タービンハウジング5とベアリングハウジング3との組み立て時に、取付リング35をタービンハウジング5とベアリングハウジング3とで挟持することにより可変ノズルユニット27を固定している。更に、上記組立時に、可変ノズルユニット27は位置決めピン114によってベアリングハウジング3に対して位置決めされている。
ノズルリング29とシュラウドリング31との相互間には複数のノズルベーン37が環状に配置されており、図16では、各ノズルベーン37の両側に固定したべ−ン軸(支持軸)39,41がノズルリング29とシュラウドリング31とを夫々貫通しており、ノズルベーン37は両持ちに支持されている。
図15中、57,55,59は前記ノズルベーン37の開閉角度を調節するためのリンク式の伝達機構、17はコンプレッサハウジング7に形成されたタービンスクロール流路である。
また、可変ノズルユニット27におけるシュラウドリング31とタービンハウジング5との間には隙間Sが設けられている。この隙間Sは本来不要なものであるが、タービンハウジング5が冷間時と熱間時との間で熱変形を起すこと、及び組み立て部品に精度上のばらつきがあること等のために設けられている。
上記隙間Sがあると、タービンスクロール流路17の排気ガスが隙間Sを通してタービンインペラ出口19に無駄に漏出されてしまうことから、この隙間Sを閉塞するために、シュラウドリング31が下流側(タービンインペラ出口19側)へ延設された延設部123の外周面と、この延設部123に対向するタービンハウジング5の内面5aとの間にシール用ピストンリング121を配置して、ガスリークを防止すると共に熱変形を吸収するようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1では図16に示すように、シュラウドリング31の延設部123の外周面に環状の凹溝122を設け、この凹溝122に、通常2枚のシール用ピストンリング121を夫々の切欠部が重ならないように位置をずらして配置することによりシール構造125を構成しており、前記シール用ピストンリング121は弾撥力によってその外周面をタービンハウジング5の内面5aに圧着することによりガスリークを防止している。
特開2007−40251号公報
図16に示したように従来のターボチャージャにおいては、隙間Sからのガスリークを防止するためにシール構造125を種々工夫することが行われているが、このようにシール構造125に工夫を凝らしてもタービンの効率を大幅に向上させることは困難であり、限界があった。
このため、本発明者らは、上記ガスリークの問題以外にタービンの効率に影響を及ぼす要因について種々検討・試験を実施した結果、タービンインペラ出口19の排気ガスの乱れが大きいとタービンの効率が低下し、タービンインペラ出口19の排気ガスの乱れが小さいとタービンの効率が向上することを突き止めた。
そして、図16に示す従来のシール構造125のように、シュラウドリング31の延設部123の外周面とタービンハウジング5の内面5aとの間にシール用ピストンリング121を備えた構成では、可変ノズルユニット27内の圧力P1に対して隙間S内の圧力P2が大きい(すなわち、P1<P2となっている)ために、隙間Sの排気ガスが矢印Aで示すようにベーン軸41と貫通孔124との隙間S3を通して可変ノズルユニット27側に流れることになる。
ところで、ノズルベーン37とノズルリング29及びシュラウドリング31との間には、ノズルベーン37を回動可能にするためのクリアランスが予め存在しており、且つこのクリアランスの大きさにはターボチャージャによる個体差を有している。従って、P1<P2の圧力の差により各ノズルベーン37の各ベーン軸41はノズルリング29側へ押されて、各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間に大きなクリアランスCが生じていることが判明した。
本発明者らは、このように、各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間に大きなクリアランスCが生じると、タービンインペラ出口19の排気ガスの乱れが大きくなり、これによってタービンの効率が低下するという知見を得た。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、簡単な構成により、タービンインペラ出口の流体の乱れを低減させてタービンの効率を向上できるようにしたターボチャージャを提供することを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。
本発明のターボチャージャは、タービンインペラを回転可能に支持する軸受けハウジングと、前記タービンインペラに排気ガスを供給するスクロール流路が形成されたタービンハウジングと、前記スクロール流路内から前記タービンインペラ側に供給される前記排気ガスの圧力を可変とする排気ノズルと、を備える可変容量型のターボチャージャにおいて、前記排気ノズルは、前記タービンハウジング側に設けられる第1の排気導入壁と、該第1の排気導入壁に対向配置される第2の排気導入壁との間に複数のノズルベーンをそれぞれ回動可能に支持しており、前記各ノズルベーンは、前記排気ガスから受ける力を利用して前記第1の排気導入壁側に当該各ノズルベーンを変位させるノズルベーン変位手段を備えることを特徴とする。
また、上記ターボチャージャにおいては、前記各ノズルベーンは、前記第1および第2の排気導入壁にそれぞれ軸支される支持軸と、少なくとも前記第1の排気導入壁に対応する第1の支持軸の基端部に設けられる鍔と、を有し、該鍔が前記ノズルベーン変位手段を構成していることが好ましい。
また、上記ターボチャージャにおいては、前記鍔は、その表面形状がテーパ状に形成されていることが好ましい。
また、上記ターボチャージャにおいては、前記鍔が前記第2の排気導入壁に対応する第2の支持軸の基端部にも設けられており、前記第1の排気導入壁に対応する前記鍔が、前記第2の排気導入壁に対応する前記鍔よりも大きく構成されることが好ましい。
また、上記ターボチャージャにおいては、前記各ノズルベーンは、前記第1および第2の排気導入壁にそれぞれ軸支される第1の支持軸及び第2の支持軸を有し、前記ノズルベーン変位手段が、前記第1の支持軸における軸径を第2の支持軸における軸径よりも大きくした構成からなることが好ましい。
また、上記ターボチャージャにおいては、前記各ノズルベーンは、前記第1および第2の排気導入壁にそれぞれ軸支される支持軸を有し、該支持軸の軸心方向における断面がテーパ形状となっており、該テーパ形状が前記ノズルベーン変位手段を構成することが好ましい。
本発明のターボチャージャによれば、ノズルベーン変位手段により排気ガスの力を利用してノズルベーンを第1の排気導入壁側に変位させることが可能となる。よって、簡便な構成によりノズルベーンと第1の排気導入壁側とのクリアランスを小さく保持することができ、タービンインペラ出口における流体の乱れを低減することでタービンの効率を向上できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では、可変容量型のターボチャージャについて説明する。なお、図面中、「F」は前方向を指し、「R」は後方向を指してある。図1は本実施形態におけるターボチャージャの全体構成を示す図であり、図2は本実施形態のターボチャージャに搭載される可変ノズルユニットの正面図、図3は図2におけるI−I線矢視における可変ノズルユニットの断面図であり、図4は可変ノズルユニットの構成要素であるノズルベーンの斜視構成図であり、図5は可変ノズルユニットの背面図である。
本実施形態に係るターボチャージャ1は、図1に示されるように、不図示のエンジンから導かれる排気ガスのエネルギを利用して、エンジンに供給される空気を過給するものである。また、ターボチャージャ1は、ベアリングハウジング(軸受けハウジング)3と、このベアリングハウジング3の前側周縁部に設けられるタービンハウジング5と、上記ベアリングハウジング3の後側周縁部に設けられるコンプレッサハウジング7と、を備えている。
ベアリングハウジング3内には、複数のベアリング9が設けられており、複数のベアリング9には、前後方向に延びたタービン軸11が回転可能に設けられている。また、タービンハウジング5内には、タービンインペラ13が設けられており、このタービンインペラ13は、タービン軸11の一方側の端部に一体的に連結されている。さらに、コンプレッサハウジング7内には、コンプレッサインペラ15が設けられており、このコンプレッサインペラ15は、タービン軸11の他方側の端部に一体的に連結されている。
タービンハウジング5における所定の位置には、排気ガスを取り入れるためのガス取入口(図示省略)が形成されており、このガス取入口はエンジンのシリンダ(図示略)に接続されるようになっている。また、タービンハウジング5の内部には、タービンスクロール流路17がタービンインペラ13を囲むように形成されており、このタービンスクロール流路17は、上記ガス取入口に連通されている。
さらに、タービンハウジング5の前側(すなわち、タービンインペラ13の出口側)には、排気ガスを排出するタービンインペラ出口19が形成されており、このタービンインペラ出口19は、タービンスクロール流路17に連通されており、排気ガス浄化装置(図示略)に接続されるようになっている。
コンプレッサハウジング7の後側(すなわち、コンプレッサインペラ15の入口側)には、空気を取り入れる空気取入口21が形成されており、この空気取入口21はエアクリーナー(図示略)に接続されるようになっている。また、ベアリングハウジング3とコンプレッサハウジング7との間には、圧縮された空気を昇圧する環状のディフューザ流路23がコンプレッサインペラ15を囲むように形成されており、このディフューザ流路23は空気取入口21に連通している。
さらに、コンプレッサハウジング7の内部には、コンプレッサスクロール流路25がコンプレッサインペラ15を囲むように形成されており、このコンプレッサスクロール流路25は、ディフューザ流路23に連通している。そして、コンプレッサハウジング7の適宜位置には、圧縮された空気を排出する空気排出口(図示略)が形成されており、この空気排出口は、コンプレッサスクロール流路25に連通してあって、エンジンのシリンダに接続可能である。
したがって、ガス取入口から取り入れられた排気ガスがタービンスクロール流路17を経由してタービンインペラ13側へ供給されると、排気ガスのエネルギによってタービンインペラ13を回転駆動させることができ、コンプレッサインペラ15がタービン軸11を介して連動して回転駆動させることができる。
これにより、空気取入口21から取り入れた空気をコンプレッサインペラ15で圧縮して、ディフューザ流路23及びコンプレッサスクロール流路25を経由して空気排出口(不図示)から排出することができ、エンジンのシリンダへ供給される空気を過給することができる。
また、本実施形態に係るターボチャージャ1においては、タービンハウジング5内にタービンインペラ13側へ供給される排気ガスの圧力(流量及び圧力)を可変する可変ノズルユニット(排気ノズル)27を備えている。
図1,3に示すように、タービンハウジング5内には、上記可変ノズルユニット27の構成要素であるノズルリング(第2の排気導入壁)29がタービンインペラ13と同心上に設けられている。また、ノズルリング29に前後に対向する位置には、シュラウドリング(第1の排気導入壁)31がタービンインペラ13を囲むように設けられており、シュラウドリング31はノズルリング29と同心上に配置されている。
また、シュラウドリング31とタービンハウジング5との間には、タービンハウジング5が熱変形を起すこと、及び組み立て部品に精度上のばらつきを吸収するための隙間Sが設けられている。そして、この隙間Sを通してタービンスクロール流路17の排気ガスがタービンインペラ出口19に無駄に漏出されてしまうのを防止すべく、シュラウドリング31におけるタービンインペラ出口19側へ延設された延設部123に形成された凹溝122に、延設部123の外周面と、この延設部123に対向するタービンハウジング5の内面5aとの間を密閉するシール用ピストンリング121を配置したシール構造125を備えている。
図2,4に示すように、ノズルリング29とシュラウドリング31との間には、複数の連結ピン33が設けられている。各連結ピン33の一端部(後端部)は、ノズルリング29にそれぞれ一体的に連結され、各連結ピン33の他端部(前端部)は、シュラウドリング31にそれぞれ一体的に連結されている。また、各連結ピン33の一端部は、ノズルリング29から後方向(一方向)へそれぞれ突出してある。なお、図2においては、3本の連結ピン33がノズルリング29(シュラウドリング31)の周方向に沿って間隔をおいて配置されているが、連結ピン33の本数は3本に限られるものではない。
ノズルリング29の後側には、取付リング35が複数の連結ピン33(連結ピン33の一端部)を介して一体的に設けられており、この取付リング35の外側周縁部は、タービンハウジング5とベアリングハウジング3に挟持されるようになっている(図1参照)。換言すると、ノズルリング29は、取付リング35を介してベアリングハウジング3に対して固定され、タービンハウジング5内に設けられる。
ノズルリング29とシュラウドリング31の間には、複数のノズルベーン37が周方向に沿って等間隔に設けられており、各ノズルベーン37は、ノズルリング29の軸心(すなわち、シュラウドリング31の軸心又はタービン軸11の軸心)に平行な軸心周りにそれぞれ回動可能とされる。また、各ノズルベーン37の一端面(前端面)には、第1のベーン軸(支持軸)41が形成されており、各第1のベーン軸41はシュラウドリング31に形成された第1の支持穴31aに回動可能にそれぞれ支持されている。さらに、各ノズルベーン37の他端面(後端面)には、第2のベーン軸(支持軸)39がそれぞれ形成されており、各第2のベーン軸39は、ノズルリング29に形成された第2の支持穴29aに回動可能に支持されている。
上記第2の支持穴29aはノズルリング29を貫通した状態に形成されている。一方、上記第1の支持穴31aはシュラウドリング31を非貫通状態に形成されている。すなわち、上記各第1のベーン軸41は、シュラウドリング31に埋没された状態に設けられている。
上記第1のベーン軸39及び第2のベーン軸41の基端部には鍔36が設けられている。具体的には、図4に示されるように、第2のベーン軸39の基端部には第2の鍔36aが設けられており、第1のベーン軸41の基端部には第1の鍔36bが設けられている。これら鍔36a,36bは、後述するように、排気ガスから受ける力を利用してシュラウドリング31側に各ノズルベーン37を変位させるノズルベーン変位手段として機能するものである。
図3に示されるように、第1及び第2の鍔36b,36aは、上記第1の支持穴31a及び第2の支持穴29aを覆うように形成されている。本実施形態においては、シュラウドリング31側に対応する第1の鍔36bは、ノズルリング29に対応する第2の鍔36aよりも外形が大きく構成されている。
また、図3,5に示すように、ノズルリング29の後側には、複数のノズルベーン37の回動動作を同期させる同期機構43が設けられている。
具体的には、ノズルリング29の後側には、ガイドリング45が複数の連結ピン33を介して設けられており、このガイドリング45には、可動リング47が回動可能に設けられている。また、可動リング47は、ノズルリング29と同心上に位置してあって、可動リング47の内側には、ノズルベーン37と同数の同期用係合凹部49が周方向に沿って等間隔に形成されている。そして、各第2のベーン軸39には、同期用伝達リンク51の基端部が一体的にそれぞれ連結されており、各同期用伝達リンク51の先端部は、対応する同期用係合凹部49にそれぞれ係合してある。
可動リング47の内側には、複数の同期用係合凹部49の他に、駆動用係合凹部53が形成されている。また、図1に示したように、ベアリングハウジング3の前側下部には、ノズルリング29の軸心に平行な軸心周りに回動可能な駆動軸55が設けられており、この駆動軸55の一端部(後端部)には、駆動レバー57の基端部が一体的に連結され、この駆動レバー57には、シリンダ等のアクチュエータ(図示省略)が連動連結されている。そして、駆動軸55の他端部(前端部)には、駆動用伝達リンク59の基端部が一体的に連結され、駆動用伝達リンク59の先端部は、上記駆動用係合凹部53に係合されるようになっている。
可変ノズルユニット27は、エンジン回転数が高速域にある場合には、アクチュエータの駆動によって駆動レバー57を介して駆動用伝達リンク59を一方向へ回動させることにより、同期機構43を作動させつつ、複数のノズルベーン37を開く方向へ同期して回動させる。これにより、タービンインペラ13側へ供給される排気ガスの流量を多くすることで排気ガスの圧力を低くする。
一方、エンジン回転数が低速域にある場合には、アクチュエータの駆動によって駆動レバー57を介して駆動用伝達リンク59を他方向へ回動させることにより、同期機構43を作動させつつ、複数のノズルベーン37を絞る方向へ同期して回動させる。これにより、タービンインペラ13側へ供給される排気ガスの流量を少なくして、排気ガスの圧力を高くする。よって、エンジン回転数の低速域においても、タービンインペラ13の仕事量を十分に確保して高効率を発揮することができる。
ところで、本実施形態に係るターボチャージャ1は、各ノズルベーン37におけるベーン軸41,39の基端部の大きさが異なった状態、具体的にはシュラウドリング31側の第1の鍔36bがノズルリング29側の第2の鍔36aよりも外形が大きく構成されている。この構成によれば、可変ノズルユニット27の動作時において排気ガスに曝される表面積が第1の鍔36bの方が大きくなるため、排気ガスから受ける力が第2の鍔36aに比べて第1の鍔36bの方が強くなり、各ノズルベーン37には第1のベーン軸41を第1の支持穴31aに押し込む力が働く。
よって、これら第1、第2の鍔36b,36aの働きにより、各ノズルベーン37は、シュラウドリング31側(第1の鍔36b側)に変位された位置に保持されるようになる(図3中、矢印で示される方向に変位する)。このように、上記第1、第2の鍔36b,36aは、排気ガスから受ける力を利用してシュラウドリング31側に各ノズルベーン37を変位させるノズルベーン変位手段として良好に機能する。
したがって、本実施形態に係るターボチャージャ1によれば、各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間のクリアランスを極めて小さなものとすることができる。
本発明者らは、従来のターボチャージャ(従来品)と、本実施形態に係るターボチャージャ1(本発明品)において、図6に示すようにタービンインペラ13の上流側と下流側との圧力の比が略同一となるようにした条件において、タービンインペラ出口19における径方向位置での排気ガスの速度分布を数値解析により求め、その結果を図7に示した。
図7から明らかなように、本発明のターボチャージャ1では、従来のターボチャージャに比して半径方向における流速分布の偏差が少なく流速分布は半径方向に平坦化している。
このことは、本発明のターボチャージャ1は従来のターボチャージャに比して、タービンインペラ出口19における排気ガスの乱れが小さいことを意味している。
さらに、本発明のターボチャージャ1と従来のターボチャージャにおいて、タービンの効率を数値解析して比較したところ、図8に示すように、本発明のターボチャージャ1によれば従来のターボチャージャに対してタービンの効率が約10%向上することが判明した。
また、本発明者らは、従来のターボチャージャ(従来品)と、本実施形態に係るターボチャージャ1(本発明品)において、それぞれ図6のように圧力比がほぼ同一になるようにした図9の条件において、3つの異なる回転数a,b,cについて、タービンの効率を実測によって求め、その結果を図10に示した。上記実測による場合も、前記数値解析による場合の結果と同様に、本実施形態に係るターボチャージャ1の方が従来のターボチャージャに対してタービンの効率が約10%向上する結果が得られた。
タービンスクロール流路17からの排気ガスは、可変ノズルユニット27のノズルベーン37間を通ってタービンインペラ4に導かれるが、この時の排気ガスの流れは3次元的で複雑な流れであるため、タービンインペラ出口19での排気ガスの乱れの要因を探ることは非常に困難である。
しかし、上述のように、ノズルベーン変位手段(第1、第2の鍔36b,36a)の働きにより、ノズルベーン37をシュラウドリング31側へ変位させることで各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間のクリアランスを極小にすることができる。
すると、タービンインペラ出口19における径方向位置での排気ガスの速度分布が平坦化されてタービンインペラ出口19での排気ガスの乱れが減少し、これによってタービンの効率が向上したと考えることができることから、上記各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間のクリアランスがタービンインペラ出口19での排気ガスの乱れに影響を及ぼし、タービンの効率に影響を与える要因の1つであることが判明した。なお、本発明の形態では、各ノズルベーン37とノズルリング29との間のクリアランスは、所定量だけ増える(すなわち、ノズルベーン37とシュラウドリング31との間におけるクリアランスが減少した分だけ増える)が、そのような場合でも、ノズルベーン37とノズルリング29との間のクリアランスはタービンインペラ出口19での排気ガスの乱れ、さらにはタービン効率に対して殆ど影響を及ぼさないことが判明した。
したがって、本発明では、上述したように、各ノズルベーン37におけるベーン軸41,39の基端部に設けられる鍔36の大きさを異ならせるといった簡便な構成からなるノズルベーン変位手段により、各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間のクリアランスを極小に保持し、これによってタービンインペラ出口19における流体の乱れを低減してタービンの効率を大幅に向上することができた。
(変形例)
続いて、上記実施形態に係るターボチャージャ1の変形例に係る構成について図面を参照にしながら説明する。
上記実施形態では、各ノズルベーン37における第1、第2のベーン軸41,39の基端部のそれぞれに鍔36を設ける構成としたが、本発明においては図11に示されるように、シュラウドリング31側に対応する第1のベーン軸41の基端部側のみに鍔36(すなわち、上記実施形態における第1の鍔36bに相当)を設けることでノズルベーン変位手段を構成してもよい。なお、図11及び以下で説明する変形例に係る構成を示す図12乃至14においては、簡単のため、可変ノズルユニット27のうち、一つのノズルベーンの周辺構造のみを図示する。
この構成によれば、可変ノズルユニット27の動作時に、鍔36が設けられた第1のベーン軸41に作用する排気ガスの力を、鍔36が設けられない第2のベーン軸39に比べて強めることができ、各ノズルベーン37に連結される第1のベーン軸41を第1の支持穴31aに押し込ませる力を生じさせることができる。
よって、各ノズルベーン37をシュラウドリング31側に変位させることができる。したがって、本構成に係るターボチャージャにおいても、上記実施形態に係る構成と同様、各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間のクリアランスを極小に保持し、これによってタービンインペラ出口19における流体の乱れを低減してタービンの効率を向上できる。
また、上記実施形態では、各ノズルベーン37における第1、第2のベーン軸41,39の基端部のそれぞれに鍔36を設けることでノズルベーン変位手段を構成としたが、本発明においては、第1、第2のベーン軸41,39の軸径を異ならせることでノズルベーン変位手段を構成することもできる。
具体的には、図12(a)に示されるように、シュラウドリング31側に支持される第1のベーン軸41の軸径が、ノズルリング29側に支持される第2のベーン軸39の軸径に比べて大きく構成される。なお、図12(b)は、図12(a)におけるA−A線矢視による側断面図を示すものである。
この構成によれば、図12(b)に示されるように、可変ノズルユニット27の動作時において排気ガスに曝される表面積が第2のベーン軸39に比べ、軸径の大きい第1のベーン軸41の方が大きくなるため、第1のベーン軸41が排気ガスから受ける力を相対的に強めることができ、各ノズルベーン37に連結される第1のベーン軸41を第1の支持穴31aに押し込ませるような力を生じさせることができる。
よって、各ノズルベーン37をシュラウドリング31側に変位させることができる。したがって、本構成に係るターボチャージャにおいても、上記実施形態に係る構成と同様、各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間のクリアランスを極小に保持し、これによってタービンインペラ出口19における流体の乱れを低減してタービンの効率を向上できる。
また、図13(a)に示されるように、各ノズルベーン37の第1、第2のベーン軸41,39の軸心方向における断面をテーパ形状に構成し、このテーパ形状によりノズルベーン変位手段を構成することもできる。なお、図13(a)は、図13(b)におけるB−B線矢視による側断面図である。このようなテーパ形状は、排気ガスの流れにより各ノズルベーン37をシュラウドリング31側に変位させる力を生じさせるものとなっている。なお、上記テーパの度合いを調整することにより、各ノズルベーン37をシュラウドリング31側に押し付ける力の制御が可能となる。
この構成によれば、可変ノズルユニット27の動作時に、各ノズルベーン37の表面形状が排気ガスから力を受けることによって、各ノズルベーン37に連結される第1のベーン軸41を第1の支持穴31aに押し込ませる力を生じさせることができる。よって、各ノズルベーン37をシュラウドリング31側に変位させることができる。したがって、本構成に係るターボチャージャにおいても、上記実施形態に係る構成同様、各ノズルベーン37とシュラウドリング31との間のクリアランスを極小に保持し、これによってタービンインペラ出口19における流体の乱れを低減してタービンの効率を大幅に向上できる。
また、図11に示される構成の変形例として、図14に示したように、鍔36の表面形状を排気ガスの流れを規制することでノズルベーン37をシュラウドリング31側に変位させる力を生じさせるテーパ状とすることもできる。
この構成によれば、可変ノズルユニット27の動作時に、鍔36の表面形状がなすテーパ部により図11に示した構成に比べて第1のベーン軸41を押し込む力をより良好に生じさせることが可能となる。なお、上記テーパの度合いを調整することにより、各ノズルベーン37をシュラウドリング31側に押し付け力の制御が可能となる。
なお、本発明は上記形態及び変形例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論である。
ターボチャージャの全体構成を示す図である。 ターボチャージャに搭載される可変ノズルユニットの正面図である。 図2におけるI−I線矢視における可変ノズルユニットの断面図である。 ノズルベーンの斜視構成図である。 可変ノズルユニットの背面図である。 従来のターボチャージャ及び本発明のターボチャージャを数値解析により比較するためにタービンインペラの上流側と下流側との圧力比を略同一とした状態を示す線図である。 従来のターボチャージャ及び本発明のターボチャージャにおけるタービンインペラ出口での径方向位置における排気ガスの速度分布の数値解析の結果を比較して示した線図である。 従来のターボチャージャ及び本発明のターポチャージャにおけるタービンの効率の数値解析の結果を比較して示した線図である。 従来のターボチャージャ及び本発明のターボチャージャを実測により比較するためにタービンインペラの上流側と下流側との圧力比を略同一とした状態を示す線図である。 従来のターボチャージャと本発明のターボチャージャにおけるタービンの効率の実測の結果を比較して示した線図である。 ターボチャージャの変形例に係る構成を示す図である。 ターボチャージャの変形例に係る構成を示す図である。 ターボチャージャの変形例に係る構成を示す図である。 ターボチャージャの変形例に係る構成を示す図である。 従来のターボチャージャの一例を示す切断側面図である。 図15のノズル部近傍の切断側面図である。
符号の説明
1…ターボチャージャ、3…ベアリングハウジング(軸受けハウジング)、4…タービンインペラ、5…タービンハウジング、13…タービンインペラ、17…タービンスクロール流路(スクロール流路)、27…可変ノズルユニット(排気ノズル)、29…ノズルリング(第2の排気導入壁)、31…シュラウドリング(第1の排気導入壁)、31a…第2の支持穴、36…鍔(ノズルベーン変位手段)、36a…第2の鍔(ノズルベーン変位手段)、36b…第1の鍔(ノズルベーン変位手段)、37…ノズルベーン、39…第2のベーン軸(支持軸)、41…第1のベーン軸(支持軸)

Claims (3)

  1. タービンインペラを回転可能に支持する軸受けハウジングと、前記タービンインペラに排気ガスを供給するスクロール流路が形成されたタービンハウジングと、前記スクロール流路内から前記タービンインペラ側に供給される前記排気ガスの圧力を可変とする排気ノズルと、を備える可変容量型のターボチャージャにおいて、
    前記排気ノズルは、前記タービンインペラの出口側に設けられる第1の排気導入壁と、該第1の排気導入壁に対向するように前記軸受けハウジング側に配置される第2の排気導入壁との間に複数のノズルベーンをそれぞれ回動可能に支持しており、
    前記各ノズルベーンは、前記排気ガスから受ける力を利用して前記第1の排気導入壁側に当該各ノズルベーンを変位させるノズルベーン変位手段と、前記第1および第2の排気導入壁にそれぞれ軸支される支持軸と、少なくとも前記第1の排気導入壁に対応する第1の支持軸の基端部に設けられる鍔と、を有し、該鍔が前記ノズルベーン変位手段を構成し、
    前記鍔が前記第2の排気導入壁に対応する第2の支持軸の基端部にも設けられており、前記第1の排気導入壁に対応する前記鍔が、前記第2の排気導入壁に対応する前記鍔よりも大きく構成されることを特徴とするターボチャージャ。
  2. タービンインペラを回転可能に支持する軸受けハウジングと、前記タービンインペラに排気ガスを供給するスクロール流路が形成されたタービンハウジングと、前記スクロール流路内から前記タービンインペラ側に供給される前記排気ガスの圧力を可変とする排気ノズルと、を備える可変容量型のターボチャージャにおいて、
    前記排気ノズルは、前記タービンインペラの出口側に設けられる第1の排気導入壁と、該第1の排気導入壁に対向するように前記軸受けハウジング側に配置される第2の排気導入壁との間に複数のノズルベーンをそれぞれ回動可能に支持しており、
    前記各ノズルベーンは、前記排気ガスから受ける力を利用して前記第1の排気導入壁側に当該各ノズルベーンを変位させるノズルベーン変位手段と、前記第1および第2の排気導入壁にそれぞれ軸支される第1の支持軸及び第2の支持軸とを有し、前記ノズルベーン変位手段が、前記第1の支持軸における軸径を第2の支持軸における軸径よりも大きくした構成からなることを特徴とするターボチャージャ。
  3. タービンインペラを回転可能に支持する軸受けハウジングと、前記タービンインペラに排気ガスを供給するスクロール流路が形成されたタービンハウジングと、前記スクロール流路内から前記タービンインペラ側に供給される前記排気ガスの圧力を可変とする排気ノズルと、を備える可変容量型のターボチャージャにおいて、
    前記排気ノズルは、前記タービンインペラの出口側に設けられる第1の排気導入壁と、該第1の排気導入壁に対向するように前記軸受けハウジング側に配置される第2の排気導入壁との間に複数のノズルベーンをそれぞれ回動可能に支持しており、
    前記各ノズルベーンは、前記排気ガスから受ける力を利用して前記第1の排気導入壁側に当該各ノズルベーンを変位させるノズルベーン変位手段と、前記第1および第2の排気導入壁にそれぞれ軸支される支持軸とを有し、該支持軸の軸心方向における断面がテーパ形状となっており、該テーパ形状が前記ノズルベーン変位手段を構成することを特徴とするターボチャージャ。
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