JP5140665B2 - 石炭コークス化プロセスのために石炭を圧縮する方法および器具。 - Google Patents

石炭コークス化プロセスのために石炭を圧縮する方法および器具。 Download PDF

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Description

本開示は、石炭からコークスを作る方法および器具、特にノン・リカバリー型のコークス炉に装入する石炭を圧縮する改良された方法および器具に関連する。
発明の背景および概略
コークスは、鋼鉄を製造する際に鉄鉱石を溶解し減少させるために使用される固形の炭素燃料でありまた炭素源である。鉄作りの過程で、鉄鉱石、コークス、熱風、および石灰岩あるいは融剤が溶鉱炉に加えられる。この熱風は、鉄に混ざる酸化鉄の量を減少させるための熱および炭素源を供給する、コークスの燃焼の原因となる。スラグと呼ばれる酸性不純物と反応しそれらを溶融鉄から除去するために、石灰岩あるいはその他の融剤が加えられることもある。石灰岩と不純物の反応物質が溶融鉄の上面に浮かび上がり、取り除かれる。
「トンプソン(Thompson)コークス化プロセス」として知られるプロセスにおいて、上述のように、金属鉱石の生成に使用されるコークスは、粉砕された石炭を、密閉され、厳しく管理された大気条件下でかなりの高温に24時間から48時間加熱された炉にバッチフィードすることによって生成される。コークス炉は、石炭を冶金コークスに変化させるために、長年にわたって使用されている。コークス化プロセス中、細かく砕かれた石炭が管理された温度条件下で加熱されて、石炭が液化され、また所定の孔隙率および強度を有する溶融塊が得られる。コークスの生成はバッチプロセスであるため、複数のコークス炉が同時に作動される。以後これを「コークス炉バッテリー」と称する。
コークス化のサイクルの最後に、完成したコークスが炉から取り出され、水で急冷される。冷却されたコークスは検査を受け、出荷または後に使用するために鉄道車両あるいはトラックに積み込まれるか、または鉄の溶解炉に直接送られる。
加熱のプロセス中に石炭粒子によって起こる溶解および融合プロセスは、コークス化のプロセスの中で最も重要な部分である。溶解の度合いおよび石炭粒子が融解された塊に同一化する度合いは、生産されるコークスの質を決定する。ある種の石炭または配合炭から最も強力なコークスを生成するため、石炭中の活性物質と不活性物質の間に最適な比率がある。コークスの多孔性および強度は鉱石精製の過程で重要となり、これらは石炭源および/またはコークス化の方法によって決定される。
石炭粒子あるいは配合炭粒子は所定のスケジュールで加熱炉に入れられ、結果として得られるコークスから揮発性物質を取り除くため、炉の中で所定の時間にわたって石炭が加熱される。このコークス化プロセスは、炉のデザイン、石炭の種類、および使用される転換温度に大きく依存している。コークス化のプロセス中、毎回添加される石炭がほぼ同じ時間をかけてコークス化されるように炉が調整される。石炭がコークス化されると、そのコークスは炉から取り出され、その着火温度以下になるまで、水で急冷される。この急冷作業もまた、コークスが湿気を吸収しすぎないように、注意深く管理されなくてはならない。冷却されたら、コークスは検査され、輸送のため鉄道車両あるいはトラックに積み込まれる。
石炭は加熱された炉に装入されるため、石炭の装入プロセスのほとんどは自動化されている。スロットタイプの炉では、石炭は一般に炉の上部のスロットまたは開口口から添加される。このような炉は背が高く幅が狭い傾向がある。最近では、コークスの生成に、水平ノン・リカバリータイプあるいは熱リカバリータイプのコークス炉が使用されている。水平炉は、例えばトンプソンの、特許文献1および特許文献2に記載されている。ノン・リカバリータイプあるいは熱リカバリータイプのコークス炉では、石炭粒子を炉まで水平に運ぶためにコンベアが使用され、高さ約101cm、長さ約13.7m、幅約3.6mの細長い石炭層が得られる。
冶金石炭の形成に適した石炭源が減少するのに伴い、弱い石炭あるいは非コークス用炭とコークス用炭とを混ぜて、炉に装入するのに適した石炭を提供する試みがなされてきた。圧縮された石炭の使用もこの試みの一つである。このような石炭は炉の中に装入される前、あるいは装入された後に圧縮される。石炭コンベアは、後に炉の中で圧縮される石炭粒子を炉に装入するのには適しているが、このようなコンベアは通常、前もって圧縮された石炭を炉に装入するのには適していない。低品質の石炭の有用性を高めるため、石炭は50lb/ftに圧縮されているのが理想的である。配合炭中の低品質の石炭の割合が増えると、約65lb/ftから70lb/ftまでの高レベルの石炭の圧縮が必要となることは良く知られている。
しかしながら、現在利用可能なプロセスは、細長い石炭挿入層の深さ全体を通してかさ密度が実質的に一定である、圧縮された石炭の装入には適していない。このようなプロセスはまた、複雑であり、時間もかかる。そこで、石炭を圧縮し、前もって圧縮された石炭をコークス炉に装入するための方法および器具が必要となる。また、冶金コークスの生成に使用される、圧縮された石炭の実質的に均一な層を得るために必要とされる時間を最小化する器具も必要となる。
米国特許第3,784,034号 米国特許第4,067,462号
前述の、またその他の必要性に基づき、本開示は、石炭粒子のかさ密度を増加させる比較的速度の速い方法、石炭粒子のかさ密度を増加させる器具、および冶金コークスを生成する方法を提供する。このような方法には、コークス炉外部のプレート型装入装置内に石炭粒子を堆積させて、プレート型装入装置上に上面を有する、圧縮されていない乾燥石炭の細長い層を得ることが含まれる。このプレート型装入装置は、側壁および少なくとも一つの可動端壁を有する。石炭を脱気しながら、圧縮されていない乾燥石炭の上面に衝撃圧力を加え、かさ密度が約960から約1200kg/mの圧縮乾燥炭層が生成される。
別の態様では、本開示の例示的な実施例において、石炭圧縮およびコークス炉への装入器具が提供される。当器具には、側壁、少なくとも一つの可動端壁、および圧縮された石炭をコークス炉まで移送するためのトランスファープレート移動メカニズムを有する炭層トランスファープレートが含まれる。石炭の圧縮には、石炭圧縮装置が提供される。この石炭圧縮装置には、トランスファープレート上に堆積された、圧縮されていない乾燥石炭層の上面に圧力を加えるための、加圧プレートが備えられている。圧縮プロセスの際に圧縮されていない石炭層の脱気のために真空源が使用され、かさ密度が約960から約1200kg/mの圧縮乾燥炭層が得られる。
また別の態様では、本開示の例示的実施例により、比較的低品質の石炭源を使用した、水平ノン・リカバリー型コークス炉の操作方法が提供される。この方法には、トランスファープレート装置に石炭粒子を堆積して、圧縮されていない石炭層を得ることが含まれる。このトランスファープレート装置は、移送可能なヘラ、側壁、および少なくとも一つの可動端壁を備えている。炭層の脱気をしながら、圧縮されていない炭層の上面に圧力が加えられ、かさ密度が約960から約1200kg/mの圧縮乾燥炭層が得られる。圧縮された石炭を含んだヘラはコークス炉まで移送され、コークス炉内の圧縮された石炭を留保したままで、ヘラだけコークス炉から取り出される。次にコークス炉内の圧縮された石炭にコークス化プロセスが行われる。
本明細書に記載の方法および器具は、コークス化の作用に、比較的短時間で石炭のかさ密度を比較的高めることを含む、独特の利点をもたらす。当該の方法および器具のもう一つの利点は、石炭を圧縮し、圧縮された石炭をコークス炉に移送するために、比較的単純な機械装置を使用することができることである。さらなる利点は、結果として得られる炭層が、実質的に、その深さを通して一定の均一なかさ密度に圧縮されることである。
開示された実施例のさらなる利点は、例示的実施例の詳細な説明をノンスケールの図面と合わせて参照することにより明白である。以下のいくつかの図面を通し、同様のあるいは類似した成分は、同様のあるいは類似の参照文字によって表される。
好適な実施例の詳細な説明
以下により詳しく説明するように、石炭を圧縮してコークス炉12に装入する、高速システム10を図1の略平面図に例証する。このシステムには、可動石炭チャージングカー装置14、石炭チャージングカーを充填するための石炭充填器具16、および石炭チャージングカー装置14中で石炭を圧縮するための固定石炭圧縮器具18が含まれる。システム10は、水平ノン・リカバリー型コークス炉12用の、深さ約75cmから約125cm、長さ約10mから約15m、幅約2mから約5mの圧縮石炭層の生成に特に適している。
一般的な水平ノン・リカバリー型コークス炉バッテリーには、横に並んだ複数のコークス炉12が含まれる。それぞれのコークス炉12には、石炭を装入する端部20と、その装入端20の反対側にコークスの出口のある端部22がある。石炭のコークス化サイクルは、コークス炉12に装入される石炭の大きさにより、24時間から48時間、あるいはそれ以上かかることもある。コークス化サイクルの最後に、コークスが、炉12.の装入端20に隣接した位置にある押出しRAMにより、炉12から混銑車(hot car)に押出される。押出しRAMはチャージングカー装置14に含まれており、これにはまた炉12からコークスを押出す前に装入端20の炉のドアを取り除くための装置も含まれている。
図1に示されるように、チャージングカー装置14は、充填される炉12に隣接したレール24上で、所定量の石炭をチャージングカー装置14に充填するための充填ステーション25、および圧縮器具18を含んだ圧縮ステーション27まで移動することができる。石炭充填器具16はまた、レール24に直交する高架されたレール26上を、チャージングカー装置14に沿って、また石炭充填器具16に所定量の石炭を充填するための隣接した貯蔵容器28までそれぞれ移動することができる。
次に図2から12を参照し、システム10の成分の様々な態様をより詳細に例証し、記述する。図2に見られるように、例証されたチャージングカー装置14にはメインサポートフレーム30、移送可能な石炭トランスファープレートまたはヘラ32、トランスファープレートのサポートフレーム33、およびトランスファープレート32の高さを石炭が装入された炉12炉床と比較して決定するための、フレーム30に接続されている高さ調整メカニズム34などが含まれる。この高さ調整メカニズム34はまた、以下により詳細に説明されるように、石炭の圧縮ステップ中の衝撃によるショックを吸収するため、固定支柱までトランスファープレート32を下げるためにも使用される。
高さ調整メカニズム34には、転がり軸受け40を含むベアリングレール38を上げ下げするための一つ以上のアクチュエータ36、あるいはトランスファープレート32の可変動作のためのスライド式プレートが含まれる。アクチュエータ36は、ウォームギア、チェーンドライブ、油圧シリンダーなどのような広範囲にわたるメカニズムのなかから選択される。油圧シリンダーアクチュエータ36は、特に本明細書に記載の高さ調整メカニズム34中での使用に適している。
トランスファープレート32の上げ下げのための高さ調整メカニズム34の一部の詳細は、図3および4に提供されている。図3は、高さ調整メカニズム34がフレーム30に接続されているチャージングカー装置14の端面図、また図4は高さ調整メカニズム34の拡大側面図である。アクチュエータ36は、フレーム30および車輪42を支える第一のピボットアーム44に接続されている。第一のピボットアーム44は、ロッド45あるいはその他の硬くて柔軟性のない連結装置により、連接ロッド45の作用によって第一のピボットアーム44と連動する、遠位のピボットアーム46(図4)に機械的に接続されている。第一のピボットアーム44および遠位のピボットアーム46はそれぞれ、フレーム30に、ピボットによって連結されている。
アクチュエータ36を起動した後、ピボットアーム44および46は、トランスファープレート32を支えるレール38の上げ下げによって上げ下げされる。車輪42は、充填される炉12に対し、チャージングカー装置14を適切な位置に置くため、必要に応じてレール38およびトランスファープレート32を炉12に近づけたり遠ざけたりする動きを可能にする。
炉の高さがレール24の高さに対して不釣合いであるため、高さ調整メカニズム34が使用され、石炭を装入する炉12への移送可能な動きを得るため、トランスファープレート32が望ましい高さに調整される。炉の高さの変化範囲は一般に1インチから5インチの間である。従って高さ調整メカニズム34は、トランスファープレート32の基準となる高さから1インチから5インチ以上の範囲の高さの変化に合わせてトランスファープレート32を移動し維持することができなくてはならない。当然のことながら、特定の炉バッテリーに必要とされ得る高さの上昇は、約1インチから約5インチ以上になる。トランスファープレート32,トランスファープレート32の高さの調整に加え、ベアリングレール38および転がり軸受け40は、炉の充填のために炉12に近づけたり、また他の炉構造をクリアーにしながらレール24に沿ってチャージングカー装置を移動させるために炉から離されたりする。レール38およびトランスファープレート32を炉に近づけたり、炉から遠ざけたりするために、別のアクチュエータが使用されることもある。
チャージングカー装置14のフレーム30には、圧縮された石炭を装入する炉12の石炭装入端20を調整するするために、チャージングカー装置14をレール24に沿って位置づける、車輪50が含まれる。車輪50はまた、石炭挿入ステーション25および下記に詳しく説明する石炭圧縮ステーション18にチャージングカー装置14を位置づけることも可能にする。
トランスファープレート32の長さに沿って傾斜可能な側壁52が存在する。この傾斜可能な側壁52は、トランスファープレート32およびそこに載せられた圧縮された石炭が炉12中に移動される際、トランスファープレート32上の圧縮された石炭から離れる側に回転される。傾斜可能な側壁52を圧縮された石炭から離れる側に回転させることにより、側壁52と圧縮された石炭の間の摩擦が低減される。
図5に示されるように、傾斜可能な側壁52は、その第一の端58が壁を支持する部材54にピボットにより隣接しており、また圧縮された石炭との接触から開放されたり、あるいは図示されまた説明された動きに反してロックされることがある。ロッキングメカニズム60Aおよび60Bは、傾斜可能な側壁52と併せて使用され、石炭圧縮プロセス中に傾斜可能な側壁52が動くことを防止する。ロッキングメカニズム60Aおよび60Bにはそれぞれ、その第一の端66に隣接したローラー64と、その第二の端70に隣接したアクチュエータメカニズム68とを有するピボットアーム62が含まれる。ロッキングメカニズム60Aは、第一のロックされていない位置に示され、またロッキングメカニズム60Bは、図5の第二のロックされた位置に示される。
チャージングカー装置14の少なくとも一つの端76には、可動端壁72、および図6により詳しく示されるようにRAMヘッド装置78の反対側に接続されたRAMヘッド80が含まれる。可動端壁72およびRAMヘッド80を含んだバックストップ装置78は、石炭および圧縮石炭をトランスファープレート32上に堆積するために、下向きに回転される。図6に示されるようにバックストップ装置78が上向きに回転した場合、トランスファープレート32およびその上に載った圧縮された石炭74は、装入されるために炉12に移送される。
炉の装入ステップの間、RAMヘッド80を含んだバックストップ装置78(図7および8)は、圧縮された石炭74が炉12のなかに移動するように、アクチュエータ82によって上向きに回転される。圧縮された石炭74が炉12に装入されると、バックストップ装置78はアクチュエータ82によって下向きに回転され、また、図9および10に示されるように、トランスファープレート32が炉12から取り出される間、圧縮された石炭74を炉12に保持するため、RAMヘッド80を圧縮された石炭74に隣接した炉12の中に入れるために、トロリーメカニズム83によって炉の方向に動かされる。トランスファープレート32か炉から取り出された後、バックストップ装置78は上向きに回転され、その後トロリーメカニズム83を使用して図6に示される位置まで動かされる。
トランスファープレート32の反対側の端には、固定された、あるいは垂直方向に移動可能な端壁84が含まれる。一つの実施例では端壁84は、石炭充填器具16(図12)の望遠鏡式シュート96をクリアーにするため、上下に調整される。調整可能な端壁84の詳細は、図11に例証されている。調整可能な端壁84には、フレーム33に接続した固定部分85と、アクチュエータメカニズム89によって上下することのできる可動部分87がある。
トランスファープレート32は、ベアリングレール38(図2)に接続された転がり軸受け40に沿ってトランスファープレート32を動かすため、ヘビーデューティー高速チェーンおよびスプロケットシステム86と、トランスファープレート32の遠位端88に接続されたチェーンとの組み合わせを使用して、炉12の内外に移送される。石炭挿入作用の間、チェーンおよびスプロケットシステム86は、トランスファープレート32が炉から引き出された際に圧縮された石炭が炉の床表面に堆積されるように、トランスファープレート32の一部を炉12へ動かす。トランスファープレート32の厚みは一般に約1.5インチから約3インチであり、望ましくは鋳鋼でできている。
その開示が本明細書に参照することによって組み込まれている、バークドール(Barkdoll)の米国特許第6,290,494号に記載された、圧縮された石炭を装入する装置とともに、本明細書に記載のチャージングカー装置14には、トランスファープレート32が炉12の中に移動する際に、トランスファープレート32と炉床との間に圧縮されていない石炭の絶縁層をもたらすための、圧縮されていない石炭室が任意的に含まれていることがある。圧縮されていない石炭層は、炉床の放射熱からトランスファープレート32を絶縁し、またトランスファープレート32を炉12の内外に動かすための、比較的滑らかな水平面を提供する。圧縮された石炭74およびトランスファープレート32の重みは、圧縮されていない石炭を圧縮して、その密度を圧縮されていない石炭の密度以上に増加させるのに十分である。
次に図12を参照し、チャージングカー装置14を充填する石炭充填器具16を例証する。石炭充填器具16には、レール26用の高架されたレール構造90、そして、チャージングカー装置14に所定量の石炭を実質的に均一に充填するためのレール24に実質的に直角な方向に移動可能な秤量容器92が含まれる。レール26はまた、石炭充填器具16を、秤量容器92を所定量の石炭で再充填するための石炭貯蔵容器28に隣接して位置づけることが可能である。クロスコンベア94により、貯蔵容器28から秤量容器92への石炭の流れができる。秤量容器92は、50から60トンの石炭粒子約を保持するのに十分なだけの大きさである。
チャージングカー装置14を圧縮されていない石炭で実質的に均一に満たすため、秤量容器92の吐出端98上には、望遠鏡式シュートおよびレベリング装置96が付けられている。As秤量容器92がチャージングカー装置14の一端からチャージングカー装置14のもう一端までレール26沿いに横断するにつれて、石炭がチャージングカー装置14中に量りいれられ、平滑化されて圧縮プロセス用の実質的に平らな表面が作られる。望遠鏡式シュートは、トランスファープレート32の幅を横切る、石炭の「コウモリの翼のような形」を表すような輪郭を有している。「コウモリの翼のような形」とは、側壁52に隣接した圧縮されていない石炭の深さが、トランスファープレート32の幅の大部分を横切る石炭の深さよりも大きいことを意味する。
冶金コークスの形成に適した石炭は、一般に、少なくとも平均サイズの約80%が、標準的ふるい分析法によって測定して、約3mm以下となるように粉砕される。圧縮されていない石炭はまた、約6から約10重量パーセントの水分値と、かさ密度約640から約800kg/mを有している。トランスファープレート32上に堆積するにつれ、圧縮されていない石炭は、一般的に約50から60容積パーセントが石炭粒子、また約40から約50容積パーセントが空隙である。
チャージングカー装置14に所定量の石炭、一般的に約45から約55トンの石炭を充填した後、チャージングカー装置14は石炭の圧縮のため、圧縮ステーション27に移送される。圧縮ステーション27には、チャージングカー14(図13から15)内で石炭を迅速に圧縮するための圧縮器具18が含まれる。圧縮器具18には、トランスファープレート上の圧縮されていない炭層の長さと実質的に同じ長さの一枚のプレートである加圧プレート100、あるいは圧縮されていない炭層の長さに及ぶ複数のプレートによって提供される加圧プレート100が含まれている。加圧プレート100は、圧縮ステーション27の圧縮されていない石炭上まで下げられる。図15に示されるように、圧縮プレート100は、圧縮されていない石炭と同様のコウモリの翼のような形の輪郭を有している。
圧縮プロセス中に圧縮されていない石炭の脱気を行うために、圧縮されていない炭層の深さの約80パーセントまで圧縮されていない炭層内に伸びでいる、複数の脱気プローブ102が圧縮プレート100上に一定間隔で配置されている。適切なプローブ102は、公称直径約5cm、長さ約60cmの孔のあいたスクリーンパイプから得られる。これらのプローブは、圧縮されていない炭層を通して、互いに中心から中心まで120cmの間隔をおいている。
プローブ102は、大気中に放出されるかもしれないし、あるいは図14に示されるように、真空ポンプ104と吸塵システム106との気体流のコミュニケーションと接続されるかもしれない。圧縮プロセス中、圧縮されていない炭層から同伴空気を除去するため、真空ポンプ104はプローブ102上に約185から約280mm Hgにわたる真空状態をつくる。圧縮プロセス中の気体の体積流量は、毎分約50mから毎分約85mの範囲内である。圧縮プロセス中に石炭を脱気するための短期間の真空源を提供するために、真空溜容器108が使用される。
炭層から集められたガスは、矢印112に示されるように導管110を通って吸塵システム106に流れる。浄化された排ガスは、矢印114に示されるように、真空ポンプ104から大気へと流れる。
圧縮プロセス中に真空ポンプ104および吸塵システム106を使用する利点は、圧縮プロセス中に形成される塵が、大気中に放出されるのではなく、吸塵システム106に集められることにある。圧縮プロセス中に真空ポンプ104を使用するもう一つの利点は、石炭の含水量が減少され、それによって石炭のコークス化に要されるエネルギーが少なくなることである。
圧縮器具18のもう一つの成分は、石炭をより迅速に圧縮する加圧プレート100に衝撃圧力を加えるのに効果的な、一つ以上のパイルドライバー装置116である。炭層は圧縮プロセス中に脱気されるため、目的とするかさ密度まで石炭を圧縮するには、パイルドライバー装置116には、石炭1kgにつき約2から約3.5kgf・mを加えることのみが必要とされる。先行技術の石炭圧縮では一般に、石炭に同様に高いかさ密度を得るためには、石炭1kgにつき約3.5kgf・m以上が必要とされる。
車輪50およびレール24を通して伝達する衝撃波を低減するため、圧縮域27にチャージングカー装置14を支持する支柱118が提供される。従って、チャージングカー装置14のフレーム33(図3)が車輪50およびフレーム30ではなく、主に支柱118によって支えられるように、高さ調整メカニズム34が、チャージングカー装置14を約2から約6cm下げるように作動される。
上述の圧縮器具18は、約3分以内で深い石炭層を圧縮するのに十分であるかもしれないし、例えば約15秒などと、約30秒以内で深い石炭層を圧縮するのに十分であるかもしれない。「深い層」とは、圧縮されていない炭層の深さが、約135から約145cmあることを意味する。本明細書に記載の圧縮器具18は、炭層の深さを通して実質的に均一に圧縮された石炭を提供することができる。先行技術の圧縮プロセスでは、一般に炭層の深さを通して不均一に圧縮された石炭が得られる。
チャージングカー14に約52トンの石炭を充填し、石炭を目標とするかさ密度約1040kg/mに圧縮する一般的なサイクルにかかる時間を下記の表に示す。
Figure 0005140665
この例に挙げられた量の圧縮されていない石炭と目的とするかさ密度について、上述の衝撃および脱気システムを使用した石炭の充填および圧縮のプロセス全体が約3分以内で達成することがわかる。
以下の例では、上述のプローブ102を使用して炭層から空気を放出しながら、圧縮されていない炭層に複数回衝撃を与えた後に、結果として得られる圧縮された石炭の深さおよびかさ密度を測定するため、13トンの石炭に圧縮試験が行われた。まず深さ129cmの圧縮されていない炭層を、深さ365cmの四角い箱に入れた。各13,800kg−mの衝撃を複数回加えた。加圧プレート100およびパイルドライバーは、合計で23トンの重さがあった。結果を以下の表および図16に表す。
Figure 0005140665
上述の記載では、コンベアベルト、電気部品、その他を除いた器具全体が鋳鋼または鍛鋼で作られている。従って、頑丈な器具を構築することが可能であり、コークス炉の環境に適した、比較的長持ちする器具が得られる。
上述の器具および方法により、冶金コークスの生成により安価の石炭を使用することが可能となり、それにより、コークスの全体としての値段が下げられる。特定の石炭源や達成する圧縮レベルによって、本発明に基づいて作られた圧縮された装入炭には、約80重量%までの非コークス用炭用炭が含まれ得る。本発明の器具により生成されたコークスの量は、圧縮プロセスの結果、30から40トンから、約45から約55トンまで増加される。装入炭の高さ、幅、および深さなど、装入炭のより一貫した物理的パラメータもまた、本発明に基づいた器具および方法の利点である。
開示された実施例に修正および/または変更がなされることは予期されたことであり、また当技術分野に精通した技術者には前述の記述およびそれに伴う図面から明白なことである。従って、前述の記述およびそれに伴う図面は単に例示的実施例の例証であり、それらに限定することを意図したものではなく、また本開示の真の精神および範囲は添付の請求項を参照して決定されることが、明確に意図されている。
チャージングカー、石炭充填ステーション、および本開示の実施例に基づいたコークス炉バッテリー用の圧縮ステーションなどの、ノンスケールの略平面図; 本開示の実施例に基づいたチャージングカー装置の、ノンスケールの側面図; 本開示の実施例に基づいたチャージングカー装置の、ノンスケールの端面図; 開示の実施例に基づいた高さ調整メカニズムの、ノンスケールの拡大側面図; 本開示の実施例に基づいたチャージングカーの、ノンスケールの断面立面図; 本開示の実施例に基づいた、石炭装入用のチャージングカーの、ノンスケールの側面図; 本開示の実施例に基づいたバックストップおよびRAM装置の、ノンスケールの斜視図; 本開示の実施例に基づいた、石炭装入用のチャージングカーの一部の、ノンスケールの側面図; 本開示に基づいた、チャージングカー装置の調整可能な端壁の、ノンスケールの斜視図; 本開示の実施例に基づいた石炭充填ステーションの、ノンスケールの側面図; 本開示の実施例に基づいた、石炭圧縮ステーションの、ノンスケールの側面図; 図11の石炭圧縮ステーションの真空ポンプおよび集塵システムの概略図; 図13の石炭圧縮ステーションの一部の、ノンスケールの端面図;また 開示された実施例の方法および器具を用いて圧縮された石炭の、かさ密度対衝撃エネルギーの図解である。

Claims (20)

  1. コークス炉にくべるための圧縮された乾燥石炭の細長い層を提供するために石炭粒子のかさ密度を増加させる、比較的高速な方法であり:
    - コークス炉外部の、側壁および少なくとも一つの可動端壁を有するプレート型装入装置に石炭粒子を堆積して、プレート型装入装置上に上面を有する圧縮されていない乾燥石炭の細長い層を提供すること、および
    - 石炭を脱気しながら圧縮されていない乾燥石炭の上面に衝撃圧力を加えて、かさ密度が960から1200kg/m3の圧縮乾燥炭層を提供すること
    を含んで成り、石炭の脱気が、圧縮されていない炭層に装入された一つ以上のプローブに真空源を適用し、圧縮されていない炭層に挿入された一つ以上のプローブから空気を放出することによって行われる、ことを特徴とする方法。
  2. 脱気ステップの間に、真空源により圧縮されていない炭層が185mmHgから280mmHgの真空になる、請求項に記載の方法。
  3. 石炭粒子のかさ密度が、最初の640から800kg/m 3 から、960から1200kg/m 3 まで、3分以下で圧縮される、請求項1に記載の方法。
  4. 衝撃圧力が、石炭1kgにつき2から3.5kgf・mである、請求項1に記載の方法。
  5. 炭層の上面に1回から5回の衝撃を与えることをさらに含んで成る、請求項1に記載の方法。
  6. 石炭から冶金コークスを生成する方法であり、請求項1に記載の方法によって作られた圧縮された乾燥炭層をコークス炉に装入し、そして該石炭を減圧下のある温度である期間加熱して冶金コークスを得ることを含んで成る方法。
  7. 請求項に記載の方法で作られた冶金コークス。
  8. 石炭を圧縮し、コークス炉に装入する器具であり:
    - 側壁、少なくとも一つの可動端壁、および圧縮された石炭をコークス炉内に移送するためのトランスファープレート移動メカニズムを有するトランスファープレートを含んで成る炭層を装入するチャージングカー;および
    - トランスファープレート上に堆積した石炭の圧縮されていない乾燥炭層の上面に圧力をかけるための加圧プレートと、圧縮されていない石炭層を脱気して、かさ密度が960から1200kg/m3の圧縮乾燥炭層を得るための、圧縮されていない炭層に挿入された一つ以上のプローブに適用された真空源とを含んで成る石炭圧縮装置
    を含んで成る器具。
  9. 石炭圧縮装置が、加圧プレートに断続的な衝撃力を加えるためのRAMをさらに含んで成る、請求項に記載の、石炭を圧縮し、コークス炉に装入する器具。
  10. 圧縮プロセス中に圧縮されていない石炭層を脱気するための加圧プレートに接続した孔のあいたプローブをさらに含んで成る、請求項に記載の、石炭を圧縮し、コークス炉に装入する器具。
  11. 圧縮プロセス中にチャージングカーを支持するための支柱をさらに含んで成る、請求項に記載の、石炭を圧縮し、コークス炉に装入する器具。
  12. コークス炉からトランスファープレートを取り出す際にコークス炉内に圧縮された石炭を保持するための少なくとも一つの可動端壁に隣接する、バックストップ装置をさらに含んで成る、請求項に記載の、石炭を圧縮し、コークス炉に装入する器具。
  13. チャージングカーが、コークス炉に圧縮された石炭を装入するプロセス中にトランスファープレートの高さを調節するための、高さ調節メカニズムをさらに含んで成る、請求項に記載の、石炭を圧縮し、コークス炉に装入する器具。
  14. チャージングカーの中に圧縮されていない石炭を堆積させるために、石炭を堆積し水平化させる装置をさらに含んで成る、請求項に記載の、石炭を圧縮し、コークス炉に装入する器具であり、当該の石炭を堆積し水平化させる装置は、望遠鏡式シュートと、チャージングカーに所定の量の石炭を堆積し、またトランスファープレート上の圧縮されていない石炭を平らにするためのシュートと連通している、石炭の重量測定容器とを含んで成る。
  15. 比較的低品質の石炭源を使用した水平ノン・リカバリー型コークス炉の作動方法であり:
    - 移送可能なヘラ、側壁、および少なくとも一つの可動端壁を有するトランスファープレート上に石炭粒子を堆積させて、圧縮されていない石炭層を得ること;
    - 炭層の脱気をしながら圧縮されていない炭層上面に圧力をかけ、かさ密度が960から1200kg/m3の圧縮乾燥炭層を得ること;
    - 圧縮された石炭を含有したヘラをコークス炉内に移送すること;
    - 圧縮された石炭をコークス炉内に留保したまま、ヘラをコークス炉から取り出すこと;
    および
    - コークス炉内で圧縮された石炭にコークス化プロセスを行うこと
    などのステップを含んで成り、石炭の脱気が、圧縮されていない炭層に挿入された一つ以上のプローブに真空源を適用し、圧縮されていない炭層に挿入された一つ以上のプローブから空気を放出することによって行われる、ことを特徴とする方法。
  16. 脱気のプロセスが、炭層を真空化することを含んで成る、請求項15に記載の方法。
  17. 炭層の真空化が、185mm Hgから280mm Hgの真空度を生成する真空源によって行われる、請求項16に記載の方法。
  18. 石炭1kgにつき2から3.5kgf・mまでの衝撃エネルギーを用いて圧縮されていない炭層の上面に圧力が加えられている、請求項15に記載の方法。
  19. 石炭粒子のかさ密度が、3分以下で最初の640から800kg/m 3 から960から1200kg/m 3 に圧縮されている、請求項15に記載の方法。
  20. 圧縮されていない炭層の上面に圧力をかけるステップが、圧縮されていない炭層の上面と接触している加圧プレートに与えた1回から5回の衝撃で、圧縮されていない炭層に影響を及ぼすことを含んで成る、請求項15に記載の方法。
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