JP5139719B2 - タンニンの除去されたタルハガム及びタルハガムよりタンニンを除去する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、新規なタンニンの除去されたタルハガム及びタルハガムからタンニンを除去する方法に関する。
アラビアガムの1品種としてタルハガムが知られている。アラビアガムは4000年以上前から用いられているが、近代食品工業、製薬工業及びその他の諸工業においても、乳化安定剤、結着剤、コーティング剤等として広範に用いられているハイドロコロイドである。(特許文献1)
アラビアガムは、マメ科アカシア属植物の幹枝に人工的に傷を付けて、浸出するガム質が乾燥固化した後、採取される。主成分は水溶性の多糖類であり、微量成分として1%〜2.5%の蛋白質を含んでいる。この蛋白質の過半は、多糖類と水溶性の複合体を形成していて、アラビノガラクタン蛋白質複合体として存在していると考えられている。
アラビアガムには、起原植物の異なる二種類のアラビアガムが知られている。即ち、アカシア・セネガル(Acacia senegal WILLDENOW)を起原とするアラビアガムと、アカシア・セイアル(Acacia seyal DELILE)を起原とするアラビアガムである。
Acacia senegalを起原とするアラビアガムは、無色〜淡黄褐色の透明又は多少混濁した球状塊(直径1〜3cm)として採取される。このアラビアガムは、タンニンを含まず、乳化安定性、結着性、皮膜形成性などの機能性においても優れているので、「良品」とされている。
食品工業及び製薬工業で使用されるアラビアガムについては、「食品添加物公定書」及び「日本薬局方」(及び諸外国の対応する公定書)で品質規格が定められているが、いずれにおいても、「タンニンが検出されないこと」を品質規格で規定している。
一般的に、これら業界では、アラビアガムは、「Acacia senegalを起原とするアラビアガム」を指し、乳化安定剤、結着剤、コーティング剤として広範に用いられている。
一方、Acacia seyalを起原とするアラビアガムは、淡黄褐色〜暗褐色で、前者の球状塊に比べると脆く不規則な小片状で、タンニンを含んでいる。そのため、タンニンを除去しないと、「食品添加物公定書」及び「日本薬局方」(及び諸外国の対応する公定書)に規定されている品質規格に適合しない。
アラビアガムは、通常、水溶液として使用するが、Acacia seyalを起原とするアラビアガムを水溶液にすると、含有されているタンニンが経時的に酸化され、徐々に褐変する。また機能性の面でも、乳化安定化機能はAcacia senegalを起原とするアラビアガムに大きく劣っている。これらの理由から、このAcacia seyalを起原とするアラビアガムは、従来、食品工業及び製薬工業分野で使用されず、褐変が障害とならない非食品的な用途で且つ乳化安定化機能を利用しない用途、例えば、線香や鉛筆の芯の結着剤などに使用されてきた。
食品・製薬業界では、Acacia seyalを起原とするアラビアガムは「タルハガム(Talha gum)」とも称され、業界では「品質の劣るアラビアガム」あるいは「Acacia senegalを起原とするアラビアガムの偽和物」と捉えられてきた。(以下、この「Acacia seyalを起原とするアラビアガム」を「タルハガム」という。)
タルハガムは、上記したように、従来、非食品的な用途にしか使用されて来なかったものであるが、Acacia senegalを起原とするアラビアガムだけでは、食品工業で増大する需要に応じきれない状況も一部で生じている。
その結果、従来は非食品的な用途にしか使用されなかったタルハガムのより一層の有効利用、即ち、食品的用途にも使用可能な品質のタルハガムが求められている。
上記目的のため、従来は、このタルハガムに含まれるタンニンを酸化剤で酸化分解(漂白)することが行われている。この方法は、タルハガムを水に溶解し、この水溶液に酸化剤を作用せしめ、タンニンを酸化分解する。その後で、これをスプレードライすることによって製品化されている。
海外市場で流通しているタルハガム加工品を分析した事例では、タルハガム加工品中に残存する酸化剤としては、過酸化水素が確認されている。
このようなタルハガムの漂白は、極く一部で行われている。しかしながら、酸化剤によるタンニンの分解、特に過酸化水素を使用した場合は、加工品の安全性が危惧される。すなわち、過酸化水素については発癌性があると考えられていて、検出限界以下の微量であっても、過酸化水素が食品中に残留することを日本の食品衛生法では違法としている。
また、「タルハガムの漂白品」については、「Acacia senegalを起原とするアラビアガムの偽和物」という捉え方があるため、この加工技術は公然とは実施されていず、文献等にも発表されていない。
特開2003−321502
本発明は、タルハガムの食品的用途への用途拡大に叶う品質の改良、及び品質の改良を発癌性が危惧される過酸化水素を使用しない新規な加工方法によって達成し、食品用途にも使用可能なタルハガム(タンニンを除去したタルハガム加工品)を得ようとするものである。
本発明は、Acacia seyalを起原とするアラビアガム(タルハガム)の水溶液を、溶存酸素を除去した条件で合成吸着剤を用いることによってタンニンを吸着除去し、タンニンの除去されたタルハガムを得るものである。
本発明によれば、Acacia seyalを起原とするアラビアガム(タルハガム)の含まれているタンニンを、発癌性が危惧される過酸化水素を使用しない安全な加工方法によって確実に除去することによって、タンニンのないアラビアガム(タルハガム)を、容易かつ確実に得ることができ、食品工業分野において広く使用することができる。
タンニンを含有するタルハガムは、先ず、溶存酸素を除去した仕込水に溶解する。タルハガムの溶解濃度は、約20〜30重量%程度が望ましい。
溶存酸素を除去した仕込水は、各種の方法で得ることができるが、工業的には仕込水に亜硫酸塩を通常200〜500ppm添加、溶解することで容易に得ることができ、また、この量で以降の処理工程中に溶解してくる酸素も除去することができる。
上記亜硫酸塩としては、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム、次亜硫酸ナトリウム等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、亜硫酸塩の添加量は、以降の処理工程中の空気との接触の多寡(溶解槽の密閉度、挟雑物の除去方法、合成吸着剤との接触方法)により調整するとよい
次に、溶存酸素を除去した仕込水に溶解したタルハガム水溶液を合成吸着剤と接触させて、この溶液中に存在するタンニンを吸着除去する。
合成吸着剤としては、ポリフェノール類の吸着剤として公知の、スチレン系合成吸着剤(特開2002−335911など)及びアクリル系合成吸着剤(特開2001−158726など)が使用できる。
スチレン系合成吸着剤としては、ロームアンドハース社製・アンバーライトXAD16HP、同XAD1180等、あるいは三菱化学製・セパビーズSP700、同SP850、三菱化学製・ダイヤイオンHP20等を使用することができる。また、アクリル系合成吸着剤としては、ロームアンドハース社製・アンバーライトXAD7HP、あるいは三菱化学製・ダイヤイオンHP2MG等を例示することができる。
タルハガム溶解液と合成吸着剤との接触は、適宜の方法で行うことができるが、通常、カラム通液による方法が望ましい。また、使用した合成吸着剤の再生は、公知の方法、即ち希アルカリ水溶液等によって、タンニンを溶出することで可能である。
なお、タンニンの除去を確実に行うために、予め、タルハガム溶解液から濾過により挟雑物を除去しておくようにすると好ましいことが多い。
上記の如く、タルハガムからのタンニンの除去は、タンニンの上位概念であるポリフェノールに関して知られている技術、即ちスチレン系あるいはアクリル系合成吸着剤による吸着に拠っている。
しかし、タルハガム中のタンニンを除去して食品用途に使用可能な品質を得ようとする場合、通常の合成吸着剤の使用方法、即ち単に合成吸着剤と接触させるだけでは、目的を達成することができない。
本発明においては、食品工業分野などで使用することができるタンニンの除去されたタルハガムを得ようとするものであり、タンニンの除去率を上げる必要があるが、従来のタルハガム溶液を合成吸着剤カラムに通液する方法では、タンニンの除去率が低く、アラビアガムの食品添加物規格に適合する程度にタンニンを除去することができない。
この原因は、タルハガム中に存在するタンニンが酸化重合しやすい特性を持つこと、及びタルハガムがアラビノガラクタン蛋白質複合体として存在していることによると考えられる。
本発明においては、先ず、仕込水中の溶存酸素を除去した後、これにタルハガムを溶解し、この溶液を合成吸着剤で処理するものであり、仕込水中の溶存酸素を除去することによって、初めて、タルハガム中のタンニンを充分に除去することができるようになったものである。
仕込水中の溶存酸素を除去することによる作用機序は、次のように推測される。タルハガム中に存在するタンニンは、酸化により重合すること、また系内に蛋白質が存在すると重合したタンニンは接合子となり蛋白質間を架橋することが知られている。一方、タルハガム中には、主成分の水溶性多糖類及び不純物タンニン以外に微量の水溶性蛋白質が存在し、アラビノガラクタン蛋白質複合体として存在していると考えられている。
仕込水に溶存酸素が存在する場合、仕込み処理中及び挟雑物除去処理等の吸着工程の前処理中にタンニンが酸化重合し、重合したタンニンが蛋白質あるいはアラビノガラクタン蛋白質複合体相互間に架橋を形成し、合成吸着剤のポアーサイズに適合しない大きさになることが考えられる。
仕込水中の溶存酸素除去によって、タンニンの酸化重合、及び酸化重合したタンニンによる蛋白質あるいはアラビノガラクタン蛋白質複合体相互間の架橋形成を防いでいるものと推測される。
以上の作用機序は推測ではあるが、アラビノガラクタン蛋白質複合体として存在するタルハガムにあっては、溶存酸素除去下で合成吸着剤を作用させることでタンニンの除去率が実用可能なレベルまで上がることは、下記の実施例及び比較例に示した通りである。
こうしてタンニンが除去されたものは、スプレードライなどによって乾燥粉末化し、タンニンが除去されたタルハガム(タルハガム加工品)を得ることができる。
なお、溶存酸素の除去に次亜硫酸ソーダを使用した場合は、スプレードライの工程で、高温下において大量の空気と接触することで、その大部分は酸化されて消失する。
(実施例1)
仕込水480gにピロ亜硫酸ナトリウム120mgを添加し、これにタルハガム120gを溶解する。この溶液を濾過して挟雑物を除去し、次に三菱化学製のスチレン系合成吸着剤・セパビーズSP700を120ml充填したカラムに通液した(SV=6)。この処理液を乾燥してタルハガム加工品を得た。
このタラハガム加工品は、アラビアガムの食品添加物規格に規定されるタンニンの限度内試験に適合した。また、その10%水溶液の溶解1日後の、外観は淡黄色で殆ど澄明であり、かつ波長400nm、液層厚10mmでの吸光度は0.27であった。
(実施例2)
合成吸着剤としてロームアンドハース社製のアクリル系合成吸着剤・アンバーライトXAD7HPを用い、その他は上記実施例1と同様に処理してタルハガム加工品を得た。
このタルハガム加工品もアラビアガムの食品添加物規格に規定されるタンニンの限度内試験に適合した。また、その10%水溶液の溶解1日後の、外観は淡黄色で殆ど澄明であり、かつ波長400nm、液層厚10mmでの吸光度は0.30であった。
(実施例3)
仕込水200Kgに次亜硫酸ナトリウム60gを添加して溶存酸素を除去し、これにタルハガム75Kgを溶解する。この溶液を濾過して挟雑物を除去し、三菱化学製のスチレン系合成吸着剤・セパビーズSP700を60L(リットル)充填したカラムに通液した(SV=6)。この処理液をスプレードライして乾燥粉末状のタルハガム加工品を得た。
このタラハガム加工品は、アラビアガムの食品添加物規格に規定されるタンニンの限度内試験に適合した。また、10%水溶液の溶解1日後の、外観は淡黄色で殆ど澄明であり、かつ波長400nm、液層厚10mmでの吸光度は0.39であった。
(比較例1)
仕込水には亜硫酸塩を添加せず、その他は実施例1と同様に処理してタルハガム加工品を得た。
このタルハガム加工品は、アラビアガムの食品添加物規格に規定されるタンニンの限度内試験に適合しなかった。また、この10%水溶液の溶解1日後の、外観は茶褐色であり、かつ波長400nm、液層厚10mmでの吸光度は0.89であった。
(比較例2)
仕込水には亜硫酸塩を添加せず、その他は実施例2と同様に処理してタルハガム加工品を得た。
このタルハガム加工品は、アラビアガムの食品添加物規格に規定されるタンニンの限度内試験に適合しなかった。また、この10%水溶液の溶解1日後の、外観は茶褐色であり、かつ波長400nm、液層厚10mmでの吸光度は0.94であった。
(未加工タルハガム)
実施例及び比較例に使用した未加工タルハガムは、アラビアガムの食品添加物規格に規定されるタンニンの限度内試験に適合しなかった。
また、その10%水溶液の溶解1日後の、外観は暗褐色であり、かつ波長400nm、液層厚10mmでの吸光度は2.71であった。
上記実施例1〜3、比較例1〜2、及び未加工タルハガムの試験結果をまとめると表1に示す通りである。
(評価)
実施例1〜3に示すものでは、アラビアガムについて食品添加物規格で規定される限度以下に、タルハガム中のタンニンが除去されている。
比較例1〜2のものでは、アラビアガムについて食品添加物規格で規定される限度以下に、タルハガム中のタンニンが除去されていない。
また、未加工のタルハガムでは、アラビアガムについて食品添加物規格で規定される限度以上にタルハガム中にタンニンを含んでいる。
10%水溶液の1日経過後の経時的な変化をみると、未加工のタルハガムでは、外観が暗褐色となって急速な褐変が見られ、波長400nm、液層厚10mmでの吸光度も2.71と大きな数値を示している。
同じく、比較例1、2では、外観が茶褐色に褐変したが、上記未加工のタルハガムに比べてその吸光度は約1/3に減少している。
これに対して、実施例1〜3のものでは、外観が淡黄色で殆ど澄明であり、その吸光度も上記未加工のタルハガムに比べて約1/7に〜1/10に減少しており、タンニンに基づく褐変が見られないことが判る。
上記の如く、各実施例のものは、食品工業分野の結着剤、コーティング剤などとして有効に使用することができる。
Figure 0005139719

Claims (4)

  1. アカシア・セイアル(Acacia. seyal)を起原とするタルハガムの水溶液を、溶存酸素を除去した条件で合成吸着剤を用いてタンニンを吸着除去した、タンニンの除去されたタルハガム。
  2. 上記溶存酸素の除去が、亜硫酸塩の添加により行われている請求項1に記載のタンニンの除去されたタルハガム。
  3. 溶存酸素を除去した水を用意し、この水にアカシア・セイアル(Acacia. seyal)を起原とするタルハガムを溶解し、この水溶液を合成吸着剤と接触させることによってタンニンを吸着させて除去するタンニンを除去したタルハガムの製造方法。
  4. 亜硫酸塩を添加して溶存酸素を除去した水にアカシア・セイアル(Acacia.seyal)を起原とするタルハガムを溶解し、この水溶液を合成吸着剤と接触させてタンニンを吸着除去し、除去液を噴霧乾燥するタンニンを除去したタルハガムの製造方法。
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