JP5138570B2 - 複合活性炭からなる吸着材とその製造方法 - Google Patents
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第1の製造方法では、シリカゲル原料水溶液に活性炭を導入し、活性炭の細孔内へシリカゲル原料を含浸させる含浸工程と、含浸工程後の活性炭へ酸を添加してシリカゲル原料をゾル化するゾル化工程と、ゾル化工程後に固液分離して、活性炭を加熱熟成することでシリカゾルをゲル化するゲル化工程とを有する。本発明における第1の製造方法のシリカゲル添着フローを図3に示す。図3を参照しながらシリカゲル添着手順(複合活性炭の製造工程)について説明する。まず、賦活処理された活性炭を真空脱気する。加熱条件下で真空脱気することで、活性炭に吸着されている水分等が脱離除去されると共に、後工程においてシリカゲル原料が活性炭の細孔内に浸入し易くなる。加熱条件としては、350〜400K程度とすればよい。
活性炭から余分な吸着物を脱離できたら、次いで、冷却してから活性炭の細孔内にシリカゲル原料を含浸させる。シリカゲル原料の含浸は、ケイ酸のアルカリ金属塩水溶液に活性炭を導入することで行える。ケイ酸のアルカリ金属塩としては、代表的にはケイ酸ナトリウム(Na2nSiO3)が使用される。活性炭をケイ酸のアルカリ金属塩水溶液に導入することで、シリカゲル原料となるケイ酸のアルカリ金属塩が活性炭の細孔内に浸入していく。このとき、シリカゲル原料の浸入は水中拡散により生じるが、当該拡散速度は遅い。したがって、上述のように、活性炭は粒径0.25mm以下、好ましくは0.08mm以下、より好ましくは粒径0.01mm以下に微粉砕された粒子状のものを使用することが好ましい。これにより、含浸時間の短縮、及び細孔奥方への確実な含浸(添着)が可能となる。
活性炭へシリカゲル原料を充分に含浸させたら、次いで、固液分離した活性炭を乾燥することで、シリカゲル原料を活性炭の細孔内に定着させる。固液分離方法としては、一般的な濾過のほか、フィルタープレスや遠心分離などでもよい。乾燥は、加熱状態で行う。常温では、細孔内の水分除去、及びシリカゲル原料の定着が困難だからである。加熱温度は、加熱時間の長短を気にしなければ特に限定されないが、330K以上が好ましく、より好ましくは350K以上である。加熱温度を高くすれば加熱時間を短縮できる。例えば、350〜400K程度の温度で乾燥する場合、乾燥時間は2〜4時間程度でよい。一方、加熱温度が高すぎると、シリカゲル原料が変性する恐れがあるので、その上限は500K程度とする。
シリカゲル原料導入後の活性炭を充分に乾燥できたところで、再度真空脱気し、酸性条件下でシリカゲル原料を加水分解させてゾル化する。具体的には、シリカゲル原料を導入した活性炭を硫酸水溶液に導入する。ゾル化の条件としては、pH3〜6において12〜48時間程度とすればよい。シリカゲル原料としてケイ酸ナトリウムを使用した場合、当該ケイ酸ナトリウムと硫酸を反応させると、次式の反応が生じる。
Na2・3.3SiO2+H2SO4+5.6H2O→3.3SiO(OH)4+Na2SO4
ゾル化工程後、再度含浸工程後と同じように固液分離および乾燥する。次いで、ゾル化工程にて生成した硫酸ナトリウムを洗浄除去した後、加熱熟成することで、細孔内にシリカゲル層が形成添着された複合活性炭が得られる。なお、シリカゲルの骨格粒子は1〜10nm程度であるため、活性炭のミクロ孔内にはシリカゲルが添着され難いが、ミクロ孔の一部は、当該ミクロ孔の入口付近に添着したシリカゲルによって閉塞され得る。洗浄の目安としては、複合活性炭を含む水溶液の電気伝導度が420〜600μS/cm程度になるまで繰り返せばよい。また、加熱熟成条件としては、380〜500K程度、12〜48時間程度とすればよい。
次に、本発明の第2の製造方法について説明する。本発明における第2の製造方法のシリカゲル添着フローを図4に示す。前記第1の製造方法では、含浸工程とゾル化工程との間で定着工程を行ったが、当該定着工程を省いてもよい。すなわち、第2の製造方法でも、前記第1の製造方法と同様にシリカゲル原料水溶液に活性炭を導入し、活性炭の細孔内へシリカゲル原料を含浸させる含浸工程と、含浸工程後の活性炭へ酸を添加してシリカゲル原料をゾル化するゾル化工程と、ゾル化工程後に固液分離して、活性炭を加熱熟成することでシリカゾルをゲル化するゲル化工程とを有するが、当該第2の製造方法では、図4の添着フローにも示されるように、含浸工程とゾル化工程とを、シリカゲル原料水溶液中で連続して行う点に特徴を有する。
上記第1、第2の製造方法では、活性炭の細孔表面を親水性化してシリカゲル原料の浸入及び定着を促進するために、含浸工程においてケイ酸のアルカリ金属塩水溶液と共に、硝酸や界面活性剤などの薬品を添加することが好ましいとしたが、他にも図5や図6に示すように、浸漬工程の前に、真空脱気した活性炭を予め蒸留水へ浸漬する蒸留水浸漬工程を経てもよい。これにより、活性炭の細孔表面が濡れた状態となり、シリカゲル原料が拡散進入し易くなる。蒸留水への浸漬時間は、1〜3時間とすればよい。蒸留水への浸漬工程後は、固液分離したうえで、上記第1、第2の製造方法と同様に、活性炭をシリカゲル原料水溶液へ浸漬する。
<活性炭>
活性炭として、ミード・ウェストベーコ社の木質系リン酸賦活活性炭であるBAX1500(活性炭A)と、日本エンバイロケミカルズ社の木質系KOH賦活活性炭である粒状白鷲KL(活性炭B)を使用した。活性炭A及び活性炭Bの細孔分布を図9に示し、活性炭A及び活性炭Bの各種物性を表3に示す。図9から、活性炭A及び活性炭B共に、メソ孔が多く存在していることがわかる。また、表3より、ミクロ孔体積は活性炭Bより活性炭Aの方が大きい。比表面積はN2吸着法によって測定し、充填密度は粒子充填法によって測定した。なお、活性炭A及び活性炭B共に、シリカゲルを細孔内に容易に添着できるるよう、それぞれ粒子径0.075〜0.212mmの範囲で平均粒子径を0.1mmとした。
活性炭A及び活性炭Bの細孔内には次のようにしてシリカゲルを添着した。なお、その際に使用した装置の概略構成図を図10に示す。まず、活性炭10ccをフラスコ内に採取し、マントルヒーターで383Kに加熱しながら真空ポンプによって2時間真空脱気した。次に、冷却後真空状態を利用して、フラスコ内に0.1〜10wt%のケイ酸ナトリウム(Na2・3.3SiO2)水溶液を150cc導入し、回転数100rpmにてケイ酸ナトリウム水溶液を撹拌しながら、活性炭を48時間浸漬した。その後10分かけて濾過し、固液分離した活性炭を恒温槽にて383Kで24時間乾燥させた。次いで、上記と同じ条件で再度真空脱気し、1.95mol/lの硫酸75ccを導入して、上記と同じ条件で24時間室温にて活性炭を浸漬し、再度同じように固液分離及び乾燥した。次いで、pH3の硫酸水溶液水にて、水溶液の電気伝導度が600μS/cm以下となるまで洗浄を10回繰り返した。なお、最初の電気伝導度は約850μS/cmであった。最後に、423Kにて24時間加熱熟成させて複合活性炭を得た。
ここでは、ケイ酸ナトリウム水溶液の濃度を種々変化させた複数の試料を作成した。具体的には、活性炭Aに対してケイ酸ナトリウム水溶液の濃度を0.1wt%とした試料A−1、1.0wt%の試料A−2、2.5wt%の試料A−3、5.0wt%の試料A−4、7.5wt%の試料A−5、及び10wt%の試料A−6、並びに、活性炭Bに対してケイ酸ナトリウム水溶液の濃度を0.1wt%とした試料B−1、1.0wt%の試料B−2、及び10wt%の試料B−3を、それぞれ作成した。これら各種試料について、低級n−ブタンの吸着特性によって定量評価した。
各活性炭及び試料について、(1)全自動ガス吸着量測定装置(ユアサアイオニクス社製)による比表面積及び細孔径分布の測定、(2)高精度蒸気吸着量測定装置(日本ベル社製、BELSORPmax)によるn−ブタン吸着等温線の測定、(3)SEM(走査型電子顕微鏡)−EDX(エネルギー分散型蛍光X線分析装置)を用いた活性炭の細孔表面の観察を行った。試料A−1、A−2、A−6の各種物性を表4に示すと共に、活性炭A及び試料A−1、A−2、A−6の元素質量割合を表5に示す。また、図11に、試料A−1〜A−6及び試料B−1〜B−3の充填密度を棒グラフで示す。また、図12〜図15に、それぞれ活性炭A、試料A−1、A−3、A−6のSEM写真及びEDX写真を示す。
表6に、活性炭A、及び試料A−1、A−2、A−6における各相対圧のn−ブタン吸着量を示す。表7に、活性炭B、及び試料B−1、B−2、B−3における各相対圧のn−ブタン吸着量を示す。また、図16に、活性炭A、及び試料A−2、A−3、A−4、A−5における相対圧0.4基準の吸着量を示す。
図17に、試料A−1、A−2、A−6の細孔径分布を示し、図18にこれの微分細孔径分布を示す。また、図19に試料B−1、B−2、B−3の細孔径分布を示し、図20にこれの微分細孔径分布を示す。また、図21に、活性炭A及びシリカゲルのn−ブタン吸着量を示す。図17及び18を見ると、試料A−1及び試料A−2では、細孔容積が活性炭Aに比べて全体的に増加している。一方、試料A−6の細孔容積は活性炭Aに比べ全体的に減少している。詳しくは、試料A−1及び試料A−2では、細孔直径1〜4nm程度の細孔容積が活性炭Aより大きい。一方、試料A−6は活性炭Aに比べ細孔直系1.6nm以下の細孔が増加しているが、細孔直径2〜4nmの細孔容積は減少している。これは、n−ブタンが細孔直径約1〜5nm、特に細孔直径約2〜4nmの細孔領域に主として吸着されることを裏付けており、この範囲の細孔の増加がn−ブタン吸着量の増加に大きく繋がると考えられる。また、図18の結果を見ると、細孔直径10nm以上の細孔領域が明らかに大きく減少しており、細孔直径10nmを超える細孔領域のうち、少なくとも6%以上がシリカゲルによって狭小化されていることがわかる。
(1)シリカゲル添着により、活性炭細孔が狭小化されると共に、活性炭粒子密度が増大する。
(2)添着したシリカゲル自体の吸脱着特性との相乗効果(図17の結果から、シリカゲルの吸着量は活性炭Aの約60%であることがわかる)。
(3)n―ブタン吸着に対する有効細孔1〜5nmの増加。
図22に、試料A−6’の細孔径分布を示し、図23にこれの微分細孔径分布を示す。なお、比較し易いように、当該図22、23にも、それぞれ図17、18と同じ試料A−6の結果を示している。また、図24に試料B−3’の細孔径分布を示し、図25にこれの微分細孔径分布を示す。なお、比較し易いように、当該図24、25にも、それぞれ図19、20と同じ試料B−3の結果を示している。図22の結果から、試料A−6’の細孔容積は試料A−6に比べて全体的に増加しており、試料A−1や試料A−2と同レベルとなっている(図17参照)。また、図23の結果から、試料A−6’では細孔直径2〜4nm程度の細孔容積が試料A−6より大きく、試料A−1や試料A−2と同レベルとなっている(図18参照)。詳しくは、試料A−6における細孔直径2〜4nmの細孔容積は0.0741104cc/ccであったのに対し、試料A−6’における細孔直径2〜4nmの細孔容積は0.136864cc/ccであり、試料A−6’は試料A−6と密度が同じでありながら、n−ブタンの有効細孔直径が84.7%も増加していた。
2 複合活性炭
10 ミクロ孔
20 メソ孔
30 マクロ孔
50 添着物
Claims (13)
- 活性炭の細孔内に添着物が添着された吸着材であって、
濃度0.1〜10wt%のケイ酸のアルカリ金属塩水溶液に、少なくともメソ孔及びマクロ孔を有する比表面積1100〜2500m 2 /gの活性炭を導入し、12時間以上含浸させる含浸工程と、
前記含浸工程後の活性炭へpH3〜6の範囲で酸を添加するゾル化工程と、
前記ゾル化工程後に固液分離して、前記活性炭を加熱熟成するゲル化工程と、を経て製造され、
シリカゲルが前記メソ孔及びマクロ孔内に添着されて細孔直径10nmを超える細孔領域が狭小化されていることで、1〜10nmの範囲の細孔径分布が高められていることを特徴とする吸着材。 - 前記シリカゲルがB型シリカゲルである、請求項1に記載の吸着材。
- 複数の粒子状活性炭がシリカゲルをバインダーとして接着された造粒物である、請求項1または請求項2に記載の吸着材。
- 前記細孔内に添着されたシリカゲルと、前記バインダーとしてのシリカゲルとが、同じ原料から同時に添着されたものである、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の吸着材。
- 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の吸着材を内蔵するキャニスタ。
- 濃度0.1〜10wt%のケイ酸のアルカリ金属塩水溶液に、少なくともメソ孔及びマクロ孔を有する比表面積1100〜2500m2/gの活性炭を導入し、12時間以上含浸させる含浸工程と、
前記含浸工程後の活性炭へpH3〜6の範囲で酸を添加するゾル化工程と、
前記ゾル化工程後に固液分離して、前記活性炭を加熱熟成するゲル化工程と、を有し、
前記メソ孔及びマクロ孔の内部にシリカゲルを添着させて1〜10nmの範囲の細孔径分布を高める、吸着材の製造方法。 - 前記活性炭が微粉砕された粒子状である、請求項6に記載の吸着材の製造方法。
- 前記ゾル化工程は、前記ケイ酸のアルカリ金属塩水溶液の凝固点より高く常温以下で行う、請求項6または請求項7に記載の吸着材の製造方法。
- 前記含浸工程の後、固液分離した活性炭を乾燥してから、前記ゾル化工程を行う、請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の吸着材の製造方法。
- 前記含浸工程とゾル化工程とを、前記ケイ酸のアルカリ金属塩水溶液中で連続して行う、請求項6ないし請求項9のいずれかに記載の吸着材の製造方法。
- 前記含浸工程において、前記活性炭の細孔表面を親水性化する薬品を、ケイ酸のアルカリ金属塩水溶液に添加しておく、請求項6ないし請求項10のいずれかに記載の吸着材の製造方法。
- 前記含浸工程の前に、予め前記活性炭を蒸留水へ浸漬する蒸留水浸漬工程を有する、請求項6ないし請求項10のいずれかに記載の吸着材の製造方法。
- 前記ゾル化工程後、前記加熱熟成する前に、前記活性炭を水熱処理する水熱処理工程を有する、請求項6ないし請求項12のいずれかに記載の吸着材の製造方法。
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