JP5137644B2 - 眼鏡型画像表示装置 - Google Patents

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本発明は、眼鏡型画像表示装置に関し、特に、瞳孔の瞳分割によってシースルーした外界像と重畳して電子像を表示可能な眼鏡型画像表示装置に関するものである。
本出願人は、特許文献1において、シーアラウンドさらにはシースルー機構を有しながらも小型・軽量で、外界視界が大きく、低消費電力で電子像の輝度が高く、使いやすい頭部装着型画像表示装置(HMD)を提案している。
この画像表示装置は、接眼窓、好ましくはさらにその保持部を構成する部材の使用者の視軸方向への投影断面の幅を、人間の平均的な瞳孔径(4mm)よりも細くすることで、瞳(瞳孔)分割により、装置を視野内に配置しても外界を完全に遮ることがなく、シースルー効果が得られるもので、しかも、ーフミラーを使用しておらず、光量のロスがないため、明るい電子画像を観察できるものである。
図1はこの接眼窓保持部2の代表的なものの斜視図、図2はその平面図である。接眼窓保持部2は断面長方形状の中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材からなり、その筒部材あるいは透明部材の後端に配置した表示パネル3からの表示光をその中を光路とし先端に導き、先端に配置された反射部材6で光路を接眼窓保持部2の略直角方向に曲げ、接眼窓保持部2の先端側面の接眼窓4に配置された接眼レンズ5を介して眼球に投影することにより、観察者は表示パネル3の虚像である空中像を拡大観察することができるものである。
図3はこのような画像表示装置を観察者が装着したときの接眼窓保持部2の先端部と眼球Eの位置関係を示す正面図(a)と斜視図(b)であり、眼球E正面に配置される接眼2窓保持部2の幅を瞳孔Pの径より小さくすることで、眼球Eの瞳孔Pを瞳分割して、接眼窓保持部2がかからない瞳孔部分を通して外界像を、接眼窓保持部2の接眼窓4がかかる瞳孔部分を通して表示パネル3の表示画像を相互に重畳させて見えるようにしている。
なお、接眼窓保持部2の先端側面の接眼窓4に接眼レンズ5を配置する代わりに、図4に示すように、接眼窓保持部2の先端の反射部材6と後端の問に接眼レンズ5の作用をする正屈折力の屈折率分布型レンズ7を内蔵させるようにすることもできる。
ところで、このような接眼窓保持部2を図3に示すように眼球Eに直接面して配置すると、接眼窓保持部2の先端の接眼窓4が眼球Eに接触して眼を傷つけることが発生し、危険である。
そこで、このような危険を避けるために、接眼窓保持部2を眼鏡レンズの外側あるいは眼鏡レンズ周囲のレンズ取り付け枠に取り付けて、このような危険性を排除するようにしている。図5は、サングラスタイプの眼鏡の眼鏡レンズの外側に接眼窓保持部2を取り付けて眼鏡レンズを通して外界をシースルーしながら画像表示を可能にしている例を示す。右側の眼鏡レンズ20Rの前方に突出するようにレンズ枠21Rに取り付けられている。
他方、特許文献2においては、眼鏡の眼鏡レンズ中に視線に略45゜をなすハーフミラー等を埋め込み、眼鏡レンズ周辺部から眼鏡レンズ中の光路を通ってハーフミラーに達した表示光をそのハーフミラーで視線方向へ反射させて、観察者眼球に表示パネルの拡大画像を投影すると共に、ハーフミラーを透過した外界像を表示パネルの表示画像に重畳させて観察可能にした眼鏡型画像表示装置が提案されている。
特開2006−3879号公報 米国特許第5,886,822号明細書
特許文献1記載のもので、眼鏡レンズの外側に接眼窓保持部2を取り付けるものは、眼球Eから少なくとも眼鏡レンズの厚さ分余分に離れるため、視野角が小さくなる。また、眼鏡レンズ周囲のレンズ取り付け枠に取り付けたものは、シースルーの外界像と重畳して表示画像を表示することはできない。
さらに、接眼窓保持部2の太さは、好ましくは4mm以下にする必要があり、かつ、電子像を視界の中で視認しやすい位置に表示するために、接眼窓保持部2は長さに比べて大変細くなり、物理的強度が弱く、破損しやすい。また、第三者から見て「きゃしゃ」な印象を与え違和感の助長につながる。
さらに、外界が明るいと電子像が見づらくなる。ハーフミラーを用いたシースルー型HMDは、ハーフミラーの透過と反射の比率を変更することで、外界の明るさに強いHMDを設計することができる、特許文献1記載のものではそのようなコントロールができない。
また、特許文献2記載のものは、ハーフミラーを用いて外界像と電子像を重畳させるため、電子像の光の利用効率が落ちる。さらに、ハーフミラーを全て眼鏡レンズの中に埋め込んでおり、特許文献1記載のもののように瞳分割によって外界像をシースルーするようになっていないため、眼鏡レンズは一般の眼鏡レンズに比べて厚いものとなる。それに伴って眼鏡の重量が大きくなる。
さらに、眼鏡レンズの厚み増加によりファッション性が低下する。さらに、眼鏡レンズ内に表示光を通すため、眼鏡レンズの前面、後面に曲率を付けることができない。したがって、ハーフミラー等を埋め込んだ眼鏡レンズを観察者眼球の視度に応じて近視や遠視の調整をすることはできない。また、前面、後面に曲率の付いていない眼鏡レンズ(屈折力のない眼鏡レンズ)であっても、視野の周辺程非点収差が発生し像がぼける、湾曲して見える等の不具合がある。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、観察者瞳孔の瞳分割によってシースルーした外界像と重畳して電子像を視野内の任意の位置に表示可能な眼鏡型画像表示装置であって、広い視野角で表示可能でありながら、そのような画像表示装置を内蔵していることが目立たず、かつ、装着者の眼を傷つける恐れのない眼鏡型画像表示装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明の第1の眼鏡型画像表示装置は、少なくとも左右の一方の眼鏡レンズを備え、前記眼鏡レンズの周縁の上端と下端の少なくとも一方にレンズ枠を備え、前記眼鏡レンズの後面側に表示光を観察者眼球に投影する接眼窓が配置されており、前記接眼窓の光軸を含む垂直面内で、前記眼鏡レンズの周縁の上端のレンズ枠の後端と下端のレンズ枠の後端を結ぶ直線と前記眼鏡レンズの後面の間の空間、あるいは、前記眼鏡レンズのレンズ枠を備えない上端又は下端とレンズ枠を備えた下端又は上端のレンズ枠の後端を結ぶ直線と前記眼鏡レンズの後面の間の空間内に前記接眼窓が配置されていることを特徴とするものである。
この場合に、前接眼窓の使用者の視軸方向への投影断面の幅が4mm以下であることが望ましい。
本発明の第2の眼鏡型画像表示装置は、少なくとも左右の一方の眼鏡レンズと、左右の鼻当てとを備え、前記左右の鼻当ての対称面から32.5mm離れ、かつ、前記対称面に平行な面と、前記対称面に平行なを持ち、かつ、前記眼鏡レンズに外接する直方体を上下に二等分する平面との交線上の、前記眼鏡レンズの後面から25mm離れた点を中心にして半径が13mmの球面と前記眼鏡レンズの後面の間に形成される空間内であって、前記左右の鼻当ての上下の中心を通り前記直方体の後面に垂直な平面より上方の位置に、表示光を観察者眼球に投影する接眼窓が配置されていることを特徴とすることを特徴とするものである。
これらの場合、前記接眼窓は表示バーの先端に配置されており、前記表示バーは、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、前記筒部材あるいは透明部材はその後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、前記筒部材あるいは透明部材の先端近傍には反射部材が配置され、かつ、前記筒部材あるいは透明部材の先端には前記反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する接眼窓を備えており、前記接眼窓近傍又は前記筒部材あるいは透明部材の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えていることが望ましい。
この場合、前記左右の鼻当ての対称面から32.5mm離れ、かつ、前記対称面に平行な面と、前記対称面に平行なを持ち、かつ、前記眼鏡レンズに外接する直方体を上下に二等分する平面との交線上の、前記眼鏡レンズの後面から25mm離れた点を中心にして半径が15mmの球面と前記眼鏡レンズの後面の間に形成される空間内に、前記表示バーの接眼窓を備えた先端が配置されていることが望ましい。
また、前記表示バーの使用者の視軸方向への投影断面の幅が4mm以下であることが望ましい。
本発明によると、観察者瞳孔の瞳分割によってシースルーした外界像と重畳して電子像を視野内の任意の位置に観察者の眼幅等に適合させて、広い視野角で表示可能でありながら、そのような画像表示装置を内蔵していることが目立たず、かつ、装着者の眼を傷つける恐れのない眼鏡型画像表示装置を提供することができる。
例えば、表示バーの先端が、眼球に接触して傷つけることはなく、安全性の高いものである。そして、表示バーと瞳孔の距離を短くすることができ、視野角が大きくなる。また、表示バーに指等が引っ掛かることもなく、また、表示バー全体が眼鏡レンズの背後に配置されるため第三者からみた違和感が少ない。また、サングラスのように眼鏡レンズの透過率を落とすことで外界像のみを暗くでき、電子映像は暗くならない。そのため、明るい環境下でも視認性を高めた眼鏡型画像表示装置を自由に設計できる。また、眼鏡レンズは一般の眼鏡レンズと同じものが使える。
以下、本発明の眼鏡型画像表示装置を実施例に基づいて説明する。
本発明の眼鏡型画像表示装置は、特許文献1で提案された接眼窓4を眼鏡の眼鏡レンズ内側(眼球側)に取り付け、その接眼窓4が眼球に接触して眼を傷つける恐れがなく、かつ、接眼窓4が眼球に近づいた分だけ視野角を広げることができるようにするものである。本発明の眼鏡型画像表示装置の説明のために、図1〜図4を参照にして、この接眼窓4とそれを保持する接眼窓保持部2等について、再度説明する。
図1はこの接眼窓保持部2の代表的なものの斜視図、図2はその平面図である。接眼窓保持部2は断面長方形状の中空の筒部材あるいは四角柱状の透明部材からなり、その筒部材あるいは透明部材の後端に配置した表示パネル3からの表示光をその中を光路とし先端に導き、先端に配置された反射部材6で光路を接眼窓保持部2の略直角方向に曲げ、接眼窓保持部2の先端側面の接眼窓4に配置された接眼レンズ5を介して眼球に投影することにより、観察者は表示パネル3の虚像である空中像を拡大観察することができるものである。
図3はこのような画像表示装置を観察者が装着したときの接眼窓保持部2の先端部と眼球Eの位置関係を示す正面図(a)と斜視図(b)であり、眼球E正面に配置される接眼窓部4、さらに好ましくは接眼窓保持部2の幅を瞳孔Pの径より小さくすることで、眼球Eの瞳孔Pを瞳分割して、接眼窓保持部2がかからない瞳孔部分を通して外界像を、接眼窓保持部2の接眼窓4がかかる瞳孔部分を通して表示パネル3の表示画像を相互に重畳させて見えるようにしている。
なお、接眼窓保持部2の先端側面の接眼窓4に接眼レンズ5を配置する代わりに、図4に示すように、接眼窓保持部2の先端の反射部材6と後端の間に接眼レンズ5の作用をする正屈折力の屈折率分布型レンズ7を内蔵させるようにすることもできる。
ここで、表示パネル3は筒部材あるいは透明部材の後端に配置される必要は必ずしもなく、その後端から離れた位置に配置した表示パネル3の表示像をミラー、リレーレンズ系、光ファイバーイメージガイド等の光学系により2次像として筒部材あるいは透明部材の後端位置に伝達するようにしてもよい。
したがって、本発明では、図1、図4の表示パネル3を除いた接眼窓保持部2の構成、すなわち、表示パネル3からの表示光を長手方向に導く光路を形成する中空の筒部材あるいは柱状の透明部材からなり、観察者眼球Eへの投影断面の幅が4mm以下である長手方向光路形成部材を構成する接眼窓保持部2と、その先端に配置された反射部材6と、反射部材6で光路が略直角方向に曲げられ、表示光を観察者眼球Eに投影する接眼窓4とからなり、接眼窓4近傍あるいは長手方向光路形成部材中に接眼光学系(接眼レンズ5、屈折率分布型レンズ7)が配置されたものを表示バー10と呼ぶことにして説明する。
さて、本発明の眼鏡型画像表示装置の第1のタイプの基本構成を図6を参照にして説明する。図6(a)、(b)は何れも本発明の眼鏡型画像表示装置を観察者顔面Fに装着した場合の右眼ERの瞳孔中心を通り、表示バー10の接眼窓4中央を通る垂直断面図であり、図中、Nは観察者の鼻、20Rは眼鏡の右眼鏡レンズ、21RUは右側の上部レンズ枠、21RLは右側の下部レンズ枠である。図6(a)の場合は、眼鏡レンズ20Rの上下にレンズ枠21RU、21RLがある眼鏡であり、図6(b)の場合は、眼鏡レンズ20Rの下にのみレンズ枠21RLがある場合である。なお、図示しないが、眼鏡レンズ20Rの上にのみレンズ枠21RUがある場合も図6(b)の場合と同様である。何れの場合も、レンズ枠21RU、21RLは眼鏡レンズ20R周縁から後方(観察者顔面F側)に突出しているため、眼球ERの瞳孔中心を通り、表示バー10の接眼窓4中央を通る垂直断面内で、右側の上部レンズ枠21RUの後端と下部レンズ枠21RLの後端とを結ぶ直線L(図6(a))、あるいは、眼鏡レンズ20Rの周縁の上端(下端)と下部レンズ枠21RL(上部レンズ枠21RU)の後端とを結ぶ直線L(図6(b))と眼鏡レンズ20Rの後面(裏面)の間に空間が形成される。本発明においては、この空間内に表示バー10の先端部の表示窓4を配置することで、表示窓4を観察者眼球ERに出来るだけ近づけ、表示バー10で表示する電子像の視野角をより広げる。そして、この空間内に表示窓4を配置することで、眼球ERに表示窓4の先端が接触して眼を傷つけることを防止するものである。さらに、表示バー10が眼鏡レンズ20Rの内側(後側)に位置することでその眼鏡が表示バー10を内蔵していることを第三者に目立たないようにしている。また、眼鏡レンズ20Rをサングラスにして透過率を落としても電子像の明るさには影響せず、見づらくなることがない。
このような第1のタイプの本発明の眼鏡型画像表示装置の1実施例を図7〜図9に示す。図7はその実施例の眼鏡型画像表示装置の平面図、図8はその眼鏡型画像表示装置の前方から見た斜視図、図9は後方から見た斜視図である。ただし、図7は一部断面図として示してある。
この眼鏡型画像表示装置は通常の眼鏡と同様に、左右の眼鏡レンズ20L、20Rを備え、左右の眼鏡レンズ20L、20Rを保持するレンズ枠21L、21R、左右のレンズ枠21L、21Rを繋ぐブリッジ22、左右のレンズ枠21L、21Rのブリッジ22とは反対側に一体に設けられたテンプル取り付け部23L、23R、左右のテンプル取り付け部23L、23Rにそれぞれ蝶番25L、25Rを介して折り畳み自在に取り付けられたテンプル24L、24R、ブリッジ22近傍のレンズ枠21L、21Rに設けられた左右の鼻当て26L、26Rを備えて構成されている。そして、この眼鏡型画像表示装置においては、左右のレンズ枠21L、21Rはそれぞれ上部レンズ枠21LU、21RU、下部レンズ枠21LL、21RLが眼鏡レンズ20L、20R周縁から後方(観察者顔面F側)に突出してアイカップ状の形状をしている。
そして、本発明に基づき、図1のような表示バー10が右の眼鏡レンズ20Rの内側(後側)に眼鏡レンズ20Rに近接して位置するように右のレンズ枠21Rの右側内側に一体に取り付けられている。その表示バー10の接眼窓4とは反対側の後端には反射鏡11が配置され、その反射鏡11に面して例えば有機ELからなる表示パネル3が配置され、表示パネル3からの表示光は反射鏡11で反射され表示バー10中の光路を経てその先端に導かれ、図1に示したように、表示バー10の先端に配置された反射部材6で光路が表示バー10に対して略直角方向に曲げられ、表示バー10先端側面の接眼窓4を経て眼球ERに投影されることで、観察者が表示パネル3の虚像である空中像を拡大観察できるようになっている。なお、表示パネル3を駆動する駆動回路12が表示パネル3近傍のレンズ枠21R内に配置され、また、そのための電池/電源回路13が反対側のレンズ枠21L内に配置され、電池/電源回路13と駆動回路12は眼鏡フレーム中の図示されないリード線を通して結線されている。
そして、この実施例においては、表示バー10先端の接眼窓4中央と右眼ERの瞳孔中心を通る直線(すなわち、接眼窓4の光軸)を含む垂直図(図7の破線)を断面として、図10(a)に図6(a)と同様の図に示すように、上部レンズ枠21RUの後端と下部レンズ枠21RLの後端とを結ぶ直線Lと眼鏡レンズ20Rの後面(裏面)の間の空間内に表示バー10の先端が位置するように配置されている。そのため、図10(a)のように、この実施例の眼鏡型画像表示装置を観察者顔面Fに通常の状態で装着した場合は、表示バー10の先端は観察者の眼球ERにはもちろん、鼻Nにも、顔面Fにも接触することがなく、これらを傷つけることはない。そして、図10(b)に示すように、例えば眼鏡型画像表示装置の前方から矢印で示す様な力が加わってレンズ枠21R(21RU、21RL)が顔面Fに接触しても、表示バー10の先端は、眼球ER、鼻N、顔面F何れにも接触することにはならず、これらを傷つけることはなく、安全性の高いものである。
次に、本発明の眼鏡型画像表示装置の第2のタイプの基本原理を図11、図12を参照にして説明する。図11は、眼鏡レンズ20R(20L)と対応する眼球ER(EL)の位置関係を示す図であり、図11(a)はその側面図、図11(b)平面図である。左右の鼻当て26L、26Rの対称面(左右対称な眼鏡フレームの場合、その対称面)Sに平行なを持ち、かつ、眼鏡レンズ20R(20L)に外接する直方体をTR(TL)とするとき、直方体TR(TL)を上下に二等分する平面をAとする。眼鏡技術者は、装着者が遠方を向いているときの視軸が平面Aに重なるよう、眼鏡フレームを調整する。さらに眼鏡技術者は、眼球ER(EL)の角膜Kと眼鏡レンズ20R(20L)の距離が12〜14mmになるように眼鏡フレームを調整する。そして、眼球ER(EL)の回旋中心CR(CL)は角膜Kから内部に向かって約13mmの位置にある。また、人間の眼輻は標準で65mmであり、この眼輻に一致するように、左右の眼鏡レンズ20R、20Lの中心が調整される。したがって、眼球ER(EL)の回旋中心CR(CL)は、平面A内で、かつ、対称面Sから32.5mm離れた位置であって、眼鏡レンズ20R(20L)の後面(裏面)から12mm+13mm=25mm離れた点に位置することになる。
視線をどの方向に向けても、眼球ERは回線中心CR(CL)を中心に回転するので、この点CR(CL)を中心にして半径が13mmの球QR(QL)を描くと、この球QR(QL)の中に眼球ER(EL)は常に位置することになる。したがって、表示バー10の先端(接眼窓4)をこの球QR(QL)と眼鏡レンズ20R(20L)の後面(裏面)の間の空間内に配置すると、眼球ER(EL)がどの方向に回旋しても眼球ER(EL)に表示バー10の先端が接触して眼を傷つけることが防げる。なお、球QR(QL)の点CR(CL)を中心とする半径は13mm+2mm=15mmとすると、眼鏡フレームの調整不良、歪みにも対応でき、より望ましい。
表示バー10の先端の取り付け位置に関してもう1つの要件がある。図12を用いて説明する。図12は、本発明の眼鏡型画像表示装置を観察者顔面Fに装着した場合の右側から見た側面図である。図中、Nは観察者の鼻、Fは観察者顔面、Mは観察者の耳、20Rは眼鏡の右眼鏡レンズ、24Rは右のテンプル、26Rは右の鼻当てである。上記のように、眼鏡レンズ20Rに外接する直方体TRを設定したとき、左右両方の鼻当て26R、26Lの中心を通り直方体TR(TL)の後面(裏面)に垂直な平面をA’とするとき、表示バー10の先端が平面A’より上方に位置することが、後で詳しく説明するように、眼鏡に外力が加わった場合にも眼球ERに表示バー10の先端が接触して眼を傷つけることが防止され、安全性が高くなる。
以上のように、左右の鼻当て26L、26Rの対称面Sから32.5mm離れ、かつ、対称面Sに平行な面と、対称面Sに平行なを持ち、かつ、眼鏡レンズ20R(20L)に外接する直方体TRを上下に二等分する平面Aとの交線上の、前記眼鏡レンズ20R(20L)の後面から25mm離れた点CRを中心にして半径が13mmの球面QRと前記眼鏡レンズ20R(20L)の後面(裏面)の間に形成される空間内であって、左右両方の鼻当て26R、26Lの中心を通り直方体TR(TL)の後面(裏面)に垂直な平面A’より上方の位置に表示バー10の先端を配置することで、眼球ER(EL)に表示バー10の先端(接眼窓4)が接触して眼を傷つけることを防止することができる。なお、上下方向は装着者の上下方向と一致する。
このような第2のタイプの本発明の眼鏡型画像表示装置の1実施例を図13〜図14に示す。図13はその実施例の眼鏡型画像表示装置の平面図、図14はその眼鏡型画像表示装置の後方から見た斜視図である。ただし、図13は一部断面図として示してある。
この眼鏡型画像表示装置は通常の眼鏡と同様に、左右の眼鏡レンズ20L、20Rを備え、左右の眼鏡レンズ20L、20Rを保持するレンズ枠21L、21R、左右のレンズ枠21L、21Rを繋ぐブリッジ22、左右のレンズ枠21L、21Rのブリッジ22とは反対側に一体に設けられたテンプル取り付け部23L、23R、左右のテンプル取り付け部23L、23Rにそれぞれ蝶番25L、25Rを介して折り畳み自在に取り付けられたテンプル24L、24R、ブリッジ22近傍のレンズ枠21L、21Rに設けられた左右の鼻当て26L、26Rを備えて構成されている。
そして、本発明に基づき、図1のような表示バー10が右の眼鏡レンズ20Rの内側(後側)に眼鏡レンズ20Rに近接して位置するように右のレンズ枠21Rの右側内側に一体に取り付けられている。その表示バー10の接眼窓4とは反対側の後端には反射鏡11が配置され、その反射鏡11に面して例えば有機ELからなる表示パネル3が配置され、表示パネル3からの表示光は反射鏡11で反射され表示バー10中の光路を経てその先端に導かれ、図1に示したように、表示バー10の先端に配置された反射部材6で光路が表示バー10に対して略直角方向に曲げられ、表示バー10先端側面の接眼窓4を経て眼球ERに投影されることで、観察者が表示パネル3の虚像である空中像を拡大観察できるようになっている。なお、表示パネル3を駆動する駆動回路12が表示パネル3近傍のレンズ枠21R内に配置され、また、そのための電池/電源回路13が反対側のレンズ枠21L内に配置され、電池/電源回路13と駆動回路12は眼鏡フレーム中の図示されないリード線を通して結線されている。
そして、この実施例においては、左右の鼻当て26L、26Rから32.5mm離れ、かつ、対称面Sに平行な面と、対称面Sに平行なを持ち、かつ、眼鏡レンズ20Rに外接する直方体TRを上下に二等分する平面A(図11)との交線上の、眼鏡レンズ20Rの後面(裏面)から25mm離れた点CRを中心にして半径が13mmの球面QRと眼鏡レンズ20Rの後面(裏面)の間に形成される空間内であって、左右両方の鼻当て26R、26Lの中心を通り直方体TRの後面(裏面)に垂直な平面A’より上方の位置に表示バー10の先端が位置するように配置されている。
以下、表示バー10の先端がこのような位置関係で配置される場合に、眼鏡に外力が加わっても眼球ERに表示バー10の先端が接触して眼を傷つけることが防止されることを、図15と図16を参照にして説明する。図15と図16の何れの図も図12と同様の図であり、図15(a)に眼鏡に外力が加わった場合の移動方向を示す。本発明の眼鏡型画像表示装置のテンプル24R(24L)は観察者(装着者)の耳Mの付け根(×を〇で囲んだ位置)に掛かっているため、テンプル24R(24L)は下方(×を付けた矢印)へは移動せず、上方へのみ移動可能である。また、眼鏡型画像表示装置は、その前方に位置する鼻当て26R(26L)によって観察者(装着者)の鼻Nに当たって支えられているので、鼻当て26R(26L)は鼻Nの鼻筋に沿って移動可能であるが、鼻筋に食い込むような移動(×を付けた矢印)はしない。
したがって、図15(b)に示すように、テンプル24R(24L)の耳側に上方への外力が加わった場合、鼻当て26R(26L)を中心に矢印方向、図では時計回りに回転するが、表示バー10の先端が鼻当て26R(26L)より上側(左右両方の鼻当て26R、26Lの中心を通り直方体TRの後面(裏面)に垂直な平面A’より上方)に位置することから、表示バー10の先端と眼球ER(EL)の距離は広がる方向となるので、眼球ER(EL)に表示バー10の先端が接触することはなく安全である。
また、図15(c)に示すように、眼鏡フレームの前方に下方への外力が加わった場合、鼻当て26R(26L)が鼻筋に沿って図では右下に移動するが、表示バー10の先端と眼球ER(EL)の水平方向の距離は広がるので、眼球ER(EL)に表示バー10の先端が接触することはなく安全である。
また、図16(a)に示すように、眼鏡フレームに後方への外力が加わった場合、鼻当て26R(26L)が鼻筋に沿って図では左上に移動するが、表示バー10の先端と眼球ER(EL)の垂直方向の距離は広がるので、眼球ER(EL)に表示バー10の先端が接触することはなく安全である。
また、図16(b)に示すように、眼鏡フレームに前方へ押す外力が加わった場合、まず眼鏡フレーム全体は前方(顔面Fから遠ざかる方向)へ移動し、次に重力により鼻当て26R(26L)が鼻筋に沿って滑り落ちるため、図15(c)の場合と同様、表示バー10の先端と眼球ER(EL)の水平方向の距離は広がるので、眼球ER(EL)に表示バー10の先端が接触することはなく安全である。
また、図16(c)に示すように、眼鏡フレームの前方に上方への外力が加わった場合、耳Mの付け根(×を〇で囲んだ位置)を支点に眼鏡フレーム全体が上方向へ回転、図では反時計回りに回転し、表示バー10の先端と眼球ER(EL)の垂直方向の距離は広がるので、眼球ER(EL)に表示バー10の先端が接触することはなく安全である。
以上のように、本発明の眼鏡型画像表示装置に何れの方向の外力が加わっても、眼球ERに表示バー10の先端が接触して眼を傷つけることが防止される。
なお、以上の説明において、眼鏡レンズ20L、20Rは、近視用レンズ、遠視用レンズ、累進眼鏡レンズ、サングラス等の屈折力を持たないレンズの何れのものでもよい。さらに、前面(表面)、後面(裏面)が曲面に限らず平面を持つものでもよい。
以上、本発明の眼鏡型画像表示装置を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明で用いる表示バーの代表的なものの斜視図である。 図1の表示バーの平面図である。 図1の表示バーを観察者が装着したときの表示バー先端部と眼球の位置関係を示す図である。 本発明で用いる表示バーの変形例の斜視図である。 眼鏡レンズの外側に接眼窓保持部を取り付けて外界をシースルーしながら画像表示を可能にしている眼鏡型画像表示装置の斜視図である。 本発明の眼鏡型画像表示装置の第1のタイプの基本構成を説明するための図である。 本発明の第1のタイプの眼鏡型画像表示装置の1実施例の平面図である。 本発明の第1のタイプの眼鏡型画像表示装置の1実施例の斜視図である。 本発明の第1のタイプの眼鏡型画像表示装置の1実施例の後方から見た斜視図である。 本発明の第1のタイプの眼鏡型画像表示装置の安全性を説明するための図である。 本発明の眼鏡型画像表示装置の第2のタイプの基本原理を説明するための図である。 本発明の眼鏡型画像表示装置の第2のタイプの基本原理を説明するための図である。 本発明の第2のタイプの眼鏡型画像表示装置の1実施例の平面図である。 本発明の第2のタイプの眼鏡型画像表示装置の1実施例の後方から見た斜視図である。 本発明の第2のタイプの眼鏡型画像表示装置の安全性を説明するための図である。 本発明の第2のタイプの眼鏡型画像表示装置の安全性を説明するための図である。
符号の説明
E、ER、EL…眼球
P…瞳孔
F…顔面
N…鼻
M…耳
L…直線
K…角膜
S…対称面
TR、TL…直方体
A…平面
A’…直方体の後面に垂直な平面
CR、CL…回旋中心
QR、QL…球
2…接眼窓保持部
3…表示パネル
4…接眼窓
5…接眼レンズ
6…反射部材
7…屈折率分布型レンズ
10…表示バー
11…反射鏡
12…駆動回路
13…電池/電源回路
20R、20L…眼鏡レンズ
21R、21L…レンズ枠
21RU、21LU…上部レンズ枠
21RL、21LL…下部レンズ枠
22…ブリッジ
23R、23L…テンプル取り付け部
24R、24L…テンプル
25R、25L…蝶番
26R、26L…鼻当て

Claims (3)

  1. 少なくとも左右の一方の眼鏡レンズと、左右の鼻当てとを備え、前記左右の鼻当ての対称面から32.5mm離れ、かつ、前記対称面に平行な面と、前記対称面に平行なを持ち、かつ、前記眼鏡レンズに外接する直方体を上下に二等分する平面との交線上の、前記眼鏡レンズの後面から25mm離れた点を中心にして半径が13mmの球面と前記眼鏡レンズの後面の間に形成される空間内であって、前記左右の鼻当ての上下の中心を通り前記直方体の後面に垂直な平面より上方の位置に、表示光を観察者眼球に投影する接眼窓が配置されることで、眼鏡に外力が加わった際、前記外力が加わる前と比較して前記接眼窓と前記観察者眼球との距離が広がるように配置され、
    前記接眼窓は表示バーの先端に配置されており、前記表示バーは、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、前記筒部材あるいは透明部材はその後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、前記筒部材あるいは透明部材の先端近傍には反射部材が配置され、かつ、前記筒部材あるいは透明部材の先端には前記反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する前記接眼窓を備えており、前記接眼窓近傍又は前記筒部材あるいは透明部材の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えていることを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  2. 前記左右の鼻当ての対称面から32.5mm離れ、かつ、前記対称面に平行な面と、前記対称面に平行な稜を持ち、かつ、前記眼鏡レンズに外接する直方体を上下に二等分する平面との交線上の、前記眼鏡レンズの後面から25mm離れた点を中心にして半径が15mmの球面と前記眼鏡レンズの後面の間に形成される空間内に、前記表示バーの接眼窓を備えた先端が配置されていることを特徴とする請求項記載の眼鏡型画像表示装置。
  3. 前記表示バーの観察者の視軸方向への投影断面の幅が4mm以下であることを特徴とする請求項記載の眼鏡型画像表示装置。
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