JP5136159B2 - 構成情報管理装置、構成情報管理プログラム及び構成情報管理方法 - Google Patents

構成情報管理装置、構成情報管理プログラム及び構成情報管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、IT(Information Technology)システムの構成要素を管理する構成情報管理装置、構成情報管理プログラム及び構成情報管理方法に関する。
ITサービスの分野において、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)が国際的な運用管理基準として定着しつつある。ITILは、ITサービスの運用管理に関する国際標準規格であり、ITサービスの品質向上、中長期視点にたったITシステムのコスト削減などを目的とするものである。CMDB(Configuration Management Database)は、ITシステムの構成要素を管理するデータベースであり、ITILの中核となるコンポーネントである。企業が、様々な法規制を遵守しながら、ITシステムの運用自動化やビジネスプロセスのモデル化を進めていくうえで、重要性が高まっているのがデータレベルの統合基盤の確立である。そして、このための中核コンポーネントとして重要な役割を果たすのがCMDBである。
CMDBは、ITシステム内の構成要素間の関係の理解を支援し、システム構成を管理できるようにするためのものである。CMDBにおいては、構成要素をCI(Configuration Item)と呼び、CIとその属性の詳細を管理し、CI同士の関係を管理する。CIは、具体的には、ITシステムを構成するハードウェア、ソフトウェアなどの資源(resource)を指す。例えば、ハードウェアならば、サーバや記憶装置、スイッチなどである。また、ソフトウェアならば、OS(Operating System)や業務アプリケーションソフトなどである。
CIは、構成要素を、「属性(プロパティ)」と「属性の値(属性値)」の組により管理している。CIの属性としては、「機器」、「役割」などがあり、これら以外に、「機器全体の型番」(例えば、サーバならばサーバの型番)、「CPU型番」(サーバが備えているCPUの型番)、「ネットワークカードの型番」、「サーバやクラインアト端末などにインストールされたソフトウェア」、「ネットワーク関連ソフトウェアで利用しているポート番号」などがある。このように、CIの属性としては、機器に関する「ソフトウェア/ハードウェアの設定情報全てが」が該当する。
尚、本発明に関連する技術として、問題事例毎に異なる値を有する属性属性値対を登録する事例ベースが知られている(特許文献1参照)。
特開平8−147166号公報
現在、CMDBにおいて、その管理単位であるCI毎に細かなノウハウを記録したいという要求がある。しかしながら、CI毎に、細かいノウハウがばらばらに登録されており、ノウハウの共有が進んでいないのが現状である。これは、現場では、CI毎にノウハウを記録しているためである。例えば、PROXYサーバを取り上げると、PROXYサーバ特有のノウハウがあっても、そのノウハウは、ある特定のCIにのみ登録されてしまい、共有化が図られていない。
図17は、ノウハウの共有化がなされていない一例を示す概念図である。
図17には、下記の3つのCI1001〜1003が示されている。
CI1001(機器:PRIMERGY BX620 S4、ロール:PROXYサーバ)
CI1002(機器:PRIMERGY BX620 S4、ロール:ファイルサーバ)
CI1003(機器:PRIMERGY BX100 S4、ロール:PROXYサーバ
ここで、「機器」、「ロール」は属性であり、「PRIMERGY BX620 S4」などの製品名や「PROXYサーバ」や「ファイルサーバ」などのサーバの役割は属性値である。以下、属性値を、便宜上、“値”と記載する。したがって、CI1001〜1003には、ぞれぞれ、2組の“属性:値”が登録されている。また、CI1001にはノウハウ2001、2004が登録されており、CI1002にはノウハウ2002が登録されている。また、CI1003にはノウハウ2004が登録されている。
上記のような状況を解決する手法として、CIに登録されている“属性:値”の組に対してノウハウを記述できるようにすることが考えられる、しかしながら、従来のCMDBは、上記のようなノウハウの記述を実現できるデータ構造になっていない。図18に、従来のCMDBのデータ構造を示す。
図18に示すように、現在のCMDBは、1つのCIに複数の“属性:値”の組(この例では、“属性1:値1”、“属性2:値2”、・・・“機器:PRIMERGY BX620 S4”)を登録し、かつ、そのCI内に登録されたいずれかの“属性:値”の組に関するノウハウも、その“属性:値”の組とリンクさせずに、属性と同様な形態で格納している。このため、現在のCMDBは、“属性:値”の組とノウハウを、予め、関連付けすることはできなかった。つまり、CIにノウハウを登録することはできるが、予め、関連する属性を指定してノウハウを登録することはできなかった。
また、現実のITシステムにおいては、複数の“属性:値”の組に関するノウハウも存在するが、従来のCMDBでは、の共通ノウハウを、それら複数の“属性:値”の組に関連付けすることはできなかった。例えば、「“PRIMERGY”であって、かつ、“PROXYサーバ”であるサーバであるならば△△というノウハウがある」というノウハウは、従来のCMDBでは登録できなかった。
本発明の目的は、1つのノウハウを、そのノウハウに関係する複数の構成要素(Configuration Item)で共有可能な構成情報管理データベースを提供することである。
本発明の構成情報管理装置は、情報システムの構成要素とその属性情報を統合管理する構成情報管理装置を前提とする。
本発明の構成情報管理装置の一態様は、“属性:値”の組を有する情報システムの構成要素と、該構成要素が有する各“属性:値”の組に関係するノウハウを格納する構成情報管理データベースと、前記構成要素が有する“属性:値”の組に基づき、前記構成要素を、それに関係するノウハウと関連付けて前記構成情報管理データベースに格納する管理手段とを備える。
本発明の構成情報管理装置の他の態様は、情報システムの構成要素に関する属性情報と、該構成要素が備える各“属性:値”の組に関係するノウハウを格納し、構成要素の各“属性:値”とそれに関係するノウハウとが関連付けられている構成情報管理データベースと、構成情報管理データベースに登録されている構成要素について、それらに登録されている“属性:値”の組の類似度を判定する類似性判定手段と、該類似性判定手段の判定結果に基づいて、類似度が所定の閾値より大きな構成要素同士を同じノウハウに関連付ける属性管理手段とを備える。
本発明によれば、構成要素が有する“属性:値”の組に基づいて、該構成要素に関係するノウハウを該構成要素と関連付けて構成情報管理データベースに格納する。このため、ノウハウを複数の構成要素で共有することができる。
ノウハウを、そのノウハウに関係する複数の構成要素(Configuration Item)で共有可能な構成情報管理データベースを提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[本発明の実施形態の原理]
図1は、本発明の実施形態のCMDBによるCIに登録された“属性:値”の組に対してノウハウを記述(登録)する手法を示す概念図である。尚、図1においては、上記図17に示す構成要素と同一の構成要素には同じ符号を付与している。
本実施形態CMDBにおいては、図1に示すように、同じ“属性:値”の組に対してノウハウを関連付けるようにする。このようにすることで、ある“属性:値”の組に対するノウハウの共有が可能となる。つまり、“機器:PRIMERGY BX620 S4”の組に関する共通ノウハウであるノウハウ2001、2002を、CI1001、1002内の“機器:PRIMERGY BX620 S4”の組1、2に関連付ける。同様に、共通ノウハウであるノウハウ2002も、CI1001、1002内の“機器:PRIMERGY BX620 S4”の組1、2に関連付ける。また、“ロール:PROXYサーバ”の組に関する共有ノウハウであるノウハウ2003、2004をCI1001、1003内の“ロール:PROXYサーバ”の組3、4に関連付ける。本実施形態は、上記のように、同じ“属性:値”の組に対する同じノウハウの関連付けを自動的に実施する。このことで、同一機器や同じ役割(ロール)を果たすハードウェア資源に関するノウハウの共有化をCMDBによって実現する。
[構成]
図2は、本発明の一実施形態である構成情報管理装置のシステム構成を示すブロック図である。
図2に示す構成情報管理装置10は、CMDBデータ更新管理部100とCMDB200を備えている。CMDBデータ更新管理部100は、CMDB200に格納されるデータを更新・管理する機能を有し、類似性判定部110と属性管理部120を備えている。CMDB200は、1または複数のCI210と1または複数のノウハウ220を登録・管理するデータベースである。本実施形態のCMDB200は、CI210とノウハウ220を分離して管理している。このCMDB200のデータ構造について説明する。
図3は、本実施形態のCMDB200のデータ構造を示す図である。尚、図3に示すノウハウ220は、データ構造の一部が省略されたものとなっている。
図3に示すように、CMDB200は、CI210とノウハウ220を分離して格納している。CI210は、1または複数の“属性:値”の組を格納する。図3に示す例では、CI210は、“属性1:値1”の組、“属性2:値2”の組、・・・、“機器:PRIMERGY BX620 S4”の組を格納している。ノウハウ220は、ノウハウ情報221と、1または複数の“属性:値”の組を格納する。このノウハウ220は、CMDB200内のいずれかの“属性:値”の組に関するノウハウである。図3に示す例では、ノウハウ220は、CI210内の“機器:PRIMERGY BX620 S4”の組とリンクされている。このリンクは、ノウハウ220に格納されているノウハウ情報221(「起動後、/dev/mntにマウントする必要がある」)が、“機器:PRIMERGY BX620 S4”の組に関するノウハウであることを示すものである。
上述したように、CMDBデータ更新管理部100は、類似性判定部110と属性管理部120を備えている。類似性判定部110は、例えば、新しいCIがCMDB200に追加される際に、該CIとCMDB200に登録済みのノウハウとの類似性を判定する。属性管理部120は、ノウハウ220の属性を管理し、ノウハウ220の“属性:値”の組を更新する。この更新は、例えば、類似性判定部110の上記類似性の判定結果を基にして実行される。
{ノウハウのデータ構造}
図4Aは、本実施形態ノウハウ220のデータ構造を示す図である。
図4Aに示すように、ノウハウ220は、1つのノウハウ情報221と、1または複数の“属性:値”の組222を有している。また、各“属性:値”の組222”に対応して設けられた「共通属性フラグ223」及び「共通数カウンタ224」を有している。また、さらに、そのノウハウ220を、それに関係するCI210に関連付ける(リンクさせる)ためのリンク先CI情報225を有している。
ノウハウ情報221は、CI210内の“属性:値”の組211に関するシステム管理用のノウハウが記述された情報である。共通属性フラグ223は、ノウハウ情報221が複数のCI210の“属性:値”の組211に共通するノウハウ(共有ノウハウ)であるか否かを示すフラグである。共通属性フラグ223は、同じノウハウ情報221を有する“属性:値”の組211が多数のCI210にも存在する場合は「共通属性」となり、多数のCI210に存在しない場合には「非共通属性」となる。“属性:値”の組222は、対応する共通属性フラグ223が「共通属性」に設定されることで、ノウハウ情報221に特有な“属性:値”の組としてノウハウ220に登録される。
共通数カウンタ224は、過去に登録不採用となった“属性:値”の組222を、CMDB200に新たなCI210が追加された際に登録すべきか否かの判断材料とするための計数値であり、同じノウハウ情報221を有し、かつ同じ“属性:値”の組222(この場合、“属性:値”の組222=“属性:値”の組211)を有するCI210の個数に等しい。つまり、同じノウハウ情報221を共有するCI210の個数に等しい。リンク先CI情報225は、ノウハウ220をCI210にリンクさせるための識別子(ID)である。本実施形態では、各CI210に個別の識別子(以下、IDと呼ぶ)を割り当てることで、ノウハウ220とCI210を関連付ける。リンク先CI情報225は、いわゆる、リレーショナルモデルにおける属性「ID」に相当するものである。1つのリンク先CI情報225には、ノウハウ220とリンクされる1つのCI210のIDが設定される。したがって、ノウハウ220には、リンクされるCI210の個数に等しい数のリンク先CI情報225が格納される。
図4Bは、上記本実施形態のノウハウ220の具体例を示す図である。図4Bに示すノウハウ220においては、ノウハウ情報221は「起動後に/mnt/m1にマウントする必要がある」となっている。また、最上位の“属性:値”の組222は“ロール:PROXYサーバ”となっており、その共通属性フラグ223は“1”、共通数カウンタ224の値は1となっている。また、2段目と3段目の“属性:値”の組222は、それぞれ、“属性2:XXX2”、“属性3:値3”となっており、それぞれに対して、共通属性フラグ223と共通数カウンタ224の値が設定されている。この例の共通属性フラグ223の場合、“1”が「共通属性」を、“0”が「非共通属性」を示す。また、このノウハウ220には、IDが“3”と“5”に設定された2つのリンク先CI情報225が格納されており、ノウハウ220に対して、IDが“3”と“5”の2つのCI210がリンクされている(関連付けられている)。
{ノウハウとCIとを関連付ける手法}
図5は、本実施形態における、ノウハウと“属性:値”の組とを関連付ける手法を示す概念図である。尚、図5では、図面のサイズの制約上、ノウハウ220のデータ構造の一部を省略している。後述する図8、11、14についても同様である。
図5に示すように、3つのCI210−1、210−2、210−3が存在し、CI210−1にはノウハウ220が関連付けされていたとする。この場合、CI210−2とCI210−3について、それらに登録されている全ての”属性:値”の組211−2、211−3を、CI210−1に登録されている全ての“属性:値”の組211−1と比較・照合し、“属性:値”の組の類似性を判定する。この判定は、CMDBデータ更新管理部100の類似性判定部110が行う。この例では、CI210−1とCI210−2の”属性:値”の組211の類似性(類似度)は75%(=3/4)となり、CI210−1とCI210−3の類似性は0%となる。したがって、この場合には、ノウハウ220をCI210−2と関連付けるが、CI210−3とは関連付けない。この関連付けは、CMDBデータ更新管理部100の属性管理部120が、類似性判定部110の判定結果を基に行う。
[動作]
上記構成の構成情報管理装置10の動作を処理手順に沿って説明する。尚、以下の説明では理解を容易なものとするために、CMDB200に登録された1つのノウハウ220を取上げて説明しているが、下記の手順(I)〜(IV)は、CMDB200に登録されている全てのノウハウ220について実施されるものである。
(I)ノウハウの“属性:値”の組の既定値設定
図6は、ノウハウの“属性:値”の組の既定値の設定方法を示す摸式図である。
最初、CMDB200内において、あるCI21にノウハウ220を手動で関連付ける。図6に示す例では、CI210−1(ID=1)にノウハウ220を手動で関連付ける。このとき、該ノウハウ220の各“属性:値”の組222に対応する共通属性フラグ223、共通数カウンタ224及びリンク先CI情報225も既定値に設定する。この場合、ノウハウ220の各“属性:値”の組222に対応する共通属性フラグ223と共通数カウンタ224は全て同じ値(情報)となる。具体的には、共通属性フラグ223は“0”、共通数カウンタ224は“1”となる。また、リンク先CI情報225は、CI210−1のIDを示す“1”となる。
図7は、図6に示すノウハウの“属性:値”の組の既定値設定方法の処理アルゴリズムを示すフローチャートである。該フローチャートの処理は、CMDBデータ更新管理部100の属性管理部120により実行される。
手動で、新しいノウハウ220を、1つのCI210に追加する(ステップS11)。上記追加操作は、CMDB200内において実行される。
ステップS11の処理により、CMDB200内の1つのCI210に、新しいノウハウ220が関連付けられる。この時点では、ノウハウ220はノウハウ情報221を備えるのみであり、その他の情報はまだ備えていない。
次に、前記あるCI210の”属性:値”の組211を使い、その”属性:値”の組211を該ノウハウの“属性:値”の組222の既定値として作成(登録)する(ステップS12)。
ステップS12の処理により、前記ノウハウ220に、前記あるCI210の全ての”属性:値”の組211が、前記ノウハウ220の“属性:値”の組222の既定値として登録される。また、前記ノウハウ220の共通属性フラグ223、共通数カウンタ224及びリンク先CI情報225も、図6に示すような方法で既定値に設定される。
(II)ノウハウの“属性:値”の組の更新
次に、ノウハウの属性を更新する。
図8は、ノウハウの属性の更新方法を示す図である。
まず、(1)前記あるCI210のノウハウ220に、別のCI210に追加する。図8の例では、前記CI210−1(ID=1)のノウハウ220に、CI210−2(ID=2)を手動で追加する。続いて、(2)上記(1)と同様にして、上記あるCI210のノウハウ220に、さらに別のCI210を追加する。図8の例では、前記CI210−1のノウハウ220に、CI210−2(ID=2)を追加する。次に、(3)上記(1)、(2)において手動で前記あるCI210のノウハウ220が追加されたCI210と前記あるCI210に共通する”属性:値”の組211を、前記ノウハウ220の“属性:値”の組222とする。
(4)ノウハウ220の共通しなかった“属性:値”の組222についても、「学習用データ」として登録しておく。
以上の処理により、図8に示す例の場合、“ロール:PROXYサーバ”と“属性2:XXX2”の2つが“属性:値”の組222としてノウハウ220に登録される。また、“機器:PRIMERGY BX620 S4”と“属性1:XXX1”が学習用データとしてノウハウ220に登録される。以後、図8に示すように、ノウハウ220に“属性:値”の組として登録された“属性:値”の組222を“属性:値”の組222Tと、ノウハウ220に学習用データとして登録された“属性:値”の組222を“属性:値”の組222Gと表記することにする。また、この場合、ノウハウ220の各“属性:値”の組222の共通属性フラグ223、共通数カウンタ224及びリンク先CI情報225は、図9に示すようになる。すなわち、
・“機器:PRIMERGY BX620 S4”
共通属性フラグ223:“0”
共通数カウンタ224:2
・“ロール:PROXYサーバ”
共通属性フラグ223:“1”
共通数カウンタ224:“3”
リンク先CI情報225:1、2、3
・“属性1:XXX1”
共通属性フラグ223:“0”
共通数カウンタ224:“2”
・“属性2:XXX2”
共通属性フラグ223:“1”
共通数カウンタ224:“3”
・リンク先CI情報225:1、2、3
となる。
図10は、図8に示すノウハウの属性更新の処理アルゴリズムを示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、CMDBデータ更新管理部100の属性管理部120によって実行される。
まず、手動で、ノウハウ220に新しいCI210を追加する(ステップS21)。この場合、追加するCI210の数は1または複数である。
次に、前記ノウハウ220に関連付けられているCI210と、ステップS21で前記ノウハウ220に追加されたCI210の全てに共通する”属性:値”の組211を、前記ノウハウ220の初期値として登録する(ステップS22)。
そして、最後に、上記全てのCI210に共通しない”属性:値”の組211を、前記ノウハウ220の学習用データとして登録する(ステップS23)。
(III)CMDBへの新しいCIの追加
図11は、上記(II)の手順まで実施された後に、CMDB200に新たなCI210が追加された場合の処理方法を示す図である。
上述したように、上記(II)の手順が終了した時点において、ノウハウ220には、“ロール:PROXYサーバ”と“属性2:XXX2”が“属性:値”の組222Tとして登録され、“機器:PRIMERGY BX620 S4”と“属性2:XXX2”が学習用データ222Gとして登録されている。
このとき、図11に示すように、CI210−4とCI210−5がCMDB200に新たに登録されたとする。この場合、CI210−4(ID=4)、210−5(ID=5)のそれぞれについて、それらが備える”属性:値”の組211−4、211−5を、ノウハウ220に登録されている“属性:値”の組222Tと比較し、それらの類似性を判断する。まず、CI210−4の“属性:値”の組211―4についてノウハウ220の“属性:値”の組220Tとの類似性を調べると、CI210−4はノウハウ220に登録されている2つの“属性:値”の組221Tを備えているので、その類似性は100%(=2/2)となる。したがって、ノウハウ220とCI210−4との間に自動的にリンクを生成し、ノウハウ220をCI210−4のノウハウに設定する。次に、CI210−5の“属性:値”の組211−5についても同様にして、ノウハウ220の“属性:値”の組221Tとの類似性を調べると、その類似性は50%(=1/2)となる。したがって、CI210−5についてはノウハウ220との間にリンクは生成しない。
このように、CMDB200に新たにCI210が登録されると、CMDB200に存在するノウハウ220の“属性:値”の組221Tとその新たに登録されたCI210の”属性:値”の組211との類似性を判断する。そして、その類似性(類似度)が予め決められた閾値より大きければ、そのCI210を上記ノウハウ220に関連付ける。一方、前記類似性が上記閾値以下であれば、そのCI210を上記ノウハウ220には関連付けない。
上記のようにして、ノウハウ220に新たにCI210−4が関連付けられることによって、ノウハウ220のデータ内容は図12に示す状態に変化する。
図13は、図11に示す新たなCI210がCMDB200に追加された場合の操作を実現するCMDBデータ更新管理部100の処理アルゴリズムを説明するフローチャートである。
新しいCI210がCMDB200に作成されると(ステップS31)、類似性判定部110は、あるノウハウ220の“属性:値”の組222から共通属性フラグ223が“1”に設定されているものを抽出する(ステップS32)。上述したように、共通属性フラグ223が“1”に設定されている“属性:値”の組222は、ノウハウ220に登録された“属性:値”の組221Tである。
類似性判定部110は、前記新しいCI210の“属性:値”の組211と、ノウハウ220の共通属性フラグ223が“1”に設定されている“属性:値”の組222を比較し、それらの“属性:値”の組に共通点が多いか判定する(ステップS33)。この場合の共通点が多いかどうかの判定基準は、例えば、
共通する“属性:値”の組の数/全ての“属性:値”の組の数>0.8
とし、上記条件を満足すれば、共通点が多いと判断する。
類似性判定部110は、共通点が多いと判定すれば(ステップS33、Yes),その判定結果を属性管理部220に通知する。属性管理部220は、その判定結果を受け取ると、前記あるノウハウ220と前記新しいCI210をリンク付けする(ステップS34)。
一方、類似性判定部110は、ステップS33において、共通点が多くないと判定する
と(ステップS33、No)、本フローチャートの処理を終了させる。
(IV)新しいCIの追加に伴うノウハウの“属性:値”の組の更新
図14は、上記(III)の例のように、ノウハウ220に新しいCI210が追加された場合に、ノウハウ220の“属性:値”の組222を更新する手法を説明する図である。
図14では、図11の場合を一例として取り上げている。
図11に示すようにして、ノウハウ220にCI210−4が新たに追加されると、ノウハウ220の各“属性:値”の組222に対応する共通数カウンタ224の値は、図14に示すように遷移する。この場合、“属性1:XXX1”の組222Gに対応する共通数カウンタ224の値が“2”から“3”に増加する。これは、“属性1:XXX1”の組222Gが、ノウハウ220に関連付けられた4つのCI210−1、210−4、210−3、210−4の内、3つのCI210に共通する“属性:値”の組222であることを示している。このように、CMDB200に新しいCI210が追加(登録)されたとき、ノウハウ220に学習用データとして登録されている“属性:値”の組222Gが、ノウハウ220に関連付けされているCI210の多くに登録されている“属性:値”の組であるか調べる。そして、多くのCI210に共通する“属性:値”の組であれば、その“属性:値”の組222Gを、ノウハウ220の“属性:値”の組222Tとして登録する。
本実施形態では、このように、過去に登録不採用となった“属性:値”の組222を学習用データとして登録しておき、CMDB200に新たなCI210が追加される度に、その学習用データの再評価を行う。この再評価は、例えば、学習用データが、ノウハウ220に関連付けされている多くのCI210に共通する“属性:値”の組222であるか否かを判断することによって行う。
図15は、図14に示す「ノウハウ220に登録する“属性:値”の組222の更新手法」を実現する処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、CMDBデータ更新管理部100の属性管理部220によって実行される。尚、図15に示すフローチャートの処理は、CMDB200に新しいCI210が1つ増加され、そのCI210に、CMDB200に既に存在するノウハウ220が1つ関連付けされたことを前提として実行されるものである。
属性管理部220は、まず、ノウハウ220(新たにCMDB200に追加されたCI210と関連付けられたノウハウ220)の“属性:値”の組222に関する情報を更新する(ステップS41)。この処理において、新たにノウハウ220と関連付けられたCI210が、まだノウハウ220に登録されていない“属性:値”の組(この場合、学習用データとして登録されている“属性:値”の組も含む)を備えているならば、その“属性:値”の組をノウハウ220に追加する。
ノウハウ220の各“属性:値”の組222の共通数カウンタ224の値を更新する(ステップS42)。この処理は、既にノウハウ220に関連付けられているCI210の”属性:値”の組211と新たにノウハウ220に関連付けられたCI210の“属性:値”の組222の共通数を更新する処理である。したがって、新たにノウハウ220に関連付けられたCI210が備える”属性:値”の組211が、ノウハウ220に登録されている“属性:値”の組222と一致する場合には、その“属性:値”の組222に対応する共通数カウンタ224の値を“1”増加させるように処理する。
次に、ノウハウ220に登録されている全ての“属性:値”の組222について、それぞれの共通数カウンタ224の値を調べ、各“属性:値”の組222が、ノウハウ220に関連付けされている多くのCI210に存在する”属性:値”の組211であるか判断する(ステップS43)。この判断は、例えば、下記の条件式を満足するか否かを調べることによって行う。
“属性:値”の組222を持つ割合>0.5
ここで、
“属性:値”の組222を持つ割合=共通数カウンタ224の値/ノウハウ220に関連付けられているCI210の総数
である。
ノウハウ220の“属性:値”の組222が、前記多くのCI210に存在する“属性:値”の組211であれば(ステップS43、Yes)、その“属性:値”の組222に対応する共通属性フラグ223を“1”に設定し、本フローチャートの処理を終了する。一方、前記多くのCI210に存在する“属性:値”の組211でなければ(ステップS43、No)、上記“属性:値”の組222に対応する共通属性フラグ223を“0”に設定し、本フローチャートの処理を終了する。
[本実施形態をプログラムの実行より実現するコンピュータのハードウェア構成]
本実施形態の構成情報管理装置10は、例えば、データベースサーバなどのコンピュータで実現できる。この場合、CMDBデータ更新管理部100は、該コンピュータでソフトウェア(構成情報管理プログラム)を実行することで実現できる。この場合、CMDB200は、上記構成情報管理プログラムによりデータが管理されるデータベースとなる。
図16は、本実施形態の構成情報管理装置10のCMDBデータ更新管理部100をプログラムの実行により実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
図16に示すコンピュータ300は、CPU301、メモリ302、入力装置303、表示装置304、外部記憶装置305、可搬型記憶媒体駆動装置306及びネットワーク接続装置307などを備える。CPU301とコンピュータ300のその他の構成要素302〜307は、バス310を介して接続されている。
CPU301は、コンピュータ300のシステム全体の動作を制御する中央演算処理装置である。メモリ302は、CPU301が実行するプログラムがロードされる領域や該プログラムが実行する際に中間データを格納する作業領域などを備える。入力装置303は、キーボードやマウスなどを備える。表示装置304は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイなどである。外部記憶装置305は、HDD(Hard Disk Drive)などである。可搬型記憶媒体駆動装置306は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc)またはUSBメモリなどの可搬型記憶媒体のデータのリード/ライトを行う装置である。ネットワーク接続装置307は、データゼンターや企業内システムに構築されたLAN(Local Area Network)などに接続するためのネットワークカードなどである。上記LANは、ルータなどのネットワーク機器を介してインターネットやVPN(Virtual Private Network)などのWAN(Wide Area Network)に接続される。
本実施形態の構成情報管理プログラムは、例えば、可搬型記憶媒体に格納されて、可搬型記憶媒体によって配布される。また、インターネットなどのネットワークを介して外部記憶装置305や可搬型記憶媒体駆動装置306に装着された可搬型記憶媒体にダウンロードしてインストールすることも可能である。
外部記憶装置305などにインストールされた構成情報管理プログラムは、表示装置304に表示されるGUI画面などのユーザインターフェース画面を介して、入力装置303のマウス操作などで起動する。また、CMDB200は、例えば、外部記憶装置305に構築される。このCMDB200の構築作業は、システム管理者が、該GUI画面に対する入力装置303からの入力操作などにより行う。また、上記(I)、(II)における手動作業は、システム管理者が、上記ユーザインターフェース画面に対して入力装置303から入力操作を行うことで実施される。上記(I)〜(IV)における構成情報管理装置10の自動処理は、CPU301がメモリ302上にロードされた構成情報管理プログラムを実行することで実施される。
また、本実施形態の構成情報管理装置10のCMDBデータ更新管理部100の機能は、ASP(Application service Provider)が保有するサーバで本実施形態の構成情報管理プログラムを実行することによっても、顧客に提供することが可能である。また、さらには、Saas(Software as a Service)によって、本実施形態の構成情報管理プログラムの機能をインターネット経由で顧客に提供することも可能である。
本実施形態によれば、CMDB200において、同じ“属性:値”の組に共通なノウハウを、その“属性:値”が登録されているCI210と関連付けて格納するので、1つのノウハウを複数のCI210で共有することができる。また、本実施形態においては、“属性:値”の組に基づいて、ノウハウ220とCI210を関連付けるため、ノウハウ220とCI210とを、ノウハウ220:CI210=N:M(N、Mは自然数)の関係で定義することが可能となる。また、CMDB200においてノウハウ220を重複せずに集約して格納できるので、CMDB200を構築するために必要な記憶容量が少なくてすむ。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々に変形して実施することができる。例えば、ノウハウとCIを関連付ける方法は、IDを利用する形態に限定されるものではなく、CIのアドレスを指すポインタによってリンクをとってもよい。また、CMDBに新しく追加されたCIをノウハウに関連付ける際の類似性の判断基準も、上記実施形態の例に限定されるものではなく、適宜設定してよい。また、学習用データをノウハウの“属性:値”の組として採用する条件も適宜設定してよい。
以上の実施形態に関し、更に、以下の付記を開示する。
(付記1)
情報システムの構成要素とその属性情報を統合管理する構成情報管理装置であって、
“属性:値”の組を有する情報システムの構成要素と、該構成要素が有する各“属性:値”の組に関係するノウハウを格納する構成情報管理データベースと、
前記構成要素が有する“属性:値”の組に基づき、前記構成要素を、それに関係するノウハウと関連付けて前記構成情報管理データベースに格納する管理手段と、
を備えることを特徴とする構成情報管理装置。
(付記2)
付記1記載の構成情報管理装置であって、
前記ノウハウには、それに関連付けられた多数の構成要素で共通する“属性:値”の組が登録されていることを特徴とする。
(付記3)
請求項2記載の構成情報管理装置であって、
前記ノウハウには、それに関連付けられた多数の構成要素で共通していない“属性:値”の組が、学習用データとして登録されていることを特徴とする。
(付記4)
付記3記載の構成情報管理装置であって、
さらに、
前記構成情報管理データベースに新しい構成要素が追加されたとき、各ノウハウについて、それぞれが有する“属性:値”の組と前記新しい構成要素が有する“属性:値”の組との類似性を判定する類似性判定手段を備え、
前記管理手段は、該類似性判定手段により得られた判定結果を基に、前記新しい構成要素を、前記類似性が高いノウハウと関連づけることを特徴とする。
(付記5)
付記4記載の構成情報管理装置であって、
前記管理手段により、前記新しい構成要素がノウハウと関連付けられたとき、該ノウハウが有する学習用データが、該ノウハウに関連付けられている構成要素でどの程度共有されているか調べ、その共有度が高ければ、前記学習用データを、前記ノウハウの“属性:値”の組として登録することを特徴とする構成情報管理装置。
(付記6)
付記1記載の構成情報管理装置であって、
前記管理手段は、ノウハウに最初に構成要素が関連付けられたとき、その構成要素が有する“属性:値”の組を、前記ノウハウの“属性:値”の組として仮設定しておき、
前記ノウハウに新たな構成要素が関連付けられたとき、該新たな構成要素が有する“属性:値”の組と共通する前記仮設定された“属性:値”の組を、前記ノウハウの“属性:値”の組として登録することを特徴とする。
(付記7)
情報システムの構成要素とその属性情報を統合管理する構成情報管理装置であって、
情報システムの構成要素に関する属性情報と、該構成要素が備える各“属性:値”の組に関係するノウハウを格納し、構成要素の各“属性:値”とそれに関係するノウハウとが関連付けられている構成情報管理データベースと、
構成情報管理データベースに登録されている構成要素について、それらに登録されている“属性:値”の組の類似度を判定する類似性判定手段と、
該類似性判定手段の判定結果に基づいて、類似度が所定の閾値より大きな構成要素同士を同じノウハウに関連付ける属性管理手段と、
を備えることを特徴とする構成情報管理装置。
(付記8)
付記1または付記7記載の構成情報管理装置であって、
前記ノウハウは、
ノウハウ情報と、
“属性:値”の組と、
該ノウハウ情報を有する“属性:値”の組が多数の構成要素にも存在するか否かを示す共通属性フラグと、
該“属性:値”の組が登録されている構成要素の数を計数するための共通数カウンタと、
前記ノウハウをそれに関係する構成要素と関連付けるためのリンク情報と、
を有する。
(付記9)
コンピュータを、
構成情報管理データベースに、情報システムの構成要素に関する属性情報と該構成要素が備える各“属性:値”の組に関係するノウハウを格納する格納手段と、
前記構成情報管理データベースにおいて、前記構成要素の各“属性:値”とそれに関係するノウハウとを関連付ける管理手段と、
を有する構成情報管理装置として機能させるためのプログラム。
(付記10)
情報システムの構成要素とその属性情報を統合管理する構成情報管理方法であって、
構成情報管理データベース内において、情報システムの構成要素に関する属性情報と、該構成要素が備える各“属性:値”の組に関係するノウハウを格納するステップと、
前記構成情報管理データベース内において、前記構成要素の各“属性:値”とそれに関係するノウハウとを関連付けるステップと、
を備える構成情報管理方法。
本発明の実施形態のCMDBによるCIに登録された“属性:値”の組に対してノウハウを記述(登録)する手法を示す概念図である。 本発明の一実施形態である構成情報管理装置のシステム構成を示すブロック図である。 本実施形態のCMDBのデータ構造を示す図である。 本実施形態のノウハウのデータ構造を示す図である。 本実施形態のノウハウの具体例を示す図である。 本実施形態における、ノウハウと“属性:値”の組とを関連付ける手法を示す概念図である。 本実施形態のノウハウの“属性:値”の組の既定値の設定方法を示す摸式図である。 図6に示すノウハウの“属性:値”の組の既定値設定方法の処理アルゴリズムを示すフローチャートである。 ノウハウの属性の更新方法を示す図である。 図8のノウハウの属性更新処理後のノウハウのデータの内容を示す図である。 図8に示すノウハウの属性更新処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 ノウハウの“属性:値”の組の更新の手順まで実施された後に、CMDBに新たなCIが追加された場合の処理方法を示す図である。 ノウハウに新たにCIが関連付けられた後のノウハウのデータ内容を示す図である。 図11に示す新たなCIがCMDBに追加された場合の操作を実現するCMDBデータ更新管理部の処理アルゴリズムを説明するフローチャートである。 ノウハウに新しいCIが追加された場合に、ノウハウの“属性:値”の組を更新する手法を説明する図である。 図14に示す「ノウハウに登録する“属性:値”の組の更新手法」を実現する処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態の構成情報管理装置のCMDBデータ更新管理部をプログラムの実行により実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 ノウハウの共有化がなされていない一例を示す概念図である。 従来のCMDBのデータ構造を示す図である。
符号の説明
10 構成情報管理装置
100 CMDBデータ更新管理部
110 類似性判定部
120 属性管理部
200 CMDB
210 CI
211 “属性:値”の組
220 ノウハウ
221 ノウハウ情報
222 “属性:値”の組
222T 登録された“属性:値”の組
222G 学習用データとして登録された“属性:値”の組
223 共通属性フラグ
224 共通数カウンタ
225 リンク先CI情報
300 コンピュータ
301 CPU
302 メモリ
303 入力装置
304 表示装置
305 外部記憶装置
306 可搬型記憶媒体駆動装置
307 ネットワーク接続装置
310 バス

Claims (5)

  1. ステムの構成要素と性情報を理する理装置であって、
    の組を有する前記システムの前記構成要素と、前記構成要素が有する前記属の組に関係するノウハウを格納するータベースと、
    前記データベースに登録され、前記ノウハウが関連付けられている前記構成要素の有する前記属性と値との組に記憶されている情報と、他の構成要素それぞれの有する属性と値との組に記憶されている情報との類似度が所定値より大きい場合に、前記ノウハウが関連付けられている前記構成要素の有する前記属性と値との組と前記他の構成要素の有する属性と値との組とが類似していると判定する判定手段と、
    前記類似していると判定された属性の組に基づき、前記構成要素同士前記ノウハウ関連付ける管理手段と、
    を備えることを特徴とする理装置。
  2. 請求項記載の前記管理装置であって、
    前記ノウハウ関連付けられた多数の構成要素で共通していないの組学習用データとして、前記ノウハウに登録することを特徴とする。
  3. 請求項記載の前記管理装置であって、
    前記管理手段により、前記新しい構成要素がノウハウと関連付けられたとき、該ノウハウが有する学習用データが、該ノウハウに関連付けられている構成要素でどの程度共有されているか調べ、有度が高ければ、前記学習用データを、前記ノウハウの属性と値とのの組として登録することを特徴とする。
  4. ータベースに、ステムの構成要素に関する属性情報と前記構成要素が備える前記属性の組に関係するノウハウを格納
    前記データベースに登録され、前記ノウハウが関連付けられている前記構成要素の有する前記属性と値との組に記憶されている情報と、他の構成要素それぞれの有する属性と値との組に記憶されている情報との類似度が所定値より大きい場合に、前記ノウハウが関連付けられている前記構成要素の有する前記属性と値との組と前記他の構成要素の有する属性と値との組とが類似していると判定し、
    前記類似していると判定された属性との組に基づき、前記構成要素同士を前記ノウハウ関連付ける、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  5. コンピュータによって実行されるシステムの構成要素とその属性情報を理する理方法であって、
    ータベースに、前記システムの構成要素に関する属性情報と前記構成要素が備えるの組に関係するノウハウを格納
    前記データベースに登録され、前記ノウハウが関連付けられている前記構成要素の有する前記属性と値との組に記憶されている情報と、他の構成要素それぞれの有する属性と値との組に記憶されている情報との類似度が所定値より大きい場合に、前記ノウハウが関連付けられている前記構成要素の有する前記属性と値との組と前記他の構成要素の有する属性と値との組とが類似していると判定し、
    前記類似していると判定された属性との組に基づき、前記構成要素同士を前記ノウハウ関連付ける、
    ことを特徴とする構成情報管理方法。
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