JP5135626B2 - 排水管の洗浄装置 - Google Patents

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Description

この発明は、マンション、ビル等に配設された排水管等の配管設備を洗浄する排水管洗浄装置に関する。
近年は、都市部を中心に10階以上の高層マンション等のビル群が数多く建設されている。
そして、これら高層ビル群の建設に伴い、その内部に配設された縦本管及び横本管等の各種の排水管の洗浄処理が特に重要視されている。
図8は、従来の排水管の洗浄方法を示す高層ビルの排水管の配管構造を示す概念図である。
この高層ビルの排水管は、垂直に配設された縦本管1とその下端に接続された横本管2とから構成され、これら縦本管1、横本管2の径は10センチ以上の大径の排水管により構成されている。
このうち、縦本管1及び横本管2の洗浄は、本願出願人が先に提出した、従来の洗浄装置4(特開2001−180873号、特開2001−170591号)により行われている。なお、この旋回洗浄装置4は、高圧の洗浄液を案内する洗浄ホースの収納機能と当該洗浄ホース回転させる回転機能とを有している。
そしてこの従来の洗浄装置4を使用して縦本管1を洗浄する場合は、当該縦本管1の上端1aに孔1bを穿設し、オペレータがその中に高圧の洗浄水6を噴射する噴射ノズル7及び当該噴射ノズル7に高圧の洗浄水を供給する洗浄ホース8を前記洗浄装置4から引き出して挿入し、これにより、噴射ノズル7を一旦縦本管1の下端1cまで下降させる。
その後、旋回洗浄装置4により噴射ノズル7から高圧の洗浄水6を噴射させ、かつ旋回洗浄装置4によりホース8を回転させてノズル7を縦本管1の内周壁に沿って旋回させる。
このように、旋回洗浄装置4により噴射ノズル7から高圧の洗浄水6を噴射させ、かつホース8を回転させてノズル7を縦本管1の内周壁に沿って旋回させた後、オペレータが洗浄ホース8を上方に引き上げる操作を行って洗浄装置4内に引き戻し、その間に洗浄ノズル7を前述したように縦本管1の内周壁に沿って旋回させ、噴射ノズル7の先端から噴射された高圧の洗浄水6により縦管1内を洗浄するようにしている。
即ち、従来の洗浄装置4では、排水管を洗浄する際、オペレータが直接洗浄ホース8を洗浄装置4から引き出す引き出し操作と洗浄ホース8を洗浄装置4内へ引き戻す引き戻し操作とが必要である。
なお、上述した高層ビルの排水管を洗浄する場合、噴射ノズル7の洗浄ホース8は、出来るだけ横本管2内に侵入しないよう、洗浄ホース8に横管侵入防止器具9を嵌挿させている。
その理由は、洗浄ホース8は、比較的剛体で湾曲しにくい例えばステンレスホースからなる高圧ホースで形成されており、一旦洗浄ホース8を横本管2内に深く侵入させると、その排水管の折り曲げ部と洗浄ホース8との間の摺動抵抗が大きくなり、このためオペレータが旋回洗浄装置4により、洗浄ホース8を引き上げることが困難となるからである。
なお、縦本管1内に流入した汚物は、重力の作用により下方へ落下するので、当該汚物は縦本管1内には堆積し難い傾向にあるが、縦本管1の下端1cに接続された横本管2は縦本管1から落下した汚物を略水平方向へ案内させることから、汚物が横本管2の管壁内周面に堆積し強固に付着し易い傾向にある。
そのため、横本管2を洗浄するためには、横本管2の下流端2aから、改めて上述した洗浄装置4の噴射ノズル7を挿入して洗浄するが、上述したように、横本管2内には汚物が管壁の内周面に堆積し強固に付着しているから、噴射ノズル7の先端から噴射された高圧の洗浄水6による一回の洗浄作業のみでは横本管2内に堆積した汚物を洗浄し難く、そのため横本管2を洗浄するためには、高圧の洗浄水6による洗浄作業を複数回繰り返すようにしていた。
特開2001−180873号 特開2001−170591号
ところで、上述した従来の排水管の洗浄装置4は、洗浄ホースの収納機能と洗浄ホースの回転機能しかなく、従って、排水管を洗浄する場合は、オペレータが比較的剛体で湾曲しにくい例えばステンレスホースからなる洗浄ホース8を、洗浄装置4から直接引き出す引き出し操作と当該洗浄ホース8を洗浄装置4へ引き戻して収容する引き戻し操作の双方が必要である。このためオペレータにとっては、直接洗浄ホース8の引き出しと引き戻し作業を行わなければならないから、その洗浄作業に要する負担が大きく、このため洗浄作業が困難であるばかりでなく、排水管の洗浄作業効率が向上しない大きな要因となっていた。
特に、近年の高層ビルに配設された長い排水管を洗浄する場合は、上述した傾向は一層強まる傾向にある。
この発明は、上述した事情に鑑み、オペレータによる排水管の洗浄作業に要する負担を可及的に低減させ、排水管の洗浄作業効率を一層向上させるようにした排水管の洗浄装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本願発明では、洗浄ホースを巻回収容した回動自在な円筒形ハウジングからなる洗浄ホース収容手段を有し、前記洗浄ホースをその軸を中心に回転させつつ前記洗浄ホースの先端に配設されたノズルから高圧の洗浄液を噴射させ、これにより排水管の内周壁に沿って前記ノズルを旋回させて排水管を洗浄するようにした排水管の洗浄装置において、ガイド手段を介し前記洗浄ホースを前記洗浄ホース収容手段内から引き出す洗浄ホースの引き出し駆動と、前記ガイド手段を介し前記洗浄ホースを前記収容手段内へ引き戻す洗浄ホースの引き戻し駆動とを行うとともに、前記洗浄ホースの引き出し駆動中、または、前記洗浄ホースの引き戻し駆動中に同時に前記洗浄ホースの回転駆動を行う洗浄ホース駆動手段を具え、前記洗浄ホース駆動手段は、駆動モータと、該駆動モータにより回転駆動される主回転軸と、該主回転軸により回転駆動され前記洗浄ホースをその軸を中心に回転させる回転盤と、該回転盤に配設され、前記回転盤の回転駆動に連動して前記洗浄ホースを引き出し方向、あるいは引き戻し方向へ移動させる洗浄ホース移動手段とからなり、前記洗浄ホース移動手段は、回転盤の一側面に配設され、前記洗浄ホースが巻回された巻き上げ巻き戻しローラと、該巻回された洗浄ホースを前記巻き上げ巻き戻しローラの表面に常時圧接させるプレッシャーローラと、前記回転盤の回転を前記巻き上げ巻き戻しローラの回転力に変換する動力変換手段とからなることを特徴としている。
上述した本願発明に係る排水管の洗浄装置では、洗浄ホースの引き出し、引き戻し、および洗浄ホースの回転の各駆動を行う洗浄ホース駆動手段を具えているから、オペレータは、従来の如く例えば比較的剛体で湾曲しにくいステンレスホースからなる洗浄ホースを使用した場合でも、その引き出し及び引き戻し作業が不要となり、このため排水管の洗浄作業が極めて簡単となり、排水管の洗浄作業性を飛躍的に向上させることが出来る。
以下、この発明に係る排水管の洗浄装置の一実施例を詳述する。
図1はこの発明に係る排水管の洗浄装置10を示す概念一部破断正面図で図8と同一部分を同一符合で示す。
この排水管の洗浄装置(以下単に洗浄装置という)10は、大別して高圧の洗浄液を案内する洗浄ホース8を内周面に巻回収容した回動自在な円筒形ハウジング11からなる洗浄ホース収容手段12と、洗浄ホース8を前記円筒形ハウジング11内から引き出す洗浄ホースの引き出し駆動と、前記洗浄ホース8を前記円筒形ハウジング11内へへ引き戻す洗浄ホースの引き戻し駆動と、さらに前記洗浄ホース8の引き出しと引き戻し駆動中に前記洗浄ホース8を、その中心軸を中心に回転駆動する洗浄ホース駆動手段20とから構成されている。
このうち、洗浄ホース収容手段12の円筒形ハウジング11は、矩形状の基礎台13に立設した取付け板14に、ハウジング11の中心軸を回動自在に支承する軸受手段15を介して回動自在に支承されている。なお、前記取付け板14、軸受手段15、ハウジング11の各中心には図示せぬ貫通孔が形成され、この貫通孔を介して洗浄ホース8の始端は高圧の洗浄液を案内するガイドパイプ16に連通している。なお、このパイプ16の始端には、洗浄液を高圧で圧送するコンプレッサ等により構成された図示せぬ洗浄液圧送装置が連結されていることは言うまでもない。
次に洗浄ホース駆動手段20について説明する。
洗浄ホース駆動手段20は、図1に示すように、基礎台13上に固定設置された固定板21を介して、前記基礎台13上に設置されている。
この洗浄ホース駆動手段20は、前記固定板21上に互いに対向する一対の取付け板22、23間に軸支された一本の主回転軸24と、この回転軸24を回転させる駆動モータ25とから構成されている。
図2は、上述した洗浄ホース駆動手段20の詳細を示す拡大側面図である。
固定板21上に互いに対向して配設された一対の取付け板22、23との間には一本の主回転軸24が回動自在に支承されており、その中心には洗浄ホース8が嵌挿する嵌挿孔24aが形成されている。また前記駆動モータ25は、一方の取付け板22に固着された支承板26を介して前記一方の取付け板22に取り付け固定されている。
上述した主回転軸24には、その左端に第1の被駆動ギャ30が固着され、また他方の取付け板23には第2の被駆動ギャ31が固定されている。
さらに上述した主回転軸24の右端には、後述する円形の回転盤40の中心が固着されている。
上述した洗浄ホース駆動手段20の動力伝達構造によると、駆動モータ25が駆動され、ピニオンギャ25aが回転すると、これに歯合する第1の被駆動ギャ30を介して主回転軸24が回転する。
そして、この主回転軸24が回転すると、その右先端に固着された回転盤40も主回転軸24に従動して同一方向へ回転することとなる。
一方、この回転盤40には、矢印Aで示すように、洗浄ホース8を前記円筒形ハウジング11内から引き出す引き出し方向、あるいは矢印Bのように洗浄ホース8を前記円筒形ハウジング11内へ収納させるために引き戻す引き戻し方向へ移動させる洗浄ホース移動手段50が配設されている。
この洗浄ホース移動手段50は、回転盤40の一側面に、軸中心を境に互いに対向するように立設された一対の軸受板51と、この一対の軸受板51間に回動自在に支承された回転軸52と、この回転軸52に固着された断面略糸巻き形状の巻き上げ巻き戻しローラ53とから構成されている。なお、この巻き上げ巻き戻しローラ53はゴム等の弾性体により形成されている。
なお、この巻き上げ巻き戻しローラ53には、洗浄ホース8が一巻き巻回され、さらに巻回された当該洗浄ホース8の先端は、図1に示すようにガイドパイプ60内を嵌挿して装置10の前方へ延設されている。
一方、回転盤体40の正面図で示す図3のように、この巻き上げ巻き戻しローラ53の表面には、巻回された洗浄ホース8を前記巻き上げ巻き戻しローラ53の表面に常時圧接させるこれも断面糸巻き形状のプレッシャーローラ54が配設されている。
なお、このプレッシャーローラ54は、具体的には、前記一対の軸受板51間に固着された断面コの字形状の取り付け部材55内に支承されている。そして、この取付け部材55内には一対の取付板56が固着され、この一対の取付板56には、その長手方向に沿ってそれぞれガイドスリット56aが形成されている。
一方、プレッシャーローラ54には軸54aが固着され、この軸54aは断面コの字形状の支持部材57に回動自在に支承されている。そして、前記軸54aの両端は対応する前記取付板56の前記ガイドスリット56a内に嵌挿している。
従って、プレッシャーローラ54は、支持部材57を介して巻き上げ巻き戻しローラ53の表面へ向けてスライド自在に支承されている。
また、前記取付け部材55の内周面と前記支持部材57の上面との間にはコイルバネ58が配設され、このコイルバネ58の付勢力により矢印Cで示すように、プレッシャーローラ54は巻回された洗浄ホース8を前記巻き上げ巻き戻しローラ53の表面へ向け常時圧接している。
また、上述した回転盤40には、図2に示すように駆動モータ25の回転力を前記巻き上げ巻き戻しローラ53の軸52を中心とした回転力に変換する動力変換手段70が配設されている。
この動力変換手段70は、図3に示すように、巻き上げ巻き戻しローラ53を軸支する軸52の一端に固着されたウォームホイール71と、このウォームホイール71に歯合するウォームギャ72とから構成されている。
そして、このウォームギャ72は、図2で示すように、回転盤40に固着された軸受73を介して前記回転盤40に回動自在に支承された駆動軸74の一端に固着されている。なお、この駆動軸74の他端には、駆動ギャ75が固着され、この駆動ギャ75は取付け板23に固定された第2の被駆動ギャ31と歯合している。
なお、図2で符号80は、主回転軸24の取付け板22からの脱落を防止する抜け止めナットであり、また図3で符号81は、主回転軸24を中心とした回転盤40のスムーズな回転を確保するためのバランスウエイトである。
次に、上述した洗浄ホース駆動手段20の動作を説明する。
図2に示す、駆動モータ25が駆動すると、ピニオンギャ25aを介して第1の被駆動ギャ30が回転し、これにより主回転軸24が回転することとなる。
そして、この主回転軸24が回転すると、その右先端に固着された回転盤40も同時に回転する。
このように、回転盤40が回転を開始すると、動力変換手段70の駆動ギャ75が、固定された第2の被駆動ギャ31の歯面に添って移動し、これにより駆動軸74が同時に回転を開始する。
このように、回転盤40の回転に伴って駆動ギャ75が回転すると、駆動軸74も回転し、その先端に固着されたウォームギャ72を回転させる。このように、ウォームギャ72が回転すると、図3に示すように、これに歯合するウォームホイール71が回転を開始し、軸52を介して巻き上げ巻き戻しローラ53の回転が開始されることとなる。
このように、巻き上げ巻き戻しローラ53が回転を開始すると、その回転方向によって異なるが、この巻き上げ巻き戻しローラ53に巻回された洗浄ホース8は、図2の矢印Aで示す引き出し方向、あるいは矢印Bの引き戻し方向へ移動することとなる。
なお、この洗浄ホース8の移動の際、図3で示すように、巻き上げ巻き戻しローラ53はゴム等の弾性体で形成されているから、洗浄ホース8は巻き上げ巻き戻しローラ53に対してスリップすることなくその回転に追従して確実に移動する。
さらに洗浄ホース8は、断面糸巻き形状をしている巻き上げ巻き戻しローラ53とプレッシャーローラ54間に把持されるから、洗浄ホース8は巻き上げ巻き戻しローラ53上の一定位置を常時通過するように移動することとなる。
さらに、洗浄ホース駆動手段20の駆動により洗浄ホース8が移動している間は、回転盤40は、図4、図5で示すように、常に主回転軸24を中心に回転するから、この回転盤40の回転に伴って、洗浄ホース8は、その長手方向の軸心を中心に回転することとなる。
即ち、上述した洗浄ホース駆動手段20では、図2に示す駆動モータ25が一方向に回転駆動すると、例えば矢印Aで示す前記洗浄ホース8の引き出し駆動と、前記洗浄ホース8を回転させる洗浄ホースの回転駆動とが行われ、また駆動モータ25が他方行に回転駆動されると、例えば矢印Bで示す前記洗浄ホース8の引き戻し駆動と、前記洗浄ホース8を回転させる洗浄ホースの回転駆動とがそれぞれ行われることとなる。
なお、図1で符号90は、円筒形ハウジング11の内周面に巻回された洗浄ホース8を引きだす際、あるいは洗浄ホース8を引き戻して前記円筒形ハウジング11の内周面内に巻回させて収納する際に、当該洗浄ホース8が円筒形ハウジング11の開口11aに対し一定の傾斜角を持つようにガイドするガイド手段である。
なお、円筒形ハウジング11の開口11aに対し洗浄ホース8を一定の傾斜角を持つようにガイドするガイド手段90を設ける理由は以下の通りである。
ここで使用される洗浄ホース8は、高圧で圧送される洗浄液の内部圧力に耐えうるよう、比較的剛体で湾曲しにくい例えばステンレスホースから構成されているから、この洗浄ホース8の引き出しに伴い、当該洗浄ホース8に作用する引っ張り力に応じて円筒形ハウジング11を回転させつつ当該円筒形ハウジング11内から洗浄ホース8を引き出したり、あるいは洗浄ホース8の引き戻しに伴い、当該洗浄ホース8に作用する押圧力に応じて円筒形ハウジング11を回転させつつ当該円筒形ハウジング11内に洗浄ホース8をスムーズに巻回収納するには、ハウジング11の開口11aに対し洗浄ホース8を一定の傾斜角を持つようにガイドして移動することが必要であるからである。
上述したガイド手段90は、図6で示すように、互いに軸91,92の配置角度が異なった一対のガイドローラ93,94とから構成され、洗浄ホース8はこの一対のガイドローラ93,94との間に把持されている。なお、この一対のガイドローラ93,94もその断面形状が糸巻き形状に形成され、洗浄ホース8が一定傾斜角を持って一定位置を通過するように構成されている。
なお、図6で符号95は、上方のガイドローラ94を下方のガイドローラ93に付勢するコイルスプリングである。なお、上方のガイドローラ94の支持構造は、図3に示すプレッシャーローラ54の支持構造と同一なのでその詳細な説明は省略する。
次に、上述した排水管の洗浄装置10の作用を説明する。
まず図8で示すように、縦本管1を洗浄する場合は、当該縦本管1の上端1aに孔1bを穿設する。
次にオペレータは。図1に示す本願発明に係る洗浄装置10の駆動モータ25を駆動させる。なお、この場合、オペレータは、図2の矢印Aで示すように、洗浄ホース8を図1の円筒形ハウジング11内から引き出す引き出し方向に駆動モータ25回転させる。
すると 図2に示す、ピニオンギャ25aを介して第1の被駆動ギャ30が回転し、さらに主回転軸24が回転する。この主回転軸24が回転すると、その右先端に固着された回転盤40が同時に回転する。
このように、回転盤40が回転を開始すると、動力変換手段70により軸52を介して巻き上げ巻き戻しローラ53が回転を開始することとなる。
即ち、図1に示す洗浄ホース8を円筒形ハウジング11内から引き出す方向に巻き上げ巻き戻しローラ53が回転すると、円筒形ハウジング11内に巻回収容された洗浄ホース8はガイド手段90を介して図面右方向へ引き出され、、同時に回転盤40の回転により洗浄ホース8はその軸中心を中心に回転を開始する。なお円筒形ハウジング11も、引き出される洗浄ホース8の引長力によって軸15を中心に回転し、洗浄ホース8のスムーズな引き出しが行われる。
このように図1の図面右方向へ洗浄ホース8が回転しつつ引き出されると、その洗浄ホース8は、装置10の先端に配設されたガイドローラ100によりその進行方向を下方に変換される。
一方、当該洗浄ホース8の先端に配設されたノズル7は、前記縦本管1の上端1aに孔1b内に嵌挿された後、洗浄ホース8に連動して回転しつつ、図8に示す縦本管1の下端1cに移動する。その後、駆動モータ25の駆動を一旦停止させる。
次に、オペレータは旋回洗浄装置10を介して噴射ノズル7から高圧の洗浄水6を噴射させた後、再び洗浄装置10の駆動モータ25を駆動させる。なお、この場合、オペレータは、前回とは逆に図2の矢印Bで示すように、洗浄ホース8を図1の円筒形ハウジング11内へ収容すべく、洗浄ホース8を引き戻す引き戻し方向に駆動モータ25回転させる。
すると 前述したのと同様に、主回転軸24が回転して、その右先端に固着された回転盤40を今度は前回とは反対方向へ回転する。
このように、回転盤40が前回とは反対の方向へ回転を開始すると、動力変換手段70により軸52を介して巻き上げ巻き戻しローラ53が前回とは逆方向、即ち、図1に示す洗浄ホース8を円筒形ハウジング11内へ収容する引き戻し方向へ巻き上げ巻き戻しローラ53を回転させる。
このように、巻き上げ巻き戻しローラ53が洗浄ホース8を円筒形ハウジング11内へ収容する引き戻し方向(図2の矢印B)に回転すると、洗浄ホース8はガイド手段90を介して円筒形ハウジング11内へ進入を開始し、同時に洗浄ホース8は回転盤40の回転によりその軸中心を中心に回転を開始する。なお円筒形ハウジング11は、引き戻される洗浄ホース8の押圧力により軸15を中心に回転し、またガイド手段90により洗浄ホース8はスムーズに巻回収容される。
このように図1の図面左へ洗浄ホース8が回転しつつ引き戻されると、当該洗浄ホース8の先端に配設されたノズル7は洗浄ホース8に連動して回転しつつ縦本管1の上方に移動する。
このノズル7の上方への移動の際には、当該ノズル7は洗浄ホース8に連動して回転するので、ノズル7は高圧の洗浄水6を噴射させつつ縦本管1の内周壁に沿って旋回し、これにより当該ノズル7の先端から噴射された高圧の洗浄水6により縦管1内が洗浄されることとなる。
そして、ノズル7が、当該縦本管1の上端1aの位置に移動した際に、駆動モータ25の作動を停止させて、排水管の洗浄作業を停止させる。
従って、本願の装置10による、排水管の洗浄作業において、洗浄ホース8の引き出し引き戻しは作業は、装置10が行うので、オペレータは、その引き出し及び引き戻し作業が全く不要となり、このためオペレータの作業負担が著しく低減し、このため排水管の洗浄作業が極めて簡単となるばかりでなく、排水管の洗浄作業性を飛躍的に向上させることが出来ることとなる。
また、高層ビルの排水管を洗浄する場合は、排水管の長さも長く、その分洗浄ホース8の長さがも長くなって、その重量も大きくなるが、洗浄ホース8の引き出し引き戻し作業は装置10が行うから、オペレータの負担は軽く、その作業効率が一層向上することとなる。
なお、上記実施例では、図1で示すように、洗浄ホース8を巻回収容する円筒形ハウジング11を開口11aを有する単なる円筒形に形成するようにしたが、この円筒形ハウジング11は、上記実施例にかかわらず図7に示すように、円筒形ハウジング11を鳥籠形状に形成するようにしても良い。
このように円筒形ハウジング11を鳥籠形状に形成すると、先端11bが円錐台形状に形成され、さらにその先端の部分に洗浄ホース8を挿脱する開口11aが比較的小さく形成されるから、洗浄ホース8を挿脱する際、当該洗浄ホース8が開口11aからはみ出る虞を可及的に低減することができるとともに、円筒形ハウジング11が鳥籠形状であるから、その周面に多くの隙間11cが形成され、これにより、仮に洗浄ホース8が円筒形ハウジング11内で絡まった場合は、その隙間11cからオペレータが手を入れる等の操作により、これを簡単に解消することができることとなる。
以上説明したように、この発明は、オペレータによる排水管の洗浄作業性を一層向上させ、排水管の洗浄作業効率を一層向上させるようにした排水管の洗浄装置に適している。
図1はこの発明に係る洗浄装置全体の一部破断概念側面図。 図2はこの発明に係る洗浄ホース駆動手段の拡大側面図。 図3はこの発明に係る洗浄ホース駆動手段の拡大正面図。 図4は、この発明に係る洗浄ホース駆動手段の動作を示す正面図。 図5は、この発明に係る洗浄ホース駆動手段の動作を示す正面図。 図6は、洗浄ホースのガイド手段を示す概念斜視図。 図7は円筒形ハウジングの他の実施例を示す図。 図8は、高層ビルの配管状態とその洗浄方法を示す図。
符号の説明
1…排水管
6…洗浄液
7…ノズル
8…洗浄ホース
10…排水管の洗浄装置
11…円筒形ハウジング
12…洗浄ホース収容手段
20…洗浄ホース駆動手段
24…主回転軸
25…駆動モータ
31…被駆動ギャ
40…回転盤
50…洗浄ホース移動手段
52…軸
53…巻き上げ巻き戻しローラ
54…プレッシャーローラ
70…動力変換手段
71…ウォームホイール
72…ウォームギャ
74…駆動軸
75…駆動ギャ
90…ガイド手段
91,92…一対の軸
93,94…ガイドローラ

Claims (6)

  1. 洗浄ホースを巻回収容した回動自在な円筒形ハウジングからなる洗浄ホース収容手段を有し、前記洗浄ホースをその軸を中心に回転させつつ前記洗浄ホースの先端に配設されたノズルから高圧の洗浄液を噴射させ、これにより排水管の内周壁に沿って前記ノズルを旋回させて排水管を洗浄するようにした排水管の洗浄装置において、
    ガイド手段を介し前記洗浄ホースを前記洗浄ホース収容手段内から引き出す洗浄ホースの引き出し駆動と、前記ガイド手段を介し前記洗浄ホースを前記収容手段内へ引き戻す洗浄ホースの引き戻し駆動とを行うとともに、前記洗浄ホースの引き出し駆動中、または、前記洗浄ホースの引き戻し駆動中に同時に前記洗浄ホースの回転駆動を行う洗浄ホース駆動手段を具え
    前記洗浄ホース駆動手段は、駆動モータと、該駆動モータにより回転駆動される主回転軸と、該主回転軸により回転駆動され前記洗浄ホースをその軸を中心に回転させる回転盤と、該回転盤に配設され、前記回転盤の回転駆動に連動して前記洗浄ホースを引き出し方向、あるいは引き戻し方向へ移動させる洗浄ホース移動手段とからなり、
    前記洗浄ホース移動手段は、回転盤の一側面に配設され、前記洗浄ホースが巻回された巻き上げ巻き戻しローラと、該巻回された洗浄ホースを前記巻き上げ巻き戻しローラの表面に常時圧接させるプレッシャーローラと、前記回転盤の回転を前記巻き上げ巻き戻しローラの回転力に変換する動力変換手段とからなることを特徴とする排水管の洗浄装置。
  2. 前記動力変換手段は、前記巻き上げ巻き戻しローラを軸支する軸と、該軸の一端に固着されたウォームホイールと、該ウォームホイールに歯合するウォームギャと、該ウォームギャを一端に固着し前記回転盤に回動自在に支承された駆動軸と、該駆動軸の他端に固着された駆動ギャと、該駆動ギャに歯合する固定された被駆動ギャとからなることを特徴とする請求項に記載の排水管の洗浄装置。
  3. 前記巻き上げ巻き戻しローラと、前記プレッシャーローラはその径が両端よりも中心部の方が小さいように形成されていることを特徴とする請求項に記載の排水管の洗浄装置。
  4. 前記ガイド手段は、互いに配置角度が異なった一対の軸と、該一対の軸にそれぞれ支承されたガイドローラとからなり、前記洗浄ホースを前記一対のガイドローラ間に把持し、前記洗浄ホースを前記円筒形ハウジングから引き出す際に前記主回転軸に対して一定の傾斜角を持ってガイドし、また前記洗浄ホースを前記円筒形ハウジング内へ引き戻す際にも前記主回転軸に対して一定の傾斜角度を持ってガイドすることを特徴とする請求項1に記載の排水管の洗浄装置。
  5. 前記ガイドローラはその径が両端よりも中心部の方が小さいように形成されていることを特徴とする請求項に記載の排水管の洗浄装置。
  6. 前記円筒形ハウジングは、前記洗浄ホースの引き出し方向の端部において、先端の径が小さくなるように円錐台形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の排水管の洗浄装置。
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