JP5135569B2 - Ladle refining apparatus and ladle refining method - Google Patents
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Description
本発明は、取鍋精錬装置に関し、詳しくは取鍋内の浴鋼を加熱精錬する為の加熱装置を備え、上記加熱装置の下側に取鍋を位置させて、上記取鍋内の浴鋼を加熱精錬するようにしてある取鍋精錬装置及び取鍋精錬方法に関する。 The present invention relates to a ladle refining device, and more specifically, a heating device for heating and refining the bath steel in the ladle, the ladle being positioned below the heating device, and the bath steel in the ladle The present invention relates to a ladle refining apparatus and a ladle refining method that are adapted to heat refining.
従来より、取鍋精錬装置は広く知られている。例えば特許文献1には炉外精錬設備の簡易な装置として取鍋精錬装置が開示されている。
取鍋精錬装置においては、先ず製鋼炉、ア−ク電気炉などの精錬炉によって溶解精錬された溶鋼(浴鋼)、すなわち、溶融金属を取鍋に受け、その取鍋は、走行台車(取鍋台車)の上にのせられて走行し、炉蓋及び炉蓋に対して配列されている黒鉛電極列からなる取鍋内精錬装置の加熱装置の下側のところまで移動する。
取鍋が走行台車にのせられて炉蓋の下に達したときには、昇降自在の炉蓋が下降し、黒鉛電極列が取鍋内に挿入される。
黒鉛電極列は、炉蓋内を貫通し、炉蓋より上方にある上部の電極は炉蓋とは別に昇降自在に把持されている。
以上のような状態で、走行台車の上にのせられている取鍋内の溶融金属は、上記精錬装置によってア−ク(直流又は交流電力)で加熱され、取鍋は走行台車の上に乗せたまま、内部の浴鋼は加熱精錬されるようになっている(特許文献1参照)。
Conventionally, ladle refining equipment is widely known. For example,
In a ladle refining device, first, molten steel (bath steel) melted and refined by a refining furnace such as a steelmaking furnace or an arc electric furnace, that is, a molten metal is received in a ladle. The ladle travels to the lower side of the heating device of the ladle refining device composed of the furnace lid and the graphite electrode array arranged with respect to the furnace lid.
When the ladle is placed on the traveling carriage and reaches the bottom of the furnace lid, the vertically movable furnace lid is lowered, and the graphite electrode array is inserted into the ladle.
The graphite electrode array penetrates the inside of the furnace lid, and the upper electrode located above the furnace lid is held so as to be movable up and down separately from the furnace lid.
In the state as described above, the molten metal in the ladle placed on the traveling carriage is heated with arc (DC or AC power) by the refining device, and the ladle is placed on the traveling carriage. The bath steel inside is heated and refined (see Patent Document 1).
上記の取鍋精錬装置にあっては、取鍋は走行台車の上に乗せられたまま、取鍋内の溶融金属は、ア−クで加熱精錬されるので、加熱精錬後は素早く台車を移動させることにより、溶融金属の入っている取鍋を次の工程に向けて移動させることのできる特長がある。 In the ladle refining equipment described above, the ladle is placed on the traveling carriage and the molten metal in the ladle is heated and refined by arc, so the carriage moves quickly after refining. By doing so, there is a feature that the ladle containing the molten metal can be moved toward the next process.
しかしながら、この従来の取鍋精錬装置では、取鍋と、取鍋を乗せた走行台車とは一対となって、不可分の関係になっており、取鍋内の溶融金属をア−クで加熱精錬している時間中は、取鍋を乗せた走行台車は、加熱精錬中の取鍋に独占される状態になり、走行台車の効率的な転用を妨げる問題点がある。この点の技術的事項に関しては、図5の従来技術の欄に描いた動線からも明らかなように、取鍋内の溶融金属をア−クで加熱精錬している時間中を含めて常に取鍋と走行台車は一体であり、加熱精錬に要するそのサイクルタイムは、本発明の場合に比較して著しく長時間を要している。
更にまた、取鍋精錬装置で所定の加熱精錬が行われた後、溶融金属の入っている取鍋を次段の処理工程に向かわせる場合は、その取鍋と一対となっている走行台車を利用せざるを得ないものであるから、走行台車は、最初の出発点からますます遠くに離れることになり、図5から明らかなように最初の出発点に戻るまでに長い時間が必要となる。従って取鍋精錬装置の稼働効率をますます低減させる問題点があった。
However, in this conventional ladle refining apparatus, the ladle and the traveling cart on which the ladle is placed are in an inseparable relationship, and the molten metal in the ladle is heated and refined with arc. During the running time, the traveling cart on which the ladle is placed becomes monopolized by the ladle being heated and refined, and there is a problem that hinders efficient diversion of the traveling cart. Regarding the technical matter in this respect, as is apparent from the flow line drawn in the column of the prior art in FIG. 5, always including the time during which the molten metal in the ladle is heated and refined by arc. The ladle and the traveling carriage are integrated, and the cycle time required for heating and refining takes a significantly longer time than in the case of the present invention.
Furthermore, when a ladle containing molten metal is directed to the next processing step after predetermined heating and refining in the ladle refining device, a traveling cart paired with the ladle is used. Since it must be used, the traveling carriage will move further away from the first starting point, and it will take a long time to return to the first starting point as is apparent from FIG. . Therefore, there has been a problem that the operating efficiency of the ladle refining apparatus is further reduced.
本件出願の目的は、取鍋精錬装置において、取鍋内の浴鋼を加熱精錬している過程において、取鍋を乗せて移動してきた取鍋台車を解放し、自由に利用することができるようにした取鍋精錬装置及び取鍋精錬方法を提供しようとするものである。
他の目的は、取鍋精錬装置において、取鍋内の浴鋼の加熱精錬完了時点において、前記取鍋を乗せて移動してきた取鍋台車とは別の第二の取鍋台車でもって、上記加熱精錬完了後の取鍋を持ち去ることのできるようにした取鍋精錬装置及び取鍋精錬方法を提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
The purpose of this application is to release the ladle cart that has been moved with the ladle in the process of heating and refining the bath steel in the ladle in the ladle refining device so that it can be used freely. An object is to provide a ladle refining apparatus and a ladle refining method .
Another object is to use the second ladle trolley different from the ladle trolley that has moved with the ladle at the time of completion of heating and refining the bath steel in the ladle, It is an object of the present invention to provide a ladle refining apparatus and a ladle refining method that can take away a ladle after completion of heating and refining.
Other objects and advantages will be readily apparent from the drawings and the following description associated therewith.
本発明における取鍋精錬装置は、
取鍋6に対して蓋着する為の炉蓋11には取鍋6内の浴鋼を加熱する為の電極12を備えさせ、
一方、上記炉蓋11の下側には、取鍋台車5に乗載した取鍋6の出入りが可能な空間14を備え、
上記炉蓋11の下側に対して、上記取鍋6を取鍋預かり機構16の受取部材22で上動させた状態で位置させ、かつ、上記炉蓋11を蓋着し、上記電極12に電力を供給して取鍋6内の浴鋼を加熱精錬するようにしてある取鍋精錬装置において、
上記取鍋台車5に乗載した取鍋6の出入り可能な空間14の下側には、取鍋6を受け取る為の受取部材22と、上記受取部材22を支えて上下動する支持手段18とを備えている取鍋預かり機構16を設置し、
一方、上記空間14の周囲には、取鍋台車5に乗載した取鍋6の出入りが可能な上記空間14に向けて、夫々第1の取鍋台車5aと第2の取鍋台車5bの進退を可能にする少なくても二本の第1の通路4bと、第2の通路4cとを備えさせると共に、それらの第1の通路4bと、第2の通路4cには、夫々上記空間14に向けて個別に往復動を自在にする第1の取鍋台車5aと、第2の取鍋台車5bを配し、
上記夫々の第1の取鍋台車5aと、第2の取鍋台車5bにおける各取鍋乗載領域28には、上記取鍋預かり機構16における受取部材22の上下動を許容するための透孔29を備えさせ、
さらに、上記夫々の第1の取鍋台車5aと、第2の取鍋台車5bとの各透孔29の進行側の側方には、
上記の上動させた状態にある取鍋預かり機構16における受取部材22又は支持手段18が透孔29に対し、側方から出入り可能にする為の欠如部30を夫々備えさせ、
上記取鍋預かり機構16における受取部材22によって取鍋6を受け取っている状態で、上記取鍋6の下方には上記第1の通路4bに配された第1の取鍋台車5aと、第2の通路4cに配された第2の取鍋台車5bとが、夫々個別に、進退自在で、かつ、第1の通路4bと、第2の通路4cとを夫々側方に向けて取鍋預かり機構16から離れる方向に自由な移動を可能にしてある。
The ladle refining apparatus in the present invention,
A
On the other hand, the lower side of the
Against the underside of the
Below the
On the other hand, around the
A through hole for allowing the receiving
Furthermore, on the lateral side of each through
To
In a state where the
また好ましくは、本発明の取鍋精錬方法は、Also preferably, the ladle refining method of the present invention,
取鍋6に対して蓋着する為の炉蓋11には取鍋6内の浴鋼を加熱する為の電極12を備えさせ、 A
一方、上記炉蓋11の下側には、取鍋台車5に乗載した取鍋6の出入りが可能な空間14を備え、 On the other hand, the lower side of the
上記炉蓋11の下側に対して、上記取鍋6を取鍋預かり機構16の受取部材22で上動させた状態で位置させ、かつ、上記炉蓋11を蓋着し、上記電極12に電力を供給して取鍋6内の浴鋼を加熱精錬するようにしてある取鍋精錬方法において、 The
上記取鍋台車5に乗載した取鍋6の出入り可能な空間14の下側には、取鍋6を受け取る為の受取部材22と、上記受取部材22を支えて上下動する支持手段18とを備えている取鍋預かり機構16を設置しておき、 Below the
一方、上記空間14の周囲には、取鍋台車5に乗載した取鍋6の出入りが可能な空間14に向けて、夫々取鍋台車5の進退を可能にする少なくても二本の第1の通路4bと、第2の通路4cとを備えさせると共に、それらの第1の通路4bと、第2の通路4cには、夫々上記空間14に向けて個別に往復動を自在にする第1の取鍋台車5aと、第2の取鍋台車5bを配しておき、 On the other hand, around the
上記夫々の第1の取鍋台車5aと、第2の取鍋台車5bにおける各取鍋乗載領域28には、上記取鍋預かり機構16における受取部材22の上下動を許容するための透孔29を備えさせ、 A through hole for allowing the receiving
さらに、上記夫々の第1の取鍋台車5aと、第2の取鍋台車5bとの各透孔29の進行側の側方には、 Furthermore, on the lateral side of each through
上記の上動させた状態にある取鍋預かり機構における受取部材22又は支持手段18が透孔29に対し、側方から出入り可能にする為の欠如部30を夫々備えさせておき、 The receiving
加熱精錬においては、 第1の取鍋台車5aの上に浴鋼を収納している取鍋6を乗せ、第1の取鍋台車5aの進行側に備える欠如部を前にして第1の通路4bを通って上記空間14内に第1の取鍋台車5aを入れ、 In the heating and refining, the
取鍋預かり機構16の支持手段18及び受取部材22を上昇させて、取鍋6を上昇させ、炉蓋11を蓋着し、電極12に電力を供給して取鍋6内の浴鋼を加熱精錬処理を行い、この間、上記第1の取鍋台車5aは上記空間14から抜け、第1の通路4bを通って側方に向けて自由に運用させ、 The support means 18 and the receiving
上記加熱精錬処理完了後は、既に上記空間14から第1取鍋台車5aが抜けているので第2の取鍋台車5aの進行側に備える欠如部を前にして第2の通路4cを通って上記空間14内に第2の取鍋台車5bを入れ、取鍋預かり機構16の支持手段18及び受取部材22を下降させ、取鍋6を第2取鍋台車5bの上に乗せ、第2取鍋台車5bを第2の通路4cにバックさせ、第2の通路4cに添って横方向に向けて移動させ、取鍋6を次段へ運ぶようにしたものである。 After completion of the heating and refining process, the
以上のように本発明は、炉蓋11の下側に備えさせた取鍋存置用の空間14の下方に取鍋預かり機構16を備えさせ、その取鍋預かり機構16に向けて上記空間14の一側方から取鍋6を取鍋台車5aに乗せて持ち込み、取鍋6は取鍋預かり機構16に移乗させるような形で預け、取鍋台車5aは空の状態で引き返すことができるので、上記取鍋預かり機構16の上方において取鍋6内の溶融金属が加熱精錬されている時間帯においても上記の引き返していった取鍋台車5aは自由に運用することができ、次の加熱精錬に向けての準備が可能になる特長がある。これにより加熱精錬の稼働率の向上を図る上において効果がある。
さらに、加熱精錬完了時点においては、上記一側方から取鍋6を持ち込んだ第1の取鍋台車5aとは異なる第2の取鍋台車5bが、上記一側方とは異なる他の側から取鍋預かり機構16に向けて入り、加熱精錬完了の取鍋6を持ち出すことができるので、上記炉蓋11の下側に位置する空間14に対しては、直ちに上記一側方から第1の取鍋台車5aに乗せた取鍋6を進入させ、極めて短時間で次の加熱精錬作業に入ることができる特長があり、この面からも加熱精錬の稼働率の向上を図ることの出来る効果がある。
As described above, according to the present invention, the
Furthermore, at the time of completion of heating and refining, the
以下本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、炉外精錬設備における取鍋精錬装置と真空脱ガス設備(RH)との位置関係を示す平面図で、(A)は取鍋台車5のない状態、(B)は取鍋台車5を配置した状態を示す。図2の(A)と(B)は炉外精錬設備における取鍋精錬装置と、真空脱ガス設備と、取鍋台車5と、取鍋6との位置関係を説明するための正面概要図。図3の(A)と(B)は、取鍋預かり機構16と、取鍋台車5と、取鍋6との位置関係を説明するための一部破断正面図。図4の(A)と(B)は、取鍋台車5に対して取鍋6を乗せる前と、乗せた後との関係位置を説明するための平面図。(C)図は、(B)図の右側から見た正面図であって、取鍋台車5と、取鍋6と、取鍋預かり機構16の関係を説明するための正面図である。図5は、従来例と、本件実施例との取鍋台車5と、取鍋精錬装置2と、真空脱ガス設備との関係を説明するためのサイクルタイム表を示す。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a plan view showing a positional relationship between a ladle refining device and a vacuum degassing facility (RH) in an out-of-furnace refining facility, where (A) is a state without a
図1〜図4において、1は炉外精錬設備の設置場所を示し、極めて限られた狭い場所に取鍋精錬装置(以下単にLFともいう)2と、二次精錬炉としての真空脱ガス設備(RH)3が設置されている例を示す。4は取鍋移動経路を示す。
取鍋精錬装置2にあっては、周知のように取鍋6に対して蓋着する為の炉蓋11に対して取鍋6内の浴鋼を加熱する為の電極12を備えさせて加熱装置10を構成している(図2参照)。一方、上記炉蓋11の下側には、図2に示されるように取鍋台車5に乗載した取鍋6の出入りが可能な空間14を備えている。そして上記炉蓋11の下側空間14に対して取鍋6を位置させ、上記取鍋6に対して図示のように上記炉蓋11を蓋着し、上記電極12に電力を供給して取鍋6内の浴鋼を加熱精錬するようにしてある。
1 to 4,
In the
図2、3に示される取鍋預かり機構16は図示のように取鍋台車5に乗載した取鍋6の出入り可能な空間14の下側に備えさせてある。取鍋預かり機構16は取鍋6を受け取る為の受取部材22と、上記受取部材22を支えて上下動する支持手段18とを備えている。
上記取鍋預かり機構16の上部に存在させた上記空間14の周囲には、空間14に対して、夫々取鍋台車5の選択的な進退を可能にする複数の通路4(少なくても二本の通路4b、4c)を備えさせると共に、それらの通路4には夫々空間14に向けて往復動を自在に取鍋台車5a、5bを配置している。
The
Around the
取鍋預かり機構16にあっては、作業面(GL)より下がった位置に、図2、3に示されるように機構16を設置する場所として深い穴(ピット)17を設け、そこに取鍋預かり機構16を設置している。機構16において18は取鍋6を支持する為の支持手段を示し、鋼材等の硬質材で頑丈に構成された基枠19を上下動自在に設置することによって構成されている。20は基枠19の横揺れが生じないように設けたガイド手段を示し、例えばガイドローラー、ガイドレール、或いは摺擦面など、基枠19との対向面との相対関係に対応させ、周知の頑丈な案内手段で構成されている。
21は基枠19を上下動させるための周知任意の構成による上下駆動装置を示し、例えば周知のようにピットの底部に基部を設置し、上方可動部を基枠19に装着して構成された油圧駆動装置を示す。22は基枠19の上部に装着してある鋼材などの硬質材で構成されたテーブル状の受取部材、23は受取部材の一部を構成する受取部で、その上側に取鍋6の底部材40を乗せることができるようにしてある。
In the
取鍋台車5においては、取鍋6を乗せて移動する必要があるため、上側に図4に示されるような取鍋乗載領域28が設けられている。この取鍋乗載領域28に対しては図4(B)、(C) に示されるような取鍋台車5と取鍋6との相対関係で取鍋6を乗せることができるようにしてある。
更に、取鍋台車5における取鍋乗載領域28の下方には、上記取鍋預かり機構16における受取部材22の上下動を許容するための透孔29(図4(C)参照)と、その透孔29を通して上昇した取鍋預かり機構における受取部材22又は支持手段18(基枠19)が側方へ脱出可能にする為に、 少なくとも脱出可能な大きさの対応形状寸法を備える(又はそれよりも大きい形状寸法を備える)欠如部30(切り欠け部分)を上記透孔29の側方に備えさせてある。 図4に現れるように欠如部30が存在すると、図3から明らかなように上記取鍋預かり機構16における受取部材22によって取鍋6を受け取っている状態(受取部材22の上に取鍋6が乗せられている状態)で、上記取鍋6の下方に取鍋台車5を自由に出したり、入れたり自在に出来る。
In the
Furthermore, below the
取鍋台車5にあって、25は周知のように鋼材等の硬質材で頑丈に構成された台枠を示し、26は任意必要な数だけ設けられた車輪で、上記取鍋台車用の取鍋移動経路4として図1に例示した通路(4a〜4f)の構成に対応させた構成にしてある。例えば上記通路がレールの場合は、それに対応した構成の車輪である。27は必要に応じて設けられる周知の駆動装置と制御部が収まっているケースの存在を示し、図においては、進退往復動自在である取鍋台車5の後部側と称される部分に備えさせてある。前述した取鍋乗載領域28において、29は受取部材22を受け入れるための透孔(凹部であればよい)で、上死点に位置する受取部材22の外形形状に対応して、収容可能な大きさにしてあれば良い。30は前述した脱出用欠如部で、これも上死点に位置する受取部材22(又は基枠19)の外形形状に対応して、矢印54方向へ相対的に脱出できる大きさであればよい。
In the
取鍋台車5にあって、上記取鍋乗載領域28に設けられている取鍋支承部材32(図3、図4参照)は、取鍋6を支える為に鋼材等の硬質材で頑丈に構成されたもので、詳しくは取鍋6の周囲に対して一体的に構成される膨出状の補強部材41の下縁(当て座43)を両側から安定した状態で支える為に、取鍋台車5に対して図示のように相互に対向させる状態で付設されたものである。34は、取鍋6における補強部材41の下縁(当て座43)に係合させるための先端部(係合部)を示す。係合部34の高は、図3(A)(B)から明らかなように、図3(A)の基枠19が下降した状態では係合部34が当て座43に係合し、図3(B)の基枠19が上昇した状態では係合部34が、当て座43から大きく離反し、取鍋台車5が矢印54方向に自由に出入りできるような寸法に定めてある。
In the
取鍋6は周知の構成であって、38は内側の浴鋼収納空間、39は周壁、40は底部材、41は周壁39の周囲に構成されているベルト状の補強部材、42は取鍋6をクレーンで吊り上げをあげる場合に用いる為に取鍋6の両側に突設状態で備えさせたフック掛け、43は上記ベルト状の補強部材41の下側の段部を利用した当て座部を示す。
The
二次精錬炉としての真空脱ガス設備(RH)3は周知の構成に基づくものの存在を示す。図において48は 真空槽、49a は上昇側浸漬管、49b は下降側浸漬管の存在を夫々示す。
次に図1、図2に表れている取鍋台車用の取鍋移動経路4について説明する。この経路4は取鍋6の移動経路を表している。通路(4a〜4f)は取鍋台車5を通すための経路である。4aはターンテーブルを示し、第1取鍋台車5aはこの上において、クレーンから浴鋼の入った取鍋6を受け取る。第1取鍋台車5aは90度向きを変えて通路4bを通って「LF」に向かう。
The vacuum degassing equipment (RH) 3 as a secondary smelting furnace indicates the existence of one based on a well-known configuration. In the figure, 48 indicates a vacuum chamber, 49a indicates an ascending side dip tube, and 49b indicates the presence of a descending side dip tube.
Next, the
上記構成のものについて実施状況を説明する。
まず図1、図2に表れている取鍋台車用の取鍋移動経路4の内、第1の取鍋台車5aはターンテーブル4aの上に位置しているものとする。例えば精錬炉等によって溶解精錬された浴鋼が収納されている取鍋6はクレーン(図示外)で第1取鍋台車5aの上に運ばれ、図4(B)(C)の状態に乗せられる。取鍋6はターンテーブル4aの上で向きを90度変更して、第1の通路4bを通って図1(B)のように取鍋台車5aの進行側に備える欠如部30を前にして「LF」に向かう(図5の符号60で示される動線参照)。「LF」においては前述したように、空間14が空いているので、第1取鍋台車5aは図3(A)、図4(C)の状態に「LF」内に入り込む。次に取鍋預かり機構16の支持手段18及び受取部材22を図3(B)のように持ち上げ、図2(B)のように加熱装置10を下げて取鍋精錬処理を行う(図5の符号62で示される動線参照)。一方第1取鍋台車5aは取鍋6が無くなるので、図1(B)、図5の符号61のように取鍋預かり機構16から離れ、通路4bを通って元の位置(ターンテーブル4a)に戻り(図5の符号61で示される動線参照)、次の浴鋼が収納されている取鍋6を受け取る準備をする。
The implementation status of the above configuration will be described.
First, FIG. 1, of the
「LF」において精錬処理が完了した時点においては、「LF」に位置する取鍋6の下側には第1取鍋台車5aが抜けたことにより別の第2の取鍋台車5bが入り込む隙間が生じているので、図1(B)に1点鎖線で示している台車、即ち、第2取鍋台車5bが第2の通路4cを通って矢印56方向に進み(図5の符号63で示される動線参照)、「LF」の下側に入り込む。そこで取鍋預かり機構16の支持手段18及び受取部材22が図3(A)のように下降すると、取鍋6は図3(A)及び図4(B)(C)に示されるように第2取鍋台車5bの上に乗る。この状態で第2取鍋台車5bは、図2(B)に表れているようにターンテーブル4dに向けて通路4cをバックすることにより、取鍋預かり機構16から離れ、通路4cに添って横方向に向けて移動し、取鍋6を運ぶことができる(図5の符号64で示される動線参照)。次に第2取鍋台車5bはターンテーブル4dで180度向きを変え、図1(B)、図2(A)のように通路4eを次段(例えば二次精錬炉としての真空脱ガス設備(以下単に「RH」ともいう)3)へ進む。「RH」においては、「LF」に関連して前述したと同様に、第2取鍋台車5bに乗せた取鍋6を取鍋預かり機構16に預け、「RH」において処理してる時間中に通路4eをバックし、ターンテーブル4dで向きを変え、図1(B)のように取鍋台車の進行側に備える欠如部30を前にして通路4cを通って矢印56方向に進行し、「LF」の近くで次の取鍋6を受け取る準備をする(図5の符号65で示される動線参照)。
At the time the refining process is completed in the "LF" is below the
次に、「RH」において所定の処理が完了した後(図5の符号66で示される動線参照)は、通路4fにおいて待機していた全く別の第3取鍋台車5c(図1(B)及び図2参照)が、前述「LF」に関連して説明したと同様にして、「RH」における処理完了後の取鍋6を受け取り、図1(B)及び図2で示される位置まで戻る(図5の符号67で示される動線参照)。ここで取鍋6はクレーンにより持ち去られる。
以上の説明は、1つの取鍋6を中心にしての精錬作業に係わる流れの説明にあたり、第1取鍋台車5a〜第3取鍋台車5cを用いた事例をひと通り説明したが、図5から明らかなように精錬を必要とする取鍋6は、図1、図2のターンテーブル4aの上に位置する第1取鍋台車5aの上に繰り返し運ばれ、上記の作業は反復実施されるのである。
Next, after the predetermined process is completed in “RH” (see the flow line indicated by
In the above explanation, in explaining the flow related to the refining work centered on one
このような取鍋精錬方法を採用することにより、図1、図2から明らかなように限られた狭い敷地においても、取鍋台車5aと取鍋台車5bとの2台を夫々効率よく運用して図5に示すように取鍋精錬装置の休止時間は少なく、次々と連続的に、効率よく取鍋精錬をすることができる。
なお、図の説明に当たって、「RH」に関連して利用される構成については、前述した図1〜図5に記載されている「LF」の構成に関連する技術的事項において説明したと構成、機能等の点において同一視し得ると考えられる技術的事項については、先に説明した符号と同一の符号を付して相互に重複する説明を省略する。
By adopting such a ladle refining method, the
In the description of the figure, the configuration used in relation to “RH” is the configuration described in the technical matters related to the configuration of “LF” described in FIGS. For technical matters that can be considered to be the same in terms of functions and the like, the same reference numerals as those described above are assigned, and redundant descriptions are omitted.
1・・・炉外精錬設備、2・・・取鍋精錬装置(LF)、3・・・真空脱ガス設備、4・・・取鍋移動経路、5・・・取鍋台車、6・・・取鍋、10・・・加熱装置、 11・・・炉蓋、12・・・電極、14・・・空間、16・・・取鍋預かり機構、17・・・装置設置場所(ピット)、18・・・支持手段、19・・・基枠、20・・・ガイド手段、 21・・・上下駆動装置、22・・・受取部材、23・・・受取部、24・・・支持する部材、25・・・台枠、26・・・車輪、27・・・駆動制御部、28・・・取鍋乗載領域、29・・・受取部材用透孔、30・・・脱出用欠如部、 32・・・取鍋支承部材、33・・・元部、34・・・先端部(係合部)、38・・・浴鋼収納空間、39・・・周壁、40・・・底部材、41・・・補強部材、42・・・フック掛け、43・・・当て座部、47・・・真空脱ガス装置(RH)。
DESCRIPTION OF
Claims (2)
一方、上記炉蓋の下側には、取鍋台車に乗載した取鍋の出入りが可能な空間を備え、
上記炉蓋の下側に対して、上記取鍋を取鍋預かり機構の受取部材で上動させた状態で位置させ、かつ、上記炉蓋を蓋着し、上記電極に電力を供給して取鍋内の浴鋼を加熱精錬するようにしてある取鍋精錬装置において、
上記取鍋台車に乗載した取鍋の出入り可能な空間の下側には、取鍋を受け取る為の受取部材と、上記受取部材を支えて上下動する支持手段とを備えている取鍋預かり機構を設置し、
一方、上記空間の周囲には、取鍋台車に乗載した取鍋の出入りが可能な上記空間に向けて、夫々第1の取鍋台車と第2の取鍋台車の進退を可能にする少なくても二本の第1の通路と、第2の通路とを備えさせると共に、それらの第1の通路と、第2の通路には、夫々上記空間に向けて個別に往復動を自在にする第1の取鍋台車と、第2の取鍋台車を配し、
上記夫々の第1の取鍋台車と、第2の取鍋台車における各取鍋乗載領域には、上記取鍋預かり機構における受取部材の上下動を許容するための透孔を備えさせ、
さらに、上記夫々の第1の取鍋台車と、第2の取鍋台車との各透孔の進行側の側方には、
上記の上動させた状態にある取鍋預かり機構における受取部材又は支持手段が透孔に対し、側方から出入り可能にする為の欠如部を夫々備えさせ、
上記取鍋預かり機構における受取部材によって取鍋を受け取っている状態で、上記取鍋の下方には、上記第1の通路に配された第1の取鍋台車と、第2の通路に配された第2の取鍋台車とが、夫々個別に、進退自在で、かつ、第1の通路と、第2の通路とを夫々側方に向けて取鍋預かり機構から離れる方向に自由な移動を可能にしてあることを特徴とする取鍋精錬装置。
The furnace lid to cover the ladle is equipped with an electrode to heat the bath steel in the ladle,
On the other hand, on the lower side of the furnace lid, there is a space in which the ladle mounted on the ladle cart can enter and exit,
Against the underside of the furnace cover, is positioned in a state that is moved upward by the receiving member mechanism deposit ladle the ladle, and the furnace lid and Futagi, collected by supplying power to the electrode In the ladle refining equipment that heats and refines the bath steel in the pot,
A ladle storage provided with a receiving member for receiving the ladle and support means for moving up and down while supporting the receiving member, below the space in which the ladle mounted on the ladle cart is accessible. Set up the mechanism,
On the other hand, around the space, the first ladle trolley and the second ladle trolley can be moved forward and backward, respectively , toward the space where the ladle mounted on the ladle trolley can enter and exit. a first passage of two even, with causing a second passage, and their first passage, the second passage, to freely reciprocate individually toward each said space Arrange the first ladle trolley and the second ladle trolley,
Each ladle mounting region in each of the first ladle cart and the second ladle cart is provided with a through hole for allowing the receiving member in the ladle storage mechanism to move up and down ,
Furthermore, on the lateral side of each through hole of each of the first ladle trolley and the second ladle trolley,
Receiving member or the support means with respect to the through hole in the ladle deposit mechanism is in a state of being above the upward movement, the lack portion for allowing out from the side respectively allowed comprising,
In a state where the ladle is received by the receiving member in the ladle storage mechanism, a first ladle cart disposed in the first passage and a second passage are disposed below the ladle. Each of the second ladle carts can be moved forward and backward individually, and can move freely in a direction away from the ladle storage mechanism with the first passage and the second passage directed sideways. A ladle refining device characterized by being made possible .
一方、上記炉蓋の下側には、取鍋台車に乗載した取鍋の出入りが可能な空間を備え、
上記炉蓋の下側に対して、上記取鍋を取鍋預かり機構の受取部材で上動させた状態で位置させ、かつ、上記炉蓋を蓋着し、上記電極に電力を供給して取鍋内の浴鋼を加熱精錬するようにしてある取鍋精錬方法において、
上記取鍋台車に乗載した取鍋の出入り可能な空間の下側には、取鍋を受け取る為の受取部材と、上記受取部材を支えて上下動する支持手段とを備えている取鍋預かり機構を設置しておき、
一方、上記空間の周囲には、取鍋台車に乗載した取鍋の出入りが可能な空間に向けて、夫々第1の取鍋台車と第2の取鍋台車の進退を可能にする少なくても二本の第1の通路と、第2の通路とを備えさせると共に、それらの第1の通路と、第2の通路には、夫々上記空間に向けて個別に往復動を自在にする第1の取鍋台車と、第2の取鍋台車を配しておき、
上記夫々の第1の取鍋台車と、第2の取鍋台車における各取鍋乗載領域には、上記取鍋預かり機構における受取部材の上下動を許容するための透孔を備えさせ、
さらに、上記夫々の第1の取鍋台車と、第2の取鍋台車との各透孔の進行側の側方には、
上記の上動させた状態にある取鍋預かり機構における受取部材又は支持手段が透孔に対し、側方から出入り可能にする為の欠如部を夫々備えさせておき、
上記加熱精錬においては、 第1の取鍋台車の上に、浴鋼を収納している取鍋を乗せ、第1の取鍋台車の進行側に備える欠如部を前にして第1の通路を通って上記空間内に第1の取鍋台車を入れ、
取鍋預かり機構の支持手段及び受取部材を上昇させて、取鍋を上昇させ、炉蓋を蓋着し、電極に電力を供給して取鍋内の浴鋼を加熱精錬処理を行い、この間、上記第1の取鍋台車は上記空間から抜け、第1の通路を通って側方に向けて自由に運用し、
上記加熱精錬処理完了後は、既に上記空間から第1取鍋台車が抜けているので第2の取鍋台車の進行側に備える欠如部を前にして第2の通路を通って上記空間内に第2の取鍋台車を入れ、
取鍋預かり機構の支持手段及び受取部材を下降させて取鍋を第2取鍋台車の上に乗せ、
第2取鍋台車を第2の通路にバックさせ、第2の通路に添って横方向に向けて移動させて取鍋を次段へ向けて運ぶようにしたことを特徴とする取鍋精錬方法。 The furnace lid to cover the ladle is equipped with an electrode to heat the bath steel in the ladle,
On the other hand, on the lower side of the furnace lid, there is a space in which the ladle mounted on the ladle cart can enter and exit,
The ladle is positioned in a state where it is moved up by the receiving member of the ladle storage mechanism with respect to the lower side of the furnace lid, the furnace lid is covered, and power is supplied to the electrode to take it out. In the ladle refining method that heats and refines the bath steel in the pot,
A ladle storage provided with a receiving member for receiving the ladle and support means for moving up and down while supporting the receiving member, below the space in which the ladle mounted on the ladle cart is accessible. Set up the mechanism,
On the other hand, around the space, the first ladle trolley and the second ladle trolley can be moved forward and backward, respectively, toward the space where the ladle mounted on the ladle trolley can enter and exit. Are provided with two first passages and a second passage, and the first passage and the second passage each have a second reciprocating motion freely toward the space. Arrange the ladle cart of 1 and the second ladle cart,
Each ladle mounting region in each of the first ladle cart and the second ladle cart is provided with a through hole for allowing the receiving member in the ladle storage mechanism to move up and down,
Furthermore, on the lateral side of each through hole of each of the first ladle trolley and the second ladle trolley,
The receiving member or the supporting means in the ladle storage mechanism in the above-described upward movement state is provided with a lacking part for allowing access from the side to the through hole, respectively.
In the heating and refining, a ladle containing bath steel is placed on the first ladle trolley, and the first passage is formed in front of the lacking portion provided on the traveling side of the first ladle trolley. Pass the first ladle trolley into the space above,
Raise the support means and receiving member of the ladle custody mechanism, raise the ladle, cover the furnace lid, supply power to the electrode, and heat refining the bath steel in the ladle, The first ladle trolley comes out of the space, operates freely toward the side through the first passage,
After completion of the heating and refining treatment, the first ladle trolley has already been removed from the space, and therefore, the missing portion provided on the traveling side of the second ladle trolley is passed through the second passage into the space. Put the second ladle trolley,
Lowering the support means and receiving member of the ladle storage mechanism and placing the ladle on the second ladle carriage,
A ladle refining method characterized in that the second ladle trolley is moved back to the second passage and moved laterally along the second passage to carry the ladle toward the next stage. .
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