JP5134727B2 - 光アクセスネットワーク中で光ネットワーク終端装置の位置を特定する方法 - Google Patents

光アクセスネットワーク中で光ネットワーク終端装置の位置を特定する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5134727B2
JP5134727B2 JP2011510844A JP2011510844A JP5134727B2 JP 5134727 B2 JP5134727 B2 JP 5134727B2 JP 2011510844 A JP2011510844 A JP 2011510844A JP 2011510844 A JP2011510844 A JP 2011510844A JP 5134727 B2 JP5134727 B2 JP 5134727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
link
network
ont
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011510844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011525726A (ja
Inventor
バルボ,マウリツィオ
ソリナ,パオロ
メルシネッリ,ロベルト
Original Assignee
テレコム・イタリア・エッセ・ピー・アー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレコム・イタリア・エッセ・ピー・アー filed Critical テレコム・イタリア・エッセ・ピー・アー
Publication of JP2011525726A publication Critical patent/JP2011525726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5134727B2 publication Critical patent/JP5134727B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0067Provisions for optical access or distribution networks, e.g. Gigabit Ethernet Passive Optical Network (GE-PON), ATM-based Passive Optical Network (A-PON), PON-Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
    • H04B10/272Star-type networks or tree-type networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0226Fixed carrier allocation, e.g. according to service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0241Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths
    • H04J14/0242Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON
    • H04J14/0245Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON for downstream transmission, e.g. optical line terminal [OLT] to ONU
    • H04J14/0247Sharing one wavelength for at least a group of ONUs
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0241Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths
    • H04J14/0242Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON
    • H04J14/0249Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON for upstream transmission, e.g. ONU-to-OLT or ONU-to-ONU
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0278WDM optical network architectures
    • H04J14/0282WDM tree architectures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0079Operation or maintenance aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/009Topology aspects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

本願発明は一般に、光アクセスネットワークの分野に関する。特に本願発明は、光アクセスネットワーク中で光ネットワーク終端装置の位置を特定する方法に関する。更に本願発明は、上記方法を実施するのに適した光アクセスネットワークに関する。
光アクセスネットワークは、複数のユーザが幾つかの広帯域サービス、例えばインターネットアクセスサービス、ビデオオンデマンドサービス、及び電話サービス等にアクセスするのを可能にすることが知られている。
既知の光アクセスネットワークの中でも、受動光ネットワーク(簡潔にPONと呼ばれる)が、より一層普及しつつある。通常、PONは、光回線終端装置(簡潔にOLTと呼ばれる)及び光分配ネットワーク(簡潔にODNと呼ばれる)を備える。ODNは、OLTをルートとするツリー構造を形成するように構成された、複数の光リンク(シリカベースの単一モード標準光ファイバを通常含む)及び光スプリッタを備える。
ODNは、OLTが、光リンクの遠端で接続されたユーザと100メガビット/秒を超えうる伝送レートでトラフィックを交換できるようにするのに適する。これにより有利にも、ユーザは、OLTの使用(従ってコスト)を共有することができ、ゆえに、許容可能なコストで広帯域データサービス及び広帯域電話サービスにアクセスすることができる。
PONは、種々の適用例に使用することができる。ほとんどの場合、OLTは中央オフィスに設置され、ODNの光リンクは、少なくとも部分的には地下パイプ中に設置される。
例えば、PONがFTTH(Fiber To The Home)適用例に使用されるときは、ODNは、その光スプリッタの1つが例えば建物の地下室に設置されるように構成される。また、光スプリッタから八方に伸びる光リンクは、地下室から様々な階まで建物の中を垂直に通る適切なケーブルトレイ内に設置される。各光リンクは、プラグによってそれぞれのアパート内で終端される。PONによってサポートされる広帯域サービスにアクセスしたいユーザは、適切な光ネットワーク終端装置(簡潔にONTと呼ばれる)を購入するか又は賃借し、ONTを自分のアパートに位置するプラグに直接に接続すればよい。
一方、PONがFTTB(Fiber To The Building)適用例に使用されるときは、ODNの各光リンクの遠端が、それぞれの建物の地下室に到達する。次いで各光リンクは、光ネットワークユニット(簡潔にONUと呼ばれる)によって終端される。各ONUは、例えば固定電話網(PSTN、公衆交換電話網)のツイストペアを使用する高速伝送システム(例えばADSL又はVDSL等)によって、建物内にいるユーザとトラフィックを交換するのに適する。
PONはまた、FTTC(Fiber To The Curb)及びFTTCab(Fiber To The Cabinet)等、他の適用例に利用することもできる。同じPONが、異なる適用例をサポートすることもできる。例えば、同じOLTを、FTTH適用例をサポートする第1の光リンクと、FTTB適用例をサポートする第2の光リンクと、FTTC又はFTTCab適用例をサポートする第3の光リンクとに接続することができる。
H.Rohde他による文書「Securing Passive Optical Networks Against Signal Injection Attacks(信号注入攻撃に対する受動的光ネットワークのセキュリティ確保)」、Optical Network Design and Modelling、96〜100頁、ISBN978−3−540−72729−3には、単一ユーザ又は故障端末が永続的に又は不定期に光を送ることによって他の接続ユーザに対して受動光ネットワークを劣化させる(更には使用不可にする)のを回避することが開示されている。この目的で、この文書には、PONの各光リンクにそれぞれの光スイッチを設けることが開示されている。幾つかのONUから永続的な信号が検出された場合、コントローラが、まずそのような継続的な信号が送られていることを検出し、次いで、スイッチを起動してユーザを短い間切断することによってポートを識別することができる。攻撃しているポートが識別されると、即ちスイッチがオフの間に永続的な信号がなくなるときは、対応するポートをオフに切り替えることができ、保守人員がONUの誤動作に対処することができる。
本出願人は、不利なことにFTTH適用例の場合、ユーザが自分のONTをPONのプラグに接続したときにOLTがONTの位置を特定できないこと、つまりONTの接続されたプラグ(即ち光リンク)を識別できないことに注目した。
事実、ユーザが自分のアパートから広帯域サービスにアクセスするためにONTを購入又は賃借したとき、ユーザは単にONTをプラグに接続すればよい。この操作は、PONの受動的性質のおかげで非常に単純かつ短い。しかし、PONの受動的性質により、不利なことに、ユーザが自分のアパートから広帯域サービスにアクセスしているのか、それとも同じODNによってサービスされる別のアパートから広帯域サービスにアクセスしているのかをチェックすることができない。
このことはサービスプロバイダにとって不都合である。というのは、サービスプロバイダは、いわゆる「ONT再配置」(「遊動(nomadism)」とも呼ばれる)を防止することができないからである。
事実、ユーザは、ONTと共に、広帯域サービスの所与のパックへの加入を購入する場合がある。加入時にユーザは通常、自分の個人データ、とりわけ、広帯域サービスにアクセスするためにONTを接続しようとする光リンクを識別するデータを提供するよう要求される。
しかし、PONはONTの位置を特定することができないので、ユーザは、単純にONTを一方のアパートから他方のアパートに移動することによって、ONTの使用(そして、加入した広帯域サービスへのアクセス)を、同じ建物内又は同じODNによってサービスされる他の建物内にいる1人又は複数の他のユーザと共有しようと決めることができる。事実、PONはONTが接続される光リンクを決定することができないので、ONTは、同じOLTから八方に伸びるどの光リンクにも自由に接続させることができる。
このため、不都合にも、同じODNによってサービスされる領域にいる一群のユーザが、単一の加入及び単一のONTを自由に共有できてしまう。加入(そして、加入と共に販売又は賃貸されるONT)は単一ユーザを意図しており、異なるユーザ間で共有されることを意図してはいないので、このことはサービスプロバイダにとって許容できない。従って、あるユーザによって購入又は賃借されたONTが常に、加入時にユーザによって申告された光リンクに接続することによって使用されることを、サービスプロバイダが決定することが重要である。
ある解決法は、例えば、光リンクの長さに応じて決まる、単一の光リンクそれぞれに関連するトラフィックのラウンドトリップ遅延を測定することであろう。事実、各光リンクはそれぞれの長さを有し、この長さは、OLTと、光リンクがプラグと終端されるアパートとの間の距離に依存し、この距離は、プラグとOLTとの間の光学的距離の分だけ増加する。従ってOLTは、ONTのトラフィックのラウンドトリップ遅延を測定することによってONTの位置を特定することができ、この結果、OLTからONTまでの距離、よってONTの接続された光リンクを導出することができる。
しかし、ユーザは、数メートルの長さを通常有するファイバパッチコードを追加することによって、自分のアパート内でONTを移動したいと思う場合がある。従って、ONTの位置を特定するためのラウンドトリップ遅延測定の分解能は、ファイバパッチコードの通常の長さを超えるべきではない。
従ってこの解決法は、異なる光リンクがほぼ同じ長さを有する場合がある(即ち、例えばこれらの光リンクが、同じ建物に位置するアパート内で又は建物の同じ階で終端されるときに、これらの光リンクの長さの差が、達成可能な分解能よりも小さい場合がある)という点で不都合である。よって、このような光リンクの何れに接続されたONTも常に同じラウンドトリップ遅延を呈することになり、それにより、ONTが実際に接続されている光リンクを一義的に識別できないことになる。ONTはこの場合、サービスプロバイダが気付くことなく、あるアパートから、同じ階の又は同じ建物内の他のアパート(1つ又は複数)に移動される可能性がある。
従って本出願人は、光アクセスネットワーク(限定しないが特にPON)の光ネットワーク終端装置の位置を特定する方法であって、光アクセスネットワーク中で異なる光リンクがほぼ同じ長さを有するときであっても、光ネットワーク終端装置が常に、加入時にユーザによって申告された光リンクに接続することによって使用されることを、サービスプロバイダがチェックできるようにする方法を提供するという問題に取り組んだ。
第1の態様によれば、本願発明は、光アクセスネットワークにおいて光ネットワーク終端装置の位置を特定する方法を提供し、この光アクセスネットワークは、光回線終端装置及びn個の光リンクを備え、この光ネットワーク終端装置は、これら光リンクのうちの何れかによって上記光回線終端装置に接続可能であり、この方法は、
a)上記光ネットワーク終端装置が上記光リンクのうちの1つに接続されていることを検出し、該光ネットワーク終端装置から、上記光ネットワーク終端装置を一義的に識別する終端装置識別子を取り出すステップと、
b)この終端装置識別子を使用して、該終端装置識別子に関連し上記光リンクのうちの所与の光リンクを一義的に識別する光リンク識別子を取り出すステップと、
c)上記光回線終端装置と上記所与の光リンクとの間の光接続における変化を生じさせ、それにより、上記光回線終端装置において上記所与の光リンクを介して受ける第1の光信号の光パラメータを変えるステップと、
d)上記光回線終端装置において上記光ネットワーク終端装置から受ける第2の光信号が上記変化によって影響を受けるどうかをチェックするステップと、
e)肯定の場合に、上記光ネットワーク終端装置が第1の光リンクに接続されていると判定するステップと
を含む。
好ましくは、この方法は、ステップb)の前に、光ネットワーク終端装置のユーザから位置特定情報を得て、この位置特定情報を処理することによって上記終端装置識別子に関連する上記光リンク識別子を求めるステップを更に含む。
好ましくは、位置特定情報を得る上記ステップは、
−上記ユーザの住所を得るステップと、
−上記光リンクのうちの1つを終端するプラグを識別するプラグ識別子を得るステップと
のうちの一方を含む。
好ましくは、この方法は、ステップb)の前に、上記ネットワーク終端装置が最初に上記所与の光リンクを介して上記光アクセスネットワークに接続したときに、上記終端装置識別子に関連する上記光リンク識別子を求めるステップを更に含む。
好ましくは、ステップa)は、上記光回線終端装置と上記光ネットワーク終端装置との間で認証情報を交換し、この認証情報から上記終端装置識別子を取り出すステップを含む。
好ましくは、ステップc)は、上記光接続を通過する上記第1の光信号の光パラメータを変えるステップを含み、この光パラメータは、周波数と、位相と、振幅と、光パワーと、光遅延とのうちの1つである。
好ましくは、ステップc)は、上記光回線終端装置を上記所与の光リンクに接続するのに適した光スイッチを開くステップを含み、ステップd)は、上記光回線終端装置においてまだ上記第2の光信号を受けているかどうかをチェックするステップを含む。
別法として、ステップc)は、上記光回線終端装置を上記所与の光リンクに接続するのに適した可変光減衰によって生じる減衰を増加させるステップを含み、ステップd)は、上記光回線終端装置において受ける上記第2の光信号の光パワーが低減したかどうかをチェックするステップを含む。
第2の態様によれば、本願発明は、光回線終端装置と、n個の光リンクと、この光回線終端装置をこれら光リンクのうちの所与の光リンクに接続する光接続と、これら光リンクのうちの何れかに接続するのに適した光ネットワーク終端装置とを備えた光アクセスネットワークを提供し、この光アクセスネットワークは、
−上記光接続を操作して、上記光回線終端装置において上記所与の光リンクを介して受ける第1の光信号の光パラメータの変化を生じさせるのに適したリモート制御ユニットと、
−上記光回線終端装置において上記光ネットワーク終端装置から受ける第2の光信号にこの変化が影響を及ぼしたかどうかをチェックすることによって、この光ネットワーク終端装置が上記所与の光リンクに接続されているかどうかを判定するのに適した中央制御ユニットと
を更に備えている。
好ましくは、上記光接続は、上記リモート制御ユニットによって開状態と閉状態との間で切り替えられるのに適した光スイッチを備えている。
別法として、上記光接続は、上記リモート制御ユニットによって第1の状態と第2の状態との間で切り替えられるのに適した可変光減衰器を備え、第1の状態におけるこの可変光減衰器は上記第1の光信号に対する動作減衰を生じさせ、第2の状態におけるこの可変光減衰器は上記第1の光信号に対するチェック減衰を生じさせ、上記動作減衰は上記チェック減衰とは異なっている。
好ましくは、上記リモート制御ユニットと上記中央制御ユニットとは制御チャネルによってリンクされ、この制御チャネルは上記光リンクから分離されている。
好ましくは、上記光アクセスネットワークは、上記光回線終端装置と上記光接続との間に光スプリッタを更に備え、この光スプリッタと上記光接続とは、同じ一体型の光デバイスの一部である。
好ましくは、上記リモート制御ユニットは、リモート発電機又は電気幹線から電流を引き込むことによって該リモート制御ユニットに供給するのに適した電源端子を更に備えている。
本願発明は、添付の図面を参照しながら読むべきであり、限定ではなく例として提供する以下の詳細な説明から、より明確になるであろう。
本願発明の第1の実施形態による方法を実施するのに適したPONを概略的に示す図である。 ONTが図1のPONに接続されるときに実施される認証手順を示すフローチャートである。 本願発明の第2の実施形態による方法を実施するのに適したPONを概略的に示す図である。 ONTが図3のPONに接続されるときに実施される認証手順を示すフローチャートである。
図1に、本願発明の第1の実施形態による方法を実施するのに適したPONを概略的に示す。
図1のPONは、OLT100、OLT100と協働する中央制御ユニットCCU、及びODN300を備えることが好ましい。好ましくは、ODNは、n個の光リンクol1,ol2,...,oln、n個のプラグP1,P2,...,Pn、及び制御可能光スプリッタCOSを備える。ODNはまた、OLT100に接続された、光スプリッタ、他の被制御光スプリッタ、及び他の光リンクを備える場合もあるが、簡単にするためにこれらは図1には示していない。
好ましくは、各光リンクol1,ol2,...,olnは、光ファイバを備える。より好ましくは、光ファイバは、上述したタイプのシリカベースの単一モード標準光ファイバである。好ましくは、光リンクの数nは、7、15、31、63、又は127に等しい。光リンクol1,ol2,...,olnは、全て同じ長さである場合もあり、異なる長さである場合もある。
OLT100及び中央制御ユニットCCUは、中央オフィスに設置されることが好ましく、図1のPONがFTTH適用例に使用されると仮定した場合、制御可能光スプリッタCOSは建物の地下室に位置することが好ましく、光リンクol1,ol2,...,olnは、地下室から様々な階まで建物の中を垂直に通る適切なケーブルトレイ内に設置されることが好ましい。各光リンクol1,ol2,...,olnは、それぞれのプラグP1,P2,...,Pnによってそれぞれのアパート内で終端される。
制御可能光スプリッタCOSは、OLT100を光リンクol1,ol2,...,olnに接続するのに適する。この目的で、制御可能光スプリッタCOSは、ネットワーク側ポートとn+1個のユーザ側ポートとを有する光スプリッタOSを備えることが好ましい。
好ましくは、光スプリッタOSのネットワーク側ポートは、OLT100に接続される。更に、好ましくは、光スプリッタOSのn個の各ユーザ側ポートは、それぞれの光スイッチSW1,SW2,...,SWnによって、それぞれの光リンクol1,ol2,...,olnに接続される。
この第1の実施形態の第1の変形によれば、光スプリッタOSと光スイッチSW1,SW2,...,SWnとは、別々のコンポーネントである。第2の変形によれば、光スプリッタOSと光スイッチSW1,SW2,...,SWnとは、同じ一体型の光デバイスの一部である。
更に、好ましくは、制御可能光スプリッタCOSは、リモート制御ユニットRCUを備える。好ましくは、光スプリッタOSのユーザ側ポートのうちの1つがリモート制御ユニットRCUに接続され、それにより制御チャネルCCを形成する。制御チャネルCCの役割については本願明細書において後で詳細に述べる。更に、好ましくは、リモート制御ユニットRCUは、n個の制御出力co1,co2,...,conを有する。各制御出力co1,co2,...,conは、それぞれの光スイッチSW1,SW2,...,SWnに接続されることが好ましい。
更に、好ましくは、制御可能光スプリッタCOSは電源端子PSTを備え、電源端子PSTは、リモート発電機(図1には示さず)又は電気幹線から電流を引き込むことによってリモート制御ユニットRCU及び光スイッチSW1,SW2,...,SWnに供給するのに適する。
好ましくは、n個の制御出力co1,co2,...,conは、光スイッチをその開状態とその閉状態との間で選択的に切り替えるために、リモート制御ユニットRCUから光スイッチSW1,SW2,...,SWnに制御信号を送るのに適する。
全ての光スイッチSW1,SW2,...,SWnがその閉状態にあるとき、OLT100は実際に、全ての光リンクol1,ol2,...,olnに光学的に接続されている。従ってOLT100は、どのプラグP1,P2,...,Pnに接続されたONTとも光信号の形のトラフィックを交換することができる。一方、光スイッチSW1,SW2,...,SWnのうちの1つ(例えば光スイッチSW1)がその開状態に切り替えられた場合、対応する光リンク(即ちol1)はもはやOLT100に光学的に接続されておらず、従ってOLTは、そのような光リンクを終端するプラグ(即ちP1)に接続されたONTからは、どんな光信号も受け取ることができない。
本願発明の第1の実施形態によれば、光スイッチSW1,SW2,...,SWnの前述の切替機構を使用して、ONTの位置を特定する。即ち、所与のユーザによって加入時に購入又は賃借されたONTが実際に、このユーザによって加入時に申告された光リンクに常に接続することによって使用されているかどうかを、サービスプロバイダがチェックできるようにする。
具体的には、次に図2を参照して、図1の光リンクol1,ol2,...,olnが設置された建物内にいるユーザが、図1のPONによって配信される広帯域サービスの所与のパックへの加入を購入すると仮定する。好ましくは、加入時にユーザは、広帯域サービスにアクセスするためにONTを接続しようとする光リンクを一義的に識別する光リンク識別子OLidをサービスプロバイダが決定できるようにするための位置特定情報を、サービスプロバイダに提供するよう要求される。
例えば、位置特定情報は、市、通り、通り番号、階段(適用可能なら)、階、及びアパートを含めた、ユーザの完全な住所を含むことができる。この場合、サービスプロバイダは、完全な住所と光リンク識別子との間の関連付けを記憶したデータベースにアクセスできることが好ましい。このようなデータベースはPONオペレータによって更新されることが好ましく、PONオペレータは、所与のアパートにおける光リンクの設置が完了する度に、そのアパートを識別する完全な住所と、そのアパート中で終端する設置された光リンクを識別する光リンク識別子との間の新しい関連付けを挿入する。
別法として、位置特定情報は、例えば光リンクをユーザのアパート中で終端するプラグに貼り付けられたラベル上で読み取ることによってユーザが取り出すことのできる、プラグコードを含んでもよい。有利にも、プラグコードは、光リンク識別子OLid自体とすることができる。
以下では、ユーザが、プラグP2によって光リンクol2が終端されるアパート内にいると仮定する。従って、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従ってサービスプロバイダによって決定される光リンク識別子OLidは、光リンクol2を識別する。
更に、前述のように、加入時にユーザは、加入したサービスにアクセスするためにONT200を購入するか又は賃借する。好ましくは、ONT200は、ONT200を一義的に識別する終端装置識別子Tidを有する。例えば、終端装置識別子Tidは、ONT200のシリアル番号とすることができる。
好ましくは、加入の際に、サービスプロバイダは、ユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンク識別子OLidと、ユーザによって購入又は賃借されたONT200の終端装置識別子Tidとの間の関連付けを記憶する。更に、好ましくは、サービスプロバイダはこの関連付けを、中央制御ユニットCCUによってアクセスできるように記憶する。例えばサービスプロバイダは、中央制御ユニットCCUによってアクセスできる中央データベースに関連付けを記憶することができる。別法として、サービスプロバイダは、関連付けを中央制御ユニットCCUに送ることができ、中央制御ユニットCCUは、関連付けをローカルデータベース(図1には示さず)に記憶する。
図2を参照すると、ユーザが加入済みサービスに初めてアクセスするとき、ユーザはONT200をプラグに接続することが好ましい(ステップ1)。最初は、図2に示すように、ユーザは、自分のアパート内のプラグによって終端する光リンク、即ち光リンクol2に、ONT200を実際に接続するものと想定される。
更に、図1のPONの全ての光スイッチSW1,SW2,...,SWnがその閉状態にあると仮定し、従ってOLT100は、ONT200が接続されている光リンクから独立して、ONT200と光信号の形のトラフィックを交換できる可能性がある。
OLT100はONT200と光学的に接続されているので、OLT100は、ONT200との間で認証情報の送受信を開始し、それによりOLT100はONT200を認識する。特に、本願発明の実施形態によれば、OLT100によって受け取られる認証情報は終端装置識別子Tidを含むことが好ましく、OLT100は、受け取った認証情報を処理することによってこのような終端装置識別子Tidを取り出して、これを中央制御ユニットCCUに転送するように構成されることが好ましい(ステップ2)。
次いで、中央制御ユニットCCUは、前述のように、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンク識別子OLidと、ユーザによって購入又は賃借されたONT200の終端装置識別子Tidとの間の関連付けにアクセスすることができるが、中央制御ユニットCCUは、取り出された終端装置識別子Tidを使用して、終端装置識別子Tidに関連する光リンク識別子OLidを取り出すことが好ましい(ステップ3)。
次いで、中央制御ユニットCCUは、取り出した光リンク識別子OLidによって識別される光リンクに光スプリッタOSを接続する光スイッチを開くよう、制御チャネルCCによってリモート制御ユニットRCUに指示する(ステップ4)。具体的には、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定される光リンク識別子OLidは光リンクol2の識別子であると仮定したので、ステップ4の間、中央制御ユニットCCUは、光スイッチSW2を開くようリモート制御ユニットRCUに指示することが好ましい。
従って、ステップ4の完了後には、OLT100はもはや光リンクol2には接続されていないが、残りの光リンクにはまだ接続され続けている。
次いで中央制御ユニットCCUは、OLT100がまだONT200から光信号の形のトラフィックを受け取るかどうかチェックする(ステップ5)。
否定結果の場合は、中央制御ユニットCCUは、ONT200が、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンク、即ち光リンクol2に実際に接続されていると判定する。従って、中央制御ユニットCCUは、ステップ4の間に開いた光スイッチ(即ちSW2)を閉じるようリモート制御ユニットRCUに指示し、それによりOLT100とONT200との間の光接続を復元することが好ましい(ステップ6)。次いで、好ましくは、OLT100は、ONT200の認証を首尾よく完了させ(ステップ7)、それによりユーザがONT200によって任意の加入済みサービスにアクセスできるようにする。
一方、ステップ5の間に、光スイッチSW2が開いているにもかかわらずOLT100がONT200からトラフィックを受け取り続けていると中央制御ユニットCCUが判定した場合は、中央制御ユニットCCUは、ONT200が、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンクに接続されていないと判定する。というのは、OLT100と、光リンク識別子OLidによって識別される光リンクとの間の光接続は切断されており、よってOLT100とONT200との間の光接続もまた切断されているはずだからである。
この状況は、図1に破線で示すように、ユーザが、光リンク識別子OLidによって識別される光リンク以外の光リンク、例えば光リンクolnにONT200を接続する場合に発生する。
この場合、制御ユニットCCUは、ステップ4の間に開いた光スイッチ(即ちSW2)を閉じるようリモート制御ユニットRCUに指示し、それによりOLT100と光リンクol2との間の光接続を復元することが好ましい(ステップ8)。次いで、好ましくは、OLT100はONT200の認証を中断し(ステップ9)、場合により中央制御ユニットCCUは、非アクティブ化コマンドをONT200に送るようOLT100に指示する。このようにすれば、加入の際に提供した位置特定情報に従って決定された光リンク以外の光リンクにONT200を接続することによって加入済みサービスにアクセスしようとしたユーザは、サービスにアクセスすることができなくなる。
従って有利にも、サービスプロバイダは、ユーザが実際にONT200を、同じPONの他の光リンクにではなく、加入時にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンクに接続することによって使用するかどうかをチェックすることができる。
更に、図2に示した手順は有利にも、ユーザが初めてONT200をアクティブ化したときにのみ実施するのではなく、ONT200がユーザによってアクティブ化される度に繰り返すことができる。これにより有利にも、サービスプロバイダは、ONT200がアクティブ化される度に、同じPONの他の光リンクではなく加入時にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンクにONT200が実際に接続されていることをチェックすることができる。これにより、ユーザが自分の広帯域サービス加入を他のユーザと共有する目的で自分のONTを再配置することが防止されるので有利である。従ってサービスプロバイダは、広帯域サービスの所与のパックへの各加入が実際に単一位置から(即ち単一プラグから)単一ユーザによって享受されることを確信することができる。
更に、有利にも、図2に示した前述の手順は、OLTにおける従来のONT認証手順の遅延とほぼ同じ遅延を有する。事実、ステップ4及び5により、加入の際にユーザによる位置特定情報に従って決定された光リンクにONTが実際に接続されているかどうかを判定することができるが、このステップ4及び5は数秒しかかからないであろう。特に、OLTと、光リンク識別子OLidによって識別される光リンクとの間の光接続が中断されるかどうかを中央制御ユニットが判定できるようにするためには、光スイッチを数秒間開けば十分である。従って、このようなステップは、認証手順をわずか数秒延長するだけである。更に、既知の認証手順と比較して、ユーザはどんな追加の操作の実施も要求されない。以上のことに鑑みて、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンクにONTが実際に接続されているかどうかをチェックすることは、ユーザにはほぼ透過的である。
更に、有利にも、図1のPONによってサービスプロバイダにもたらされる利益と、図1のPONのコストとの比率は、既知のPONの場合よりも大きい。事実、ONTの位置を特定できることによる利益は、電源を必要とし無視できないコストを伴うアクティブデバイス(即ちリモート制御ユニットRCU及び光スイッチSW1,SW2,...,SWn)をPONに含めることによる追加のコストに勝る。
更に、有利にも本出願人は、このようなアクティブデバイスの電力消費が好都合なことに非常に低いと決定した。事実、光スイッチSW1,SW2,...,SWnが別々のコンポーネントとして実現されると仮定すると、各光スイッチは約0.3ワットを必要とする。また、リモート制御ユニットRCUは数ワットを必要とする。従って、例えばPONが16個の光リンクを備えると仮定すると、電力消費は約10ワットであり、PONが32個の光リンクを備えると仮定すると、電力消費は約15ワットである。有利にも、被制御光スプリッタCOSの電力消費は非常に低いので、被制御光スプリッタCOSにはリモート位置から電力供給することができる。例えば、従来のツイストペアを例えば使用して、OLTと中央制御ユニットCCUとが位置する中央オフィスにある専用電力供給ユニットによって電力供給することができる。これにより有利にも、PONのコストを非常に低く維持することができ、低コストは、PONのコストが比較的少数のユーザ(通常は64人まで)の間で共有されるFTTH適用例では特に、非常に重要な要件である。
図3に、本願発明の第2の実施形態による方法を実施するのに適したPONを概略的に示す。
図1と図3を比較すると、2つのPON間の唯一の違いは、図1の光スイッチSW1,SW2,...,SWnが可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnで置き換えられることであることがわかる。当技術分野で知られているように、可変光減衰器は、その中を通る光信号に対する光減衰を引き起こす光学要素であり、この光減衰は、例えば機械的手段(例えば、光減衰を調整するために回転させるねじ)又は電子的手段(例えば、光可変減衰器を制御するプロセッサであって、所望の光減衰を設定できるためのインタフェースを有するプロセッサ)によって制御可能である。
この第2の実施形態の第1の変形によれば、光スプリッタOSと可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnとは、別々のコンポーネントである。第2の変形によれば、光スプリッタOSと可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnとは、同じ一体型の光デバイスの一部である。
好ましくは、リモート制御ユニットRCUのn個の制御出力co1,co2,...,conは、可変光減衰器の光減衰を動作値αとチェック値αとの間で変動させるために、リモート制御ユニットRCUから可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnに制御信号を送るのに適する。好ましくは、動作値αはチェック値αとは異なる。より好ましくは、動作値αはチェック値αよりも低い。更に、OLT100と光リンクol1,ol2,...,olnとの間の光伝送に対する可変光減衰器の影響を最小限に抑えるために、動作値αは0dB(可変光減衰器の残留減衰を除く)であることが好ましい。一方、チェック値αは、可変光減衰器の特性及びOLT100の特性を考慮して選択されることが好ましい。具体的には、値αは、可変光減衰器の分解能よりも高く、OLT100が検出できる受信光パワーの最小変動の値であることが好ましい。例えば、値αは1dBに等しいものとすることができる。
全ての可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnが、動作値αに等しい光減衰を引き起こすように制御されるとき、OLT100によってONTから受け取られる光信号の光パワーは最大値P0に等しく、この最大値P0は、ONTが接続される光リンクol1,ol2,...,olnと、ONTの伝送特性とに依存する。一方、可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnのうちの1つ(例えば可変光減衰器VA1)が、その光減衰がチェック値αまで増加するように制御される場合、対応する光リンク(即ちol1)に接続されたONTからOLT100によって受け取られる光信号の光パワーは、値P0−αに低減される。
本願発明の第2の実施形態によれば、可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnによって引き起こされる光減衰を選択的に変動させる前述の機構を使用して、ONTの位置を特定する。即ち、所与のユーザによって加入時に購入又は賃借されたONTが実際に、このユーザによって加入時に提供された位置特定情報に従って決定された光リンクに常に接続することによって使用されているかどうかを、サービスプロバイダがチェックできるようにする。
具体的には、次に図4を参照して、図3のPONが設置された建物内にいるユーザが、図3のPONによって配信される広帯域サービスの所与のパックへの加入を購入すると仮定する。
上記の図2のフローチャートと同様、加入時にユーザは、広帯域サービスにアクセスするためにONTを接続しようとする光リンクを一義的に識別する光リンク識別子OLidをサービスプロバイダが決定できるようにするための位置特定情報を提供するよう要求される。前述のように、位置特定情報は、ユーザの完全な住所であってもよく、又はプラグコードであってもよい。この場合もやはり、ユーザが、プラグP2によって光リンクol2が終端されるアパート内にいると仮定する。従って、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従ってサービスプロバイダによって決定される光リンク識別子OLidは、光リンクol2を識別する。
更に、前述のように、加入時にユーザは、加入したサービスにアクセスするためにONT200を購入するか又は賃借する。好ましくは、ONT200は、ONT200を一義的に識別する終端装置識別子Tidを有する。例えば、終端装置識別子Tidは、ONT200のシリアル番号とすることができる。
好ましくは、加入の際に、サービスプロバイダは、ユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンク識別子OLidと、ユーザによって購入又は賃借されたONT200の終端装置識別子Tidとの間の関連付けを記憶する。更に、好ましくは、サービスプロバイダはこの関連付けを、中央制御ユニットCCUによってアクセスできるように記憶する。例えばサービスプロバイダは、中央制御ユニットCCUによってアクセスできる中央データベースに関連付けを記憶することができる。別法として、サービスプロバイダは、関連付けを中央制御ユニットCCUに送ることもでき、中央制御ユニットCCUは、関連付けをローカルデータベース(図3には示さず)に記憶する。
図4を参照すると、ユーザが加入済みサービスに初めてアクセスするとき、ユーザはONT200をプラグに接続することが好ましい(ステップ1)。最初は、図3に示すように、ユーザは、加入の際に提供した位置特定情報に従って決定された光リンク、即ち光リンクol2に、ONT200を実際に接続するものと想定される。
更に、全ての可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnが、動作値αに等しい光減衰を引き起こすように制御されると仮定する。従ってOLT100は、所与の光パワーP0を有する光信号の形のトラフィックをONT200から受け取る。
OLT100はONT200と光学的に接続されているので、OLT100は、ONT200との間で認証情報の送受信を開始し、それによりOLT100はONT200を認識する。特に、本願発明の実施形態によれば、OLT100によって受け取られる認証情報は終端装置識別子Tidを含むことが好ましく、OLT100は、受け取った認証情報を処理することによってこのような終端装置識別子Tidを取り出して、これを中央制御ユニットCCUに転送するように構成されることが好ましい(ステップ2)。
次いで、中央制御ユニットCCUは、前述のように、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンク識別子OLidと、ユーザによって購入又は賃借されたONT200の終端装置識別子Tidとの間の関連付けにアクセスすることができるが、中央制御ユニットCCUは、取り出された終端装置識別子Tidを使用して、終端装置識別子Tidに関連する光リンク識別子OLidを取り出すことが好ましい(ステップ3)。
次いで、中央制御ユニットCCUは、取り出した光リンク識別子OLidによって識別される光リンクに光スプリッタOSを接続する可変光減衰器によって引き起こされる光減衰をチェック値αまで増加させるよう、制御チャネルCCによってリモート制御ユニットRCUに指示する(ステップ4’)。具体的には、光リンク識別子OLidは光リンクol2の識別子であると仮定したので、ステップ4’の間、中央制御ユニットCCUは、光可変減衰器VA2によって引き起こされる光減衰をチェック値αまで増加させるよう、リモート制御ユニットRCUに指示することが好ましい。
従って、ステップ4’の完了後には、OLT100と光リンクol2との間の光接続の光減衰は、チェック値αだけ増加する。
次いで中央制御ユニットCCUは、OLT100においてONT200から受け取られる光信号の光パワーが低減されるかどうか、即ちP0よりも低いかどうかチェックする(ステップ5’)。
肯定結果の場合は、中央制御ユニットCCUは、ONT200が、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンク、即ちol2に実際に接続されていると判定する。従って、中央制御ユニットCCUは、ステップ4’の間に増加させた光減衰を再び動作値αまで減少させるようリモート制御ユニットRCUに指示することが好ましく、それによりOLT100は、再び光パワーP0でONT200からトラフィックを受け取り始める(ステップ6’)。次いで、好ましくは、OLT100は、ONT200の認証を首尾よく完了させ(ステップ7)、それによりユーザがONT200によって任意の加入済みサービスにアクセスできるようにする。
一方、ステップ5’の間に、可変光減衰器VA2によって引き起こされる減衰が増加したにもかかわらずOLT100が光パワーP0でONT200から光信号を受け取り続けていると中央制御ユニットCCUが判定した場合は、中央制御ユニットCCUは、ONT200が、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンクに接続されていないと判定する。事実、OLT100と、光リンク識別子OLidによって識別される光リンクとの間の光接続は今や減衰が増加しており、よってOLT100とONT200との間の光接続もまた減衰が増加しているはずである。
この状況は、図3に破線で示すように、ユーザが、加入の際に提供した位置特定情報に従って決定された光リンク識別子OLidによって識別される光リンク以外の光リンク、例えば光リンクolnにONT200を接続する場合に発生する。
従ってこの場合、中央制御ユニットCCUは、ステップ4’の間に増加させた光減衰を再び動作値αまで減少させるようリモート制御ユニットRCUに指示し、それによりOLT100と光リンクol2との間の光減衰を再び動作値αにすることが好ましい(ステップ8’)。次いで、好ましくは、OLT100はONT200の認証を中断し(9)、場合により中央制御ユニットCCUは、非アクティブ化コマンドをONT200に送るようOLT100に指示する。このようにすれば、加入の際に提供した位置特定情報に従って決定された光リンク以外の光リンクにONT200を接続することによって加入済みサービスにアクセスしようとしたユーザは、サービスにアクセスすることができなくなる。
従って有利にも、本願発明のこの第2の実施形態によっても、サービスプロバイダは、ユーザが実際にONT200を、同じPONの他の光リンクにではなく、加入時にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンクに接続することによって使用するかどうかをチェックすることができる。
更に、ステップ4’、5’、6’、及び8’の間にOLT100とONT200との間の光接続が中断されないので、図4に示した手順は有利にも、ONT200の認証を延期せずに実施することができる。
更に、図4に示した手順は有利にも、ユーザが初めてONT200をアクティブ化したときにのみ実施するのではなく、ONT200がユーザによってアクティブ化される度に繰り返すことができる。これにより有利にも、サービスプロバイダは、ONT200がアクティブ化される度に、同じPONの他の光リンクではなく加入時にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンクにONT200が実際に接続されていることをチェックすることができる。従ってこの場合もまた、ONTの再配置が防止される。
更に、有利にも、図4に示した前述の手順もまた、OLTにおける従来のONT認証手順の遅延とほぼ同じ遅延を有する。事実、ステップ4’及び5’により、加入の際にユーザによって提供された位置特定情報に従って決定された光リンクにONTが実際に接続されているかどうかを判定することができるが、このステップ4’及び5’は数秒しかかからないであろう。特に、OLT100においてONT200から受け取られる光信号の光パワーが低減されるかどうかを中央制御ユニットが判定できるようにするためには、可変光減衰器によって引き起こされる光減衰を数秒間増加させれば十分である。
更に、有利にも、動作値α及びチェック値αは、受け取った光パワーの変化をOLT100が検出できるが、ONT200によって受け取られる光信号に関連するサービスのサービス品質は影響を受けないように選択することができる。これにより有利にも、上記ステップ4’及び5’を、認証中だけでなく、ユーザが加入済みサービスのうちの1つをONTによって享受している間にも実施することができる。これにより有利にも、サービス中断なしにONTの位置の定期的なチェックを実施することができる。
更に、有利にも、図3のPONによってサービスプロバイダにもたらされる利益と、図3のPONのコストとの比率は、既知のPONの場合よりも大きい。事実、ONTの位置を特定できることによる利益は、電源を必要とし無視できないコストを伴うアクティブデバイス(即ちリモート制御ユニットRCU及び光可変減衰器VA1,VA2,...,VAn)をPONに含めることによる追加のコストに勝る。
この第2の実施形態でもまた、本出願人は、このようなアクティブデバイスの電力消費が好都合なことに非常に低いと決定した。事実、可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnが別々のコンポーネントとして実現されると仮定すると、各可変光減衰器は約0.3ワットを必要とする。また、リモート制御ユニットRCUは数ワットを必要とする。従って、例えばPONが16個の光リンクを備えると仮定すると、電力消費は約10ワットであり、PONが32個の光リンクを備えると仮定すると、電力消費は約15ワットである。有利にも、被制御光スプリッタCOS’によって必要とされる電力は非常に低いので、この場合もまた、被制御光スプリッタCOS’にはリモート位置から電力供給することができる。例えば、ツイストペアを例えば使用して、OLTと中央制御ユニットCCUとが位置する中央オフィスにある専用電力供給ユニットによって電力供給することができる。これによってやはり有利にも、PONのコストを非常に低く維持することができる。
この第2の実施形態の有利な変形によれば、ONTの位置を特定する操作は、サービスプロバイダが光リンク識別子OLidと終端装置識別子Tidとの間の事前の関連付けを生成することなしに実施することもできる。事実、この有利な変形によれば、関連付けは中央制御ユニットCCUによって生成される。
具体的には、被制御光スプリッタCOS’から八方に伸びる光リンクのうちの1つに新しいONTが接続されたことをOLT100が初めて検出したとき、OLT100は中央制御ユニットCCUに通知することが好ましく、中央制御ユニットCCUは、全ての可変光減衰器VA1,VA2,...,VAnを操作してそれらの減衰を1つずつチェック値αに増加させるよう、リモート制御ユニットRCUに指示することが好ましい。
このようにして、中央制御ユニットCCUは、新しいONTが接続された光リンクを識別することができ、従って、新しいONTが接続された光リンクを識別する光リンク識別子OLidと、新しいONTの終端装置識別子Tid(これは依然として、新しいONTと交換される認証情報に従ってOLT100によって取り出される)との間の関連付けを生成することができる。これ以降は、新しいONTがオンに切り替えられる度に、上に述べ図4に示した認証手順を実施することができる。
このようにして、有利にもサービスプロバイダは、ONTが使用される度に、ONTが最初の使用時に接続されたのと同じ光リンクに常に接続されているかどうかを判定することができる。
以上に開示したように、新しいONTが接続された光リンクを識別する前述の操作は、前に接続されたONTに対するどんなサービス中断も引き起こさないので有利である。何れにしても、より好ましい変形によれば、中央制御ユニットCCUがリモート制御ユニットRCUに可変光減衰器を操作するよう指示するときは、どのアクティブONTにも関連しない可変光減衰器のみを操作するようリモート制御ユニットRCUに指示することができる。
図1及び3に示した実施形態では、光スイッチ及び光可変減衰器を使用して、光スプリッタOSと光リンクol1,ol2,...,olnとの間の光接続を実現した。
しかし、図示しない本願発明の実施形態によれば、このような光接続は、以下の条件で、他のコンポーネントを使用して実現することもできる。即ち、これら他のコンポーネントがリモート制御ユニットによって第1の状態と第2の状態との間で切替可能であり、第1の状態と第2の状態との間の切替えが、対応する光接続を介してOLTにおいて受け取られる光信号の光パラメータの変化を引き起こし、この変化をOLTによって検出することができるという条件で、可能である。このような光コンポーネントの例は、以下のとおりとすることができる。
−中を通る光信号の周波数(若しくは同等な意味で、波長)、位相、又は振幅の変化を引き起こすのに適した光変調器、
−中を通る光信号の光パワーの増大を引き起こすのに適した光増幅器、
−中を通る光信号の光遅延の変化を引き起こすのに適した可変遅延線、他。
また、図示の実施形態では、中央制御ユニットCCUがリモート制御ユニットRCUを制御できるようにする制御チャネルCCは、OLT100と、光スプリッタOSのユーザ側ポートのうちの1つとによって実現される。中央リモートユニットCCUはこの場合、ONT(1つ又は複数)に向けられたトラフィックを搬送する光信号と同様の光信号によって、リモート制御ユニットRCUを制御する。言い換えれば、制御チャネルCCは、OLTによって管理されるダウンストリームチャネルの1つである。
図示しない他の実施形態によれば、制御チャネルCCは、光スプリッタOSを迂回して中央制御ユニットCCUとリモート制御ユニットRCUとを直接接続する別個のチャネルとして実現することができる。例えば制御チャネルCCは、PON上の専用波長、例えば、PON自体の光学的管理に対して指定され専用に確保された波長を使用して、実現することができる。
また、制御チャネルCCは、必ずしも光リンクによって実現されない。具体的には、制御チャネルCCは、POTS又はGSMモデムによって実現してもよく、更には、リモート制御ユニットRCUに電力供給するのに使用されるのと同じ線上に重なる低レート通信チャネルを介して実現してもよい。この場合、光スプリッタのn+1個のユーザ側ポート全てが、有利にも、接続するONTに利用可能である。この実施形態はまた、制御チャネルが被制御ODNから完全に分離され、従ってその信頼性を向上させるという点でも有利である。

Claims (14)

  1. 光アクセスネットワークにおいて光ネットワーク終端装置(200)の位置を特定する方法であって、前記光アクセスネットワークは光回線終端装置(100)及びn個の光リンク(ol1,ol2,...,oln)を備え、前記光ネットワーク終端装置(200)は前記光リンク(ol1,ol2,...oln)のうちの何れかによって前記光回線終端装置(100)に接続可能であり、前記方法は、
    a)前記光ネットワーク終端装置(200)が前記光リンク(ol1,ol2,...,oln)のうちの1つに接続されていることを検出し、前記光ネットワーク終端装置(200)から、前記光ネットワーク終端装置(200)を一義的に識別する終端装置識別子を取り出すステップと、
    b)前記終端装置識別子を使用して、前記終端装置識別子に関連し前記光リンク(ol1,ol2,...,oln)のうちの所与の光リンク(ol2)を一義的に識別する光リンク識別子を取り出すステップと、
    c)前記光回線終端装置(100)と前記所与の光リンク(ol2)との間の光接続(SW2;VA2)における変化を生じさせ、それにより、前記光回線終端装置(100)において前記所与の光リンク(ol2)を介して受ける第1の光信号の光パラメータを変えるステップと、
    d)前記光回線終端装置(100)において前記光ネットワーク終端装置(200)から受ける第2の光信号が前記変化によって影響を受けるどうかチェックするステップと、
    e)肯定の場合に、前記光ネットワーク終端装置(200)は前記所与の光リンク(ol2)に接続されていると判定するステップと
    を含む方法。
  2. 前記ステップb)の前に、前記光ネットワーク終端装置(200)のユーザから位置特定情報を得て、前記位置特定情報を処理することによって前記終端装置識別子に関連する前記光リンク識別子を求めるステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 位置特定情報を得る前記ステップは、
    −前記ユーザの住所を得るステップと、
    −前記光リンク(ol1,ol2,...,oln)のうちの1つを終端するプラグを識別するプラグ識別子を得るステップと
    のうちの一方を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ステップb)の前に、前記ネットワーク終端装置(200)が最初に前記所与の光リンク(ol2)を介して前記光アクセスネットワークに接続したときに、前記終端装置識別子に関連する前記光リンク識別子を求めるステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ステップa)は、前記光回線終端装置(100)と前記光ネットワーク終端装置(200)との間で認証情報を交換し、前記認証情報から前記終端装置識別子を取り出すステップを含む、請求項1から4のうちの何れか一項に記載の方法。
  6. 前記ステップc)は、前記光接続(SW2;VA2)を通過する前記第1の光信号の光パラメータを変えるステップを含み、前記光パラメータは、周波数と、位相と、振幅と、光パワーと、光遅延とのうちの1つである、請求項1から5のうちの何れか一項に記載の方法。
  7. −前記ステップc)は、前記光回線終端装置(100)を前記所与の光リンク(ol2)に接続するのに適した光スイッチ(SW2)を開くステップを含み、
    −前記ステップd)は、前記光回線終端装置(100)においてまだ前記第2の光信号を受けているかどうかをチェックするステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. −前記ステップc)は、前記光回線終端装置(100)を前記所与の光リンク(ol2)に接続するのに適した可変光減衰(VA2)によって生じる減衰を増加させるステップを含み、
    −前記ステップd)は、前記光回線終端装置(100)において受ける前記第2の光信号の光パワーが低減したかどうかをチェックするステップを含む、請求項6に記載の方法。
  9. 光回線終端装置(100)と、n個の光リンク(ol1,ol2,...,oln)と、前記光回線終端装置(100)を前記光リンク(ol1,ol2,...,oln)のうちの所与の光リンク(ol2)に接続する光接続(SW2;VA2)と、前記光リンク(ol1,ol2,...,oln)のうちの何れかに接続するのに適した光ネットワーク終端装置(ONT)とを備えた光アクセスネットワークであって、
    −前記光接続(SW2,VA2)を操作して、前記光回線終端装置(100)において前記所与の光リンク(ol2)を介して受ける第1の光信号の光パラメータの変化を生じさせるのに適したリモート制御ユニット(RCU)と、
    −前記光回線終端装置(100)において前記光ネットワーク終端装置(200)から受ける第2の光信号に前記変化が影響を及ぼしたかどうかをチェックすることによって、前記光ネットワーク終端装置(200)が前記所与の光リンク(ol2)に接続されているかどうかを判定するのに適した中央制御ユニット(CCU)と
    を更に備えた、光アクセスネットワーク。
  10. 前記光接続(SW2;VA2)は、前記リモート制御ユニット(RCU)によって開状態と閉状態との間で切り替えられるのに適した光スイッチ(SW2)を備えた、請求項9に記載の光アクセスネットワーク。
  11. 前記光接続(SW2;VA2)は、前記リモート制御ユニット(RCU)によって第1の状態と第2の状態との間で切り替えられるのに適した可変光減衰器(VA2)を備え、前記第1の状態における前記可変光減衰器(VA2)は前記第1の光信号に対する動作減衰を生じさせ、前記第2の状態における前記可変光減衰器(VA2)は前記第1の光信号に対するチェック減衰を生じさせ、前記動作減衰は前記チェック減衰と異なる、請求項9に記載の光アクセスネットワーク。
  12. 前記リモート制御ユニット(RCU)と前記中央制御ユニット(CCU)とは制御チャネル(CC)によってリンクされ、前記制御チャネル(CC)は前記光リンク(ol1,ol2,...,oln)から分離された、請求項9から11のうちの何れか一項に記載の光アクセスネットワーク。
  13. 前記光回線終端装置(100)と前記光接続(SW2,VA2)との間に光スプリッタ(OS)を更に備え、前記光スプリッタ(OS)と前記光接続(SW2,VA2)とは、同じ一体型の光デバイスの一部である、請求項9から12のうちの何れか一項に記載の光アクセスネットワーク。
  14. 前記リモート制御ユニット(RCU)は、リモート発電機又は電気幹線から電流を引き込むことによって前記リモート制御ユニット(RCU)に供給するのに適した電源端子(PST)を更に備えた、請求項9から13のうちの何れか一項に記載の光アクセスネットワーク。
JP2011510844A 2008-05-29 2008-05-29 光アクセスネットワーク中で光ネットワーク終端装置の位置を特定する方法 Active JP5134727B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2008/056616 WO2009143893A1 (en) 2008-05-29 2008-05-29 Method for localizing an optical network termination in an optical access network

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011525726A JP2011525726A (ja) 2011-09-22
JP5134727B2 true JP5134727B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=40070704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011510844A Active JP5134727B2 (ja) 2008-05-29 2008-05-29 光アクセスネットワーク中で光ネットワーク終端装置の位置を特定する方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8755689B2 (ja)
EP (1) EP2314076B1 (ja)
JP (1) JP5134727B2 (ja)
KR (1) KR101466567B1 (ja)
CN (1) CN102084666B (ja)
AT (1) ATE539560T1 (ja)
ES (1) ES2383984T3 (ja)
WO (1) WO2009143893A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2337247A1 (en) * 2009-12-21 2011-06-22 Nokia Siemens Networks Oy Method and apparatus for preventing signal interference in a passive optical network
FR2979778A1 (fr) * 2011-09-05 2013-03-08 France Telecom Procede de protection d'un pon contre l'eblouissement par un ont
JP5986913B2 (ja) * 2012-12-18 2016-09-06 日本電信電話株式会社 通信監視装置、通信監視方法及び光線路試験システム
KR101621400B1 (ko) * 2013-12-20 2016-05-16 주식회사 쏠리드 광 중계 시스템 및 광 중계 시스템에서 리모트 장치의 식별정보 설정 방법
BR112017004888A2 (pt) * 2014-09-11 2017-12-05 Univ Arizona sistema de comunicação óptica, e, método de reconfiguração de um trajeto de sinal.
US10454584B1 (en) * 2018-10-29 2019-10-22 Dasan Zhone Solutions, Inc. Optical line terminal and method for managing passive optical network implemented thereon
CN111083006B (zh) * 2019-11-19 2021-11-09 中国联合网络通信集团有限公司 宽带数据稽核方法、装置、设备及存储介质

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2880293B2 (ja) * 1994-01-18 1999-04-05 ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー 光通信網
US7224896B1 (en) * 1997-02-25 2007-05-29 Telesector Resources Group, Inc. Methods and apparatus for generating local oscillation signals
GB2418088A (en) * 2004-09-10 2006-03-15 Marconi Comm Ltd Upgrading optical telecommunications networks
CN102752042B (zh) * 2006-02-03 2015-01-28 株式会社藤仓 光线路监视装置和光线路监视方法
DE102006029967B3 (de) * 2006-04-20 2007-12-13 Siemens Ag Schutzvorrichtung zur Behebung von Signalstörungen in einem passiven optischen Netzwerk sowie passives optisches Netzwerk und Verfahren zur Behebung von Signalstörungen

Also Published As

Publication number Publication date
US8755689B2 (en) 2014-06-17
WO2009143893A1 (en) 2009-12-03
EP2314076A1 (en) 2011-04-27
EP2314076B1 (en) 2011-12-28
KR101466567B1 (ko) 2014-12-10
ES2383984T3 (es) 2012-06-28
US20110076013A1 (en) 2011-03-31
ATE539560T1 (de) 2012-01-15
CN102084666A (zh) 2011-06-01
CN102084666B (zh) 2013-07-31
JP2011525726A (ja) 2011-09-22
KR20110021972A (ko) 2011-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5134727B2 (ja) 光アクセスネットワーク中で光ネットワーク終端装置の位置を特定する方法
EP2690802B1 (en) System for the certification of a passive optical network and for the detection of problems and faults in the last fibre legs
US7725025B2 (en) Switchable fiber termination
Jain et al. World's first XG-PON field trial
JP2005218093A (ja) 地理的位置の自動特定を有する光ネットワーク終端
JP5797839B2 (ja) 光パワーを制御するための方法および装置
EP2374284B1 (en) Method for localizing an optical termination device in a passive optical network
US9985836B2 (en) Determining a network taxonomy using network transmission data
Popov The convergence of wired and wireless services delivery in access and home networks
WO2005115043A1 (en) A method for remote access of an optical network device in a passive optical network
WO2014183721A1 (zh) 一种光电混合接入设备初始化方法和装置
Gutierrez et al. TDM-PON security issues: Upstream encryption is needed
US20090067832A1 (en) Method and Apparatus for Verifying Signaling Values in an Optical Distribution Network
EP3937505A1 (fr) Procédé d'etablissement de communication dans un réseau d'acces optique
Enomoto et al. Over 31.5 dB dynamic range optical fiber line testing system with optical fiber fault isolation function for 32-branched PON
WO2020041977A1 (zh) 一种多模光网络终端ont及无源光网络pon系统
AU2020100174A4 (en) Integrated coax DPU
EP4064587A1 (en) Optical device, method and system for remotely detecting optical network terminals
US20240171273A1 (en) Optical network test instrument including testing for optical network unit and optical line terminal assignment
FR3136911A1 (fr) Procédé d’acheminement de données dans un réseau d’accès optique, sélecteur, équipement de terminaison de ligne optique, produit programme d'ordinateur correspondant
Escher et al. Enabling broadband communication, Deutsche Telekom FTTH deployment architecture, plans, rollout
O’Byrne et al. Optical Fiber Telecommunications VIB: Chapter 24. FTTX Worldwide Deployment
Thakur et al. Upgrade paths from VDSL-based FTTC to Ethernet-based FTTH: an experimental comparison
Fischer Point-to-point FTTx
Fischer Future Proof Next Generation Access Networks–The Case for FTTH

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5134727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250