JP5130287B2 - Wlanおよびwwan接続移行方法および装置 - Google Patents

Wlanおよびwwan接続移行方法および装置 Download PDF

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Description

(関連出願の引用)
本特許出願は、名称「WLAN And WWAN Connection Migration Methods And Apparatus」、2006年4月28日出願の米国仮特許出願に対する優先権を主張し、該仮出願は本明細書において参考により援用される。
(背景技術)
(技術分野)
本開示は一般的に、移動通信デバイスのような通信デバイスのための、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)と無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の接続移行方法および装置に関する。
(関連技術の記載)
本開示は、一般的に移動通信デバイス(例えば、無線ハンドセットすなわちWH)のような通信デバイスのための、WLAN(例えば、IEEE 802.11ベース・ネットワーク)とWWAN(例えば、セルラー電気通信ネットワーク)との間の接続移行方法および装置に関する。ここで扱われる特定の問題は、多モードのWHが企業内環境で使用される際のリアルタイム音声接続のサポートを含む。各WHには、WLAN無線インターフェースとセルラー無線インターフェースとがある。音声接続がWLANインターフェースを通じてアクティブであり、WHがWLANのカバレッジから外へローミングするとき、コールはそのWHのセルラー・インターフェースを通じて再接続することによって維持される。これら2つのインターフェースとネットワークとの間の移動は、垂直ハンドオーバ(vertical handover:VHO)と称される。インターフェース間の切り替えは、音声接続の品質に悪影響を与えないように、厳しいレイテンシ制約を条件として行われなければならない。
VHOを有効にするには、通常接続は、セルラー・ネットワーク(CN)内または企業内のいずれかにアンカ(anchored)される2つのコール「レッグ(leg)」に分けられる。この「アンカ」は、2つのコール・レッグが1つにまとまるポイントである。VHOが発生すると、これらのレッグのうち1つが、無線ネットワーク(WLANまたはセルラー)を通じて確立された新しいコール・レッグに切り替えられ、そこへWHがハンドオーバされる。企業アンカリング(enterprise anchoring:EA)は、ハンドオーバを公衆交換電話ネットワーク(Public Switched Telephone Network:PSTN)ゲートウェイまたはIP構内交換機(IP Public Branch Exchange:PBX)のような企業内の機器によって固定および管理されなければならないため、ユーザーの視点からは複雑である。セルラー・ネットワーク・アンカリング(cellular network anchoring:CNA)は、その観点からはより好ましいCNにこの複雑さを託す。CNAでは、WLANおよびセルラーの両方のコール・レッグがセルラーのオペレータのコア・ネットワークで終端するので、はるかに速いハンドオーバをしばしば実現できる。CNAモデルは、IPマルチメディア・サブシステム(IP Multimedia Subsystem:IMS)およびアンライセンスト・モバイル・アクセス(Unlicensed Mobile Access:UMA)のような現在提案されているキャリアベースのデュアルモード・デバイス・ソリューションの典型的なものである。企業アンカリングでは、通常CNAよりも長いVHO実行遅延がある。これは、新しいセルラーのコール・レッグ設定がセルラーのコア・ネットワーク、PSTN、および企業ネットワークを通って伝播しなければならないためである。
残念ながら、CNAを使用すると、企業内電話が発呼されるときに、WHに対して/WHからかけられるすべての電話がCNを経由しなければならない。これは、しばらくしてからコールの間にVHOが発生するという場合に必要とされるアンカ(anchor)を確立する必要がある。よって、企業内にとどまる電話でさえも企業ユーザーが携帯電話会社に料金を請求されてしまうので、企業内電話をかけることはさらに費用がかかると予想される。自分の管理する電気通信インフラストラクチャおよびWLANインフラストラクチャに投資した企業顧客は、自分のネットワークの使用に対してキャリアに支払いをするのは気が進まないであろう。さらに、すべてのコールがCNを通るように強いられれば、企業のインフラストラクチャで使用可能な拡張機能を十分に活用することができなくなるだろう。
したがって、従来技術の難点を克服する改善された接続移行方法および装置が必要とされる。
本開示によれば、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)内で動作するWH間の企業内無線ハンドセット(WH)のコールは、セルラー・ネットワーク(CN)を経由せずに、そのLAN内で維持されるコール接続を介して直接WH間で確立される。これは、企業内のコールがCNを通ってコールを発して維持するコストをなくし、さらに企業の電気通信機器で使用可能な機能を使えるようにする。完全な垂直ハンドオーバ(VHO)が必要とされると思われる可能性が高い場合およびそのようなときに、トリガ条件が検出されると、そのLAN内のWH間のコール接続はCNを経由するものに切り替えられる。その後、無線ハンドオーバ条件が検出されると、(あれば)VHOが発生するであろう。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
LANの無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)とWANの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の通信動作の切り替えに使用する方法であって、該方法は、
通信のために第1のコールの第1のコール接続を、いずれも該LAN内で接続される第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で確立させる動作であって、該第1のコール接続は該WANを経由されることなしに該LAN内で維持される、動作と、
コールアンカ移行条件に応答して、該通信を継続するために第2のコールの第2のコール接続を、いずれも該LAN内で接続されている該第1の通信デバイスと該第2の通信デバイスとの間で確立させる動作であって、該第2のコール接続はWANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを経由する、動作と
を含む、方法。
(項目2)
上記第2のコールの第2のコール接続を、上記通信を継続するために上記第1のコールの第1のコール接続と置換えさせることをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
無線ハンドオーバ条件の識別に応じて、上記第1の通信デバイスが、上記WLANとの通信用のWLAN無線インターフェースの利用から、上記WWANとの通信用のWWAN無線インターフェースの利用へと切り替えるように、該第1の通信デバイスに対して無線ハンドオーバを引き起こさせることをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記第2のコール接続を確立させる動作は、上記WLANと上記WWANとの間に無線ハンドオーバを引き起こさせずに行われる、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記コールアンカ移行条件は、上記WLANと、WLAN無線インターフェースを有する上記第1の通信デバイスとの間の信号強度が所定のしきい値を下回る条件を含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記第1および上記第2の通信デバイスのいずれもが上記LAN内に接続されていることを識別することと、
該第1および該第2の通信デバイスのいずれもが該LAN内に接続されていることの識別に基づいて、上記第1のコールの第1のコール接続を、上記WANを経由せずに該LANを介して確立させ、維持させることと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記WWANアクセス・ゲートウェイは、アンライセンスト・ネットワーク・アクセス(UNA)コントローラ(UNC)を含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記WWANアクセス・ゲートウェイは、汎用アクセス・ネットワーク・コントローラ(GANC)を含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
上記WLANおよびWWANは、ブルートゥース(登録商標)ベースのネットワーク、IEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワーク、およびセルラー電気通信ネットワークから構成されるリストから選択されるネットワークを含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
上記WLANはIEEE 802.11ベースのネットワークを含み、上記WWANはセルラー電気通信ネットワークを含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
上記第2の通信デバイスは、上記WLANとの通信のためのWLAN無線インターフェースを全く利用せずに動作する、VoIP、PBX、またはPSTN通信デバイスのうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
コンピュータ読み取り可能媒体と、該コンピュータ読み取り可能媒体に格納された上記方法を実行するコンピュータ命令とを含むコンピュータ・プログラム製品として具現化される、項目1に記載の方法。
(項目13)
LANの無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)とWANの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の通信動作を切り替えるように適合された移動通信デバイスであって、該移動通信デバイスは、
1つ以上のプロセッサと、
該WLANを介して通信するように適合されたWLAN無線インターフェースと、
該WWANを介して通信するように適合されたWWAN無線インターフェースと
を備え、
該1つ以上のプロセッサは、該LAN内で接続された通信デバイスとの通信のための、該WLAN無線インターフェースを使用して該LANを介して、第1のコールの第1のコール接続を確立させるように適合され、該第1のコール接続は、該WANを経由せずに該LAN内で維持され、
該1つ以上のプロセッサは、該LAN内で接続された該通信デバイスとの通信を継続するために、コールアンカ移行条件に応じて、該WLAN無線インターフェースを使用して該WLANを介して第2のコールの第2のコール接続を確立させるように適合され、該第2のコール接続は、WANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを経由する、移動通信デバイス。
(項目14)
上記1つ以上のプロセッサは、上記第2のコールの第2のコール接続を、上記通信を継続するために上記第1のコールの第1のコール接続と置換えさせるようにさらに適合される、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目15)
上記1つ以上のプロセッサは、無線ハンドオーバ条件の識別に応じて、上記移動通信デバイスが、上記WLANとの通信用の上記WLAN無線インターフェースの利用から、上記WWANとの通信用の上記WWAN無線インターフェースの利用へ切り替えるために、無線ハンドオーバを引き起こさせるようにさらに適合される、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目16)
上記1つ以上のプロセッサは、上記第2のコールの第2のコール接続を、上記通信を継続するために、上記第1のコールの第1のコール接続と置換えさせ、無線ハンドオーバ条件の識別に応じて、上記移動通信デバイスが、上記WLANとの通信用の上記WLAN無線インターフェースから、上記WWANとの通信用の上記WWAN無線インターフェースの使用へ切り替えるために、無線ハンドオーバを引き起こさせるようにさらに適合される、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目17)
上記コールアンカ移行条件は、上記WLANとの信号強度が所定のしきい値を下回る条件を含む、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目18)
上記1つ以上のプロセッサは、上記第1の通信デバイスおよび上記第2の通信デバイスのいずれもが上記LAN内に接続されていることを識別し、上記第1のコールの第1のコール接続が、上記識別に基づいて、上記WANを経由せずに該LAN内で確立され維持されるようにさらに適合される、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目19)
上記WWANアクセス・ゲートウェイは、アンライセンスト・ネットワーク・アクセス(UNA)コントローラ(UNC)を含む、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目20)
上記WWANアクセス・ゲートウェイは、汎用アクセス・ネットワーク・コントローラ(GANC)を含む、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目21)
上記WLANおよびWWANは、ブルートゥース(登録商標)ベースのネットワーク、IEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワーク、およびセルラー電気通信ネットワークから構成されるリストから選択されるネットワークを含む、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目22)
上記WLANはIEEE 802.11ベースのネットワークを含み、上記WWANはセルラー電気通信ネットワークを含む、項目13に記載の移動通信デバイス。
(項目23)
LANの無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)とWANの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の通信動作を切り替えるように適合されたネットワーク・コンポーネントであって、該ネットワーク・コンポーネントは、
1つ以上のプロセッサを備え、
該1つ以上のプロセッサは、いずれも該LAN内に接続されている第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で第1のコールの第1のコール接続を確立させるように適合され、該第1のコール接続は、該WANを経由せずに該ネットワーク・コンポーネントを通して該LAN内で維持され、
該1つ以上のプロセッサは、該通信を継続するために、コールアンカ移行条件を識別することに応じて、いずれも該LAN内に接続されている該第1の通信デバイスと該第2の通信デバイスとの間で、第2のコールの第2のコール接続を確立させるように適合され、該第2のコール接続は、WANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを通して該ネットワーク・コンポーネントから経由する、ネットワーク・コンポーネント。
(項目24)
上記1つ以上のプロセッサは、上記第2のコールの第2のコール接続を、上記通信を継続するために上記第1のコールの第1のコール接続に置換えさせるようにさらに適合される、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目25)
上記1つ以上のプロセッサは、無線ハンドオーバ条件の識別に応じて、上記第1の通信デバイスが上記WLANとの通信用のWLAN無線インターフェースの利用から、上記WWANとの通信用のWWAN無線インターフェースの利用へ切り替えるように、上記第1の通信デバイスのために無線ハンドオーバを引き起こさせるようにさらに適合される、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目26)
上記1つ以上のプロセッサは、上記第2のコール接続が、上記第1の通信デバイスのために、上記WLANと上記WWANとの間に無線ハンドオーバを引き起こさせずに行われるように確立されるようにさらに適合される、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目27)
上記コールアンカ移行条件は、上記WLANと、WLAN無線インターフェースを有する上記第1の通信デバイスとの間の信号強度が所定のしきい値を下回る条件を含む、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目28)
上記1つ以上のプロセッサは、上記第1の通信デバイスおよび上記第2の通信デバイスのいずれもが上記LAN内に接続されているか否かを識別し、上記第1のコールの上記第1のコール接続が、該第1の通信デバイスおよび該第2の通信デバイスのいずれもが該LAN内に接続されていることの識別に基づいて、上記WANを経由せずに該LANを通って確立され維持されるようにさらに機能する、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目29)
上記WANアクセス・ゲートウェイは、アンライセンスト・ネットワーク・アクセス(UNA)コントローラ(UNC)を含む、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目30)
上記WANアクセス・ゲートウェイは、汎用アクセス・ネットワーク(GAN)コントローラ(GANC)を含む、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目31)
上記WLANおよびWWANは、ブルートゥース(登録商標)ベースのネットワーク、IEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワーク、およびセルラー電気通信ネットワークから構成されるリストから選択されるネットワークを含む、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目32)
上記LANのIP PBXを含む、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
(項目33)
上記第2の通信デバイスは、上記WLANとの通信のためにWLAN無線インターフェースを全く利用せずに動作する、VoIP、PBX、またはPSTN通信デバイスのうちの1つを含む、項目23に記載のネットワーク・コンポーネント。
ここで添付の図面を参照して、本発明の実施形態を例として説明する。
本開示によれば、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)内で動作するWH間の企業内無線ハンドセット(WH)のコールは、セルラー・ネットワーク(CN)を経由せずに、そのLAN内のみで維持されるコール接続を介して直接WH間で確立される。これは、企業内のコールがCNを通ってコールを発して維持するコストをなくし、さらに企業の電気通信機器で使用可能な機能を使えるようにする。完全な垂直ハンドオーバ(VHO)が必要とされると思われる可能性が高い場合およびそのようなときに、トリガ条件が検出されると、そのLAN内のWH間のコール接続はCNを経由するものに切り替えられる。その後、無線ハンドオーバ条件が検出されると、(あれば)VHOが発生するであろう。
特に、2つのWH(例えば、WH1およびWH2)は、最初は企業WLANカバレッジ内で動作しており、それぞれがIEEE 802.11のアクセス・ポイント(AP)に関連付けられている。WH1とWH2との間で企業内電話がかけられると、そのコールはLANを通って2つのWH間で直接確立され維持される。このコールは、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:SIP)のシグナリングを利用するボイス・オーバーIP(Voice over IP:VoIP)であってもよい。VoIPセッション用のリアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)メディア・ストリームは、企業から出ずに企業LANインフラストラクチャを通ってWH間を移動する。コール用のすべてのシグナリングは、企業の電気通信インフラストラクチャ内で行われる。WH1とWH2との間のWLAN無線インターフェースは、このVoIPコールに利用され、CNはこの時点ではコールに関わらない。
しばらくすると、WH1はWLAN無線カバレッジの外へ移動し始める。WH1−APリンクが十分に低下するか、他の適切な条件が発生すると、直接の企業内音声接続は、CNを経由する新しい接続に切り替えられる。これは、例えば汎用アクセス・ネットワーク(Generic Access Network:GAN)すなわちアンライセンスト・モバイル・アクセス(UMA)テクノロジを利用し、UMAネットワーク・コントローラ(UMA Network Controller:UNC)、GANコントローラ(GAN Controller:GANC)の類であるか、これらの類を含んでいてもよいCNのセルラー・アクセス・ゲートウェイを使用することによって行われる。このコールまたは接続の切り替えをトリガするイベントは、接続切り替えトリガ(connection replacement trigger:CRT)、あるいはネットワーク・アンカリング・ハンドオーバ条件と称されてもよい。よって、CRTが検出されると、WH1とWH2との間のLANを通る直接接続は、シームレスにCNを経由する接続に切り替えられる。特に、WH1に関係するCRTが検出されると、WH1は、CNのセルラー・アクセス・ゲートウェイを使用してCNを経由する、WH2への新しい音声コールを開始する。これは、現在のWH1−WH2 WLANの音声コールを維持したまま行われる。新しい接続設定は、CNを通って伝搬し、新しい「無声」着信VoIPコールとして、WH2にそのWLAN無線インターフェースを通って到達する。WH2は、(例えば、INVITEを伝えるSIPのコンテンツを介して)着コールが移行の目的のためWH1からであることを認識し、コールを静かに受け付ける。
新しいVoIPコールが確立されると、2つの並列したコールがWH1とWH2との間でそれらのWLAN無線インターフェースを通ってWLAN内にて進行する。次いでコールは、シームレスな接続移行のために共にカンファレンス(conferenced)されるか、マージされる。ここでは最初のコール/接続はドロップされるであろう。このコール/接続切り替えは、WH1およびWH2のエンド・ユーザーには見えないことが好ましいことに留意されたい。これでこのコールは、CNを経由し、CNのセルラー・アクセス・ゲートウェイ(すなわち、UNC)に制御される単一の接続を有するようになる。
CNのRFトラフィック・チャネル・リソースは、この時点ではまだコールに利用されていないことに留意されたい。つまりWH1およびWH2のWLAN無線インターフェースはコールに利用されるが、WH1およびWH2のセルラー無線インターフェースはコールに利用されていない。続いて、WH1(またはWH2)がWLANのカバレッジを出る場合または出るとき、CNは、WH1がWLAN内での動作からセルラー・ネットワーク・インターフェースを使用するセルラー・ネットワーク内での動作に移行するように、無線ハンドオーバを発生させる。
好ましいことに、大部分のコールは同じ企業のデバイス間で発さられるので、このようなコールではWANに関連するコストがかからない。完全なVHOが発生する確率が高い、または差し迫っているときだけ、コールはCNを通過するものに切り替えられる。コールがCNを介して切り替えられた後にVHOが発生する場合には、適切にCNを経由して、VHOの性能の利点を享受する。WH1がWLANのカバレッジ内にローミングして戻るときには逆の手順を行うことが可能だが、セルラー接続を使用してコールを完了させることも妥当であることに留意されたい。
この時点では、音声接続に対しどのくらいの非通信時間のコストをキャリアが課すかは定かではない。セルラーのRFチャネル・リソースを使用しないコールは、通常のセルラーコールの料金よりもはるかに低い料金を課されるであろう。同様に、パケットベースのシグナリングを使用して確立され伝えられるWLAN−キャリアコールは、時間ではなくキャリアのトラフィック量に基づいて請求されるであろう。これらの場合、キャリアベースの接続パスは、VHOが必要とされる前は少ない増分費用に設定されるであろう。これは、通常のVHOをトリガするのに使用されるものよりも高い企業−WLAN信号強度しきい値を設定することによって行われるだろう。このしきい値を超えると、WLAN−キャリア接続が確立される。キャリア−WLAN接続への誤トリガのコストは、キャリア−セルラー接続への誤トリガのコストよりもはるかに少ないであろう。さらにこの時点では、WLAN−キャリアコール設定に対しどのくらいのレイテンシが存在するのかも定かではない。これらの時間は、セルラー・コア・ネットワークへのシグナリング・パスが直接的なので、従来のセルラー設定レイテンシよりもかなり短くなる可能性もあり得る。接続にWLAN−キャリア・コール・レッグのみが含まれる場合は、PSTNのような外部ネットワークは含まれないので、コール設定レイテンシが短くなる。
上記の説明は、適切な改良技術によって有効になるWH間で発せられるコールを想定している。しかし、このような電話機(例えば「WH1」)と従来のレガシー電話(例えば、「P2」と称されるVoIP、PBX、またはPSTN電話)との間で発呼される場合でも、適切なネットワーク機器を追加して使用することでこの技術をさらに発展させることもできる。この追加のネットワーク機器は、例えば以下「X」と称される、適切なコール制御および切り替えをするIP−PBXまたはPSTNゲートウェイであってもよい。特に、企業内コールはXを通って発せられ、これはコールを2つのコール・レッグに分けるように構成される。コールは最初はWH1からXへ伝わり、XからP2へ伝わる。XからP2のコール・レッグは不変であり、コールの間に変わることはない。WH1がCRTを発行すると、WH1からXのコール・レッグは、WH1からCNを通ってXへ移動するコール・レッグに切り替えられる。これは2つの方法で行われるが、それはWH1がどのようにコール・レッグを作成するかによって決まる。WH1がX上にあるPSTN宛にダイアルする場合、コール・レッグはCNおよびPSTNを通ってXに移動する。WH1が企業外部のレガシー宛にダイアルする場合、コールはPBXに接続し、PBXは(IPまたはPSTNのいずれかを介して)レガシー外部デバイスに対し外部(固定)レッグを作成する。新しいコール・レッグがXに到達したら、それは新しいコール・レッグをXからP2のコール・レッグに接続する。
さらに実例を示すために、図1は無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)102と無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)104とを含む通信システム100を例示している。説明される実施形態では、WLAN102はIEEE 802.11ベースのWLANであり、WWAN104はセルラー電気通信ネットワークである。WLAN102は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)110のような通信ネットワークの一部であってもよい。この実施形態では、LAN110は、ファイアーウォールを含んでいてもよいゲートウェイ116を有する企業の企業ネットワークと称されてもよい専用通信ネットワークの一部である。LAN110とWWAN104との間の通信は、インターネット101のような広帯域IPネットワークを通って容易にされてもよい。
端末は、WLAN102の複数の無線アクセス・ポイント(AP)(例えば、AP112およびAP114)のような任意の適切な手段を通ってLAN110に接続されてもよい。このような移動通信デバイスおよび無線APは、既知のIEEE 802.11規格に従って動作する。この例では、図示されているLAN110の通信デバイス106および108の両方が、WLAN無線インターフェースとWWAN無線インターフェースとの両方を有するデュアル・モード・タイプの移動通信デバイス/無線ハンドセット(WH)である。特に、通信デバイス106は、1つ以上のプロセッサ120、WLAN無線インターフェース122、WWAN無線インターフェース124、ならびに無線インターフェース122および124に接続されたアンテナ手段125および126を有するように示されている。同様に、通信デバイス108は、1つ以上のプロセッサ128、WLAN無線インターフェース130、WWAN無線インターフェース132、ならびに無線インターフェース130および132に接続されたアンテナ手段133および134を有するように示されている。
WLAN102を含むLAN110は、自身の端末に様々なデータおよび通信サービスを提供する。例えば、LAN110は、ボイス・オーバーIP(VoIP)通信を使用して、自身の端末に音声電話通信サービスを提供してもよい。このようなサービスでは、LAN110はVoIPタイプ・サーバー118のようなサーバー、またはセッション開始プロトコル(SIP)である少なくとも1つのセッション・サーバーを利用してもよい。今日では、端末用のVoIPアプリケーションのような通信アプリケーションはSIPの使用が必要とする。SIPは、コメント要求(Request For Comments:RFC)3261のような規格文書に詳細に記載されている。
セルラー電気通信ネットワークであってもよいWWAN104は、コアWANネットワーク136、コアWANネットワーク136に接続された基地局コントローラ(BSC)138のような複数の基地局コントローラ、および関連するBSC138に接続された基地局(BS)140のような複数の基地局を含んでいてもよい。コアWANネットワーク136、BSC138、およびBS140は、大部分が従来の方法で動作する。固定電話デバイス146のような他の電話機との通話を容易にする公衆交換電話ネットワーク(PSTN)144とのインターフェースを行うために、IP構内交換機(IP PBX)コントローラまたは機器150が、LAN110に接続されてもよい。以下で説明するように、より一般的にはカンファレンシング・ゲートウェイまたはサーバーと称されてもよいIP PBXコントローラまたは機器150は、本開示の技術を容易にするために利用されてもよいネットワーク・コンポーネントの1つのタイプである。
WWAN(例えば、セルラー)アクセス・ゲートウェイ142(または、より一般的には、コール制御機器)は、WLAN102とWWAN104との間の通信切り替え操作(例えば、ローミング、ハンドオーバ)を容易にするために提供される。好ましくは、WWANアクセス・ゲートウェイ142は、汎用アクセス・ネットワーク(GAN)またはアンライセンスト・モバイルアクセス・ネットワーク(UMA)ベースのテクノロジを利用し、UMAネットワーク・コントローラ(UNC)またはその類であるか、それを含んでいてもよい。この場合、通信デバイス106および108は、GANまたはUMAタイプの性能も有効になっている。
このようなGANまたはUMAの手法は周知であり、例えば現在http://www.umatechnology.org/で利用できるように適合された公開文書に記載されている。従来の操作を説明すると、GANまたはUMAが有効なデュアル・モード操作の通信デバイス(例えば、通信デバイス106)は、通信のためにWLAN102の動作範囲内にある。接続時に、通信デバイス106は、WLAN102を介して音声サービスおよびデータ・サービス(例えば、GSMおよびGPRSサービス)へのアクセスの認証および権限を付与されるために、インターネット101を介してWWANアクセス・ゲートウェイ142(例えば、UNC)と交信する。認められた場合、コアWAN136に格納されている加入者の現在の位置情報が更新され、その時点から、通信デバイス106用のすべての音声およびデータ・トラフィックは、無線アクセス・ネットワーク(RAN)ではなくアンライセンスト・モバイル・アクセス・ネットワーク(UMAN)(すなわち、WLAN102)を介してそのデバイスに送信される。通信デバイス106がWLAN102の範囲外へ移動すると、通信デバイス106およびUNCは認可された屋外のネットワーク(すなわち、WWAN104)にローミングして戻りやすくなるように支援する。この「ローミング」手順は、通常は加入者には完全に見えないであろう。WLAN102内で動作中に通信デバイス106に対するコールが確立されると、そのコールへのコール接続はWAN136内で送信されるが、WLAN102のRFリソースが利用される。このようにして、通信デバイス106がコールの間にWLAN106の範囲外へ移動した場合、サービスも何も中断することなく、WLAN106からWWAN104へコールが自動的にハンドオーバされる。
ここで図2を参照して、WLAN(図2においてAP112で示される)とWWAN(図2において局280、282、および284を含む基地局200で示される)との両方を含む無線ネットワーク環境で動作する、典型的な移動通信デバイス106(例えば、無線ハンドセット、移動局)の電気コンポーネントを説明する。移動デバイス106は、図1の通信システム100の中で動作する1つ以上の端末を表してもよい。移動デバイス106は、他のコンピュータ・システムと通信する性能を含む、少なくとも音声通信および高度データ通信性能を有する双方向通信デバイスが好ましい。移動デバイス106によって提供される機能によって、これはデータ・メッセージング・デバイス、双方向携帯無線コール出し器、メッセージング性能のある携帯電話、無線インターネット機器、または(電話性能のある、またはない)データ通信デバイスと称されてもよい。
図2に示されているように、移動デバイス106はセルラー基地局200と無線で通信するように構成されている。セルラー基地局200との通信のため、移動デバイス106はRFトランシーバ回路を含む通信サブシステム211を利用する。通信サブシステム211は、レシーバ212、トランスミッタ214、ならびに1つ以上の(好ましくは組み込みのまたは内部の)アンテナ要素216および218、局部発振器(LO)213、デジタル信号プロセッサ(DSP)220のような関連コンポーネントを含む。通信分野の当業者ならば分かるように、通信サブシステム211の特定の設計は、移動デバイス106が動作することになる通信ネットワークによって異なる。本出願では、通信サブシステム211(関連するプロセッサ/処理コンポーネントを含む)は、GSM/GPRS規格のようなセルラーまたは他の適切なWWAN規格(すなわち、IEEE 802.11以外の規格)に従って動作する。
移動デバイス106は、必要とされたネットワーク手順が完了した後に、ネットワークを介して通信信号を送受信してもよい。ネットワークを通ってアンテナ216によって受信される信号はレシーバ212への入力であり、これは信号増幅、周波数ダウン変換、フィルタリング、チャネル選択およびその類、ならびに図2に示されるアナログ・デジタル(A/D変換)のような一般のレシーバの機能を行えばよい。受信された信号をA/D変換すると、DSP220で実行される復調および復号化のようなさらに複雑な通信機能が可能になる。同様に、送信される信号は、例えばDSP220によって変調および符号化を含む処理をされる。これらの処理済信号は、デジタル・アナログ(D/A)変換、周波数アップ変換、フィルタリング、増幅、およびネットワークを通ってアンテナ218を介して送信のための、トランスミッタ214への入力である。DSP220は、通信信号を処理するだけではなく、レシーバおよびトランスミッタの制御も提供してもよい。レシーバ212およびトランスミッタ214は、図示されているような2つの個別の専用アンテナ216および218を有する代わりに、アンテナ・スイッチ(図2に図示せず)を使用して、1つ以上のアンテナを共有してもよい。
移動デバイス106は、WLANとの通信のため、IEEE 802.11規格のような適切なWLAN規格に従って動作するRFトランシーバ回路を含む通信サブシステム291も有する(例えば、図2においてAP112によって示される)。通信サブシステム291は、通信サブシステム211に構造および機能面で同様であり、ここではDSP220はベースバンド(BB)およびメディア・アクセス・コントロール(MAC)モジュールと称される処理モジュールに換えられてもよい。移動デバイス106は、これらの目的のため別個の独立したサブシステムを有していてもよいが、それ以外の場合、可能であれば、これらの異なるサブシステムの少なくともいくつかの部分またはコンポーネントが共有されてもよい。移動デバイス106は、セルラー・ネットワーク・インターフェース規格(例えば、GSM/GPRS規格)、およびIEEE 802.11規格の両方に従って動作するので、「デュアル・モード」移動デバイスと称されてもよい。
移動デバイス106は、ハンドヘルドの携帯用電池式デバイスであってもよいので、1つ以上の充電可能電池256を収容するバッテリ・インターフェース254も含む。このような電池256は、移動デバイス106内の、すべてではない場合ほとんどの電気回路に電力を供給し、バッテリ・インターフェース254は機械的および電気的接続をそれに提供する。バッテリ・インターフェース254は、調整電圧V+をすべての回路に提供するレギュレータ(図2に図示せず)に接続される。
移動デバイス106は、移動デバイス106の全体の動作を制御するマイクロプロセッサ238(プロセッサまたはコントローラの1つのタイプ)を含む。この制御は、本出願のコールの移行技術を含む。少なくともデータ通信および音声通信を含む通信機能は、通信サブシステム211を通って行われる。マイクロプロセッサ238は、ディスプレイ222、フラッシュ・メモリ224、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)226、補助入出力(I/O)サブシステム228、シリアル・ポート230、キーボード232、スピーカ234、マイクロフォン236、短距離通信サブシステム240、および全体として242で示される他の何らかのデバイス・サブシステムのような、追加のデバイス・サブシステムとも情報交換する。図2に示されるサブシステムのいくつかは、通信関連の機能を行い、他のサブシステムは「固有の(resident)」またはオンデバイスの機能を提供してもよい。とりわけ、例えばキーボード232およびディスプレイ222のようなサブシステムのいくつかが、通信ネットワークでの送信用のテキスト・メッセージの入力など通信関連の機能、および計算機またはタスク・リストのようなデバイス固有の機能に使用されてもよい。マイクロプロセッサ238によって使用されるオペレーティング・システムは、フラッシュ・メモリ224のような永久記憶装置に格納されるのが好ましく、これは代わりにリード・オンリー・メモリ(ROM)または同様の記憶エレメント(図示せず)であってもよい。オペレーティング・システム、特定のデバイスのアプリケーション、またはそれらの一部は、一時的にRAM226のような揮発性記憶装置にロードされてもよいことは、当業者ならば分かるだろう。
マイクロプロセッサ238は、そのオペレーティング・システム機能に加え、移動デバイス106上のソフトウェアを実行できることが好ましい。少なくともデータ通信および音声通信アプリケーションを含む基本的なデバイス動作を制御するアプリケーションの所定のセットは、通常、製造時に移動デバイス106にインストールされる。移動デバイス106にロードされ得る好ましいアプリケーションは、電子メール、カレンダ・イベント、音声メール、アポイントメント、およびタスク・アイテムのような、これらに限定されない、ユーザーに関するデータ項目を整理し、管理する能力を持つパーソナル情報マネージャ(PM)アプリケーションであってもよい。当然、1つ以上のメモリ記憶装置を移動デバイス106上で使用でき、PIMデータ項目および他の情報の格納を容易にするために、インターフェース264を介して接続された加入者識別モジュール(SIM)またはその類のようなメモリ256が使用される。
PIMアプリケーションは、無線ネットワークを介してデータ項目を送受信する性能を有していることが好ましい。好適な実施形態では、PIMデータ項目は、無線ネットワークを介して、ホスト・コンピュータ・システムに格納される、および/またはホスト・コンピュータ・システムに関連する、無線デバイスのユーザーの対応するデータ項目に、シームレスに統合、同期、および更新されるため、このような項目に関して、移動デバイス106上にミラーされたホスト・コンピュータを作成する。これは、ホスト・コンピュータ・システムが無線デバイスのユーザーの職場のコンピュータ・システムである場合に特に有利である。さらなるアプリケーションが、ネットワーク、補助入出力システム228、シリアル・ポート230、短距離通信サブシステム240、または他の何らかの適切なサブシステム242を通じて移動デバイス106上にロードされ、マイクロプロセッサ238によって実行されるために、ユーザーによってRAM226、または好ましくは不揮発性記憶装置(図示せず)にインストールされてもよい。このようにアプリケーションのインストールに柔軟性があると、移動デバイス106の機能性を高め、拡張されたオンデバイス機能、通信関連機能、およびその両方を提供できる。例えば、安全な通信アプリケーションは、移動デバイス106を使用して行われる電子商取引およびそのような金融取引が可能になるであろう。
データ通信モードでは、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、またはwebページのダウンロードのような受信信号が、通信サブシステム211によって処理され、マイクロプロセッサ238へ入力されることになる。マイクロプロセッサ238は、さらにディスプレイ222、あるいは補助入出力デバイス228へ出力する信号を処理することが好ましい。移動デバイス106のユーザーは、例えばディスプレイ222および場合によっては補助入出力デバイス228とともにキーボード232を使用して、電子メール・メッセージのようなデータ項目を作成してもよい。キーボード232は、完全な英数字キーボード、および/または電話タイプのキーパッドであることが好ましい。これらの作成された項目は、通信サブシステム211を通って、通信ネットワークにて送信されればよい。音声通信についても、移動デバイス106の全体の動作は、受信信号がスピーカ234に出力され、送信用信号がマイクロフォン236によって生成される以外は、ほぼ同様である。音声メッセージ録音サブシステムのような、代替的な音声またはFOサブシステムが、移動デバイス106に実装されてもよい。音声またはオーディオ信号出力は、主としてスピーカ234を通じて行われることが好ましいが、ディスプレイ222を使用して発呼者の識別、音声コールの通話時間、またはいくつかの例のような他の音声コール関連の情報の表示を提供してもよい。
図2のシリアル・ポート230は、通常パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)タイプの通信デバイスに実装される。これは任意であるが、ユーザーのデスクトップ・コンピュータとの同期が望ましいコンポーネントである。シリアル・ポート230は、外部デバイスまたはソフトウェア・アプリケーションを通じてユーザーが好みを設定できるようにし、移動デバイス106に対し情報またはソフトウェア・ダウンロードを無線通信ネットワーク以外を通じて提供することによって、移動デバイス106の性能を拡張する。別のダウンロード・パスは、例えば、直接的であり故に確実で信頼性のある接続により、符号化キーを移動デバイス106にロードするために使用され、結果安全なデバイス通信を提供できる。図2の短距離通信サブシステム240は、移動デバイス106と必ずしも同様のデバイスでなくもよい、別のシステムまたはデバイスとの間の通信用に提供されるさらなる随意のコンポーネントである。例えば、システム240は、赤外線デバイスならびに関連回路およびコンポーネント、または同様に有効なシステムおよびデバイスとの通信用に提供されるブルートゥース(登録商標)通信モジュールを含んでいてもよい。ブルートゥース(登録商標)は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標である。
特定の移動デバイス106を説明したが、任意の適切な移動通信デバイスまたは端末が、以下でさらに十分に説明される本発明の方法および装置の一部であってもよい。
先に背景の項目の中で説明したように、セルラー・ネットワーク・アンカリング(CNA)を使用すると、コールが発せられたときに、移動通信デバイスに対して/移動通信デバイスからかけられるすべての企業内電話がセルラー・ネットワーク(CN)を経由しなければならない。これには、コールの間にしばらくしてから垂直ハンドオーバが発生する場合に必要な適切なルーティング接続を確立する必要がある。明らかなように、企業内にとどまる電話でさえも企業ユーザーが携帯電話会社に料金を請求されてしまうので、企業内電話をかけることはさらに費用がかかると予想される。自分の管理する電気通信インフラストラクチャおよびWLANインフラストラクチャに投資した企業顧客は、自分のネットワークの使用に対してキャリアに支払いをするのは気が進まないであろう。さらに、すべてのコールがCNを通るように強いられれば、企業のインフラストラクチャで使用可能な拡張機能を十分に活用することができなくなるだろう。
本開示によれば、2つ移動通信デバイスまたは無線ハンドセット(WH)(例えば、WH1およびWH2)は、最初は企業WLANカバレッジ内で動作しており、それぞれがIEEE 802.11のアクセス・ポイント(AP)に関連付けられている。WH1とWH2との間で企業内電話がかけられると、そのコールはLANを通って2つのWH間で直接確立され維持される。このコールは、セッション開始プロトコル(SIP)のシグナリングを使用するボイス・オーバーIP(VoIP)であってもよい。VoIPセッション用のリアルタイム転送プロトコル(RTP)メディア・ストリームは、企業から出ずに企業LANインフラストラクチャを通ってWH間を移動する。コール用のすべてのシグナリングは、企業の電気通信インフラストラクチャ内で行われる。WH1およびWH2の両方のWLAN無線インターフェースは、このVoIPコールに利用され、CNはこの時点ではコールに関わらない。しばらくすると、WH1はWLAN無線カバレッジの外へ移動し始める。WH1−APリンクが十分に低下すると、直接の企業内音声接続は、CNを経由する新しい接続に切り替えられる。これは、例えば汎用アクセス・ネットワーク(GAN)またはアンライセンスト・モバイル・アクセス(UMA)テクノロジを利用し、例えばUMAネットワーク・コントローラ(UNC)であるか、これを含んでいてもよいCNのセルラー・アクセス・ゲートウェイを使用することによって行われる。このコールまたは接続の切り替えをトリガするイベントは、接続切り替えトリガ(CRT)、あるいはネットワーク・アンカリング・ハンドオーバ条件と称されてもよい。よって、CRTが検出されると、WH1とWH2との間のLANを通る直接接続は、CNを経由する接続にシームレスに切り替えられる。特に、WH1に関係するCRTが検出されると、WH1は、CNのセルラー・アクセス・ゲートウェイを介してCNを経由する、WH2への新しい音声コールを開始する。これは、現在のWH1−WH2 WLANの音声コールを維持したまま行われる。新しい接続設定は、CNを通って伝搬し、新しい「無声」着信VoIPコールとして、WH2にそのWLAN無線インターフェースを通って到達する。WH2は、(例えば、INVITEを伝えるSIPのコンテンツを介して)着コールが移行の目的のためにWH1からであることを認識し、コールを静かに受け付ける。
新しいVoIPコールが確立されると、2つの並列したコールがWLAN内のWH1とWH2との間でそれらのWLAN無線インターフェースを通って進行する。次いでコールは、シームレスな接続移行のために共にカンファレンスされるか、マージされる。ここでは最初のコール/接続はドロップされるであろう。このコール/接続切り替えは、WH1およびWH2のエンド・ユーザーには見えないことが好ましいことに留意されたい。これでこのコールは、CNを経由し、CNのセルラー・アクセス・ゲートウェイ(例えば、UNC)に制御される単一の接続を有するようになる。
CNのRFトラフィック・チャネル・リソースは、この時点ではまだコールに利用されていないことに留意されたい。つまりWH1およびWH2のWLAN無線インターフェースはコールに利用されるが、WH1およびWH2のセルラー無線インターフェースはコールに利用されていない。続いて、WH1(またはWH2)がWLANのカバレッジを出る場合または出るとき、CNは、WH1がWLAN内での動作からセルラー・ネットワーク・インターフェースを使用するセルラー・ネットワーク内での動作に移行するように、無線ハンドオーバを発生させる。
好ましいことに、大部分の企業内のコールは同じ企業内でだけ維持されてもよいので、このようなコールではWANに関連するコストがかからない。完全なVHOが起こりそうなときだけ、コールはCNを通過するものに切り替えられる。コールがCNを介して切り替えられた後にVHOが発生する場合には、適切にCNを経由して、VHOの性能の利点を享受する。WH1がWLANのカバレッジ内にローミングして戻るときには逆の手順を行うことが可能だが、セルラー接続を使用してコールを完了させることも妥当であることに留意されたい。
図3は、通信デバイス間の音声コール(例えば、VoIPコール)のようなコールのために、WLANとWWANとの間の通信動作を切り替える方法を説明するフローチャートである。明らかなように、本開示の実施形態は、WLANがIEEE 802.11ベースのネットワークであり、WWANがセルラー電気通信ネットワークである特定の例を対象としている。しかし、WLANおよびWWANは、特定のWLANネットワークが特定のWWANネットワークに比べて小さい領域をカーバーしていれば、それらのネットワークとは別のネットワークであってもよい。特に、例えば、ネットワークのうち一方がブルートゥース(登録商標)ベースのネットワークであり、他方がセルラー・ネットワークまたはIEEE 802.11ベースのネットワークであってもよい。さらに、例えば、ネットワークのうち一方がWiMAXネットワークであり、他方がセルラー・ネットワークまたはIEEE 802.11ベースのネットワークであってもよい。
図3のフローチャートは、図3のフローチャートについて図4〜7に順に示されるシステム図と組み合わせて説明される。図3のフローチャートを詳細に説明する前に、図4〜7の概要を示す。図4〜7に示される例は、いずれの通信デバイスも、WLAN無線インターフェースとWWAN無線インターフェースとの両方を有するデュアル・モード・タイプの移動体通信デバイスであること想定しているが、1つの通信デバイスだけがこのようなデュアル・モード・デバイスであればよい。簡潔に言うと、図4では、LAN110内で接続された通信デバイス106と108との間の最初のコールは、LAN110外ではなく(すなわち、WAN136を通らず)、LAN110内を経由するコール接続402を持つ。この例では、通信デバイス106および108は、それらのWLAN無線インターフェース122および130をそれぞれ使用して、WLAN102を介してLAN110内で接続される。図5では、次の並行するコールが、WAN136を経由してWWANアクセス・ゲートウェイ142(例えば、UNC)を通るコール接続402とともに、LAN110内の通信デバイス106と108との間で確立されるコールアンカ移行条件が検出される。通信デバイス106および108は、引き続き自身のWLAN無線インターフェース122および130をそれぞれ利用して、両方のコールを維持する。図6では、次のコールが最初のコールとカンファレンスまたはマージされ、最初のコールがドロップされている。図7では、通信デバイス106のためのWLAN102のRFリソースからWWAN104のRFリソースへのハンドオーバをトリガする、無線ハンドオーバ条件が検出される。その後、通信デバイス106は、WLAN無線インターフェース122の代わりに、自身のWWAN無線インターフェース124を利用する。
ここで、図4〜7と組み合わせて、図3のフローチャートに関してさらに詳しく説明する。図3の方法は、通信デバイスおよび/または適切なネットワーク・コンポーネントによって行われてもよく、ならびに/もしくはコンピュータ読み取り可能媒体(例えば、メモリ)と、コンピュータ読み取り可能媒体に格納され1つ以上のプロセッサ(すなわち、通信デバイスまたはネットワーク・コンポーネントまたはサーバー)によって実行可能なコンピュータ命令とを含む、コンピュータ・プログラム製品に具現化されてもよいことに留意されたい。
図3の開始ブロック302から開始して、LAN内で接続された第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で、コール(例えば、VoIPコール)用のコール接続が確立される(図3のステップ304)。図4を参照されたい。コールのコール接続は、LANを経由するがWANを経由しない。この例では、いずれの通信デバイスも、デュアル・モード・タイプの移動通信デバイスであり、通信用にWLANとのWLAN無線インターフェースをそれぞれ利用する。
コールのために企業内コールルーティングをつくる決定は、例えば、コールが企業内であるか、他の適切なタイプのコールであるかについての知識を持っている、コールを開始するネットワーク・コンポーネントまたは通信デバイスによって行われる。これは、一般的に第1および第2の通信デバイスの両方がLAN110内に接続されているかどうかを識別し、第1および第2の通信デバイスの両方がLAN110内に接続されていることを識別することに応じて、WANを経由せずにLANを通って確立され維持されるコールのコール接続を生じさせることによって行われる。なお、デバイスのうち1つがLAN110内で接続されていない場合には、コール接続はWANを経由する。例えば、コールを確立するコール要求が受信または表示されたら、ネットワーク・コンポーネントは、LAN内で接続された通信デバイスの識別子が格納されたリストを参照し、最初のコール要求の対象となる発呼者の識別子と格納されたリストの識別子とを比べてもよい。この識別子と格納されたリスト中の識別子の1つとが一致する場合、コール接続はLAN内のみで維持されるが、そうではない場合には、コール接続はWANを経由させられる。ただし、コール要求時に通信デバイスの1つにコールアンカ移行条件がある場合は、両方の通信デバイスがLAN内に接続されているときに、コールは最初はWANアクセス・ゲートウェイを介してWANを経由され得ることに留意されたい。
コールが確立された後、コールアンカ移行条件があるかどうかが継続してモニタされる(図3のステップ306)。一般的に、コールアンカ移行条件は、WLANからWWANへの無線ハンドオーバが必要な可能性が高い場合の通信デバイスの条件である。コールアンカ移行条件は、例えば、通信デバイスのうちの1つのWLAN無線信号の強度が(最初の)所定のしきい値を下回る条件、通信デバイスの1つに対するWLAN内のAPトリップワイヤからの(最初の)トリガ・メカニズムが検出される条件、またはWWANへの変更を望むユーザー入力が通信デバイスの1つから受信される条件など、数個の条件であってもよい。したがって、この情報は、処理を制御すると思われる通信デバイスに知らさればよい。ステップ306でモニタされたコールアンカ移行条件は、コールの期間は発生し得ないことは留意されたい。
一方、ステップ306で識別されたコールアンカ移行条件の識別に応じ、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間に別のコール用のコール接続が確立される(図3のステップ308)。図5を参照されたい。この新しいコールが確立される一方で、最初のコール接続も維持されている。特に、この新しいコール用のコール接続は、WANのWWANアクセス・ゲートウェイ(例えば、UNC)を介してWANを経由する。これで、コールまたはコール接続がWAN内にアンカされていると言ってもよい。第1および第2の通信デバイスのWLAN無線インターフェースは、今も引き続き両方のコールに使用されていることに留意されたい。明らかなように、コールアンカ移行は、WLANとWANとの間の無線チャネルの(垂直)無線ハンドオーバがなくても発生し得る。コールアンカ移行条件を検出する、またはそうでない場合コールアンカ移行条件を識別する通信デバイスは、コールが実際にWANを通る外部のコールであるべきことを決定することで、この新しいコールを開始するデバイスであることが好ましい。続いて、最初のコール/接続のドロップに続いて、両方の接続/コールは、共にカンファレンスされるか、マージされ、通信のシームレスな接続移行を提供してもよい。よって、次のコールの次のコール接続が、最初のコールの最初のコール接続に取って代わる。図6を参照されたい。これらの技術は、コールに関わる各通信デバイスで行われる。
図3のステップ304に関連して発せられた最初のコールは、コールの開始時にコールアンカ移行条件がある場合、最初にWANアクセス・ゲートウェイを介してWANを経由してもよいことは留意されたい。この場合、最初のコールのコール接続は、WANアクセス・ゲートウェイを介してWANを通って確立され、この技術は図3のステップ312を再開する。
次に、(垂直)無線ハンドオーバ条件があるかどうかが継続してモニタされる(図3のステップ312)。(垂直)無線ハンドオーバ条件は、例えば、通信デバイスのうちの1つのWLAN無線信号の強度が(第2の)所定のしきい値を下回る条件、通信デバイスのうちの1つのためのWLAN内のAPトリップワイヤからの(第2の)トリガ・メカニズムが検出される条件など、数個の条件であってもよい。ステップ312でモニタされた無線ハンドオーバ条件は、コールの期間は発生し得ないことは留意されたい。
一方で、ステップ312での無線ハンドオーバ条件の識別に応じて、通信デバイスのために、通信デバイスがWLANとのWLAN無線インターフェースの利用からWWANとのWWAN無線インターフェースの利用へ切り替わるような無線ハンドオーバが発生する(図3のステップ314)。図7を参照されたい。通信デバイス106とWWAN104との間のWWAN無線接続部702が、通信デバイス106とWLAN102との間の以前にあったWLAN無線接続部に取って代わる。通信デバイスのWLAN無線インターフェースはもはや利用されず、低電力モードにされるか、電源が停止されてもよい。
図8〜11は、通信デバイス108が従来の動作を有するレガシー・デバイスである本発明の変形である、図3のフローチャートに従って順に示される通信システム100の図である。この例では、通信デバイス108は、WWAN/セルラー無線機能を持たない従来のWLAN移動通信デバイスである。
図8では、LAN110内で接続された通信デバイス106と108との間の最初のコール(例えば、VoIPコール)は、LAN110外ではなく(すなわち、WANを通らず)、LAN110のIP PBX150を介してLAN110内を経由するコール接続を持つ。図8に示されるコール接続は、特に、通信デバイス106からIP PBX150のコール接続部分802aと、通信デバイス108からIP PBX150のコール接続部分802bとの2つのコール接続部分を有する。この時点では、WLAN無線インターフェース122および130の両方が通信デバイス106および108によって利用されている。
コールのために企業内コールルーティングをつくる決定は、例えば、コールが企業内であるか、他の適切なタイプのコールであるかについての知識を持っている、コールを開始するネットワーク・コンポーネント(例えば、IP PBX150)または通信デバイスによって行われる。これは、一般的に通信デバイス106および108の両方がLAN110内で接続されているかどうかを識別し、通信デバイス106および108の両方がLAN110内で接続されていることを識別したことに応じて、WAN136を経由せずにLAN110を通って確立され維持されるコールのコール接続を生じさせることによって行われる。なお、そうではなく、デバイス106および108のうち1つがLAN110内に接続されていない場合には、コール接続はWAN136を経由する。
1つの特定の実施形態では、コールを確立するコール要求が受信または表示されたら、ネットワーク・コンポーネント(例えば、IP PBX150)は、LAN110内で接続された通信デバイスの識別子が格納されたリストを参照し、最初のコール要求の対象となる発呼者の識別子と格納されたリストの識別子とを比べてもよい。この識別子と格納されたリスト中の識別子の1つとが一致する場合、図8に関して説明したようにコール接続はLAN110内で維持されるが、そうではない場合には、コール接続はWAN136を経由させられる。ただし、コール要求時に通信デバイス106および108のうち少なくとも1つにコールアンカ移行条件がある場合は、両方の通信デバイス106および108がLAN内で接続されているとき、コールは最初はWANアクセス・ゲートウェイ142を介してWAN136を経由され得ることに留意されたい。
図9では、通信デバイス108のために、通信デバイス106とIP PBX150との間で確立される次のコールをトリガするコールアンカ移行条件が検出される。この新しいコールが確立される一方で、最初のコール接続も維持されている。特に、この新しいコール用のコール接続は、WWANアクセス・ゲートウェイ142(例えば、UNC)を介してWAN136を経由する。これで、コールまたはコール接続がWAN内でアンカされていると言ってもよい。第1および第2の通信デバイスのWLAN無線インターフェースは、今も引き続き両方のコールに使用されている。明らかなように、コールアンカ移行は、WLANとWANとの間の無線チャネルの(垂直)無線ハンドオーバがなくても発生し得る。
コールアンカ移行条件を検出する、またはそうでない場合コールアンカ移行条件を識別する、ネットワーク・コンポーネントまたは通信デバイスは、コールが実際にWAN136を通る外部のコールであるべきことを決定することで、この新しいコールを開始するデバイスであることが好ましい。一般的に、コールアンカ移行条件は、WLANからWWANへの無線ハンドオーバが必要になり可能性が高い通信デバイスの条件である(それらの例は先に挙げられている)。ただし、このコールアンカ移行条件は、コールの期間は発生し得ないことは留意されたい。
図10では、次のコールのコール接続902がIP PBX150にて最初のコールのコール接続部分とカンファレンスされるか、マージされることが示されている。これは、通信デバイス106と108との間のシームレスな接続移行を提供する。最初のコールのコール接続部分802a(図8)は、図10に示されるようにドロップされるだろう。
図11では、通信デバイス106のためのWLAN102のRFリソースからWWAN104のRFリソースへのハンドオーバをトリガする無線ハンドオーバ条件が検出される。したがって、通信デバイス106とWWAN104との間のWWAN無線接続部1102が、通信デバイス106とWLAN102との間の以前にあったコール用のWLAN無線接続部に取って代わる。これは、通信デバイス106とWLAN102との間の信号強度が所定のしきい値を下回るか、他の何らかの適切な理由のときに行われる。ただし、この無線ハンドオーバ条件は、コールの期間は発生し得ないことは留意されたい。
好ましいことに、大部分の企業内のコールが企業のWLAN内でだけ確立されるので、このようなコールではキャリア・ネットワーク料金が発生しない。完全な垂直ハンドオーバが発生しそう、または差し迫っているときだけ、コールはキャリアのネットワークを通過するものに切り替えられる。コールがキャリアのネットワークを通るものに切り替えられた後に垂直ハンドオーバが発生する場合には、適切にキャリアのネットワークを経由して、改善された性能の利点を享受する。
このように、LANの無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)とWANの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の通信動作切り替えに使用する方法および装置を説明した。通信用の第1のコールの第1のコール接続は、いずれもLAN110内で接続された第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で確立される。第1のコール接続は、WANを経由せずにLAN内で維持される。コールアンカ移行条件に応じて、通信を続けるための第2のコールの第2のコール接続が、いずれもLAN内で接続された第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で確立される。第2のコール接続は、WANアクセス・ゲートウェイを介してWANを経由する。第2のコールの第2のコール接続が、続いてコールを継続するために第1のコールの第1のコール接続に取って代わればよい。コールアンカ移行条件は、例えば、WLANとWLAN無線インターフェースを有する第1の通信デバイスとの間の信号強度が所定のしきい値を下回る条件であってもよい。
第2のコール接続は、WLANとWWANとの間の無線ハンドオーバを発生させなくても確立されることは留意されたい。しかし、次の無線ハンドオーバ条件の識別に応じて、第1の通信デバイスがWLANとの通信用のWLAN無線インターフェースの利用から、WWANとの通信用のWWAN無線インターフェースの利用へ切り替えるように、第1の通信デバイスのために無線ハンドオーバが行われる。
WWANアクセス・ゲートウェイは、アンライセンスト・ネットワーク・アクセス(UNA)コントローラ、または汎用アクセス・ネットワーク(GAN)コントローラ(GANC)であってもよい。WLANおよびWWANは、ブルートゥース(登録商標)ベースのネットワーク、IEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワーク、およびセルラー電気通信ネットワークのような異種のネットワークであってもよい。1つの好適な実施形態では、WLANはIEEE 802.11ベースのネットワークであり、WWANはセルラー電気通信ネットワークである。第2の通信デバイスは、WLANとの通信にWLAN無線インターフェースを全く利用せずに動作する、VoIP、PBX、またはPSTN通信デバイスのうちの1つであってもよい。
この技術は、コンピュータ読み取り可能媒体と、コンピュータ読み取り可能媒体に格納された方法を実行するコンピュータ命令とを含むコンピュータ・プログラム製品に具現化されてもよい。この技術はさらに、1つ以上のプロセッサ、WLANを介して通信するように構成されるWLAN無線インターフェース、およびWWANを介して通信するように構成されるWWAN無線インターフェースを有する移動通信デバイスに具現化されてもよい。
本発明の(カンファレンシング・ゲートウェイまたはサーバーのような、IP PBXのような)ネットワーク・コンポーネントは、LANの無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)とWANの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の通信動作を切り替えるように構成されており、このネットワーク・コンポーネントは、通信用の第1のコールの第1のコール接続が、いずれもLAN内で接続された第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で確立されるように構成される1つ以上のプロセッサを含む。第1のコール接続は、WANを経由せずにネットワーク・コンポーネントを通ってLAN内で維持される。1つ以上のプロセッサはさらに、コールアンカ移行条件の識別に応じて、通信を続けるための第2のコールの第2のコール接続が、いずれもLAN内で接続された第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で確立されるように構成されている。第2のコール接続は、WANアクセス・ゲートウェイを介してWANを通ってネットワーク・コンポーネントから経由される。
本出願の上記の実施形態は、例を意図するに過ぎない。本開示の実施形態は、WLANがIEEE 802.11ベースのネットワークであり、WWANがセルラー電気通信ネットワークである特定の例を対象とした。しかし、WLANおよびWWANは、WLANタイプのネットワークがWWANタイプのネットワークに比べて小さい領域をカーバーするのであれば、それらのネットワークとは別のネットワークであってもよい。特に、例えば、ネットワークのうち一方がブルートゥース(登録商標)ベースのネットワークであり、他方がセルラー・ネットワークまたはIEEE 802.11ベースのネットワークであってもよい。さらに、例えば、ネットワークのうち一方がWiMAXネットワークであり、他方がセルラー・ネットワークまたはIEEE 802.11ベースのネットワークであってもよい。当業者は、本出願の範囲から逸脱することなく特定の実施形態を変更、改変、および変形してもよい。特許請求の範囲に挙げられる本願明細書に記載の発明は、技術についてのすべての適切な変更を対象とし包含するものとする。
図1は、(IEEE 802.11ベースの無線ネットワークのような)無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)と(セルラー電気通信ネットワークのような)無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)とを含む通信システムを示す図である。 図2は、図1のWLANおよびWWANの両方において動作し得る無線通信デバイス(例えば、無線ハンドセット(WH))の概略図である。 図3は、通信デバイス間の音声コール(例えば、VoIPコール)のようなコールのために、WLANとWWANとの間の通信動作を切り替える方法を説明するフローチャートである。 図4は、図1のフローチャートに従って順に示される図1の通信システムを示し、LAN内で接続された通信デバイス間の最初のコールが、LAN外部ではなく(すなわち、WANを通らず)LANを経由するコール接続を持つ第1の状態を示す図である。 図5は、図1のフローチャートに従って順に示される図1の通信システムを示し、前の図4からの通信システムの第2の状態を示す図であって、WANを経由するコール接続を持つ通信デバイス間で次のコールの確立がトリガされるコールアンカ移行条件が検出されることを示す図である。 図6は、図1のフローチャートに従って順に示される図1の通信システムを示し、前の図5からの通信システムの第3の状態を示す図であって、次のコールが最初のコールとカンファレンスまたはマージされ最初のコールがドロップされる図である。 図7は、図1のフローチャートに従って順に示される図1の通信システムを示し、前の図6からの通信システムの第4の状態を示す図であって、通信デバイスのうちの1つのために、WLANのRFリソースからWWANのRFリソースへのハンドオーバがトリガされる無線ハンドオーバ条件が検出される図である。 図8は、通信デバイスのうちの1つが従来の動作を利用するレガシー・デバイスである別の実施形態において、図1のフローチャートに従って順に示される図1の通信システムを示す図であって、LAN内で接続された通信デバイス間の最初のコールは、LAN外部ではなく(すなわち、WANを通らず)LANを経由し、LANのIP PBXを介すコール接続を持つ第1の状態を示す図である。 図9は、通信デバイスのうちの1つが従来の動作を利用するレガシー・デバイスである別の実施形態において、図1のフローチャートに従って順に示される図1の通信システムを示し、前の図8からの通信システムの第2の状態を示す図であって、WANを経由するコール接続を持つレガシー・デバイスのために、通信デバイスとIP PBXとの間で確立される次のコールをトリガするコールアンカ移行条件が検出される図である。 図10は、通信デバイスのうちの1つが従来の動作を利用するレガシー・デバイスである別の実施形態において、図1のフローチャートに従って順に示される図1の通信システムを示し、前の図9からの通信システムの第3の状態を示す図であって、次のコールがIP PBXにて最初のコール部分の第1のコール接続部分とカンファレンスまたはマージされ、最初のコールの第2のコール接続部分がドロップされる図である。 図11は、通信デバイスのうちの1つが従来の動作を利用するレガシー・デバイスである別の実施形態において、図1のフローチャートに従って順に示される図1の通信システムを示し、前の図10からの通信システムの第4の状態を示す図であって、通信デバイスのうちの1つのために、WLANのRFリソースからWWANのRFリソースへの無線ハンドオーバがトリガされる無線ハンドオーバ条件が検出される図である。

Claims (32)

  1. LANの無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)とWANの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の通信動作の切り替えに使用する方法であって、
    該方法は、
    通信のために第1のコールの第1のコール接続が第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で確立されるようにする動作であって、該第1の通信デバイスおよび該第2の通信デバイスの両方は、LAN内で接続され、かつ、該LAN内で動作し、該第1のコール接続は、該第1の通信デバイスのWLANインターフェースと、該第2の通信デバイスWLANインターフェースとを通して、WANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを通してルーティングされることなしに、該LAN内で維持される、動作と、
    該確立された第1のコール接続の接続切り替えトリガ条件を検出したことに応答して、該LAN内で接続され、かつ、該LAN内で動作する状態を維持している該第1の通信デバイスと該第2の通信デバイスとの間で、第2のコールの第2のコール接続が確立されるようにする動作であって、該第2のコール接続は、該第1の通信デバイスのWLANインターフェースと、該第2の通信デバイスWLANインターフェースとを通して維持され、該WANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを通してルーティングされる、動作と、
    該第1の通信デバイスと該第2の通信デバイスとの間の通信を継続するために、該第2のコールの第2のコール接続が、該第1のコールの第1のコール接続と置換えられるようにする動作と
    を含む、方法。
  2. 前記確立された第2のコール接続の無線ハンドオーバ条件を検出したことに応答して、前記第1の通信デバイスに対して無線ハンドオーバを引き起こさせ、その結果、該第1の通信デバイスが、前記WLANとの通信のために該第1の通信デバイスのWLAN無線インターフェースを利用することから、前記WWANとの通信のために該第1の通信デバイスのWWAN無線インターフェースを利用することに切り替えることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のコール接続が確立されるようにする動作は、前記WLANと前記WWANとの間で無線ハンドオーバを引き起こさせることなしに行われる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記接続切り替えトリガ条件は、前記WLANと、WLAN無線インターフェースを有する前記第1の通信デバイスとの間の信号強度が所定のしきい値を下回る条件を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の通信デバイスおよび前記第2の通信デバイスの両方が前記LAN内で動作することを識別すること
    をさらに含み、
    該第1の通信デバイスおよび該第2の通信デバイスの両方が該LAN内で動作することを識別したことに応答して、前記第1のコールの第1のコール接続が、前記WANアクセス・ゲートウェイを介してルーティングさせられることなしに、該LANを通して確立させられ、かつ、該LANを通して維持させられる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記WANアクセス・ゲートウェイは、アンライセンスト・ネットワーク・アクセス(UNA)コントローラ(UNC)を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記WANアクセス・ゲートウェイは、汎用アクセス・ネットワーク・コントローラ(GANC)を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記WLANは、ブルートゥース(登録商標)ベースのネットワーク、IEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワークうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記WLANはIEEE 802.11ベースのネットワークを含み、前記WWANはセルラー電気通信ネットワークを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の通信デバイスは、前記WLANとの通信のためにWLAN無線インターフェースを全く利用せずに動作する、VoIP通信デバイス、PBX通信デバイス、またはPSTN通信デバイスのうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 請求項1に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータ読み取り可能な命令が格納されているコンピュータ読み取り可能な媒体。
  12. LANの無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)とWANの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の通信動作を切り替えるように適合された移動通信デバイスであって、
    該移動通信デバイスは、
    1つ以上のプロセッサと、
    該WLANを介して通信するように適合されたWLAN無線インターフェースと、
    該WWANを介して通信するように適合されたWWAN無線インターフェースと
    を備え、
    該1つ以上のプロセッサは、該WLAN無線インターフェースを使用して、該WLANを介して、通信デバイスとの通信のために第1のコールの第1のコール接続が確立されるようにし、その一方で、両方の通信デバイスが、LAN内で接続され、かつ、該LAN内で動作する状態を維持するように適合され、該第1のコール接続は、該通信デバイスの該WLAN無線インターフェースとWLANインターフェースとを通して、WANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを通してルーティングされることなしに、該LAN内で維持され、
    該1つ以上のプロセッサは、該確立された第1のコール接続の接続切り替えトリガ条件の検出に応答して、該LAN内で接続され、かつ、該LAN内で動作する状態を維持している該移動通信デバイスと該通信デバイスとの間で、WLAN無線インターフェースを使用して、該WLANを介して、第2のコールの第2のコール接続が確立されるようにするように適合され、該第2のコール接続は、該移動通信デバイスのWLAN無線インターフェースと、該通信デバイスWLANインターフェースとを通して維持され、該WANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを通してルーティングされ、
    該1つ以上のプロセッサは、該移動通信デバイスと該通信デバイスとの間の通信を継続するために、該第2のコールの該第2のコール接続が、該第1のコールの第1のコール接続と置換えられるようにするようにさらに適合される、移動通信デバイス。
  13. 前記1つ以上のプロセッサは、前記確立された第2のコール接続の無線ハンドオーバ条件を検出したことに応答して、無線ハンドオーバを引き起こさせ、その結果、前記移動通信デバイスが、前記WLANとの通信のために前記WLAN無線インターフェースを利用することから、前記WWANとの通信のために前記WWAN無線インターフェースを利用することに切り替えるようにさらに適合される、請求項12に記載の移動通信デバイス。
  14. 前記接続切り替えトリガ条件は、前記WLANとの信号強度が所定のしきい値を下回る条件を含む、請求項12に記載の移動通信デバイス。
  15. 前記1つ以上のプロセッサは、両方の通信デバイスが前記LAN内で動作することを識別するようにさらに適合されており、前記第1のコールの前記第1のコール接続は、該識別することに応答して、前記WANのアクセス・ゲートウェイを介してルーティングされることなしに、該LAN内で確立させられ、かつ、該LAN内で維持させられる、請求項12に記載の移動通信デバイス。
  16. 前記WANアクセス・ゲートウェイは、アンライセンスト・ネットワーク・アクセス(UNA)コントローラ(UNC)を含む、請求項12に記載の移動通信デバイス。
  17. 前記WANアクセス・ゲートウェイは、汎用アクセス・ネットワーク・コントローラ(GANC)を含む、請求項12に記載の移動通信デバイス。
  18. 前記WLANは、ブルートゥース(登録商標)ベースのネットワーク、IEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワークうちの1つを含む、請求項12に記載の移動通信デバイス。
  19. 前記WLANはIEEE 802.11ベースのネットワークを含み、前記WWANはセルラー電気通信ネットワークを含む、請求項12に記載の移動通信デバイス。
  20. LANの無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)とWANの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)との間の通信動作を切り替えるように適合されたネットワーク・コンポーネントであって、該ネットワーク・コンポーネントは、該WLAN内のゲートウェイまたは交換サーバーであり、
    該ネットワーク・コンポーネントは、
    1つ以上のプロセッサを備え、
    該1つ以上のプロセッサは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間で、通信のために第1のコールの第1のコール接続が確立されるようにするように適合され、該第1の通信デバイスおよび該第2の通信デバイスの両方は、LAN内で接続され、かつ、該LAN内で動作し、該第1のコール接続は、該第1の通信デバイスのWLANインターフェースと、該第2の通信デバイスWLANインターフェースとを通して、WANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを通してルーティングされることなしに、該ネットワーク・コンポーネントを通して該LAN内で維持され、
    該1つ以上のプロセッサは、該確立された第1のコール接続の接続切り替えトリガ条件を検出したことに応答して、該LAN内で接続され、かつ、該LAN内で動作する状態を維持している該第1の通信デバイスと該第2の通信デバイスとの間で、第2のコールの第2のコール接続が確立されるようにするように適合され、該第2のコール接続は、該第1の通信デバイスのWLANインターフェースと、該第2の通信デバイスWLANインターフェースとを通して維持され、該WANアクセス・ゲートウェイを介して該WANを通してルーティングされ、
    該1つ以上のプロセッサは、該第1の通信デバイスと該第2の通信デバイスとの間の通信を継続するために、該第2のコールの第2のコール接続が、該第1のコールの第1のコール接続と置換えられるようにするようにさらに構成されている、ネットワーク・コンポーネント。
  21. 前記1つ以上のプロセッサは、無線ハンドオーバ条件を検出したことに応答して、前記第1の通信デバイスに対して無線ハンドオーバを引き起こさせ、その結果、該第1の通信デバイスが、前記WLANとの通信のために該第1の通信デバイスのWLAN無線インターフェースを利用することから、前記WWANとの通信のために該第1の通信デバイスのWWAN無線インターフェースを利用することに切り替えるようにさらに適合される、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  22. 前記1つ以上のプロセッサは、前記第1の通信デバイスに対して、前記WLANと前記WWANとの間に無線ハンドオーバを引き起こすことなしに、前記第2のコール接続が確立されて、該第2のコール接続が行われるようにするようにさらに適合される、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  23. 前記接続切り替えトリガ条件は、前記WLANと、前記WLAN無線インターフェースを有する前記第1の通信デバイスとの間の信号強度が所定のしきい値を下回る条件を含む、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  24. 前記1つ以上のプロセッサは、前記第1の通信デバイスおよび前記第2の通信デバイスの両方が前記LAN内で動作するか否かを識別するようにさらに動作可能であり、
    前記第1のコールの第1のコール接続は、該第1の通信デバイスおよび該第2の通信デバイスの両方が該LAN内で動作することを識別したことに応答して、前記WANアクセス・ゲートウェイを介してルーティングされることなしに該LANを通して確立させられ、かつ、該LANを通して維持させられる、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  25. 前記WANアクセス・ゲートウェイは、アンライセンスト・ネットワーク・アクセス(UNA)コントローラ(UNC)を含む、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  26. 前記WANアクセス・ゲートウェイは、汎用アクセス・ネットワーク(GAN)コントローラ(GANC)を含む、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  27. 前記WLANは、ブルートゥース(登録商標)ベースのネットワーク、IEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワークうちの1つを含む、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  28. 前記LANのIP PBXを含む、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  29. 前記第2の通信デバイスは、前記WLANとの通信のためにWLAN無線インターフェースを全く利用せずに動作する、VoIP通信デバイス、PBX通信デバイス、またはPSTN通信デバイスのうちの1つを含む、請求項20に記載のネットワーク・コンポーネント。
  30. 前記WWANはIEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワーク、およびセルラー電気通信ネットワークのうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
  31. 前記WWANはIEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワーク、およびセルラー電気通信ネットワークのうちの1つを含む、請求項12に記載の移動通信デバイス。
  32. 前記WWANはIEEE 802.11ベースのネットワーク、WiMAXネットワーク、およびセルラー電気通信ネットワークのうちの1つを含む、請求項20に記載のネットワークコンポーネント。
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