JP5129076B2 - 入力装置、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
このうちマウスにはワイヤレスマウスやジェスチャー入力が可能なものが開発されている。
特許文献1は「電子機器」に関する発明である。すなわち、特許文献1に記載の発明は、「機器の構成要素各部に電源を供給する電源供給手段と、機器の操作を行う操作手段と、操作手段内に設けられ機器の使用状態を検知する検知手段と、検知手段によって機器が使用状態にはないと判断された場合、所定時間の経過後、電源供給手段からの電源供給を切断するよう制御する制御手段とを有する」ものである。
しかしながら、直接入力モードとジェスチャー入力モードとを切り替える度にキーボード入力するのは面倒である。
本実施の形態では、入力装置がマウスであって、情報処理装置本体がパソコンの場合で説明する。
本情報処理装置10は、情報処理装置本体11及びモニタ部12で構成されるパソコン13と、マウス14とで構成されている。
情報処理装置10は、マウス14、キーボード17、入力制御部33、CPU(central processing unit)34、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、割込制御部37、ディスク制御部38、ディスク装置39、液晶制御部40、液晶表示装置13、及びバスライン41で構成されている。
手検出部30は、直接入力モード時に作用するマウス機能31と、ジェスチャー入力モード時に作用するジェスチャー機能32とを切り替える、すなわち直接入力モードとジェスチャー入力モードとを切り替える。
CPU34は、情報処理装置10を統括制御するものであり、例えばマイクロコンピュータが用いられる。
RAM35は、データを一時的に格納するものであり、例えばフラッシュメモリが用いられる。
ROM36は、動作プログラムを格納するものであり、例えばマスクROMが用いられる。
割込制御部37は、データの割り込み処理の制御を行う。
ディスク制御部38は、ディスク装置39の書き込み、読み出し、消去等を制御する。
ディスク装置39は、データを格納する装置であり、例えば、HDD(hard disk drive)もしくはCDR(compact disc-recordable)等が用いられる。
液晶制御部40は、モニタ部12としての液晶表示装置12aを駆動させるためのデータを管理する。
図3は、マウス動作時、マウス待機時、及びジェスチャー機能有効時の概念をそれぞれ示している。
同図において、ジェスチャー機能をサポートするマウスにおいて、操作者の手とマウスとの距離を検出して、マウス機能とジェスチャー機能との自動切り替えを行う。
マウス動作時は、マウス機能がONであり、センサA15が操作者の手を検出し、かつセンサB16ジェスチャー機能をOFFした状態である。
マウス待機時(マウスに手を置いている)は、マウス機能がスリープモードであり、センサA15が手を検出し、かつセンサB16がジェスチャー機能をOFFした状態である。
ジェスチャー機能有効時は、マウス機能がOFFであり、センサA15がOFFであり、センサB16がONとなっている状態である。尚、操作者によるマウスの接触には、センサA15の他に個別にセンサ(例えば、サーミスタ等の温度センサ、圧覚センサ)を設けて検出してもよい。
まず、CPU34は、マウス14の移動の検出をONにする(ステップS1)。
CPU34は、所定期間(例えば、30秒)内に移動検出があるか否かを判別し(ステップS2)、移動検出が有る場合(ステップS2/Y)は待機し、移動検出が無い場合(ステップS2/N)は操作者の手の検出が有るか否かを判別する(ステップS3)。
CPU34は、所定期間ジェスチャー検出が有ると判別した場合(ステップS5/Y)、待機し、所定期間ジェスチャー検出が無いと判別した場合(ステップS5/N)、ジェスチャー検出をOFFする(ステップS6)。
CPU34は、手検出が有るか否かを判別し(ステップS7)、手検出が無いと判別した場合(ステップS7/N)、待機し、手検出が有ると判別した場合(ステップS7/Y)ステップS1に戻る。
尚、直接入力モード及びジェスチャー入力モードの両方がOFFの場合には、ステップS6の後ステップS7の処理を行うことなくステップS1に戻り、移動検出をONにすることで、ジェスチャー入力モードから直接入力モードに切り替えるようにしてもよい。
以上で説明した本発明の情報処理装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、
コンピュータに、
(1)ジェスチャー検出手段16が、操作者によるジェスチャー動作を検出する手順、
(2)測距手段15が、操作者の手17との距離を測定する手順、
(3)切替手段30が、距離に応じて直接入力モードとジェスチャー入力モードとを切り替える手順
を実行させるプログラムが挙げられる。
ここで、記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリやHDDが挙げられる。
例えば、上述の説明では、入力装置がマウスの場合について説明したが、本発明ではこれに限定されず、キーボード、ポインティングデバイスにも適用可能である。また、上述した実施の形態では、モニタ部として液晶表示を用いた場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、CRT(cathode ray tube)、EL(electric luminescence)、もしくはプラズマディスプレイであってもよい。さらに、上述した実施の形態では、マウスが有線式の場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ワイヤレスマウスであってもよい。
11 情報処理装置本体
12 モニタ部
12a 液晶表示装置
13 パーソナルコンピュータ
14 マウス
15 センサA
16 センサB
17 手
18 キーボード
Claims (3)
- 操作者によるジェスチャー動作を検出するジェスチャー検出手段と、前記操作者の手との距離を測定する測距手段と、前記距離に応じて直接入力モードとジェスチャー入力モードとを自動的に切り替える切替手段とを備えた入力装置であって、
前記切替手段は、前記距離が所定の値未満の場合は直接入力モードに切り替え、前記距離が所定の値以上の場合はジェスチャー入力モードに切り替え、
所定期間内に前記手との距離が所定の値以上であって、かつ所定期間内にジェスチャー入力が無い場合、前記ジェスチャー入力モードから前記直接入力モードに切り替えることを特徴とする入力装置。 - 操作者の手が直接接触することによる直接入力もしくは前記手が直接接触せずにジェスチャーによるジェスチャー入力が可能な入力装置を有する情報処理装置であって、
前記入力装置は、
操作者によるジェスチャー動作を検出するジェスチャー検出手段と、前記操作者の手との距離を測定する測距手段と、前記距離に応じて直接入力モードとジェスチャー入力モードとを自動的に切り替える切替手段とを備え、
前記切替手段は、前記距離が所定の値未満の場合は直接入力モードに切り替え、前記距離が所定の値以上の場合はジェスチャー入力モードに切り替え、
所定期間内に前記手との距離が所定の値以上であって、かつ所定期間内にジェスチャー入力が無い場合、前記ジェスチャー入力モードから前記直接入力モードに切り替えることを特徴とする情報処理装置。 - コンピュータに、
ジェスチャー検出手段が、操作者によるジェスチャー動作を検出する手順、
測距手段が、前記操作者の手との距離を測定する手順、
切替手段が、前記距離に応じて直接入力モードとジェスチャー入力モードとを自動的に切り替え、
前記距離が所定の値未満の場合は直接入力モードに切り替え、前記距離が所定の値以上の場合はジェスチャー入力モードに切り替え、所定期間内に前記手との距離が所定の値以上であって、かつ所定期間内にジェスチャー入力が無い場合、前記ジェスチャー入力モードから前記直接入力モードに切り替える手順、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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