JP5124629B2 - 内視鏡及び硬度調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡及び硬度調整装置に関し、特に、内視鏡挿入部における軟性部の可撓性を変更可能とした内視鏡及び硬度調整装置に関する。
従来より、医療分野において、内視鏡を利用した医療診断が広く行われており、特に、体腔内に挿入される内視鏡の挿入先端部にCCDなどの撮像素子を内蔵して体腔内の画像を撮影し、プロセッサ装置で信号処理を施してモニタに表示し、これを医者が観察して診断に用いたり、あるいは、処置具挿通用のチャンネルから処置具を挿入して、例えば試料の採取やポリープの切除等の処置を行うようにしている。
内視鏡は、一般に、施術者(以下単に術者という)が把持して操作する本体操作部と、この本体操作部に対して体腔内等へ挿入される挿入部を連接するとともに、本体操作部からコネクタ部等に接続するためのユニバーサルコードを引き出すことにより大略構成され、ユニバーサルコードは本体操作部から延在させて、その他端部は光源装置(光源装置およびプロセッサ)に着脱可能に接続される。
内視鏡の挿入部は、複雑に屈曲した挿入経路内にも挿入できるように、可撓性を有する軟性部を有している。しかし、この可撓性のために挿入部の先端側の方向が定まらず、目標とする方向に挿入することが難しいという問題がある。また、体腔内に挿入している際、何らかの処置や観察を行うために、挿入部がそのときの形状で固定されていることが望ましい場合がある。これに対して従来、挿入部の軟性部内にコイルパイプ(密着ばね)を配置し、そのコイルパイプの中を挿通したワイヤを牽引することによりコイルパイプを圧縮してその硬度(曲げ硬度)を変更するようにした硬度調整手段が知られていた。
しかし、コイルパイプが必要な硬さになるようにワイヤを牽引するには非常に大きな力が必要とされ、またさらに一時的に硬くするだけでなく、上述したようにコイルパイプを硬くした状態をそのまま保持しておく必要もある。
これに対して、例えば特許文献1には、硬度調整ノブを回転すると、カム筒体のカム溝内をピンが移動して、移動リングが移動することによりワイヤが牽引されて硬度が硬くなるようにするとともに、硬度調整ノブの内周面にOリングを配置して、このOリングによる摩擦力により、硬度調整ノブを操作した手を離してもその硬度状態を保持できるようにしたものが記載されている。
特開2004−188217号公報
しかしながら、術者は、従来左手に操作部を持つとともに右手に軟性部を持ち、挿入・診断・治療等の作業を行っているので、上記従来のものにおいて硬度調整ノブを回転させるためには、軟性部を持っている右手を一時的に離して、右手で硬度調整ノブを回転させるか、操作部を持っている左手を一度持ち替えて硬度調整ノブを握らなければならないが、一時的に手を離したり持ち替えたりしていると、内視鏡の挿入位置が変わってしまうという問題がある。
また、コイルパイプ(密着ばね)を用いた硬度調整手段において、密着ばねに圧縮力を与えるために必要なワイヤの牽引力は数十kgfに達する。このとき操作レバーを操作することによってワイヤを牽引する牽引機構を用いた場合、片手の指で操作レバーを操作可能なように牽引機構の減速機能によってできる限り術者の操作力を小さくすることが望ましいが、相対的に操作レバーの操作ストロークが増大してしまい、操作の煩雑さが増すという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ワイヤ牽引手段の操作力を軽減し、術者が片手の指で硬度調整できるようにその操作負荷を低減するとともに、ワイヤ牽引手段に硬度状態を保持する機能を持たせた内視鏡及び硬度調整装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、内視鏡挿入部の軟性部の可撓性を可変とするように、その曲げ硬度を変更することが可能な前記軟性部内に配置された密着コイルばねと、前記密着コイルばねの先端部と固定され、前記密着コイルばねを挿通するように設けられたワイヤと、前記密着コイルばねの後端部を固定する固定手段と、前記ワイヤを牽引するワイヤ牽引機構と、前記ワイヤ牽引機構を操作する操作部材と、前記操作部材が前記ワイヤ牽引機構を操作して前記ワイヤを牽引する際の操作力を、その弾性エネルギーにより軽減するよう、前記ワイヤ牽引機構に設けられた弾性体と、を備えたことを特徴とする硬度調整装置を提供する。
これにより、弾性エネルギーによってワイヤ牽引機構を操作する操作部材の操作力を軽減することができ、ワイヤを軽い力で容易に牽引することができ、硬度調整装置の操作性を向上させることができる。
また、請求項2に示すように、前記弾性体は、ワイヤ牽引力が発生しない、前記密着ばねの曲げ硬度が0の状態で、圧縮、引っ張り又はねじれ、の少なくとも一つの状態にあり、弾性エネルギーを保持していることを特徴とする。
また、請求項3に示すように、前記弾性体は、前記密着ばねの曲げ硬度が最大硬度の状態で、弾性エネルギーが0以上であり、前記曲げ硬度が0から最大硬度の間で、弾性エネルギーが0になることがないように配置されたことを特徴とする。
このように、弾性体がエネルギーを溜めていることにより、操作部材を操作したときに弾性体の弾性エネルギーによって操作力をアシストすることが可能となる。
また、請求項4に示すように、前記弾性体は、前記ワイヤ牽引機構を構成するワイヤ牽引力を伝達する可動部材のうちの少なくとも一つに設けられたことを特徴とする。
また、請求項5に示すように、前記弾性体が設けられる可動部材は、操作レバー、平歯車、ウォーム、ウォームホイールのうちの少なくとも一つであることを特徴とする。
このように、弾性体を取り付ける場所は特に限定されず、ワイヤ牽引力を伝達する可動部材のいずれか一つに設ければよい。
また、請求項6に示すように、前記弾性体は、引っ張りばね、圧縮ばね、ねじりばね又はゼンマイばねのうち少なくとも一つを用いていることを特徴とする。
このように、弾性体として様々なものを用いることができる。
また、請求項7に示すように、前記ワイヤ牽引機構は、前記操作部材からの操作力が作用していない場合に、弾性体の弾性エネルギーのみで前記ワイヤが牽引されないようにする制動手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項8に示すように、前記制動手段は、ウォームとウォームホイールによる摩擦力を利用したものであることを特徴とする。
これにより、操作部材による操作力がワイヤ牽引機構に働いていない場合でも、そのときの硬度状態を保持することができる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の硬度調整装置を備えたことを特徴とする内視鏡を提供する。
これにより、弾性エネルギーによってワイヤ牽引機構を操作する操作部材の操作力を軽減することができ、ワイヤを軽い力で容易に牽引することができ、硬度調整装置の操作性を向上させることができる。
また、請求項10に示すように、請求項9に記載の内視鏡であって、さらに、前記ワイヤ牽引機構を操作する操作部材を、内視鏡の手元操作部の上部の、該手元操作部を把持する術者の片方の手で操作することが可能な範囲に設けたことを特徴とする。
これにより、硬度調整の操作負荷を軽減することができ、術者は片手の指で容易にワイヤ牽引機構を操作することができる。
以上説明したように、本発明によれば、弾性エネルギーによってワイヤ牽引機構を操作する操作部材の操作力を軽減することができ、ワイヤを軽い力で容易に牽引することができ、硬度調整装置の操作性を向上させることができる。また特に、術者は片手の指で容易にワイヤ牽引機構を操作することができるとともに、操作部材による操作力がワイヤ牽引機構に働いていない場合でも、そのときの硬度状態を保持することができる。
本発明に係る内視鏡の一実施形態を示す概略構成図である。 内視鏡の内部構造を示す、長手方向に沿った断面図である。 ワイヤ牽引部の構成を示す、手元操作部の断面図である。 ワイヤ牽引部の構成を示した斜視図である。 ワイヤ牽引部に牽引アシスト部材を設けた様子を示す拡大斜視図である。 ウォームホイールにねじりばねを取り付けた様子を示す説明図である。 牽引量と牽引トルクの関係を示す線図である。 牽引量とねじりばねトルクの関係を示す線図である。 本実施形態の変形例としてウォームホイールにゼンマイばねを取り付けた様子を示す説明図である。 同じく本実施形態の変形例としてウォームホイールにラックギアと圧縮ばねを取り付けた様子を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る内視鏡及び硬度調整装置について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る内視鏡の一実施形態を示す概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の内視鏡10は、手元操作部12と、この手元操作部12に連接される挿入部14とを備えている。術者は、手元操作部12を図に二点鎖線で示す左手で把持して操作しつつ、図示を省略した右手で挿入部14を把持して挿入部14を被検者の体腔内に挿入することによって観察を行う。
手元操作部12には、ユニバーサルケーブル16が接続され、図示を省略するが、ユニバーサルケーブル16の先端には、LGコネクタが設けられ、LGコネクタを光源装置に着脱自在に連結することによって、挿入部14の先端部に配設された照明光学系に照明光が送られるようになっている。また、同様に図示を省略するが、LGコネクタには、ユニバーサルケーブル16を介して電気コネクタも接続されており、電気コネクタが内視鏡プロセッサに着脱自在に連結され、これにより、内視鏡10で得られた観察画像のデータが内視鏡プロセッサに出力され、内視鏡プロセッサに接続されたモニタ装置に画像が表示されるようになっており、術者はこれによって観察を行う。
挿入部14は、図1に示すように手元操作部12の先端部に接続され、その(手元操作部12側の)基端から(体腔内に挿入される側の)先端に向けて、軟性部26、湾曲部(アングル部)24、及び先端部22の各部によって構成されている。湾曲部24は、手元操作部12に設けられたアングルノブ30を回動することによって遠隔的に湾曲操作されるようになっている。これにより、先端部22の先端面を所望の方向に向けることができる。
また、手元操作部12には、送気・送水チャンネルを介して先端部22の送気/送水口から検査部位等に送気及び送水を行うための送気・送水ボタン32、鉗子チャンネルを介して先端部22の鉗子口から吸引を行うための吸引ボタン34、及び鉗子チャンネルと連通し、術者が鉗子を挿入するための開口である鉗子挿入口36等が設けられている。
また、内視鏡10は、軟性部26の硬度(曲げ硬度)を調整する(可撓性を変更する)硬度調整装置を備えている。その詳しい構成は後述するが、軟性部26内に密着コイルばねが配置され、軟性部先端側で密着コイルばねと固着されるとともに手元操作部12側で固定部材に固定された密着コイルばね内を挿通されたワイヤを牽引することにより、密着コイルばねを圧縮して、密着コイルばねの硬度(曲げ硬度)を硬くすることにより、軟性部26の可撓性を低く、つまり曲げ難くするようになっている。
手元操作部12の上部には、軟性部26の硬度(曲げ硬度)を調整する硬度調整手段の操作レバー40が設けられている。操作レバー40を操作すると、ワイヤ牽引部を介してワイヤが牽引される。特に、この操作レバー40は、図1に二点鎖線で示したように、手元操作部12を把持する左手の指が届く範囲に設けられている。また、硬度調整手段のワイヤ牽引部、及びワイヤ牽引力を受ける密着ばねの固定部材も手元操作部12の上部に設けられている。
図2に、内視鏡10の構造を長手方向に沿った断面図で示す。
図2に示すように、挿入部14の湾曲部24は、環状に形成された多数の湾曲駒42(アングル部材)によって構成されている。隣接する湾曲駒42は、互いに回動可能なように連結されており、手元操作部12のアングルノブ30(図1参照)を操作することによって、湾曲部24が上下左右に湾曲して、先端部22の先端面23を任意の方向に向けることが可能となっている。
また、軟性部26の内部には、硬度調整手段を構成する密着コイルばね44(以下、単に密着ばね44という)と、密着ばね44内部を挿通され、牽引されることにより密着ばね44に圧縮力を付与して密着ばね44の硬度を硬くするためのワイヤ(硬度調整用ワイヤ)46が配置されている。
密着ばね44内を挿通されたワイヤ46は、その一端を密着ばね44の先端に固定され、他端は、手元操作部12内に配置された、ここでは図示を省略したワイヤ牽引部に接続されている。そして、前述したように、手元操作部12の上部に設けられた操作レバー40を操作すると、ワイヤ牽引部によってワイヤ46が牽引され、その結果、密着ばね44が圧縮されて、密着ばね44は硬度が硬い状態に変化する。それにより、軟性部26は、可撓性が低く、曲げ難い状態となるように調整される。
図3に、ワイヤ牽引部の構成を示す。図3の左側に手元操作部12の断面図を示し、図3の右側にワイヤ牽引機構を図の手元操作部12の右側から見た側面図で示す。
図3の左側に示すように、手元操作部12の上部に、密着ばね44内を挿通されたワイヤ46を牽引するための、ワイヤ牽引部のワイヤ巻き上げプーリ50(以下、単にプーリ50と言う)が配置され、プーリ50には、ワイヤ46が巻き掛けられている。また、プーリ50は、同軸でウォームホイール(プーリ駆動ギア)52と連結されている。
また、図3の右側に示すように、ウォームホイール52は、ウォーム54と係合している。ウォーム54には、同軸で平歯車56が連結されており、この平歯車56は、操作レバー40と結合された歯車58と係合している。ウォームホイール52とウォーム54とでウォームギア(減速機構)を構成している。なお、減速機構は、ギヤからなる構成に限定されず、チェーン、ベルトによる減速機構であってもよい。
ワイヤ46は、図3の右側に示すように、その端点48を、プーリ50に固定されている。また、手元操作部12の上部に配置されたプーリ50(ワイヤ牽引手段)のすぐ近くに、密着ばね44を固定する固定部材60が設けられている。
本実施形態においては、密着ばね44を固定する固定部材60を手元操作部12の上部側に設け、密着ばね44を手元操作部12上部まで延長している。このように、硬度可変調整部、ワイヤ牽引部、及び密着ばね固定部を、手元操作部の上部にまとめて配置することにより、例えば、図3の左側に矢印で示したように、密着ばね固定部材よりも上側の手元操作部を機能拡張モジュールとして、独立モジュールとして扱うようにすることで、これらを手元操作部と軟性部の間に配置する場合に比べて、メンテナンスが容易になる。
術者によって操作レバー40が操作されると、操作レバー40と結合した歯車58が駆動し、これによって平歯車56が駆動される。その結果、平歯車56と同軸で結合されたウォーム54が駆動される。そして、ウォーム54によってウォームホイール52が駆動し、プーリ50が回動して、ワイヤ46が牽引されるようになっている。
また、ワイヤ46の先端は密着ばね44の先端に固定され、また密着ばね44の一端は固定部材60に固定されているため、ワイヤ46が牽引されると、密着ばね44は、ワイヤ牽引部のプーリ50側に引っ張られ固定部材60との間で圧縮されて、その硬度が硬くなるようになっている。
また、操作レバー40は、図3の左側に二点鎖線で示したように、上方向と下方向に操作可能に構成されている。操作レバー40を上方向に操作すると、歯車58により平歯車56が駆動され、平歯車56とともにウォーム54が駆動し、ウォーム54によってウォームホイール52が駆動されることによりプーリ50がワイヤ46を巻き上げる方向に回動し、ワイヤ46が牽引され密着ばね44が圧縮されて密着ばね44の硬度が増し、軟性部26の硬度が硬く(可撓性が低く)なる。また、操作レバー40を下方向に操作すると、各歯車が上と逆方向に駆動されてプーリ50がワイヤ46を巻き戻す方向に回動し、ワイヤ46が弛緩して密着ばね44の圧縮が解除されて密着ばね44の硬度が減少し、軟性部26の硬度も減少する(可撓性が高くなる)。
このように、操作レバー40の操作によりワイヤ46が牽引されるが、牽引する際の操作レバー40の操作力を軽減するために、本実施形態では、ウォームホイール52に対して牽引をアシストするためのアシスト部材が設けられている。詳しくは後述するが、図3の左側に表示されているように、ウォームホイール52に対して牽引アシスト部材としてねじりばね70が設置されている。
なお、ここで、操作レバー40からの操作力は、操作レバー40の歯車58を介してウォーム54に伝達され、さらにウォームホイール52を介してプーリ50に伝達されるが、ワイヤ46は密着ばね44の先端に固定されており(図2参照)、挿入部14(軟性部26)が湾曲すると密着ばね44も湾曲して長さが長くなる。そのため、操作レバー40を操作しなくとも、ワイヤ46は相対的にプーリ50側に引き込まれ、密着ばね44の硬度が変化してしまう。そこで、操作レバー40を操作していなくて、硬度が0の場合に、挿入部14を湾曲してもその硬度が変化しないようにするために、図3の右側に符号46Aで示すように、ワイヤ46に初期たるみ(初期余長)を持たせている。
なお、術者が操作レバー40を操作して軟性部26の硬度を硬くしているとき、術者が操作レバー40から手指を離しても、ウォーム54とウォームホイール52の歯面の摩擦によって、ウォームホイール52がその位置で固定されるようになっている。このように、ウォーム54によってウォームホイール52を固定することにより、プーリ50を任意の位置で固定し、ワイヤ46の牽引状態を保持することができる。このようにウォームホイール52とウォーム54によって構成されるウォームギアは、ワイヤ牽引状態を保持するブレーキ機能(セルフロック機能)を有している。また、ウォームギアは、減速機能を有しており、ワイヤ46に係る数十kgfに達するワイヤ牽引力をより小さい操作力に軽減するために組み込まれたものである。
このように、本実施形態によれば、ワイヤ46を牽引することにより、密着ばね44の硬度を硬くするようにしているが、ワイヤ46の先端は軟性部26先端側で密着ばね44と固着されているため、ワイヤ46の牽引力は、密着ばね44の圧縮力として、手元操作部12上部の密着ばね44の固定部材60に働く。つまり、ワイヤ牽引機構と密着ばね44の固定部材60とを構造的に連結することで力の釣り合いを保っている。
図4に、ワイヤ牽引機構をより分かり易く斜視図で示し、この図により(上と説明が重複するが)ワイヤ牽引機構について再度説明する。
図4に示すように、牽引機構部は、ワイヤ46から操作レバー40に向けて、密着ばね44の固定部材60、内部にプーリ50を格納するプーリハウジング62、ウォームホイール52、ウォーム54、平歯車56、及び歯車58から構成される。なお、ウォームホイール52に対して、牽引アシスト部材としてねじりばね70が設置されている。
図4において、密着ばね44の他端は、密着ばね固定部材60にロウ付け等で固定される。ワイヤ46の端部(端点48、図3参照)は、密着ばね44の固定部材60に挿通され、プーリハウジング62内のプーリ50に固定されている。
プーリハウジング62内のプーリ50は、同軸でウォームホイール52と連結され、このウォームホイール52はウォーム54に噛合されている。ウォーム54には、同軸で平歯車56が連結され、この平歯車56は、操作レバー40と同軸上に連結された歯車58に噛合されている。
ウォーム54のねじれ角は安息角(摩擦角)よりも小さくされており、これによって、ウォームホイール52からウォーム54への逆駆動が阻止されて、自己制動力がプーリハウジング62内のプーリ50に与えられている。さらに、前記減速機構の減速比は例えば、50:1に設定されており、操作レバー40の操作力に対して50倍のトルクがプーリ50に伝達されるようになっている。これにより、数十キロに達するワイヤ牽引力を、より小さい操作力に軽減できるので、操作レバー40を片手の指で容易に操作することができる。
すなわち、本実施形態の牽引機構によれば、操作レバー40の小ストロークの繰り返し回動操作によってプーリ50に駆動を与えることができる。この牽引機構では、減速機構を介してプーリ50を回動させるため、操作レバー40の操作量は増加するが、その減速比に相当するトルクを得ることができるので、ワイヤ46の牽引操作力を軽減できる。よって、図1に示すように操作レバー40を操作部12上部に設けたことと相まって、術者の指で操作レバー40を容易に操作することができる。また、減速機構を使用することにより、操作レバーの1ストロークの回動でワイヤを牽引するような牽引機構部よりも機構部が大型にならず、また、操作レバー40も小型で済むので、牽引機構部を小型化することができる。さらに、牽引されたワイヤ46は、ウォームギヤの自己制動力によってプーリ50に巻き上げられた状態を保持するので、軟性部26の可撓性を容易に保持することができる。
術者によって操作レバー40が回動操作されると、操作レバー40に連結された歯車58が駆動し、これによって平歯車56が駆動される。その結果、ウォーム54及びウォームホイール52が駆動し、プーリ50が回動してワイヤ46が牽引、弛緩される。そして、ワイヤ46の先端は、図2の如く密着ばね44の先端部に固定され、また密着ばね44の他端は、密着ばね44の固定部材60に固定されているため、ワイヤ46が牽引されると、密着ばね44は、プーリ50側に引っ張られて、密着ばね固定部材60との間で圧縮されて、その硬度を増す。
操作レバー40を上方向に操作すると、歯車58、平歯車56、ウォーム54、及びウォームホイール52を介してプーリ50がワイヤ46を巻き上げる方向に回動する。これにより、ワイヤ46が牽引されて密着ばね44が圧縮されるので、密着ばね44の硬度が増して軟性部26の可撓性が低く(つまり曲げ難く)なる。
また、操作レバー40を下方向に操作すると、歯車58、平歯車56、ウォーム54、及びウォームホイール52を介してプーリ50がワイヤ46を巻き戻す方向に回動する。これにより、ワイヤ46が弛緩されて密着ばね44の圧縮が解除されるので、密着ばね44の硬度が減少して軟性部26の可撓性が高く(つまり曲げ易く)なる。
また、術者が操作レバー40を操作して軟性部26の可撓性を硬くしているときに、術者が操作レバー40から手指を離しても、ウォームホイール52とウォーム54との歯面の摩擦力によって、すなわち、自己制動力によってウォームホイール52がその位置で固定される(セルフロック)。このようにウォームホイール52の回動を制動することにより、プーリ50を任意の位置で固定でき、ワイヤ46の牽引状態を保持することができる。
以上の如く、実施の形態の内視鏡10によれば、ワイヤ46を牽引し、弛緩するプーリ50と、プーリ50に回転駆動力を与えるとともにプーリ50に自己制動力を与えるウォームギヤを有する減速機構とによって牽引機構部を構成したので、牽引機構部の小型化を図るとともにワイヤ46の牽引操作力を低減することができる。
次に、図5により、ウォームホイール52に対して設置された牽引アシスト部材である、ねじりばね70について説明する。
図5に、ねじりばね70が設置されたウォームホイール52周辺のワイヤ牽引機構を拡大した斜視図で示す。なお、図5でわかりやすくするために、図4では表示していた操作レバー40やプーリハウジング62は表示を省略している。
図5に示すように、ウォームホイール52に対してねじりばね70が設置されている。前述したように、ウォームホイール52は、ワイヤ46を巻き上げるプーリ50と同軸で連結されるとともに、ウォーム54と噛合されている。ねじりばね70は、ウォームホイール52の回転をアシストすることにより、ワイヤ46の牽引をアシストするために設置されたものである。
すなわち、弾性体であるねじりばね70は、その弾性エネルギーを用いてワイヤ牽引をアシストする。前述したように、操作レバー40からの操作力は操作レバー40と結合した歯車58から平歯車56を介してウォーム54に伝達され、ウォーム54からウォームホイール52を介してプーリ50に牽引トルクとして伝達される。本実施形態においては、弾性体としてねじりばね70を用い、ウォームホイール52の回転をねじりばね70の弾性エネルギーでアシストする。
図5に示すようにねじりばね70は、ウォームホイール52と略同心、同軸上に設けられ、その一端70Aをウォームホイール52に固定するとともに、他端70Bを密着ばね44と構造的に連結する支持部材72に固定される。
図6に、ねじりばね70が取り付けられたウォームホイール52を示す。
図6に示すように、ねじりばね70は、ワイヤ牽引力が発生しない密着ばね44の曲げ硬度が0の状態で、圧縮、引っ張り、又はねじれの少なくとも一つの状態にあり、弾性エネルギーを保持しており、ワイヤ46を牽引する方向に回転トルクを発生するようになっている。また、ねじりばね70は、密着ばね44の曲げ硬度が最大硬度の状態で、弾性エネルギーが0以上であり、曲げ硬度が0から最大硬度の間で弾性エネルギーが0になることがないように配置され、ワイヤ46を弛緩する方向に回転トルクを発生しないねじり状態(弾性エネルギーを溜めた状態)で固定される。
次に、上記のような構成とした場合の牽引トルクの軽減効果を、図7、図8を用いて説明する。
図7は、ワイヤ牽引量(牽引量によって密着ばね44の硬度が決まるので、硬度といってもよい)と、牽引トルクの関係を示したものである。図7において、実線のグラフは、ねじりばね70によるアシストがない場合に操作レバー40の操作力のみでワイヤ46を牽引したときの牽引トルクを示し、一点鎖線のグラフは、操作レバー40の操作力にねじりばね70のアシストを加えたときの牽引トルクを示す。
また、図8は、牽引量とねじりばね70の回転トルクとの関係を示したものである。
ねじりばね70を上記のような構成で設けた場合、硬度0から最大硬度まで牽引量が長くなるに従って、図8に示すように、ねじりばね70による回転トルクは単調減少で変化する。
このねじりばね70による回転トルクをアシストがない場合の牽引トルクから差し引くと、図7の一点鎖線のような牽引トルクが得られる。このアシストがある場合の牽引トルクのグラフ(一点鎖線のグラフ)は、牽引量が少ない領域では、牽引トルクがマイナスとなり、ねじりばね70の力のみで牽引可能であることを示している。同時に最大硬度での牽引力も軽減されることがわかる。
ただし、本実施形態では、ねじりばね70をウォームホイール52に設けているため、牽引トルクがマイナスとなっても、ウォーム54によるブレーキ機能によってウォームホイール52が固定されるため、術者が操作レバー40を操作しないのにワイヤ46が牽引されることはなく、硬度が上昇することはない。
このように、本実施形態によれば、操作レバー40を操作部12上部の左手の指で操作可能な範囲に配置するとともに、ワイヤ牽引力を伝達する可動部分の一つであるウォームホイール52にねじりばね70を設置して、ねじりばね70の弾性エネルギーによって牽引力をアシストするようにしたため、ワイヤ牽引手段の操作力を軽減し、特に術者が片手の指で硬度調整できるようにその操作負荷が低減され、術者は片手の指で簡単に軟性部の硬度調整を行うことができる。また、ウォームホイール52とウォーム54で構成されるウォームギアのブレーキ機能により、ワイヤ46をある硬度にしたとき、その硬度状態を保持することができる。
また、上述した実施形態の変形例として、ねじりばね70以外の、弾性エネルギーを溜めることができる弾性体を用いることが考えられる。
例えば、図9に示すように、ウォームホイール52に対してゼンマイばね74を設置して、ゼンマイばね74の弾性エネルギーを牽引アシストに用いてもよい。
又は、図10に示すように、ウォームホイール52と噛合するラックギア76と圧縮ばね78の組み合わせを用いてもよい。あるいは、このとき圧縮ばね78の代わりに引っ張りばねをラックギア76と組み合わせてもよい。
また、上述した実施形態では、アシスト機構(ねじりばね70)をウォームホイール52に設置していたが、アシスト機構を設ける位置はウォームホイール52に限定されるものではない。例えば、ウォーム54、平歯車56、操作レバー40など、ワイヤ牽引力を伝達する可動部材にアシスト機構を設けることができる。なお、ウォーム54や平歯車56あるいは操作レバー40にアシスト機構を設ける場合には、硬度状態を保持するために、別途ブレーキ機能を設ける必要があるが、減速されているため、弾性体の弾性エネルギーは小さくて済む。
以上、本発明に係る内視鏡及び硬度調整装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
10…内視鏡、12…手元操作部、14…挿入部、16…ユニバーサルケーブル、22…先端部、24…湾曲部(アングル部)、26…軟性部、30…アングルノブ、32…送気・送水ボタン、34…吸引ボタン、36…鉗子挿入口、40…操作レバー、42…湾曲駒、44…密着ばね、46…ワイヤ、48…ワイヤの端点、50…ワイヤ巻き上げプーリ、52…ウォームホイール、54…ウォーム、56…平歯車、58…歯車、60…(密着ばねの)固定部材、62…プーリハウジング、70…ねじりばね、74…ゼンマイばね、76…ラックギア、78…圧縮ばね

Claims (10)

  1. 内視鏡挿入部の軟性部の可撓性を可変とするように、その曲げ硬度を変更することが可能な前記軟性部内に配置された密着コイルばねと、
    前記密着コイルばねの先端部と固定され、前記密着コイルばねを挿通するように設けられたワイヤと、
    前記密着コイルばねの後端部を固定する固定手段と、
    前記ワイヤを牽引するワイヤ牽引機構と、
    前記ワイヤ牽引機構を操作する操作部材と、
    前記操作部材が前記ワイヤ牽引機構を操作して前記ワイヤを牽引する際の操作力を、その弾性エネルギーにより軽減するよう、前記ワイヤ牽引機構に設けられた弾性体と、
    を備えたことを特徴とする硬度調整装置。
  2. 前記弾性体は、ワイヤ牽引力が発生しない、前記密着ばねの曲げ硬度が0の状態で、圧縮、引っ張り又はねじれ、の少なくとも一つの状態にあり、弾性エネルギーを保持していることを特徴とする請求項1に記載の硬度調整装置。
  3. 前記弾性体は、前記密着ばねの曲げ硬度が最大硬度の状態で、弾性エネルギーが0以上であり、前記曲げ硬度が0から最大硬度の間で、弾性エネルギーが0になることがないように配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の硬度調整装置。
  4. 前記弾性体は、前記ワイヤ牽引機構を構成するワイヤ牽引力を伝達する可動部材のうちの少なくとも一つに設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の硬度調整装置。
  5. 前記弾性体が設けられる可動部材は、操作レバー、平歯車、ウォーム、ウォームホイールのうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項4に記載の硬度調整装置。
  6. 前記弾性体は、引っ張りばね、圧縮ばね、ねじりばね又はゼンマイばねのうち少なくとも一つを用いていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の硬度調整装置。
  7. 前記ワイヤ牽引機構は、前記操作部材からの操作力が作用していない場合に、弾性体の弾性エネルギーのみで前記ワイヤが牽引されないようにする制動手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の硬度調整装置。
  8. 前記制動手段は、ウォームとウォームホイールによる摩擦力を利用したものであることを特徴とする請求項7に記載の硬度調整装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の硬度調整装置を備えたことを特徴とする内視鏡。
  10. 請求項9に記載の内視鏡であって、さらに、前記ワイヤ牽引機構を操作する操作部材を、内視鏡の手元操作部の上部の、該手元操作部を把持する術者の片方の手で操作することが可能な範囲に設けたことを特徴とする内視鏡。
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