JP5124494B2 - 輻輳制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はWWW(World Wide Web)等,サーバ装置と端末間でデータを通信するネットワークシステムにおいて,端末通信路上に設置される装置が備える輻輳制御機能に関する。
携帯端末の普及により,携帯電話やPCなどの複数の端末間での,予定表などのデータ同期の需要がますます増えている。また,今後は端末の高機能化に伴い,写真や動画などの大容量コンテンツに対しても同様に,同期の需要が増えると予想されている。これらデータ同期は,間に設けた同期サーバがデータ同期処理を仲介することにより行われているが,データ同期に対する需要の増加に伴って,データ同期サーバに掛かる負荷が激増することが予測されるため,同期サーバを要求集中から保護し,安定したサービスを提供するための輻輳制御機能が必要となる。
従来の輻輳制御機能としては,例えば,特許文献1では、WebサーバとWebクライアントとの間の経路上に輻輳制御装置を設置し、当該Webサーバに対して推定した処理能力以上の要求を中継している場合には、Webサーバの推定処理能力に基づいて制御した接続規制時間をクライアントに応答することを提案している(カラム2,48〜59行)。
米国特許第7239609号 L. Massoulie and J. Roberts, 「Arguments in favor of admission control for TCP FLOWS」,ITC16, 1999
端末と同期サーバとの間でデータの同期を行う通信プロトコル(例えばSyncML)において,端末と同期サーバとの間のトランザクションは,複数回の端末からの要求とそれらに対する同期サーバからの応答からなり,図25の例に示すように、各要求は状態遷移を伴う(以下、これらの各状態をステート(state)と呼称する)。例えば、通信が「未初期化」のステートS200である時に、初期化処理の要求を行い正常に応答が返ると、通信は「初期化済み」のステートS202に遷移する。
要求のステート毎に同期サーバへ与える負荷は異なるので,要求のステートに応じて輻輳制御の内容を変えることは有効である(例えば,非特許文献1)が,受信した要求を解析してステートを判断すると,要求集中時に輻輳制御機能に掛かる負荷が非常に高くなり,輻輳制御機能を提供できなくなる。
また,同期サーバの輻輳の一因は,同期サーバのデータベース処理の遅延にあるが,同期に使用するデータベースは同期対象のデータによって異なるため,特定のデータベースを使用する要求が輻輳している可能性を考慮する必要がある。
本発明は,上記課題を解決する輻輳制御装置または,輻輳制御部を備えた同期サーバを提供する。
本発明は,上記課題を解決する,端末と同期サーバとの間のネットワーク通信路上に設置する輻輳制御装置,または同期サーバ装置内に備える輻輳制御部を提供する。
本発明による輻輳制御装置または輻輳制御部は,端末からの要求に対する同期サーバの応答を元に該端末からの次要求のステートを予測する機能を備え,要求の対象であるデータベース毎の輻輳状況と,予測した要求の次ステートの内容から,該端末からの要求の次ステートが同期サーバに与える負荷の度合い(以下,負荷レベルとする)を予測することを特徴とする。
また,該輻輳制御装置または輻輳制御部は予測した負荷レベルを負荷情報としてサーバからの応答に追加して端末へ中継し,端末は次回要求において該負荷情報を特定部分(例えばHTTPのリクエストアドレス)に含み,該輻輳制御装置または輻輳制御部は要求が含む該負荷情報を用いて要求を拒否したり遅延させたりといった規制制御を行うことを特徴とする。
さらに,要求を拒否する場合は,要求を拒否したことを示す応答を端末に送信し,利用者に通知することを特徴とする。
さらに,繰り返し取得する,同期サーバからの応答時間や,同期サーバから通知される情報に基づいて,データベース毎の処理能力や,要求のステートの負荷度合いを,判断し,調整することを特徴とする。
該輻輳制御装置または輻輳制御部は要求内容を全て解析せずに,容易に解析可能な特定の部分から該要求がサーバに与える負荷を判断するため,要求集中時にも高速に処理を実行できる。
また,該輻輳制御装置または輻輳制御部は同期サーバの処理に高い負荷が掛かる要求を優先的に規制することにより,要求集中時にもサービスを継続可能にする。
より具体的な本発明の一態様は,端末とサーバ装置とを接続するネットワーク通信路上に設けられた輻輳制御装置であって,端末からの要求をサーバ装置に中継し,サーバ装置からの応答を端末に中継する中継部と,サーバ装置からの応答を解析して,該端末からの要求の次ステートを判定する判定部と,端末からの要求の宛先ごとに,サーバ装置の処理能力を計測する計測部と,判定された要求の次ステートと,計測された要求の宛先となるサーバ装置の処理能力と,から,次の要求がサーバ装置に与える負荷を,サーバ装置別に予測し,予測した負荷の情報をサーバ装置の応答に付加する予測部と,端末から受信した要求に付加された該負荷情報を解析し,当該負荷情報の内容に基づいて,端末からの要求をサーバ装置へ中継するか否かを判定し,中継せずに拒否する場合には,端末に,中継しないことを通知する規制部と,を備える。
さらに,計測部は,サーバ装置の処理能力を,サーバ装置へ中継した要求に対する当該サーバ装置の応答時間を計測した結果に基づき決定してもよい。
さらに,予測部は,要求の各ステートがサーバ装置に与える負荷を,計測部が計測する各ステートの要求に対するサーバ装置の応答時間から推定してもよい。
さらに,サーバ装置の処理能力の情報と,各ステートの要求がサーバ装置に与える負荷とを,繰り返しサーバ装置から受信するサーバ状態取得部を備えてもよい。サーバ状態取得部は,また,サーバ装置の処理能力の情報と,各ステートの要求がサーバ装置に与える負荷とを,サーバ装置からの通知を契機として受信しても良い。
また,端末への応答に含まれる負荷情報の暗号化と,端末からの要求に含まれる暗号化された負荷情報の復号化を行う暗号化・復号化部を備えてもよい。
判定部は,要求の現ステートと,該要求が含む特定のタグの有無と,該要求が含む特定のタグの値と,当該要求の次ステートとの組み合わせを有する状態遷移表を備え,該状態遷移表に基づき要求の次ステートを判定してもよい。
規制部は,要求が含む負荷情報により当該要求の中継を拒否する場合,当該要求が含む負荷情報をに基づき,次の要求に含まれるべき負荷レベルの低い負荷情報を決定し,該負荷情報を含めた規制応答を返してもよい。
さらに,サーバ装置への要求の中継を,該要求が含む負荷情報に基づいて遅延させる中継遅延部を備えてもよい。
さらに,規制部は,サーバ装置への中継遅延時間を,サーバの輻輳状況と,要求が含む負荷情報と,に基づき決定し,中継遅延部は,決定された遅延時間に基づき,要求の中継を遅延させてもよい。
本発明により,データ同期要求の集中時にも,同期サービスの継続が可能になり,高速にまた,データ同期処理を実行できるようになる。
以下,本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお,以下の各実施例では,輻輳制御機能をネットワーク通信路上の中継装置が備えた場合について説明するが,サーバ装置が本輻輳制御機能を備えてもよい。
図1に示すように,本実施形態の通信システムは,データの同期を行う通信プロトコル(例えばSyncML)を使用してデータの同期を要求する端末102と,該通信プロトコルを使用して端末102とデータを同期する同期サーバ104と,端末102と同期サーバ104との間のネットワーク通信路140,142上でデータを中継する中継装置100を含んで構成される。中継装置100と端末102と同期サーバ104はそれぞれ複数台であっても良い。
図1に示すように,中継装置100は,端末102からの要求を受信し,応答を送信することが可能なネットワークインタフェース110と,同期サーバ104に要求を送信し,応答を受信することが可能なネットワークインタフェース112と,要求や応答を中継するトラフィック中継部114を備える。
要求管理情報記憶部130は,端末102との接続が確立している間,要求に関する情報を要求管理情報D80に記憶する。
サーバ状態管理部122は,同期サーバ104の処理能力を計測する。具体的には,例えば,中継した要求に対する同期サーバ104からの応答時間を計測し,同期サーバ104の宛先と同期対象のデータベースとの組み合わせ毎に平均の応答時間を求める。組み合わせ毎の平均応答時間は,宛先管理情報記憶部134により宛先管理情報D20として記憶される。また,同期サーバ104の応答の内容から,要求のステートを判定し,要求のステート毎の平均の応答時間を求める。ステート毎の平均応答時間は,ステート管理情報記憶部132によりステート管理情報D40として記憶される。
次回負荷レベル決定・応答変更部124は,同期サーバ104の応答を解析し,その内容とステート遷移表D60から,該応答に対する要求の次ステートを判定する。また,要求の次ステートと,ステート管理情報D40と,宛先管理情報D20とを基に,端末102からの要求の次ステートが与える負荷レベルを同期サーバ104毎に予測する。
さらに,予測した負荷レベルを含む情報を,同期サーバ104からの応答に付加する。なお,端末102は,該負荷情報が含まれる応答を受信した際,次に送信する要求に該負荷情報を含めて送信する。
負荷情報解析・変更部116は,端末102からの要求に含まれる負荷情報を取得し,解析する。
なお,負荷情報の改変などの規制に対する不正な操作を排除するため,暗号化・復号化部118を設けて,負荷情報を暗号化した後に応答に追加してもよい。暗号化アルゴリズムは,共通鍵,公開鍵のいずれでも良く,鍵の共有または取得は,公知の方法で行えば良い。負荷情報解析・変更部116は,取得した負荷情報が暗号化されている場合は,暗号化・復号化部118により復号した後に解析を行う。
要求規制判定・応答部120は,解析した負荷情報の内容と,宛先管理情報D20を基に,要求を規制するかどうか判定し,要求を中継せずに拒否する場合には,中継しないことを通知するメッセージを応答として端末102に返す。
図2は本実施形態の中継装置100を実現する電子計算機の物理構成を示した図である。本実施形態の中継装置100は,プログラムを実行し,以下に説明する処理を実現するプロセッサ501と,実行するプログラムやデータを読み込んで一時的に保持するメモリ装置502と,外部からの指示や情報を入力するための入力装置503と,プログラムの実体,指示,情報等を格納し,データの記憶手段として使用されるディスク装置504と,中継装置100の内部と外部との間でデータのやり取りを制御する通信制御装置505と,中継装置100の内部でデータのやり取りを行うためのバスなどの内部通信線506と,中継装置100の内部と外部装置との間でデータのやり取りを行うための外部通信回線507を備える。
プロセッサ501は,ディスク装置504に格納されるプログラムを実行し,必要に応じて各装置と連携しながら,図1に示す中継装置の各処理部を実現する。
上記プログラムは、あらかじめ、中継装置100内のメモリ装置501またはディスク装置504に格納されていても良いし、必要なときに、上記中継装置100が利用可能な、着脱可能な記憶媒体から、または通信媒体(ネットワーク140や142,またはこれらの上を伝搬する搬送波やデジタル信号など)を介して他の装置から、導入されてもよい。
図3は,本実施形態の中継装置100が端末102とコネクションを確立している間,要求管理情報記憶部130が記憶する要求管理情報D80の一例である。要求管理情報D80は,項目として,要求のステートD82と,要求が宛先とする同期サーバ104とデータベースを特定する宛先番号D84と,要求のステートが同期サーバ104に与えるであろう負荷の度合いを示した負荷レベルD86と,中継装置100が端末102から受信した要求を同期サーバ104に送信した時刻である要求送信時刻D88を有する。
図4は,宛先管理情報記憶部134が同期サーバ104とデータベースとの組み合わせ毎の平均応答時間を記憶する宛先管理情報D20の一例である。宛先管理情報D20は,項目として,同期サーバ104の宛先アドレスを示す宛先サーバD22と,同期するデータベースを示す宛先データベースD24と,宛先サーバD22と宛先データベースD24の組み合わせに対して与える固有の数値である宛先番号D26と,各宛先番号D26に対する同期サーバ104からの応答時間の平均である平均応答時間D28を有する。
図5はステート管理情報記憶部132が要求のステート毎の同期サーバ104の平均応答時間を記憶するステート管理情報D40の一例である。ステート管理情報D40は,項目として,要求のステートを示すステート名D42と,ステート毎のサーバからの応答時間の平均である平均応答時間D44と,各ステートに手動で優先付けをおこなうための補正パラメータD46を有する。
図13は,次回負荷レベル決定・応答変更部124が,現在のステートと,応答に含まれる特定のタグの値から要求の次ステートを決定するためのステート遷移表D60の一例である。ステート遷移表D60は,項目として,現ステートD62と,応答が含む特定のタグに関する条件D64−Nと,要求の次ステートD66を含む。
図6はデータ同期の通信プロトコルにSyncML/HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を使用して,端末102が同期サーバ104に送信する要求M100の一例である。要求M100はリクエストURI(M102)を有する。
図7はデータ同期の通信プロトコルにSyncML/HTTPを使用して,同期サーバ104が端末102の要求に対して送信する応答M200の一例である。応答M200は,項目として,応答のシーケンス番号M202と,同期サーバ104のアドレスM204と,同期対象のデータベースのアドレスM206と,端末102が次回の要求でリクエストURIに使用するアドレス(以下,レスポンスURI)M208を含む。
図8は第1の実施例における通信シーケンスの一例である。
まず,端末102がデータ同期のための初期化処理の要求を送信し,中継装置100のネットワークインタフェース110が受信する(S102)。中継装置100は,処理F200(後述する)により,現在時刻を要求管理情報D80の要求送信時刻D88に記憶して,要求を同期サーバ104に送信する(S104)。同期サーバ104は初期化要求(S100)に対する応答(M200)を送信し,中継装置100のネットワークインタフェース112が該応答を受信する(S110)。中継装置100は,処理F300(後述する)により,応答を受信した時刻と応答送信時刻D88の差分から経過時間S108を求め,応答M200が有する同期サーバ104のアドレスM204と,同期対象のデータベース名称M206と,経過時間S108を元に,宛先管理情報D20の情報を追加する。
また,中継装置100の次回負荷レベル決定・応答変更部124は応答M200とステート遷移表D60から次の要求のステートを判定し,判定した次の要求のステートと,ステート管理情報D40と,宛先管理情報D20とを使用して,端末102からの次の要求の負荷レベルを予測する。続いて,負荷レベルと,宛先の同期サーバ104とデータベースとを識別する識別番号と,次の要求のステートとを,含んで構成される負荷情報を,同期サーバ104からの応答が含むレスポンスURI(M208)にパラメータとして追加し,応答を端末102に送信する(S112)。更に,暗号化・復号化部118を設け,上記負荷情報を暗号化してもよい。
なお,各実施例において,中継装置100の制御は,端末からの要求に含まれる負荷情報に基づいて行われるため,各処理部は,端末から受信した複数の要求の異なるステートが同じ要求を構成するものか,違う要求に含まれるものか,を知る必要は無い。
端末102は応答M200のレスポンスURI(M208)の値をリクエストURI(M102)に用いて要求M100を送信し,中継装置100のネットワークインタフェース110が該要求M100を受信する(S114)。中継装置100は,処理F200(後述する)により,リクエストURI(M102)が含む暗号化が施された負荷情報を復号化し,要求の負荷レベルと,要求の宛先の平均応答時間から,中継する/しないを判断して,要求を中継せずに拒否する場合は,中継しないことを示すメッセージ(規制メッセージ)を応答として端末102に返す。(S116)。規制メッセージを受けた端末102は、通信を中断し、後で通信を途中から再開することが可能である。
端末102が再び要求M100を送信した場合,中継装置100のネットワークインタフェース110が該要求を受信し(S118),処理F200(後述する)により,要求の負荷レベルと,要求の宛先の平均応答時間から判断して,同期サーバ104に中継する場合,中継装置の負荷情報解析・変更部116は要求のリクエストURI(M102)が含む負荷情報を除去して中継する(S120)。
図9は,中継装置100のネットワークインタフェース110が端末102から要求を受信した際の中継装置100の詳細な動作を示すフローチャートであり,図8のF200に相当する。ネットワークインタフェース110が端末102からの要求を受信すると(F200),負荷情報解析・変更部116が要求のリクエストURI(M102)に負荷情報が存在するかどうか判定する(F202)。負荷情報が存在しない場合は,現在時刻を要求送信時刻D88に記憶し,同期サーバ104へ要求を中継する(F212)。負荷情報が存在する場合は,秘密鍵を用いて負荷情報を復号化する。復号化した負荷情報は負荷レベルと、宛先番号と、ステートを含み、要求管理情報記憶部130が各値をそれぞれ要求管理情報D80の負荷レベルD86と、宛先番号D84と、要求ステートD82に設定する(F204)。なお、負荷情報は宛先番号を複数個含む可能性があり、その場合は宛先番号D84も複数個設定する。
要求規制判定・応答部120は,宛先管理情報D20において宛先番号D84と同じ値を持つ宛先番号D26の平均応答時間D28と,負荷レベルD86とを比較し,要求を規制するかどうか判定する(F206)。比較に用いる式の一例を次に示す。なお,式中のα,β,γはパラメータとして予め定めた定数である。
(負荷レベルD86)×α+(平均応答時間D28)×β < γ (式1)
宛先番号D26が複数ある場合は,平均応答時間D28が最大のものを使用する。式1の結果が偽の場合は,S116のように,端末102要求を同期サーバ104に中継せずに拒否して,中継しないことを示すメッセージを応答として要求元の端末102に返す(F210)。式1の結果が真の場合は,S120のように,要求のリクエストURI(M102)から負荷情報を除去し(F208),現在時刻を要求送信時刻D88に記憶し,同期サーバ104へ要求を中継する(F212)。
図10と図11と図12はネットワークインタフェース112が同期サーバ104から応答を受信した際の中継装置100の詳細な動作を示すフローチャートであり,図8のF300に相当する。
ネットワークインタフェース112が同期サーバ104からの応答を受信すると(F300),サーバ状態管理部122は要求送信時刻D88から現在時刻までの経過時間を計測し,応答時間とする(F302)。次に,要求ステートD82がF204で設定済みであるかどうかを判定する(F304)。設定済みであるならばサーバ状態管理部122は以下の処理を行う。
まず,ステート管理情報D40において要求ステートD82と同じ値のステート名D42の平均応答時間を更新し(F306),宛先番号D84が複数存在するかどうか判定し(F308),宛先番号D84が複数でないならば宛先管理情報D20において宛先番号D84と同じ値の宛先番号D26の平均応答時間を更新する。
F304において要求ステートD82が設定されていない場合は,サーバからの応答M200を解析して,シーケンス番号(M202)を取得して値が1かどうか判定し(図11のF404),値が1以外の場合は処理を終了する。値が1であれば,要求ステートD82を「Initialize」に設定し(F406),応答M200を解析して,宛先サーバ(M204)と宛先データベース(M206)を取得する(F408)。取得した宛先サーバ(M204)と宛先データベース(M206)との組み合わせが1つで(F410),宛先管理情報D20の宛先サーバD22と宛先データベースD24との組み合わせに存在すれば(F412),同じ組み合わせに対応する平均応答時間D28を更新する。存在しなければ,宛先サーバ(M204)と宛先データベース(M206)との組み合わせを宛先管理情報D20に追加し,ユニークな宛先番号D26と平均応答時間D28を設定する(F414)。
次に,サーバ状態管理部122は,宛先サーバ(M204)と宛先データベース(M206)との組み合わせに対応する宛先番号D26を要求管理情報D80の宛先番号D84に設定し(F418),ステート管理情報D40のステート名D42が「Intialize」の平均応答時間D44を更新する(F420)。
F300以降の処理が正常に終了(F310)すると,次回負荷レベル決定・応答変更部124が,応答に含まれるレスポンスURI(M208)を取得する(図12のF502)。そして,ステート遷移表D60において,要求ステートD82と同じ値の現ステートD62を有し,Alertタグのコード(M210)やFinalタグ(M212)の有無が一致する行を判定し,次ステートD66を決定する(F504)。
また,次回負荷レベル決定・応答変更部124は,宛先管理情報D20において,宛先番号D84と同じ値の宛先番号D26の平均応答時間D28を求め(F506),ステート管理情報D40において次ステートD66と同じ値のステートD42の平均応答時間D44と,補正パラメータD46と,F508で求めた平均応答時間D28とを基に,該端末102からの次の要求の負荷レベルを予測する(F508)。なお,宛先番号D84が複数存在する場合は,平均応答時間D28が最大のものを使用する。負荷レベルを予測する式の一例を次に示す。なお,式中のα,β,γはパラメータとして予め定めた定数である。該定数の各値は式1のそれと異なっても良い。
(負荷レベル)=(平均応答時間D44)×α+(補正パラメータD46)×β
+(平均応答時間D28)×γ (式2)
次回負荷レベル決定・応答変更部124は,暗号化・復号化部118により,求めた負荷レベルと,宛先番号D84と,次ステートD66に暗号化を施して負荷情報とし,該負荷情報をF502で取得したレスポンスURI(M208)の値にCGIパラメータとして追加する(F510)。なお,上述したとおり,暗号化は必須ではない。
以上,本実施例によれば,端末102からの要求に対する同期サーバ104の応答を基に,該端末102からの次の要求が同期サーバ104の処理に与える負荷レベルを予測して,端末102に負荷情報として応答し,端末102からの次回の要求が含む該負荷情報を用いて要求を制御する輻輳制御機能を提供できる。
第2の実施例は,輻輳制御装置すなわち中継装置100が,端末102からの要求が含む負荷レベルによって要求の中継を規制した場合に,該端末102からの次回の要求の負荷レベルを低下させる実施形態である。
図14は,実施例2の通信システムの一構成例を示す。中継装置100−Bは,端末102からの次回要求のリクエストURIに使用されるレスポンスURIを作成する,レスポンスURI作成部128を備える。それ以外の構成は実施例1の中継装置100と等しくてよい。また,プロセッサ501が,プログラムを実行し,必要に応じて各装置と連携しながら,各処理部を実現する点も同様である。
実施例2の中継装置100−Bが端末102から要求を受信する際の詳細な動作を示すフローチャートは、実施例1の図9のフローチャートと次の点で異なる。F206で要求を中継せずに拒否して,中継しないことを示すメッセージを応答として端末102に返す場合,F210に代わり、レスポンスURI作成部128が、現在の要求に含まれるレベルよりも負荷レベルを下げたレスポンスURIを作成し、該レスポンスURIを含む応答を端末102に返す。端末102は次回送信する要求のリクエストURIに,受信した,負荷レベルが下がった該レスポンスURIの値を使用する。その他のフローチャートF100からF500の処理は実施例1と等しい。
レスポンスURI作成部128が負荷レベルを下げたレスポンスURI(M302)を作成する手順を次に示す。まず、レスポンスURI作成部128が負荷レベルD86を、予め定めた割合だけ、または予め定めた値だけ低下させる。次に、暗号化・復号化部118により、要求ステートD82と、宛先番号D84と、負荷レベルD86とを秘密鍵で暗号化して負荷情報を作成し、要求のリクエストURIのうち、負荷情報の部分を、新たに作成した負荷情報と置き換えた値をレスポンスURIの値とする。ただし,上述したとおり,暗号化・復号化は必須ではない。
図15は,実施例2のF216で中継装置100−Bが端末102に返す応答(M300)の一例である。該応答(M300)はレスポンスURI(M302)を含む。
以上,本実施例によれば,中継装置100−Bが端末102からの要求を中継しない場合,負荷レベルを低下させたレスポンスURIを含む規制応答を端末102に返し,該端末102からの次回の要求が含む負荷レベルを低下させる。これにより,中継が拒否された端末102からの要求は,前回の要求よりも負荷レベルが低く,規制の対象から優先的に除外される輻輳制御機能を提供できる。
第3の実施例は,端末102と輻輳制御装置すなわち中継装置100との間での負荷情報の交換にHTTPのクッキーを使用し,該負荷情報を用いて要求の中継を規制する実施形態である。
図16は,実施例3の通信システムの一構成例を示す。中継装置100−Cは,端末102からの要求が含むHTTPヘッダフィールド「Cookie」の解析と除去を行うクッキー解析・除去部136と,次回の要求の負荷レベルを予測し,同期サーバ104からの応答に該負荷レベルの情報をHTTPヘッダフィールド「Set−Cookie」として追加する次回負荷レベル決定・クッキー追加部138を備える。それ以外の構成は実施例1の中継装置100の構成と等しくてよい。また,プロセッサ501が,プログラムを実行し,必要に応じて各装置と連携しながら,各処理部を実現する点も同様である。
図17は、実施例3において、中継装置100−Cが、同期サーバ104からの応答に負荷情報をクッキーとして追加し、端末102に送信する応答(M400)と、該応答を受けて端末102が送信する要求の一例である(M500)。応答(M400)は、負荷情報を記述した「Set−Cookie」ヘッダフィールド(M402)を有する。また、要求(M500)は、負荷情報を記述した「Cookie」ヘッダフィールド(M500)を有する。
実施例3の中継装置100−Cが端末102から要求を受信する際の詳細な動作を示すフローチャートは、実施例1の図9のフローチャートと次の点で異なる。まず、ネットワークインタフェース110が端末102からの要求を受信すると(F200)、F202に代わり、クッキー解析・除去部136がHTTPのCookieヘッダフィールド(M502)に負荷情報が存在するかどうか判定する。また、F206で要求を規制しない場合、F208に代わり、クッキー解析除去部136が、負荷情報を含む「Cookie」ヘッダフィールドを除去する。それ以外の処理については、実施例1の処理と等しい。
実施例3の中継装置100−Cが同期サーバ104からの応答を受信し、次回負荷レベル決定・クッキー追加部138が次回の要求の負荷レベルを決定し、クッキーを追加する際の詳細な動作を示すフローチャートは、実施例1の図12のフローチャートと次の点で異なる。実施例3では、F508に代わり、次回負荷レベル決定・クッキー追加部138が、予測した負荷レベルを、同期サーバ104からの応答にHTTPの「Set−Cookie」ヘッダフィールド(M502)として追加する。それ以外の処理は、実施例1の処理と等しい。
以上、本実施例によれば、中継装置100−Cが,次回要求の負荷レベルを同期サーバ104の応答に,HTTPのクッキーとして追加し、端末102からの要求が含むHTTPのクッキーが有する負荷情報を用いて、要求の中継を規制する輻輳制御機能を提供できる。
また,本実施形態は,実施例2と組み合わせることも可能である。
第4の実施例は,輻輳制御装置すなわち中継装置100が,端末102からの要求が含む負荷情報の値によって,サーバ装置への要求の中継を一定時間遅延させる実施形態である。なお,本実施例では,要求の中継を拒否しないので,規制応答は返さない。
図18は、実施例4の通信システムの一構成例を示す。中継装置100−Dは、同期サーバ104への要求の中継を一定時間保留する中継遅延部150を備える。それ以外の構成は実施例1の中継装置100と同じでよい。また,プロセッサ501が,プログラムを実行し,必要に応じて各装置と連携しながら,各処理部を実現する点も同様である。
実施例4の中継装置100−Dが、端末102から要求を受信する際の詳細な動作を示すフローチャートは、実施例1の図9のフローチャートと次の点で異なる。実施例4では、F206に代わり、要求規制判定・応答部120が、宛先管理情報D20において宛先番号D84と同じ値を持つ宛先番号D26の平均応答時間D28と、負荷レベルD86とを用いて、値γを求める。値γを求める式の一例を次に示す。なお,式中のα,β,γはパラメータとして予め定めた定数である。該定数の各値は式1,式2のそれと異なっても良い。
γ=(負荷レベルD86)×α+(平均応答時間D28)×β (式3)
値γが、予め定めた数値(γ´)以上(γ´<γ)ならば要求元の端末102に規制応答を返し(F210)、予め定めた,該値(γ´)よりも低い数値(γ´´)以下(γ<γ´´)ならば要求を中継する。それ以外(γ´´<γ<γ´)ならば、中継遅延部150が該要求の中継を一定時間保留する。それ以外の処理は、実施例1処理と等しい。中継遅延部150が要求の中継を保留する時間は、予め定めた時間でも良いし、負荷レベルD86と平均応答時間D28から求めたγの値に応じて異なっても良い。
以上,本実施例に拠れば,端末102からの要求が含む負荷情報によって,中継装置100−Dが,同期サーバ104への中継を遅延させて,同期サーバ104への要求の集中を避けることにより,輻輳を軽減させる輻輳制御機能を提供できる。
また,本実施形態は,実施例3と組み合わせることも可能である。
第5の実施例は,同期サーバ104の輻輳状態と,各ステートのメッセージが同期サーバ104の処理に与える負荷の大きさとを,同期サーバ104の応答時間から予測するのではなく,同期サーバ104と通信して同期サーバ104から取得する実施形態である。
図19は,実施例5の通信システムの一構成例を示す。同期サーバ104−Bは,データベース毎の処理能力と,各ステートのメッセージが同期サーバ104−Bの処理に与える負荷の大きさとを計測し,該情報(以下,輻輳情報とする)を中継装置104−Bに通信路を介して配信する機能を備える。中継装置100−Eは,該輻輳情報を同期サーバ104−Bから通信路を介して受信するサーバ状態取得部160を備える。サーバ状態取得部160と同期サーバ104−Bとの通信プロトコルには,例えばHTTPを使用する。図20はサーバ状態取得部160が同期サーバ104−Bから繰り返し(例えば定期的に)取得する,輻輳情報を含むHTTPメッセージM600の一例である。
図21は実施例5のステート管理情報記憶部132が記憶するステート管理情報D50の一例である。実施例1のステート管理情報D40の平均応答時間D44に代わり,同期サーバ104−Bから取得する各ステートのメッセージが同期サーバ104の処理に与える負荷を負荷状態D52として記憶する。
図22は実施例5の宛先管理情報記憶部134が記憶する宛先管理情報D30の一例である。実施例1の宛先管理情報D30の平均応答時間D28に代わり,同期サーバ104−Bから取得するデータベース毎の処理能力を負荷状態D32として記憶する。
図23は,繰り返し(例えば予め定めた時間の経過毎に),または同期サーバ104からの通知を契機として,宛先管理情報D30とステート管理情報D50の値を更新する際のフローチャートである。まず,サーバ状態取得部160が,同期サーバ104−Bが有する宛先データベース毎の負荷状態の情報を取得する(F702)。該情報は,サーバ状態取得部160から同期サーバ104−Bに要求をだして取得しても良いし,同期サーバ104−Bからプッシュ形式で配信しても良い。次に,宛先管理情報D30において,取得した宛先データベースと等しい宛先データベースD24の負荷状態D32の値を更新する(F704)。同様に,サーバ状態取得部160は,同期サーバ104−Bが有するステート毎の負荷状態の情報を取得し(F706),ステート管理情報D50において,取得したステート名と等しいステート名D42の負荷状態D52の値を更新する(F708)。なお,宛先データベース毎の負荷状態とステート毎の負荷状態とは一度の通信で併せて取得しても良い。
実施例5のネットワークインタフェース110が端末102から要求を受信した際の中継装置100−Eの詳細な動作を示すフローチャートは、実施例1の図9のフローチャートと次の点で異なる。実施例1のF214が、実施例1の図9のF206が負荷レベルD86と平均応答時間とを比較する代わりに、実施例5では負荷レベルD86と負荷状態D32を比較する。また、実施例1の図9のF212の処理は行わない。それ以外は実施例1の図9の処理に等しくてよい。また,プロセッサ501が,プログラムを実行し,必要に応じて各装置と連携しながら,各処理部を実現する点も同様である。
図24は,中継装置100−Eが中継した要求に対する応答を同期サーバ104−Bから受信する際のフローチャートである。F516は,実施例1の図12のF506で使用する平均応答時間D28の代わりに,宛先管理情報D30の負荷状態D32を使用する。F518は,実施例1の図12のF508で使用する平均応答時間D44との代わりに,ステート管理情報D50の負荷状態D52を使用する。それ以外の処理は,実施例1の図10,11,12の処理に等しくてよい。
以上,本実施例に拠れば,中継装置100−Eが,データベース毎の同期サーバ104の処理能力と,各ステートのメッセージが同期サーバ104の処理に与える負荷の情報を,同期サーバ104から取得し,該情報を用いて同期サーバ104の輻輳を軽減させる輻輳制御機能を提供できる。
また,本実施形態は,実施例2,実施例3,実施例4と組み合わせることも可能である。
実施例1の輻輳制御装置の構成図の一例である。 実施例1の輻輳制御装置として使用する情報処理装置の構成図の一例である。 実施例1の記憶装置に格納された要求管理情報の構成図の一例である。 実施例1の記憶装置に格納された宛先管理情報の構成図の一例である。 実施例1の記憶装置に格納されたステート管理情報の構成図の一例である。 実施例1における端末102からの要求の構成図の一例である。 実施例1におけるサーバ装置からの応答の構成図の一例である。 実施例1の端末102,中継装置,同期サーバ104間の通信シーケンスの模式図の一例である。 実施例1の輻輳制御装置が端末102から受信する要求を処理するフローチャートの一例である。 実施例1の輻輳制御装置がサーバ装置から受信する応答を処理するフローチャートの一例である。 実施例1の輻輳制御装置がサーバ装置から受信する応答を処理する,図10から続くフローチャートの一例である。 実施例1の輻輳制御装置がサーバ装置の応答に負荷情報を追加する処理のフローチャートの一例である。 実施例1の記憶装置に格納されたステート遷移表の構成図の一例である。 実施例2の輻輳制御装置の構成図の一例である。 実施例2の輻輳制御装置が端末102に送信する規制応答の構成図の一例である。 実施例3の輻輳制御装置の構成図の一例である。 実施例3における端末102からの要求の構成図の一例である。 実施例4の輻輳制御装置の構成図の一例である。 実施例5の輻輳制御装置の構成図の一例である。 実施例5においてサーバ装置から受信する輻輳情報の構成図の一例である。 実施例5の記憶装置に格納された宛先管理情報の構成図の一例である。 実施例5の記憶装置に格納されたステート管理情報の構成図の一例である。 実施例5の輻輳制御がサーバ装置の輻輳情報を更新する処理のフローチャートの一例である。 実施例5の輻輳制御装置がサーバ装置からの応答を受信する処理のフローチャートの一例である。 データの同期における通信の状態遷移の一例である。
100:中継装置(実施例1),100−B:中継装置(実施例2),100−C:中継装置(実施例3),100−D:中継装置(実施例4),100−E:中継装置(実施例5),102:端末102,104:同期サーバ104(実施例1,2,3,4),104−B:同期サーバ104(実施例5),110:ネットワークインタフェース,112:ネットワークインタフェース,114:トラフィック中継部,116:負荷情報解析・変更部,118:暗号化・復号化部,120:要求規制判定・応答部,122:サーバ状態管理部,124:次回負荷レベル決定・応答変更部,128:レスポンスURI作成部,130:要求管理情報記憶部,132:ステート管理情報記憶部,134:宛先管理情報記憶部,136:クッキー解析・除去部,138:次回負荷レベル決定・クッキー追加部,140:通信路,142:通信路,150:中継遅延,160:サーバ状態取得部,D20:宛先管理情報,D40:ステート管理情報,D60:ステート遷移表。

Claims (10)

  1. 端末とサーバ装置とを接続するネットワーク通信路上に設けられた輻輳制御装置であって,
    前記端末からの要求を前記サーバ装置に中継し,前記サーバ装置からの応答を前記端末に中継する中継部と,
    前記サーバ装置からの前記応答を解析して,該前記端末からの前記要求の次ステートを判定する判定部と,
    前記端末からの要求の宛先ごとに,前記サーバ装置の処理能力を計測する計測部と,
    判定された前記要求の次ステートと,計測された前記要求の宛先となる前記サーバ装置の処理能力と,から,前記次の要求が前記サーバ装置に与える負荷を,前記サーバ装置別に予測し,予測した前記負荷の情報を前記サーバ装置の応答に付加する予測部と,
    前記端末から受信した要求に付加された該負荷情報を解析し,当該負荷情報の内容に基づいて,前記端末からの要求をサーバ装置へ中継するか否かを判定し,中継せずに拒否する場合には,前記端末に,中継しないことを通知する規制部と,を備える
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  2. 請求項1に記載の輻輳制御装置において,
    前記計測部は,前記サーバ装置の処理能力を,前記サーバ装置へ中継した要求に対する当該サーバ装置の応答時間を計測した結果に基づき決定する
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  3. 請求項1に記載の輻輳制御装置において,
    前記予測部は,前記要求の各ステートがサーバ装置に与える負荷を,前記計測部が計測する前記各ステートの要求に対する前記サーバ装置の応答時間から推定する
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  4. 請求項1に記載の輻輳制御装置において,さらに,
    前記サーバ装置の処理能力の情報と,各ステートの要求が前記サーバ装置に与える負荷とを,前記サーバ装置から受信するサーバ状態取得部を備える
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  5. 請求項1に記載の輻輳制御装置において,さらに,
    前記サーバ装置の処理能力の情報と,各ステートの要求が前記サーバ装置に与える負荷とを,前記サーバ装置からの通知を契機として前記サーバ装置から受信するサーバ状態取得部を備える
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  6. 請求項1に記載の輻輳制御装置において,さらに,
    前記端末への応答に含まれる前記負荷情報の暗号化と,前記端末からの要求に含まれる暗号化された負荷情報の復号化を行う暗号化・復号化部を備える
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  7. 請求項1に記載の輻輳制御装置において,
    前記判定部は,要求の現ステートと,該要求が含む特定のタグの有無と,該要求が含む特定のタグの値と,当該要求の次ステートとの組み合わせを有する状態遷移表を備え,該状態遷移表に基づき前記要求の次ステートを判定する
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  8. 請求項1に記載の輻輳制御装置において,
    前記規制部は,前記要求が含む負荷情報により当該要求の中継を拒否する場合,当該要求が含む前記負荷情報をに基づき,次の要求に含まれるべき負荷レベルの低い負荷情報を決定し,該負荷情報を含めた規制応答を返す
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  9. 請求項1に記載の輻輳制御装置において,さらに,
    前記サーバ装置への前記要求の中継を,前記要求が含む負荷情報に基づいて遅延させる中継遅延部を備える
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
  10. 請求項9に記載の輻輳制御装置において,
    前記規制部は,前記サーバ装置への中継遅延時間を,前記サーバの輻輳状況と,要求が含む負荷情報と,に基づき決定し,
    前記中継遅延部は,決定された前記遅延時間に基づき,前記要求の中継を遅延させる
    ことを特徴とする輻輳制御装置。
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