JP5123890B2 - トランシーバおよび通信システム - Google Patents

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本発明は、電界伝達媒体に電界を誘起させて通信を行うトランシーバおよび通信システムに関するものである。
近年にあっては、電界を用いた通信システムが多数提案されている。特許文献1には、通信システムの一例が記載されている。
特開2007−174570号公報
図4は、通信システムの一例を示す図である。図5は、トランシーバ1Aの斜視図である。図6は、トランシーバ1Aの回路構成を示すブロック図である。
トランシーバ1Aは、例えば、ユーザUのポケットに収納される。このとき、電極11、12の一方(電極11とする)が衣服を介して、ユーザUの人体に触れる。
ユーザUは、自分の名前などをトランシーバ2へ伝達したい場合、電極21に乗る。この状態で、制御回路104は、名前などのデータを送信器101に与える。送信器101は、データに基づく送信信号を電極11、12間に印加する。電極11は人体に触れているので、ユーザUの人体と電極12の間に信号が生じる。このユーザUが電極21に乗ると、電極21、22間に受信信号が生じる。トランシーバ2は、この受信信号を通信回路26で受信する。
ところで、トランシーバ1Aが握られて、電極11、12の両方に手が触れてしまうと、電極11、12間のインピーダンスが低下する。これにより、受信信号の振幅も低下し、良好な通信が行えなくなる場合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電極と電界伝達媒体の位置関係によっては良好な通信が妨げられるという問題の解決を図ったトランシーバおよび通信システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、電界伝達媒体に電界を誘起させて通信を行うトランシーバであって、複数の電極と、所定の2回路節点間に送信信号を印加し、前記2回路節点間に印加された受信信号を処理する半二重送受信回路と、与えられる制御信号に対応する2つの前記電極を前記2回路節点に接続するスイッチ回路と、前記スイッチ回路に対して互いに異なる制御信号を順次に与え、当該互いに異なる制御信号に対応する2つの前記電極を介して前記2回路節点間に印加された受信信号の振幅を検出し、当該振幅を最も大きくした制御信号に対応する2つの前記電極が前記2回路節点に継続的に接続されるように前記スイッチ回路を制御する制御回路とを備えることを特徴とする。
例えば、前記一方の回路節点は、前記複数の電極の1つに予め接続され、前記スイッチ回路は、前記他方の回路節点を当該1つの電極を除く複数の電極の1つに接続する。
例えば、前記スイッチ回路は、前記一方の回路節点を前記複数の電極に含まれる複数の電極の1つに接続する回路と、前記他方の回路節点を当該複数の電極を除く複数の電極の1つに接続する回路とを備える。
第2の本発明は、電界伝達媒体に電界を誘起させて通信を行う2つのトランシーバを備える通信システムであって、少なくとも一方のトランシーバは、複数の電極と、所定の2回路節点間に送信信号を印加し、前記2回路節点間に印加された受信信号を処理する半二重送受信回路と、与えられる制御信号に対応する2つの前記電極を前記2回路節点に接続するスイッチ回路と、前記スイッチ回路に対して互いに異なる制御信号を順次に与え、当該互いに異なる制御信号に対応する2つの前記電極を介して前記2回路節点間に印加された受信信号の振幅を検出し、当該振幅を最も大きくした制御信号に対応する2つの前記電極が前記2回路節点に継続的に接続されるように前記スイッチ回路を制御する制御回路と
を備えることを特徴とする。
第3の本発明は、電界伝達媒体に電界を誘起させて通信を行うトランシーバの動作方法であって、前記トランシーバは、複数の電極と、所定の2回路節点間に送信信号を印加し、前記2回路節点間に印加された受信信号を処理する半二重送受信回路と、与えられる制御信号に対応する2つの前記電極を前記2回路節点に接続するスイッチ回路と、前記スイッチ回路に対して制御信号を与える制御回路とを備え、前記トランシーバの動作方法は、前記制御回路が、前記スイッチ回路に対して互いに異なる制御信号を順次に与えるステップと、前記制御回路が、当該互いに異なる制御信号に対応する2つの前記電極を介して前記2回路節点間に印加された受信信号の振幅を検出するステップと、前記制御回路が、当該振幅を最も大きくした制御信号に対応する2つの前記電極が前記2回路節点に継続的に接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、電界伝達媒体に電界を誘起させて通信を行うトランシーバは、複数の電極と、所定の2回路節点間に送信信号を印加し、前記2回路節点間に印加された受信信号を処理する半二重送受信回路と、与えられる制御信号に対応する2つの前記電極を前記2回路節点に接続するスイッチ回路と、前記スイッチ回路に対して互いに異なる制御信号を順次に与え、当該互いに異なる制御信号に対応する2つの前記電極を介して前記2回路節点間に印加された受信信号の振幅を検出し、当該振幅を最も大きくした制御信号に対応する2つの前記電極が前記2回路節点に継続的に接続されるように前記スイッチ回路を制御する制御回路とを備えるので、電極と電界伝達媒体の位置関係がどのような場合であっても、その状態においては、信号の振幅を最も大きくでき、より良好な通信を行うことができる。
本実施の形態に係る通信システムを示す図である。 図1に示すトランシーバ1の斜視図である。 トランシーバ1の回路構成を示すブロック図である。 従来の通信システムを示す図である。 図4に示すトランシーバ1Aの斜視図である。 トランシーバ1Aの回路構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信システムを示す図である。
通信システムは、ユーザUに握られるなどして使用されるトランシーバ1と、例えば、床下に設置されるトランシーバ2とを備える。トランシーバ1は、ポケットに収納されて使用されることもある。トランシーバ1、2間の通信は、ユーザUの人体つまり本実施の形態における電界伝達媒体に電界を誘起させて行われる。
トランシーバ2は、電極21、22と、送信器23と、受信器24と、制御回路25とを備える。送信器23は、制御回路25から与えられるデータに基づく送信信号を電極21、22間に印加し、これにより、電極21に乗ったユーザUの人体に電界を誘起させるようになっている。受信器24は、差動増幅器であり、トランシーバ1がユーザUの人体に電界を誘起させて、これにより、電極21、22間に印加された受信信号を増幅し、増幅後の受信信号を制御回路25に与えるようになっている。
図2は、トランシーバ1の斜視図である。
トランシーバ1は、電極11〜14、および後述する回路を備える。電極11は、筐体K1の表面に配置されている。電極12は、筐体K2の裏面に配置されている。
各電極11、12は、くびれた形状を有している。これは、トランシーバ1を握ったときに、電極11、12の両方に手が触れにくいようにしたものである。また、トランシーバ1を筐体K1の表面から握ったときと、筐体K2の裏面から握ったときとで、人体との接触面積が同じになるように、各電極11、12の面積は同じになっている。
各電極13、14は、筐体K2において対向する側面の一方、他方に配置されている。電極13、14も、電極11、12の面積を同じにしたのと同様に、同じ大きさになっている。
図3は、トランシーバ1の回路構成を示すブロック図である。
トランシーバ1は、電極11〜14、送信器101、受信器102、スイッチ回路103、制御回路104を備える。
電極11、送信器101のプラス側の出力端子、受信器102のプラス側の入力端子は、回路節点Aを含む回路パターンなどで互いに接続されている。
各電極12、13、14は、スイッチ回路103の各端子1031、1032、1033に接続されている。
送信器101のマイナス側の出力端子、受信器102のマイナス側の入力端子、スイッチ回路103の端子1030は、回路節点Bを含む回路パターンなどで互いに接続されている。
制御回路104は、各送信器101、受信器102、スイッチ回路103に、回路パターンなどで接続されている。
送信器101は、制御回路104から与えられるデータに基づく送信信号を回路節点A、B間に印加するようになっている。
受信器102は、差動増幅器であり、回路節点A、B間に印加された受信信号を増幅し、増幅後の受信信号を制御回路104に与えるようになっている。
送信器101の各出力端子、受信器102の各入力端子は、トランシーバ1の回路グラウンドから分離されて、いわゆるフローティングになっている。これにより、回路グラウンドの電位が揺らいだとしても、送信信号と受信信号には影響しないうという効果が得られる。
スイッチ回路103は、例えば、端子1030、1031間、端子1030、1032間、端子1030、1033間に配置されたアナログスイッチ(図示せず)の1つを制御回路104からの制御信号に基づいてオンするようになっている。
次に、通信システムの動作を説明する。なお、トランシーバ1からトランシーバ2の方向を「上り」、トランシーバ2からトランシーバ1の方向を「下り」と表現する。
(リンクモード)
まず、トランシーバ1、2は、当初はリンクモードに設定されており、互いに相手を検出する。
リンクモードのトランシーバ2において、制御回路25は、下りリンクデータを送信器23に与える。これにより、送信器23は、下りリンクデータに基づく送信信号つまり下りリンク信号を電極21、22間に印加する。下りリンク信号は、電極21に乗ったユーザUの人体を介して、トランシーバ1に送信される。下りリンク信号の送信は、後述の上りリンク信号が受信されるまで、逐次行われる。ユーザUの人体には、下り信号に応じた電界が誘起される。
トランシーバ1では、制御回路104がスイッチ回路103に対し、互いに異なる3つの制御信号(制御信号S1、S2、S3という)を順次に与え、これを繰り返す。
スイッチ回路103は、制御信号S1が与えられている間は、端子1030、1031間のみを導通させる。スイッチ回路103は、制御信号S2が与えられている間は、端子1030、1032間のみを導通させる。スイッチ回路103は、制御信号S3が与えられている間は、端子1030、1033間のみを導通させる。
一方、受信器102は、回路節点A、B間に印加された受信信号つまり下りリンク信号を増幅し、増幅後の下りリンク信号を制御回路104に与える。なお、受信器102の各入力端子がフローティングになっているので、回路グラウンドの電位の揺らぎにより下りリンク信号が揺らぐのを防止することができる。
制御回路104は、与えられる下りリンク信号の振幅を検出する。例えば、トランシーバ1が筐体K2の裏面から握られたことで、電極12が手に触れ、一方、電極11は手に触れず、これにより、制御信号S1をスイッチ回路103に与えている間の振幅が最も大きくなったこととする。
仮に、電極11、12の両方に手が触れてしまうと、電極11、12間のインピーダンスおよび電極11、12間に生じる下りリンク信号の振幅が低下し、この場合は、例えば、電極12、13間に生じる下りリンク信号の振幅の方が大きくなる。
なお、各電極11、12の面積は同じになっているので、トランシーバ1を筐体K1の表面から握ったときでも、トランシーバ1が筐体K2の裏面から握られたときの振幅とほぼ同じ振幅を得ることができる。
さて、制御信号S1をスイッチ回路103に与えている間の振幅が最も大きくなったなら、制御回路104は、以降、継続的に制御信号S1をスイッチ回路103に与える。つまり、これ以降は、電極11、12が継続的に使用されるのである。
そして、制御回路104は、上りリンクデータを送信器101に与える。これにより、送信器101は、上りリンクデータに基づく送信信号つまり上りリンク信号を回路節点A、B間に印加する。なお、送信器101の各出力端子がフローティングになっているので、回路グラウンドの電位の揺らぎにより上りリンク信号が揺らぐのを防止することができる。
上りリンク信号は、回路節点A、Bを介して、電極11、12間に印加される。上りリンク信号は、ユーザUの人体を介して、トランシーバ2で受信される。ユーザUの人体には、上りリンク信号に応じた電界が誘起される。
トランシーバ2では、受信器24が、電極21、22を介して入力される上りリンク信号を増幅し、増幅後の上りリンク信号を制御回路25に与える。
こうして、トランシーバ1、2が、互いに相手を検出すると、リンクモードからデータ通信モードに移行する。
(データ通信モード:下り)
データ通信モードでは、例えばトランシーバ2が、下りリンク信号と同様に下りデータパケットをトランシーバ1に送信する。ユーザUの人体には、下りデータパケットに応じた電界が誘起される。
トランシーバ1では、制御回路104がスイッチ回路103に対し、制御信号S1を継続的に与えている。
一方、受信器102は、回路節点A、B間に印加された受信信号つまり下りデータパケットに基づく受信信号を増幅し、増幅後の受信信号を制御回路104に与える。なお、受信器102の各入力端子がフローティングになっているので、回路グラウンドの電位の揺らぎにより受信信号が揺らぐのを防止することができる。
制御回路104は、受信信号から下りデータパケットを得たなら、受信応答(ACK)を示すデータを送信器101に与える。これにより、送信器101は、与えられたデータに基づく送信信号つまり受信応答信号を回路節点A、B間に印加する。なお、送信器101の各出力端子がフローティングになっているので、回路グラウンドの電位の揺らぎにより受信応答信号が揺らぐのを防止することができる。
受信応答信号は、回路節点A、Bを介して、電極11、12間に印加される。受信応答信号は、ユーザUの人体を介して、トランシーバ2で受信される。ユーザUの人体には、受信応答信号に応じた電界が誘起される。
トランシーバ2は、受信応答信号を受信したなら、次のデータパケットをトランシーバ1に送信する。
トランシーバ2は、例えば、人がトランシーバ1を握り直したことにより、受信応答信号を受信できなかったなら、データ通信モードからリンクモードに移行し、下りリンク信号を送信する。
一方、トランシーバ1も、例えば、人がトランシーバ1を握り直したことにより、次のデータパケットを受信できなかったなら、データ通信モードからリンクモードに移行し、下りリンク信号を待ち受ける。
(データ通信モード:上り)
データ通信モードでは、例えばトランシーバ1が、上りリンク信号と同様に上りデータパケットをトランシーバ2に送信する。ユーザUの人体には、上りデータパケットに応じた電界が誘起される。
トランシーバ2では、受信器24が、上りデータパケットに基づく受信信号を増幅し、増幅後の受信信号を制御回路25に与える。
制御回路25は、受信信号から上りデータパケットを得たなら、受信応答(ACK)を示すデータを送信器23に与える。これにより、送信器23は、与えられたデータに基づく送信信号つまり受信応答信号を電極21、22間に印加する。受信応答信号は、ユーザUの人体を介して、トランシーバ1で受信される。ユーザUの人体には、受信応答信号に応じた電界が誘起される。
トランシーバ1は、受信応答信号を受信したなら、次のデータパケットをトランシーバ2に送信する。
トランシーバ1は、例えば、人がトランシーバ1を握り直したことにより、受信応答信号を受信できなかったなら、データ通信モードからリンクモードに移行し、下りリンク信号を待ち受ける。
一方、トランシーバ2も、例えば、人がトランシーバ1を握り直したことにより、次のデータパケットを受信できなかったなら、データ通信モードからリンクモードに移行し、下りリンク信号を送信する。
したがって、本実施の形態に係るトランシーバ1は、複数の電極11〜14と、2回路節点A、B間に送信信号を印加し、2回路節点A、B間に印加された受信信号を処理する半二重送受信回路(送信器101および受信器102)と、与えられる制御信号に対応する2つの電極を2回路節点A、Bに接続するスイッチ回路103と、スイッチ回路103に対して制御信号S1、S2、S3を順次に与え、当該制御信号S1、S2、S3に対応する2電極を介して2回路節点A、B間に印加された受信信号(下りリンク信号)の振幅を検出し、当該振幅を最も大きくした制御信号(例では、制御信号S1)に対応する2つの電極(例では、電極11、12)が2回路節点に継続的に接続されるようにスイッチ回路103を制御する制御回路104とを備えるので、トランシーバ1をどのように握った場合でも、その握り方においては、信号の振幅を最も大きくでき、よって、より良好な通信を行うことができる。
なお、回路節点Aは電極11に予め接続され、スイッチ回路103は、回路節点Bを電極12〜14の1つに接続するようにしているが、以下のようにしてもよい。
つまり、スイッチ回路103は、回路節点Aを複数の電極(電極11に代わるもの)の1つに接続する回路と、回路節点Bを別の複数の電極(電極12〜14に代わるもの)の1つに接続する回路とを備える。この場合でも、スイッチ回路103は、制御回路104から与えられる制御信号に対応する2つの電極を2回路節点A、Bに接続する。これにより、トランシーバ1の握り方の更なる多様性に対応でき、場合によっては、受信信号の振幅を更に大きくでき、更に良好な通信を行うことができる。
また、上記のような振幅の最大化をトランシーバ2で行ってもよい。つまり、ユーザUは電極21から少し外れた位置に立つこともあるので、そのように、トランシーバ2における電極とユーザUの人体と位置関係が固定的でない場合は、上記のような振幅の最大化が有効であり、これにより良好な通信を行うことができようになる。
また、トランシーバ1を2つ用い、それぞれのユーザが同じ床の上に立っているときに、各ユーザの人体と床を介して、トランシーバ1間で通信を行ってもよい。その際、上記のような振幅の最大化を各トランシーバ1で行うことで、より良好な通信を行うことができる。
また、電界伝達媒体は、上記のようなユーザUの人体や床などに限られず、電界を誘起させて伝達できるものであれば、如何なるものでもよい。
1、2…トランシーバ
11〜14、21、22…電極
23、101…送信器
24、102…受信器
25、104…制御回路
103…スイッチ回路
A、B…回路節点
U…ユーザ
S1、S2、S3…制御信号

Claims (5)

  1. 電界伝達媒体に電界を誘起させて通信を行うトランシーバであって、
    複数の電極と、
    所定の2回路節点間に送信信号を印加し、前記2回路節点間に印加された受信信号を処理する半二重送受信回路と、
    与えられる制御信号に対応する2つの前記電極を前記2回路節点に接続するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路に対して互いに異なる制御信号を順次に与え、当該互いに異なる制御信号に対応する2つの前記電極を介して前記2回路節点間に印加された受信信号の振幅を検出し、当該振幅を最も大きくした制御信号に対応する2つの前記電極が前記2回路節点に継続的に接続されるように前記スイッチ回路を制御する制御回路と
    を備えることを特徴とするトランシーバ。
  2. 前記一方の回路節点は、前記複数の電極の1つに予め接続され、
    前記スイッチ回路は、
    前記他方の回路節点を当該1つの電極を除く複数の電極の1つに接続するものである
    ことを特徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  3. 前記スイッチ回路は、
    前記一方の回路節点を前記複数の電極に含まれる複数の電極の1つに接続する回路と、
    前記他方の回路節点を当該複数の電極を除く複数の電極の1つに接続する回路とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  4. 電界伝達媒体に電界を誘起させて通信を行う2つのトランシーバを備える通信システムであって、
    少なくとも一方のトランシーバは、
    複数の電極と、
    所定の2回路節点間に送信信号を印加し、前記2回路節点間に印加された受信信号を処理する半二重送受信回路と、
    与えられる制御信号に対応する2つの前記電極を前記2回路節点に接続するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路に対して互いに異なる制御信号を順次に与え、当該互いに異なる制御信号に対応する2つの前記電極を介して前記2回路節点間に印加された受信信号の振幅を検出し、当該振幅を最も大きくした制御信号に対応する2つの前記電極が前記2回路節点に継続的に接続されるように前記スイッチ回路を制御する制御回路と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  5. 電界伝達媒体に電界を誘起させて通信を行うトランシーバの動作方法であって、
    前記トランシーバは、
    複数の電極と、所定の2回路節点間に送信信号を印加し、前記2回路節点間に印加された受信信号を処理する半二重送受信回路と、与えられる制御信号に対応する2つの前記電極を前記2回路節点に接続するスイッチ回路と、前記スイッチ回路に対して制御信号を与える制御回路とを備え、
    前記トランシーバの動作方法は、
    前記制御回路が、前記スイッチ回路に対して互いに異なる制御信号を順次に与えるステップと、
    前記制御回路が、当該互いに異なる制御信号に対応する2つの前記電極を介して前記2回路節点間に印加された受信信号の振幅を検出するステップと、
    前記制御回路が、当該振幅を最も大きくした制御信号に対応する2つの前記電極が前記2回路節点に継続的に接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと
    を含むことを特徴とするトランシーバの動作方法。
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