JP5123622B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、トレンチゲート構造を有する半導体装置及びその半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置では、電力制御用として、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのMOS型トランジスタが用いられている。そして、近年の省エネルギー化などの要求から、高効率な電力制御用の半導体装置が必要とされている。高効率化のために、オン抵抗の低減が進められ、セルの微細化が図られてきた。そして、微細化に伴い、トレンチゲート構造が採用されるようになっている(特許文献1参照)。トレンチゲート構造の採用により、微細化に伴うJFET(Junction Field Effect Transistor)の効果の影響を受けなくなるのでセルのさらなる微細化が可能となるだけでなく、チャネル幅を増大することができ、オン抵抗を大幅に低減することができる。
特開2000−277531号公報(図4)
トレンチゲート構造は、半導体基板に形成されたトレンチの内面を覆うゲート絶縁膜と、前記トレンチに埋め込まれたゲート電極とを有している。そして、ゲート電極は、半導体基板上のフィールド絶縁膜の上に設けられたゲート引き出し電極に接続することで、ゲート電極の電位の制御を可能にしている。
セルの微細化に伴い、ゲート電極を埋め込んだトレンチ上へのコンタクトホールの形成が困難になる。このため、コンタクトホールの形成の必要のない、ゲート電極がトレンチからゲート引き出し電極までまたがるように接続する構造に変更する必要がある。しかし、トレンチ肩部で構造的にゲート絶縁膜は薄膜化しやすく、トレンチ側壁ゲート耐圧が正常に引き出せない場合があると考えられた。
そこで、本発明の目的は、トレンチ内埋め込みゲート電極にゲート引き出し電極が接続する半導体装置において、トレンチ側壁ゲート耐圧が正常に引き出せる半導体装置を提供し、さらに、そのような半導体装置の製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、半導体基板に形成されたトレンチの内面を覆うゲート絶縁膜と、前記トレンチに埋め込まれたゲート電極とを有する半導体装置において、
前記トレンチの一部を平面視で幅方向に挟んだ両側に配置され順テーパであるフィールド傾斜面を備え、前記ゲート絶縁膜より厚いフィールド絶縁膜と、
前記ゲート電極に接続し、前記トレンチの両側の前記フィールド傾斜面の上に配置されているゲート引き出し電極とを有し、
前記トレンチは、側面の上部に、順テーパのトレンチ傾斜面を備え、
前記トレンチ傾斜面は、前記フィールド傾斜面の下方に後退し、
前記トレンチ傾斜面の上に前記ゲート絶縁膜が設けられ、
前記トレンチの前記一部の上方において、前記ゲート絶縁膜と前記フィールド絶縁膜とが接していることを特徴とする。
また、本発明は、半導体基板にトレンチを形成し、内面をゲート絶縁膜で覆った前記トレンチにゲート電極を埋め込む半導体装置の製造方法において、
順テーパであるフィールド傾斜面が前記トレンチの一部が形成される領域を平面視で挟んで互いに対向するように複数に分割した、前記ゲート絶縁膜より厚いフィールド絶縁膜を、前記半導体基板上に形成し、
前記トレンチが形成される領域が露出し、対向する前記フィールド傾斜面が露出するように、前記半導体基板上にマスク膜を形成し、
前記マスク膜と対向する前記フィールド傾斜面とをマスクに、前記半導体基板をエッチングし、前記トレンチを形成し、
前記トレンチに面している前記マスク膜の端面と前記フィールド傾斜面とをエッチングにより後退させ、半導体基板のトレンチの肩部を露出させ、
前記マスク膜と対向する前記フィールド傾斜面とをマスクに、前記肩部をエッチングして、前記トレンチの側面の上部に、順テーパのトレンチ傾斜面を形成し、
前記トレンチの内面を熱酸化することで、前記トレンチの前記トレンチ傾斜面を含んだ内面にゲート絶縁膜を形成すると共に、前記トレンチ傾斜面を前記フィールド傾斜面の下方に後退させて、前記トレンチの上方において前記ゲート絶縁膜と前記フィールド絶縁膜とを接続させ、
前記トレンチ内に埋め込まれるゲート電極を形成するとともに、前記フィールド傾斜面上に前記ゲート電極に接続するようにゲート引き出し電極を形成し、
前記トレンチの前記一部の上方において、前記ゲート絶縁膜と前記フィールド絶縁膜とを接しさせたことを特徴とする。
本発明によれば、トレンチ内埋め込みゲート電極にゲート引き出し電極が接続する半導体装置において、トレンチ側壁ゲート耐圧が正常に引き出せる半導体装置を提供することができ、さらに、そのような半導体装置の製造方法を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1(a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置20の平面図である。なお、層間絶縁膜を透視して図示を省略している。図1(b)は、図1(a)の半導体装置20のゲート引出領域20bおよびその周辺の平面図である。図1(b)でも図1(a)と同様に、層間絶縁膜を透視して図示を省略している。また、図2は、図1(b)のA−A矢視断面図であり、図3は、図1(b)のB−B矢視断面図であり、図4は、図1(a)のC−C矢視断面図である。
図1(a)に示すように、半導体装置20は、トランジスタとして機能するアクティブ領域20aと、半導体装置20が形成される半導体基板の主面上の耐圧を確保するために設けられた厚膜絶縁膜(フィールド絶縁膜)9で覆われ、このフィールド絶縁膜9の上にゲート引き出し電極10aが引き回されているFLR(Field Limiting Ring)領域20cと、トレンチ7に埋め込まれたゲート電極10が前記ゲート引き出し電極10aに接続しているゲート引出領域20bとにより構成されている。
トレンチ7は、アクティブ領域20aとゲート引出領域20bとにまたがって形成されている。トレンチ7は、アクティブ領域20aからゲート引出領域20bへ伸びて、ゲート引出領域20bで折り返しアクティブ領域20aに戻る、平面視で略U文字の形状に形成されている。U文字の形状のトレンチ7は、これを1ブロックとして、同じ方向を向いて複数ブロックが一列に並べられている。アクティブ領域20aでは、これらU文字の形状のトレンチ7(ブロック)の相互間に、ソース領域となるn+型半導体領域6とチャネル領域となるp型半導体領域5が形成されている。アクティブ領域20aだけで見ると、トレンチ7は、複数本がストライプ状に配列されており、それぞれのトレンチ7は、間隔が狭い部分と広い部分とが交互になるように配列されている。この間隔が広くなっているトレンチ7同士をつないで折り返すことで、U文字の形状を構成している。トレンチ7のU文字の形状の折り返しの部分で、ゲート電極10は、ゲート引き出し電極10aに接続している。
トレンチ7は、アクティブ領域20aにおいては半導体基板のp型半導体領域5に、ゲート引出領域20bにおいては半導体基板のウェル領域となるp型半導体領域4に形成されている。トレンチ7の内面はゲート絶縁膜8で覆われている。ゲート電極10は、このゲート絶縁膜8を介して、トレンチ7に埋め込まれている。
フィールド絶縁膜9は、トレンチ7によって、第1厚膜絶縁膜9aと、トレンチ7毎に設けられた複数の第2厚膜絶縁膜9bとに分割されている。また、フィールド絶縁膜9は、トレンチ7を横切って、トレンチ7の両側に配置されていると見ることもできる。
第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bの端面は、順テーパであるフィールド傾斜面9cになっている。第1厚膜絶縁膜9aのフィールド傾斜面9cと、第2厚膜絶縁膜9bのフィールド傾斜面9cとで、平面視において、トレンチ7の一部を幅方向に挟んでいる。第1厚膜絶縁膜9aのフィールド傾斜面9cと、第2厚膜絶縁膜9bのフィールド傾斜面9cとは、トレンチ7の一部の両側の縁に対向して配置されている。
前記ゲート電極10と前記ゲート引き出し電極10aとは、第1厚膜絶縁膜9aのフィールド傾斜面9cと第2厚膜絶縁膜9bのフィールド傾斜面9cとがトレンチ7の一部の両側に対向して配置されている箇所で、接続している。このため、ゲート引き出し電極10aは、第1厚膜絶縁膜9aのフィールド傾斜面9cと第2厚膜絶縁膜9bのフィールド傾斜面9cとの両側のフィールド傾斜面9cの上に配置されることになる。前記ゲート引き出し電極10aの端部は、FLR領域20cではもちろんのこと、ゲート引出領域20bにおいても、前記フィールド絶縁膜9の上に設けられている。
FLR領域20cには、ゲート配線13aが設けられている。ゲート配線13aは、層間絶縁膜に形成された接続孔(コンタクトホール)を介して、ゲート引き出し電極10aに接続している。ゲート引き出し電極10aはゲート電極10に接続しているので、結果的に、ゲート電極10は、ゲート配線13aに電気的に接続し、ゲート配線13aからゲート電極10の電位が制御可能になっている。
また、図1(b)に示すように、前記ゲート引き出し電極10aと、前記ゲート電極10とは、一体に形成されている。このことは、図2によっても明らかであり、前記ゲート引き出し電極10aと、前記ゲート電極10との間には、界面は存在せず、一体に形成されている。
図2と図3に示すように、半導体基板15は、p+型半導体層1を基板として、このp+型半導体層1の上に、n+型半導体層2とn−型半導体層3をエピタキシャル成長させたシリコン(Si)基板を用いることができる。そして、ゲート引出領域20bとFLR領域20cにおいては、n−型半導体層3の表面層にp型半導体領域4が形成されている。n−型半導体層3とp型半導体領域4との界面は、トレンチ7よりも深いところに設けられている。一方、図4に示すように、アクティブ領域20aにおいては、n−型半導体層3の表面層にp型半導体領域5が形成されている。トレンチ7は、n−型半導体層3とp型半導体領域5との界面を貫通している。また、半導体基板15の裏面の全面には、コレクタ電極13cが、p+型半導体層1に接するように設けられている。なお、半導体基板15のトレンチ7が形成される面を表面、その表面の裏を裏面としている。
図2に示すように、トレンチ7の内面はゲート絶縁膜8に覆われている。ゲート電極10は、ゲート絶縁膜8に周囲を覆われるように、トレンチ7に埋め込まれている。このようにトレンチ7内はゲート電極10とゲート絶縁膜8とにより2層構造になっている。
トレンチ7の側面の上部には、順テーパのトレンチ傾斜面7aが設けられている。そして、このトレンチ傾斜面7aの上にも前記ゲート絶縁膜8が設けられている。このことにより、ゲート絶縁膜8も、トレンチ7の上部において順テーパ形状になっている。トレンチ7の間口を広げることができるので、ゲート電極10の上面の断面積を拡大することができる。また、ゲート電極10を容易に埋め込むことが可能になる。
図2に示すように、ゲート引出領域20bのトレンチ7の一部では、トレンチ7のトレンチ傾斜面7aの上方において、ゲート絶縁膜8とフィールド絶縁膜9とが接している。フィールド絶縁膜9は、ゲート絶縁膜8より厚く設定されている。フィールド絶縁膜9の膜厚は、1μm以上2μm以下の範囲に設定することができる。トレンチ7の一方の縁のトレンチ傾斜面7aの上方において、ゲート絶縁膜8と、第1厚膜絶縁膜9aのフィールド傾斜面9cの縁(辺)とが接している。トレンチ7の他方の縁のトレンチ傾斜面7aの上方において、ゲート絶縁膜8と、第2厚膜絶縁膜9bのフィールド傾斜面9cの縁(辺)とが接している。
ゲート引き出し電極10aは、第1厚膜絶縁膜9aの表面上からフィールド傾斜面9c上にかけて配置され、トレンチ7上でゲート電極10とゲート絶縁膜8とに接し、さらに、第2厚膜絶縁膜9bのフィールド傾斜面9c上から表面上まで延在している。このことによれば、トレンチ7の幅が微細化により狭くなっても、トレンチ7に対して、トレンチ7の幅方向に、ゲート引き出し電極10aのマスクの位置合わせすることなく、ゲート引き出し電極10aをゲート電極10に接続させることができる。
ゲート引き出し電極10aは、トレンチ7の両側に設けられたフィールド傾斜面9cの上を下ってゲート電極10に接続するので、第1厚膜絶縁膜9a及び第2厚膜絶縁膜9bの膜厚を十分に厚くしても、トレンチ7の上方でのゲート引き出し電極10aのカバレッジは良好であり、ゲート電極10にゲート引き出し電極10aを確実かつ良好に接続することができる。また、フィールド傾斜面9cにより、第1厚膜絶縁膜9a及び第2厚膜絶縁膜9bの膜厚が厚くなっても、トレンチ7にゲート電極10を埋め込む際の実質的なアスペクト比を上昇させることがない。さらに、トレンチ傾斜面7aにより、トレンチ7にゲート電極10を埋め込む際の実質的なアスペクト比を低減することができる。これらのことにより、トレンチ7へのゲート電極10の埋め込みを容易に実施することができる。
また、ゲート引き出し電極10aの端部は、第1厚膜絶縁膜9a及び第2厚膜絶縁膜9bの表面上に設けられている。ゲート引き出し電極10a及びゲート電極10としては、多結晶珪素(Si)膜が用いられるが、この多結晶珪素膜をパターニングして、ゲート引き出し電極10aを形成するために、ドライエッチングをすると、ゲート引き出し電極10aの端部の周辺の第1厚膜絶縁膜9a及び第2厚膜絶縁膜9bが、マイクロローディング効果を受け、他の領域より多くのエッチャントが作用し、チャージアップしやすくなっている。ただ、第1厚膜絶縁膜9a及び第2厚膜絶縁膜9bの膜厚は、ゲート絶縁膜8より厚く設定され、チャージアップが半導体基板15に影響を及ばすには十分厚く設定することができる。したがって、ゲート引き出し電極10aと半導体基板15との間で、耐圧が低下することはなく。ゲート引き出し電極10aと接続するゲート電極10と、半導体基板15との間で、耐圧が低下することもない。
層間絶縁膜11は、半導体基板15、第1厚膜絶縁膜9a、第2厚膜絶縁膜9b、ゲート引き出し電極10aの上にこれらを覆うように設けられている。層間絶縁膜11には、FLR領域20cに、接続孔(コンタクトホール)12aが設けられている。ゲート配線13aは、層間絶縁膜11の上に設けられ、接続孔12aにおいて層間絶縁膜11を貫通し、ゲート引き出し電極10aに接続している。
図3に示すように、ゲート電極10とゲート引き出し電極10aとが接続していない領域では、フィールド絶縁膜9は、トレンチ7の上縁から離れている。また、トレンチ7の周辺にはフィールド絶縁膜9の第2厚膜絶縁膜9bは配置されていない。そして、トレンチ7の上、すなわち、ゲート絶縁膜8とゲート電極10の上には、層間絶縁膜11が設けられている。なお、層間絶縁膜11は、フィールド傾斜面9cの上に設けられ、また、ゲート引き出し電極10aの端面は、フィールド傾斜面9cから離れたフィールド絶縁膜9の表面上に設けられるところ、層間絶縁膜11は、フィールド傾斜面9cから、フィールド絶縁膜9の表面上、そして、ゲート引き出し電極10aの表面上へと、徐々にあがっていくので、良好なカバレッジが得られる。
図4に示すように、前記アクティブ領域20aには、トレンチ7が互いに平行に近接して配置されている。ドリフト領域となるn−型半導体層3の上には、チャネル領域となるp型半導体領域5が形成されている。トレンチ7の互いに対向する側面の上部と、前記半導体基板15の表面とを含むように、ソース領域となるn+型半導体領域6が設けられている。n+型半導体領域6は、トレンチ7毎に設けられ、それぞれのn+型半導体領域6は、相互に離間している。n+型半導体領域6相互の間には、p型半導体領域5が設けられている。したがって、トレンチ7相互の間の半導体基板15の表面には、中央にp型半導体領域5が配置され、このp型半導体領域5の両側にn+型半導体領域6が配置されている。
層間絶縁膜11は、半導体基板15とトレンチ7のゲート電極10とゲート絶縁膜8の上にこれらを覆うように設けられている。層間絶縁膜11には、それぞれのトレンチ7に挟まれた領域の、p型半導体領域5からp型半導体領域5の両側のn+型半導体領域6へ及ぶ範囲に、接続孔(コンタクトホール)12bが形成されている。エミッタ電極13bは、層間絶縁膜11の上に設けられている。エミッタ電極13bは、接続孔12bを貫通して、p型半導体領域5と、p型半導体領域5の両側のn+型半導体領域6に接続している。
トレンチ7は、n−型半導体層3とp型半導体領域5との界面を貫通しており、トレンチ7のゲート絶縁膜8に接するように、トレンチ7の深さ方向に、浅い方から順に、半導体基板15内に、n+型半導体領域(ソース領域)6、p型半導体領域(チャネル領域)5、n−型半導体層(ドリフト領域)3が配置されている。n+型半導体層2は、ドレイン領域として機能し、p+型半導体層1はコレクタとして機能する。そして、この半導体装置20は、トレンチゲート構造のIGBTとして機能することができる。なお、p+型半導体層1を省くことで、IGBT以外のパワーMOSFETなどの半導体装置に転用することができる。
前記半導体基板15の前記トレンチ7の形成されている表面(主面)の面方位は、(100)であり、トレンチ7の主たる側壁面は、(100)面と(110)面の少なくともどちらか一方であるように設定している。半導体装置20の製造方法において、ゲート絶縁膜8は、熱酸化により形成され、その熱酸化における半導体基板15の温度は800℃〜1100℃の範囲に設定されている。この温度範囲では(100)面の酸化速度は、他のどの面方位よりも低いことが実験的に知られている。具体的に、(110)面の酸化膜厚が、100nmのとき、同時に形成される(100)面の酸化膜厚は、ほぼ75nmとなり、約4分の3になる。
したがって、トレンチ7の主たる側壁面が(100)の場合には、半導体基板15の主面とともにトレンチ7の側壁面も、最も薄いゲート絶縁膜8が形成される。また、トレンチ7の主たる側壁面が(110)の場合には、半導体基板15の主面に最も薄いゲート絶縁膜8が形成される。そして、トレンチ傾斜面7aを設けることにより、トレンチ傾斜面7aには、主面の(100)面とは異なる面を露出させることができる。このことにより、トレンチ傾斜面7aに形成されるゲート絶縁膜8の膜厚は、主面に形成されるゲート絶縁膜8より厚くでき、さらには、トレンチ7の側壁面に形成されるゲート絶縁膜8の膜厚と同程度か、より厚く形成することができる。そして、トレンチ傾斜面7aにおいても容易に絶縁耐圧を確保することができる。
次に、本発明の実施形態に係る半導体装置20の製造方法について説明する。
まず、図5(a)(b)(c)に示すように、主面が(100)面であるp+型半導体層1の基板上に、エピタキシャル成長により、n+型半導体層2及びn−型半導体層3を形成する。次に、ホトリソグラフィ技術によってレジスト開口部を形成し、ボロン(B)を不純物にしたイオン打ち込み(例えば、加速電圧100KeVでドーズ量2E14cm−2)を実施し、さらには、引き伸ばし拡散(例えば、1200℃で1時間)により、FLR領域20c(図1(a)参照)及びゲート引出領域20b(図1(a)参照)p型半導体領域4を選択的に形成する。
次に、熱酸化により膜厚1μm〜2μmのフィールド絶縁膜(酸化シリコン(SiO)膜)9を、p型半導体領域4の上に形成する。ホトリソグラフィ技術により、第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bとの形状のレジストパターンを形成する。そして、ウエットエッチング等の等方性エッチングにより、順テーパであるフィールド傾斜面9cを有する第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bを、p型半導体領域4の上に分割して形成する。第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bのそれぞれのフィールド傾斜面9cは、トレンチ7(図1(a)参照)の一部が形成される領域を挟んで互いに対向するように配置する。
次に、ホトリソグラフィ技術によって、アクティブ領域20a(図1(a)参照)にレジスト開口部を形成し、ボロンを不純物にしたイオン打ち込み(例えば、加速電圧80KeVでドーズ量1E13cm−2)を実施し、さらには、引き伸ばし拡散(例えば、1100℃で30分)により、p型半導体領域5(図4参照)を選択的に形成する。
次に、図6(a)(b)(c)に示すように、トレンチ7(図1(a)等参照)形成時のマスク材となるマスク膜14を成膜する。マスク膜14としては、700℃〜800℃程度の温度でのCVD法により、0.5μm厚の酸化シリコン膜を成膜する。
そして、図6(a)(b)(c)に示すように、トレンチ7(図1(a)等参照)を形成する部分を、ホトリソグラフィ技術及びエッチングにより選択的に除去し、半導体基板15を露出させる。このとき、ゲート引出領域20b(図1参照)にあたる部分では、第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bの対向するフィールド傾斜面9cがトレンチ7を形成する際のマスク材となるように、フィールド傾斜面9cより後退させたパターンにした。トレンチ7が形成される領域は露出し、対向するフィールド傾斜面9cが露出するようになる。
次に、図7(a)(b)(c)に示すように、マスク膜14と、第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bのフィールド傾斜面9cをマスクとして、異方性エッチングを施し、深さ3〜6μmのトレンチ7を形成する。
次に、図8(a)(b)(c)に示すように、トレンチ7に面しているマスク膜14の端面と、第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bのフィールド傾斜面9cとを、ウエットエッチングにより後退させる。このウエットエッチングにより、マスク膜14の膜厚も減少するが、図示は省略し、次工程のエッチングに対してマスクとなる程度の膜厚が残るように、成膜時に膜厚を調整しておく。そして、この後退により、半導体基板15の主面上に、トレンチ7の上縁部に肩部7bが露出する。
次に、図9(a)(b)(c)に示すように、等方性ドライエッチングを施すことにより、肩部7bの丸め処理をして、トレンチ7の上縁部に順テーパのトレンチ傾斜面7aを形成する。また、この等方性ドライエッチングでは、トレンチ7を形成した異方性エッチングにより、トレンチ7の内面に生じたダメージ層が除去できる。トレンチ傾斜面7aを形成したことにより、トレンチ傾斜面7aの上に耐圧の十分得られる厚いゲート絶縁膜8を設けることができる。その後、マスク膜14を除去する。
次に、犠牲酸化膜を熱酸化(例えば、1100℃で膜厚1000Å)で形成し、犠牲酸化膜を除去する。この犠牲熱酸化膜の形成及び除去は、トレンチを形成する時に生じた欠陥、歪み、汚染等を除去する目的で行なわれる。
次に、図10(a)(b)(c)に示すように、熱酸化処理を施し、トレンチ7の内面にゲート絶縁膜8(例えば、1000℃で膜厚800Å)を形成する。この熱酸化処理により、図10(b)に示すように、トレンチ傾斜面7aは、フィールド傾斜面9cの下方に後退している。トレンチ7の上方において、ゲート絶縁膜8とフィールド絶縁膜9とが接している。次に、全面にゲート電極10となる多結晶珪素膜(例えば、膜厚1μm)をCVD法で成膜する。この成膜により、トレンチ7にゲート電極10が埋め込まれる。そして、ゲート電極10と、ゲート電極に接続するゲート引き出し電極10aとが一体として形成できる。ゲート引き出し電極10aは、ゲート電極10からフィールド傾斜面9cの上を経てフィールド絶縁膜9の表面上に引き出されている。この多結晶珪素膜には抵抗値を低減する不純物がその堆積中又は堆積後に導入される。
次に、ホトリソグラフィ技術により、ゲート引き出し電極10aの形状のレジストパターンを形成する。このレジストパターンは、端部が第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bの表面の直上に配置されるように形成する。また、レジストパターンは、トレンチ7を挟んで対向するフィールド傾斜面9cとその挟まれている箇所のトレンチ7の上にも配置される。
次に、エッチバック処理を施し、半導体基板15上等の多結晶珪素膜を除去すると同時に、エッチングを選択的に施し、トレンチ7内にゲート電極10を形成すると共に、第1厚膜絶縁膜9aと第2厚膜絶縁膜9bの表面上に、ゲート電極10と一体化されたゲート引出用電極10aを形成する。
次に、図4に示すように、アクティブ領域20aにn+型半導体領域6を形成する。次に、全面に層間絶縁膜11、例えば、リン(P)を含むガラス膜を厚さ1μm形成する。次に、層間絶縁膜11に接続孔12b及び接続孔12a(図2参照)を形成する。次に、スパッタリング法により、アルミニウムシリコン(AlSi)(例えば、シリコンを2%含有したアルミニウム)などの金属膜を形成し、ホトリソグラフィ技術とエッチングにより、ゲート配線13aとエミッタ電極13bを形成する。次に、図示を省力したが、ポリイミドの最終保護膜(例えば、膜厚5μm)を全面に形成し、その最終保護膜にボンディング開口部を形成した。最後に、半導体基板15の裏面にコレクタ電極13cを形成する。以上により、トレンチゲート構造のIGBTが完成する。
(a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の平面図(層間絶縁膜を透視している)であり、(b)は、(a)のゲート引出領域およびその周辺の平面図(層間絶縁膜を透視している)である。 図1(b)のA−A矢視断面図である。 図1(b)のB−B矢視断面図である。 図1(a)のC−C矢視断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための製造工程平面図(その1)であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図であり、(c)は、(a)のB−B矢視断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための製造工程平面図(その2)であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図であり、(c)は、(a)のB−B矢視断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための製造工程平面図(その3)であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図であり、(c)は、(a)のB−B矢視断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための製造工程平面図(その4)であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図であり、(c)は、(a)のB−B矢視断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための製造工程平面図(その5)であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図であり、(c)は、(a)のB−B矢視断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための製造工程平面図(その6)であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図であり、(c)は、(a)のB−B矢視断面図である。
符号の説明
1 p+型半導体層
2 n+型半導体層(ドレイン領域)
3 n−型半導体層(ドレイン(ドリフト)領域)
4 p型半導体(ウェル)領域
5 p型半導体(チャネル)領域
6 n+型半導体(ソース)領域
7 トレンチ
7a トレンチ傾斜面
7b トレンチの肩部
8 ゲート絶縁膜
9 厚膜絶縁膜(フィールド絶縁膜)
9a 第1厚膜絶縁膜
9b 第2厚膜絶縁膜
9c フィールド傾斜面
10 ゲート電極
10a ゲート引き出し電極
11 層間絶縁膜
12a、12b 接続孔(コンタクトホール)
13a ゲート配線
13b エミッタ電極
13c コレクタ電極
14 マスク膜
15 半導体基板
20 半導体装置
20a アクティブ領域
20b ゲート引出領域
20c FLR領域

Claims (6)

  1. 半導体基板に形成されたトレンチの内面を覆うゲート絶縁膜と、前記トレンチに埋め込まれたゲート電極とを有する半導体装置において、
    前記トレンチの一部を平面視で幅方向に挟んだ両側に配置され順テーパであるフィールド傾斜面を備え、前記ゲート絶縁膜より厚いフィールド絶縁膜と、
    前記ゲート電極に接続し、前記トレンチの両側の前記フィールド傾斜面の上に配置されているゲート引き出し電極とを有し、
    前記トレンチは、側面の上部に、順テーパのトレンチ傾斜面を備え、
    前記トレンチ傾斜面は、前記フィールド傾斜面の下方に後退し、
    前記トレンチ傾斜面の上に前記ゲート絶縁膜が設けられ、
    前記トレンチの前記一部の上方において、前記ゲート絶縁膜と前記フィールド絶縁膜とが接していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ゲート引き出し電極の端部が、前記フィールド絶縁膜の上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体基板は、シリコン(Si)基板であり、
    前記半導体基板の前記トレンチの形成された主面の面方位は、(100)であり、
    前記トレンチの主たる側壁面は、(100)面と(110)面の少なくともどちらか一方であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記ゲート引き出し電極と、前記ゲート電極とは、一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記トレンチと前記ゲート絶縁膜と前記ゲート電極は、アクティブ領域とゲート引出領域とにわたって形成され、
    前記ゲート引出領域には、
    前記トレンチの前記一部が設けられるとともに、
    前記フィールド絶縁膜と前記ゲート引き出し電極が設けられ、
    前記アクティブ領域には、
    前記ゲート絶縁膜に接するように、前記トレンチの深さ方向に、浅い方から順に、前記半導体基板内に、ソース領域、チャネル領域、ドリフト領域を有するとともに、
    前記半導体基板の前記トレンチの形成された主面にエミッタ電極が設けられ、さらに、
    前記半導体基板の前記主面の裏面にコレクタ電極が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 半導体基板にトレンチを形成し、内面をゲート絶縁膜で覆った前記トレンチにゲート電極を埋め込む半導体装置の製造方法において、
    順テーパであるフィールド傾斜面が前記トレンチの一部が形成される領域を平面視で挟んで互いに対向するように複数に分割した、前記ゲート絶縁膜より厚いフィールド絶縁膜を、前記半導体基板上に形成し、
    前記トレンチが形成される領域が露出し、対向する前記フィールド傾斜面が露出するように、前記半導体基板上にマスク膜を形成し、
    前記マスク膜と対向する前記フィールド傾斜面とをマスクに、前記半導体基板をエッチングし、前記トレンチを形成し、
    前記トレンチに面している前記マスク膜の端面と前記フィールド傾斜面とをエッチングにより後退させ、半導体基板のトレンチの肩部を露出させ、
    前記マスク膜と対向する前記フィールド傾斜面とをマスクに、前記肩部をエッチングして、前記トレンチの側面の上部に、順テーパのトレンチ傾斜面を形成し、
    前記トレンチの内面を熱酸化することで、前記トレンチの前記トレンチ傾斜面を含んだ内面にゲート絶縁膜を形成すると共に、前記トレンチ傾斜面を前記フィールド傾斜面の下方に後退させて、前記トレンチの上方において前記ゲート絶縁膜と前記フィールド絶縁膜とを接続させ、
    前記トレンチ内に埋め込まれるゲート電極を形成するとともに、前記フィールド傾斜面上に前記ゲート電極に接続するようにゲート引き出し電極を形成し、
    前記トレンチの前記一部の上方において、前記ゲート絶縁膜と前記フィールド絶縁膜とを接しさせたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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