JP5117406B2 - 潤滑ポンプを備えた流体装置 - Google Patents

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Description

本発明は流体装置に関する。特に本発明は、加圧作動流体、例えば作動油用の供給管路と、流体流入口を介して前記供給管路に流体的に接続された潤滑ポンプとを備えており、ポンプ要素のポンプストロークを生成する手段に加えて、貯槽から潤滑剤供給対象である流体装置の少なくとも一つの潤滑箇所へ潤滑剤、例えば潤滑油を給送するポンプ要素を特徴として有する流体衝撃装置(hydraulic percussion device)に関する。
特許文献1には、例えば流体衝撃ハンマー用の潤滑ポンプが開示されている。この特許文献1では、流体衝撃ハンマーを作動させるのに用いる作動油等が小さなピストン領域を有する制御ピストンに作用し、この小さなピストン領域流体衝撃ハンマーの少なくとも一つの潤滑箇所に潤滑剤を給送する大きなピストン領域を有する追随ピストンに接続されている。この差動ピストン構造のため、流体衝撃ハンマーの作動に用いられ通常非常な高圧にさらされる作動油、かなり低圧で潤滑剤を給送するのに用いることができる。
さらに特許文献2、圧縮空気により作動し、カートリッジから潤滑箇所へ潤滑剤を給送するのに使用できるモータを開示している。この事例では、モータは、ばねの力に抗して圧縮空気により変位可能であると共に、ポンプ要素のポンプストロークを生起するために振動式に変位可能であるようにハウジング内に配置される、ピストン構造を備えていることを特徴としている。
独国実用新案登録第202004019503号明細書 米国特許第6,736,292B2号明細書
本発明は、信頼性が高く動作が単純であり、製造コスト効率が高いことを特徴とする潤滑ポンプを用いることにより、冒頭で述べた形式の流体装置を開発するという目的に基づいている
本発明によれば、この目的はピストンユニットポンプストロークを生起する手段として設けられることで達成される。ここで前記ピストンユニットには、ピストンユニットの少なくとも一つの要素の移動方向を反転する手段が割り当てられており、前記移動方向を反転する手段は、溝状凹部の形で実現される互いに離間した第1の迂回路及び第2の迂回路と、前記ポンプストロークを生起するため前記ピストンユニットが前記流体流入口及び流体流出口間の流体接続を遮断する閉塞位置と前記流体接続の遮断を解除する開放位置との間を基部本体内で振動状に変位されうるような方法で前記流体流入口を向いた第1の方向で前記ピストンユニットに作用する弾性要素と、を備えている。これらの対策によって、流体装置の潤滑箇所へ潤滑剤を給送すべく流体衝撃ハンマーを駆動するために、加圧作動流体を追加的に使用することが可能となる。
本発明によれば、上述のように、移動方向を反転する手段は互いに離れて配置されていると共に溝状凹部の形で実現された第1の迂回路及び第2の迂回路特徴として持っている。この場合、第1の迂回路は、ピストンユニットの一要素の、ピストンユニットの他要素に対する移動を開始させるためにピストンユニットに割り当てられていてよく、他方、第2の迂回路は、ピストン構造が端部位置に到達するのを可能にする。1つの迂回路のみを備えることを特徴とするモータ等と比較すると、この設計によりピストンユニットのストロークを相当に低減することができる。
第1のキャビティは潤滑ポンプの基部本体内に画成されるのが好ましく、その中を変位可能に案内されるピストンユニットにより二つのチャンバに分割されている。ここで第1のチャンバは弁及び/又はスロットル装置により流体流入口へ接続することができ、第2のチャンバは弁及び/又はスロットル装置により流体流出口へ接続することができる。流体衝撃ハンマー等を作動させるのに使用する加圧作動流体が流体流入口に作用すると、ピストンユニットは弾性要素の力に抗して基部本体内で変位させられる。これは、ピストンユニットがポンプ要素、例えば給送ピストンに対しても作用し、潤滑が潤滑箇所に給送されるということを意味する。
本発明によれば、ピストンユニットは、基部本体の第1のキャビティ内を案内される第2の内部画成キャビティ付き外部ピストンと、第2のキャビティ内を案内される内部ピストンとを特徴として備えている。この場合、第2のキャビティに流体的に接続される第3のキャビティが外部ピストンの外面と基部本体の内面との間に画成される。ピストンユニットをこのように設計することによって、流体流入口に対向するピストンユニットの側と流体流出口に対向する側との間流体接続をもたらしうるようになっており、このようにしてピストンユニットの反転を実現する
第3のキャビティは、外部ピストンの外面上で互いに所定距離に置いて少なくとも二つの封止要素を配設することにより、第1のキャビティに対し、すなわちピストンユニットにより分割された二つのチャンバに対し封止することができる。
ピストンユニットの反転は、流体流入口に対向する外部ピストンの側と流体流出口に対向する側との間のピストンユニットを介する流体接続が遮断される閉塞位置とこの流体接続が遮断解除される開位置との間で、内部ピストンを外部ピストン内で変位させることができることによって実現される。換言すれば、ピストンユニットは、このピストンユニットがその閉塞位置に位置するときに作動流体の力により弾性要素の復元力に抗して第1の方向に変位し、一方でピストンユニットはこのピストンユニットがその開放位置にあるときに弾性要素の復元力により反対方向に復動変位させることができる。
弾性要素の力がピストンユニットの反転復帰運動期間中に作動流体の過剰に高い圧力損失を引き起こさないようにすべく、ピストンユニットの反転復帰動作は可及的速やかに行われるようにする必要がある。この目的のため、ピストンユニットには特に外部ピストンに対し流体流入口に対向する側に作用する少なくとも二つのばねが割り当ててある。これらのばねは、ピストンユニットを介する流体接続を素早く遮断すると共にピストンユニットを流体流入口に対向する側の方向に逆に変位させることを可能にする
本発明の好適な実施形態によれば、第3のキャビティと第1のチャンバは外部ピストンとその上に配設したシール(封止要素)とにより相互に封止することができ、第1のキャビティ内の外部ピストンの変位に起因して開放される第1の迂回路を介して接続することができる。ピストンユニットの反転復帰運動は、第1の迂回路が開放されたときに開始される。その結果、第1の迂回路の構成が作動中のピストンユニットのストローク長を定める。
ピストンユニットを通る流路を完全に閉塞すべく、第3のキャビティと第2のチャンバは、外部ピストンとその上に配設されたシールとにより相互に封止されると共に、第1のキャビティ内の外部ピストンの変位に起因して開放される迂回路を介して接続されることができる
この場合、第1の迂回路は基部本体内面にある第1の溝状凹部により形成することができる。第3のキャビティと第2のチャンバとを接続する迂回路は、基部本体内面にある第1の溝状凹部か、または代替的に第1の溝状凹部から離間する基部本体内面にある第2の溝状凹部により形成することができる。
潤滑剤は、貯槽に流体的に接続された流入口を含む流路内封止された変位可能な態様にて基部本体内をポンプ要素が案内されている、流体装置の潤滑箇所へ給送される。この場合、逆止弁が潤滑箇所に対向する側の流路内に配設されており、前記逆止弁はピストンユニットが流体流出口へ向かう方向に移動するときに開弁し、ピストンユニットの復帰ストローク中に閉弁する。
本発明の他の利点と可能な用途は、実施形態及び図面の下記の記載から分かる。この場合、特許請求の範囲におけるそれらの組み合わせあるいは他の特性に対するそれらの引用にかかわらず、説明しかつ/又は図解して示した特性は全て個別にもしくは随意組み合わせて本発明の目的を形成する。
図1〜図3に図示した潤滑ポンプ1は、制御ハウジング3により閉塞したポンプハウジング2の形態にて実現される、基部本体により形成されている。ピストンユニット4はこの基部本体内を変位可能に案内され、これによりポンプハウジング2に形成される第1のキャビティは二つのチャンバ5a,5bに分割される。流体衝撃ハンマーまたは他の流体装置の駆動に用いる加圧作動流体用の供給管路に接続された流体流入口Eは、弁6とスロットル装置7とを介して図1における右方チャンバ5aに通じている。同様に、図1において左方のチャンバ5bはスロットル装置8を介して流体流出口Aに接続されている。
ピストンユニット4は、加圧ばね9によりポンプハウジング2内の制御ハウジング3に対し予め押圧されている。言い換えれば、加圧ばね9は図1の右方に向けピストンユニット4に対し作用している。さらに、ピストンユニット4はポンプ要素として機能する給送ピストン10に当接し、封止されかつ変位可能な態様にてポンプハウジング2内の流路11内を案内される。潤滑剤の貯槽として機能するカートリッジ12の流入口は、流路11内に通じている。潤滑剤流出口Sは図1の左側でポンプハウジング2内に配設され、逆止弁13により流路11に対し封止される。この場合、逆止弁13は、潤滑剤流出口Sから流路11に向かう方向への流れを遮断し、一方で潤滑剤がカートリッジ12から流路11を介して潤滑剤流出口Sへ流動できるように構成されている。潤滑剤流出口Sは、流体装置の1以上の潤滑箇所に接続される。
ピストンユニット4は、外部ピストン14と内部ピストン15とにより形成される。この場合、外部ピストン14は二つのチャンバ5a5bを形成するポンプハウジング2のキャビティ内を変位可能に案内され、外部ピストン14はシール16a,16bによりチャンバ5a,5bに対し封止される。外部ピストン14にはシール16a,16b間に凹部が配設されており、ポンプハウジング2の内面と外部ピストン14の外面との間にキャビティ17が形成されるようになっている。このキャビティ17は、外部ピストン14内部に形成された追加キャビティ18に、外部ピストン14内の流路を介して接続される。内部ピストン15は、追加キャビティ18内を変位可能に案内される。外部ピストン14内には追加流路19が配置され、これにより流体流出口Aに対向するチャンバ5bが外部ピストン14内部の追加キャビティ18に接続される。この場合、内部ピストン15はキャビティ17とチャンバ5bとの間の流れを遮断する。しかしながら、流体流入口Eに対向するチャンバ5aと追加キャビティ18内を貫通する追加流路19との間流体接続をもたらすために、内部ピストン15は外部ピストン14配設された弁座から離座させることができる。
ポンプハウジング2の内壁に配設された溝状凹部20は、個々のシール16a,16bを越えてチャンバ5aからキャビティ17内へ、またはキャビティ17からチャンバ5b内へ流体が流入するのを可能にするため、迂回路を形成するような方法で実現されている。図3によれば、ポンプハウジング2内に安全弁21を配設することができる。
図4は、本発明による潤滑ポンプの実施形態を示す。この潤滑ポンプの基本設計は、図1〜図3に関連して記載した設計と同一である。しかしながら、基部本体の分割面は図1による実施形態に比べ左方へ移っている。
さらに、二つのチャンバ5a,5bを形成するキャビティ内に、二つの溝状凹部20a,20bが互いに所定距離置いて配設される。ここでは、ピストンユニット4が左方に向け十分遠くへ変位していることによりシール16aが溝状凹部20aの領域内に位置するようにしたとき、図面中の右方の環状凹部20aが第1の迂回路を形成する。これにより、チャンバ5aから環状凹部20aを介してキャビティ17内に作動流体が流入できるようになる。これとは対照的に、図面中の左方の環状凹部20bは、図4に示す位置にシール16bが位置するときに第2の迂回路を形成するよう配置される。これにより、キャビティ17から環状凹部20bを介してチャンバ5b内に流体が流入できるようになる。
それぞれ迂回路を形成する2つの溝状凹部20a,20bを有するように潤滑ポンプを設計することにより、図1〜図3に示すに比べ、ピストンユニットのストロークを減らすことができるようになる。
図4による実施形態では、2個の同軸配置された加圧ばね9a,9bがピストンユニット4に割り当てられており、これらは共に外部ピストン14に対し図面の右方向、すなわち流体流入口Eを向く方向に作用する。この態様により、ピストンユニット4の特に素早い復帰ストロークが達成できる。
潤滑ポンプの機能を以下に詳細に説明する。例えば、図示していない流体装置、例えば流体衝撃ハンマーの駆動にも用いられる作動油が、流体流入口Eを介して流体ポンプへ供給される。この場合、作動油はスロットル装置7と逆止弁6を介してチャンバ5a内に流入する。作動油の圧力により、個々の加圧ばね9a,9bの力に抗してピストンユニット4が図1,4に示した位置から左方へ向けて変位する。この場合、スロットル装置7はピストンユニット4が極めて低速でのみ移動するよう調整されるのが好ましい。内部ピストン15は外部ピストン14内の弁座に押圧されており、内部ピストン15と外部ピストン14との間を作動油が流通できないようになっている。
また、ピストンユニット4の移動により、給送ピストン10が図1、図4において左方へ変位せしめられる。その結果、流路11内にある潤滑剤は、流体衝撃ハンマー等の図示しない潤滑箇所へ逆止弁13を介して接続した潤滑剤流出口Sへ給送される。図1中のシール16aが溝状凹部20に達するとすぐに、溝状凹部20が形成する迂回路を介してシール16aを越えてキャビティ17内にも作動油が流入し、これによって外部ピストン14の追加キャビティ18内にも流入する。これにより、内部ピストン15は外部ピストン14内のその弁座を離座し、外部ピストン14に対し図面の右方へ向け変位する。図4による実施形態では、シール16aが溝状凹部20aに達し、迂回路がこのように開放されることにおいて、外部ピストン14内の内部ピストン15のこの開放が達成される。
作動油はここで流路19を介してピストンユニット4を貫流することができ、これによりチャンバ5a,5b間の圧力補償が可能となる。ばね9のそれぞれ、すなわち9a及び9bは、ピストンユニット4全体が可能な限り速く図1と図4の右側へ逆向きに再度変位し、内部ピストン15もまた外部ピストン14内の弁座に対し再度押圧されるように、実現されている。この場合、追加キャビティ18内にある作動油は、シール16bが個々の溝状凹部20または20bに達したときに、迂回路を介してチャンバ5b内へ流入可能である。作動油が追加キャビティ18から圧し出されてはじめて、内部ピストン15が外部ピストン14内の弁座に封止態様で着座することができる。給送ピストン10もまたこの場合図1と図4の右方に向け移動させられ、これにより潤滑剤は吸引によりカートリッジ12から流路11内へ吸入される。これによって潤滑ポンプは、ピストンユニット4の新規のストロークが開始できるように、図1と図4に示す初期位置に再度配置される。
滑ポンプの縦断面図である。 図1の潤滑ポンプの断面図である。 図1の潤滑ポンプの別の断面図である。 本発明の実施形態による潤滑ポンプの縦断面図である。
1 潤滑ポンプ
2 ポンプハウジング(基部本体)
3 制御ハウジング(基部本体)
4 ピストンユニット
5a,5b チャンバ
6 弁
7 スロットル装置
8 スロットル装置
9 加圧ばね(弾性要素)
9a,9b 加圧ばね(弾性要素)
10 給送ピストン(ポンプ要素)
11 流路
12 カートリッジ(貯槽)
13 弁
14 外部ピストン
15 内部ピストン
16a,16b シール(封止要素)
17 キャビティ
18 キャビティ
19 流路
20,20a,20b 環状凹部(迂回路)
21 安全弁
A 流体流出口
E 流体流入口
S 潤滑剤流出口

Claims (11)

  1. 加圧作動流体の供給管路と、流体流入口(E)を介して前記供給管路に流体的に接続された潤滑ポンプ(1)と、を有する流体装置であって、
    潤滑剤が供給されるべき前記流体装置の少なくとも一つの潤滑箇所へ、前記潤滑剤を貯槽(12)から給送するポンプ要素(10)と、前記ポンプ要素(10)のポンプストロークを生起する手段と、を備え、
    前記ポンプストロークを生成する手段としてピストンユニット(4)が設けられており、
    前記ピストンユニット(4)には、前記ピストンユニット(4)の少なくとも一つの要素の移動方向を反転する手段が割り当てられており、前記移動方向を反転する手段は、溝状凹部(20a,20b)の形で実現される互いに離間した第1の迂回路(20a)及び第2の迂回路(20b)と、前記ポンプストロークを生起するため前記ピストンユニット(4)が前記流体流入口(E)及び流体流出口(A)間の流体接続を遮断する閉塞位置と前記流体接続の遮断を解除する開放位置との間を基部本体(2,3)内で振動状に変位されうるような方法で前記流体流入口(E)を向いた第1の方向で前記ピストンユニット(4)に作用する弾性要素(9a,9b)と、を備えていることを特徴とする流体装置。
  2. 前記潤滑ポンプ(1)の前記基部本体(2,3)内に第1のキャビティが画成され、前記第1のキャビティがその中を変位可能に案内される前記ピストンユニット(4)により第1のチャンバ(5a)と第2のチャンバ(5b)に分割され、前記第1のチャンバ(5a)が、弁(6)及び/又はスロットル装置(7)により前記流体流入口(E)へ接続可能であり、前記第2のチャンバ(5b)が、弁及び/又はスロットル装置(8)により前記流体流出口(A)へ接続可能であることを特徴とする、請求項1記載の流体装置。
  3. 前記ピストンユニット(4)が、前記基部本体(2,3)の前記第1のキャビティ内を案内されると共にその内部に第2のキャビティ(18)が画成された外部ピストン(14)と、前記第2のキャビティ(18)内を案内される内部ピストン(15)と、を備えており、前記第2のキャビティ(18)に流体的に接続される第3のキャビティ(17)が、前記外部ピストン(14)の外面と前記基部本体(2,3)の内面との間に画成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の流体装置。
  4. 前記第3のキャビティ(17)を前記第1のキャビティに対して封止するために、少な
    くとも二つの封止要素(16a,16b)が前記外部ピストン(14)の外面上に互いに
    所定の間隔をあけて配設されることを特徴とする、請求項3記載の流体装置。
  5. 前記外部ピストン(14)の前記流体流入口(E)に対向する側と前記流体流出口(A)に対向する側との間の前記ピストンユニット(4)を介する流体接続が遮断される閉塞位置と、前記流体接続の遮断が解除される開放位置との間で、前記内部ピストン(15)が前記外部ピストン(14)内を変位可能であることを特徴とする、請求項3又は4に記載に流体装置。
  6. 前記外部ピストン(14)に対し、前記流体流入口(E)に対向する側を向く方向に作用する少なくとも2個の弾性要素(9a,9b)が、前記ピストンユニット(4)に割り当てられることを特徴とする、請求項3〜5のいずれか1項に記載の流体装置。
  7. 前記第3のキャビティ(17)と前記第1のチャンバ(5a)とが、前記外部ピストン
    (14)及びその上に配設された封止要素(16a)により相互に封止され、前記第1の
    キャビティ内での前記外部ピストン(14)の変位により開放される第1の迂回路(20
    a)を介して接続可能であることを特徴とする、請求項3〜6のいずれか1項に記載の流
    体装置。
  8. 前記第3のキャビティ(17)と前記第2のチャンバ(5b)とが、前記外部ピストン(14)及びその上に配設した封止要素(16b)により相互に封止され、前記第1のキャビティ内での前記外部ピストン(14)の変位により開放される前記第2の迂回路(20b)を介して接続可能であることを特徴とする、請求項3〜7のいずれか1項に記載の流体装置。
  9. 前記第1の迂回路(20a)は前記基部本体の内面にある前記第1の溝状凹部(20a)により形成される、請求項7又は8記載の流体装置。
  10. 前記第3のキャビティ(17)と前記第2のチャンバ(5b)とを接続する前記第2の迂回路(20b)が、前記基部本体(2,3)の内面にある前記第1の溝状凹部(20a)とは離間する前記第2の溝状凹部(20b)により形成されることを特徴とする、請求項8又は9記載の流体装置。
  11. 前記潤滑剤を給送する前記ポンプ要素(10)が、前記基部本体(2,3)内で前記貯槽(12)に流体的に接続された流入口を含む流路(11)内を封止されかつ変位可能な態様にて案内され、前記流路(11)内の前記潤滑箇所と対向する側に逆止弁(13)が配設されることを特徴とする、請求項1〜1のいずれか1項に記載の流体装置。
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