JP5116361B2 - 商品販売システムおよび商品販売方法 - Google Patents

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Description

この発明はデータ放送を利用した商品販売システムおよび商品販売方法に関する。
デジタル化された放送であるデータ放送は、視聴者のTV(Television)受信端末に画像や音声などを送ると共に、各種のサービスを顧客に提供することができる。例えばデータ放送のTV受信端末を用いたインターネットの利用も可能である。さらに、インターネット利用と限定受信方式(Conditional Access System:CAS)とを組み合わせ、TV受信端末を例えば宿泊施設に設置して、インターネットを経由して観光情報を宿泊客に限定して提供する情報提供システムがある(例えば、特許文献1参照。)。宿泊客は、TV受信端末を操作することにより、観光地で販売されている物品を購入することもできる。この場合、購入代金は宿泊料金に追加される。
また、データ放送は共同受信アンテナTV(Community Antenna Television:CATV)にも用いられている。さらに、CATVと前述のCASとを組み合わせた情報サービスシステムがある(例えば、特許文献2参照。)。このシステムによれば、顧客がTV受信端末でイベント情報を見て興味を持った場合、パーソナルコンピュータなどの所定キーを操作することにより、アクセス情報をパーソナルコンピュータに記憶する。この後、パーソナルコンピュータの送信キーを操作すると、コンテンツ・プロバイダのホームページに接続される。これにより、顧客は、イベント情報の詳細な情報をコンテンツ・プロバイダから得ることができ、また、商品購入の申込などを行うことができる。
特開2006−139396号公報 特開2002−41400号公報
しかし、先に述べた各システムには次の課題がある。例えば宿泊施設で利用される情報提供システムの場合、この施設に設置されているTV受信端末を用いるので、このシステムは宿泊客だけしか利用することができない。また、この情報提供システムはすべてのTV受信端末に同じ観光情報を提供するので、宿泊客の例えば年齢に応じた観光情報をタイムリーに提供することもできない。
顧客のアクセス情報を利用する情報サービスシステムでは、顧客がデータ放送の事業者に対して利用料金を支払うと共に、TV受信端末を利用して商品を購入した場合には、放送事業者ではなく商品の販売業者に代金を支払うので、顧客の手数が煩雑になる。また、顧客には代金を支払わない者もいるので、債権回収不能のリスクが高くなる。さらに、この情報サービスシステムでも情報提供システムと同様に、顧客に対して情報をタイムリーに提供することもできない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、顧客に対して情報をタイムリーに提供することができ、また、顧客が商品購入をする場合には債権回収不能のリスクを低減することを可能にする商品販売システムおよび商品販売方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、セットトップボックスにCASカードを差し込むことにより、ケーブルテレビによる放送を受信し、かつ、放送側と双方向通信することが可能な受信機に対して、商品広告を提供する商品販売システムにおいて、各商品の商品販売の対象者の性別や年代、該対象者が放送を見る時間帯と番組を含む、広告を流したい属性を記録した商品情報を記憶する第1の記憶手段と、前記CASカードを所有する視聴者の商品購入状況を基にして、視聴者の性別および年代別に購入された商品と、この商品購入時に視聴した番組との関係を表す商品購入情報を作成し、この商品購入情報と前記商品情報の広告を流したい属性とを照合して、一致する度合いの高い番組または商品広告を、商品広告に最適な番組または番組に最適な商品広告として選択する処理手段と、を備えることを特徴とする商品販売システムである。
請求項2の発明は、セットトップボックスにCASカードを差し込むことにより、ケーブルテレビによる放送を受信し、かつ、放送側と双方向通信することが可能な受信機に対して、商品の広告を提供する商品販売方法において、各商品の商品販売の対象者の性別や年代、該対象者が放送を見る時間帯と番組を含む、広告を流したい属性を記録した商品情報を記憶し、前記CASカードを所有する視聴者の商品購入状況を基にして、視聴者の性別および年代別に購入された商品と、この商品購入時に視聴した番組との関係を表す商品購入情報を作成し、この商品購入情報と前記商品情報の広告を流したい属性とを照合して、一致する度合いの高い番組または商品広告を、商品広告に最適な番組または番組に最適な商品広告として選択する、ことを特徴とする商品販売方法である。
請求項1、2の発明によれば、視聴者の商品購入状況を基にして、商品広告に最適な番組の選択または番組に最適な商品広告の選択を行うので、視聴者に応じた商品広告をタイムリーに提供し、また、商品の確実な販売を可能にする。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による商品販売システムを図1に示す。この商品販売システムは、CATV(ケーブルテレビ)による放送を行うCATV事業者と、商品を販売する販売店とが協力して、CATVの視聴者に商品を販売するシステムである。
CATV事業者と受信契約をしている視聴者の自宅が視聴者宅30〜30であり、視聴者宅30〜30には受信機31〜31とセットトップボックス(STB)32〜32が設置されている。また、視聴者はCATV事業者から提供されたCAS(Conditional Access System)カード33〜33を所有している。受信機31〜31とセットトップボックス(STB)32〜32とCASカード33〜33はそれぞれ同じ機能を持つので、視聴者宅30の受信機31とセットトップボックス32とCASカード33について説明する。セットトップボックス32は、CATV網NW1からデジタル放送を受信するために必要とするものであり、ケーブルテレビ専用のチューナである。セットトップボックス32にはCASカード33が必要である。
CASカード33にはセットトップボックス32を制御する集積回路が組み込まれ、視聴者がCASカード33をセットトップボックス32に差し込むことにより、受信機31が番組を受信することや視聴者がCATV網NW1を経由した双方向通信を利用することが可能になる。デジタル放送の双方向通信により、視聴者が受信機31の例えばリモートコントローラ(図示を省略)を操作して、受信機31に表示されている商品の購入などをすることができる。
A販売店〜B販売店には、通信制御装置21A〜21B、店舗端末22A〜22B、受注サーバ23A〜23Bおよび商品データベース24A〜24Bがそれぞれ備えられている。通信制御装置21A〜21B、店舗端末22A〜22B、受注サーバ23A〜23Bおよび商品データベース24A〜24Bはそれぞれ同じ機能を持つので、A販売店の通信制御装置21A、店舗端末22A、受注サーバ23Aおよび商品データベース24Aについて説明する。
A販売店では、通信制御装置21A、店舗端末22Aおよび受注サーバ23Aがローカルエリアネットワークで互いに接続されている。通信制御装置21Aは、通信網NW2を経由して店舗端末22AがCATV事業者とデータ通信をすることを可能にする。店舗端末22Aは受注した商品の在庫を調べるなどのときに操作されるコンピュータである。受注サーバ23Aは、通信網NW2を経由して、CATV事業者から商品を受注する。また、受注サーバ23Aは、商品の在庫など表す情報を商品データベース24Aに記録して管理する。
CATV事業者は、CATV網NW1を経由して視聴者に番組を放送する。また、CATV事業者は、番組放送以外にも番組ガイドやタウン情報誌を視聴者に発行し、番組ガイドに掲載した商品や、番組で放送した商品を販売している。CATV事業者は、受信料や商品の代金などを視聴者から受け取る業務も行っている。こうしたCATV事業者には、図示を省略している放送設備に加えて、管理サーバ11、管理データベース12、受注サーバ13、受注データベース14、通信制御装置15、社内端末16および受付端末17が設置されている。管理サーバ11、受注サーバ13、通信制御装置15、社内端末16および受付端末17はローカルエリアネットワークで互いに接続されている。
通信制御装置15は、通信網NW2を経由して社内端末16などがA販売店〜B販売店とデータ通信をすることを可能にする。社内端末16はCATV事業者の職員によって操作されるコンピュータであり、社内端末16には各種の指示が入力される。受付端末17は、視聴者から受注した商品をA販売店〜B販売店に発注する際に担当者によって操作されるコンピュータである。
管理サーバ11は視聴者の管理を行う。つまり、管理サーバ11は、CATV事業者と受信契約をした視聴者の情報を契約情報として管理データベース12で管理している。この契約情報を図2に示す。図2の契約情報1201には、CASカードの識別情報である管理番号が「CAS番号」として記録され、契約者の氏名および住所が「氏名」および「住所」として記録され、契約者の家族構成が「家族」として記録されている。さらに、契約情報1201には、受信料金や商品を購入した際の代金を払わない契約者かどうかが「料金不払い」に記録されている。契約者が受信料や商品の代金を払っていない場合に、「料金不払い」にフラグ「1」が立てられている。以下では、契約情報として図2の契約情報1201を用いる。
また、管理サーバ11は、各視聴者の具体的な家族構成を家族情報として管理データベース12で管理している。この家族情報を図3に示す。図3の家族情報1202には、CASカードの管理番号が「CAS番号」として記録され、視聴者の性別および年代別の家族の人数が、「男性」の「10代未満」、「10〜20代」、「30〜40代」などとして記録され、また、「女性」の「10代未満」、「10〜20代」、「30〜40代」などとして記録されている。以下では、家族情報として図3の家族情報1202を用いる。
管理サーバ11は、CATV事業者の放送する番組について、人気度の管理をしている。つまり、管理サーバ11は、放送する番組の人気を人気視聴番組情報として管理データベース12で管理している。この人気視聴番組情報を図4に示す。図4の人気視聴番組情報1203は、男性の人気視聴番組を表すものであり、「10代未満」、「10〜20代」、「30〜40代」などの年代別に、かつ、「13:00〜17:00」、「17:00〜19:00」、「19:00〜21:00」などの時間帯別に、「1位」、「2位」、「3位」などのような人気順に番組が記録されている。さらに、管理サーバ11は、管理データベース12に番組を記録する際に、番組の視聴ポイントを算定するための係数を付加する。視聴ポイントは番組を視聴した視聴者数に対応する値であり、係数は順位に従って「1.0」、「0.9」、「0.8」のように、あらかじめ設定された値である。同じようにして、管理サーバ11は女性の人気視聴番組情報を管理データベース12で管理する。この人気視聴番組情報を図5に示す。図5の女性の人気視聴番組情報1204は、男性の人気視聴番組情報1203と同様である。以下では、人気視聴番組情報として図4の男性の人気視聴番組情報1203と図5の女性の人気視聴番組情報1204を用いる。
管理サーバ11は、A販売店〜B販売店が取り扱う商品と広告との関係を、商品情報として管理データベース12で管理している。この商品情報を図6に示す。図6の商品情報1205には、A販売店〜B販売店が取り扱う食品や服などの「商品」に対して、商品販売の対象者の「性別」および「年代」と、この対象者が放送を見る「時間帯」と放送の内容である「番組」を、広告を流したい属性として記録している。つまり、商品情報1205では、商品に対して、広告の対象者に関する属性が付けられている。
管理サーバ11は、社内端末16から視聴情報作成の指示を受け取ると、視聴情報作成処理を行う。視聴者宅30〜30のセットトップボックス32〜32にCASカード33〜33が差し込まれて、番組が受信機31〜31で受信されると、管理サーバ11は、図7に示す視聴結果を用いて、視聴者宅30〜30での視聴状況を表す視聴情報を作成する。視聴結果は、平日や休日の各時間帯で視聴された番組をそれぞれ表し、図7では平日の19:00〜21:00の時間帯で視聴された番組を例示している。管理サーバ11は次のようにして各家庭での視聴情報を作成する。なお、視聴者宅30〜30については同じようにして視聴情報を作成するので、視聴者宅30の場合を例として説明する。
視聴者宅30では、平日の19:00〜21:00の時間帯に「アニメA」が視聴されている(図7)。つまり、「00001」のCAS番号では、平日の19:00〜21:00に「アニメA」が視聴されているので、管理サーバ11は、家族情報1202(図3)と人気視聴番組情報1203(図4)とから、図8に示すように、「00001」のCAS番号の家庭での、平日の19:00〜21:00に視聴された「アニメA」の視聴ポイントを作成する。この場合、「00001」のCAS番号の家庭には、10代未満の男性と、30代〜40代の男性と、30代〜40代の女性とが居る(図3)。また、10代未満の男性の「アニメA」に対する係数が「1.0」であり、30代〜40代の男性の「アニメA」に対する係数が「0.9」である(図4)。また、図示を省略しているが、30代〜40代の女性の「アニメA」に対する係数が「0.3」である。この結果、「00001」のCAS番号の家庭では、10代未満の男性の「アニメA」に対する視聴ポイントが「1.0」であり、30代〜40代の男性の「アニメA」に対する視聴ポイントが「0.9」である。また、30代〜40代の女性の「アニメA」に対する視聴ポイントが「0.3」である。
こうして、管理サーバ11は、平日や休日での視聴者宅30〜30における視聴ポイントを作成すると、これらの視聴ポイントを集計して視聴情報を作成する。視聴情報の一例を図9に示す。視聴情報作成処理で作成された視聴情報は、視聴結果(図7)を基にして作成された、全体の視聴情報1211と、各視聴者宅30〜30での視聴ポイント(図8)を基にして作成された、年代別の視聴情報1212からなる。なお、図9では、時間帯が平日の19:00〜21:00であるが、管理サーバ11はこの他の時間帯の視聴情報も作成する。視聴情報1212は、視聴者の属性別の番組視聴の状況を表している。
視聴情報作成処理が終了すると、管理サーバ11は次の第1の照合処理を行う。管理サーバ11は、視聴情報作成処理で作成した全体の視聴情報1211および年代別の視聴情報1212(図9)と、管理データベース12に保存している商品情報1205(図6)とを照合し、広告の依頼のあった商品、例えば商品がビールである場合に、商品情報1205に記録されているビールの広告を流したい属性と、視聴情報1212に記録されている属性とを照合し、性別や年代、時間帯などの属性が一致する度合いの高い番組として「スポーツA」を選択する。そして、管理サーバ11は、選択した番組を社内端末16に表示する。
受注サーバ13は視聴者から受注した商品を管理する。つまり、受注サーバ13は、受注した商品に関する情報を受注情報として受注データベース14で管理している。この受注情報を図10に示す。図10の受注情報1401には、受注した当日の年月日が記録され、発注者を識別するための識別情報としてCASカードの管理番号が「CAS番号」に記録され、発注者の氏名および住所が「氏名」および「住所」に記録されている。また、商品が購入された時間が「購入時間」に記録され、購入された商品が「商品」に記録され、そのとき発注者が見ていた番組が「視聴番組」に記録されている。受注サーバ13はこうした日毎の受注情報1401を蓄積している。以下では、受注情報として図10の受注情報1401を用いる。
受注サーバ13は、CATV網NW1を経由して、視聴者宅30〜30から商品を受注する。受注サーバ13は商品を受注すると、図11に示す与信管理処理を行う。つまり、受注サーバ13は、管理データベース12に記録されている契約情報1201(図2)を参照し(ステップS1)、受信料金などの料金不払いがあるかどうかを判断する(ステップS2)。契約情報1201の料金不払いにフラグが立っていると、受注サーバ13は、商品注文の受け付けができないことを表す、受け付け不可のメッセージを作成し(ステップS3)、放送設備を運用する放送側にメッセージを送る(ステップS4)。これにより、放送側は、CATV網NW1を経由して、このメッセージを視聴者宅の受信機に表示する。
ステップS2で料金の不払いがなければ、受注サーバ13は、商品を受注したことを表す、商品受注のメッセージを作成し(ステップS5)、放送設備を運用する放送側にメッセージを送る(ステップS6)。そして、受注サーバ13は、注文を基にして受注情報1401を更新する(ステップS7)。この後、当日の注文があると(ステップS8)、受注サーバ13は処理をステップS1に戻し、ステップS8で当日の注文が終われば、処理を終了する。
この後、受注サーバ13は、受付端末17から商品発注の指示を受け取ると、受注情報1401(図10)に記録されている商品を各販売店毎に振り分ける処理を行い、この処理が終了すると、通信網NW2を経由してA販売店〜B販売店にそれぞれ商品を発注する。
次に、この実施の形態の商品販売システムによる商品販売方法について説明する。CATV事業者側はA販売店〜B販売店の依頼に応じて番組で広告を放送する。また、CATV事業者が定期的に発行する番組ガイドやタウン情報誌にも、番組で放送した広告と同じ内容を掲載している。番組を見た視聴者が受信機31のリモートコントローラを操作して商品を注文すると、この注文はCATV網NW1を経由してCATV事業者に送信される。CATV事業者側では、受注サーバ13が注文を受け付ける。
この後、受注サーバ13は与信管理処理を行い、視聴者の料金支払いに問題があるかどうかを調べる。料金支払いに問題がなければ、受注サーバ13は受注情報1401(図10)を更新する。もし、与信管理処理で料金支払いに問題があると、受注サーバ13は注文の受け付け不可を表すメッセージを作成し、このメッセージを放送側に送る。放送側は、CATVの双方向通信を利用して、発注した視聴者にメッセージを送信する。
当日の商品注文の受付が終了すると、担当者は受付端末17を操作して商品を発注するための指示を入力する。受付端末17は商品発注の指示を受注サーバ13に送る。受注サーバ13は、商品発注の指示を受け取ると、受注情報1401(図10)に記録されている商品を販売店毎に振り分け、通信網NW2を経由して、A販売店〜B販売店にそれぞれ商品を発注する。
A販売店〜B販売店では、受注サーバ23A〜23Bが商品を受注すると、A販売店〜B販売店の従業員が店舗端末22Aを操作し、商品データベース24A〜24Bを参照して在庫の有無などを調べ、該当する商品を視聴者宅に発送する。
ところで、例えばA販売店が商品の広告を出す場合、A販売店からCATV事業者に広告掲載の申し込みをする。CATV事業者側では、広告の担当者が社内端末16を操作して、商品に最適な番組を検索するための検索指示を入力する。社内端末16は検索指示を管理サーバ11に送る。管理サーバ11は、検索指示を受け取ると、視聴情報作成処理を行って視聴情報(図9)を作成する。さらに、管理サーバ11は第1の照合処理を行って商品に最適な番組を選択する。この後、管理サーバ11は、社内端末16に選択結果を表示する。
こうして、この実施の形態によれば、視聴者がCATV事業者の提供する広告を見て商品を購入した場合、CATV事業者側では与信管理処理を行うので、料金不払いの視聴者については商品購入を停止することができる。また、A販売店〜B販売店から広告掲載の要望があると、CATV事業者側では視聴情報作成処理と第1の照合処理を行うので、商品広告に最適な番組を選択することを可能にする。つまり、視聴者に応じた商品広告をタイムリーに提供することを可能にする。また、視聴者は購入した商品の代金や受信料をCATV事業者に支払うので、視聴者の手数を簡素化することができる。
(実施の形態2)
この実施の形態では、実施の形態1で述べた視聴情報作成処理が終了すると、管理サーバ11は次の第2の照合処理を行う。管理サーバ11は、視聴情報作成処理で作成した全体の視聴情報1211および年代別・時間帯別の視聴情報1212(図9)と、管理データベース12に保存している商品情報1205(図6)とを照合し、番組に最適な商品を選択する。例えばスポーツ番組を放送する場合、視聴情報1212に記録されているスポーツ番組に対する視聴者の属性(平日/19:00〜21:00/男性 30代〜40代)と、商品情報1205に記録されている広告を流したい属性の中で、スポーツ番組の属性(性別 男性/年代 10代〜30代/時間帯 19:00〜21:00)とが一致する度合いが高い。この結果、管理サーバ11は、B販売店が取り扱う商品であるスポーツ用品を選択し、選択結果を社内端末16に表示する。
つまり、放送予定の番組に最適な広告を調べる場合、CATV事業者側の担当者が社内端末16を操作して視聴情報作成の指示を入力する。社内端末16は視聴情報作成の指示を管理サーバ11に送る。管理サーバ11は、視聴情報作成の指示を受け取ると視聴情報作成処理を行い、全体の視聴情報1211と視聴情報1212(図9)を作成する。さらに、管理サーバ11は第2の照合処理を行い、番組に最適な商品を扱う販売店を選択する。この後、管理サーバ11は、社内端末16に選択結果を表示する。
こうして、この実施の形態により、CATV事業者側では視聴情報作成処理と第2の照合処理を行うので、番組に最適な商品と、この商品を取り扱う販売店を選択することを可能にする。また、視聴者に対してタイムリーに商品広告を提供することができる。
(実施の形態3)
この実施の形態では、実施の形態1の視聴情報作成処理の代わりに商品購入情報作成処理をする。つまり、管理データベース12は、社内端末16から商品購入情報作成の指示を受け取ると、商品購入情報作成処理を行う。視聴者宅30〜30のセットトップボックス32〜32にCASカード33〜33が差し込まれて、番組が受信機31〜31で受信され、さらに、このときに視聴者が商品購入をすると、管理サーバ11は、図12に示す視聴者毎の商品購入結果を用いて、視聴者宅30〜30毎に、商品購入者の性別と年代別を特定する。なお、商品購入者の性別と年代別の特定は、視聴者宅30〜30について同じようにして行うので、視聴者宅30の場合を例として説明する。また、管理サーバ11は受注データベース14に記録されている受注情報1401(図10)から視聴者毎の商品購入結果(図12)を得ることができる。
管理サーバ11は、視聴者宅30での商品購入者の性別と年代別を特定する場合、家族情報1202(図3)と人気視聴番組情報1203(図4)とを用いる。例えば「CAS番号」が「00001」の視聴者宅では、「スポーツ用品」の購入者が視聴した番組が「スポーツ」である。一方、この視聴者宅の家族構成は「10代未満」の男性と「30〜40代」の男性と「30〜40代」の女性とである。管理サーバ11は、こうした状況を基にして人気視聴番組情報1203(図4)を参照すると、「30〜40代」の男性の人気視聴番組の1位がスポーツ番組であるので、「CAS番号」が「00001」の視聴者宅では、商品購入者を「30〜40代」の男性と特定することができる。
管理サーバ11は、商品購入者を特定すると、視聴者の購入実績を表す視聴者宅別購入情報を作成する。この視聴者宅別購入情報を図13に示す。図13の視聴者宅別購入情報1221には、CAS番号別に、商品購入者である家族が商品購入時に視聴した番組が「視聴番組」に記録される。また、商品購入の日が「購入日」に記録され、商品購入の時間が「購入時間」に記録され、購入された商品が「商品」に記録される。さらに、商品購入者が男性であるか女性であるかが「性別」に記録され、商品購入者の年齢が「年代」に記録される。以下では、視聴者宅別購入情報として図13の視聴者宅別購入情報1221を用いる。
こうして、視聴者毎の商品購入結果に対して購入者の性別と年代別を特定して、視聴者宅別購入情報1221を作成すると、管理サーバ11は視聴者宅別購入情報1221を集計し、性別および年代別に購入された商品と、この商品購入時に視聴した番組との関係を表す性別・年代別視聴番組情報を作成する。この性別・年代別視聴番組情報を図14に示す。図14の性別・年代別視聴番組情報1222は、商品購入者の性別・年代別に作成され、性別・年代別視聴番組情報1222には、購入された商品が「商品」に記録され、商品を購入する際に視聴していた番組が「購入時の番組」に記録されている。性別・年代別視聴番組情報1222は、商品購入時の視聴者の属性と番組を表している。以下では、性別・年代別視聴番組情報として図14の性別・年代別視聴番組情報1222を用いる。
商品購入情報作成処理が終了すると、管理サーバ11は次の第3の照合処理を行う。管理サーバ11は、商品購入情報作成処理で作成した性別・年代別視聴番組情報1222と、管理データベース12に保存している商品情報1205とを照合し、番組に最適な商品を選択する。例えばスポーツ番組を放送する場合、性別・年代別視聴番組情報1222を用いると、スポーツ番組の視聴時に購入された商品がスポーツ用品であり、しかも、購入者の属性は10代未満男性である。管理サーバ11は、性別・年代別視聴番組情報1222から抽出したスポーツ番組に適する商品および購入者の属性と、商品情報1205(図6)に記録されている商品および広告を流したい属性とを照合する。この結果、B販売店が取り扱う商品であるスポーツ用品が一致し、しかも、このスポーツ用品の広告を流したい属性と一致する度合いが高いので、管理サーバ11は第3の照合処理の結果としてB販売店のスポーツ用品を選択し、選択結果を社内端末16に表示する。
この実施の形態では、放送予定の番組に最適な広告を調べる場合、CATV事業者側の担当者が社内端末16を操作して商品購入情報作成の指示を入力する。社内端末16は商品購入情報作成の指示を管理サーバ11に送る。管理サーバ11は、商品購入情報作成の指示を受け取ると商品購入情報作成処理を行い、各種の性別・年代別視聴番組情報1222(図14)を作成する。さらに、管理サーバ11は第3の照合処理を行い、番組に最適な商品を扱う販売店を選択する。この後、管理サーバ11は、社内端末16に選択結果を表示する。
こうして、実施の形態によれば、視聴者の購入実績を利用して、商品を購入した視聴者が見た番組、視聴者の性別と、購入された商品との関係を抽出し、番組、性別、時間帯に応じた販売実績の高い商品を選択することができる。これにより、視聴者のニーズに合った商品広告を放送することができる。また、確実な商品購入を可能にする。
(実施の形態4)
この実施の形態では、実施の形態3の商品購入情報作成処理が終了すると、管理サーバ11は次の第4の照合処理を行う。管理サーバ11は、商品購入情報作成処理で作成した性別・年代別視聴番組情報1222(図14)と、管理データベース12に保存している商品情報1205(図6)とを照合し、広告の依頼のあった商品、例えば商品がスポーツ用品である場合に、商品情報1205に記録されているスポーツ用品の広告を流したい属性と、性別・年代別視聴番組情報1222に記録されているスポーツ用品を購入した視聴者の属性とを照合し、属性が一致する度合いの高い番組としてスポーツ番組を選択する。そして、管理サーバ11は、選択した番組を社内端末16に表示する。
こうして、この実施の形態により、A販売店〜B販売店から広告掲載の要望があると、CATV事業者側では商品購入情報作成処理と第4の照合処理を行うので、商品に最適な番組を選択することを可能にする。また、実施の形態3と同様に確実な商品購入を可能にする。
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、実施の形態3、4で用いた性別・年代別視聴番組情報1222(図14)に対して、視聴者が番組を見た時間帯なども記録し、第1の照合処理〜第4の照合処理の際に、時間帯も照合するようにしてもよい。
この発明の実施の形態1による商品販売システムを示す構成図である。 契約情報の一例を示す図である。 家族情報の一例を示す図である。 男性の人気視聴番組情報の一例を示す図である。 女性の人気視聴番組情報の一例を示す図である。 商品情報の一例を示す図である。 視聴結果を示す図である。 視聴ポイントの一例を示す図である。 視聴情報の一例を示す図である。 受注情報の一例を示す図である。 与信管理処理を示すフローチャートである。 視聴者毎の商品購入結果の一例を示す図である。 視聴者宅別購入情報の一例を示す図である。 性別・年代別視聴番組情報の一例を示す図である。
符号の説明
11 管理サーバ(処理手段)
12 管理データベース(第1の記憶手段)
13 受注サーバ
14 受注データベース
15 通信制御装置
16 社内端末
17 受付端末

Claims (2)

  1. セットトップボックスにCASカードを差し込むことにより、ケーブルテレビによる放送を受信し、かつ、放送側と双方向通信することが可能な受信機に対して、商品広告を提供する商品販売システムにおいて、
    各商品の商品販売の対象者の性別や年代、該対象者が放送を見る時間帯と番組を含む、広告を流したい属性を記録した商品情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記CASカードを所有する視聴者の商品購入状況を基にして、視聴者の性別および年代別に購入された商品と、この商品購入時に視聴した番組との関係を表す商品購入情報を作成し、この商品購入情報と前記商品情報の広告を流したい属性とを照合して、一致する度合いの高い番組または商品広告を、商品広告に最適な番組または番組に最適な商品広告として選択する処理手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売システム。
  2. セットトップボックスにCASカードを差し込むことにより、ケーブルテレビによる放送を受信し、かつ、放送側と双方向通信することが可能な受信機に対して、商品の広告を提供する商品販売方法において、
    各商品の商品販売の対象者の性別や年代、該対象者が放送を見る時間帯と番組を含む、広告を流したい属性を記録した商品情報を記憶し、
    前記CASカードを所有する視聴者の商品購入状況を基にして、視聴者の性別および年代別に購入された商品と、この商品購入時に視聴した番組との関係を表す商品購入情報を作成し、
    この商品購入情報と前記商品情報の広告を流したい属性とを照合して、一致する度合いの高い番組または商品広告を、商品広告に最適な番組または番組に最適な商品広告として選択する
    ことを特徴とする商品販売方法。
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