JP5115965B2 - ニューロン装置、神経回路網装置、非負整数符号化装置、整数クラスタ装置、フィードバック制御装置、ならびに、プログラム - Google Patents
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Description
下田真吾,旭岳史,藤本英雄,木村英紀「複合制御論におけるロボット制御」第11回ロボティクスシンポジア,2006年
Δθ1 X + Δθ2(X - 1)
を計算して、閾値記憶部に記憶される閾値変数θの値をその計算結果だけ増加するように更新する。
Δw1 x u z + Δw2(x u z - 1)
を計算して、重み記憶部に記憶される重みwの値をその計算結果だけ増加するように更新する。
(a)非負であれば、実数値vを、正側符号化装置に非負実数信号値として与え、0を、負側符号化装置に非負実数信号値として与え、
(b)負であれば、0を、正側符号化装置に非負実数信号値として与え、実数値-vを、負側符号化装置に非負実数信号値として与える。
(a)上記の非負整数符号化装置A1と、
(b)上記の非負整数符号化装置A2と、
(c)上記の非負整数符号化装置A3と、
(d)重みp,k1,k2,v1,v2と、重み係数Δq1,Δq2と、を記憶する制御記憶部と、
(e)非負整数符号化装置A1から出力される非負整数信号値uに記憶される重みpを乗じた信号値p uが、実数信号値の入力として与えられる上記の非負整数符号化装置B1と、
(f)非負整数符号化装置A1から出力される非負整数信号値に記憶される重みk1を乗じた信号値と、非負整数符号化装置A2から出力される非負整数信号値に記憶される重みk2を乗じた信号値と、が、実数信号値の入力として与えられる上記の非負整数符号化装置B2と、
(g)非負整数符号化装置B1から出力される非負整数信号値に記憶される重みv1を乗じた信号値と、非負整数符号化装置B2から出力される非負整数信号値に記憶される重みv2を乗じた信号値と、が、実数信号値の入力として与えられる上記の非負整数符号化装置Cと、
(h)非負整数符号化装置Cから出力される非負整数信号値xを、操作値として出力する片側操作出力部と、
(j)非負整数符号化装置A1から出力される非負整数信号値uと、非負整数符号化装置Cから出力される非負整数信号値xと、から、
Δq1 x2 u + Δq2(x2 u - 1)
を計算し、制御記憶部に記憶される重みpを、その計算結果だけ増加するように更新する制御更新部と、
を備える。
(1)制御対象の変位の目標値が非負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A1に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A1に0を実数信号値の入力として与え、
(2)制御対象の変位の目標値が負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A1に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A1に当該値を実数信号値の入力として与え、
(3)制御対象の変位の観測値が非負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A2に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A2に0を実数信号値の入力として与え、
(4)制御対象の変位の観測値が負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A2に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A2に当該値を実数信号値の入力として与え、
(5)制御対象の変位の微分の観測値が非負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A3に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A3に0を実数信号値の入力として与え、
(6)制御対象の変位の微分の観測値が負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A3に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A3に当該値を実数信号値の入力として与える。
Δθ1 > 0 > Δθ2、かつ、
|Δθ1| > |Δθ2|
なる関係を満たす定数値を記憶するように構成することができる。
(1)当該ニューロン装置に対する切替重みr1,r2,r3,r4と、切替重み係数Δs1,Δs2と、を記憶する切替重み記憶部と、
(2)当該ニューロン装置から出力される出力信号値yに記憶される重みr1を乗じた信号値が、実数信号値の入力として与えられる上記の非負整数符号化装置D1と、
(3)当該ニューロン装置から出力される出力信号値yに記憶される重みr2を乗じた信号値が、実数信号値の入力として与えられる上記の非負整数符号化装置D2と、を有し、
(4)当該非負整数符号化装置D1から出力される非負整数信号値に記憶される重みr3を乗じた信号値と、当該非負整数符号化装置D2から出力される非負整数信号値に記憶される重みr4を乗じた信号値と、は、非負整数符号化装置Cに、さらに実数信号値の入力として与えられ、
(5)当該ニューロン装置から出力される出力信号値yと、非負整数符号化装置Cから出力される非負整数信号値xと、から、
Δs1 x2 y + Δs2(x2 y - 1)
を計算し、制御記憶部に記憶される重みr1を、その計算結果だけ増加するように更新する切り替え制御更新部をさらに有する。
Δθ1 > 0 > Δθ2、かつ、
|Δθ1| > |Δθ2|
なる関係を満たす定数値を記憶するように構成することができる。
図1は、本実施形態に係るニューロン装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
(1)Δθ1 > 0 > Δθ2
(2)Δθ1 = Δθ2 = 0
s(t) = Σi=1 N si(t)
のように表現できる。入力信号値は非負実数値をとるのが一般的であるが、これに限られない。
sgm(z) = 1 (z > 0);
sgm(z) = 1 (z = 0);
sgm(z) = 0 (z < 0)
のように定義されるシグモイド関数sgm(z)によって、
X(t) = sgm(s(t) - θ(t))
のように表記することができる。
Δθ1 X + Δθ2(X - 1)
を計算して、閾値記憶部102に記憶される閾値変数θの値をその計算結果だけ増加するように更新する。
θ(t+1) = θ(t) + Δθ1 X(t) + Δθ2(X(t) - 1))
のように表記することができる。
Δθ1 > 0 > Δθ2
のような関係がある場合には、発火状態が続くと閾値θが上昇して発火しにくくなり、休息状態が続くと閾値θが下降して発火しやすくなることになる。さらに、
|Δθ1| > |Δθ2|
とすることが多い。
Δθ1 = Δθ2 = 0
である場合には、閾値は一定であることになる。
図2は、本実施形態に係る神経回路網装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
Δw1 x u z + Δw2(x u z - 1)
を計算して、重み記憶部202に記憶される重みwの値をその計算結果で更新する。時刻tを明記すると、
w(t+1) = w(t) + Δw1 x(t)u(t)z(t) + Δw2(x(t)u(t)z(t) - 1)
のように、重みが更新されることとなる。
Δw1 > 0 > Δw2、
特に
|Δw1| > |Δw2|
とすることが多い。
Δw1 > 0
のように設定したときには、ニューロン装置101(M)により、ニューロン装置101(I)とニューロン装置101(O)の結合が亢進(potentiation)される(本図(a))。
Δw1 < 0
のように設定したときには、ニューロン装置101(M)により、ニューロン装置101(I)とニューロン装置101(O)の結合が抑制(inhibitation)される(本図(b))。抑制の場合には、その旨を明らかにするため、慣習にしたがい、ニューロン装置101(M)から出る矢印の先に棒を表記する。
図4は、本実施形態に係る非負整数符号化装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
一般に、ニューロン装置101が出力する値は「0」か「1」であるから、負の値を直接出力させることはできない。また、上記の非符号整数符号化装置401を利用しながら、負の値に対応する必要がある。以下では、このような処理を実現する整数クラスタ装置について説明する。
(a)非負であれば、実数値vを、正側非負整数符号化装置401aに非負実数信号値として与え、0を、負側非負整数符号化装置401bに非負実数信号値として与え、
(b)負であれば、0を、正側非負整数符号化装置401aに非負実数信号値として与え、実数値-vを、負側非負整数符号化装置401bに非負実数信号値として与える。
以下では、上記のニューロン装置101、非負整数符号化装置401を用いて、神経回路網装置201と整数クラスタ装置601における原理を適用し、フィードバック制御を行うフィードバック制御装置の実施形態について説明する。
Δq1 x2 u + Δq2(x2 u - 1)
を計算し、制御記憶部に記憶される重みpを、その計算結果だけ増加するように更新する。これは、上記の各装置と同様であり、上記の拡張ヘッブ則を、非負整数符号化装置401(A1,B1)の結合に対して適用することに相当する。
(1)制御対象の変位の目標値が非負であれば、当該正側フィードバック装置703の非負整数符号化装置401(A1)に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置704の非負整数符号化装置401(A1)に0を実数信号値の入力として与え、
(2)制御対象の変位の目標値が負であれば、当該正側フィードバック装置703の非負整数符号化装置401(A1)に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置704の非負整数符号化装置401(A1)に当該値を実数信号値の入力として与え、
(3)制御対象の変位の観測値が非負であれば、当該正側フィードバック装置703の非負整数符号化装置401(A2)に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置704の非負整数符号化装置401(A2)に0を実数信号値の入力として与え、
(4)制御対象の変位の観測値が負であれば、当該正側フィードバック装置703の非負整数符号化装置401(A2)に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置704の非負整数符号化装置401(A2)に当該値を実数信号値の入力として与え、
(5)制御対象の変位の微分の観測値が非負であれば、当該正側フィードバック装置703の非負整数符号化装置401(A3)に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置704の非負整数符号化装置401(A3)に0を実数信号値の入力として与え、
(6)制御対象の変位の微分の観測値が負であれば、当該正側フィードバック装置703の非負整数符号化装置401(A3)に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置704の非負整数符号化装置401(A3)に当該値を実数信号値の入力として与える。
Δθ1 > 0 > Δθ2、かつ、
|Δθ1| > |Δθ2|
なる関係を満たす定数値を記憶するように構成するのが典型的である。
Δθ1 = Δθ2 = 0
のように設定するのが典型的である。
Δq1 > 0 > Δq2、かつ、
|Δq1| > |Δq2|
なる関係を満たす定数値を利用することが多い。
(1)当該ニューロン装置101に対する切替重みr1,r2,r3,r4と、切替重み係数Δs1,Δs2と、を記憶する切替重み記憶部(図示せず)と、
(2)当該ニューロン装置101から出力される出力信号値yに記憶される重みr1を乗じた信号値が、実数信号値の入力として与えられる上記の非負整数符号化装置401(D1)と、
(3)当該ニューロン装置101から出力される出力信号値yに記憶される重みr2を乗じた信号値が、実数信号値の入力として与えられる上記の非負整数符号化装置401(D2)と、とが接続され、
(4)当該非負整数符号化装置401(D1)から出力される非負整数信号値に記憶される重みr3を乗じた信号値と、当該非負整数符号化装置401(D2)から出力される非負整数信号値に記憶される重みr4を乗じた信号値と、は、非負整数符号化装置401Cに、さらに実数信号値の入力として与えられ、
(5)当該ニューロン装置101から出力される出力信号値yと、非負整数符号化装置401(C)から出力される非負整数信号値xと、から、
Δs1 x2 y + Δs2(x2 y - 1)
を計算し、制御記憶部に記憶される重みr1を、その計算結果だけ増加するように更新する切り替え制御更新部(図示せず)と回路をなすように、構成されている。
Δθ1 > 0 > Δθ2、かつ、
|Δθ1| > |Δθ2|
なる関係を満たす定数値を記憶するように構成するのが典型的である。
102 閾値記憶部
103 入力受付部
104 出力部
105 閾値更新部
201 神経回路網装置
202 重み記憶部
203 調停入力受付部
204 重み更新部
401 非負整数符号化装置
402 非負実数受付部
403 非負整数出力部
501 クラスタ
601 整数クラスタ装置
602 実数受付部
603 正側神経回路網
604 負側神経回路網
701 フィードバック制御装置
702 制御入力受付部
703 正側フィードバック装置
704 負側フィードバック装置
705 操作出力部
801 マニピュレータ
811 関節
812 関節
821 荷物
822 荷物
Claims (13)
- 神経細胞をシミュレートするニューロン装置であって、前記ニューロン装置は、
閾値変数θと、2つの閾値係数Δθ1、Δθ2と、を記憶する閾値記憶部と、
1つまたは複数の入力信号値の入力を、所定の時間間隔で受け付ける入力受付部と、
前記入力を受け付けられた入力信号値の総和sが、前記記憶された閾値変数θの値以上であれば、当該ニューロン装置が発火しているとして1を、そうでなければ、当該ニューロン装置が休息しているとして0を、それぞれ出力信号値として出力する出力部と、
前記出力された出力信号値Xと、前記記憶された閾値係数Δθ1、Δθ2と、から
Δθ1 X + Δθ2(X - 1)
を計算して、前記閾値記憶部に記憶される閾値変数θの値をその計算結果だけ増加するように更新する閾値更新部と、
を備えることを特徴とするニューロン装置。 - 重みwと、2つの重み係数Δw1、Δw2を記憶する重み記憶部と、
請求項1に記載のニューロン装置2個(以下、一方を「入力側ニューロン装置」、「出力側ニューロン装置」という。)と、
前記入力側ニューロン装置と、前記出力側ニューロン装置と、が、入力信号値の入力を受け付け、出力信号値を出力する時間間隔で、調停信号値の入力を受け付ける調停入力受付部と、
を備える神経回路網装置であって、
前記入力側ニューロンの出力信号値uに前記記憶される重みwを乗じた値w uは、前記出力側ニューロンに入力信号値として与えられ、
前記入力側ニューロン装置から出力された出力信号値uと、前記出力側ニューロン装置から出力された出力信号値xと、前記受け付けられた調停信号値zと、前記記憶された重み係数Δw1、Δw2と、から、
Δw1 x u z + Δw2(x u z - 1)
を計算して、前記重み記憶部に記憶される重みwの値をその計算結果だけ増加するように更新する重み更新部
をさらに備えることを特徴とする神経回路網装置。 - 請求項1に記載のニューロン装置N個と、
前記N個のニューロン装置が、入力信号値の入力を受け付け、出力信号値を出力する時間間隔で、1つまたは複数の非負実数信号値の入力を受け付けて、当該非負実数信号値の総和uを、前記N個のニューロン装置に入力信号値として与える非負実数受付部と、
前記N個のニューロン装置により出力される出力信号値の総和を、非負整数信号値として出力する非負整数出力部を、
を備え、
前記N個のニューロン装置は、当該閾値変数θの初期値としてそれぞれ、1,2,…,Nを当該閾値記憶部に記憶し、前記N個のニューロン装置のそれぞれにおいて、当該閾値係数Δθ1、Δθ2の値として0を当該閾値記憶部に記憶する、
ことを特徴とする非負整数符号化装置。 - 請求項3に記載の非負整数符号化装置2個(以下、一方を「正側符号化装置」、他方を「負側符号化装置」という。)と、
前記2個の非負整数符号化装置が、非負実数信号値の入力を受け付け、非負整数信号値を出力する時間間隔で、1つまたは複数の実数信号値の入力を受け付けて、当該実数信号値の総和vが、
(a)非負であれば、実数値vを、前記正側符号化装置に非負実数信号値として与え、0を、前記負側符号化装置に非負実数信号値として与え、
(b)負であれば、0を、前記正側符号化装置に非負実数信号値として与え、実数値-vを、前記負側符号化装置に非負実数信号値として与える
実数受付部と、
前記正側符号化装置から出力される非負整数信号値を入力として与えられ、当該非負整数に対する演算を行う正側神経回路網と、
前記負側符号化装置から出力される非負整数信号値を入力として与えられ、前記正側神経回路網と同一の回路構成を有する負側神経回路網と、
前記正側神経回路網より出力される信号値から、前記負側神経回路網より出力される信号値を減算した値を整数演算結果信号として出力する整数演算出力部
を備えることを特徴とする整数クラスタ装置。 - 制御対象の変位の目標値と、当該変位の観測値および当該変位の微分の観測値と、の入力を受け付ける制御入力受付部と、
正側フィードバック装置と、
負側フィードバック装置と、
を備えるフィードバック制御装置であって、
当該正側フィードバック装置と、当該負側フィードバック装置と、は、いずれも、
(a)請求項3に記載の非負整数符号化装置A1と、
(b)請求項3に記載の非負整数符号化装置A2と、
(c)請求項3に記載の非負整数符号化装置A3と、
(d)重みp,k1,k2,v1,v2と、重み係数Δq1,Δq2と、を記憶する制御記憶部、
(e)前記非負整数符号化装置A1から出力される非負整数信号値uに前記記憶される重みpを乗じた信号値p uが、実数信号値の入力として与えられる請求項3に記載の非負整数符号化装置B1と、
(f)前記非負整数符号化装置A1から出力される非負整数信号値に前記記憶される重みk1を乗じた信号値と、前記非負整数符号化装置A2から出力される非負整数信号値に前記記憶される重みk2を乗じた信号値と、が、実数信号値の入力として与えられる請求項3に記載の非負整数符号化装置B2と、
(g)前記非負整数符号化装置B1から出力される非負整数信号値に前記記憶される重みv1を乗じた信号値と、前記非負整数符号化装置B2から出力される非負整数信号値に前記記憶される重みv2を乗じた信号値と、が、実数信号値の入力として与えられる請求項3に記載の非負整数符号化装置Cと、
(h)前記非負整数符号化装置Cから出力される非負整数信号値xを、操作値として出力する片側操作出力部と、
(j)前記非負整数符号化装置A1から出力される非負整数信号値uと、前記非負整数符号化装置Cから出力される非負整数信号値xと、から、
Δq1 x2 u + Δq2(x2 u - 1)
を計算し、前記制御記憶部に記憶される重みpを、その計算結果だけ増加するように更新する制御更新部と、
を備え、
前記制御入力受付部は、
(1)制御対象の変位の目標値が非負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A1に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A1に0を実数信号値の入力として与え、
(2)制御対象の変位の目標値が負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A1に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A1に当該値を実数信号値の入力として与え、
(3)制御対象の変位の観測値が非負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A2に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A2に0を実数信号値の入力として与え、
(4)制御対象の変位の観測値が負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A2に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A2に当該値を実数信号値の入力として与え、
(5)制御対象の変位の微分の観測値が非負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A3に当該値を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A3に0を実数信号値の入力として与え、
(6)制御対象の変位の微分の観測値が負であれば、当該正側フィードバック装置の非負整数符号化装置A3に0を実数信号値の入力として与え、当該負側フィードバック装置の非負整数符号化装置A3に当該値を実数信号値の入力として与え、
前記フィードバック制御装置は、
当該正側フィードバック装置より出力される操作値から、当該負側フィードバック装置より出力される操作値を減算した値を、操作出力として制御対象に与える操作出力部
をさらに備えることを特徴とするフィードバック制御装置。 - 請求項5に記載のフィードバック制御装置であって、
前記非負整数符号化装置B1,B2,Cのそれぞれにおいて、当該2つの閾値係数Δθ1、Δθ2として、0を記憶するのにかえて、
Δθ1 > 0 > Δθ2
なる関係を満たす定数値を記憶する
ことを特徴とするフィードバック制御装置。 - 請求項5または6に記載のフィードバック制御装置であって、
当該観測対象は、K種類の目標状態を有し、当該K種類の目標状態のそれぞれには、目標値が対応付けられ、
前記フィードバック制御装置は、請求項1に記載のニューロン装置K個をさらに備え、
前記K個のニューロン装置と、前記正側フィードバック装置および前記負側フィードバック装置との組み合わせにおいて、観測対象の目標状態がi番目の目標状態である場合に、i番目のニューロン装置には正の入力信号値が与えられ、それ以外のニューロン装置には0の入力信号値が与えられ、
前記フィードバック制御装置は、前記K個のニューロン装置のそれぞれに対して、
(1)当該ニューロン装置に対する切替重みr1,r2,r3,r4と、切替重み係数Δs1,Δs2と、を記憶する切替重み記憶部と、
(2)当該ニューロン装置から出力される出力信号値yに前記記憶される重みr1を乗じた信号値が、実数信号値の入力として与えられる請求項3に記載の非負整数符号化装置D1と、
(3)当該ニューロン装置から出力される出力信号値yに前記記憶される重みr2を乗じた信号値が、実数信号値の入力として与えられる請求項3に記載の非負整数符号化装置D2と、を有し、
(4)当該非負整数符号化装置D1から出力される非負整数信号値に前記記憶される重みr3を乗じた信号値と、当該非負整数符号化装置D2から出力される非負整数信号値に前記記憶される重みr4を乗じた信号値と、は、前記非負整数符号化装置Cに、さらに実数信号値の入力として与えられ、
(5)当該ニューロン装置から出力される出力信号値yと、前記非負整数符号化装置Cから出力される非負整数信号値xと、から、
Δs1 x2 y + Δs2(x2 y - 1)
を計算し、前記制御記憶部に記憶される重みr1を、その計算結果だけ増加するように更新する切り替え制御更新部をさらに有する
ことを特徴とするフィードバック制御装置。 - 請求項7に記載のフィードバック制御装置であって、
前記非負整数符号化装置D1,D2のそれぞれにおいて、当該2つの閾値係数Δθ1、Δθ2として、0を記憶するのにかえて、
Δθ1 > 0 > Δθ2、かつ、
|Δθ1| > |Δθ2|
なる関係を満たす定数値を記憶する
ことを特徴とするフィードバック制御装置。 - コンピュータを、請求項1に記載のニューロン装置が備える各部として機能させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータを、請求項2に記載の神経回路網装置が備える各部として機能させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータを、請求項3に非負整数符号化装置が備える各部として機能させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータを、請求項4に記載の整数クラスタ装置が備える各部として機能させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータを、請求項5から8のいずれか1項に記載のフィードバック制御装置が備える各部として機能させることを特徴とするプログラム。
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