JP5115903B2 - securing bracket - Google Patents
securing bracket Download PDFInfo
- Publication number
- JP5115903B2 JP5115903B2 JP2007234687A JP2007234687A JP5115903B2 JP 5115903 B2 JP5115903 B2 JP 5115903B2 JP 2007234687 A JP2007234687 A JP 2007234687A JP 2007234687 A JP2007234687 A JP 2007234687A JP 5115903 B2 JP5115903 B2 JP 5115903B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate portion
- wedge
- wedge body
- fitting member
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
Description
本発明は、楔方式で支柱等の任意の高さに組付けることができるようにした足場組立或いは棚などの固定金具に関するものである。 The present invention relates to a scaffolding assembly or a fixing bracket such as a shelf that can be assembled to an arbitrary height such as a column by a wedge method.
従来、この種のものとして連結軸を介して蝶番状に開閉可能に連結され、閉じた状態で支柱に外接される左右各部材と、左右両部材の一方の連結軸と反対側の端部に縦軸回りに回転可能に支持させた横軸の螺子と、この螺子に螺合されたナットと、左右両部材の他方の連結軸と反対側の端部に形成され前記螺子が挿通される溝とを備え、さらに左右両部材の中央部を、これらを閉じた状態で支柱の中心から離れる方向にコ字形に凸曲させたポケットが形成されており、左右両部材を開いてこれらの間に支柱を挟み込み、螺子を溝に振り込んだ後、ナットを締め込んで左右両部材で支柱を挟持することにより、支柱の任意の高さに固定することができると共に、組付部品の楔をその端面が支柱に接するようにしてポケットに差し込むことができ、寸法が規格化されている既製の組付部品をそのまま使用することができるものが知られている(例えば特許文献1)。
前記従来技術においては、左右両部材の中央部を平面視において更に外側にコ字形に凸曲させてポケットを形成するようにしたものであるが、支柱とコ字形の部位間の空隙に組付部品の楔を挿入するようになっているため、楔を安定性よく挿入しにくいという問題がある。 In the prior art, the center part of both the left and right members is further bent outwardly in a U shape in plan view to form a pocket, but it is assembled in the gap between the column and the U-shaped part. Since the wedge of the component is inserted, there is a problem that it is difficult to insert the wedge with good stability.
解決しようとする問題点は、被固定物の左右部に外接され左右方向の内側に向けて開口して平面がコ字形をなした左右嵌合部材を左右一対に一体的に備えた固定金具において、楔体の挿入の安定性を向上できるようにした点である。 The problem to be solved is a fixing bracket that is integrally provided with a pair of left and right fitting members that are circumscribed by the left and right portions of the object to be fixed and open toward the inner side in the left and right direction and have a U-shaped flat surface. This is the point that the stability of insertion of the wedge body can be improved.
請求項1の発明は、被固定物の左右部に外接され左右方向の内側に向けて開口した平面が略コ字形をなした左部前板部、左部端板部、左部後板部からなる左嵌合部材と右部前板部、右部端板部、右部後板部からなる右嵌合部材とを左右一対に一体的に備え、前記嵌合部材と被固定物の間に楔体を設けるようにした固定金具において、前記嵌合部材の正面の左、右前板部の少なくとも一方に、該嵌合部材の後板部方向に向けて開口した前面側案内路を縦向きに設け、この前面側案内路に前面楔体を摺動自在に設けて、この前面楔体に第1の荷重付加部を設けると共に、前記嵌合部材の側面左右のうちの一方の側面に被固定物側面に向けて開口した側面側案内路を縦向きに設け、この側面側案内路に側面楔体を摺動自在に設けたことを特徴とする固定金具である。 According to the first aspect of the present invention, a left front plate portion, a left end plate portion, and a left rear plate portion, each of which has a substantially U-shaped plane circumscribing the left and right portions of the object to be fixed and opened inward in the left and right direction. A left fitting member and a right front plate portion, a right end plate portion, and a right fitting member consisting of a right rear plate portion, which are integrally provided in a pair of left and right , and between the fitting member and an object to be fixed In the fixing bracket provided with a wedge body, a front-side guide path that opens toward the rear plate portion of the fitting member is vertically oriented on at least one of the front left and right front plate portions of the fitting member. the provided pre Menkusabitai this front side guide path provided slidably, Rutotomoni provided a first load application portion to the front wedge, the hand of the sides left and right of the fitting member provided a side-side guide path that opens toward Ke to object to be fixed side to the side surface vertically, characterized in that a side wedge slidably this aspect side guide path solid It is a fixed metal fitting.
請求項2の発明は、前記第1の荷重付加部には前記嵌合部材に係止可能なストッパーが設けられたことを特徴とする請求項1記載の固定金具である。
The invention according to
請求項3の発明は、前記第1の荷重付加部は前記前面楔体に回動自在に接続したことを特徴とする請求項1又は2記載の固定金具である。 According to a third aspect of the present invention, in the fixing bracket according to the first or second aspect, the first load applying portion is rotatably connected to the front wedge body.
請求項4の発明は、前記側面楔体に第2の荷重付加部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固定金具である。
The invention according to claim 4 is the fixing bracket according to any one of
請求項1の発明によれば、前面楔体により被固定物と固定金具との前後方向を緩みなく固定でき、また側面楔体より被固定物と固定金具との左右方向を緩みなく固定できる。 According to the first aspect of the present invention, the front and rear direction between the fixed object and the fixing bracket can be fixed without loosening by the front wedge body, and the left and right direction between the fixed object and the fixing bracket can be fixed without loosening from the side wedge body.
請求項2の発明によれば、第1の荷重付加部の荷重により生じたトルクをストッパーにより抗することができる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、第1の荷重付加部を上向きにすることなどが可能となる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、第2の荷重付加部により側面楔体に荷重を負荷することができる。 According to invention of Claim 4, a load can be loaded to a side wedge body by the 2nd load addition part.
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。 Preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The embodiments described below do not limit the contents of the present invention described in the claims. In addition, all of the configurations described below are not necessarily essential requirements of the present invention.
図1〜9は実施例1を示しており、この実施例などで記載している左右前後の方向は特定方向をあらわしているのでなく、相対的な方向を示している。そして実施例1ではI型鋼、H型鋼等鉄骨や構造物などの平面視が矩形の鉄など被固定物1である金属板に例えば固定物である足場板2或いは棚板などを横向に固定するために用いられる固定金具3の場合を示している。被固定物1の左右前後には、左右端面部1A,1Bと幅大で平らな前面板部1Cと後面板部1Dが形成されている。尚、固定物は固定金具3によってその端を被固定物1に固定するものであればよく、足場以外に棚状のような被固定物1に対して横向に張り出すようなものであればよい。
1 to 9 show the first embodiment, and the left and right and front and rear directions described in this embodiment and the like do not represent specific directions but show relative directions. In the first embodiment, for example, a
そして、被固定物1の左右部に外接して嵌合し、内側に向けて開口する左嵌合部材4、右嵌合部材5を左右一対に間隔をおいて一体的に設ける。
Then, a left fitting member 4 and a right
被固定物1の左端面部1Aを外接して外嵌合する左嵌合部材4は、内側を開口するように、すなわち左端面部1Aに対向する側を開口するように平面視がコ字形となるように左部端板部4Aと、この左部端板部4Aの前部に内側に向けて前面板部1Cにあてがうように直角方向に突出する左部前板部4Bと、左部端板部4Aの後部に内側に向けて後面板部1Dにあてがうように直角方向に突出する左部後板部4Cとを備えるものであって、左部後板部4Cの内側端部には後述する右部後板部5Cに向けて左部中間板部4Dが一体に突出している。
The left fitting member 4 that circumscribes and externally fits the left
そして、左部前板部4Bには前後方向に向けてボルト等の雄螺子部材4Eが進退自在に螺合したものであって、左部前板部4Bの前面側に配置している頭部を回動することで先端を前面板部1Cに圧着して固定できるようになっている。
Then, a
被固定物1の右端面部1Bを外接して外嵌合する右嵌合部材5は、内側を開口するように、すなわち右端面部1Bに対向する側を開口するように平面視がコ字形となるように右部端板部5Aと、この右部端板部5Aの前部に内側に向けて前面板部1Cにあてがうように直角方向に突出する右部前板部5Bと、右部端板部5Aの後部に内側に向けて後面板部1Dにあてがうように直角方向に突出する右部後板部5Cとを備えるものであって、右部後板部5Cの内側端部には左部後板部4Cに向けて右部中間板部5Dが一体に突出している。
The
さらに、左部中間板部4Dと右部中間板部5Dが連結している。この連結は左部中間板部4Dと右部中間板部5Dの一方に係止部5Eを設けると共に、他方に係止部5Eが選択的に係止可能な複数の係止受け部4Fが幅方向に間隔をおいて並設している。実施例では、右部中間板部5Dの後面に後端に径大な頭部を設けた軸を後方へ向けて係止部5Eとして突設する。左部中間板部4Dにおいては、係止部5Eが通り抜け可能な貫通孔4Gが横向に形成されると共に、この貫通孔4Gの幅方向に下向きの切り欠き部が係止受け部4Fとして複数並設しており、係止部5Eを貫通孔4Gを介して移動していずれかの係止受け部4Fに係止することで、左部中間板部4Dと右部中間板部5Dとを被固定物1の幅に合わせて連結できるようになっている。
Further, the left
そして、右部前板部5Bにおける内面5B´は下部側が上部側より後方に配置するように一様に傾斜している。すなわち、右部後板部5Cに対向する内面5B´の下部は内面5B´の上部よりも右部後板部5Cに近づくように同じ傾斜角を有して内側に向けて傾斜して形成されている。尚、内面5B´の傾斜角度と後述する前面楔体6の楔前板部6Bの前面の傾斜角度は同じ角度に形成されている。すなわち、楔前板部6Bの下部は上部よりも右部後板部5Cに近づくように同じ傾斜角を有して内側に向けて傾斜して形成されている。これにより、前面楔体6を前板部5Bの内面5B´に上下方向摺動自在に取り付ける案内のために、前板部5Bの内面5B´に前面側案内路5Fを溝状に設ける。この前面側案内路5Fは、内面5B´を前側に平面視がコ字形或いはU字形となるような凹状の溝に形成したものであり、この前面側案内路5Fに楔前板部6Bが嵌合して上下方向に摺動できるようになっている。
The
前記前面楔体6は、金属製で下端側の前後方向の厚みAを小さく上端側の前後方向の厚みBを大きく形成したものであり、物と物とが離れないように両方に挟まれて介在して、物(被固定物1の前後方向)と物(固定金具3の前後方向)をつなぎあわすものであり、前面楔体6は、後板部5Cに対向するように楔前板部6Bの左右に左右一対の楔側板部6Cを配置し楔開口6Aを形成した平面視コ字形或いはU字形で縦長な金具により形成されており、楔側板部6Cの前方に向けた後端面6Dには三角状の突起が上下方向に鋸歯状となっている。この後端面6Dの縦方向はほぼ垂直状態に形成されている。
The
さらに、左右一対の楔側板部6Cの上端側には、足場板2や棚板を連結する第1の荷重付加部8が設けられている。荷重付加部8は、前述のように足場2や棚板が固定されるものであって、前面楔体6の上部に起伏可能なように基端側アーム部8Aを左右一対の楔側板部6Cに軸8Bを介して回動自在に接続し、その先端側に足場板2や棚板を固定するための取り付け台8Cが一体に設けられている。さらに、取り付け台8Cの下面にストッパー8Dが設けられる。このストッパー8Dは、取り付け台8Cに対してほぼ直角に突設するもので、取り付け台8Cが水平位置に回動するとストッパー8Dが右部前板部5Bの外面に係止することにより、取り付け台8C、ひいては足場板2や棚板を水平に維持できるようになっている。
Furthermore, the 1st
さらに、右部端板部5Aおける内面5A´は下部側が上部側より後方に配置するように一様に傾斜している。すなわち、左部端板部4Aに対向する内面5A´の下部は内面5A´の上部よりも左部端板部4Aに近づくように同じ傾斜角を有して内側に向けて傾斜して形成されている。尚、内面5A´の傾斜角度と後述する側面楔体9の楔奥板部9Bの角度は同じ角度に形成されている。すなわち、楔奥板部9Bの下部は上部よりも左部端板部4Aに近づくように同じ傾斜角を有して内側に向けて傾斜して形成されている。これにより、側面楔体9を右部端板部5Aの内面に上下方向摺動自在に取り付ける案内のために、右部端板部5Aの内面に側面側案内路5Gを溝状に設ける。この側面側案内路5Gは、内面5A´を内側に平面視がコ字形或いはU字形となるような凹状の溝に形成したものであり、この側面側案内路5Gに楔奥板部9Bが嵌合して上下方向に摺動できるようになっている。
Furthermore, the
前記側面楔体9は、金属製で下端側の左右方向の厚みCを小さく上端側の左右方向の厚みDを大きく形成したものであり、物と物とが離れないように両方に挟まれて介在して、物(被固定物1の左右方向)と物(固定金具3の左右方向)をつなぎあわすものであり、側面楔体9は、内側が左部端板部4Aに対向する楔奥板部9Bの左右に左右一対の楔側板部9Cを配置した平面視矩形で縦長な金具により形成されており、内側の楔内板部9Aには前方に向けた三角状の突起が上下方向に鋸歯状となっている。この楔内板部9Aの縦方向はほぼ垂直状態に形成されている。
The
そして、側面楔体9と側面側案内路5Gとの間に上下方向摺動自在な抜け止め手段10が介在する。この抜け止め手段10は、右部端板部5Aに上下方向に細長い貫通孔10Aが形成されており、この貫通孔10Aを楔奥板部9Bに固定した軸部材10Bが遊挿すると共に、この軸部材10Bの先端の径大部10Cが右部端板部5Aの外面に係止して固定された軸部材10Bに対して右側楔体9が貫通孔10Aの長手方向の範囲で摺動して移動できるようになっている。尚、貫通孔10Aにかえて貫通孔を右側楔体9に形成すると共に、軸部材10Bを右嵌合部材5に固定するようにしてもよい。
Then, the vertical direction slidable retaining means 10 between the
さらに、側面楔体9に荷重付加部8とは別に下向きの第2の荷重付加部11を設ける。この荷重付加部11は、必要に応じて設けられるものであり、図5、図7においては実線で示したが、それ以外の図においては一点鎖線で示している。荷重付加部11は、実施例では荷重付加部8と一体的に設けられているものであり、アーム部8Aの上面或いは取り付け台8Cより横向右方向に延長して側面楔体9の上方まで設けた延長板からなる連設部材11Aを設け、この連設部材11Aの側面楔体9の真上に雌螺子孔11Bを上下方向に形成すると共に、雌螺子孔11Bに、連設部材11Aに対して昇降できると共に下端11D側が側面楔体9の上面に当接可能な昇降部材であるボルトからなる雄螺子軸11Cを螺合させたものである。この荷重付加部11は螺子結合ではなく、連設部材11Aに固定され側面楔体9に荷重を負荷できるような突起のようなものでもよい。
Furthermore, a downward second
次に前記構成についてその作用を説明する。予め側面楔体9を抜け止め手段10を介在して一体化しておき、そして左嵌合部材4、右嵌合部材5とを左右から被固定物1に嵌合する。すなわち、左右端面部1A,1Bに左部端板部4A、右部端板部5Aをそれぞれ、前面板部1Cに左部前板部4B、右部前板部5Bを、後面板部1Dに左部後板部4Cと右部後板部5をあてがうようにして、被固定物1の左右から左嵌合部材4、右嵌合部材5を嵌合する。この際、係止部5Eを貫通孔4Gに沿って幅方向に移動させ、左嵌合部材4、右嵌合部材5が被固定物1に遊嵌するように係止部5Eをいずれかの係止受け部4Fに係止して左右方向の長さ調節を行う。この際、側面楔体9は右嵌合部材5に対して高い位置に保持しておく。すなわち軸部材10Bが貫通孔10Aの高い位置となるように維持しておく。このようにして被固定物1を左嵌合部材4、右嵌合部材5によって左右方向より外嵌合すると共に、右端面部1Bと右部端板部5Aとの間には側面楔体9が介在している。
Next, the operation of the above configuration will be described. The
次に、前面楔体6を前面側案内路5Fに挿入して荷重付加部8を取り付ける。この取り付けは、まず作業しやすいように軸8Bを介して取り付け台8Cを上向き状態としておく。そして、楔前板部6Bを右部前板部5Bに摺動自在に当接させるようにして前面楔体6を前面側案内路5Fに挿入する。これにより前面板部1Cと右部前板部5Bとの間に前面楔体6を介在させる。この前面楔体6は設置当初においては落とし込まないように前面板部1の上端に前面楔体6の上端が配置するように比較的高い位置に位置決めしておく。この後、取り付け台8Cを横向に回動すると共に、ストッパー8Dを右部前板部5Bに係止させることにより、取り付け台8Cを横向に保持することができる。この状態で、固定具3に足場板2或いは棚板などを組み立てる。
Next, the
このように組み立てられた状態で、足場板2或いは棚板などの荷重が前面楔体6に加わると、前面楔体6の後端面6Dが被固定物1の前面板部1Cに楔作用により圧着して被固定物1に固定具3を介して足場板2或いは棚板などを固定することができる。万一、例えば前面板部1Cと後面板部1Dの厚みが薄くなったような場合には、前面楔体6と前面板部1Cとの間に隙間が形成される。しかしながら、前面楔体6が案内路5Fに沿って下降すると共に後退して前面楔体6は前面板部1Cに当接し、前面楔体6を介して被固定物1に固定金具3を緩むことなく固定することができる。
When a load such as the
また、足場板2或いは棚板などの荷重が側面楔体9に加わると、側面楔体9の楔内板部9Bが被固定物1の右端面部1Bに楔作用により圧着して被固定物1に固定具3を介して足場板2或いは棚板などを固定することができる。万一、左右端面部1A,1B間の幅が薄くなったような場合には、側面楔体9と右端面部1Bとの間に隙間が形成される。しかしながら、側面楔体9が側面側案内路5Gに沿って下降すると共に内側に進み出て側面楔体9は右端面部1Bに当接し、側面楔体9を介して被固定物1に固定金具3を緩むことなく固定することができる。
When a load such as the
尚、荷重付加部11については次のように用いられる。まず、前面楔体6を案内路5Fに挿入して荷重付加部8を取り付け、ストッパー8Dを右部前板部5Bに係止させることにより、取り付け台8Cを横向に保持した状態で、連設部材11Aが側面楔体9の真上に配置される。そして雄螺子軸11Cを雌螺子孔11Bに螺合させてその下端11Dを側面楔体9の上面に当接させる。この状態で、固定具3に足場板2或いは棚板などを組み立てるものである。
The
したがって、前面楔体6のみならず側面楔体9にも、荷重付加部8、荷重付加部11を介して、足場2であれば体重が、棚であれば載せた物品の重量が負荷されることとなる。このため万一、前面板部1Cと後面板部1Dの厚みが薄くなり、前面楔体6と前面板部1Cとの間に隙間が形成され、また左右端面部1A,1B間の幅が薄くなったような場合には、側面楔体9と右端面部1Bとの間に隙間が形成されると、荷重付加部8により荷重が負荷された前面楔体6が前面側案内路5Fに沿って下降すると共に後退して前面楔体6は前面板部1Cに当接し、また荷重付加部11により荷重が負荷された側面楔体9が側面側案内路5Gに沿って下降すると共に前進して前面板部1Cに当接し、前面楔体6、側面楔体9を介して被固定物1に固定金具3を緩むことなく固定することができるようになっている。
Therefore, not only the
以上のように、前記実施例では、被固定物1の左右部に外接され左右方向の内側に向けて開口した平面が略コ字形をなした左右嵌合部材4,5を左右一対に一体的に備え、これら左右の嵌合部材4,5の内側に楔体6,9を設け、右嵌合部材5の正面に後方に向けて開口した前面側案内路5Fを縦向きに設け、この前面側案内路5Fに前面楔体6を摺動自在に設け、この正面側楔体6に荷重付加部8を設け、前記右嵌合部材5の右部端板部5Aに内面に向けて開口した側面側案内路5Gを縦向きに設け、この側面側案内路5Gに側面楔体9を摺動自在に設けことにより、前面楔体6により被固定物1と固定金具3との前後方向を緩みなく固定でき、また側面楔体9より被固定物1と固定金具3との左右方向を緩みなく固定できる。
As described above, in the above-described embodiment, the left and right
また、前記荷重付加部8には右嵌合部材5に係止可能なストッパー8Dが設けられたことにより、荷重付加部8の荷重により生じたトルクをストッパー8Dにより抗することができ、足場板2或いは棚板を確実に保持することができる。
Further, since the
さらに、荷重付加部8は前面楔体6に回動自在に接続したことによって、正面側楔体6を前面側案内路5Fに挿入するときなどにおいて、荷重付加部8を上向きにすることなどが可能となり、作業性を向上することができる。
Further, since the
以下に、他の実施例について説明する。尚、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。図10は実施例2を示しており、荷重付加部11において、雄螺子軸11Cの下端に、該雄螺子軸11Cと同軸状で雌螺子孔11を貫通可能なコイルスプリングやゴムなどの弾性体11Eを設け、この弾性体11Eの下端11D´を側面楔体9の上面に上方から当接できるようにしたものである。
Other embodiments will be described below. The same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted. FIG. 10 shows a second embodiment. In the
したがって、雄螺子軸11Cを雌螺子孔11Bに螺合させて下端11D´を側面楔体9の上面に当接させる。この状態で、足場板2からの体重や或いは棚板からの重量などが前面楔体6に直接に負荷されると共に、側面楔体9には弾性体11Eを介して負荷されるようになり、一つの荷重付加部8における取り付け台8C側からの荷重を、弾性体11Eが圧縮されることで側面楔体9の高さにあわせて調節して側面楔体9に負荷することができる。
Accordingly, the
図11は実施例3を示しており、荷重付加部11において、連設部材11Aの下面にコイルスプリングやゴムなどの弾性体11Fを設け、この弾性体11Fの下端11D´を側面楔体9の上面に上方から当接できるようにしたものである。
FIG. 11 shows a third embodiment. In the
したがって、荷重付加部8と共に前面楔体6を右嵌合部材5に取り付ける際、弾性体11Fを側面楔体9の上面に当接させる。この状態で、足場板2からの体重や或いは棚板からの重量などが前面楔体6に直接に負荷されると共に、側面楔体9には弾性体11Fを介して負荷されるようになり、一つの荷重付加部8における取り付け台8C側からの荷重を、弾性体11Fが圧縮されることで側面楔体9の高さにあわせて調節して側面楔体9に負荷することができる。
Therefore, when attaching the
以上のように本発明に係る固定金具は、各種の用途に適用できる。 As described above, the fixture according to the present invention can be applied to various uses.
1 被固定物
4 左嵌合部材
4A 左部端板部
4B 左部前板部
4C 左部後板部
5 右嵌合部材
5A 右部端板部
5B 右部前板部
5C 右部後板部
5F 前面側案内路
5G 側面側案内路
6 前面楔体
8 第1の荷重付加部
8D ストッパー
9 側面楔体
11 第2の荷重付加部
1 Fixed object 4 Left fitting member
4A Left end plate
4B Left front plate
4C Left
5A Right end plate
5B Right front plate
5C Right
11 Second load application section
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007234687A JP5115903B2 (en) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | securing bracket |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007234687A JP5115903B2 (en) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | securing bracket |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009068177A JP2009068177A (en) | 2009-04-02 |
JP5115903B2 true JP5115903B2 (en) | 2013-01-09 |
Family
ID=40604727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007234687A Active JP5115903B2 (en) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | securing bracket |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5115903B2 (en) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0932279A (en) * | 1995-07-13 | 1997-02-04 | Tatsuo Ono | Connecting structure for scaffolding board |
JPH09242330A (en) * | 1996-03-05 | 1997-09-16 | Tec Birudo Kk | Scaffolding assembling metal fitting |
-
2007
- 2007-09-10 JP JP2007234687A patent/JP5115903B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009068177A (en) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107781998B (en) | Mounting structure of water heater | |
US20130291461A1 (en) | Sprinkler mounting device | |
JP5275127B2 (en) | clip | |
KR102166828B1 (en) | Bracket for foot board | |
CN108778835A (en) | System and method for auxiliary clamp component to be fixed on to vehicle part | |
JP5115903B2 (en) | securing bracket | |
JP4350723B2 (en) | Cable bracket | |
KR200424942Y1 (en) | A mounting structure for frame of bed | |
KR100942115B1 (en) | Mounting device of jack up instrument | |
US6463961B1 (en) | Duct hanger and method for hanging duct using hanger | |
JP6100735B2 (en) | Beam member for underrun protector | |
JP5286792B2 (en) | Child seat anchor | |
JP6531558B2 (en) | Fixed structure of moving step | |
JP4646786B2 (en) | Mounting structure of the outer frame at the ceiling inspection port | |
JP5918152B2 (en) | Grating fixture | |
JP5939931B2 (en) | Device for attaching a member to a wall | |
JP5044460B2 (en) | Fixing member for wiring box | |
JP3167446U (en) | Piping support bracket | |
CN211323509U (en) | Embedded desktop supporting leg | |
JP5354285B2 (en) | Bumper holder mounting structure | |
JP2002120573A (en) | Fuel container holding structure for natural gas vehicle | |
JP2004176487A (en) | Sliding door hanger | |
JP2018083445A (en) | Temporary holding structure of bumper | |
JP4356620B2 (en) | Ladder fixing hardware | |
JP4258721B2 (en) | Curtain rail bracket |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110912 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120924 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5115903 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121007 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |