JP5101464B2 - 通信処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信を行う無線通信システムに用いられ、入力された信号に対して所定の通信処理を施す通信処理装置に関する。
従来の無線通信システムは、通信処理装置と、この通信処理装置に接続される複数の送受信装置とを具備する。通信処理装置は、例えばパワーアンプ又は周波数変換装置等であり、複数の通信モジュールと、接続制御基板とを備える。通信モジュールは、通信処理装置の機能を個別に実行するものであり、接続制御基板は、通信処理装置と送受信装置とのインタフェースの役割を担うものである。通信モジュール及び接続制御基板には、シリアルコネクタが設けられており、各通信モジュールと接続制御基板とはシリアルケーブルを介して接続される。また、接続制御基板には外部接続用のシリアルコネクタが設けられている。
送受信装置は、通信モジュールの機能を利用するものであり、シリアルコネクタを備えている。送受信装置は、この接続制御基板における外部接続用のコネクタにシリアルケーブルを接続することで、通信処理装置と接続する。
接続制御基板には、CPU(Central Processing Unit)が搭載されており、このCPUによりチャネル接続制御プログラムを実行することで、シリアルケーブルで接続される通信モジュールと送受信装置との間で通信回線を確立させる。このとき、チャネル接続制御プログラムは、接続制御基板に接続される送受信装置毎の接続制御と、接続される通信モジュール毎の接続制御とが実行されるように構築されている。これにより、送受信装置と通信モジュールとの間でシリアル回線を介した双方向のシリアルデータ通信が行われるようになる。
なお、通信モジュールが故障した際に、用途の優先度等に応じてハードウェアリソースを割り当てるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−151488号公報
ところが、上述のようなシリアル回線を介した通信の場合、接続する送受信装置の数は接続制御基板のシリアルコネクタの数に制限されることとなる。また、送受信装置をさらに追加しようとするときには、接続制御基板に接続口を新たに追加しなくてはならず、その改修は困難である。また、送受信装置を追加するときには、新たに追加される送受信装置の接続制御を行うためのフローをチャネル接続制御プログラムに追加する必要があるため、新たなプログラムの作成及び作成したプログラムの評価にある程度の費用がかかる。
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、送受信装置の接続数がインタフェースのコネクタの数に制限されず、新たな送受信装置の追加を容易に行うことが可能な通信処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信処理装置は、シリアルコネクタを備え、入力信号に対して予め設定された通信処理を個別に実行する複数の通信モジュールと、複数の外部機器が接続される複数のLAN(Local Area Network)コネクタを備えるハブと、前記複数の通信モジュールと前記ハブとの間に配置され、前記複数の通信モジュールのシリアルコネクタにそれぞれシリアル回線を介して接続される複数のシリアルインタフェースと、前記ハブにLAN回線を介して接続されるLANインタフェースとを備える接続制御ユニットとを具備し、前記接続制御ユニットは、前記複数の通信モジュールと外部機器との間の接続状態を表す情報を記録するメモリをさらに備え、前記外部機器から前記複数の通信モジュールとの間の接続要求がある場合、前記複数の通信モジュールのうち非使用かつ正常に稼動する通信モジュールを前記メモリを参照して選択するモジュール選択制御と、インターネットプロトコルを使用して前記外部機器との通信回線を確立し、前記外部機器と前記選択された通信モジュールとの間を接続する接続制御と、前記接続された通信モジュールと外部機器との間でデータを転送するデータ転送制御とを行うことを特徴とする。
したがって、通信処理装置は、ハブにおけるLANコネクタの数だけ、外部機器を追加接続することが可能となる。また、ハブのLANコネクタの個数以上の外部機器を追加する必要がある場合、ハブを新たに追加することで、LANコネクタが増設され、外部機器の追加に対応することが可能となる。また、接続制御ユニットと外部機器とは、インターネットプロトコルに基づくクライアントサーバ方式を使用して接続されるため、クライアントである外部機器を追加する際に実行プログラムの内容を新たに追加する必要は無い。
すなわち、本発明によれば、送受信装置の接続数がインタフェースのコネクタの数に制限されず、新たな送受信装置の追加を容易に行うことが可能な通信処理装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る通信処理装置の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信処理装置が用いられる無線通信システムの構成を示す模式図である。無線通信システムは、通信処理装置10と、この通信処理装置10とLANケーブルを介して接続される送受信装置20−1,20−2とを具備する。
通信処理装置10は、入力信号に対して所定の処理を行うものであり、例えば、パワーアンプ又は周波数変換装置等である。通信処理装置10は、通信モジュール11,12、LANボード13及びハブ14を備える。通信モジュール11,12は、通信処理装置10の処理を個別に実施するものであり、それぞれにRSインタフェースの接続口が1つずつ設けられる。
LANボード13には、2つのRSインタフェースの接続口と、1つのLANインタフェース(10BASE-T/100BASE-TX)の接続口とが設けられる。RSインタフェースの接続口それぞれは、通信モジュール11,12の接続口とシリアルケーブルを介して接続する。LANインタフェースの接続口はLANケーブルを介してハブ14と接続する。
また、LANボード13には、マイクロプロセッサ等からなるCPU(Central Processing Unit)131が搭載されている。CPU131は、バスを介してプログラムメモリ132、データメモリ133、RSインタフェース及びLANインタフェースと接続する。プログラムメモリ132は、フラッシュROM又はコンパクトフラッシュ(登録商標)等からなり、チャネル接続制御プログラムを記録する。チャネル接続制御プログラムは、TCP/IPアプリケーションを作成するためのクライアントサーバ方式のサーバプログラムである。データメモリ133は、RAM等からなり、通信モジュール11使用中テーブル、通信モジュール12使用中テーブル及びシリアル通信テーブルを記憶する。CPU131は、プログラムメモリ132からチャネル接続制御プログラムをロードして実行する。これによりCPU131は、データメモリ133に記憶されるテーブルを参照して送受信装置と接続可能な通信モジュールを選択する制御と、選択した通信モジュールと送受信装置とを接続させる制御と、接続した通信モジュールと送受信装置との間で双方向データ通信させる制御とを行う。
ハブ14には、一般の市販品を利用し、ここでは、13個のLANインタフェースの接続口が備えられている。この接続口には、LANボード13からのLANケーブル及び送受信装置20−1からのLANケーブルを接続することが可能である。
送受信装置20−1,20−2は、通信モジュール11,12の機能を利用するものであり、それぞれが1つのLANインタフェースの接続口を備える。また、送受信装置20−1,20−2は、CPU21及びプログラムメモリ22を備える。プログラムメモリ22は接続処理プログラムを記録する。接続処理プログラムは、TCP/IPアプリケーションを作成するためのクライアントサーバ方式のクライアントプログラムである。CPU21は、プログラムメモリ22から接続処理プログラムをロードして実行することで、通信モジュール11,12と双方向データ通信を行う。
次に、上記構成における無線通信システムの動作について詳細に説明する。なお、ここでは、ハブ14に送受信装置20−1が接続される際を説明する。
図2〜5は、CPU131がチャネル接続制御プログラムを実行する際の処理を示すフローチャートである。
まず、図2においてCPU131は、socket()関数を実行してTCPソケットを作成する(ステップS21)。CPU131は、bind()関数を実行し、作成したTCPソケットにIPアドレス及びポート番号を割り当てる。そして、CPU131は、listen()関数を実行してアプリケーションの下位に位置するTCPプロトコルスタックに送受信装置20−1,20−2からの接続要求を待ち受けさせる。このとき、同時に待ち受け可能となるTCPソケットの数は、listen()関数のパラメータにより最大値を設定することができる。待ち受け中のTCPソケットは、送受信装置20−1,20−2からの接続要求を受信する度に通信用ソケットを取得するために使用されることとなる。
続いて、CPU131は、ハブ14にクライアントである送受信装置20−1が接続されると(ステップS22)、recv()関数を実行して、送受信装置20−1から送信されるデータを受け取る(ステップS23)。CPU131は、受信データが通信処理装置10への接続要求であるか否かを判断する(ステップS24)。受信データが接続要求でない場合(ステップS24のNo)、リトライ回数が規定回数を超えるか否かを判断する(ステップS25)。リトライ回数が規定回数を超えていない場合(ステップS25のNo)、処理をステップS23へ移行し、データの受信処理をリトライする。規定回数を超えている場合(ステップS25のYes)、close()関数を実行して送受信装置20−1との接続を終了し(ステップS26)、処理を終了する。
CPU131は、ステップS24において受信データが接続要求であると判断した場合(ステップS24のYes)、データメモリ133で管理される通信モジュール11使用中テーブルを確認し(ステップS27)、通信モジュール11が他の送受信装置で使用中であるか否かを判断する(ステップS28)。このとき、受信された接続要求は、accept()関数が実行されるまで、接続キューに格納される。
CPU131は、通信モジュール11が使用中である場合(ステップS28のYes)、ビジーフラグをオンにして(ステップS29)処理Aへ移行する。CPU131は、通信モジュール11が使用中でない場合(ステップS28のNo)、通信モジュール11へシリアル回線で接続要求を送る(ステップS210)。CPU131は、接続要求を送信した後、既定時間ウェイトし(ステップS211)、通信モジュール11からの応答があるか否かを判断する(ステップS212)。
CPU131は、通信モジュール11からの応答がない場合(ステップS212のNo)、リトライ回数が規定回数を超えるか否かを判断する(ステップS213)。規定回数を超える場合(ステップS213のYes)、障害フラグをオンにして(ステップS214)、処理Aへ移行する。規定回数を超えてない場合(ステップS213のNo)、ステップS211へ移行し、接続要求に対する応答の受信処理をリトライする。通信モジュール11からの応答がある場合(ステップS212のYes)、その応答が接続完了であるか否かを判断する(ステップS215)。
CPU131は、通信モジュール11からの応答が接続完了でない場合(ステップS215のNo)、処理をステップS214へ移行する。応答が接続完了である場合(ステップS215のYes)、通信モジュール11が送受信装置20−1により使用中であることを通信モジュール11使用中テーブルに登録し(ステップS216)、シリアル通信の相手が通信モジュール11であることをシリアル通信テーブルに登録する(ステップS217)。
そして、CPU131は、accept()関数を実行することで、新しい通信用ソケットが用意されるのを待っている送受信装置20−1からの接続要求を接続キューから取り出し、IPアドレスが割り当てられた通信用ソケットを取得する。CPU131は、通信用ソケットを取得すると、send()関数を実行し、送受信装置20−1へ”接続完了”応答を送信し(ステップS218)、処理を処理Bへ移行させる。
図3は、図2における処理Aのフローチャートを示す。図3においてCPU131は、データメモリ133で管理される通信モジュール12使用中テーブルを確認し(ステップS31)、通信モジュール12が他の送受信装置で使用中であるか否かを判断する(ステップS32)。このとき、受信された接続要求は、accept()関数が実行されるまで、接続キューに格納される。
CPU131は、通信モジュール12が使用中である場合(ステップS32のYes)、ビジーフラグがオンであるか否かを判断する(ステップS33)。ビジーフラグがオンでない場合(ステップS33のNo)、障害フラグがオンであるか否かを判断する(ステップS34)。CPU131は、障害フラグがオンでない場合(ステップS34のNo)、close()関数を実行して送受信装置20−1との接続を終了して(ステップS35)、処理を終了する。
CPU131は、ステップS33において、ビジーフラグがオンである場合(ステップS33のYes)、send()関数を実行して送受信装置20−1へ通信処理装置10が使用中であることを示す”ビジー”応答を送信し(ステップS36)、処理をステップS35へ移行する。また、CPU131は、ステップS34において、障害フラグがオンである場合(ステップS34のYes)、send()関数を実行して送受信装置20−1へ通信モジュール11が障害中であることを示す”障害”応答を送信し(ステップS37)、処理をステップS35へ移行する。
CPU131は、通信モジュール12が使用中でない場合(ステップS32のNo)、通信モジュール12へシリアル回線で接続要求を送る(ステップS38)。CPU131は、接続要求を送信した後、既定時間ウェイトし(ステップS39)、通信モジュール12からの応答があるか否かを判断する(ステップS310)。
CPU131は、通信モジュール12からの応答がない場合(ステップS310のNo)、リトライ回数が規定回数を超えるか否かを判断する(ステップS311)。規定回数を超えてない場合(ステップS311のNo)、処理をステップS39へ移行させ、接続要求に対する応答の受信処理をリトライする。CPU131は、規定回数を超える場合(ステップS311のYes)、send()関数を実行して送受信装置20−1へ通信モジュール12が障害中であることを示す”障害”応答を送信する(ステップS312)。そして、CPU131は、close()関数を実行して送受信装置20−1との接続を終了させ(ステップS313)、処理を終了する。
CPU131は、通信モジュール12からの応答がある場合(ステップS310のYes)、その応答が接続完了であるか否かを判断する(ステップS314)。通信モジュール12からの応答が接続完了でない場合(ステップS314のNo)、処理をステップS312へ移行させる。応答が接続完了である場合(ステップS314のYes)、通信モジュール12が送受信装置20−1により使用中であることを通信モジュール12使用中テーブルに登録し(ステップS315)、シリアル通信の相手が通信モジュール12であることをシリアル通信テーブルに登録する(ステップS316)。
そして、CPU131は、accept()関数を実行することで、新しい通信用ソケットが用意されるのを待っている送受信装置からの接続要求を接続キューから取り出して、IPアドレスが割り当てられた通信用ソケットを取得する。CPU131は、通信用ソケットを取得すると、send()関数を実行し、送受信装置20−1へ”接続完了”応答を送信し(ステップS317)、処理を処理Bへ移行させる。
図4は、図2及び図3における処理Bのフローチャートを示す。CPU131は、recv()関数を実行して、送受信装置20−1から送信されるデータの受信要求を出す(ステップS41)。CPU131は、送受信装置20−1からの受信データがあるか否かを判断し(ステップS42)、受信データがない場合(ステップS42のNo)、処理を処理Cへ移行させる。
CPU131は、受信データがある場合(ステップS42のYes)、その受信データが切断要求データであるか否かを判断する(ステップS43)。受信データが切断要求データである場合(ステップS43のYes)、シリアル通信テーブルで送受信装置20−1の通信相手を確認する(ステップS44)。CPU131は、通信相手が通信モジュール11であるか否かを判断し(ステップS45)、通信相手が通信モジュール11である場合(ステップS45のYes)、通信モジュール11へシリアル回線で切断要求を送る(ステップS46)。CPU131は、通信モジュール11が未使用中であることを通信モジュール11使用中テーブルに登録し(ステップS47)、シリアル通信テーブルを初期化する(ステップS48)。そして、CPU131は、close()関数を実行して送受信装置20−1との接続を終了させ(ステップS49)、処理を終了する。
CPU131は、ステップS45において、通信相手が通信モジュール11でない場合、通信相手が通信モジュール12であるか否かを判断する(ステップS410)。通信相手が通信モジュール12である場合(ステップS410のYes)、通信モジュール12へシリアル回線で切断要求を送る(ステップS411)。CPU131は、通信モジュール12が未使用中であることを通信モジュール12使用中テーブルに登録し(ステップS412)、シリアル通信テーブルを初期化する(ステップS413)。そして、CPU131は、close()関数を実行して送受信装置20−1との接続を終了させ(ステップS414)、処理を終了する。また、CPU131は、ステップS410において通信相手が通信モジュール12でない場合、処理を終了する。
CPU131は、ステップS43において受信データが切断要求データでない場合、シリアル通信テーブルで送受信装置20−1の通信相手を確認する(ステップS415)。CPU131は、通信相手が通信モジュール11であるか否かを判断し(ステップS416)通信モジュール11である場合(ステップS416のYes)、通信モジュール11へシリアル回線を用いて送受信装置20−1からの受信データを送信し(ステップS417)、処理をステップS41へ移行する。
CPU131は、通信相手が通信モジュール11でない場合(ステップS416のNo)、通信相手が通信モジュール12であるか否かを判断する(ステップS418)。通信相手が通信モジュール12である場合(ステップS418のYes)、通信モジュール12へシリアル回線を用いて送受信装置20−1からの受信データを送信し(ステップS419)、処理をステップS41へ移行する。通信相手が通信モジュール12でない場合(ステップS418のNo)、送受信装置20−1からの受信データを破棄し(ステップS420)、処理をステップS41へ移行する。
図5は、図4における処理Cのフローチャートを示す。CPU131は、シリアル通信テーブルで送受信装置20−1の通信相手を確認する(ステップS51)。CPU131は、通信相手が通信モジュール11であるか否かを判断し(ステップS52)、通信相手が通信モジュール11である場合(ステップS52のYes)、通信モジュール11からのシリアル受信データがあるか否かを判断する(ステップS53)。通信モジュール11からのシリアル受信データがない場合(ステップS53のNo)、処理をステップS41へ移行する。通信モジュール11からのシリアル受信データがある場合(ステップS53のYes)、send()関数を実行して送受信装置20−1へシリアル受信データを送信し(ステップS54)、処理をステップS41へ移行する。
CPU131は、ステップS52において、通信相手が通信モジュール11でない場合、通信相手が通信モジュール12であるか否かを判断する(ステップS55)。通信相手が通信モジュール12である場合(ステップS55のYes)、通信モジュール12からのシリアル受信データがあるか否かを判断する(ステップS56)。通信モジュール12からのシリアル受信データがない場合(ステップS56のNo)、処理をステップS41へ移行する。通信モジュール12からのシリアル受信データがある場合(ステップS56のYes)、send()関数を実行して送受信装置20−1へシリアル受信データを送信し(ステップS57)、処理をステップS41へ移行する。
図6は、CPU21が接続処理プログラムを実行する際の処理を示すフローチャートである。
CPU21は、送受信装置20−1がハブ14に接続されて電源をオンにされると、socket()関数を実行してTCPソケットを作成する(ステップS61)。CPU21は、connect()関数を実行することで、LANボード13のIPアドレスを指定してLANボード13との接続を確立する。
CPU21は、send()関数を実行して通信処理装置10への接続要求を送信する(ステップS62)。CPU21は、接続要求を送信すると、この接続要求の応答が接続完了であるか否かを判断する(ステップS63)。接続要求の応答が接続完了である場合(ステップS63のYes)、通信モジュール11,12のうち接続完了となった通信モジュールと双方向のシリアルデータ通信を行う(ステップS64)。
そして、CPU21は、送受信装置20−1において通信モジュールとの双方向データ通信が利用されているか否かを判断し(ステップS65)、利用されている場合(ステップS65のYes)、処理をステップS64へ移行する。利用されていない場合(ステップS65のNo)、通信処理装置10へ切断要求を送信し(ステップS66)、処理を終了する。
CPU21は、ステップS63において、接続要求の応答が接続完了でない場合、接続要求の応答が”ビジー”であるか否かを判断する(ステップS67)。”ビジー”でない場合(ステップS67のNo)、接続要求の応答が”障害”であるか否かを判断する(ステップS68)。”障害”でない場合(ステップS68のNo)、チャネル接続制御プログラムに異常(ステップS69)があるとして処理を終了する。
CPU21は、ステップS67において接続要求の応答が”ビジー”である場合、既定時間ウェイトし(ステップS610)、処理をステップS62へ移行する。また、CPU21は、ステップS68において接続要求の応答が”障害”である場合、処理をステップS610へ移行する。
このようにCPU131でチャネル接続制御プログラムを実行し、CPU21で接続処理プログラムを実行することで、送受信装置20−1,20−2と通信モジュール11,12との間で双方向データ通信が行われることとなる。
以上のように、上記一実施形態では、ハブ14にLANボード13からのLANケーブル及び送受信装置20−1,20−2からのLANケーブルを接続するようにしている。これにより、ハブ14のチャネル数分の接続口を確保することが可能となる。また、ハブ14のチャネル数以上の送受信装置を接続する要望がある場合は、さらにハブ15を追加し、ハブ14とハブ15とをLANケーブルで接続することで、接続口をさらに拡張することが可能となる。したがって、従来のようにRSインタフェースの接続口を追加するために接続制御基板を作り直すような手間がかかることがなくなる。
また、上記一実施形態では、クライアントサーバ方式を用いたチャネル接続制御プログラム及び制御処理プログラムを実行することにより、シリアルケーブルを介して接続された通信モジュール11,12と、LANケーブルを介して接続された送受信装置20−1,20−2との間で通信回線を確立するようにしている。これにより、新たに送受信装置20−3も通信処理装置10の機能を利用したいという要求が出た場合であっても、チャネル接続制御プログラムに送受信装置20−3との通信処理を追加する作業が不要となる。つまり、LANボード13のCPU131上にチャネル接続制御プログラムを動作させておけば、LAN回線を通して通信処理装置10の機能を利用する送受信装置が何台でも接続することが可能となる。
これらのことから、送受信装置の接続数がインタフェースの接続口の数に制限されず、新たな送受信装置を容易に追加することが可能な通信処理装置を提供することができる。
さらに、上記一実施形態では、通信モジュールのいずれかに障害等が発生している場合には、障害の発生していない未使用の通信モジュールと送受信装置との間で双方向データ通信を行わせるようにしている。これにより、通信モジュールが現用系及び予備系に分類され、現用系通信モジュールに障害が発生している場合、予備系通信モジュールと送受信装置との間で通信回線を確立することが可能となる。
なお、本発明は上記一実施形態に限定されるものではない。例えば上記一実施形態では、LANボード13に送受信装置20−1が接続される例について説明したが、LANボード13に送受信装置20−2が接続される場合であっても同様に実施可能である。
また、上記一実施形態では、通信モジュール11,12が2つである例について説明したが、通信モジュール11,12の数は2つに限定されるわけではなく、それ以上であっても同様に実施可能である。
また、上記一実施形態では、送受信装置20−1,20−2が2つである例について説明したが、送受信装置20−1,20−2の数は2つに限定されるわけではなく、これ以上であっても同様に実施可能である。
また、上記一実施形態では、ハブ14のチャネル数が13チャネルである例について説明したが、ハブ14のチャネル数は13に限定されるわけではなく、これ以上であっても以下であっても同様に実施可能である。
さらに、本発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成を示す模式図である。 図1のLANボードのCPUがチャネル接続制御プログラムを実行する際の処理を示すフローチャートである。 図1のLANボードのCPUがチャネル接続制御プログラムを実行する際の処理を示すフローチャートである。 図1のLANボードのCPUがチャネル接続制御プログラムを実行する際の処理を示すフローチャートである。 図1のLANボードのCPUがチャネル接続制御プログラムを実行する際の処理を示すフローチャートである。 図1の送受信装置のCPUが接続処理プログラムを実行する際の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…通信処理装置
11,12…通信モジュール
13…LANボード
131…CPU
132…プログラムメモリ
133…データメモリ
14…ハブ
20−1,20−2,20−3…送受信装置
21−1,21−2…CPU
22−1,22−2…プログラムメモリ

Claims (2)

  1. シリアルコネクタを備え、入力信号に対して予め設定された通信処理を個別に実行する複数の通信モジュールと、
    複数の外部機器が接続される複数のLAN(Local Area Network)コネクタを備えるハブと、
    前記複数の通信モジュールと前記ハブとの間に配置され、前記複数の通信モジュールのシリアルコネクタにそれぞれシリアル回線を介して接続される複数のシリアルインタフェースと、前記ハブにLAN回線を介して接続されるLANインタフェースとを備える接続制御ユニットと
    を具備し、
    前記接続制御ユニットは、
    前記複数の通信モジュールと外部機器との間の接続状態を表す情報を記録するメモリをさらに備え、
    前記外部機器から前記複数の通信モジュールとの間の接続要求がある場合、前記複数の通信モジュールのうち非使用かつ正常に稼動する通信モジュールを前記メモリを参照して選択するモジュール選択制御と、
    インターネットプロトコルを使用して前記外部機器との通信回線を確立し、前記外部機器と前記選択された通信モジュールとの間を接続する接続制御と、
    前記接続された通信モジュールと外部機器との間でデータを転送するデータ転送制御とを行うことを特徴とする通信処理装置。
  2. 請求項1に記載の通信処理装置において、
    前記通信モジュールは、現用系と予備系に分類され、現用系に障害が発生している場合、予備系と外部機器との間で通信回線を確立することを特徴とする通信処理装置。
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