JP5098581B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、指先が触れる接触面を有し、その接触面への指先の接触位置を検出するタッチパッドを備えた電子機器に関する。
近年、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)の普及が著しい。ここで、一般的なコンピュータの分野では、表示画面上のカーソルを移動させるデバイスとしては、従来、マウスが広く使われている(例えば、特許文献1参照。)。一方、モバイル性が重視されるノートPCの分野では、このようなデバイスとして、指先が触れる接触面を有し、その接触面への指先の接触位置を検出するタッチパッドを利用したデバイスが使われることが多い。このタッチパッドを利用したデバイスでは、タッチパッドの接触面が指先でなぞられたときにそのタッチパッドで検出される指先の接触位置の動きが、所定の演算処理によって表示画面上のカーソルの移動に変換される。その結果、タッチパッドの接触面での指先の動きに追随して、表示画面上のカーソルがその動きに応じた点に移動することとなる。
タッチパッドには、接触面への指先の接触位置を圧力の変化で検出する感圧式のものと、接触面への指先の接触位置を静電容量の変化で検出する静電式のものとがある。これら2種類のタッチパッドのうち、静電式のタッチパッドは、感圧式のタッチパッドとは異なり、カーソルを移動させるデバイスとして利用した場合に、ユーザが接触面を軽くなぞるだけでカーソルを移動させることができるので使いやすく、多くのユーザから好まれている。
ところが、この静電式のタッチパッドには、カーソルを移動させるデバイスとして利用した場合に、ユーザの指が汗や水で濡れていると、指の動きとは無関係な場所にカーソルが移動してしまうという誤動作や、移動させたカーソルが元の位置に戻ってしまうという誤動作が起きることがあるという問題がある。このような誤動作は、静電式のタッチパッドの接触面が水等で濡れた結果、タッチパッドがその濡れた部分を指の位置として誤検出してしまうことがあるという問題に起因している。そこで、このような接触面に、吸湿性の保護膜を貼付するという技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この技術によれば、接触面が、ユーザの指に付いた汗や水から保護されることから、タッチパッドにおける上記のような誤検出が抑制される。
特開2001−296968号公報 実開昭59−36550号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、例えば繰返し指先で触れられると上記の保護膜が劣化してしまうおそれがある。保護膜が劣化すると、ユーザの指に付いた汗や水からの上記の接触面に対する保護が不十分となり、結局、接触面の濡れによるタッチパッドでの誤検出が発生してしまう。
尚、ここまで、ノートPCを例に挙げて、タッチパッドにおける誤検出の発生という問題について説明したが、このような問題はノートPCに限らず、ユーザからの入力を受け付ける手段としてタッチパッドを備えた電子機器であれば一般的に生じ得る問題である。
本発明は、上記事情に鑑み、タッチパッドでの誤検出が十分に抑制された電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の電子機器は、
指先が触れる接触面を有し、その接触面への指先の接触位置を検出するタッチパッドと、
演算処理を実行する演算処理回路と、
風を発するファンと、
上記ファンが発した風を上記タッチパッドの接触面に導くダクトとを備えたことを特徴とする。
ここで、本発明の電子機器において、
「上記タッチパッドが、上記接触面への指先の接触位置を静電容量の変化で検出する静電式のタッチパッドである」という形態は典型的な形態である。
この本発明の電子機器によれば、接触面に触れるユーザの指が汗や水で濡れており、操作時に接触面が濡れてしまったとしても、上記ダクトによって接触面に導かれる風が、速やかにその接触面を乾燥させる。そのため、上記の典型的な形態のように、上記タッチパッドが、濡れに弱い静電式のタッチパッドであっても、接触面の乾燥状態が維持されるので、タッチパッドでの誤検出が十分に抑制される。また、接触面を乾燥させるための上記ファンや上記ダクトは、上述した特許文献2に記載の技術における保護膜がユーザによって触れられ劣化するおそれがあるのに対し、ユーザの使用による影響を受けることがないので、接触面を乾燥させる機能が長期に亘って維持される。つまり、本発明によれば、タッチパッドでの誤検出が十分に抑制された電子機器を得ることができる。
また、本発明の電子機器において、
「上記ダクトは、上記ファンが発した風を上記演算処理回路の配置箇所を経由して上記接触面に導くことで、その風がその演算処理回路が発した熱で暖められて生じた温風を上記接触面に導くものである」という形態は好ましい形態である。
この好ましい形態の電子機器によれば、上記ダクトによって接触面に導かれる風が温風であるので、その接触面の乾燥を促進することができる。さらに、その温風として、上記演算処理回路が発した熱で暖められて生じた温風が利用されるので効率的である。
また、本発明の電子機器において、
「上記ダクトは、上記ファンが発した風を上記演算処理回路の配置箇所を経由して上記接触面に導くことで、その風がその演算処理回路が発した熱で暖められて生じた温風を上記接触面に導く第1経路と、そのファンが発した風をその接触面にその演算回路を回避した経路で導く第2経路と、その第1経路およびその第2経路のうちいずれか一方の経路を切り替え自在に閉鎖する閉鎖機構とを有するものである」という形態も好ましい形態である。
この好ましい形態の電子機器によれば、上記演算処理回路が発した熱で暖められて生じた温風が吹き付けられるのでその接触面の乾燥を効率的に促進することができる。ここで、この温風はユーザの指にも吹き付けられるが、ユーザが温い風が吹き付けられることを不快に感じることがある。この好ましい形態の電子機器によれば、上記閉鎖機構によって、上記接触面に吹き付ける風を、単なる風と温風との間で切り替えることができるので、ユーザが温風に対して不快感を覚える場合等に、上記接触面に吹き付ける風を温風から単なる風に切り替える等といった運用が可能となる。
以上、説明したように、本発明によれば、タッチパッドでの誤検出が十分に抑制された電子機器を得ることができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の電子機器の一実施形態としてのノート型のパーソナルコンピュータ(ノートPC)の開状態の外観を示した斜視図である。
図1に示すノートPC100は、第1筐体110と、第2筐体120と、第2筐体120を、第1筐体110に、図1に示す矢印A−Aの方向に開閉自在に連結するヒンジ部材130A,130Bを備えている。
第1筐体110には、プログラムを実行することにより演算処理を行うCPU等が搭載された後述の回路基板や、プログラムを格納しておくハードディスクユニット、プログラムが展開されるメモリ等が内蔵されており、第1筐体110の上面には、操作に応じた指示を入力するキーボード111等が配置されており、さらに、指先が触れる接触面112aを有し、その接触面112aへの指先の接触位置を検出するタッチパッド112も配置されている。ここで、このノートPC100では、このタッチパッド112が表示画面121a(後述する)上のカーソルを移動させるデバイスとして利用されている。即ち、接触面112aが指先でなぞられたときにタッチパッド112で検出される指先の接触位置の動きが、所定の演算処理によって表示画面上のカーソルの移動に変換され、その結果、接触面112aでの指先の動きに追随して、表示画面121a上のカーソルがその動きに応じた点に移動することとなっている。その他、この第1筐体110の側面には、ACアダプタ(図示せず)から供給される電力を受ける電力供給口113やその他の複数の設備が配置されているが、それらはノートPCとしての一般的な構成要素であり、ここでは説明は省略する。
また、第2筐体120は、情報を表示する表示画面121aを有する表示パネルが、表示画面121aの前面が露出した状態で搭載されている。この表示画面121aが、本発明にいう表示画面の一例に相当する。
図2は、図1に示すノートPCの、閉状態の外観を示す斜視図である。
第2筐体120は、第1筐体110上に、表示画面121a(図1参照)を第1筐体110側に向けて図2に示すように閉じられ、使用時には、図1に示すように開いて使用される。このノートPC100は、第2筐体120が第1筐体110上に閉じられた状態にすることで携帯移動が容易となる。
ここで、図1に示すタッチパッド112は、接触面112aへの指先の位置を静電容量の変化で検出する静電式のタッチパッドであり、本発明にいうタッチパッドの一例に相当する。
一般的に、静電式のタッチパッドには、カーソルを移動させるデバイスとして利用した場合に、ユーザの指が汗や水で濡れていると、指の動きとは無関係な場所にカーソルが移動してしまうという誤動作や、移動させたカーソルが元の位置に戻ってしまうという誤動作が起きることがあるという問題がある。このような誤動作は、静電式のタッチパッドの接触面が水等で濡れた結果、タッチパッドがその濡れた部分を指の位置として誤検出してしまうことがあるという問題に起因している。そこで、本実施形態では、タッチパッド112の接触面112a上を風が通過するように構成されている。ユーザの指が汗や水で濡れており、操作時に接触面112aが濡れてしまったとしても、この接触面112a上を通過する風により、速やかにその接触面112aが乾燥され、タッチパッド112での誤検出が抑制される。さらに、本実施形態では、この接触面112a上を通過する風が温風となるように構成されており、接触面112aの乾燥が促進されるようになっている。また、温風は、タッチパッド112を操作するユーザの指にも吹き付けられるが、ユーザによっては、指に温い風が吹き付けられることを不快に感じることがある。そこで、本実施形態では、接触面112a上を通過する風を、温風と単なる風との間で切り替えられるようになっており、その切替えのための切替操作子110cが、第1筐体110における手前側の側面に備えられている。
第1筐体110における手前側の側面では、図中下側の拡大図に示すように外壁110aに孔110bが設けられており、切替操作子110cは、この孔110bから外に向かって突出した突起状の操作子である。ユーザが、この切替操作子110cを矢印Bが示す下方向に孔110bの端まで動かすと接触面112a上を通過する風は温風となり、逆に、切替操作子110cを矢印Cが示す上方向に孔110bの端まで動かすと接触面112a上を通過する風は単なる風となる。この切替操作子110cについては後で詳細に説明する。
以下、タッチパッド112の接触面112a上に風を通過させるための機構について説明する。
図3は、タッチパッドの接触面上に風を通過させるための機構を示す図である。
この図3のパート(a)には、この機構を、第1筐体110の上面側から外壁110aを透視して見た図が示されており、図3のパート(b)には、この機構の断面図が示されている。
タッチパッド112の接触面112a上に風を通過させるための機構は、上面と下面とから空気を吸引して側面から風Wを吹き出すファン114と、ファン114が発した風Wをタッチパッドが有する接触面に導くダクト115とを備えている。ファン114およびダクト115は、それぞれ本発明にいうファンおよびダクトの各一例に相当する。
また、この図3には、パート(b)に、CPU116aが搭載された回路基板116が示されている。この回路基板116に搭載されたCPU116aはこのノートPC100における演算処理を実行するものであり、本発明にいう演算処理回路の一例に相当する。このCPU116aは、処理時に発熱するものであって、CPU116aには、その熱を冷やすためのヒートシンク116a_1が取り付けられている。
上記のダクト115は、ファン114が発した風Wを、CPU116aを経由して、そのCPU116aに取り付けられたヒートシンク116a_1に接触させた上でタッチパッド112の接触面112aに導くことで、CPU116aが発した熱で暖められて生じた温風Whを接触面112aに導く第1経路115aと、ファン114が発した風WをCPU116aを回避した経路で接触面112aに直接に導く第2経路115bと、第1経路115aおよび第2経路115bのうちいずれか一方の経路を切り替え自在に閉鎖する閉鎖機構115cとを有する。第1経路115a、第2経路115b、および閉鎖機構115cは、それぞれ本発明にいう第1経路、第2経路、および閉鎖機構の各一例に相当する。
第1経路115aあるいは第2経路115bを通った風は、タッチパッド112の接触面112aと外壁110aとの隙間のうち、上記のファン114側の隙間から吹き出し、接触面112a上を通過した後、ファン114が空気を吸引する力に引かれて、ファン114側とは反対側の隙間から筐体内に引き込まれる。
閉鎖機構115cは、第2経路115bを閉鎖あるいは開放する第2弁115c_2と、この第2弁115c_2と共同して第1経路115aを閉鎖あるいは開放する第1弁115c_1と、これら2つの弁を後述のように動かすスライダ115c_3とを備えている。また、スライダ115c_3には、右端に、紙面に対する法線方向に突出する突起が、図1および図2にも示した切替操作子110cとして設けられている。この切替操作子110cは、図1の第1筐体110の手前側の側面に設けられた孔110bから第1筐体110の外側に向かって突出している。
この図3には、この切替操作子110cが図1の矢印Bが示す下方向に孔110bの端まで動かされ、その結果、第2経路115bが第2弁115c_2によって閉鎖され、第1経路115aが第1弁115c_1と第2弁115c_2との共同した後述の動きによって開かれている様子が示されている。その結果、この図3の例では、CPU116aが発した熱で暖められて生じた温風Whが、タッチパッド112の接触面112a上を通過している。
次に、閉鎖機構115cの詳細について説明する。
図4は、閉鎖機構の詳細を示す図である。
この図4のパート(a)には、図3と同様に、切替操作子110cが図1にも示す矢印Bが示す下方向に孔110bの端まで動かされ、その結果、図3に示す第2経路115bが閉鎖されて第1経路115aが開かれている様子が示されており、図4のパート(b)には、逆に、切替操作子110cが図1の矢印Cが示す上方向に孔110bの端まで動かされ、その結果、図3に示す第1経路115aが閉鎖され、第2経路115bが開かれている様子が示されている。
上記の第1弁115c_1は、第1中心軸115c_1aの周りに回動自在となるようにダクト115に支持されており、第2弁115c_2は、第2中心軸115c_2aの周りに回動自在となるようにダクト115に支持されており、スライダ115c_3は、第3中心軸115c_3aの周りに回動自在となるようにダクト115に支持されている。また、第1弁115c_1には、図中の上側の端部に紙面に対して法線方向に突出する第1突起115c_1bが設けられており、第2弁115c_2には、図中の下側の端部に紙面に対して法線方向に突出する第2突起115c_2bが設けられている。スライダ115c_3には、図中の上側を左端から右に向かって延び、中央近傍で緩やかにカーブしながら図中の下側に向かって延びてその下側を左に向かって延びて右端に至るスリット115c_3bが設けられている。そして、第1突起115c_1bと第2突起115c_2bは、このスリット115c_3に、このスリット115c_3の形状に沿って移動可能に嵌め込まれている。
図4のパート(a)に示すように、切替操作子110cが、ユーザによって矢印Bが示す方向に動かされると、第1突起115c_1bがスリット115c_3の形状に沿って動くことにより、第1弁115c_1は矢印Dが示す方向に回動し、第2突起115c_2bがスリット115c_3の形状に沿って動くことにより、第2弁115c_2は矢印Eが示す方向に回動する。これにより、図3に示す第2経路115bが第2弁115c_2の動きによって閉鎖され第1経路115aが第1弁115c_1と第2弁115c_2との共同した動きによって開かれる。その結果、図3に示す第2経路115bを通過する風Wは第2弁115c_2で遮られ、第1経路115aにおいて生じた温風Whが、タッチパッド112の接触面112aに導かれる。
一方、図4のパート(b)に示すように、切替操作子110cが、ユーザによって矢印Cが示す方向に動かされると、第1突起115c_1bがスリット115c_3の形状に沿って動くことにより、第1弁115c_1は矢印Fが示す方向に回動し、第2突起115c_2bがスリット115c_3の形状に沿って動くことにより、第2弁115c_2は矢印Gが示す方向に回動する。これにより、図3に示す第1経路115aが第1弁115c_1と第2弁115c_2との共同した動きによって閉鎖され第2経路115bが第2弁115c_2の動きによって開かれる。その結果、第1経路115aを通過する温風Whは、第1弁115c_1と第2弁115c_2とによって遮られて別経路を直進し、第2経路115bを通過する風Wが、タッチパッド112の接触面112aに導かれる。
以上、説明したように、本実施形態のノートPC100によれば、タッチパッド112の接触面112a上を風が通過しており、接触面112aが汗や水の付いた指で触れられて濡れてしまったとしても接触面112aが速やかに乾燥される。その結果、この接触面112aの濡れによるタッチパッド112での誤検出が抑制される。また、上記の切替操作子110cをユーザが操作することにより、接触面112aに吹き付けられる風は温風に切り替えられる。この温風により、接触面112aの乾燥が促進される。また、本実施形態のノートPC100では、この温風として、CPU116aを冷却して暖められた風が使用されるので効率的である。また、ユーザが指に当たる温風を不快に感じるとき等には、切替操作子110cの操作により、接触面112aに吹き付けられる風を温風から単なる風に切り替えることもできる。
尚、上記では、本発明の電子機器の一実施形態として、静電式のタッチパッドを備えたノートPC100を例示したが、本発明はこれに限るものではなく、本発明の電子機器は、例えば、感圧式のタッチパッドを備えたノートPCであっても良く、あるいは、ユーザからの入力を受け付ける手段としてタッチパッドを備えた、ノートPC以外の一般的な電子機器であっても良い。
また、上記では、本発明にいう閉鎖機構の一例として、ユーザによる切替操作子の操作によって、風を接触面に導く経路を直接的に閉鎖あるいは開放する閉鎖機構115cを例示したが、本発明はこれに限るものではなく、本発明の閉鎖機構は、ユーザによる切替を指示するボタン操作等を受けて、例えばモータが上記の経路を閉鎖あるいは開放する弁を動かすという機構等であっても良い。
本発明の電子機器の一実施形態としてのノート型のパーソナルコンピュータ(ノートPC)の開状態の外観を示した斜視図である。 図1に示すノートPCの、閉状態の外観を示す斜視図である。 タッチパッドの接触面上に風を通過させるための機構を示す図である。 閉鎖機構の詳細を示す図である。
符号の説明
100 ノートPC
110 第1筐体
110a 外壁
110b 孔
110c 切替操作子
111 キーボード
112 タッチパッド
112a 接触面
113 電力供給口
114 ファン
115 ダクト
115a 第1経路
115b 第2経路
115c 閉鎖機構
115c_1 第1弁
115c_1a 第1中心軸
115c_1b 第1突起
115c_2 第2弁
115c_2a 第2中心軸
115c_2b 第2突起
115c_3 スライダ
115c_3a 第3中心軸
115c_3b スリット
116 回路基板
116a CPU
116a_1 ヒートシンク
120 第2筐体
121a 表示画面
130A,130B ヒンジ部材

Claims (3)

  1. 指先が触れる接触面を有し、該接触面への指先の接触位置を検出するタッチパッドと、
    演算処理を実行する演算処理回路と、
    風を発するファンと、
    前記ファンが発した風を前記タッチパッドの接触面に導くダクトとを備え
    前記タッチパッドが、前記接触面への指先の接触位置を静電容量の変化で検出する静電式のタッチパッドであることを特徴とする電子機器。
  2. 指先が触れる接触面を有し、該接触面への指先の接触位置を検出するタッチパッドと、
    演算処理を実行する演算処理回路と、
    風を発するファンと、
    前記ファンが発した風を前記タッチパッドの接触面に導くダクトとを備え、
    前記ダクトは、前記ファンが発した風を前記演算処理回路の配置箇所を経由して前記接触面に導くことで、該風が該演算処理回路が発した熱で暖められて生じた温風を前記接触面に導くものであることを特徴とする電子機器。
  3. 指先が触れる接触面を有し、該接触面への指先の接触位置を検出するタッチパッドと、
    演算処理を実行する演算処理回路と、
    風を発するファンと、
    前記ファンが発した風を前記タッチパッドの接触面に導くダクトとを備え、
    前記ダクトは、前記ファンが発した風を前記演算処理回路の配置箇所を経由して前記接触面に導くことで、該風が該演算処理回路が発した熱で暖められて生じた温風を前記接触面に導く第1経路と、該ファンが発した風を該接触面に該演算回路を回避した経路で導く第2経路と、該第1経路および該第2経路のうちいずれか一方の経路を切り替え自在に閉鎖する閉鎖機構とを有するものであることを特徴とする電子機器。
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