JP5097917B1 - 弁構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 弁構造体11は、円筒形状の弁箱20と、弁箱20の上面を塞ぐ弁蓋25と、弁箱20内に上下に摺動自在に設置された主弁30と、弁蓋25の下面に形成された副弁体41を有する副弁40とを備えている。主弁30は、円筒状の胴部31と、胴部31の下部に形成された主弁体32と、胴部31の上部に形成された受圧体33とを備えている。尚、受圧体33は、平面視において弁座22の投影面積より大きな投影面積を有すると共に、弁箱20内を上下に摺動自在となるように形成されている。副弁40は、上下に移動自在の軸体42と、軸体42に取付けられた副弁体41とを備えている。このように、副弁40が圧力室39に直接面するように構成されているため、全体がコンパクトになる。又、副弁40の軸体42が上下に移動するため、作動の信頼性が向上する。
【選択図】 図2
Description
一方、フロート機構74の作用によって副弁体92が開状態になると、圧力側室96の圧力が副弁口94を介して放圧され、圧力側室96及び圧力室87が低圧となる。すると、主弁体83の受圧体85の上面に作用する下向きの力が低下し、受圧体85の下面に作用する一次側室88からの水圧に基づく上向きの力によって主弁体83が上昇することで、主弁口84から吐水がおこなわれる。
請求項3記載の発明は、弁構造体であって、上面が開放された筒形状を有し、その側面に給液口が形成されると共にその底面に弁座を介して排液口が形成される弁箱と、弁箱の上面を塞ぐ弁蓋と、弁箱内に上下に摺動自在に設置され、筒状の胴部と、胴部の下部に接続される主弁体と、胴部の上部に接続され、平面視において弁座の投影面積より大きな投影面積を有する受圧体とからなり、少なくとも受圧体に形成されたオリフィスを介して給液口と受圧体の上面とが通液状態となる主弁と、弁蓋の下面に形成され、弁蓋と受圧体との間に形成される圧力室と外部との通液状態の有無を制御する上下に移動可能な副弁と、副弁を閉状態に付勢する付勢手段と、付勢手段の付勢力に抗して副弁を開状態にする副弁開手段とを備え、圧力室に所定の液圧がかかったとき、主弁は降下して主弁体が弁座に係合し閉状態に変化し、圧力室が所定の液圧未満になったとき、主弁は上昇して主弁体は開状態に変化し、受圧体はパッキンを介して弁箱内を上下に摺動し、弁蓋の下面には、上昇した際の受圧体の上面の外周部分の全周に当接してシールするリング状の突起体が形成されるものである。
このように構成すると、副弁は圧力室に直接面すると共に、上下に弁軸が移動する。 又、副弁が開状態から閉状態に移行する際、パッキンの隙間から液体が圧力室に流入しない。
請求項3記載の発明は、副弁は圧力室に直接面するため、弁構造体全体がコンパクトになる。又、上下に弁軸が移動するため、副弁の作動の信頼性が向上する。更に、副弁が開状態から閉状態に移行する際、パッキンの隙間から液体が圧力室に流入しないため、圧力室の圧力の上昇速度が安定し、主弁が急激に降下する虞が無くなる。
2…水面
11〜14…弁構造体
20…弁箱
21…給液口
22…弁座
23…排液口
25…弁蓋
30…主弁
31…胴部
32…主弁体
33…受圧体
35…オリフィス
38…パッキン
40…副弁
41…副弁体
42…軸体
44…二重巻きスプリング
45…バランス用シリンダ
46…通液路
48…バランスピストン
50…レバー機構
51…フック
52…チェーン
53…フロート
56…リンク
61、65…突起体
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (6)
- 弁構造体であって、
上面が開放された筒形状を有し、その側面に給液口が形成されると共にその底面に弁座を介して排液口が形成される弁箱と、
前記弁箱の上面を塞ぐ弁蓋と、
前記弁箱内に上下に摺動自在に設置され、筒状の胴部と、前記胴部の下部に接続される主弁体と、前記胴部の上部に接続され、平面視において前記弁座の投影面積より大きな投影面積を有する受圧体とからなり、少なくとも前記受圧体に形成されたオリフィスを介して前記給液口と前記受圧体の上面とが通液状態となる主弁と、
前記弁蓋の下面に形成され、前記弁蓋と前記受圧体との間に形成される圧力室と外部との通液状態の有無を制御する上下に移動可能な副弁と、
前記副弁を閉状態に付勢する付勢手段と、
前記付勢手段の付勢力に抗して前記副弁を開状態にする副弁開手段とを備え、
前記圧力室に所定の液圧がかかったとき、前記主弁は降下して前記主弁体が前記弁座に係合し閉状態に変化し、前記圧力室が前記所定の液圧未満になったとき、前記主弁は上昇して前記主弁体は開状態に変化し、
前記副弁の副弁体を覆うように前記弁蓋の下面に取り付けられ、前記圧力室と前記副弁体の下面との間を連通させる通液路を有するバランス用シリンダと、
前記副弁の下面に取り付けられ、前記バランス用シリンダ内を上下に摺動自在のバランスピストンとを更に備える、弁構造体。 - 前記受圧体はパッキンを介して前記弁箱内を上下に摺動し、
前記弁蓋の下面には、上昇した際の前記受圧体の上面の外周部分の全周に当接してシールするリング状の突起体が形成される、請求項1記載の弁構造体。 - 弁構造体であって、
上面が開放された筒形状を有し、その側面に給液口が形成されると共にその底面に弁座を介して排液口が形成される弁箱と、
前記弁箱の上面を塞ぐ弁蓋と、
前記弁箱内に上下に摺動自在に設置され、筒状の胴部と、前記胴部の下部に接続される主弁体と、前記胴部の上部に接続され、平面視において前記弁座の投影面積より大きな投影面積を有する受圧体とからなり、少なくとも前記受圧体に形成されたオリフィスを介して前記給液口と前記受圧体の上面とが通液状態となる主弁と、
前記弁蓋の下面に形成され、前記弁蓋と前記受圧体との間に形成される圧力室と外部との通液状態の有無を制御する上下に移動可能な副弁と、
前記副弁を閉状態に付勢する付勢手段と、
前記付勢手段の付勢力に抗して前記副弁を開状態にする副弁開手段とを備え、
前記圧力室に所定の液圧がかかったとき、前記主弁は降下して前記主弁体が前記弁座に係合し閉状態に変化し、前記圧力室が前記所定の液圧未満になったとき、前記主弁は上昇して前記主弁体は開状態に変化し、
前記受圧体はパッキンを介して前記弁箱内を上下に摺動し、
前記弁蓋の下面には、上昇した際の前記受圧体の上面の外周部分の全周に当接してシールするリング状の突起体が形成される、弁構造体。 - 前記突起体は、前記弁蓋に少なくともその一部が収納された状態で前記弁蓋から出し入れ自在に取り付けられると共にその下面が常に前記受圧体の前記外周部分に当接状態となるように付勢される、請求項2又は請求項3記載の弁構造体。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載の弁構造体は液槽の液面を制御するために設置され、
前記副弁開手段は、
前記弁蓋の外面にその一端が固定されると共に前記副弁の軸体が接続されたレバー機構と、
前記レバー機構の他端に接続され、前記液面に応じて上下するフロートとを含み、
前記液面が第1液面以下になった時、前記副弁を開状態にし、前記液面が第2液面になった時、前記副弁を閉状態にする、弁構造体。 - 前記副弁開手段は、
前記フロートにその一端が接続されるチェーンと、
前記レバー機構に取り付けられ、前記チェーンの前記一端以外の部分を脱着自在に掛止できるフックとを更に備える、請求項5記載の弁構造体。
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