JP5097056B2 - 回路基板 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板、特に電子部品を塔載し前記電子部品に対する配線を含む回路基板に関するものである。
回路基板は、各種電子機器などの構成部材として広く用いられており、表示素子のバックライト照明装置の基板などにおいてもLEDなどのバックライト照明素子を実装する基板として利用される。
バックライト照明は、特に面発光照明装置としての構造を有するバックライト照明は、液晶ディスプレイ(LCD)などの表示装置や、広告や看板などの透明(ないし半透明)の表示板や、自動車のダッシュボードパネルなどとともに広く用いられている。
従来より、LCDバックライト照明などにおいては、導光板などを用いて表示素子に照明素子の光を照射する構成が用いられている。
LCDバックライトは、文字通り表示素子の後方から光を照射するものであり、初期のものは冷陰極管をLCDの後方に配置して背面から拡散板を直接照明する構成も用いられていたが、近年では表示装置全体の薄さを求められるようになってきたため、導光板を用いて側面から光を入射する方式が多く用いられている(たとえば下記の特許文献1)。
また、LCDバックライトでは、側面から入射された光は導光板の背面に設置された溝、プリズムなどを用いた様々な模様によってLCDの背面を照射する方向に反射、拡散させるような構成も用いられている(たとえば下記の特許文献2)。また、光源と導光板が一つのユニットとして構成され、さらにそのユニットが複数個配列されることにより構成されたバックライト照明も知られている(たとえば下記の特許文献3)。
特開2008−77946号公報 特開2006−140020号公報 特開2008−59786号公報
上述のように、導光板を用いた従来のLCD用バックライトや面発光照明装置においては、LCD上面に配置した導光板の側縁から光を導入する構成や、拡散板の背面から直接照明するような構成が用いられていた。
LCD上面に配置した導光板の側縁から光を導入する構成においては、照明装置の厚みを薄くすることが出来るが、必要な明るさを得ることが出来ないことがある。
また、拡散板の背面から直接照明するような構成においては、照明光のムラを解消するために拡散板までの距離を大きくとったり、拡散板を厚くしたりするなどの方法によって解決することが出来るが、装置の厚みが増してしまうという問題がある。また照明ムラ改善のために相当数のLEDなどの照明素子が必要になるため、製造コストが増大してしまうという問題があった。
また、バックライト装置は表示装置の大きさによりその大きさが決定されるため、その表示装置にあわせた導光板の設計、そして、バックライト装置の基材部分を構成する回路基板の新規設計が必要であるため設計の自由度が低かった。
そこで、バックライト照明装置を、特に導光部のみならず、その基材部分を構成する回路基板も含めてユニット化し、ユニット同士を接続する構成にすれば、任意の大きさの表示装置に対応できると考えられる。特に回路基板部分をユニット化する構成は、汎用性が高く、実用的なものを実現できれば、バックライト照明装置以外の電子回路および基材部分を構成する場合でも利用価値は極めて高いと考えられる。
しかしながら、このようなユニット構成では、導光板(拡散板)と照明素子から成るユニットの接続部において照明ムラが発生する問題があることが判明した。特に、照明素子のLEDの光を側縁から取り入れる方式だと、点光源に近いため光量が極端に高いところと低いところが出来る問題がある。また、逆に光源が冷陰極管等であれば、ユニット単体では均一な照度が得られていたとしても、接続されたことでその接続部が明るくなってしまう可能性もある。
以上の事情は、表示素子としてLCD以外の表示素子、たとえば広告や看板などの透明(ないし半透明)の表示板や自動車のダッシュボードパネルなどが用いられる場合でも共通する問題である。
本発明の課題は、上記の問題を解決し、ユニット化した基板ユニットを任意の数だけ接続することで必要な大きさの回路基板を簡単安価に得られるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明においては、電子部品を塔載し前記電子部品に対する配線を含む回路基板において、前記電子部品を塔載し前記電子部品に対する配線を有し、複数隣接して配置されることにより前記電子部品を含む電子回路を形成する基板ユニットを含み、前記基板ユニットの外形が、隣接して配置される前記基板ユニットの外形と相補的な形状で、複数隣接して前記基板ユニットが配置されることによって配置平面をほぼ密に平面充填する平面充填形状をなし、隣接して配置される前記基板ユニットの電極が接触することにより前記電子部品に対する配線が導通し前記電子回路が形成され、かつ、前記電子部品が表示素子のバックライト照明用の照明素子、前記配線が前記照明素子に対する電源線であるとともに、前記基板ユニットが前記表示素子の背面の配置平面を平面充填するよう配置され前記表示素子のバックライト照明装置の基板部分を構成し、かつ隣接して配置される前記基板ユニットの電極が接触することにより前記照明素子に対する配線が導通し前記照明素子の電源回路が形成されるとともに、複数隣接して配置される前記基板ユニットの外郭部分が、前記基板ユニットの外形に整合する形状を有する支持ブロックによって支持される構成を採用した。
上記構成により、本発明によれば、基板ユニットが複数隣接して配置されるユニット化構造を採用し、基板ユニットの外形が、複数隣接して前記基板ユニットが配置されることによって配置平面をほぼ密に平面充填する平面充填形状をなす構成を採用しているので、基板ユニットを任意の数だけ接続することで必要な大きさの回路基板を簡単安価に得ることができる。
以下、添付図面を参照して発明を実施するための最良の形態の一例として、LCDを表示素子に用いた表示装置のバックライト照明の構造に関する実施例を示す。
図1〜図9は本発明を採用したバックライト照明装置の構造を示している。
本実施例のバックライト照明装置は、光透過性を有する表示素子(たとえばLCD)を背後から照明するバックライト照明装置であって、基板(10)上に配置されたバックライト照明素子としてのLED(20)、および導光板(302)から構成される。
バックライト照明素子としてのLEDを配置した基板、および導光板は、それぞれ複数組合せて配置することにより平面充填の可能な形状のユニットとして構成する。すなわち、これらの部材はバックライト照明装置の基材部分に相当する回路基板を構成する基板ユニット(後述の基板10に相当)、および導光部ユニット(後述の導光部30に相当)する。
図1は本実施例のバックライト照明装置の基本的な断面構造を示している。図1において符号10はバックライト照明装置の基材部分に相当する回路基板を構成する基板ユニットとしての基板で、この基板10上には複数のバックライト照明素子としての(たとえば基板実装型)LED20が配置される。LED20は、その上面に不図示のスペーサなどを介して装着される導光板302の端縁の位置に(図1の紙面とほぼ直交する方向に)配列される。
導光板302は、(乳白色)半透明のアクリル樹脂やガラスなどから構成され、その端縁の部分を下記の平面充填形状をなすよう突出したプリズム状に加工してあり、この突出したプリズム部301が基板10上に配列されたLED20の上を通るようになっている。このような構造により、LED20の照明光は、図1中の矢印に示すように、プリズム部301で反射されて導光板302に入射し、導光板302により反射、拡散されて導光板302の上部に不図示のスペーサなどを介して配置された不図示の表示素子(たとえばLCD)をその背面から照明する。
本実施例の基板10、および導光部30(上記の301および302の全体につき、以下、必要に応じて30の参照符号を用いる)は、それぞれ複数組合せて配置することにより、表示素子の背面をほぼ密に平面充填する形状のユニットとして構成する。このような本実施例における基板10、および導光部30の特徴的な形状を平面充填形状という。
図2(a)〜(c)および図3は、本実施例のLED20を配列された基板10、および導光部30の形状、およびこれらが平面充填するように配置される時の組合せの態様を示したものである。図2(a)、(b)は各部の斜視図、および図2(c)は断面図、図3は基板10、および導光部30の形状および配置を示した説明図である。なお、図2(a)の斜視図では、判読を容易にするため破線を用いず透視的に部材を図示している。
図3において、基板10、および導光部30は、それぞれ正方形を基本形状とし、その4辺の同一の部位をこれらが隣接して配置された時に互いに相補的に組合せられて平面を充填するような凹凸を構成するような平面充填形状としてある。基板10、および導光部30はほぼ同一の形状であるが、この例では基板10が完全に配置平面を充填するような形状に形成されているのに対して、導光部30はバックライト照明光量の均一化を図るため、一部(この例では右上角)が基板10よりも小さくなるような形状としてある。
図3では、理解を容易にするため、導光部30は図の右上および左下の部位に2枚配置した状態を示してある。また、右上の導光部30は正規の位置に図示してあるが、左下の導光部30は正規の位置よりもわずかに左下にずらした状態で図示してある。
また、基板10は、4枚示されているが、そのほぼ完全な形状は左上および右下の2枚の基板により示されており、図示のように基板10の正方形の4辺に形成された凹凸の、凸の部分にそれぞれ2個または1個のLED20を実装してある。
一方、右上に配置された導光部30の形状から明らかなように、導光部30の正方形の4辺に形成された凹凸の形状は、図の右上を除くとほぼ基板10と同一であり、その凸の部分が図1で説明したプリズム部301として構成される。
図2(a)、(b)の斜視図、および図2(c)の断面図に示すように、導光部30は導光板302と4辺に凸部として構成されたプリズム部301から成り、複数のスペーサ101を介して基板10上にそれぞれ配置される。そして導光部30のプリズム部301が、隣りあう導光部30どうしで相補的に入れ子になるように配置される。
このような構成により、図3から明らかなように、導光部30には、その1辺あたり2つの凸部として構成された部分(プリズム部301)から、4個または3個のLED20よりバックライト照明光が入射されることになる。
導光部30の上面には、LCDなどの表示素子(あるいは他の任意の光透過性を有する表示素子)が配置される。たとえば、図3の場合、4枚の導光部30を配置したその上を覆うように1枚の表示素子を配置することができる。
この表示素子は、導光部30の導光板302の部分と、プリズム部301によって照明される。プリズム部301の傾斜面は全反射するような光学特性としても良いが、角度や材質(屈折率)ないしコーティングなどを選択することにより、下方のLED20から入射した光の10〜数10%が上方へ透過(図1)するような光学特性とすることができる。
このような構成では、プリズム部301を透過した光はそのまま上部の表示装置を照明するが、その光強度は導光板から照射される光の照度と同等になるようにプリズム部301の反射/透過率をコーティング、もしくはミラーに相当する反射によって決定することができる。
プリズムに入射しなかった光やプリズムに入射したが臨界角を超えた光なども考慮し、導光板間の明るさは保つようにし、ユニット接続による照明ムラがおきないよう、導光部30の4辺の凹凸形状を決定する。
導光部30は、上述のように表示素子背面(下面)のバックライト照明面をほぼ密に(隙間なく)平面充填する形状に構成されている。すなわち、本実施例では、導光部30の外形(プリズム部301ないし導光板302が形成する外形)が、表示素子の背面に複数隣接して導光部30が配置されることによって表示素子背面をほぼ密に平面充填する平面充填形状をなしている点に特徴がある。
また、特に、プリズム部301ないし導光板302が形成する導光部30の外形が、隣接して配置される他の導光部30の外形と相補的な形状をなし、導光部が複数隣接して配置されることにより表示素子背面をほぼ密に平面充填する点にも特徴がある。
さらに、バックライト照明素子としてのLED20が、表示素子の背面に互いに隣接して配置された複数の導光部30の境界領域に設けられ、LED20の照明光が、隣接して配置された複数の導光部30のプリズム部301のうち、一方のプリズム部301のみを介してほぼ一方の導光部のみに入射される点にも特徴がある。
本実施例によれば、このような構成によって、少ないバックライト照明光源を用いた簡単安価な構成により、表示素子の背面においてムラのない均一なバックライト照明を実現することができる。特に、導光部30および基板10は表示素子の背面をほぼ密に平面充填する平面充填形状を有するユニット構造であり、任意の数組合せることによって、種々のサイズの表示素子に対応でき、設計の自由度が高い、という利点がある。
次に、基板10側の構造につきより詳細に説明する。図3に示すように、導光部30、30…の下部を同様に平面充填するような形状に構成された基板10は、その周囲を支持ブロック303、303…、および電源供給基板50によって支持されている。支持ブロック303、303…および電源供給基板50の周囲は不図示の枠体で囲むなどして固定される。
この支持ブロック303、303…は共通形状のものであり、裏返して使用することができる。たとえば、図3の上部の支持ブロック303と左側の支持ブロック303は互いに裏返しにした状態で配置されている。
また、支持ブロック303、303…は、基板10、10…に対する配線部材としても機能するよう構成されている。図4〜図7に、基板10、および支持ブロック303の配線構造を示す。
図4は1つの基板10の配線構造を示している。ここではLED20、20…は回路シンボルで示されており、プラスの電源線41とマイナスの電源線42の間に表面実装形式などにより配線される。
電源線41、42のうち、実線で示した部分は基板10の内部に配線された部分を示している。そしてこの例では、図4の右上の位置において、電源線41、42が2組交差するように設けられており、各極性の電源線41、42が互いに基板内部において結線されている。
このような構造は、たとえば、基板10をガラスエポキシ基板のような材質の多層回路基板として構成することによって容易に得られる。なお、図中の配線は概念的な表示であり、交差する逆極性の電源線41、42が互いに回避し、また、同極性の電源線41、42が互いに接続するよう基板内の回路パターンが形成されるのはいうまでもない。
電源線41、42が、基板10の辺の凸部に面する位置には、電極43、43…が各々設けられ、電源線41、42はこれら電極43、43と接続される。
電極43、43の配置される基板10の下面からの高さは電源線41、42と同じであるものとし、また、隣接する基板10や支持ブロック303の電極と相互に接触できるよう、XY平面内の相対的な配置位置も各基板で同一であるものとする。なお、電極43、43を基板底面から同じ高さに取る構造によって、支持ブロック303を裏返して用いることができる利点が得られる。
これらの電極43、43は、それぞれ、基板10の周囲に配置される他の基板10、または支持ブロック303の電極43(後述)と接触して導通する。
電極43には、たとえばバネなどによって付勢されて他の電極43と互いに接触するような構造のものを用いるとよい。
電源線41、42のうち、破線の部分は基板10の他の基板10、または支持ブロック303の内部を走る部分である。
以上のようにして、対称的な平面充填形状に構成された基板10と、支持ブロック303の内部の+、−の電源線41、42をそれぞれ配置することができる。
なお、図4の場合、図の上下に走る電源線では電源線41が左側、電源線42が右側を、図の左右に走る電源線では電源線41が上側、電源線42が下側を通るよう図示しているが、これはあくまでも便宜上のもので、電極43、43の極性が相互に合致していれば内部の配線パターンの形態は全く任意である。
以上のようにして、LED20の配線についても、隣り合う基板10ないし支持ブロック303で相補的/対称的な構造を得ることができる。
さらに、支持ブロック303の構造につき詳述する。支持ブロック303は、図5および図6のように構成されている。図5および図6の支持ブロック303は、同じ1枚の支持ブロック303を裏返して示したもので、符号41、42、43はそれぞれ+、−の電源線と、電極を示している。これら電源線41、42、と電極43は、上述の基板10のものと同じ高さとなるように、支持ブロック303の下面からそれぞれ所定の高さの位置に配置される。
図5、図6の支持ブロック303の上辺には+、−1組の電極43、43が配置されているが、この電極43、43は図3の下辺の2つの支持ブロック303、303のように配置された時に、上行するように走る電源線に電源を供給するためのものである。図3の下辺の2つの支持ブロック303、303のうち、左側の支持ブロック303では右下に配置される基板10の左下部の電極43、43と接触して、また、右側の支持ブロック303では右辺下側に配置される支持ブロック303の下端の電極43、43と接触して、それぞれ図3中を上行する電源線に対して給電を行なう。図5、図6の支持ブロック303の上辺以外に配置された電極は、全て互い違いに配置される基板10の電極43、43と接続して電源線を中継する。
また、表示素子の1つの角部に相当する位置には、図7に示す電源供給基板50が配置される。電源供給基板50の端面には、電極53、53…が配置される。電極53、53…の高さは、上述の基板10のものと同じ高さとなるように、電源供給基板50の下面からそれぞれ所定の高さの位置に配置される。電源供給基板50内部において電極53、53はそれぞれ+、−の電源線41、42に対応するそれぞれの極性の電源線に接続され、これらの電源線に対してバックライト照明電源が供給される。実際の電源回路は電源供給基板50内部に実装してもよいし、さらに他の電極を介して外部の電源部から供給されていてもよい。
なお、図7の電源供給基板50の上辺の電極53、53の機能は、上述の図5、図6の支持ブロック303の上辺の電極43、43と同様で、図3においては左辺の支持ブロック303の下端の電極と接触し、そこから上行する電源線に対して給電を行なうためのものである。
以上のように構成された支持ブロック303、303…および電源供給基板50で複数の基板10、10…を囲むように支持することにより、基板10(あるいは支持ブロック303)の対面する電極43、43と電源供給基板50の電極53、53が相互に接続され、各基板10、10…のLED20、20…に対して電源を供給することができる。
図8、図9は、基板10、導光部30の縁部構造をより判り易く示したものである。図8に示すようにプリズム部301を凸部として有する導光板302は、LED20を配置された基板10上に配置される。基板10の縁部には支持ブロック303が配置され、この支持ブロック303によって基板10が位置決めされ、また支持ブロック303に面する基板10のLED20に対する給電が行われる。
さらに、図9に示すように、支持ブロック303の上面には、支持ブロック303と同一形状で、ほぼ導光部30と同一の厚みを有する導光板304を配置することによって、導光部30を位置決めすることができる。また、不図示の電源供給基板50の上部にも電源供給基板50と同一形状で、ほぼ導光部30と同一の厚みを有する導光板を配置してもよい。したがって、周囲の支持ブロック303、導光板304、電源供給基板50とその上部の導光板を囲う不図示の枠体を用意すれば、バックライト装置全体を一体化することができる。
以上の構成によれば、導光部30、30…の4辺を凹、凸の形状とし、隣り合う導光部30、30…の凸、凹の形状と相補的に入れ子になるように平面充填する構造によれば、表示素子の下部に隙間なく導光手段(導光板302、プリズム部301)を配置することができ、ムラのないバックライト照明を行なうことができる。
また、本実施例において、バックライト装置の基材部分をなす回路基板を構成する基板ユニットとしての基板10は本発明のバックライト照明装置を構成するコアとなる部品であり、いくつでも接続して組み合わせることができ、また向きを間違えると組み合わせられない平面充填形状になっているから、組立てを間違える可能性は極めて低い。この基板10を任意の数接続すると、任意の大きさのバックライト照明を得ることができ、その周囲を覆うように支持ブロック303を配置することにより、基板10を固定し、同時に基板10のLED20に対してバックライト照明電源を供給することができる。
一方、支持ブロック303は、コアとなる基板10を囲う外郭であり、他の基板10に接続されずに空いている基板10の凹凸部に接続される部品であり、かつ、支持ブロック303は、縦、横(X方向とY方向)への配置では裏返すことで使い分けることができる。
基板10と支持ブロック303は、内部の+、−の電源線41、42を平面充填的に配置された時に相互に接続する電極43、43…を有しており、嵌め合わせることでバックライト照明素子としての各LED20の電源回路が形成され、この電源回路を介して各LED20を通電できるようになっている。さらに、電源供給基板50から縦、横(X方向とY方向)の2方向に電源を供給することで、接続されているユニット全体のLEDを点灯させることができる。
特に、本実施例のように、基板10、10…と支持ブロック303、303…を単純な4辺形のような形状ではなく、辺部を対称的(たとえば隣接し、対向する辺どうしが対称的)な凸、凹の形状とし、この部分が相補的に入れ子になるようないわゆる平面充填形状とすることによって、隣接する基板10、10…と支持ブロック303、303…の間に電極を設けるだけで、他の配線部材を用いずにこれらの部材を組み上げるだけで極めて容易に各基板10上のLED20、20…に対する配線を完成することができる。しかも、この配線は図3などに示したような2×2枚の基板10を組合せる構成のみならず、それよりさらに多数の基板10を組合せる構成においても全く同様に各部材を組み上げるだけで容易に実現される。
以上のようにして、本実施例によれば、導光板による均一照明を実現することができる。なお、導光部30の上部には任意の大きさの拡散板を重ねる構造としてもよく、このような構造によれば、さらに均一化された面発光照明を得ることもできる。
また、本実施例によれば、特定の電子部品(以上ではバックライト照明光源)を塔載した基板ユニット、あるいはさらにその周囲の支持ブロックの辺部を対称的(たとえば隣接し、対向する辺どうしが対称的)な凸、凹の形状とし、この部分が相補的に入れ子になるようないわゆる平面充填形状とすることによって、隣接する基板、ないし支持ブロックの間に電極を設けるだけで、他の配線部材を用いずに、これらの部材を組み上げるだけで極めて容易に各基板上の電子部品に対する配線を完成することができる。
以上の実施例では、導光部30、30…の4辺を凹、凸の形状とし、隣り合う導光部30、30…の凸、凹の形状と相補的に入れ子になるように平面充填する構造を例示したが、導光部30どうしを組合せるための導光部30の辺部(プリズム部)の形状は上記に限らず、以下のような構造であってもよい。
一般に、平面充填に適した形状は、必ずしも実施例1のような対称的な凹凸形状である必要はなく、たとえば4辺形(正方形)などであってよい。たとえば基板の設計などが多少複雑になる可能性があるが、5角形以上の多角形やより複雑に変形した平面充填に適した形状は種々知られており、導光部(あるいはその基板においても)にこのような任意の平面充填形状を用いることができるのはいうまでもないが、本実施例では、一例としてより4辺形(正方形)に近い形状を示す。
以下、本実施例の導光部30の構造につき詳細に説明する。基板10、支持ブロック303、電源供給基板50の構造は上記と同じでよい。以下では実施例1と同一ないし相当する部材には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10(a)、(b)および(c)は実施例1の図2(a)、(b)、(c)にそれぞれ相当し、本実施例のバックライト照明装置の構成を示している。また、図11は実施例1の図3に相当し、基板10、および導光板302、プリズム部301から成る導光部30の形状および配置を示している。
本実施例では、図10および図11に示すように、導光部30のプリズム部301は導光板302の端縁が凹凸をなすように設けるのではなく、導光板302の端縁に渡って同一の幅で設けられている。
また、LED20は、図10(a)、図11に示すように隣り合う導光部30、30のプリズム部301、301の丁度境界の下部に並ぶよう、プリズム部301、301のサイズおよび形状を決定しておく。図12の破線は、基板10上に導光部30を配置した際、導光部30のプリズム部301の端部が通る境界線を示している。
この本実施例の構成では全ての導光部30、30どうしが隣り合う辺では、1列のLED20の照明光は隣り合う導光部30、30のどちらにも入射するが、当然ながら隣り合う2枚の導光部30、30に対する全体の入射光量は実施例1と同等であり、かつ、この構成では、基板10に配列されたLED20の照明光がいずれの導光部30、30にも入射するため、導光部30、30どうしの接合部分において、実施例1の場合より照明ムラが少なくできる可能性がある。
すなわち、本実施例の場合、導光部30、30…の上部にLCDなどの表示素子を配置すれば、表示素子の下部に隙間なく導光手段(導光板302、プリズム部301)を配置することになり、ムラのないバックライト照明を行なうことができる。
なお、本実施例では、導光部30、30…の周囲に配置する導光板304は、導光部30の端縁に凹凸が無いため、図13に示すような凹凸のない直方体形状であればよい。
以上、2つの実施例を示したが、各実施例に共通する利点を要約すれば、プリズムと導光板を活用することにより、LEDの個数を減らしてもムラのない均一照明を実現することができ、また、導光板どうし、あるいはバックライト照明光源を塔載した基板どうしを平面充填形状とし、これらを複数、平面充填的に配置、接続することにより拡張性を持たせることが可能であり、ユニットの組合せにより任意の面積の表示装置に対応できるため、表示装置ごとに対応しなくて済むのでコストダウンが期待できる、また、導光板同士の接続部の照明ムラを改善することができる、といった優れた作用効果を期待できる。
以上では、バックライト照明装置とともに用いられる表示素子として、LCDを想定したが、他の表示方式の表示装置、広告や看板などの透明(ないし半透明)の表示板や、自動車のダッシュボードパネルなどの表示板などを用いる場合でも同様の構成を実施することができるのはいうまでもない。また、バックライト照明装置の回路基板を実施例とし、配線される電子部品としてバックライト照明光源としてのLEDを想定しているが、回路基板を構成する基板ユニットを相補的、ないし対称的(たとえば隣接し、対向する辺どうしが対称的)な平面充填形状とし、これらを複数、平面充填的に配置、接続する構成は、バックライト照明装置以外の電子機器においても広く利用することができる。
本発明を採用したバックライト照明装置の基本構成を示した説明図である。 本発明を採用したバックライト照明装置の構成を示したもので、(a)および(b)はバックライト照明装置の斜視図、(c)はバックライト照明装置の断面図である。 図2のバックライト照明装置の基板、および導光部の形状および配置を示した説明図である。 図2のバックライト照明装置の基板の構成を示した説明図である。 図2のバックライト照明装置の支持ブロックを示した説明図である。 図2のバックライト照明装置の支持ブロックを裏返して示した説明図である。 図2のバックライト照明装置の電源供給基板の構成を示した説明図である。 図2のバックライト照明装置の基板、および導光部の形状および配置を示した斜視図である。 図2のバックライト照明装置の支持ブロックおよび導光板の形状および配置を示した斜視図である。 本発明を採用したバックライト照明装置の異なる構成を示したもので、(a)および(b)はバックライト照明装置の斜視図、(c)はバックライト照明装置の断面図である。 図10のバックライト照明装置の基板、および導光部の形状および配置を示した説明図である。 図10のバックライト照明装置の基板、および導光部の形状および配置を示した斜視図である。 図10のバックライト照明装置の支持ブロックおよび導光板の形状および配置を示した斜視図である。
符号の説明
10 基板
20 LED
30 導光部
41、42 電源線
43 電極
50 電源供給基板
101 スペーサ
301 プリズム部
302 導光板
303 支持ブロック
304 導光板

Claims (2)

  1. 電子部品を塔載し前記電子部品に対する配線を含む回路基板において、
    前記電子部品を塔載し前記電子部品に対する配線を有し、複数隣接して配置されることにより前記電子部品を含む電子回路を形成する基板ユニットを含み、
    前記基板ユニットの外形が、隣接して配置される前記基板ユニットの外形と相補的な形状で、複数隣接して前記基板ユニットが配置されることによって配置平面をほぼ密に平面充填する平面充填形状をなし、
    隣接して配置される前記基板ユニットの電極が接触することにより前記電子部品に対する配線が導通し前記電子回路が形成され、
    かつ、前記電子部品が表示素子のバックライト照明用の照明素子、前記配線が前記照明素子に対する電源線であるとともに、前記基板ユニットが前記表示素子の背面の配置平面を平面充填するよう配置され前記表示素子のバックライト照明装置の基板部分を構成し、かつ隣接して配置される前記基板ユニットの電極が接触することにより前記照明素子に対する配線が導通し前記照明素子の電源回路が形成されるとともに、
    複数隣接して配置される前記基板ユニットの外郭部分が、前記基板ユニットの外形に整合する形状を有する支持ブロックによって支持されることを特徴とする回路基板。
  2. 請求項に記載の回路基板において、複数隣接して配置される前記基板ユニットの外郭部分に、前記基板ユニットないし前記支持ブロックと接続して前記照明素子の電源回路の電源供給を行なう電源供給基板が配置されることを特徴とする回路基板。
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