JP5095657B2 - 爆破処理方法及び爆破処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外殻及びその内部に充填される化学剤を有する被処理物を処理するための爆破処理方法及び爆破処理装置に関するものである。
従来、軍事用の化学兵器(例えば、砲弾、爆弾等)として、鋼製の外殻の内部に、人体に有害な化学剤が充填されたものが知られている。そして、このような化学兵器を無害化する処理方法として、爆破による処理方法が知られている。この爆破処理方法は、解体作業を要しないことから、保存状態が良好な化学兵器のみならず、経年劣化や変形などにより解体が困難になったものの処理にも適用することが可能である。さらに、爆発に基づく超高温場及び超高圧場の実現によって化学剤のほとんど全てを分解できるという利点がある。このような爆破処理方法の一例が、例えば下記の特許文献1に開示されている。
下記の特許文献1に開示された爆破処理方法では、外殻内に爆薬と化学剤を有する化学弾薬を被処理物として、その被処理物の外周にANFO爆薬を配置し、そのさらに外周にANFO爆薬よりも爆速の大きいシート状爆薬を配置する。そして、被処理物の軸方向の一方側からシート状爆薬を起爆させ、その爆轟により内側のANFO爆薬を爆発させることによって、被処理物を爆破処理する。この際、被処理物の内部の爆薬も爆発することにより、被処理物の外殻が破砕されて内部の化学剤が露出し、前記各爆薬の爆轟エネルギーにより化学剤が分解されて無害化されるようになっている。
特開2005−291514号公報
ところで、被処理物の中には、外殻の内部に化学剤のみが充填されている化学弾や、老朽化により炸薬が劣化して起爆力が弱い弾薬などが存在する。このような被処理物を上記特許文献1の爆破処理方法を用いて爆破処理する場合には、被処理物の内部からの爆発力が得られないか、または、非常に小さいことに起因して、被処理物の外殻が十分に破砕されず、化学剤の分解が不十分になる虞がある。
また、外殻を十分に破砕するために被処理物の外周に配置する爆薬量を増やすことも考えられるが、この場合にはコストが増大するという問題点がある。さらに、安全面からも爆薬量の増大には限界がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、外殻内に化学剤のみが充填された被処理物や、炸薬が劣化して起爆力が弱い被処理物について、限られた爆薬量で外殻内に充填された化学剤を効率的に処理することが可能な爆破処理方法及び爆破処理装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明による爆破処理方法は、外殻及びその内部に充填される化学剤を有する被処理物について、前記外殻を爆薬の爆轟により所定の切断位置で切断して前記化学剤を露出させるとともに、その化学剤を前記爆轟を利用して分解する爆破処理方法であって、前記被処理物の周りを覆うように前記爆薬を配置する工程と、前記切断位置においてその両側から進行してくる前記爆薬の爆轟波同士が衝突するように、前記爆薬を特定方向の両端部からそれらの間の前記切断位置に向かって爆轟させる工程とを備えている。
この爆破処理方法では、前記特定方向の両側から進行する爆薬の爆轟波同士が衝突することにより、爆轟波単体よりも高いエネルギーを有する高圧ガスが前記切断位置において集中して発生する。これにより、その発生した高圧ガスを用いて被処理物の外殻を内向きに確実に切断することができるので、外殻の内部に充填された化学剤を確実に露出させてその化学剤を前記高圧ガスにより十分に分解することができる。これにより、爆薬量を増大させることなく、外殻内に化学剤のみが充填された被処理物や、炸薬が劣化して起爆力が弱い被処理物について、外殻内に充填された化学剤を分解して無害化することができる。従って、この爆破処理方法では、外殻内に化学剤のみが充填された被処理物や、炸薬が劣化して起爆力が弱い被処理物について、限られた爆薬量で外殻内に充填された化学剤を効率的に処理することができる。
上記爆破処理方法において、前記爆薬を配置する工程は、前記被処理物の周りを覆うように内側爆薬を配置する工程と、前記特定方向における前記内側爆薬の一方端部から他方端部に亘って、前記内側爆薬よりも爆速の大きい外側爆薬を前記内側爆薬の外周に配置する工程とを含み、前記外側爆薬を配置する工程では、前記特定方向において前記切断位置の両側に跨る範囲で、前記特定方向に直交する面内における前記内側爆薬の全周を覆うように前記外側爆薬を配置し、前記爆薬を爆轟させる工程では、前記外側爆薬を前記特定方向の両端部から爆轟させ、その爆轟により前記内側爆薬を前記特定方向の両端部から爆轟させるのが好ましい。このように構成すれば、爆速の大きい外側爆薬が前記特定方向の両端部から前記切断位置に向かって爆轟していくとともに、それに遅れて内側爆薬が前記特定方向の両端部から前記切断位置に向かって爆轟していく。これにより、前記切断位置において、外側爆薬の両端側からの爆轟波同士が衝突した後、内側爆薬の両端側からの爆轟波同士が遅れて衝突する。この際、外側爆薬が、前記特定方向において前記切断位置の両側に跨る範囲で、前記特定方向に直交する面内における内側爆薬の全周を覆うように配置されていることに起因して、前記切断位置において外側爆薬の爆轟波同士の衝突により生じた高圧ガスが、その後、内側爆薬の爆轟波同士の衝突により生じる高圧ガスを内側に閉じ込める。これにより、内側爆薬の爆轟波同士の衝突により生じる高圧ガスの圧力をさらに高めることができるとともに、その高圧ガスを確実に内向きに向かわせることができるので、その高圧ガスにより内側爆薬の内部に位置する被処理物の外殻をより確実に切断することができる。
この場合において、前記外側爆薬を配置する工程は、前記内側爆薬よりも爆速の大きい爆薬を含むとともにシート状に形成された爆薬シートにより、前記特定方向における前記内側爆薬の両端部よりも内側で、かつ、前記切断位置の両側に跨る所定範囲において、前記特定方向に直交する面内における前記内側爆薬の全周を覆う工程と、前記特定方向における前記内側爆薬の一方端部から当該内側爆薬の外周部を通って前記爆薬シートの対応する端部に繋がるように、前記内側爆薬よりも爆速の大きい爆薬を含むとともに索状に形成された第1索状体を配設する工程と、前記特定方向における前記内側爆薬の他方端部から当該内側爆薬の外周部を通って前記爆薬シートの対応する端部に繋がるように、前記第1索状体の爆薬と同等の爆速を有する爆薬を含むとともに索状に形成された第2索状体を配設する工程とを含み、前記爆薬を爆轟させる工程では、前記特定方向における両端側から前記第1索状体と前記第2索状体を爆轟させて、それらの爆轟により前記内側爆薬を前記特定方向の両端部から爆轟させた後、前記第1索状体の爆轟と前記第2索状体の爆轟が前記爆薬シートに到達することにより前記爆薬シートを前記特定方向における両端部から爆轟させるのが好ましい。このように構成すれば、前記切断位置では、爆薬シートを内側爆薬の全周に配置して被処理物の外殻の切断を確実にする一方、第1索状体及び第2索状体を配設する範囲では爆薬の使用量を少なくすることができる。従って、この構成では、前記切断位置における被処理物の外殻の切断を確実にしながら、それ以外の部分での爆薬量を節減してコストの低減を図ることができる。
さらにこの場合において、前記第1索状体を配設する工程では、複数の前記第1索状体を前記内側爆薬の外周に等間隔で配設し、前記第2索状体を配設する工程では、複数の前記第2索状体を前記内側爆薬の外周に等間隔で配設するのが好ましい。このように構成すれば、複数の第1索状体と複数の第2索状体により内側爆薬を外周からバランスよく爆轟させることができる。
また、上記爆破処理方法はチャンバ内で行うのが好ましい。このように構成すれば、化学剤の漏出や、被処理物の外殻の爆破による飛散等をチャンバ内で抑えることができるので、それらによる外部環境への悪影響を防ぐことができる。
本発明による爆破処理装置は、外殻及びその内部に充填される化学剤を有する被処理物について、前記外殻を爆薬の爆轟により所定の切断位置で切断して前記化学剤を露出させるとともに、その化学剤を前記爆轟を利用して分解するための爆破処理装置であって、前記被処理物の周りを覆うように配置された内側爆薬と、特定方向における前記内側爆薬の一方端部から他方端部に亘って前記内側爆薬の外周に配置され、前記内側爆薬よりも大きい爆速を有する外側爆薬と、前記特定方向における前記外側爆薬の両端部に繋がるように設けられ、前記外側爆薬を前記両端部から同時に爆轟させるための起爆部とを備えている。そして、前記外側爆薬は、前記特定方向において前記切断位置の両側に跨る範囲で、前記特定方向に直交する面内における前記内側爆薬の全周を覆うように配置されている。
この爆破処理装置では、起爆部により外側爆薬を前記特定方向の両端部から同時に爆轟させて、その爆轟により内側爆薬を前記特定方向の両端部から爆轟させることができる。これにより、前記切断位置において、爆速の大きい外側爆薬の両端側から進行する爆轟波同士が先に衝突した後、内側爆薬の両端側からの爆轟波同士が遅れて衝突する。このように爆轟波同士が両側から衝突すると、爆轟波単体よりも高いエネルギーを有する高圧ガスが前記切断位置において集中して発生する。そして、この爆破処理装置では、外側爆薬が、前記特定方向において前記切断位置の両側に跨る範囲で、前記特定方向に直交する面内における内側爆薬の全周を覆うように配置されていることに起因して、前記切断位置において外側爆薬の爆轟波同士の衝突により生じた高圧ガスが、その後、内側爆薬の爆轟波同士の衝突により生じる高圧ガスを内側に閉じ込める。これにより、内側爆薬の爆轟波同士の衝突により生じる高圧ガスの圧力がさらに高められるとともに、その高圧ガスを内向きに向かわせることができるので、被処理物の外殻を前記高圧ガスによって確実に切断することができる。このため、外殻の内部に充填された化学剤を確実に露出させてその化学剤を前記高圧ガスにより十分に分解することができる。その結果、爆薬量を増大させることなく、外殻内に化学剤のみが充填された被処理物や、炸薬が劣化して起爆力が弱い被処理物について、外殻内に充填された化学剤を分解して無害化することができる。従って、この爆破処理装置では、外殻内に化学剤のみが充填された被処理物や、炸薬が劣化して起爆力が弱い被処理物について、限られた爆薬量で外殻内に充填された化学剤を効率的に処理することができる。
上記爆破処理装置において、前記外側爆薬は、前記特定方向における前記内側爆薬の両端部よりも内側で、かつ、前記切断位置の両側に跨る所定範囲において、前記特定方向に直交する面内における前記内側爆薬の全周を覆うように設けられ、前記内側爆薬よりも爆速の大きい爆薬を含むとともにシート状に形成された爆薬シートと、前記特定方向における前記内側爆薬の一方端部から当該内側爆薬の外周部を通って前記爆薬シートの対応する端部に繋がるように配設され、前記内側爆薬よりも爆速の大きい爆薬を含むとともに索状に形成された第1索状体と、前記特定方向における前記内側爆薬の他方端部から当該内側爆薬の外周部を通って前記爆薬シートの対応する端部に繋がるように配設され、前記第1索状体の爆薬と同等の爆速を有する爆薬を含むとともに索状に形成された第2索状体とを含み、前記起爆部は、前記第1索状体の前記爆薬シートと反対側の端部と、前記第2索状体の前記爆薬シートと反対側の端部に接続されているのが好ましい。このように構成すれば、前記切断位置では、爆薬シートを内側爆薬の全周に配置して被処理物の外殻の切断を確実にする一方、第1索状体及び第2索状体を配設する範囲では爆薬の使用量を少なくすることができる。従って、この構成では、前記切断位置における被処理物の外殻の切断を確実にしながら、それ以外の部分での爆薬量を節減してコストの低減を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、外殻内に化学剤のみが充填された被処理物や、炸薬が劣化して起爆力が弱い被処理物について、限られた爆薬量で外殻内に充填された化学剤を効率的に処理することができる。
本発明の一実施形態による爆破処理方法を用いて処理する被処理物の構造を示した縦断面図である。 本発明の一実施形態による爆破処理装置の全体構成を示した斜視図である。 図2に示した爆破処理装置の縦断面図である。 図2に示した爆破処理装置のIV−IV線に沿った横断面図である。 図2に示した爆破処理装置のV−V線に沿った横断面図である。 本発明の一実施形態の変形例による爆破処理装置の縦断面図である。 図6に示した変形例による爆破処理装置の図4に対応する横断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による爆破処理方法を用いて処理する被処理物100の構造を示した縦断面図である。図2は、本発明の一実施形態による爆破処理装置の全体構成を示した斜視図である。図3は、図2に示した爆破処理装置の縦断面図である。図4は、図2に示した爆破処理装置のIV−IV線に沿った横断面図であり、図5は、図2に示した爆破処理装置のV−V線に沿った横断面図である。図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態による爆破処理方法及び爆破処理装置について説明する。
本実施形態による爆破処理方法で処理する被処理物100は、図1に示すような細長い砲弾状の外形を有する化学弾である。この被処理物100は、薄肉で鋼製の弾殻101(外殻)と、その内部に充填された人体に有害な化学剤102とを有している。そして、この被処理物100では、弾殻101内に炸薬等の爆薬が設けられておらず、前記化学剤102のみが充填されている。
本実施形態による爆破処理方法は、前記被処理物100について、弾殻101を後述する爆薬2の爆轟により所定の切断位置で切断して化学剤102を露出させるとともに、その化学剤を爆薬2の爆轟を利用して分解するものである。そして、この爆破処理方法では、前記被処理物100を爆破処理するための図2に示すような爆破処理装置を作製する。この爆破処理装置の作製手順としては、まず、前記被処理物100の周りを覆うように爆薬2(図3参照)を配置する。この爆薬2は、内側爆薬4と、外側爆薬6とによって構成する。
前記内側爆薬4としては、爆速が遅く、かつ、流動性を有する爆薬を用いる。そのような爆薬としては、例えば、粒状の爆薬(ANFO爆薬等)や、スラリー爆薬もしくはエマルジョン爆薬等が挙げられる。そして、この内側爆薬4を被処理物100の周りを覆うように配置する。具体的には、内側爆薬4を円筒状のケース8内に充填し、その後、内側爆薬4中に前記被処理物100を埋め込むことによって、被処理物100の周りを内側爆薬4で覆う。この際、被処理物100は、図4及び図5に示すように、ケース8と略同軸となるように配置する。
前記外側爆薬6としては、前記内側爆薬4よりも爆速の大きい爆薬を用いる。この外側爆薬6を内側爆薬4の軸方向における一方端部から他方端部に亘ってその内側爆薬4の外周(ケース8の外周)に配置する。そして、本実施形態では、外側爆薬6を爆薬シート10と、複数の第1索状体12と、複数の第2索状体14とによって構成する。爆薬シート10としては、ワックス中に前記内側爆薬4よりも爆速の大きいペンスリット爆薬又はRDX爆薬等が練り込まれた粘土状のものをシート状に形成したもの等を用いる。また、第1索状体12と第2索状体14としては、同じ種類のものを用い、前記内側爆薬4よりも爆速の大きい爆薬を含むとともに一方向に延びる索状に形成されたものを用いる。具体的には、プラスチックチューブ内に前記内側爆薬4よりも爆速の大きい爆薬が詰め込まれた導爆線や、爆薬シートを索状に裁断したもの等を第1索状体12及び第2索状体14として用いる。
外側爆薬6を配置する際の手順としては、まず、前記爆薬シート10を前記円筒状のケース8の外周面に巻き付ける。この際、爆薬シート10を、前記被処理物100の軸方向において前記弾殻101を切断する切断位置の両側に跨る所定範囲で、前記軸方向に直交する面内におけるケース8の全周、すなわち内側爆薬4の全周を覆うように配置する。なお、本実施形態では、爆薬シート10は、内側爆薬4の軸方向における中央部付近の範囲に配置する。
その後、前記複数の第1索状体12と、前記複数の第2索状体14をケース8の外周面上(内側爆薬4の外周部)に配設する。具体的には、複数の第1索状体12を内側爆薬4の軸方向における一方端部からケース8の外周面上を通って爆薬シート10の対応する端部に繋がるように配設する。そして、この際、図4に示すように、ケース8の外周(内側爆薬4の外周)に等間隔で複数の第1索状体12を配設する。また、複数の第2索状体14を内側爆薬4の軸方向における他方端部からケース8の外周面上を通って爆薬シート10の対応する端部に繋がるように配設する。この際、ケース8の外周(内側爆薬4の外周)に等間隔で複数の第2索状体14を配設する。なお、前記第1索状体12と前記第2索状体14のケース8の外周面上に配設される長さは、ほぼ等しくなるようにする。
そして、軸方向における前記ケース8の一方端部から複数の第1索状体12を一まとめにして延設するとともに、前記ケース8の他方端部から複数の第2索状体14を一まとめにして延設する。この際、第1索状体12の延設部分12aの長さと第2索状体14の延設部分14aの長さが等しくなるように構成する。そして、これら第1索状体12の延設部分12aの端部と第2索状体14の延設部分14aの端部に共通の電気雷管16(起爆部)を接続する。
以上のようにして、本実施形態による爆破処理装置を作製する。
次に、上記のように作製した爆破処理装置を用いて前記被処理物100の爆破処理を行う。この爆破処理は、上記の爆破処理装置を図略のチャンバ内に収めて、このチャンバ内で行う。
爆破処理のプロセスとしては、まず、前記電気雷管16により、前記第1索状体12と前記第2索状体14をそれらの端部から起爆して爆轟させる。これにより、第1索状体12の爆轟が前記延設部分12aを経由して内側爆薬4の軸方向における一方端部に達すると同時に、第2索状体14の爆轟が前記延設部分14aを経由して内側爆薬4の軸方向における他方端部に達する。この際、第1索状体12の爆轟により内側爆薬4が軸方向における一方端部から起爆すると同時に、第2索状体14の爆轟により内側爆薬4が軸方向における他方端部から起爆する。そして、第1索状体12と第2索状体14が前記軸方向の両側から爆薬シート10に向かって爆轟していくとともに、内側爆薬4が軸方向の両端部から軸方向の中央部に向かって爆轟していく。ここで、第1索状体12の爆速と第2索状体14の爆速は、内側爆薬4の爆速よりも大きいので、第1索状体12の爆轟と第2索状体14の爆轟が先に進行し、それに遅れて内側爆薬4の爆轟が進行する。
そして、第1索状体12の爆轟と第2索状体14の爆轟がほぼ同時に爆薬シート10に到達する。これにより、爆薬シート10が前記軸方向における両端部から爆轟する。この爆薬シート10の爆速も内側爆薬4の爆速より大きいので、爆薬シート10の爆轟が先に進行し、それに遅れて内側爆薬4の爆轟が進行する。そして、爆薬シート10の前記軸方向におけるほぼ中間の切断位置において、その両側から進行してくる爆薬シート10の爆轟波同士が衝突し、それに遅れて前記切断位置の両側から進行してくる内側爆薬4の爆轟波同士が衝突する。
上記のような爆薬シート10の爆轟波同士の衝突と内側爆薬4の爆轟波同士の衝突とによって、それぞれ、爆轟波単体よりも高エネルギーを有する高圧ガスが発生する。ここで、爆薬シート10が、前記軸方向において前記切断位置の両側に跨る範囲で、前記軸方向に直交する面内における内側爆薬4の全周を覆うように配置されていることに起因して、前記切断位置において爆薬シート10の爆轟波同士の衝突により生じた高圧ガスが、その後、内側爆薬4の爆轟波同士の衝突により生じる高圧ガスを内側に閉じ込める。これにより、内側爆薬4の爆轟波同士の衝突によって生じる高圧ガスの圧力がさらに高められるとともに、その高圧ガスが径方向内側に向かう。そして、この高圧ガスにより、前記被処理物100の弾殻101が径方向内向きに切断されて内部の化学剤102が露出する。この露出した化学剤102は、前記高圧ガスにより分解されて無害化される。このようにして、本実施形態による被処理物100の爆破処理が行われる。
以上説明したように、本実施形態では、前記軸方向の両端側から進行する爆轟波同士が衝突することにより、爆轟波単体よりも高いエネルギーを有する高圧ガスが弾殻101の切断位置において集中して発生する。これにより、その発生した高圧ガスを用いて被処理物100の弾殻101を内向きに確実に切断することができるので、弾殻101の内部に充填された化学剤102を確実に露出させてその化学剤102を前記高圧ガスにより十分に分解することができる。これにより、爆薬量を増大させることなく、弾殻101内に化学剤のみが充填された被処理物100について、弾殻101内に充填された化学剤を分解して無害化することができる。従って、本実施形態では、弾殻101内に化学剤102のみが充填された被処理物100について、限られた爆薬量で弾殻101内に充填された化学剤102を効率的に処理することができる。
また、本実施形態では、前記軸方向において前記切断位置の両側に跨る範囲で、前記軸方向に直交する面内における内側爆薬4の全周を覆うように外側爆薬6の一部である爆薬シート10を配置するとともに、外側爆薬6を前記軸方向の両端側から爆轟させ、その爆轟により内側爆薬4を軸方向の両端部から爆轟させている。この構成により、前記切断位置において、爆速の大きい外側爆薬6(爆薬シート10)の両端側からの爆轟波同士が先に衝突した後、内側爆薬4の両端側からの爆轟波同士が遅れて衝突する。そして、この際、前記切断位置において外側爆薬6の爆轟波同士の衝突により生じた高圧ガスが、その後、内側爆薬4の爆轟波同士の衝突により生じる高圧ガスを内側に閉じ込める。これにより、内側爆薬4の爆轟波同士の衝突により生じる高圧ガスの圧力をさらに高めることができるとともに、その高圧ガスを確実に内向きに向かわせることができるので、その高圧ガスによって内側爆薬4の内部に位置する被処理物100の弾殻101をより確実に切断することができる。
また、本実施形態では、軸方向における内側爆薬4の一方端部から当該内側爆薬4の外周面上を通って爆薬シート10の対応する端部に繋がるように、内側爆薬4よりも爆速の大きい第1索状体12を配設するとともに、軸方向における内側爆薬4の他方端部から当該内側爆薬4の外周面上を通って爆薬シート10の対応する端部に繋がるように、第1索状体12と同等の爆速を有する第2索状体14を配設している。この構成により、前記切断位置では、爆薬シート10を内側爆薬4の全周に配置して被処理物100の弾殻101の切断を確実にする一方、第1索状体12及び第2索状体14を配設する範囲では爆薬の使用量を少なくすることができる。従って、前記切断位置における被処理物100の弾殻101の切断を確実にしながら、それ以外の部分での爆薬量を節減してコストの低減を図ることができる。
また、本実施形態では、複数の第1索状体12を内側爆薬4の外周に等間隔で配設するとともに、複数の第2索状体14を内側爆薬4の外周に等間隔で配設しているので、複数の第1索状体12と複数の第2索状体14により内側爆薬4を外周からバランスよく爆轟させることができる。
また、本実施形態では、爆破処理をチャンバ内で行っているので、化学剤102の漏出や、被処理物100の弾殻101の爆破による飛散等をチャンバ内で抑えることができ、それらによる外部環境への悪影響を防ぐことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、弾殻101の内部に炸薬等の爆薬が設けられておらず、化学剤102のみが充填された化学弾を被処理物100としたが、これに限らず、上記実施形態のような化学弾以外の被処理物についても本発明を適用可能である。例えば、外殻内に炸薬と化学剤が納められているが、炸薬が劣化して起爆力が弱くなっている化学弾を被処理物とすることが可能である。このような化学弾では、炸薬の起爆力が非常に小さくなっているため、従来のような内部からの爆発力を利用して外殻を破砕する爆破処理方法では、外殻が十分に破砕されないことがある。しかしながら、本発明によれば、このような化学弾においても外殻を確実に切断して化学剤を露出させ、その化学剤を前記爆薬2の爆轟によって生じる高圧ガスにより十分に分解することが可能である。
また、上記実施形態では、細長い砲弾状の外形を有する化学弾を被処理物100としたが、これに限らず、種々の外形を有する被処理物について本発明を適用可能である。例えば、球形や、非対称な形状や様々な形状の被処理物について同様に爆破処理することができる。
また、上記実施形態では、化学弾を被処理物100としたが、これに限らず、化学弾以外の種類の化学兵器を被処理物としてもよい。例えば、地雷や、缶に化学剤が封入された化学兵器又はビンに化学剤が封入された化学兵器等を被処理物としてもよい。
また、上記実施形態の構成に限らず、外側爆薬6を設けないで内側爆薬4だけを設け、その内側爆薬4を軸方向の両端部からそれらの間の前記切断位置に向かって爆轟させてもよい。
また、上記実施形態の構成に限らず、爆薬シート10を設けないで、第1索状体12と第2索状体14を内側爆薬4の軸方向における中央部まで延ばしてもよい。この構成によっても、前記軸方向における両端部から第1索状体12と第2索状体14を起爆して、それらの爆轟により内側爆薬4を軸方向の両端部からそれらの間の前記切断位置に向かって爆轟させることが可能である。
また、上記実施形態の構成に限らず、第1索状体12と第2索状体14を設けないで、爆薬シートを内側爆薬4の軸方向における一方端部から他方端部までの全体に亘って配置してもよい。そして、この爆薬シートを前記軸方向の両端部から起爆して、その爆轟により内側爆薬4を軸方向の両端部から爆轟させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、内側爆薬4の軸方向における一方端部から延ばした第1索状体12の延設部分12aの端部と、内側爆薬4の軸方向における他方端部から延ばした第2索状体14の延設部分14aの端部とに共通の電気雷管16を接続したが、この構成に限らず、内側爆薬4の軸方向における一方端部において、複数の第1索状体12を一まとめにして高時間精度の電気雷管を接続するとともに、内側爆薬4の軸方向における他方端部において、複数の第2索状体14を一まとめにして別の高時間精度の電気雷管を接続し、それら2つの電気雷管で前記軸方向における両端部から第1索状体12と第2索状体14を同時に起爆してもよい。
また、上記実施形態において、ケース8としては、内側爆薬4を充填可能で、かつ、外側爆薬6の爆轟により破壊されて内側爆薬4を爆轟させることが可能なものであれば、様々なものを用いることができる。例えば、プラスチック製のケース、プラスチック以外の種々の材料からなるケースまたはプラスチック樹脂製のシート及び袋等を上記ケース8として用いることが可能である。
また、上記実施形態では、ケース8内に内側爆薬4を充填するとともに、そのケース8の外周面上に外側爆薬6を配置することにより、外側爆薬6を内側爆薬4の外周に配置したが、本発明はこの構成に限らない。すなわち、図6及び図7に示す上記実施形態の変形例のように、有底の円筒状の筒体20を用いて、被処理物100と、内側爆薬4と、外側爆薬6を配置しても良い。
この変形例における被処理物100、内側爆薬4及び外側爆薬6を配置する手順としては、まず、筒体20の内周面上に外側爆薬6の爆薬シート10、第1索状体12及び第2索状体14を配設する。爆薬シート10は、その配置範囲において筒体20の内周面の全周を覆うように貼り付ける。複数の第1索状体12は、爆薬シート10の上端部から上方へ筒体20の内周面に沿って配設する。また、複数の第2索状体14は、爆薬シート10の下端部から下方へ筒体20の内周面に沿って配設した後、筒体20の底壁部20aの上面に沿って径方向内側に延設し、底壁部20aに形成された貫通孔20bを通って外部へ配設する。次に、筒体20内にその上端付近まで内側爆薬4を充填する。この後、内側爆薬4中に被処理物100を埋め込む。このようにして、被処理物100の周りを覆うように内側爆薬4が配置されるとともに、その内側爆薬4の外周に外側爆薬6が配置される。
2 爆薬
4 内側爆薬
6 外側爆薬
10 爆薬シート
12 第1索状体
14 第2索状体
16 電気雷管(起爆部)
100 被処理物
101 弾殻(外殻)
102 化学剤

Claims (7)

  1. 外殻及びその内部に充填される化学剤を有する被処理物について、前記外殻を爆薬の爆轟により所定の切断位置で切断して前記化学剤を露出させるとともに、その化学剤を前記爆轟を利用して分解する爆破処理方法であって、
    前記被処理物の周りを覆うように前記爆薬を配置する工程と、
    前記切断位置においてその両側から進行してくる前記爆薬の爆轟波同士が衝突するように、前記爆薬を特定方向の両端部からそれらの間の前記切断位置に向かって爆轟させる工程とを備えた、爆破処理方法。
  2. 前記爆薬を配置する工程は、前記被処理物の周りを覆うように内側爆薬を配置する工程と、前記特定方向における前記内側爆薬の一方端部から他方端部に亘って、前記内側爆薬よりも爆速の大きい外側爆薬を前記内側爆薬の外周に配置する工程とを含み、
    前記外側爆薬を配置する工程では、前記特定方向において前記切断位置の両側に跨る範囲で、前記特定方向に直交する面内における前記内側爆薬の全周を覆うように前記外側爆薬を配置し、
    前記爆薬を爆轟させる工程では、前記外側爆薬を前記特定方向の両端部から爆轟させ、その爆轟により前記内側爆薬を前記特定方向の両端部から爆轟させる、請求項1に記載の爆破処理方法。
  3. 前記外側爆薬を配置する工程は、前記内側爆薬よりも爆速の大きい爆薬を含むとともにシート状に形成された爆薬シートにより、前記特定方向における前記内側爆薬の両端部よりも内側で、かつ、前記切断位置の両側に跨る所定範囲において、前記特定方向に直交する面内における前記内側爆薬の全周を覆う工程と、前記特定方向における前記内側爆薬の一方端部から当該内側爆薬の外周部を通って前記爆薬シートの対応する端部に繋がるように、前記内側爆薬よりも爆速の大きい爆薬を含むとともに索状に形成された第1索状体を配設する工程と、前記特定方向における前記内側爆薬の他方端部から当該内側爆薬の外周部を通って前記爆薬シートの対応する端部に繋がるように、前記第1索状体の爆薬と同等の爆速を有する爆薬を含むとともに索状に形成された第2索状体を配設する工程とを含み、
    前記爆薬を爆轟させる工程では、前記特定方向における両端側から前記第1索状体と前記第2索状体を爆轟させて、それらの爆轟により前記内側爆薬を前記特定方向の両端部から爆轟させた後、前記第1索状体の爆轟と前記第2索状体の爆轟が前記爆薬シートに到達することにより前記爆薬シートを前記特定方向における両端部から爆轟させる、請求項2に記載の爆破処理方法。
  4. 前記第1索状体を配設する工程では、複数の前記第1索状体を前記内側爆薬の外周に等間隔で配設し、
    前記第2索状体を配設する工程では、複数の前記第2索状体を前記内側爆薬の外周に等間隔で配設する、請求項3に記載の爆破処理方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の爆破処理方法をチャンバ内で行う、爆破処理方法。
  6. 外殻及びその内部に充填される化学剤を有する被処理物について、前記外殻を爆薬の爆轟により所定の切断位置で切断して前記化学剤を露出させるとともに、その化学剤を前記爆轟を利用して分解するための爆破処理装置であって、
    前記被処理物の周りを覆うように配置された内側爆薬と、
    特定方向における前記内側爆薬の一方端部から他方端部に亘って前記内側爆薬の外周に配置され、前記内側爆薬よりも大きい爆速を有する外側爆薬と、
    前記特定方向における前記外側爆薬の両端部に繋がるように設けられ、前記外側爆薬を前記両端部から同時に爆轟させるための起爆部とを備え、
    前記外側爆薬は、前記特定方向において前記切断位置の両側に跨る範囲で、前記特定方向に直交する面内における前記内側爆薬の全周を覆うように配置されている、爆破処理装置。
  7. 前記外側爆薬は、前記特定方向における前記内側爆薬の両端部よりも内側で、かつ、前記切断位置の両側に跨る所定範囲において、前記特定方向に直交する面内における前記内側爆薬の全周を覆うように設けられ、前記内側爆薬よりも爆速の大きい爆薬を含むとともにシート状に形成された爆薬シートと、前記特定方向における前記内側爆薬の一方端部から当該内側爆薬の外周部を通って前記爆薬シートの対応する端部に繋がるように配設され、前記内側爆薬よりも爆速の大きい爆薬を含むとともに索状に形成された第1索状体と、前記特定方向における前記内側爆薬の他方端部から当該内側爆薬の外周部を通って前記爆薬シートの対応する端部に繋がるように配設され、前記第1索状体の爆薬と同等の爆速を有する爆薬を含むとともに索状に形成された第2索状体とを含み、
    前記起爆部は、前記第1索状体の前記爆薬シートと反対側の端部と、前記第2索状体の前記爆薬シートと反対側の端部に接続されている、請求項6に記載の爆破処理装置。
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