JP5090627B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5090627B2 JP5090627B2 JP2005036182A JP2005036182A JP5090627B2 JP 5090627 B2 JP5090627 B2 JP 5090627B2 JP 2005036182 A JP2005036182 A JP 2005036182A JP 2005036182 A JP2005036182 A JP 2005036182A JP 5090627 B2 JP5090627 B2 JP 5090627B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forming apparatus
- image forming
- image
- intermediate transfer
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
転写行程には、モノクロ画像を対象とした場合のように、感光体から直接シートにトナー像を転写する場合がある他に、フルカラー画像を対象とする場合のように、各色毎の画像を形成した感光体の位置を通過するシートに対して色毎の画像を直接転写してシートに重畳させる場合と、各感光体で形成された色毎の画像を一旦中間転写体に順次転写(1次転写)させた後、中間転写体上に重畳転写された画像をシートに対して一括して転写(2次転写)する場合とがある。
画像劣化の原因には転写チリや転写不良が挙げられ、転写チリは、トナーが本来転写されるべき位置に転写されずにその周辺に拡散して転写されることを意味し、これにより画像がぼけてしまうことをいう。特に細線部分でのシャープ性が損ねられてしまう。この発生原因としては、転写位置入り口での電界の作用により感光体と中間転写体との間の微小ギャップにおいて放電が開始されることによりトナーの一部が転写されてしまうことが考えられる。しかも、転写位置入り口で放電が開始されてしまうと放電の影響を受けたトナーの帯電量(Q/M)が低下し、静電付着力が低下してしまい、トナー同士のクーロン反撥力に打ち勝てなくなることでトナーの一部が飛散することになり、これによっても転写チリが増加することになる。
トナー画像を一時的に担持した後、転写材上にトナー画像を転写させる中間転写体であり、転写ニップ部より上流側に該中間転写体裏面と接触し且つ電気的に接地されていない導電性部材を設け、且つ転写時に該導電性部材の電位(Va)がゼロまたは感光体の帯電極性と同極性の電位となるように、前記帯電手段と前記電荷供給装置を制御する構成(例えば、特許文献1)。
転写位置における像担持体の移動方向上流側に設けられた第1の電界形成手段により画像中のトナーが像担持体に向けて移動する電界を与えられ、上記移動方向下流側に設けられている第2の電界形成手段により画像中のトナーが中間転写体に向けて移動する電界をそれぞれ形成して、像担持体の移動方向上流側では中間転写体に向けたトナーの移動が阻止されることにより転写チリの発生を防止され、移動方向下流側では中間転写体へのトナーの移動が促進されて転写効率の低下が防止できるようにした構成(例えば、特許文献2)。
中間転写体の移動方向において、前記転写手段が設けられる位置よりも上流側であって前記中間転写体に接触するように設けられ、前記転写手段による転写電界を規制する電極によりトナーが飛翔する電界が生じるのを防止するようにした構成(例えば、特許文献3)。
つまり、このような観点からすると、特許文献に開示されている構成においては、転写電界制御に係る構成が考慮されているだけで、感光体側での表面電位差が原因する現象への対策が採られていない以上、該微少空隙放電に伴う、低帯電レベルトナーの増加及び中間転写体への転移が起こることを完全に防ぐのが困難であり、転写チリ、ドット画像再現不良、トナー飛散等の不具合を完全に解消することができない虞がある。
D≦L≦PMIN(μm)
の関係に設定されていることを特徴としている。
107≦RV≦1013(Ω)
の関係に設定され、かつ、中間転写ベルト表面抵抗平均値RSが
RS >RV
(但し、体積抵抗RV、及び表面抵抗RSは「JIS K6911 5.13.1」、又は「JIS 3256」に基いて測定した値)
の関係に設定されていることを特徴としている。
5×10-4 ≦ N ≦ 5×10-2 (MPa)
の範囲に設定したことを特徴としている。
請求項6記載の発明によれば、1次転写の転写ニップでトナー像部に転写圧力が集中するのを防止でき、1次転写時のトナー像と像担持体の非静電気的付着力上昇を防止でき、1次転写の転写ヌケを防止することが可能となる。
請求項11記載の発明によれば、1次転写時のトナー像と像担持体の非静電気的付着力上昇を抑制でき、1次転写の転写ヌケを防止が可能となる。
感光体1上にトナー像を形成するトナー像形成手段としては、上記帯電器4、上記露光ユニット5、上記現像手段6,7,8,9などが用いられる。
フルカラー画像形成時はイエロー現像器6、マゼンタ現像器7、シアン現像器8、ブラック現像器9の順でトナー像(可視像)を形成し、各色のトナー像が中間転写ベルト10に順次重ね転写されることでフルカラー画像が形成される。
トナー像が中間転写ベルト10に転写された後の感光体1の表面は、感光体クリーニングユニット2のブレード3でクリーニングされる。
上記1次転写バイアスローラ11の圧接力は、圧接バネ30により調節されている。
図3(A)は、中間転写ベルト表面に周囲より抵抗の高い材料Bを分散した例の斜視図であり、図3(B)は、図3(A)に示した中間転写ベルト10の厚み方向断面図を示す。また、図3(C)では、中間転写ベルト10の表面が極めて薄く(0〜D/2が好適。0.1〜3μm程度が好ましい)、下層より抵抗の高い材料Bで覆われ、且つ該材料Bの一部分がきめ細かくより抵抗の低い材料Aに食い込んでいる態様の例である。これにより、材料Aと材料Bの境界面積が広く互いに強固に接合できる。
図4(B)では、材料Aが表面にも露出しているが、図4(C)では、中間転写ベルト表面は極めて薄く(0〜D/2が好適。0.1〜3μm程度が好ましい)下層より抵抗の高い材料Bで覆われ、且つ該材料Bの一部分がきめ細かくより抵抗の低い材料Aに食い込んでいる態様の例である。これにより、材料Aと材料Bの境界面積が広く互いに強固に接合できる。
図5(B)では、材料Bが材料Aの表面側(感光体に対面する側)を覆い尽くしてはいないが、図5(C)では、材料Bが材料Aの表面側(感光体に対面する側)を極めて薄く(0〜D/2が好適。0.1〜3μm程度が好ましい)覆い尽くしている。これにより、材料Aと材料Bの境界面積が広く互いに強固に接合できる。
まず、電気抵抗の測定について説明すると次の通りである。
表面抵抗と体積抵抗は「JIS K6911 5.13.1」に基づいて測定した。即ち、表面抵抗については、「JIS K6911 5.12」に規定されている絶縁抵抗測定装置に「JIS K6911 5.13」の条件による試験片の外側環状表面電極と内側円板状表面電極との間を接続して測定した。また、体積抵抗については、上記絶縁抵抗測定装置に「JIS K6911 5.13」の条件による試験片の表面電極と裏面電極との間を接続して測定した。また、電気抵抗の他の測定方法としては、「JIS 3256」に規定されている方法で行うこともできる。
図6は「JIS K6911 5.13.1」の抵抗率試験の電極配置を示し、(A)は表面電極であり、(B)は裏面電極である。なお、図6中、単位はmmである。また、図7は「JIS K6911 5.13.1」の電極の接続方法を示し、(A)は体積抵抗率試験の場合であり、(B)は表面抵抗率試験の場合である。
(1)装置
(1.1)図6の斜線部分の形状に切断した導電性ゴム又は透湿性の導電性ペイント。
(1.2)「JIS K6911 5.12.1」の(1.1.2)から(1.1.4)までの電源、絶縁抵抗測定器及びスイッチ。
(1.3)マイクロメータ 「JIS B 7502」に規定する外側マイクロメータ又はこれと同等以上の精度をもつもの。
(1.4)ノギス JIS B7507に規定する外側マイクロメータ又はこれと同等以上の精度をもつもの。
(2)試験片 直径約100mm、厚さ2mmの円板に成形したものを用いる。
(3)前処理試験片の前処理は、C−90(+4−2) h/20±2℃/(65±5)%RHで行う。
(4)方法 処理後の試験片の厚さを外側マクロメータで0.01mmまで正確に測り、図6に示すように導電性ゴムを配置し試験片に圧着させて電極とする。また、図6に示すように試験片上に透湿性の導電性ペイントで描いて電極とすることができる。
この場合は電極を描いた後に試験片の処理を行い、操作中に透湿性の導電性ペイントが試験片からはがれないように注意する。表面電極の内円の外径及び環状電極の内径をノギスで0.02mmまで測る。体積抵抗率を測定する場合は図7(A)に示すように、表面抵抗率を測定する場合は、図7(B)に示すように、それぞれ接続する。これをさらに前記「JIS K6911 5.12」と同様の回路の試験片の位置に接続し、1分間充電して体積抵抗及び表面抵抗を測定する。この場合、試験は、温度20±2℃、相対湿度(65±5)%の条件で行う。
(5)計算次の式によって体積抵抗率及び表面抵抗率を算出する。
ρV=(πd2 /4T)×RV、
ρS={π(D+d)/(D−d)}×RS
なお、ここに、ρv:体積抵抗率[MΩcm]、ρs:表面抵抗率[MΩ]、d:表面電極の内円の外径、T:試験片の厚さ[cm]、Rv:体積抵抗[MΩ]、D:表面の環状電極の内径[cm]、Rs:表面抵抗[MΩ]、π:円周率=3.14である。
図8は「JIS K6911 5.12.1」の(1.1)の絶縁抵抗測定装置を示す図である。
(1.1)絶縁抵抗測定装置
図8に例示するような電極、電源、検流計、万能分流器、スイッチなどをもつもの。
(1.1.1)電極「JIS B 1352」に規定するB種の直径5mmで、表面に傷のない黄銅製のテーパピン。
(1.1.2)電源直流電圧500Vの乾電池又は蓄電池。ただし、交流を清流した電源も、一定の直流電圧を保っていることが確認できれば用いてもよい。
(1.1.3)絶縁抵抗測定器
(1.1.3.1)絶縁抵抗値1MΩ以上106 MΩ未満を測定する場合(比較法) 標準抵抗は、1MΩマンガニン又はそれと同等以上の精度をもつ標準抵抗とし、万能分流器は、検流器の振れ及び測定範囲を調節するための精密なものとする。また、検流計は、0点が安定した高感度のものであって、10−10Aの電流によって1mの距離で1mmの振れがあれば106 MΩ未満の抵抗を±10%の確度で測定することができる。
(1.1.3.2)絶縁抵抗値5MΩ以下を測定する場合「JIS C 1302」に規定する絶縁抵抗計を用いる。
(1.1.3.3)絶縁抵抗値1MΩ以上108 MΩ未満を測定する場合確度±10%に校正された直流増幅器を有するものを用いる。
(1.1.4)スイッチ適当に絶縁保護されたもの。
図9は表面抵抗測定方法を示す図である。
3.常温における測定方法
(3−1) 測定の原理
図9に示したような、電極−試験片系X、直流電源E、直流電圧計V及び電流計Aで構成される測定回路を用いて試験片表面に電圧を印可し、この印加電圧を試験片表面に流れる電流で除して得られた表面抵抗の値から、後述する(3−5)に定められた計算式によって表面抵抗率を算出する。なお、図9に示した機器類を一つにまとめた表面抵抗の簡易測定装置として、高絶縁抵抗計が市販されている。
(3−2) 測定条件及び印加電圧試験片を温度20±2℃、相対湿度(50±5)%の空調室内に16時間以上放置した後、測定を行う。試験片への印加電圧は1000V以下とし、500Vを標準電圧とする。電圧印加時間は、1分間を標準とし、基板ガラスの材質によって変化させる。
(3−3) 試験片の調製方法試験片の調整方法は次による。
a) 形状及び寸法試験片は、一辺が50mm以上の長方形又は直径50mm以上の円板とする。
b) 試験片の表面状態試験片は、鏡面研磨又はそれに準ずる表面状態のものを使用する。
c) 洗浄及び乾燥試験片の洗浄は、まず中性洗剤を用いてこすり洗いをした後水道水によるすすぎを行い、更に超純水、アセトン、エタノールなどの溶剤中で超音波洗浄を行う。乾燥は、オーブンを用いて行っても自然乾燥によってもよい。
d) 試験片への電極形成方法試験片への電極形成は、導電材料を蒸着、スパッタリングなどの方法を用いて行う。導電材料としては金や白金などがあるが、この測定方法の場合は、金を用いることが望ましい。又、この測定方法では、高絶縁抵抗を測定するので、電極−試験片系の迷走電流を除くためにガード電極を形成することが必要である。図10は、試験片への電極付与方法の一例を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
e) 電極の寸法は、図10に示したような同心円上に配置された電極を用いる。この場合、測定装置の感度を考慮して主電極の寸法を約26〜36mmの範囲で変化させ、ギャップの大きさを調節することができる。
(3−4)測定の手順
a) 図10に示した方法によって試験片に電極を形成し、主電極の直径D1 及び対電極の内径D2 を「JISB7507」に規定するノギス又はこれと同等以上の精度をもつ測定装置を用いて0.05mmの精度で測定する。
b) 試験片を約120℃で2時間以上乾燥した後、デシケーター内で冷却する。
c) 3.2に定めた測定条件と印加電圧で、図9の表面抵抗測定方法によって表面抵抗を測定する。又、測定装置は、シールドされた超高抵抗測定箱中に保持することが望ましい。
(3−5) 計算と測定回数基板ガラス表面の電気抵抗率は、次の式によって計算する。
ρs[Ω]=(Dmπ/g)Rs
ここに、ρs:表面抵抗率[Ω]、Rs:表面抵抗[Ω]、Dm:平均直径[D1 +D2 ]/2[mm]、D1 :主電極の直径[mm]、D2 :対電極の内径[mm]、g:ギャップ(D2 −D1 )[mm]
測定は、2回行いその平均値を持って表面抵抗率測定値とする。
中間転写ベルト10の表面が弾性を有し、好ましくは表面マイクロ硬度はマイクロゴム硬度計(例えば、高分子計器社製:MD−1)による測定で30度〜70度の範囲にすることで、1次転写の転写ニップでトナー像部に転写圧力が集中するのを防止でき、1次転写時のトナー像と像担持体の非静電気的付着力上昇を防止でき、1次転写の転写ヌケを防止できる。更に、転写紙の表面性に関わらず、白抜け、中抜け、文字つぶれ、色ずれ等の発生しない転写を行うことができる中間転写体、及びその中間転写体を用いて高品質なフルカラー画像を印字することができる。
図11はオイラーベルト式を用いるオイラー法による表面摩擦係数の測定法を模式的に示す図である。まず、紙片(TYPE6200 A4 T 目:株式会社リコー製)を297mm×30mmに切り、両端に糸201を付けて測定紙片100を作成する。
紙片の特性は秤量:71.7g/m2、厚さ:89μm、密度:0.81g/cm3、平滑度:表;40s、裏;37s、体積抵抗:1.2E+11Ω・cm、摩擦係数:表/裏;(ゴム付きオモリ)tanθで、縦;0.64、横;0.65である。測定紙片200をテーブル202の一端に支持部材203により支持された感光体ドラム1にのせて、一方の糸201に0.98N(100g重)の重り204を結び付け、他方の糸201にはデジタルプッシュプルゲージ205を結び付ける。この状態でデジタルプッシュプルゲージ205によって糸201を介して測定紙片200を引っ張り、測定紙片200が動き出した時のデジタルプッシュプルゲージ205の値を読む。この時の値をF(N)とすると、静止摩擦係数μは、
μ=(2/π)×〔ln(F/0.98)〕
で求められる。
接離機構16は、2次転写バイアスローラ14が中間転写ベルト10から離間するように2次転写ユニット15を付勢する付勢手段としてのバネ部材と、2次転写ユニット15の揺動する底面部に当接した状態で図示しない制御部からの信号に基づき回転駆動される偏心カムとを用いて構成されている。
上記プリンタにおいて使用されるトナーは、体積平均粒径が4〜10μmの範囲であることが望ましい。トナーの粒径を上記範囲のように小径化することで、トナー飛散を防止し、かつ、高解像度での画像形成が可能となるとともに、トナー小径化による、現像時の地汚れ、トナーの流動性の悪化及びトナー凝集を防止し、中抜け画像の発生を効果的に防止できる。
チリ画像の発生、及び中抜け画像の発生は、OHPシート及び厚紙を用いて、文字及び縦横線(いずれも単色、2色重ね、3色重ねの混在パターン)の印字サンプルを評価し、チリ画像、及び中抜け画像の発生の最悪値を各々表1、2に示す評価基準に従って評価した。
ハーフトーン粒状性は、フルカラー画像の出力を行ったときの印字サンプルを評価し、ハーフトーン濃度ムラの最悪値を表3に示す評価基準に従って評価した。
ベタ画像濃度ムラは、フルカラー画像の出力を行ったときの印字サンプルを評価し、ベタ画像濃度ムラの最悪値を表4に示す評価基準に従って評価した。尚、後述する全ての実施例及び比較例の評価結果は表6に示す。また、トナーの体積平均粒径は、コールターカウンターTA−IIにより、100μmアパーチャーを用いて測定したものである。
表5は、本実施例と比較例における材料A、Bに関する特性および中間転写ベルト10自体の特性を順次挙げた表であり、この表に挙げた特性に基づき実験して得た画像の評価結果が表6に示す結果である。表6では、その結果が表1〜表4に示した評価基準に基づき示してある。
10 中間転写ベルト
A 一方の材料
B 他方の材料
Claims (14)
- 像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体上のトナー像が転写される体積抵抗率ρVを、JIS K69115.13.1、又はJIS 3256に基いて測定した値として、107〜1015Ω・cmに設定した中間転写ベルトと、該中間転写ベルト上のトナー像を転写材に2次転写する2次転写手段とを備えた画像形成装置において、
上記中間転写ベルトは、材料Aと、該材料Aの体積抵抗よりも高い抵抗を有して該材料Aにおける上記像担持体と対向する側の表面に食い込ませた状態で分散された材料Bとで構成され、
上記材料Bは、上記材料Aの表面で一方向に沿った食い込み位置間隔として、上記像担持体に形成される画像の解像度から得られる最小画素径をPMIN とし、且つトナーの体積平均粒径Dのときの上記材料Bの食い込み位置間隔を分散中心間距離Lとしたとき、
D≦L≦PMIN(μm)
の関係に設定されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
1次転写バイアス印加電極と中間転写ベルト表面間の体積抵抗平均値RVが、 107≦RV≦1013(Ω)
の関係に設定され
かつ、中間転写ベルト表面抵抗平均値RSが
RS >RV
(但し、体積抵抗RV、及び表面抵抗RSは「JIS K6911 5.13.1」、又は「JIS 3256」に基いて測定した値)
の関係に設定されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
1次転写バイアスより異極性側にシフトした電極を1次転写ニップより上流で中間転写ベルト裏面に接触又は近接配置することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
1次転写バイアスより異極性側にシフトした電極を1次転写ニップより下流で中間転写ベルト裏面に接触又は近接配置することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
上記像担持体と上記中間転写ベルトとの当接圧Nを、
5×10−4≦N≦5×10−2(MPa)
の範囲に設定したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
上記中間転写ベルトの表面が弾性を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
上記中間転写ベルトが、加圧することにより厚さが見かけ上薄くなる特性を意味する厚み方向に圧縮性を備える弾性層を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
上記中間転写ベルトのオイラーベルト法で測定した静止摩擦係数μ1が上記像担持体の静止摩擦係数μ2以上(μ1≧μ2)であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
トナーは、平均円形度(粒子の投影面積と同じ面積を有する円の周囲長/粒子投影像の周囲長により求めた値)が0.90〜0.99のトナーであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
トナーが、母体トナー中に、離型剤を含ませたことを特徴とする画像形成装置 - 請求項1記載の画像形成装置において、
上記トナーに無機微粒子を外添したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至11のうちの一つに記載の画像形成装置において、
前記中間転写ベルトに用いられる材料Aとして、その表面に上記材料Bを食い込ませることができる多孔質性材料を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至12のうちの一つに記載の画像形成装置において、
前記中間転写ベルトに用いられる材料Aは、表面の一部が同質で上記材料Bを食い込ませることができる多数の密集突起からなることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項12または13記載の画像形成装置において、
前記中間転写ベルトに用いられる材料Aの表面の一部または全てを、上記多孔質材料もしくは密集突起の部分と異なる抵抗部材が用いられる上記材料Bで被覆した構成であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005036182A JP5090627B2 (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005036182A JP5090627B2 (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006221066A JP2006221066A (ja) | 2006-08-24 |
JP5090627B2 true JP5090627B2 (ja) | 2012-12-05 |
Family
ID=36983425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005036182A Expired - Fee Related JP5090627B2 (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5090627B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5181553B2 (ja) | 2007-07-09 | 2013-04-10 | 株式会社リコー | 転写定着装置及び画像形成装置 |
JP5335333B2 (ja) * | 2008-09-01 | 2013-11-06 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0926707A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Minolta Co Ltd | 中間転写体 |
JP2001209255A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-08-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法及び装置ならびに静電荷像現像用トナー |
JP2001235946A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US6862422B2 (en) * | 2003-02-12 | 2005-03-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and image forming method having pressing members for pressing a belt-like member |
JP2005031118A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、プロセスカートリッジ、トナー |
-
2005
- 2005-02-14 JP JP2005036182A patent/JP5090627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006221066A (ja) | 2006-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100261054B1 (ko) | 정전 화상 현상용 토너 및 화상 형성 방법 | |
JP2007025096A (ja) | 転写ベルト、転写装置及び画像形成装置 | |
CN100580570C (zh) | 成像装置 | |
US7298997B2 (en) | Color image forming apparatus with pre-charging unit and potential adjustment unit | |
JP5090627B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010060734A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006259122A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007127889A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4671392B2 (ja) | フルカラー画像形成方法、フルカラー画像形成装置及びフルカラートナー | |
US6898396B2 (en) | Image forming apparatus and a process cartridge which is attachable and detachable from the image forming apparatus | |
JP2001235946A (ja) | 画像形成装置 | |
US20100074659A1 (en) | Image forming method and apparatus | |
US7362990B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2000315023A (ja) | 画像形成装置 | |
US7486901B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
US7327976B2 (en) | Color image forming apparatus | |
JP4301187B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP4764771B2 (ja) | 転写評価装置及びそれを用いた転写評価方法 | |
JP2005156636A (ja) | 中間転写体および画像形成装置 | |
JP4453908B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4297054B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2006072389A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09134074A (ja) | 画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2008233511A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09325515A (ja) | 現像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110405 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120911 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120913 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |