JP5090417B2 - センサーシステムと操作物の位置を検出する方法 - Google Patents
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(外1)
である。処理回路112は、従来の操作物の位置を検出方法、例えば、台湾特許出願第097126033号明細書に記載される検出方法により、前記操作物102の座標値を算出することができる。本実施形態で、前記操作物102の座標が
(外2)
であり、且つ前記操作物102の座標と前記円状射影702の中心の座標が同じである。即ち、前記円状射影702の中心の座標も
(外3)
である。この場合、前記イメージセンシング装置110により前記処理回路112にセンシング路線が形成される。例えば、前記円状射影702の外環の接点に接近する接線がセンシング路線704になる(図6のステップS602を参照しなさい)。
(外4)
で示す場合、前記処理回路112が以下の公式(1)に基って前記操作物102の予定のサイズを算出することができる。
前記公式(1)の符号
(外5)
は、前記操作物102の座標と前記接点との間の距離を示す同時に、前記操作物102の予定サイズも示す。即ち、前記予定サイズ
(外6)
が上述した操作物102のサイズに関する情報である。前記操作物102の予定サイズ
(外7)
は、仮定するセンシング路線704により得るばかりでなく、仮定するセンシング路線706によっても得ることができる。または、前記センシング路線704により得る操作物102の第一予定サイズを検出し、前記センシング路線706により得る操作物102の第二予定サイズを検出した後、第一予定サイズと第二予定サイズの平均値を算出することにより、より正確である予定サイズを得ることができる。
(外8)
を得た後、前記センサーシステム100が前記操作物の位置に関する情報の検出を始める。この場合、前記処理回路112は、前記センシング装置110が感知する前記操作物102のイメージと前記操作物102の鏡像のイメージが重なる状況を判断する。即ち、前記処理回路112が図5に示す状況が生ずるかどうか判断する。前記操作物102のイメージと前記操作物102の鏡像のイメージが重なる場合、前記操作物102が前記センシング用区域116の辺部に近すぎることを説明する(図9を参照なさい)。図9は、図8に示す検出方法で操作物を検出するためのセンサーシステムを示す図である。図9で、図9の符号と図4の符号が同じであると、同じな部品を示すので、再度説明しない。図9に示すように、前記操作物102が前記センシング用区域116の辺部に近すぎる場合も、前記センシング装置110がセンシング路線902に沿って前記操作物102の接点を検出する同時に、センシング路線904に沿って前記操作物102の鏡像102’の接点を検出する。図9に示すように、前記操作物102と前記操作物102の鏡像102’は、前記センシング路線902と前記センシング路線904との間に位置している。
(外9)
であり、前記センシング用区域116の鏡像116’の4つの隅部の座標は、
(外10)
である。前記座標値は、既知の座標値であり、且つみんな前記処理回路112に記録されている。
(外11)
と、前記操作物102の鏡像の軸心の座標値
(外12)
とを確認する。前記センシング路線902の直線方程式は、
(外13)
であり、前記センシング路線904の直線方程式は、
(外14)
である。次に、前記処理回路112が前記操作物102の軸心の座標値
(外15)
と、前記センシング路線902の直線方程式
(外16)
と、前記操作物102の予定サイズ
(外17)
により以下の公式2を得る。即ち、
(外20)
と、前記センシング路線904の直線方程式
(外21)
と、前記操作物102の予定サイズ
(外22)
により以下の公式3を得る。即ち、
(外25)
を前記操作物102の座標値にする。前記操作物102の軸心の座標値
(外26)
は、以下の公式により得ることができる。即ち、
上述したように、図5に示す前記操作物102のイメージと前記操作物102の鏡像のイメージが重なる状況が発生しても、本発明のセンサーシステム100が前記操作物102の座標値を検出することができる。即ち、従来の技術で、前記センシング装置110が感知する前記操作物102のイメージと前記操作物102の鏡像のイメージが重なる状況が発生すると、前記操作物102の座標値を検出することができない問題を有効に解決することができる。図10に示す操作物の座標値を検出過程で、ステップS1004とステップS1006の順に対して制限しない。即ち、まずステップS1004を実施するか、まずステップS1006を実施してもよい。
(外27)
を利用して前記操作物の位置を検出することもできる(図12を参照なさい)。
(外28)
を確認する。確認する前記センシング路線1302の直線方程式は
(外29)
であり、前記センシング路線1304の直線方程式は
(外30)
である。
(外31)
と、前記センシング路線1302の直線方程式
(外32)
と、前記操作物102の予定サイズ
(外33)
により以下の公式2を得る。即ち、
前記公式2で、前記操作物102の鏡像の軸心の座標値
(外34)
と前記センシング路線1302との間の距離が、前記操作物102の予定サイズ
(外35)
である(図12のステップS1204を参照なさい)。
(外36)
と、前記センシング路線1304の直線方程式
(外37)
と、前記操作物102の予定サイズ
(外38)
により以下の公式4を得る。即ち、
前記公式4で、前記操作物102の鏡像の軸心の座標値
(外39)
と前記センシング路線1304との間の距離が、前記操作物102の予定サイズ
(外40)
である(図12のステップS1206を参照なさい)。
(外41)
を前記操作物102の座標値にする(図12のステップS1208を参照なさい)。前記操作物102の軸心の座標値
(外42)
は、以下の公式により得ることができる。即ち、
(外43)
と前記操作物102の鏡像102’により前記操作物の座標を検出することができる。こんな検出方法は図14を参照なさい。
(外44)
と、に基って第一方程式を得る。前記第一方程式は、前記操作物102の鏡像102’の軸心の座標と前記第一センシング路線との間の距離を予定サイズ
(外45)
にする(図14のステップS1404を参照なさい)。次に、前記操作物102の鏡像102’の軸心の座標と、前記第二センシング路線の直線方程式と、予定サイズ
(外46)
と、に基って第二方程式を得る。前記第二方程式は、前記操作物102の鏡像102’の軸心の座標と前記第二センシング路線との間の距離を予定サイズ
(外47)
にする(図14のステップS1406を参照なさい)。次に、前記第二方程式と前記第二方程式により前記操作物102の軸心の座標値
(外48)
を検出する。即ち、前記操作物102の座標値を検出する(図14のステップS1408を参照なさい)。
100 センサーシステム
102 操作物
104 反射鏡
106 反射素子
108 反射素子
110 イメージセンシング装置
112 処理回路
114 平面
116 センシング用区域
118 鏡面
192 辺部
102’鏡面
106’鏡面
108’鏡面
110’鏡面
116’鏡面
202 点線
204 センシング路線
206 センシング路線
402 センシング路線
404 センシング路線
902 センシング路線
904 センシング路線
1302 センシング路線
1304 センシング路線
300 イメージセンシングウインドウ
302 高輝度区域
304 暗影
306 暗影
502 暗影
702 円状射影
704 センシング路線
706 センシング路線
Claims (12)
- センシング用区域と、
前記センシング用区域に接近する操作物の鏡像を表示する反射鏡と、
前記操作物が前記センシング用区域に接近する場合、前記操作物とその鏡像を感知するイメージセンシング装置と、
前記操作物が前記センシング用区域に接近した場合、前記イメージセンシング装置が感知したイメージと前記操作物の予定サイズにより、前記操作物の座標値を算出し、且つセンシング用区域に形成される前記操作物の円状正射影の半径を前記操作物の予定サイズにする処理回路と、を含むことを特徴とするセンサーシステム。 - 前記イメージセンシング装置が感知した前記操作物のイメージと前記操作物の鏡像のイメージが重なる場合、前記イメージセンシング装置は、第一センシング路線に沿って前記操作物の辺部を検出し、第二センシング路線に沿って前記操作物の鏡像の辺部を検出し、前記操作物と前記操作物の鏡像は、第一センシング路線と第二センシング路線との間に位置し、
前記処理回路は、前記第一センシング路線と前記第二センシング路線に関する直線方程式を確認し、前記操作物の軸心の座標を第一未知座標にし、前記操作物の鏡像の軸心の座標を第二未知座標にし、且つ、前記第一未知座標と、前記第一センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより第一方程式を得、前記第二未知座標と、前記第二センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより第二方程式を得、且つ前記第一方程式と前記第二方程式により前記第一未知座標の座標値を算出して、前記操作物の座標値にし、
前記第一方程式は、前記第一未知座標と前記第一センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示し、前記第二方程式は、前記第二未知座標と前記第二センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示すことを特徴とする請求項1の記載のセンサーシステム。 - 前記イメージセンシング装置が感知した前記操作物のイメージと前記操作物の鏡像のイメージが重なる場合、前記イメージセンシング装置は、第一センシング路線と第二センシング路線に沿って第一センシング路線と第二センシング路線との間に位置する前記操作物の辺部を検出し、
前記処理回路は、前記第一センシング路線と前記第二センシング路線に関する直線方程式を確認し、前記操作物の軸心の座標を第一未知座標にし、且つ前記第一未知座標と、前記第一センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより第一方程式を得、第一未知座標と、前記第二センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより第二方程式を得、且つ前記第一方程式と前記第二方程式により前記第一未知座標の座標値を算出して、前記操作物の座標値にし、
前記第一方程式は、前記第一未知座標と前記第一センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示し、前記第二方程式は、前記第一未知座標と前記第二センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示すことを特徴とする請求項1の記載のセンサーシステム。 - 前記イメージセンシング装置が感知した前記操作物のイメージと前記操作物の鏡像のイメージが重なる場合、前記イメージセンシング装置は、第一センシング路線と第二センシング路線に沿って第一センシング路線と第二センシング路線との間に位置する前記操作物の鏡像の辺部を検出し、
前記処理回路は、前記第一センシング路線と前記第二センシング路線に関する直線方程式を確認し、前記操作物の鏡像の軸心の座標を第一未知座標にし、且つ前記第一未知座標と、前記第一センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより第一方程式を得、前記第一未知座標と、前記第二センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより第二方程式を得、且つ前記第一方程式と前記第二方程式により前記第一未知座標の座標値を算出して、前記操作物の座標値にし、
前記第一方程式は、前記第一未知座標と前記第一センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示し、前記第二方程式は、前記第一未知座標と前記第二センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示すことを特徴とする請求項1の記載のセンサーシステム。 - 前記処理回路が前記予定サイズを獲得するステップは、まず前記操作物の座標値を得るステップと、前記イメージセンシング装置が前記円状正射影の1つの接点に接線するセンシング路線を仮定するステップと、前記処理回路が前記操作物の座標と前記接点との間の距離を前記予定サイズにするステップと、を含むことを特徴とする請求項1の記載のセンサーシステム。
- 前記処理回路が前記予定サイズを獲得するステップは、まず前記操作物の鏡像の座標値を得るステップと、前記操作物の鏡像を前記円状正射影の鏡像にするステップと、前記イメージセンシング装置が前記円状正射影の鏡像の1つの接点に接線するセンシング路線を仮定するステップと、前記処理回路が前記操作物の鏡像の座標と前記接点との間の距離を前記予定サイズにするステップと、を含むことを特徴とする請求項1の記載のセンサーシステム。
- センシング用区域と、前記センシング用区域に接近する操作物の鏡像を形成する反射鏡と、前記操作物が前記センシング用区域に接近する場合、前記操作物とその鏡像を感知するイメージセンシング装置と、を含むセンサーシステムに適用する操作物の位置を検出する方法において、
前記操作物が前記センシング用区域に接近するかどうかを判断するステップと、
前記操作物が前記センシング用区域に接近する場合、前記イメージセンシング装置が感知したイメージと前記操作物の予定サイズにより、前記操作物の座標値を算出するステップと、
前記センシング用区域に形成される前記操作物の正射影を円状正射影にし、且つこの円状正射影の半径を前記操作物の予定サイズにするステップと、を含むことを特徴とする操作物の位置を検出する方法。 - 前記イメージセンシング装置が感知した前記操作物のイメージと前記操作物の鏡像のイメージが重なる場合、前記イメージセンシング装置が第一センシング路線に沿って前記操作物の辺部を検出し、第二センシング路線に沿って前記操作物の鏡像の辺部を検出し、前記操作物と前記操作物の鏡像は、第一センシング路線と第二センシング路線との間に位置する操作物の位置を検出する方法において、前記操作物の座標値を算出するステップは、
前記第一センシング路線と前記第二センシング路線に関する直線方程式を確認し、前記操作物の軸心の座標を第一未知座標にし、前記操作物の鏡像の軸心の座標を第二未知座標にするステップと、
前記第一未知座標と、前記第一センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより形成され、且つ前記第一未知座標と前記第一センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示す第一方程式を得るステップと、
前記第二未知座標と、前記第二センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより形成され、且つ前記第二未知座標と前記第二センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示す第二方程式を得るステップと、
前記第一方程式と前記第二方程式により前記第一未知座標の座標値を算出して、前記操作物の座標値にするステップと、を含むことを特徴とする請求項7の記載の操作物の位置を検出する方法。 - 前記イメージセンシング装置が感知した前記操作物のイメージと前記操作物の鏡像のイメージが重なる場合、前記イメージセンシング装置が第一センシング路線と第二センシング路線に沿って第一センシング路線と第二センシング路線との間に位置する前記操作物の辺部を検出する操作物の位置を検出する方法において、前記操作物の座標値を算出するステップは、
前記第一センシング路線と前記第二センシング路線に関する直線方程式を確認し、前記操作物の軸心の座標を第一未知座標にするステップと、
前記第一未知座標と、前記第一センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより形成され、且つ前記第一未知座標と前記第一センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示す第一方程式を得るステップと、
前記第一未知座標と、前記第二センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより形成され、且つ、前記第一未知座標と前記第二センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示す第二方程式を得るステップと、
前記第一方程式と前記第二方程式により前記第一未知座標の座標値を算出し、且つこの座標値を前記操作物の座標値にステップと、を含むことを特徴とする請求項7の記載の操作物の位置を検出する方法。 - 前記イメージセンシング装置が感知した前記操作物のイメージと前記操作物の鏡像のイメージが重なる場合、前記イメージセンシング装置が第一センシング路線と第二センシング路線に沿って第一センシング路線と第二センシング路線との間に位置する前記操作物の鏡像の辺部を検出する操作物の位置を検出する方法において、前記操作物の座標値を算出するステップは、
前記第一センシング路線と前記第二センシング路線に関する直線方程式を確認し、前記操作物の鏡像の軸心の座標を第一未知座標にするステップと、
前記第一未知座標と、前記第一センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより形成され、且つ前記第一未知座標と前記第一センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示す第一方程式を得るステップと、
前記第一未知座標と、前記第二センシング路線の直線方程式と、前記操作物の予定サイズにより形成され、且つ前記第一未知座標と前記第二センシング路線との間の距離が前記予定サイズである関係を示す第二方程式を得るステップと、
前記第一方程式と前記第二方程式により前記第一未知座標の座標値を算出し、且つこの座標値を前記操作物の座標値にするステップと、含むことを特徴とする請求項7の記載の操作物の位置を検出する方法。 - 前記センサーシステムがさらに含む処理回路が予定サイズを獲得するステップは、
前記操作物の座標値を得るステップと、
前記イメージセンシング装置が前記円状正射影の1つの接点に接線するセンシング路線を仮定するステップと、
前記処理回路が前記操作物の座標と前記接点との間の距離を前記予定サイズにするステップと、を含むことを特徴とする請求項7の記載の操作物の位置を検出する方法。 - 前記センサーシステムがさらに含む処理回路が予定サイズを獲得するステップは、
前記操作物の鏡像の座標値を得るステップと、
前記操作物の鏡像を前記円状正射影の鏡像にするステップと、
前記イメージセンシング装置が前記円状正射影の鏡像の1つの接点に接線するセンシング路線を仮定するステップと、
前記処理回路が前記操作物の鏡像の座標と前記接点との間の距離を前記予定サイズにするステップと、を含むことを特徴とする請求項7の記載の操作物の位置を検出する方法。
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