JP5085994B2 - 端子送り装置及びこの装置を取付けた手動圧着工具 - Google Patents
端子送り装置及びこの装置を取付けた手動圧着工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5085994B2 JP5085994B2 JP2007203994A JP2007203994A JP5085994B2 JP 5085994 B2 JP5085994 B2 JP 5085994B2 JP 2007203994 A JP2007203994 A JP 2007203994A JP 2007203994 A JP2007203994 A JP 2007203994A JP 5085994 B2 JP5085994 B2 JP 5085994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- crimping tool
- manual
- feed
- slide member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
下記特許文献4に開示された手動圧着工具50は、固定受部52A及びこの固定受部52Aに対して垂直に直線往復運動する端子圧着体52Bによって構成される端子圧着部53を備えた中空状の圧着具ボデイ51と、この圧着具ボデイ51から直線状に水平に延設された固定レバー54と、この固定レバー54の上方に配置されてその先端部分で軸55により圧着具ボデイ51に枢支されたスウィングレバー56と、このスウィングレバー56の枢支部より先端部分の回動運動を端子圧着体52Bの直線運動に変換する運動変換機構と、によって構成されている。固定レバー54には、多数の端子58、…を帯状に連結した端子ベルトCを移動可能に収納して圧着部53に送り出す端子ベルト装着部57が設けられている。この端子ベルト装着部57は、その上面の一部が長さ方向に沿って開口されて、装着された端子ベルトCをこの開口部57aから指先で押すことにより前方に送り出すことができるようになっている。端子ベルトCは、導体金属製筒体の一端に大径の合成樹脂製絶縁筒体が結合された棒型端子58が平行に帯状に並べられ、その合成樹脂製絶縁筒体の外周部分で切り取り可能な状態で多数連結したものとなっている。
前記端子ガイド部材及び端子送り機構はハウジングに装着されており、該ハウジングには取付け及び取外し自在な固着手段が設けられており、前記ハウジングは該固着手段により被取付け機器に取付けられており、
前記ハウジングは、対向する一対の長尺な第1、第2長尺フレームと、該第1、第2長尺フレームの両端を連結した短尺の第1、第2連結フレームと、から構成され内部に空間が形成された枠体からなり、該枠体の空間内に前記端子送り機構を装着し、前記第1、第2連結フレームのいずれか一方の連結フレームに前記固着手段を設け、前記第1、第2長尺フレームのいずれか一方の長尺フレームに前記端子ガイド部材を設けたことを特徴とする。
アンビルホルダー8は、端子が連結されたつなぎ桟を切断する切断刃11と、一対のオス型ダイ12及びリード線等を位置決めするロケータ13を固定するもので、これらの部品を載置固定する載置台8Aと、この載置台8Aの一端縁から上方へ立設した側壁8Bと、載置台8Aの背面から下方へ垂下した装着片8Cとの一体成型体からなり、鋼材で形成されている。載置台8Aは、比較的厚い肉厚を有し、側壁8B面から第1端子ガイド部材10方向へ向けて貫通したボルト挿通穴(図示省略)が形成されている。側壁8Bは、載置台8A側にこの載置台8Aの面に沿って凹状溝81が形成されている。この凹状溝81には、第1、第2分割オス型ダイ12A、12B及びロケータ13の各突出部12A1、12B1、131が圧入される。また、装着片8Cには装着穴82が形成されており、この装着穴82は、開口が円形状をなし、穴内壁面に取付けロッド16のピン16cが挿通される溝が形成されている。
スライド部材19は、送り爪部材20が取付けられて空間S内を往復滑動するヘッド部19Aと、このヘッド部19Aに頸部19Bを介して連結された胴部19Cと、この胴部19Cの下方に連結された脚部19Dとを有し、略四角形の柱状体からなり、金属材或いは合成樹脂材で形成されている。脚部19Dは、スライド部材19を移動させる操作レバーとなっている。
端子送り装置17の組立ては、予め、フレーム枠18に、第2端子ガイド部材30、押さえ部材35を取付けておく。この取付けは上述した方法で行なう。そして、先ず送り軸21をフレーム枠18の連結フレーム18dの貫通穴に挿通し、その先端部に小径コイルスプリング22B及び大径コイルスプリング22Aを2重構造にして挿入する。すなわち、大径コイルスプリング22A内に小径コイルスプリング22Bを挿入して、小径コイルスプリング22Bを送り軸21に挿入する。このように2本コイルスプリング22A、22Bを用いスプリングを選択して組み合わせると、スプリングの圧縮・伸張力の調節が容易になる。次いで、送り軸21をスライド部材19の貫通穴191に挿通して、スライド部材19の凹状溝Dを下フレーム18bに差込み、送り軸21を連結フレーム18cの穴に挿入して固定する。なお、このスライド部材19を送り軸21に装着する前に、送り爪部材20を取付けておく。この取付けは上述した手順で行う。また、対向する連結フレーム18c、18dのうち、一方の連結フレーム18cには、前端位置決めボルト24、他方の連結フレーム18dには、後端位置決めボルト23を装着して、端子送り装置17の組立てを終了する。
2 操作ハンドル
30〜34 支軸
4 ヘッド部材
5 ヘッド本体
6 スライド部材
7 オス型ダイユニット
8 アンビルホルダー(支持部材)
10 第1端子ガイド部材
12 オス型ダイ(圧着ダイ)
13 ロケータ
14 メス型ダイ(圧着ダイ)
14C ストップリング(圧接リング)
15 取付けロッド
16 取付けロッド
17 端子送り装置
18 フレーム枠(ハウジング)
18a、18b 上下フレーム
18c、18d 連結フレーム
19 スライド部材
20 送り爪部材
21 送り軸
30 第2端子ガイド部材
40 端子つなぎ桟
Claims (14)
- 端子つなぎ桟に連結された複数本の端子を案内する端子ガイド部材と、前記端子ガイド部材に案内された端子を順次所定距離移送させる端子送り機構と、を有する端子送り装置において、
前記端子ガイド部材及び端子送り機構はハウジングに装着されており、該ハウジングには取付け及び取外し自在な固着手段が設けられており、前記ハウジングは該固着手段により被取付け機器に取付けられており、
前記ハウジングは、対向する一対の長尺な第1、第2長尺フレームと、該第1、第2長尺フレームの両端を連結した短尺の第1、第2連結フレームと、から構成され内部に空間が形成された枠体からなり、該枠体の空間内に前記端子送り機構を装着し、前記第1、第2連結フレームのいずれか一方の連結フレームに前記固着手段を設け、前記第1、第2長尺フレームのいずれか一方の長尺フレームに前記端子ガイド部材を設けたことを特徴とする端子送り装置。 - 前記端子送り機構は、前記端子つなぎ桟に形成された送り穴に係合される送り爪を有する送り部材と、該送り部材が固定されて所定距離移動されるスライド部材と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の端子送り装置。
- 前記スライド部材は、手動操作レバー及び該スライド部材が所定位置へ移動された後に元の位置へ戻す戻し機構が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の端子送り装置。
- 前記戻し機構は、自動的に復帰する機構であることを特徴とする請求項3に記載の端子送り装置。
- 前記送り爪部材は、前記スライド部材から垂直に立設した垂直部と、該垂直部の頂部から下方へ所定角度で傾斜した傾斜部と、該垂直部と該傾斜部の底端部を連結した底辺部と、を有し、前記垂直部の頂部に送り爪を形成し、該底辺部近傍の一端を前記スライド部材に回転自在に枢支すると共に、該底辺部を弾性部材で付勢して前記送り爪が前記端子つなぎ桟に当接されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の端子送り装置。
- 前記送り爪は、鋭角に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の端子送り装置。
- リード線を挿入した端子を圧潰して圧着接続する手動圧着工具であって、請求項1〜6のいずれか1つに記載の端子送り装置が取付けられていることを特徴とする手動圧着工具。
- 前記圧着工具は、互いに噛み合う咬合歯を有する一対の圧着ダイが取付けられたヘッド部材と、該ヘッド部材に一端が支軸で枢支され他端が開閉自在な一対の把持フレームを有する操作ハンドルとを備え、前記一対の圧着ダイは、前記ヘッド部材に取外し自在な固着手段で結合されていることを特徴とする請求項7に記載の手動圧着工具。
- 前記一対の圧着ダイは、メス型咬合歯を有するメス型ダイと前記メス型咬合歯に噛み合うオス型咬合歯を有するオス型ダイで構成されていることを特徴とする請求項8に記載の手動圧着工具。
- 前記メス型ダイは、基台の対向する端部にそれぞれサイズの異なる咬合歯が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の手動圧着工具。
- 前記ヘッド部材は、前記オス型ダイが結合されるヘッド本体と、該ヘッド本体にスライド移動自在に装着され前記メス型ダイが結合されるスライド部材とを有し、前記ヘッド本体は前記操作ハンドルの一対の把持フレームに連結され、前記スライド部材は前記ハンドルに支軸で連結されていることを特徴とする請求項9に記載の手動圧着工具。
- 前記ヘッド部材には、複数個の端子を連続して送給する第1端子ガイド部材が装着され、前記第1端子ガイド部材から前記圧着ダイへ端子が送給されることを特徴とする請求項11に記載の手動圧着工具。
- 前記オス型ダイを支持部材に固定して前記第1端子ガイド部材に組み込むことでオス型ダイユニットが形成され、前記オス型ダイユニットの支持部材が前記スライド部材に取外し自在な固着手段により結合されていることを特徴とする請求項12に記載の手動圧着工具。
- 前記第1端子ガイド部材に、前記端子送り装置のハウジングが取付けられていることを特徴とする請求項12又は13に記載の手動圧着工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007203994A JP5085994B2 (ja) | 2007-08-06 | 2007-08-06 | 端子送り装置及びこの装置を取付けた手動圧着工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007203994A JP5085994B2 (ja) | 2007-08-06 | 2007-08-06 | 端子送り装置及びこの装置を取付けた手動圧着工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009043422A JP2009043422A (ja) | 2009-02-26 |
JP5085994B2 true JP5085994B2 (ja) | 2012-11-28 |
Family
ID=40443976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007203994A Expired - Fee Related JP5085994B2 (ja) | 2007-08-06 | 2007-08-06 | 端子送り装置及びこの装置を取付けた手動圧着工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5085994B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10074950B1 (en) * | 2014-10-03 | 2018-09-11 | Ripley Tools, Llc | Method for using compression tool with reversible block |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0733420Y2 (ja) * | 1990-06-18 | 1995-07-31 | アミテック株式会社 | 電線端子用手動圧着工具 |
JPH07320843A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-08 | Yazaki Corp | 端子圧着装置 |
JPH09219271A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Nichifu Co Ltd | 手持式端子圧着工具 |
JP2005190829A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Tyco Electronics Amp Kk | 手動圧着工具 |
-
2007
- 2007-08-06 JP JP2007203994A patent/JP5085994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009043422A (ja) | 2009-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4665030B2 (ja) | T5端子装着工具 | |
US3710610A (en) | Wire terminal crimping tool | |
EP2305428B1 (de) | Zange | |
US7299542B2 (en) | Multiple connector compression tool | |
EP2977146B1 (de) | Zangenteil | |
JP2005187071A (ja) | ラチェット式結束工具 | |
US7900537B2 (en) | Knife assembly for insulation stripping tools | |
DE19926481A1 (de) | Hydraulisches Arbeitsgerät | |
EP1820608B1 (en) | Link for crimping tool | |
US20070130758A1 (en) | Multiple connector compression tool and method | |
JP2011513926A (ja) | 対応する雄型および雌型コネクタを用いるターミネーション・ツール | |
CN112936122A (zh) | 手钳工具及其装配方法 | |
JP5085994B2 (ja) | 端子送り装置及びこの装置を取付けた手動圧着工具 | |
JP5046896B2 (ja) | 手動圧着工具 | |
EP1820607B1 (en) | Crimping die and crimping tool | |
US8113096B2 (en) | Tool for cutting structural materials | |
EP2165786A2 (en) | Two-handled blind riveting tool with spent mandrel collecting device | |
US3224083A (en) | Portable apparatus for fastening casings and the like | |
JP4791920B2 (ja) | 手動圧着工具 | |
US8087160B1 (en) | Scissor action compression assembly tool | |
JP6973455B2 (ja) | 端子ホルダおよび端子圧着装置 | |
US4615111A (en) | Wiring tool for wiring electric, multipin plug connectors, connector strips or the like, using clamping cutter techniques | |
JP3127170U (ja) | チェーンの切断接続用ツール | |
EP4406859A1 (en) | A cable tie tensioning and cut-off tool | |
US9090365B2 (en) | Steel strapping tool with a pressing strap structure |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120410 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120823 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |