JP5084704B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、省電力機能を有する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
携帯電話端末等の情報処理装置では、持ち運びができ、その持ち運び先で利用するためにバッテリーを搭載しているものがある。そのため、省電力機能を有しているものが多い。例えば、折り畳み型の携帯電話端末では、筐体を閉じた状態では省電力状態になるものがある。
一方、携帯電話端末等では、サービスを受けるために、常時アプリケーションプログラムを実行させておくことを必要とするものがある。
これらに関連する技術として、例えば、特許文献1には、無線携帯端末のバッテリーの残量が少なくなったときに、バッテリーの消耗を抑え、バッテリー残量が不足しているときでも着信の記録ができる携帯端末を提供することを課題とし、無線携帯端末のバッテリーの残量が少なくなったとき、アプリケーション制御用CPUをスリープモードにして擬似的にバッテリーが切れているように見せかけてバッテリーの消耗を抑える。上記状態となった場合、通信制御用CPUは電話着信やメール受信を確認してもアプリケーション制御用CPUには通知せず、電話番号やメール受信状況だけ記録し、こうすることにより、擬似的にバッテリーが切れている間にかかってきた電話の番号の確認や、センターにメールが残っているかの確認ができることが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、待ち受け受信時の消費電力を削減することを課題とし、受信データを解析して、送信端末から呼び出しを受けているか否かを判定するデータ解析部と、待ち受け受信開始後に間欠受信タイマからの割り込み信号を受けて、データ受信・処理部及びデータ解析部を作動させた状態において呼び出しを受けた場合に、CPUの制御下で通話処理を行わせ、呼び出しを受けなかった場合には、データ受信・処理部及びデータ解析部の動作を停止する受信制御部とを備えることが開示されている。
特開2005−328488号公報 特開2004−64293号公報
しかしながら、このような従来の技術では、省電力中にプログラムが実行されているにもかかわらず、着信イベント等の割り込みが発生した場合、一般的にはその割り込みの処理が優先され、プログラムが停止されるという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、省電力中にプログラムが実行されている場合に、割り込みが発生したことを記憶し、そのプログラムの実行を停止させないようにした情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 省電力機能を有する情報処理装置であって、前記情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する省電力状態検知手段と、割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知手段によって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させる記憶制御手段と、前記プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う表示制御手段を具備することを特徴とする情報処理装置。
[2] 省電力機能を有する情報処理装置であって、前記情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する省電力状態検知手段と、割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知手段によって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させる記憶制御手段を具備することを特徴とする情報処理装置。
[3] 省電力機能を有する情報処理装置であって、省電力状態で発生した割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う表示制御手段を具備することを特徴とする情報処理装置。
[4] 前記情報処理装置は通信可能であって、前記割り込みは、通信における着信に関する割り込みであり、前記プログラムは、通信によって他の装置から情報を取得するものであることを特徴とする[1]から[3]のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[5] 省電力機能を有する情報処理装置が行う情報処理方法であって、前記情報処理装置は、割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段を具備し、前記情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する省電力状態検知ステップと、プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知ステップによって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させる記憶制御ステップを具備することを特徴とする情報処理方法。
[6] 省電力機能を有する情報処理装置が行う情報処理方法であって、前記情報処理装置は、省電力状態で発生した割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段を具備し、プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップによって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う表示制御ステップを具備することを特徴とする情報処理方法。
[7] 省電力機能を有する情報処理装置で動作する情報処理プログラムであって、前記情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する省電力状態検知手段と、割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知手段によって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させる記憶制御手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
[8] 省電力機能を有する情報処理装置で動作する情報処理プログラムであって、省電力状態で発生した割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う表示制御手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
前記本発明は次のように作用する。
本発明における情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムでは、省電力状態検知手段は、情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知し、割り込み記憶手段は、割り込みの種別を記憶し、記憶制御手段は、プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知手段によって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させ、判断手段は、前記プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断し、表示制御手段は、前記判断手段によって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う。これによって、省電力中にプログラムが実行されている場合に、割り込みが発生したことを記憶し、そのプログラムの実行を停止させないようにすることができるものである。
本発明にかかる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムによれば、省電力中にプログラムが実行されている場合に、割り込みが発生したことを記憶し、そのプログラムの実行を停止させないようにすることができる。例えば、他の装置から最新の情報を取得するプログラムのような場合、省電力状態になっても動作することが可能となり、利用者は最新の状況を把握することができるようになる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がプログラムの場合は、記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「所定」という用語は、予め定められたの意の他に、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じての意を含めて用いる。
以下、情報処理装置として、携帯電話を主に例示して説明する。また、プログラムとして、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションともいう)を主に例示して説明する。
省電力機能とは、消費電力を抑制することを目的とし、通常の動作状態よりも少ない消費電力で動作する機能をいい、より具体的には、ディスプレイを暗くすること(電力供給を停止することを含む)、CPUのクロック数を低下させること等がある。また、省電力機能が起動されるのは、例えば、折り畳み型(クラムシェル型)の携帯電話で、筐体を閉じた状態になったとき、所定時間利用者からの操作を検知しなかったとき等がある。
本実施の形態である情報処理装置は、省電力機能を有するものであって、図1に示すように、省電力検知モジュール110、表示モジュール120、制御モジュール130、アプリケーション実行モジュール140、割り込みイベント検知モジュール150、割り込みイベント記憶モジュール160を備えている。
省電力検知モジュール110は、制御モジュール130と接続されており、情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する。そして、省電力状態を検知したことを制御モジュール130に伝える。例えば、折り畳み型の携帯電話であるならば、筐体を閉じた状態を検知することが該当する。
表示モジュール120は、制御モジュール130と接続されており、制御モジュール130によって制御され、割り込みに関する情報をディスプレイに表示する。
アプリケーション実行モジュール140は、制御モジュール130と接続されており、プログラムの実行又は停止を制御する。そして、その実行しているプログラムに関する情報を制御モジュール130に伝え、制御モジュール130からの制御によってプログラムを停止させる。例えば、プログラムとしては、通信によって他の装置から情報を取得するものであってもよい。より具体的には、新聞社のサーバーから情報を取得するニュース表示プログラム、その地域における最新の情報を天気予報用のサーバーから取得する天気予報表示プログラム等がある。
割り込みイベント検知モジュール150は、制御モジュール130と接続されており、情報処理装置内で発生した割り込みを検知する。そして、その検知した割り込みに関する情報を制御モジュール130に伝える。例えば、検知する割り込みとして、通信における着信に関する割り込みであってもよい。より具体的には、着信イベント(電子メールの着信、電話の着電、プッシュ情報等)がある。
割り込みイベント記憶モジュール160は、制御モジュール130によってアクセスされ、情報処理装置内で発生した割り込みの種別を記憶する。
制御モジュール130は、省電力検知モジュール110、表示モジュール120、アプリケーション実行モジュール140、割り込みイベント検知モジュール150、割り込みイベント記憶モジュール160と接続されており、これらのモジュールを制御する。すなわち、プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、省電力検知モジュール110によって省電力状態であると検知された場合、そのプログラムの実行を継続させたまま、割り込みイベント記憶モジュール160に割り込みの種別を記憶させる。そして、そのプログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、割り込みイベント記憶モジュール160に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する。そして、割り込みイベント記憶モジュール160に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断した場合は、プログラムの実行を停止し、その割り込みに関する表示の指示を表示モジュール120に対して行う。なお、プログラムが実行中であるか否かは、アプリケーション実行モジュール140からの情報によって判断し、その実行を停止させるのはアプリケーション実行モジュール140に停止の指示を出すことによって行う。割り込みが発生したか否かは、割り込みイベント検知モジュール150からの情報によって判断する。
図2は、アプリケーション実行中において割り込みがあった場合の本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、制御モジュール130が、アプリケーション実行モジュール140を制御して、アプリケーションを起動する。例えば、情報処理装置の利用者の操作に応じて、ニュース表示プログラムが起動されるような場合である。このニュース表示プログラムは、所定時間間隔で新聞社のサーバーからニュースを取得するものである。
ステップS204では、割り込みイベント検知モジュール150が、割り込みを検知して、制御モジュール130に伝える。
ステップS206では、制御モジュール130が、省電力検知モジュール110を制御して、情報処理装置は現在省電力状態であるか否かを検知させる。そして、省電力状態であるならばステップS212へ進み、それ以外の場合はステップS208へ進む。例えば、情報処理装置が折り畳み型の携帯電話であるならば、筐体を閉じた状態で、電子メールの着信等の着信イベントを受け取ったような場合は、ステップS212へ進むことになる。
ステップS208では、制御モジュール130が、アプリケーション実行モジュール140を制御して、実行されているアプリケーションをサスペンド(一時停止)する。
ステップS210では、制御モジュール130が、表示モジュール120を制御して、ステップS204で検知された割り込みイベントに関する情報を、ディスプレイに表示する。例えば、「○件の電子メールの着信」があった旨をポップアップ表示する。なお、ポップアップ表示とは、利用者の操作によらずに、新しいウインドウを開いて表示することである。
ステップS212では、制御モジュール130が、アプリケーション実行モジュール140を制御して、実行されているアプリケーションの実行を継続させる。つまり、先の例では、ニュース表示プログラムは、割り込みがあった後も、新聞社のサーバーからニュースを取得する処理を行うことになる。
ステップS214では、制御モジュール130が、ステップS204で検知された割り込みイベントの種別を、割り込みイベント記憶モジュール160に記憶させる。割り込みイベントの種別としては、例えば、割り込みを特定する識別子、割り込みの名称等がある。また、割り込みが着信イベントである場合は、受信処理(電子メールの着信の場合は、何件の電子メールがあったことを受信する処理。電話の着電の場合は、何件の着電があったこと、留守電が何件あったことを記憶する処理等である)のみを行い、その受信処理の結果を割り込みイベントの種別として記憶するようにしてもよい。割り込みイベントの種別は、割り込みイベント記憶モジュール160内の割り込みイベントテーブル400に記憶させる。図4は、割り込みイベントテーブル400のデータ構造例を示す説明図である。割り込みイベントテーブル400は、No.欄410、割り込みイベント種別欄420、発生日時欄430を有している。No.欄410は、割り込みイベントが発生した順に、その順番を示す符号を記憶する。割り込みイベント種別欄420は、発生した割り込みイベントの種別を記憶する。発生日時欄430は、その発生日時を記憶する。
図3は、省電力モード解除後の本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、省電力検知モジュール110が、省電力モードが解除されたことを検知して、制御モジュール130に伝える。つまり、省電力状態が解除され、通常の処理モードに移ったことを契機にして制御モジュール130が処理を開始する。例えば、情報処理装置が折り畳み型の携帯電話であるならば、筐体を開いた状態になった場合である。
ステップS304では、制御モジュール130が、割り込みイベント記憶モジュール160内に割り込みイベントの種別が記憶されているか否かを判断する。記憶されている場合はステップS306へ進み、それ以外の場合はステップS310へ進む。
ステップS306では、制御モジュール130が、アプリケーション実行モジュール140を制御して、実行されているアプリケーションをサスペンドする。
ステップS308では、制御モジュール130が、表示モジュール120を制御して、ディスプレイに割り込みイベントに関する情報を表示させる。例えば、図5は、省電力解除後のディスプレイ500の表示例を示す説明図である。情報処理装置のディスプレイ500には、割り込みイベントの種別に基づいた内容である「○通のメールが届いています。」を表示するポップアップ表示領域510、「○件の留守録があります。」を表示するポップアップ表示領域520がある。そして、その表示の完了後、サスペンドしたアプリケーションをレジューム(復帰)し、処理を続行させる。
ステップS310では、制御モジュール130が、アプリケーション実行モジュール140を制御して、実行されているアプリケーションの実行を継続させる。
本実施の形態が実装される情報処理装置は、図6に示すような折り畳み型の携帯電話600であってもよい。携帯電話600は、例えば、電話としての機能を有するように音声入力できるマイク605と、音声出力できるスピーカー604と、電話番号又はアプリケーションプログラム等の要求等により文字を入力するための文字入力装置であるキー602と、電波を送受信してデータ通信を行うためのアンテナ603と、キー602による文字入力の結果、アプリケーションプログラムに関する表示、表示モジュール120による表示等を行うディスプレイ601(より具体的には図5で示したディスプレイ500に該当する)等を有している。携帯電話600内には、アプリケーションプログラム等を実行するCPU、メモリ、通信用回路等のハードウェア等が内蔵されており、情報処理装置を実現するためのソフトウェアであるコンピュータ・プログラムをメモリに記憶させ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、情報処理装置が実現される。また、携帯電話600の筐体を閉じると省電力モードに移行し、筐体を開けると省電力モードを解除して通常モードに移行する。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図7に示すように、一般的なコンピュータであり、具体的には携帯電話600に内蔵されるようなコンピュータである。省電力検知モジュール110、制御モジュール130、アプリケーション実行モジュール140等のプログラムを実行するCPU710と、そのプログラムやデータを記憶するRAM730と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM720と、補助記憶装置であるHD740(例えば、フラッシュメモリ等を含む)と、キー等から操作者の操作によってデータを入力又はCRTや液晶ディスプレイ等にデータを出力して操作者とのインタフェースとなるUI/F750と、メモリカード等のリムーバブルメディアに対して読み書きするリムーバブルメディアリーダーライター760と、通信ネットワークと接続するための通信回線I/F770、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス780により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態の説明において、情報処理装置の例として携帯電話を主に説明したが、携帯可能な通信端末である、PHS(Personal Handy phone System)、ノート型PCやPDA(Personal Digital Assistant)等のデータ通信端末、ポケットベル(登録商標)、通信機能を有しているゲーム端末やナビゲーションシステム等にも適用が可能である。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明としても把握することができる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
本発明の一実施の形態のモジュール構成例を示す図である。 アプリケーション実行中において割り込みがあった場合の本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 省電力モード解除後の本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 割り込みイベントテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 省電力解除後のディスプレイの表示例を示す説明図である。 情報処理装置の一例である携帯電話を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
110…省電力検知モジュール
120…表示モジュール
130…制御モジュール
140…アプリケーション実行モジュール
150…割り込みイベント検知モジュール
160…割り込みイベント記憶モジュール

Claims (8)

  1. 省電力機能を有する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する省電力状態検知手段と、
    割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、
    プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知手段によって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させる記憶制御手段と、
    前記プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う表示制御手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 省電力機能を有する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する省電力状態検知手段と、
    割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、
    プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知手段によって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させる記憶制御手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  3. 省電力機能を有する情報処理装置であって、
    省電力状態で発生した割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、
    プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う表示制御手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は通信可能であって、
    前記割り込みは、通信における着信に関する割り込みであり、
    前記プログラムは、通信によって他の装置から情報を取得するものである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 省電力機能を有する情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段
    を具備し、
    前記情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する省電力状態検知ステップと、
    プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知ステップによって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させる記憶制御ステップ
    を具備することを特徴とする情報処理方法。
  6. 省電力機能を有する情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    省電力状態で発生した割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段
    を具備し、
    プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う表示制御ステップ
    を具備することを特徴とする情報処理方法。
  7. 省電力機能を有する情報処理装置で動作する情報処理プログラムであって、
    前記情報処理装置が省電力状態であるか否かを検知する省電力状態検知手段と、
    割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、
    プログラムを実行中に割り込みが発生したとき、前記省電力状態検知手段によって省電力状態であると検知された場合、前記プログラムの実行を継続させたまま、前記割り込み記憶手段に割り込みの種別を記憶させる記憶制御手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  8. 省電力機能を有する情報処理装置で動作する情報処理プログラムであって、
    省電力状態で発生した割り込みの種別を記憶する割り込み記憶手段と、
    プログラムの実行中に省電力状態が解除されたとき、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記割り込み記憶手段に省電力状態で発生した割り込みの種別が記憶されていると判断された場合は、前記プログラムの実行を停止し、該割り込みに関する表示を行う表示制御手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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