JP5081981B2 - 多重化率を考慮したアップリンク電力制御方法 - Google Patents

多重化率を考慮したアップリンク電力制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、広帯域無線移動通信システムに係り、特に、送信電力制御に関するものである。
次世代移動通信及び無線送信システムでは、データ転送率及びシステム容量の向上のために、複数のアンテナを用いてデータを転送する多重入出力(multi−input multi−output:MIMO)方式が用いられている。
単一ユーザMIMO(single user multiple input multiple output)は、2個またはそれ以上のアンテナを有する一つの移動局と2個またはそれ以上のアンテナを有する基地局との間でチャネル行列Hを形成する。これに対し、多重ユーザMIMOまたは協力的MIMO(collaborative MIMO)は、“1個のアンテナを有する2つ以上の移動局”と“複数個のアンテナを有する1個の基地局”との間でチャネル行列Hを形成する。アップリンク協力的MIMOの概念が、図1に示されている。この方法の利点は、第一に、移動局の立場では一つの送信経路のみあれば良いので、移動局には1個のパワーアンプのみで足りる。なお、たとえ他の移動局と共にMIMOで動作していても、一つの移動局は、一つのアンテナで送信をするので、移動局の出力をアンテナ別に分ける必要がなく、一般のMIMOにおける3dB電力損害を経験しなくて済む。第二に、上述したように、2個の移動局を適切に選択すると、移動局内に2個のアンテナを設置した場合に比べてより優れたチャネル行列Hを得ることができる。
1世代MIMO方式が、基地局と一人のユーザとの間に複数のアンテナを通じて同時に複数個の情報を転送することを仮定するものであれば、多重ユーザMIMO方式は、図1及び図2に示すように、基地局と複数のユーザとの間でMIMO SM(spatial multiplexing)のための行列を生成するものである。MIMOの基本概念から推考されるように、MIMO SMのためのチャネル特性行列は、行列の内部値同士の相関度が低ければ低いほど好ましい。したがって、多数のユーザを一気に考慮すると、ユーザたちのアンテナ間ではより低い相関度が予想されるので、より優れた形態のチャネル特性行列を得ることができる。
特に、図2で、もし単一ユーザMIMOしか用いることができないとすれば、基地局は、特定瞬間に任意の移動局と2*2行列を形成する時に、最も高い転送速度を達成するためにどの移動局と2*2行列を形成しなければならななのかを決定しなければならない。もし、基地局がUser−1とMIMOを形成すると、合計2.5Mbps(2.0+0.5)の転送速度を達成すすることができ、User−2とMIMOを形成すると、合計2.0Mbpsを達成することができ、User−3とMIMOを形成すると、1.8Mbpsを達成することができる。したがって、基地局は、与えられた瞬間にUser−1と単一ユーザMIMOを形成することとなる。
しかしながら、もし多重ユーザMIMOを用いるとすれば、それぞれ異なる送信アンテナに載せられる信号をそれぞれ異なるユーザに転送される信号と定めることもでき、この場合は、アンテナ#1には、User−1に転送される信号を載せ、アンテナ#2には、User−2に転送される信号を載せることで、合計3.5Mbps(2.0+1.5)の転送速度を達成することができる。
多重ユーザMIMOシステムでも、特定瞬間に基地局と単一のユーザとの間で得られる転送速度が、すべての組合せの中から最も高い場合には、基地局と単一ユーザとの間でMIMOが形成されることもできる。したがって、多重ユーザMIMOが単一ユーザMIMOよりも広い概念であることが理解できる。
従来技術では、同一のリソース(resource)を同時に用いて転送するユーザの数にかからわずに、1人のユーザのみが特定リソースを使用するとされる単一ユーザ電力制御方式を用いてきた。しかし、実際には、多重ユーザMIMOのように、同一のリソースを多数のユーザが使用する場合が発生しうる。
ところが、無線移動通信システム内で、ユーザ数が増加すると、ユーザから転送される信号の電力の和が大きくなり、その結果、システム内の各通信機器への干渉量が増加することになる。この増加した干渉量は、基地局の受信性能を低下させることにつながる。また、マルチセル環境では、特定セル内で同一リソースを使う移動局の数が増加すると、該特定セルに隣接する隣接セル内における同一リソースを使う移動局への干渉が増加することがある。そこで、同一リソースで多数のユーザが信号を転送する場合には、このような同一リソースを用いた転送における要素を電力制御方式に反映しなければならない。
本発明は、アップリンクで電力制御を行う時に、一つのリソースを2人以上のユーザが使用する多重ユーザMIMO方式を考慮に入れることによって、単一ユーザ電力制御方式におけると同一の干渉レベルを維持することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一様相によるマルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法は、同一時間に同一のリソースが割り当てられたユーザの個数に関する情報を受信する段階と、該受信されたユーザの個数に基づいてアップリンク電力制御を行う段階と、を含む。
本発明の他の様相によるマルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法は、一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数に関する情報を基地局から受信する段階と、該受信された移動局の個数に基づいて電力調整値を算出する段階と、該算出された電力調整値を基準送信電力に加えて上記アップリンク送信電力を決定する段階と、を含み、上記基準送信電力は、上記一つのアップリンク時間−周波数リソースを1個の移動局のみ使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一である。
ここで、2つ以上の移動局がアップリンク時間−周波数リソースを共有するということは、2以上の移動局が同一の時間に同一の周波数を使って信号を転送するということを意味する。また、上記算出された電力調整値を基準送信電力に加える演算は、算出された電力調整値と基準送信電力値ともログスケール(log scale)で表示された場合を仮定したものである。仮に、算出された電力調整値と基準送信電力値が線形スケール(linear scale)で表示された場合には、乗算または除算を用いることができる。
好ましくは、上記算出する段階で、上記電力調整値は−M(dB)で与えられ、ここで、Mは、上記受信された移動局の個数でありうる。または、上記算出する段階で、上記電力調整値は、上記受信された移動局の個数及びMCS(modulation coding scheme)レベルを独立変数として含むジョイント関数(joint function)によって算出することができる。 ここで、ジョイント関数とは、その関数のアウトプットが、互いに0または0でない相関関係を有する入力変数の値によって決定されることを意味することができる。
ここで、ジョイント関数とは、その関数のアウトプットが、互いに0または0でない相関関係を有する入力変数の値によって決定されることを意味することができる。
本発明の他の様相による、マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法は、一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数に関する情報を基地局から受信する段階と、該受信された移動局の個数及び基準送信電力を独立変数として含むジョイント関数によって上記アップリンク送信電力を決定する段階と、を含み、上記基準送信電力は、上記一つのアップリンク時間−周波数リソースを1個の移動局のみ使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一である。
本発明のさらに他の様相によるマルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法は、一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数を決定する段階と、該決定された移動局の個数が含まれた一つ以上のパラメータに基づいて移動局の送信電力を決定する段階と、該決定された送信電力に関する情報を含む送信電力命令メッセージを生成し、該生成された送信電力命令メッセージを上記移動局に転送する段階と、を含む。
ここで、上記決定された移動局の個数が含まれた一つ以上のパラメータには、基地局における雑音電力レベルまたは干渉信号レベルを含むことができる。この方法は、周期的または非周期的に引き続き繰り返すことができる。
好ましくは、上記転送する段階を、周期的に行うことができる。または、上記送信電力命令メッセージは、上記移動局に対する指定メッセージ(dedicated message)でありうる。または、上記移動局の個数が全周波数バンドにわたって同一の値を有するように決定された場合に、上記送信電力命令メッセージは、ブロードキャストメッセージ(broadcast message)でありうる。または、上記移動局の個数を決定する段階で、時点T1における移動局の個数M1及び時点T2における移動局の個数M2を算出し、該M1及びM2のうち、より最近に算出された移動局の個数を、上記一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数と決定することができる。
すなわち、上記の方法を数回繰り返すことができるから、上記送信電力メッセージは複数回転送することができる。該転送される送信電力メッセージ間において、同一のリソースを共有する移動局の個数は、2回以上繰り返して決定することができる。この時、送信電力命令メッセージを転送する直前に決定された移動局の個数のみを用いることができる。
本発明のさらに他の様相による、マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法は、基地局で、一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数を決定して移動局に転送する段階と、上記移動局で、上記移動局の個数を受信して該移動局の個数に基づいて電力調整値を決定する段階と、該決定された電力調整値を基準送信電力値に加えて上記アップリンク送信電力を決定する段階と、を含む。
好ましくは、上記基準送信電力値は、既に送信されたフレームのうち最後のフレームの送信電力でありうる。または、上記基準送信電力値は、上記一つのアップリンク時間−周波数リソースを1個の移動局のみ使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一でありうる。ここで、上記電力調整値は−M(dB)で与えられ、ここで、Mは上記受信された移動局の個数でありうる。または、上記算出する段階で、上記電力調整値は、上記受信された移動局の個数及びMCSレベルを独立変数として含むジョイント関数(joint function)によって算出することができる。
本発明は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
同一時間に同一のリソースが割り当てられたユーザの個数に関する情報を受信する段階と、
前記受信したユーザの個数に基づいてアップリンク電力制御を行う段階と、
を含む、アップリンク送信電力制御方法。
(項目2)
マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
アップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数に関する情報を基地局から受信する段階と、
前記受信した移動局の個数に基づいて電力調整値を算出する段階と、
前記算出された電力調整値を基準送信電力に加えて前記アップリンク送信電力を決定する段階と、
を含み、
前記基準送信電力は、前記一つのアップリンク時間−周波数リソースを1個の移動局のみが使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一である、アップリンク送信電力制御方法。
(項目3)
前記算出する段階で、前記電力調整値は−M(dB)で与えられ、ここで、Mは、前記受信した移動局の個数である、項目2に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目4)
前記算出する段階で、前記電力調整値は、前記受信した移動局の個数及びMCS(modulation coding scheme)レベルを独立変数として含むジョイント関数(joint function)によって算出される、項目2に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目5)
前記基準送信電力は、以前フレームで転送された信号の送信電力と同一である、項目2に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目6)
マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数に関する情報を基地局から受信する段階と、
前記受信した移動局の個数及び基準送信電力を独立変数として含むジョイント関数によって前記アップリンク送信電力を決定する段階と、
を含み、
前記基準送信電力は、前記一つのアップリンク時間−周波数リソースを1個の移動局のみが使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一である、アップリンク送信電力制御方法。
(項目7)
マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数を決定する段階と、
前記決定された移動局の個数が含まれた一つ以上のパラメータに基づいて移動局の送信電力を決定する段階と、
前記決定された送信電力に関する情報を含む送信電力命令メッセージを生成し、該生成された送信電力命令メッセージを前記移動局に転送する段階と、を含む、アップリンク送信電力制御方法。
(項目8)
前記転送する段階は、周期的に行われる、項目7に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目9)
前記送信電力命令メッセージは、前記移動局に対する指定メッセージ(dedicated message)である、項目7に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目10)
前記移動局の個数が全周波数バンドにわたって同一の値を有するように決定された場合に、前記送信電力命令メッセージは、ブロードキャストメッセージ(broadcast
message)である、項目7に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目11)
前記移動局の個数を決定する段階で、時点T1における移動局の個数M1及び時点T2における移動局の個数M2が算出され、前記M1及び前記M2のうち、より最近に算出された移動局の個数が、前記一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数として決定される、項目7に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目12)
マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
基地局で、一つのアップリンク時間−周波数リソースを共有する移動局の個数を決定して移動局に転送する段階と、
前記移動局で、前記移動局の個数を受信し、該移動局の個数に基づいて電力調整値を決定する段階と、
前記決定された電力調整値を基準送信電力値に加えて前記アップリンク送信電力を決定する段階と、
を含む、アップリンク送信電力制御方法。
(項目13)
前記基準送信電力値は、既に転送されたフレームのうち、最後のフレームの送信電力である、項目12に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目14)
前記基準送信電力値は、前記一つのアップリンク時間−周波数リソースを1個の移動局のみが使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一である、項目12に記載のアップリンク送信電力制御方法。
(項目15)
前記電力調整値は、−M(dB)で与えられ、ここで、Mは、前記受信した移動局の個数である、項目14に記載のアップリンク送信電力制御方法。
本発明によれば、マルチセル環境の広帯域無線移動通信システムにおいて、同一の時間−周波数リソースを2以上の移動局が共に使用する場合にシステム内の干渉電力を減少させることができる。
アップリンク協力的MIMOの概念を示す図である。 ダウンリンク多重ユーザMIMOシステムの例を示す図である。 安定した電波状態における内部ループ(inner loop)電力制御による端末出力の変化を示す図である。 アップリンク/ダウンリンクDCHのフレーム構造とアップリンク内部ループ電力制御の動作を示す図である。 ダウンリンク内部ループ電力制御の動作を示す図である。 ダウンリンクDPDCHとDPCCHとの電力割合を示す図である。 外部ループ(outer loop)電力制御によるEb/No値の変化の例を示す図である。 内部ループ及び外部ループ電力制御機能の相関関係を示す図である。 外部ループ電力制御によるターゲットSIRの制御を示す図である。 HSDPA物理チャネルHS−DPSCHに対する電力割当の二つの方法を示す図である。 電力制御機能間の相関関係を示す図である。 電力制御機能の構成を示す図である。 本発明の一実施例によってシミュレーションした時に得られるIoTレベルを示す図である。 本発明の一実施例によってシミュレーションした時に得られるIoTレベルを示す図である。 本発明の一実施例による、送信電力制御信号の受信及びアップリンク転送との関係を示す図である。 本発明の一実施例による電力制御方法を示す図である。 本発明の一実施例による電力制御方法を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。添付の図面とともに以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのもので、本発明が実施されうる唯一の実施形態を表すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を助けるために具体的な詳細事項を含むが、当業者には、本発明がこのような具体的な詳細事項なしにも実施可能であるということが理解できる。例えば、以下の説明では一定用語を中心に説明するが、これら用語に限定されることはなく、任意の用語で指称される場合にも同一の意味を示すことができる。また、本明細書全体にわたって同一のまたは類似の構成要素については同一の図面符号を使用して説明する。
従来技術では、一つのリソースを一つのユーザ(single user)のみが使用するとして電力制御を行ってきた。したがって、一つのリソースを2以上のユーザが使用する多重ユーザ多重化方式(multi user multiplexing scheme)の場合には、干渉レベルが増加して通信性能が劣化する。特に、マルチセル環境では、隣接セルからの電波による干渉によって通信性能が低下することがある。同一のリソースを使用する移動局の数が増えると、その分、隣接セルに及ぶ干渉量も増加し、この場合、干渉による性能低下が大きくなることがある。したがって、多重ユーザ多重化方式を考慮した電力制御が必要である。以下、本文書では一つのユーザを一つの移動局と指称することができる。
すべてのCDMA方式は、周波数リソースを效率的に使用するために周波数再使用率(frequency reuse factor)1を使用するので、同一の周波数チャネルを多数の加入者と多数の基地局が同時に共使用することができる。また、OFDMAのような方式においても、協力的MIMOまたは多重ユーザMIMOのような方式を用いる場合には、同一の周波数チャネルを多数のユーザまたは多数の基地局が同時に共使用することができる。このため、同一周波数を使用する同時通話者及び基地局は、お互い干渉を引き起こすことになり、よって、システムの円滑な動作のためには上記干渉を適切に制御しなければならない。
通話者等に同一の品質を保障するという観点から、非同期無線移動通信方式ではBLER(Block Error Rate)、同期式ではFER(Frame Error Rate)が品質基準となる。
電力制御は、1)自己基地局通話容量の最大化、2)移動局バッテリー寿命の延長、3)隣接基地局通話容量の最大化、4)均一な通話品質維持、のために行われる。
電力制御は、開ループ(open loop)電力制御と閉ループ(close loop)電力制御とに大別される。
開ループ電力制御において、アップリンクで通話を試みる時に及び基地局の呼出に対する応答を転送する時に、移動局は、受信したダウンリンク信号から基地局と移動局との間の経路減殺を類推することができる。基地局は、このようにして類推された経路減殺、基地局における雑音レベル、基地局における干渉レベルなどに基づいてアップリンク送信出力を決定する。このような方法で移動局出力を可能な限り最小化することによって、アップリンク通話容量及び品質に及ぼす影響を最小化する。
すべての移動局に対して同一のMCSレベル及び同一の帯域幅(bandwidth)が使用されとする時、同期式及び非同期式の開ループ電力制御の両方とも、基地局に近接している移動局は、低い出力で信号を送信し、基地局から遠く離れている移動局は、高い出力で信号を送信する。
同期式CDMAにおける開ループ電力制御を数式にすると、下記の通りである。
− cdma mobile_tx_power = −RSSI + PowerOffset + NomPwr + IniPwr + Init_coorection
− RSSI: 移動局に受信されたすべての基地局からの受信強度
− PowerOffset: 周波数と拡散率(spreading rate)によるアップリンク/ダウンリンク経路減殺(path loss)補償値
− NomPwr、IniPwer: ランダムアクセス(random access)初期出力の重み値(weight)を決定する補償値
− Init_correction:移動局で測定されたEc/Io値によって移動局出力値を補償。
ここで、PowerOffsetは、周波数及び無線構成(Radio Configuration)によって定義される定数であり、Init_correctionは、移動局で測定されたEc/Io値によって出力を補償するパラメータである。NomPwer及びIniPwrは、運用者(operator)によって指定される任意の補償値(compensation value)パラメータである。
上記の数式からわかるように、同期式CDMAにおける開ループ電力制御は、単に基地局からの距離による受信電力の強度で決定する。しかし、実際には、移動局の受信電力は、通話量によって最大64dBまで増加する基地局の出力変動や、多数の基地局の信号が重なる地域で受信電力が増加する偏差など、様々な要素によって変わることがある。そして、このような受信電力の変化から、移動局は、基地局との距離が近づいたと誤判断し、開ループ電力制御を行うとい誤りを生じる。また、通話量増加や不特定の雑音によって基地局受信雑音レベルが増加する場合は、移動局の出力をその分増加させて送信しなければならないが、このような状態変化が移動局にはわからず、移動局は適切に出力を増加させることができない。これは、アクセスチャネルプローブ転送(channel probe transmission)回数を増加させる要因となりうる。すなわち、移動局における受信電力強度だけで基地局との距離を類推する方式は、多くの誤りを生じることになる。
このような誤りの防止の側面で、非同期方式では、より高精度の開ループ電力制御機能を行うために下記の二つの要素を反映する。
第一、基地局出力が通話量によって可変することを考慮して、通話量によらずに一定の出力を維持するCPICH(common pilot channel)出力レベルを全移動局にブロードキャスティングし、移動局では、全体受信電力ではなくCPICHのみの受信コード電力(RSCP: Received Signal Code Power)を測定することで、基地局から移動局までの正確な経路減殺を算出することが可能になる。CPICH出力レベルは、BCH(物理チャネル基準ではP−CCPCH)のSIB 5メッセージを通じて繰り返しブロードキャスティングされる。
第二、基地局は、基地局の受信雑音レベルを、BCH(P−CCPCH)SIB 7メッセージを通じて周期的にブロードキャスティングすることで、基地局受信雑音克服のために開ループ電力制御のレベルをどれくらい増加させて送信すべきかを、移動局に知らせる。
このような原理に基づいて決定されたWCDMA開ループ電力制御出力は、下記のように決定される。
− RACH initial power = Path_loss+BS_受信雑音 + RACH_Target_Echo
= PICH_Pwr RSCP + UL interference + Constatn_Value
− CPICH_Pwr: PSCが最も強く受信される基地局のダウンリンクCPICHの出力
− RSCP: Received Signal Code Power、移動局に受信されたCPICHチャネルの受信強度
− UL interference: 基地局受信端で測定された雑音レベル
− Targer_Echo: Random Access受信のためのEc/Io目標値、Constant Value
DPCCH Initial power = DPCCH_Power_Offset − CPICH_RSCP
DPCCH_Power_Offset = Req.Eb/No + Primary CPICH Tx Power + RTWP + 10log(R/W) + 10log((DPCCH/DPDCH)/(1+DPCCH/DPDCH)) + Tx Antenna gain - Rx Diversity gain
− DPCCH_Power_Offst値は、RRCConnectionSetup messageで転送
− DPDCH initial power = DPCCH power * (β_d/β_c)
閉ループ電力制御は、内部ループ(inner loop)電力制御と外部ループ(outer loop)電力制御とに分類される。
内部ループ電力制御は、アップリンクでの通話中に、移動局の出力を基地局が適切に受信可能な最小電力になるように調節することで、アップリンク通話容量を最大化し、他の基地局に及ぶ干渉影響を最小化することである。すなわち、基準(reference)Eb/NoまたはSIR値に比べて必要以上にチャネル状態が良好な移動局は、出力レベルを下げるようにし、基準値よりも現在のチャネル状態が良くない移動局は、移動局の最大出力許容値内で出力レベルを上げるようにする。また、電力制御は、移動局のバッテリー寿命を延ばす。内部ループ電力制御はNode−Bと移動局との間で迅速になされることから、速い電力制御(fast power control)と呼ぶ。ダウンリンクで通話中のDCH(dedicated channel)の出力を最適化することで、ダウンリンク容量を最大化し、他の基地局領域内の移動局に及ぶ干渉影響を最小化する。
アップリンク内部ループ電力制御において、アップリンクPDCCH(physical downlink control channel)パイロットシンボルのSINR値を測定した基地局で測定されたSINR(signal to interference/noise ratio)値が、目標SINR値よりも高いと、ダウンリンクDPCCH(dedicated physical control channel)のTPC(transmission power command)命令を用いて移動局出力を下げるように命令をし、逆に、目標SINR値よりも低いと、移動局出力を上げるように命令をする。ここで、移動局出力に対する制御は、アップリンクDPCCH電力に対する制御とさらに正確に表現することができ、DPCCHの電力は、指定された割合によってDPCCHに連動して調整される(図4参照)。
DPDCH(dedicated physical data channel)とDPCCHに対するレベル設定パラメータβ/β値は、基地局から指定されたり、移動局内部で計算によって設定されたりすることができる。
HSDPA(high speed downlink packet access)のアップリンクHS−DPCCHの電力も同様、DPCCHに対して指定された割合βhc値の割合で連動して調整される。
一つのDCHの10msecフレームは15個のスロットで構成されており、アップリンク電力制御はスロット単位でなされるので、アップリンク内部ループ電力制御は、1,500回/秒の頻度で行われる。これに対し、同期式における閉ループ電力制御の速度は、800回/秒になる。
図3は、安定した電波状態における内部ループ(inner loop)電力制御による端末出力の変化を示す図である。
アップリンク電力制御は、完璧に実時間で行われるとはいえず、やや時間遅延を有する閉ループ反応によって行われる。したがって、いくら安定した電波状態であると言っても、移動局の出力は完全に均一にはならず、図3に示すように、一定の周期と一定の変動幅を有する三角波形状の変動を示すことがある。このような変動幅は、閉ループ遅延に起因する一種のジッター(jitter)と見なされる。
ダウンリンク内部ループ電力制御において、ダウンリンクDCH信号を受信した移動局では、DPCCHパイロットシンボルのSINRを測定し、測定したSINR値が臨界値以下であれば、自分に割り当てられたダウンリンクDPDCH電力を上げるように命令し、逆に、臨界値以上であればDPDCH電力を下げるように命令する。
図4は、アップリンク/ダウンリンクDCHのフレーム構造とアップリンク内部ループ電力制御の動作を示す図である。
図5は、ダウンリンク内部ループ電力制御の動作を示す図である。
図6は、ダウンリンクDPDCH及びDPCCHの電力割合を示す図である。
アップリンク内部ループ電力制御は、アップリンクDPCCHのレベルを制御することに比べて、ダウンリンク内部ループ電力制御は、ダウンリンクDPDCHのレベルを制御する(図4、図5参照)。ダウンリンクDPCCHのTFCI(transport format combination information)、TPC、パイロットシンボルのDPDCHに対する電力の割合は、図6に示すように、PO1、PO2、PO3パラメータと定義され、運用者によって指定される。
HSDPAのHS−DSCHチャネルの場合、振幅(amplitude)にも転送情報が含まれる16QAM変調手法が用いられるサブフレーム区間では、転送情報の含まれた振幅の変化が発生しないように、いかなる電力制御も行われてはいけない。
ダウンリンク電力制御は、運用者によって毎スロット単位で行われたり(DPC_MODE=0)、3個のスロット単位で行われたり(DPC_MODE=1)するように指定することができる。ハンドオーバー状態にある移動局がDPC_MODE=1に指定されると、移動局は、アップリンクDPCCHのTPC命令を3つのスロット単位で同一の値として転送させることができる。
通話者が実質的に感じる通話品質の基準は、SINRではなくBLER(block error rate)またはFER(frame error rate)である。このように、SINRのみで内部ループ電力制御をすると、目標BLER値よりも低すぎるBLER特性を示し、余分の移動局の過多出力により他の通話者の通話品質及び通話容量を低下させたり、逆に、自分の通話品質維持にも問題が生じうる。このように、内部ループ電力制御のSINR基準値を特定の値に固定させずに、電波環境に応じて10msec単位で変化させ、実測されたBLER値を目標BLER値に維持させる過程を、外部ループ電力制御と言う。
外部ループ電力制御は、ダウンリンク及びアップリンクの両方に適用され、一般に、1秒に数回と、低い頻度で動作が行われる。
図7は、外部ループ(outer loop)電力制御によるEb/No値の変化の例を示す図である。
表1は、通話者の電波状態によってAMR(adaptive multi rate)音声サービスがBLER 1%品質を維持するために要求されるSINR値を表しており、図7は、ITU−R Pedestrian Aチャネルモデルにおいて、AMR音声サービスに対するBLERを1%と維持するために外部ループ電力制御機能によって目標Eb/No値が変化する例を示している。。表1に表すように、同一の通話品質を維持するために要求されるEb/No(または、SINR)値が、移動局が置かれている電波環境によって変わるため、E/N(または、SINR)値が電力制御の最終目標になり得ないということがわかる。
Figure 0005081981
図8は、アップリンク外部ループ電力制御の動作原理を説明するための図である。
図9は、外部ループ電力制御によるターゲットSIRの制御を示す図である。
SIR_Down_Step値とSIR_Up_Step値とを組み合わせると、図9のように目標BLER値を推定することができる。この時、ブロックエラー(block error)は、外部ループ電力制御のループ遅延値の分ずつ連続して発生する。
例えば、loop delay=0と仮定し(すなわち、イベントが発生すると、実時間的な制御が行われるとし)、SIR_Up_Stepが5dB、Targer_BLER=1%なら、99個の良好なフレーム(good frame)と1個の不良なフレーム(bad frame)が存在する。したがって、99個のフレーム区間で5dBの減少(down)がなされるので、Down_Stepは5dB/99となる。
外部ループ電力制御は、同期式、非同期式とも同一の原理及び動作手続きを有する。
表2及び表3は、アップリンク/ダウンリンクリンク内部ループ電力制御と外部ループ電力制御のために定義されるパラメータの種類と役割について説明している。すべての電力制御の窮極的な目的は、同一の品質のBLERの維持にあるから、各種電力制御によるBLER目標値の設定が電力制御動作の始まりとなる。これは、主に、1%または2%に設定される。
Figure 0005081981
Figure 0005081981
HSDPAの物理チャネルであるHS−PDSCHは、AMCが適用されるチャネルである。したがって、受信移動局の電波状態に応じてHS−PDSCHに用いられる変調手法や有效チャネルコーディング利得を調節して、現在の電波状態が許容する最大のデータ速度を達成するように制御する。すなわち、HS−PDSCHのレベルは均一に維持されても(電力制御が適用されなくても)、AMC機能によって受信機に到着するビットエネルギーは一定に維持されるから、AMC機能をダウンリンク電力制御機能に取って代わることができる。
HSDPA AMCは、30dBのダイナミックレンジを有する。したがって、30dBのチャネル電波状態の変化については一次的にAMCがリンク適応方式として用いられ、この範囲を超える場合には、二次的に電力制御が用いられる。すなわち、AMCに定義された最も高い変調等級とチャネルコーディングを用いた場合にも、チャネル状態が良さ過ぎると報告された場合は、過度な電力を使っている場合であり、よって、電力制御を通じて出力レベルを下げることになる。
図10は、HSDPA物理チャネルHS−DPSCHに対する電力割当の二つの方法を示す図である。
HS−PDSCHに対する電力割当は、標準規格では明確に定義されていないが、実際の具現では、図10に説明されたように、HS−DPSCH用として一定のRF電力を割り当てる方法、または、既存のWCHMA Release 99をサービスしてから残る基地局HPA電力をすべてHS−PDSCHに割り当てる方法があり得る。
HS−PDSCHの制御情報を転送する物理チャネルであるアップリンクのHS−DPCCHに対する電力制御は、アップリンクDPCCHに対する指定された割合で静的に設定される。
アップリンク/ダウンリンクリンクの各種物理チャネルのRF電力レベルは、システム運用者による静的なレベル設定、転送速度によるレベルの変化、動的な電力制御機能などによって変動する。
図11は、電力制御の具現原理を説明するための図である。
下記のような手順によって電力制御の具現原理が理解できる。
1段階)電力制御の目的は、同一のBLER(または、FER)を達成することにある。したがって、電力制御はターゲットBLERを基準に行わねばならない。
2段階)しかし、一つのブロック(フレーム)時間の10msec(同期式は、20msec)の間に電波の受信強度は多重反射波によって極激しく且つ極速く変化するから、ブロック(フレーム)単位の移動局出力制御は無意味になりうる。したがって、これを補完するためには、一つのブロック(フレーム)内においてもチャネル変化によって敏感に動作する速い電力制御が要求され、Node−Bでは、受信ターゲットBLERを反映する値の一つであるSINR(または、Eb/No)臨界値を、新しい電力制御の目標値に設定し、内部ループ電力制御を行うこととなる。
3段階)然るに、BLERとSINR臨界値とが常に一致するわけではない。すなわち、通話者の動きによってBLERとSINRとの相関関係が変化する。したがって、Node−Bにおける電力制御目標値であるSINR臨界値は、常に電力制御の最終目標であるターゲットBLERに連動して調節することができる。
言い換えると、3GPPW CDMAの電力制御は、次のように具現される。RNCでは、一定時間の間に受信品質を測定し、受信品質が目標値(目標BLER)に比べて低いと、Node−Bにおける目標SINR値を増加させ、受信品質が目標値に比べて高すぎると、適切に目標SINR値を減少させる。このように定められた目標SINR値を満たすために、Node−Bでは、高速の内部ループ電力制御が行われる。
図12は、電力制御種類間の相関関係及び位置を説明するための図である。基本的に、同期式、非同期式とも、動作間の相関関係と位置は同一である。ただし、無線データ転送が重要に認識されなかった同期式CDMAIS−95A,Bでは、ダウンリンク電力制御の位置及び構造がやや異なる。
以上の内容は、本発明による電力制御を理解するのに役立つ内容を述べたものであり、この技術分野で実際に具現されている同期式/非同期式システムを例にして説明した。しかし、本発明の特許請求の範囲によって請求されて後述する実施例でサポートされる本発明の内容は、上記のシステムに限定して適用されるものではないということが理解できる。
以上では電力制御の概念を具体的に説明するためにCDMAシステムを取り上げたが、上述の電力制御の概念は、OFDA/OFDMAシステムにも適用可能である。
OFDMは、シンボル間干渉效果を減殺させるために、周波数帯域を複数の直交服搬送波に分割してデータを転送する多重搬送波変調手法である。OFDMは、直列に入力されるデータシンボルをN個の並列データシンボルに変換し、それぞれ分離されたN個の服搬送波(subcarrier)に載せて送信する。服搬送波は、周波数次元で直交性を維持するようにする。それぞれの直交チャネルは、相互独立した周波数選択的フェーディング(frequency selective fading)を経験するようになり、転送されるシンボルの間隔が長くなり、シンボル間干渉が最小化することができる。直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access;以下、OFDMAという。)は、OFDMを変調方式とするシステムにおいて利用可能な服搬送波の一部を各ユーザに独立して提供して、多重接続を実現する多重接続方法のことを言う。OFDMAは、服搬送波という周波数リソースを各ユーザに提供し、それぞれの周波数リソースは複数のユーザに独立して提供され、互いに重ならないことが一般的である。結局、周波数リソースは、ユーザごとに相互排他的に割り当てられる。したがって、OFDMAでは、CDMAとは違い、全体周波数領域を複数のサブバンド(sub−band)に分けて処理することができる。
OFDMAシステムにおいても、基地局と端末間の距離による経路損失(path−loss)及び隣接セルからの干渉によるセル間干渉(inter−cell interference)を減らすための一つの方法として電力制御手法を用いる。電力制御手法を用いることで、無線通信システムのサービス品質(quality of service; QoS)をある程度維持しながら最も低い電力レベルでデータを転送するように送信電力を調節することができる。
以下に説明する実施例は、OFDMAシステムに適用することができる。しかし、マルチセル環境において、同一の周波数帯域は、同一時間に共に使用する移動局が複数個があるシステムにも本発明を適用することができる。
<実施例1> 開ループ電力制御
以下、本発明の一実施例によるアップリンク開ループ電力制御において、一つの時間−周波数領域リソースを、1個の移動局が使用する場合と2以上の移動局が同時に使用する場合における電力制御動作方法について説明する。
本実施例によって同一リソースを2以上の移動局が使用する場合に電力を制御する方法は、同時ユーザの数(M)の関数で表現される電力制御方法とする。この方法によると、基本的に、時間−周波数領域リソースを1個の移動局が使用する場合における電力制御方法で得られる干渉レベルをそのまま維持しながらも、性能低下を防止することができる。
例えば、一つのリソース領域(時間、周波数)で、1個の移動局における一つのアンテナから送信される信号が、基地局の複数のアンテナによって受信される第1方式と、2以上の移動局が同時に信号を転送する第2方式と、があり得る。以下、この明細書(specification)で、第1方式はSI_MO方式とすることができる。この場合、第2方式は、CSM(collaborative spatial multiplexing)またはVSM(virtual spatial multiplexing)方式とすることができる。第2方式では、第1方式に比べて、各基地局、またはセル/セクターで同一リソースを使って転送する移動局の個数が多くなる。このとき、第2方式における移動局当たり送信電力を、第1方式における移動局当たり送信電力と同一に設定する場合、他のセルまたはセクターに及ぶ干渉量は増加することになる。したがって、他のセルまたはセクターに及ぶ干渉量か増加することを防止するためには、同時に転送される移動局の個数を考慮する方式で送信電力を制御する必要がある。この方式による送信電力制御は、下記の数学式1で表現することができる。
(数1)
Tx_power_level(dBm)
= Tx_Power_SI_MO + f(M)[dBm per subcarrier]
数学式1で、dBm per subcarrierをdBm per Hzにすることもできる。この値が決定されると、移動局で転送される総電力を決定することができる。ここで、Tx_Power_SI_MOは、第1方式によって設定される各移動局当たり送信電力を表す。f(M)は、同一リソースを使って同時に転送する移動局の個数(M)に応じた送信電力の調整値(adjustment value)を表す。数学式1は、転送されるMCS(modulation and coding scheme)と関連することもできる。
仮に、数学式1がMCSレベルと関連していない場合は、f(M)は、数学式2または数学式3で表現することができる。
(数2)
F(M) = −(M)dB
(数3)
f(M) = −(M−1)dB
この実施例による方式によれば、2以上の移動局が同一リソースを同時に使って信号を転送する場合に、隣接した他のセルまたはセクターに及ぶ干渉量は、1個の移動局が信号を転送する場合に、隣接する他のセルまたはセクターに及ぶ干渉量と同一になりうる。
仮に、数学式1がMCSレベルと関連しているとすれば、数学式1は、数学式4のように修正することができる。
(数4)
Tx_power_level(dBm)
= Tx_Power_SI_MO + f(M,MCS)
ここで、f(M,MCS)は、同一リソースを使って同時に転送する移動局の個数(M)及びMCSレベルに応じた送信電力の調整値(adjustment value)を表す。
数学式2または数学式4を一般化すると、数学式5のようになる。
(数5)
Tx_power_level(dBm)
= f(Tx_Power_SI_MO, M, MCS)
図13A及び図13Bは、この実施例によってシミュレーションした時に得られるIoTレベルを示す。
図13A及び図13Bは、OFDMAシステムで、移動局が上述の方式1及び方式2によって信号を送信した時に、各セクターの各時間帯におけるIoTレベルのCDF(cumulative distribution function)を示す。ここで、IoTは、熱雑音(thermal noise)に対する干渉(Interference over thermal noise)を表すもので、IoT = (I+N)/Nである。ここで、Iは、移動局が他の基地局に及ぼす総干渉量、Nは、熱雑音(thermal noise)のパワーを表す。図13Aは、方式1によるシミュレーション結果であり、図13のBは、方式2によってシミュレーションした時の結果である。
上述したように、数学式1を用いて電力制御をすると、各リソース領域で1個の移動局が信号を転送した時の平均IoTレベル及びIoTの分布は、2以上の移動局が信号を転送した場合における平均IoTレベル及びIoTの分布と類似になり、よって、システムの性能を改善することができる。
この場合、図13A及び図13Bでは、IoT = (I+N)/Nを本実施例による性能評価の基準としたが、NI(=Interference + noise)、または単に干渉レベル(Interference level)を性能評価の基準にすることもできる。
<実施例2> 閉ループ電力制御1
本発明の他の実施例による閉ループ電力制御は、数学式6または数学式7で示すことができる。
(数6)
new = Plast + ΔTPC
(数7)
new = A + ΔTPC
数学式6で、Pnewは、新しいフレームにおける送信電力を表し、Plastは、以前フレームにおける送信電力を表し、ΔTPCは、これら両送信電力の差を表す。数学式7で、Aは、基準送信電力であって、1個の移動局に対する閉ループ電力制御の式と同一でありうる。ΔTPCは、基地局によって周期的にまたは非周期的に移動局に転送することができる。ΔTPCが周期的に転送される場合、変化周期は、サブフレーム、フレーム、無線フレーム単位とすることができるが、これに限定されるものではない。
図14は、送信電力制御信号の受信とアップリンク転送との関係を示す図である。
本実施例による閉ループ電力制御の場合、基地局は、一定の周期によってまたは非周期的に移動局にTPC(transmission power command)メッセージを転送することができる。この場合、図14に示すように、一つの時間−周波数領域のリソースを同時に使用する移動局の個数Mが、TPCメッセージを受信する周期よりも頻繁に変化することがある。例えば、図14で、TPCが3回転送される間に、Mは4回変化する。この場合、アップリンクを用いてデータを転送する移動局は、送信パワーを決定する時にM値を反映することができる。M値は、基地局が決定して移動局に転送することができる。
例えば、TPCメッセージは、特定時間−周波数領域のリソースを使用する1個の移動局に対する電力変更量を、dB単位で表したものとすることができる。または、TPCメッセージは、特定時間−周波数領域のリソースを使用する2個以上の移動局のそれぞれに対する電力変更量を、dB単位で表したものとすることもできる。したがって、例えば、図14の各TPC1401,1402,1403は、1個の移動局に対する電力変更量をdB単位で表したものである。各TPC1401,1402,1403はそれぞれ、そのTPCが転送される直前に決定された移動局の個数Mに基づいて決定される。例えば、TPC 1401、TPC 1402、TPC 1403はそれぞれ、M=2(1404)、M=4(1405)、M=3(1407)に基づいて決定される。
時間−周波数領域のリソースを使用する移動局の多重化率(multiplexing ratio)Mに基づいて送信パワーレベルを調節することができる。多重化率Mは、基地局から特定指示子/メッセージ(indicator/message)を受信することによってわかる。
図15A及び図15Bは、本発明の一実施例による電力制御方法を示す図である。
図15Aは、図14による電力制御方法を他の方式で示す図である。段階1501Aで、基地局は、同一リソースを同時に使用する移動局の個数M1を決定する。段階1502Aで、基地局は、決定された移動局の個数M1が含まれたパラメータに基づいてTPC1を決定する。ここで、このパラメータは、基地局における雑音及び干渉レベルを含むことができる。段階1503Aで、基地局は、決定されたTPC1を移動局に転送する。段階1504Aで、移動局は、受信したTPC1に応じて送信電力を調節する。
図15Bは、図15Aによる方法を変形したものであり、移動局が自分で電力調節量を計算して送信電力を調節することができる。段階1501B〜1504Bは、図15Aの段階1501A〜1504Aと同一である。段階1505Bで、基地局は、同一リソースを同時に使用する移動局の個数M2を再び計算する。段階1506Bで、基地局は移動局にM2を転送する。段階1507Bで、移動局は、受信したM2に基づいて送信電力を調節することができる。この時、数学式1乃至数学式7のうち一つ以上によって送信電力を調節することができる。
図示してはいないが、段階1503Bでは、TPC1の他に、M1に関する情報も一緒に転送することができる。これにより、段階1507Bでは、M2とM1との差値を用いて送信電力を調節することができる。
図15A及び図15Bではそれぞれ1個のMSにのみ制御信号を転送するとしたが、他のMSにも同一の信号を指定信号(dedicated signal)またはブロードキャスト信号として転送することができる。
本実施例において、特定時間−周波数リソースごとに多重化率Mが異なる場合には、上記のメッセージは、指定メッセージ(dedicated message)タイプとすることができる。例えば、全体周波数帯域がN個のサブバンドに分けられるとする。この場合、サブバンド#0で多重化される移動局の個数をM1個とし、サブバンド#N−1で多重化される移動局の個数をM2個とすれば、このM1個の移動局には指定メッセージ#0を転送し、M2個の移動局には指定メッセージ#N−1を転送することができる。
これと違い、特定時間で或いは時区間で全周波数にわたって単一多重化率Mが使用されるとすれば、上記のメッセージはブロードキャストメッセージタイプとすることができる。例えば、全体周波数帯域がN個のサブバンドに分けられるとする。この場合、各サブバンドごとに多重化される移動局の個数がいずれもM個であるとすれば、すべての移動局に同一のメッセージを転送すれば足りる。したがって、ブロードキャストメッセージタイプとして転送することができる。この場合、制御オーバーヘッド(control overhead)の量が減少する。
移動局がこのような指定メッセージまたはブロードキャストメッセージを基地局から受信すると、上記の数学式1乃至数学式7のように、多重化率の考慮された結果値を、単一ユーザのための電力制御数学式に反映することができる。
表4及び表5には、上記の指定メッセージのタイプの例を表す。
Figure 0005081981
Figure 0005081981
表4は、数学式1のf(M)がf(M) = −(M)dBの場合を表し、表5は、数学式2のf(M)がf(M) = −(M)dBと異なる数式で表現される場合を表す。表4及び表5で、第1行(column)は、指定メッセージに含まれるフィールドを表す。第2行は、各フィールドを構成するビットの個数を表す。表4によるメッセージタイプは、常にf(M) = −(M)dBと仮定する。表5によるメッセージタイプでは、f(M) = −(M)dBが適用されず、電力調節値f(M)が、Mに対する様々な関数のいずれか一つで表現される。表4及び表5は、指定メッセージタイプを表したものであるから、ユーザIDを表すUser IDフィールドが必要である。また、多重化率Mそのものが転送されたり、以前フレームの多重化率と現在フレームの多重化率との差値が転送されたりすることができる。表3は、常にf(M) = −(M)dBと仮定する。しかし、電力調節値が、Mに対する複数の関数のいずれか一つで表現される場合には、表5のように、どの関数が使われるのかを表すフィールドを含むことができる。また、転送されたMの値が適用される時区間を表すために、時間領域における開始時刻及び終了時刻を表すフィールドを含むことができる。
表6及び表7には、上述のブロードキャストメッセージの例を表す。
Figure 0005081981
Figure 0005081981
表6及び表7は、ブロードキャストメッセージの例を表したものであるから、ユーザIDを表すフィールドは含まなくても良い。表4は、常にf(M) = −(M)dBと仮定する。しかし、電力調節値がMに対する複数の関数のいずれか一つで表現される場合には、表7のように、どの関数が使われるのかを表すフィールドを含むことができる。
表4乃至表7で、各フィールドを表すビットの数は、2ビットまたは3ビットとしたが、ビットの数がこれに限定されることはない。
<実施例3>
本発明の他の実施例による電力制御は、数学式8乃至数学式11のように示すことができる。
(数8)
CLPCnew(dBm)
= CLPClast(dBm) + g(M)(dB)
(数9)
CLPCnew(dBm)
= CLPClast(dBm) + g(ΔM)(dB)
(数10)
CLPCnew(dBm)
= CLPCreference(dBm) + h(M)(dB)
(数11)
CLPCnew(dBm)
= CLPCreference(dBm) + h(ΔM)(dB)
数学式8で、CLPCnewは、現在フレームの送信電力を表し、CLPClastは、直前のフレームの送信電力を表し、g(M)は、これら両送信電力の差値を表す。上述の数学式6に関する実施例では、両信号の送信電力の差値であるΔTPC自体が転送されるが、数学式8に関する実施例では、多重化率値であるMが転送されると、M値を用いて両信号の送信電力の差値であるg(M)が算出される。一方、数学式9のように、MではなくΔMが転送されることもできる。ΔMは、以前フレームにおける多重化率と現在フレームにおける多重化率との差値である。
数学式10で、CLPCreferenceは、基準送信電力(reference transmission power)を表すもので、1個の移動局に対する閉ループ電力制御の数式におけるそれと同一の値である。H(M)は、多重化率Mによって算出される値である。上述の数学式7に関する実施例では、現在フレームの送信電力と基準送信電力との差値であるΔTPCそのものが転送されるが、数学式10に関する実施例では、多重化率値であるMが転送されると、M値を用いてΔTPCに対応する値であるg(M)を算出する。一方、数学式11のように、MではなくΔMを転送することもできる。ΔMは、以前の多重化率と現在の多重化率との差値である。
MまたはΔMは、基地局によって周期的にまたは非周期的に移動局に転送されることができる。MまたはΔMが周期的に転送される場合、変化周期は、サブフレーム、フレーム、ラジオフレーム単位とすることができるが、これに限定されることはない。
数学式8乃至数学式11に係る実施例にも、図14を適用することができる。ただし、図14で、TCPが転送されず、M値そのものが転送されるという点が異なる。
本発明は、マルチキャリアを使用する無線移動通信システムで用いることができる。特にOFDMA(orthogonal frequency divisionmultiplexing access)方式、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式、SC−FDMA(single carrier−frequency division multiplexing)方式などにおいても使用可能である。また、マルチキャリアを使用する周波数分割多重化(FDM)システムでも使用可能である。
以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素及び特徴が所定の形態で結合されたものである。各構成要素または特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素または特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施されることもできる。また、一部の構成要素及び/または特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部構成や特徴は、他の実施例に含まれることもでき、他の実施例の対応する構成または特徴に取って代わることもできる。特許請求の範囲で明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項として含ませたりすることができるということは明らかである。
本発明に係る実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などによって具現することができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、一つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例を、以上で説明された機能または動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードはメモリユニットに記憶してプロセッサによって駆動されることができる。このメモリユニットはプロセッサの内部または外部に設けられ、公知の様々な手段によってプロセッサとデータを交換することができる。
本発明の精神及び必須特徴を逸脱しない範囲内で、本発明を様々な特定の形態に具体化できるということは当業者には自明である。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの側面においても制限的に解釈されてはいけず、例示的なものとして考慮しなければならない。したがって、本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって定めるべきであり、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。
本発明は、マルチセル環境の広帯域無線移動通信システムに適用されることができる。

Claims (15)

  1. マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいて移動局(MS)におけるアップリンク送信電力を制御する方法であって、
    前記方法は、
    所与の時間及び周波数を有する特定のリソース領域が割り当てられた移動局の個数に関する情報を基地局から受信する段階と、
    前記受信した移動局の個数に基づいて、前記特定のリソース領域のアップリンク送信電力を決定する段階と、
    を含む方法。
  2. マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
    前記方法は、
    アップリンク時間−周波数リソース領域を共有する移動局の個数に関する情報を基地局から受信する段階と、
    前記受信した移動局の個数に基づいて電力調整値を算出する段階と、
    前記算出された電力調整値を基準送信電力に加えて前記アップリンク送信電力を決定する段階と、
    を含み、
    前記基準送信電力は、前記アップリンク時間−周波数リソース領域を1個の移動局のみが使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一である方法。
  3. 前記算出する段階で、前記電力調整値は−M(dB)で与えられ、ここで、Mは、前記受信した移動局の個数である、請求項2に記載方法。
  4. 前記算出する段階で、前記電力調整値は、前記受信した移動局の個数及びMCS(modulation coding scheme)レベルを独立変数として含むジョイント関数(joint function)によって算出される、請求項2に記載方法。
  5. 前記基準送信電力は、以前フレームで転送された信号の送信電力と同一である、請求項2に記載方法。
  6. マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
    前記方法は、
    ップリンク時間−周波数リソース領域を共有する移動局の個数に関する情報を基地局から受信する段階と、
    前記受信した移動局の個数及び基準送信電力を独立変数として含むジョイント関数によって前記アップリンク送信電力を決定する段階と、
    を含み、
    前記基準送信電力は、前記アップリンク時間−周波数リソース領域を1個の移動局のみが使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一である方法。
  7. マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
    前記方法は、
    ップリンク時間−周波数リソース領域を共有する移動局の個数を決定する段階と、
    前記決定された移動局の個数が含まれた一つ以上のパラメータに基づいて移動局の送信電力を決定する段階と、
    前記決定された送信電力に関する情報を含む送信電力命令メッセージを生成し、該生成された送信電力命令メッセージを前記移動局に転送する段階と、
    を含む方法。
  8. 前記転送する段階は、周期的に行われる、請求項7に記載方法。
  9. 前記送信電力命令メッセージは、前記移動局に対する指定メッセージ(dedicated message)である、請求項7に記載方法。
  10. 前記移動局の個数を決定する段階で、時点T1における移動局の個数M1及び時点T2における移動局の個数M2が算出され、前記M1及び前記M2のうち、より最近に算出された移動局の個数が、前記アップリンク時間−周波数リソース領域を共有する移動局の個数として決定される、請求項7に記載方法。
  11. マルチセル環境で周波数分割多重化方式を用いる無線移動通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
    前記方法は、
    基地局でアップリンク時間−周波数リソース領域を共有する移動局の個数を決定して前記決定された移動局の個数を移動局に転送する段階と、
    前記移動局で、前記移動局の個数を受信し、該受信した移動局の個数に基づいて電力調整値を決定する段階と、
    前記決定された電力調整値を基準送信電力値に加えて前記アップリンク送信電力を決定する段階と、
    を含む方法。
  12. 前記基準送信電力値は、既に転送されたフレームのうち、最後のフレームの送信電力である、請求項11に記載方法。
  13. 前記基準送信電力値は、前記アップリンク時間−周波数リソース領域を1個の移動局のみが使用する場合における該1個の移動局の送信電力と同一である、請求項11に記載方法。
  14. 前記電力調整値は、M(dB)で与えられ、ここで、Mは、前記受信した移動局の個数である、請求項13に記載方法。
  15. 前記決定されたアップリンク送信電力を用いて、前記特定のリソース領域を介して前記基地局にアップリンク信号を送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
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