JP5079858B2 - Led駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)を駆動するLED駆動回路に関する。
LEDは低消費電流で長寿命などの特徴を有し、表示装置だけでなく照明器具等にもその用途が広がりつつある。なお、LED照明器具では、所望の照度を得るために、複数個のLEDを使用する場合が多い。
また、LEDは定格電流値を越える電流を流すと寿命が短くなるため、LEDを定電流で駆動するか、電流制限をかけてLEDに一定以上の電流が流れないようにしなければならない。
一般的な照明器具は商用AC100V電源を使用することが多く、白熱球などに代えてLED照明器具を使用する場合などを考慮すると、LED照明器具も一般的な照明器具と同様に商用AC100V電源を使用する構成であることが望ましい。
ここで、LED照明器具に用いることができる従来のLED駆動回路の一構成例(特許文献1参照)を図20に示す。図20に示す従来のLED駆動回路は、LEDを定電流で駆動するLED駆動回路であって、ブリッジダイオード2と、抵抗R20_2と、定電流回路A20とによって構成されている。定電流回路A20は、NPNトランジスタQ20と、抵抗R20_1と、ツェナーダイオードZD20からなる。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の出力側には、複数のLEDの直列接続体であるLEDモジュール3、NPNトランジスタQ20、及び抵抗R20_1が、ブリッジダイオード2の正極側出力端からLEDモジュール3、NPNトランジスタQ20、抵抗R20_1の順に直列接続されている。ブリッジダイオード2とLEDモジュール3との接続点に抵抗R20_2の一端が接続され、NPNトランジスタQ20のベースに抵抗R20_2の他端及びツェナーダイオードZD20のカソードが接続され、抵抗R20_1とブリッジダイオード2との接続点にツェナーダイオードZD20のアノードが接続される。
このような構成によると、商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られる。定電流回路A20では、NPNトランジスタQ20のベース電位はツェナーダイオードZD20のツェナー電圧Vでクランプされ一定であるので、NPNトランジスタQ20のベース−エミッタ間電圧をVBEQ20とすると、抵抗R20_1の両端電圧は(V−VBEQ20)となり、抵抗R20_1の抵抗値をR20_1とすると、抵抗R20_1に流れる電流は(V−VBEQ20)/R20_1で一定となる。すなわち、LEDモジュール3に流れる電流は(V−VBEQ20)/R20_1で一定となる。
特開2000−260578号公報(第1図) 特開2007−258227号公報 特開平11−307815号公報
一般的に、ツェナーダイオードの電圧の温度特性は正(温度が高くなると電圧が上がる)であり、トランジスタのベース-エミッタ間電圧の温度特性は負(温度が高くなると電圧が下がる)であり、抵抗の温度特性は正(温度が高くなると抵抗値が上がる)であるので、定電流回路A1の温度特性は正(温度が高くなると定電流値が上がる)となってしまう。したがって、図20に示す従来のLED駆動回路では、温度が上昇するとLEDに一定以上の電流が流れるおそれがある。
そして、図20に示す従来のLED駆動回路では、LEDモジュール3やLED駆動回路が高温になってしまっても、過熱保護を行うための部品や回路が設けられていないため、周囲温度が異常に高温になったりLEDモジュール3のアノード端子−カソード端子間のショートなどが生じたりする場合、最悪LEDモジュール3やLED駆動回路の破壊に至ってしまうおそれがある。また、負荷が白熱電球の場合は最終的にフィラメントが切れてオープンモードとなるが、LEDモジュール3及びLED駆動回路を構成する部品は半導体であるためショートモードとなってしまうことが考えられる。LEDモジュール3又はLED駆動回路を構成する部品がショートするような最悪の場合でも発煙、発火ということがないようにしなければならない。
尚、一般的な保護素子や温度検出素子としてポジスタなど各種素子があるが、いずれの素子も定格電圧や定格電力が低く、直流の定電圧を生成せずに商用電源を直接LED駆動回路に接続して脈流電流でLEDを駆動させる場合、その使用に制限がある。
本発明は、上記の状況に鑑み、脈流電流でLEDを駆動させ、過熱保護機能を有するLED駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係るLED駆動回路は、LEDを駆動するLED駆動回路であって、交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、定電流回路と、前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続される構成とする。さらに、前記過熱保護部が、前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び第1の定電流源と、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される第2の定電流源とを備え、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記第2の定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であるようにする。或いは、前記過熱保護部が、前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び抵抗素子と、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源とを備え、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であるようにする。或いは、前記過熱保護部が、前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び第1の抵抗素子と、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される第2の抵抗素子とを備え、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記正の温度特性を持った抵抗及び前記第2の抵抗素子を流れる電流の値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であるようにする。
また、上記目的を達成するために本発明に係るLED駆動回路は、LEDを駆動するLED駆動回路であって、交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、定電流回路と、前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続される構成とする。さらに、前記過熱保護部が、NPNトランジスタと、前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる負の温度特性を持った抵抗とを備え、前記NPNトランジスタのエミッタ及びコレクタが、前記定電流回路から出力される定電流が流れる経路に接続されているようにする。
また、上記目的を達成するために本発明に係るLED駆動回路は、LEDを駆動するLED駆動回路であって、交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、定電流回路と、前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続される構成とする。さらに、前記定電流回路のオン/オフを切り替えるスイッチ回路を備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路と前記スイッチ回路とが直列接続され、前記過熱保護部が前記スイッチ回路を制御するようにする。この場合、例えば、前記過熱保護部が、前記スイッチ回路の制御端子にバイアス電流を供給するバイポーラトランジスタと、前記バイポーラトランジスタのベースに一端が接続される負の温度特性を持った抵抗とを備え、前記負の温度特性を持った抵抗の抵抗値に応じて前記バイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧が可変するようにしてもよく、或いは、前記過熱保護部が、前記スイッチ回路の制御端子に供給されるバイアス電流を引き抜くNPNトランジスタと、前記NPNトランジスタのベースに一端が接続される正の温度特性を持った抵抗とを備え、前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値に応じて前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧が可変するようにしてもよい。さらに、前記過熱保護部が前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源を備え、前記バイポーラトランジスタ又は前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であるようにしてもよく、或いは、前記過熱保護部が前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される抵抗素子を備え、前記バイポーラトランジスタ又は前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗及び前記抵抗素子を流れる電流の値と前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であるようにしてもよい。
また、上記目的を達成するために本発明に係るLED駆動回路は、LEDを駆動するLED駆動回路であって、交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、定電流回路と、前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続される構成とする。さらに、前記過熱保護部が、前記定電流回路に供給されるバイアス電流を引き抜くNPNトランジスタと、前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる正の温度特性を持った抵抗とを備えるようにする。さらに、例えば、前記過熱保護部が前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源を備え、前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であるようにしてもよく、或いは、前記過熱保護部が前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される抵抗素子を備え、前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記正の温度特性を持った抵抗及び前記抵抗素子を流れる電流の値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であるようにしてもよい。これらの場合、前記過熱保護部が、前記正の温度特性を持った抵抗とは別の抵抗である正の温度特性を持った別抵抗を備え、前記正の温度特性を持った別抵抗が、前記定電流回路にバイアス電流を供給する経路に設けられているようにしてもよい。
また、前記定電流回路が、例えば、第1の抵抗と、ツェナーダイオードと、前記第1の抵抗の一端がエミッタに接続され、前記ツェナーダイオードの一端がベースに接続される第1のバイポーラトランジスタとを備えるようにしてもよく、或いは、第1のバイポーラトランジスタと、第2のバイポーラトランジスタと、前記第2のバイポーラトランジスタのベースに一端が接続される第1の抵抗と、前記第1のバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる第2の抵抗とを備え、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のバイポーラトランジスタのベースとが互いに接続され、前記第1のバイポーラトランジスタのベースと前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタとが互いに接続されるようにしてもよい。
また、前記スイッチ回路が、例えば、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備えるようにしてもよい。
また、前記定電流回路のオン/オフを切り替えるスイッチ回路を備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路と前記スイッチ回路とが直列接続され、前記過熱保護部が前記スイッチ回路を制御するように、前記スイッチ回路が、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備えるようにした場合、前記過熱保護部が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートにバイアス電流を供給する経路に設けられる正の温度特性を持った抵抗と、前記サイリスタ又はトライアックのゲートと前記整流回路の負極側出力端との間に設けられる抵抗素子とを備えるようにしてもよい。さらに、前記過熱保護部が、前記抵抗素子に並列接続される容量を備えるようにしてもよい。
また、前記定電流回路のオン/オフを切り替えるスイッチ回路を備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路と前記スイッチ回路とが直列接続され、前記過熱保護部が前記スイッチ回路を制御するように、前記スイッチ回路が、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備えるようにした場合、前記過熱保護部が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートに一端が接続される正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗の他端と前記整流回路の負極側出力端との間に設けられる抵抗素子とを備えるようにしてもよい。さらに、前記過熱保護部が、前記正の温度特性を持った抵抗とは別の抵抗である正の温度特性を持った別抵抗を備え、前記正の温度特性を持った別抵抗が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートにバイアス電流を供給する経路に設けられているようにしてもよい。
また、前記過熱保護部が、前記定電流回路が所定温度以上になったときに前記定電流回路の出力を制限するようにしてもよい。
また、前記過熱保護部が、前記LEDを内蔵したLEDモジュールが所定温度以上になったときに前記定電流回路の出力を制限するようにしてもよい。
本発明に係るLED駆動回路によると、LEDを駆動するLED駆動回路であって、交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、定電流回路と、前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続されるので、脈流電流でLEDを駆動させ、過熱保護機能を発揮することができる。
は、本発明の第1実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第2実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第3実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第4実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第5実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第6実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路の一構成例を示す図である。 は、本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路の他の構成例を示す図である。 は、本発明の第8実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第9実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、定電流回路の構成例を示す図である。 は、定電流回路の構成例を示す図である。 は、定電流回路の構成例を示す図である。 は、定電流回路の構成例を示す図である。 は、スイッチ回路の構成例を示す図である。 は、スイッチ回路の構成例を示す図である。 は、本発明の第10実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第11実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第12実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第13実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、従来のLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第14実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第15実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。 は、本発明の第16実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す図である。
本発明に係るLED駆動回路の実施形態について図面を参照して以下に説明する。本発明に係るLED駆動回路は、例えば照明機器や電光表示機器に使用される。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るLED駆動回路の構成を図1に示す。図1に示す本発明の第1実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A1及びB1と、PNPトランジスタQ1と、抵抗R1と、NTCサーミスタなどの負の温度特性を持つ抵抗(以下、負温度特性抵抗という)RN1とによって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A1の定電流端子T1に接続され、定電流回路A1の定電流端子T2がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、PNPトランジスタQ1のエミッタがLEDモジュール3のカソードに接続され、PNPトランジスタQ1のコレクタが抵抗R1を介して定電流回路A1のバイアス電流端子T3に接続される。さらに、負温度特性抵抗RN1がPNPトランジスタQ1のベース−エミッタ間に設けられ、定電流回路B1がPNPトランジスタQ1のベースとブリッジダイオード2の他方の出力端との間に設けられる。
PNPトランジスタQ1は、定電流回路B1によって駆動され、定電流回路A1のバイアス電流端子T3にバイアス電流を供給する。図1に示す本発明の第1実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給してLEDモジュール3を駆動する定電流回路A1の出力制限を、PNPトランジスタQ1が抵抗R1を介して定電流回路A1のバイアス電流端子T3に供給するバイアス電流を制限することによって行っている。このため、PNPトランジスタQ1の負担が軽くなり、PNPトランジスタQ1に比較的小さなトランジスタを用いて定電流回路A1の出力制限を行うことができる。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A1で設定された値(定電流回路A1の定電流値)となる。
ここで、図1に示す本発明の第1実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、負温度特性抵抗RN1の抵抗値が減少するので、PNPトランジスタQ1のベース−エミッタ間電圧が減少し、定電流回路A1のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流も減少するので、定電流回路A1の定電流値も制限される。そして、図1に示す本発明の第1実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、PNPトランジスタQ1はオフ状態になり、定電流回路A1のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A1はオフ状態になる。
負温度特性抵抗RN1は、PNPトランジスタQ1のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、定電流回路B1は、PNPトランジスタQ1にベース電流を供給する回路であり、定電流回路B1の定電流値は定電流回路A1のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流の1/hFE(ただし、hFEはPNPトランジスタQ1のhパラメータ)であるので、その定電流値を適切な値に設定すれば、過熱保護動作によりPNPトランジスタQ1がオフ状態になることを考慮しても定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るLED駆動回路の構成を図2に示す。図2に示す本発明の第2実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A2及びB2と、PNPトランジスタQ2と、抵抗R2と、負温度特性抵抗RN2とによって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードがPNPトランジスタQ2のエミッタに接続され、PNPトランジスタQ2のコレクタが定電流回路A2の定電流端子T1に接続され、定電流回路A2の定電流端子T2がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、PNPトランジスタQ2のコレクタが抵抗R2を介して定電流回路A2のバイアス電流端子T3に接続される。さらに、負温度特性抵抗RN2がPNPトランジスタQ2のベース−エミッタ間に設けられ、定電流回路B2がPNPトランジスタQ2のベースとブリッジダイオード2の他方の出力端との間に設けられる。
PNPトランジスタQ2は、定電流回路B2によって駆動される。商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A2で設定された値(定電流回路A2の定電流値)となる。
ここで、図2に示す本発明の第2実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、負温度特性抵抗RN2の抵抗値が減少するので、PNPトランジスタQ2のベース−エミッタ間電圧が減少し、定電流回路A2の定電流値も制限される。そして、図2に示す本発明の第2実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、PNPトランジスタQ2はオフ状態になり、定電流回路A2はオフ状態になる。
負温度特性抵抗RN2は、PNPトランジスタQ2のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、定電流回路B2は、PNPトランジスタQ2にベース電流を供給する回路であり、定電流回路B2の定電流値は定電流回路A2の出力電流の1/hFE(ただし、hFEはPNPトランジスタQ2のhパラメータ)であるので、その定電流値を適切な値に設定すれば、過熱保護動作によりPNPトランジスタQ2がオフ状態になることを考慮しても定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係るLED駆動回路の構成を図3に示す。図3に示す本発明の第3実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A3と、PNPトランジスタQ3と、抵抗R3_1及び3_2と、負温度特性抵抗RN3とによって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A3の定電流端子T1に接続され、定電流回路A3の定電流端子T2がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、PNPトランジスタQ3のエミッタがLEDモジュール3のカソードに接続され、PNPトランジスタQ3のコレクタが抵抗R3_1を介して定電流回路A3のバイアス電流端子T3に接続される。さらに、負温度特性抵抗RN3がPNPトランジスタQ3のベース−エミッタ間に設けられ、抵抗3_2がPNPトランジスタQ3のベースとブリッジダイオード2の他方の出力端との間に設けられる。
PNPトランジスタQ3は、負温度特性抵抗RN3と抵抗R3_2とによって駆動され、定電流回路A3のバイアス電流端子T3にバイアス電流を供給する。図3に示す本発明の第3実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給してLEDモジュール3を駆動する定電流回路A3の出力制限を、PNPトランジスタQ3が抵抗R3_1を介して定電流回路A3のバイアス電流端子T3に供給するバイアス電流を制限することによって行っている。このため、PNPトランジスタQ3の負担が軽くなり、PNPトランジスタQ3に比較的小さなトランジスタを用いて定電流回路A3の出力制限を行うことができる。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A3で設定された値(定電流回路A3の定電流値)となる。
ここで、図3に示す本発明の第3実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、負温度特性抵抗RN3の抵抗値が減少するので、PNPトランジスタQ3のベース−エミッタ間電圧が減少し、定電流回路A3のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流も減少するので、定電流回路A3の定電流値も制限される。そして、図3に示す本発明の第3実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、PNPトランジスタQ3はオフ状態になり、定電流回路A3のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A3はオフ状態になる。
負温度特性抵抗RN3は、PNPトランジスタQ3のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、抵抗3_2は、PNPトランジスタQ3にベース電流を供給しており、抵抗3_2を流れる電流は定電流回路A3のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流の1/hFE(ただし、hFEはPNPトランジスタQ3のhパラメータ)であるので、抵抗3_2を流れる電流を適切な値に設定すれば、過熱保護動作によりPNPトランジスタQ3がオフ状態になることを考慮しても定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
尚、図1に示す構成から図3に示す構成への変形と同様の変形を図2に示す構成に対して行うこと、すなわち、定電流回路B2の代わりに適切な抵抗値の抵抗を設けることも可能である。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係るLED駆動回路の構成を図4に示す。図4に示す本発明の第4実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A4と、NPNトランジスタQ4と、抵抗R4_1及び4_2と、負温度特性抵抗RN4とによって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A4の定電流端子T1に接続され、定電流回路A4の定電流端子T2がNPNトランジスタQ4のコレクタに接続され、NPNトランジスタQ4のエミッタがブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、LEDモジュール3のカソードが抵抗R4_1を介して定電流回路A4のバイアス電流端子T3に接続される。さらに、抵抗4_2がLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ4のベースとの間に設けられ、負温度特性抵抗RN4がNPNトランジスタQ4のベース−エミッタ間に設けられる。
NPNトランジスタQ4は、抵抗R4_2と負温度特性抵抗RN4とによって駆動される。商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A4で設定された値(定電流回路A4の定電流値)となる。
ここで、図4に示す本発明の第4実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、負温度特性抵抗RN4の抵抗値が減少するので、NPNトランジスタQ4のベース−エミッタ間電圧が減少し、定電流回路A4の定電流値も制限される。そして、図4に示す本発明の第4実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ4はオフ状態になり、定電流回路A4はオフ状態になる。
負温度特性抵抗RN4は、NPNトランジスタQ4のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、抵抗4_2は、NPNトランジスタQ4にベース電流を供給しており、抵抗4_2を流れる電流は定電流回路A4の出力電流の1/hFE(ただし、hFEはNPNトランジスタQ4のhパラメータ)であるので、抵抗4_2を流れる電流を適切な値に設定すれば、過熱保護動作によりNPNトランジスタQ4がオフ状態になることを考慮しても定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態に係るLED駆動回路の構成を図5に示す。図5に示す本発明の第5実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A5及びB5と、スイッチ回路C5と、抵抗R5_1及びR5_2と、NPNトランジスタQ5と、負温度特性抵抗RN5とによって構成されている。尚、スイッチ回路C5は、制御端子T6に供給されるバイアス電流が所定値以上であれば、接点端子T4−接点端子T5間が導通状態になり、制御端子T6に供給されるバイアス電流が所定値未満であれば、接点端子T4−接点端子T5間が非導通状態になる回路である。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A5の定電流端子T1に接続され、定電流回路A5の定電流端子T2がスイッチ回路C5の接点端子T4に接続され、スイッチ回路C5の接点端子T5がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R5_1の一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R5_1の他端が定電流回路A5のバイアス電流端子T3及び抵抗R5_2の一端に接続され、抵抗R5_2の他端がNPNトランジスタQ5のコレクタに接続され、NPNトランジスタQ5のエミッタがスイッチ回路C5の制御端子T6に接続される。さらに、定電流回路B5がLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ5のベースとの間に設けられ、負温度特性抵抗RN5がNPNトランジスタQ5のベースとブリッジダイオード2の他方の出力端との間に設けられる。
NPNトランジスタQ5は、定電流回路B5によって駆動され、スイッチ回路C5の制御端子T6にバイアス電流を供給する。図5に示す本発明の第5実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給してLEDモジュール3を駆動する定電流回路A5の出力制限を、スイッチ回路C5のバイアス電流を制限することによって行っている。このため、NPNトランジスタQ5の負担が軽くなり、NPNトランジスタQ5に比較的小さなトランジスタを用いて定電流回路A5の出力制限を行うことができる。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A5で設定された値(定電流回路A5の定電流値)となる。
ここで、図5に示す本発明の第5実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、負温度特性抵抗RN5の抵抗値が減少するので、NPNトランジスタQ5のベース−エミッタ間電圧が減少し、スイッチ回路C5の制御端子T6に供給されるバイアス電流も減少するので、定電流回路A5の定電流値も制限される。そして、図5に示す本発明の第5実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ5はオフ状態になり、スイッチ回路C5の制御端子T6にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A5はオフ状態になる。
負温度特性抵抗RN5は、NPNトランジスタQ5のベースに接続されているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、定電流回路B5は、NPNトランジスタQ5にベース電流を供給する回路であり、定電流回路B5の定電流値はスイッチ回路C5の制御端子T6に供給されるバイアス電流の1/hFE(ただし、hFEはNPNトランジスタQ5のhパラメータ)であるので、その定電流値を適切な値に設定すれば、過熱保護動作によりNPNトランジスタQ5がオフ状態になることを考慮しても定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第6実施形態>
本発明の第6実施形態に係るLED駆動回路の構成を図6に示す。図6に示す本発明の第6実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A6及びB6と、スイッチ回路C6と、抵抗R6_1及びR6_2と、NPNトランジスタQ6と、PTCサーミスタなどの正の温度特性を持つ抵抗(以下、正温度特性抵抗という)RP6とによって構成されている。尚、スイッチ回路C6は、制御端子T6に供給されるバイアス電流が所定値以上であれば、接点端子T4−接点端子T5間が導通状態になり、制御端子T6に供給されるバイアス電流が所定値未満であれば、接点端子T4−接点端子T5間が非導通状態になる回路である。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A6の定電流端子T1に接続され、定電流回路A6の定電流端子T2がスイッチ回路C6の接点端子T4に接続され、スイッチ回路C6の接点端子T5がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R6_1の一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R6_1の他端が定電流回路A6のバイアス電流端子T3及び抵抗R6_2の一端に接続され、抵抗R6_2の他端がスイッチ回路C6の制御端子T6及びNPNトランジスタQ6のコレクタに接続され、NPNトランジスタQ6のエミッタがブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。さらに、定電流回路B6がLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ6のベースとの間に設けられ、正温度特性抵抗RP6がNPNトランジスタQ6のベース−エミッタ間に設けられる。
定電流回路B6から正温度特性抵抗RP6へ電流が流れているが、常温ではNPNトランジスタQ6はオフ状態となるような定電流回路B6の定電流値及び正温度特性抵抗RP6の抵抗値を設定する。また、LEDモジュール3のカソードから抵抗R6_1及びR6_2を介してスイッチ回路C6の制御端子T6にバイアス電流が供給される。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A6で設定された値(定電流回路A6の定電流値)となる。
ここで、図6に示す本発明の第6実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP6の抵抗値が増加するので、NPNトランジスタQ6のベース−エミッタ間電圧が増加し、NPNトランジスタQ6がスイッチ回路C6の制御端子T6に供給されるバイアス電流を減少させるので、定電流回路A6の定電流値も制限される。そして、図6に示す本発明の第6実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ6はスイッチ回路C6の制御端子T6に供給されるバイアス電流を全て引き抜き、スイッチ回路C6の制御端子T6にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A6はオフ状態になる。
図6に示す本発明の第6実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給してLEDモジュール3を駆動する定電流回路A6の出力制限を、スイッチ回路C6のバイアス電流を制限することによって行っている。このため、NPNトランジスタQ6の負担が軽くなり、NPNトランジスタQ6に比較的小さなトランジスタを用いて定電流回路A6の出力制限を行うことができる。
正温度特性抵抗RP6は、NPNトランジスタQ6のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、定電流回路B6は、NPNトランジスタQ6にベース電流を供給する回路であり、過熱保護動作によりNPNトランジスタQ6がオン状態になったときにNPNトランジスタQ6がスイッチ回路C6の制御端子T6に供給されるバイアス電流を全て引き抜くようにするためには、スイッチ回路C6の制御端子T6に供給されるバイアス電流の1/hFE(ただし、hFEはNPNトランジスタQ6のhパラメータ)以上の電流を供給できればよいので、その定電流値を適切な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第7実施形態>
本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路の一構成例を図7Aに示す。図7Aに示す本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A7Aと、スイッチ回路C7Aと、抵抗R7_1A〜R7_3Aと、NPNトランジスタQ7Aと、正温度特性抵抗RP7Aとによって構成されている。尚、スイッチ回路C7Aは、制御端子T6に供給されるバイアス電流が所定値以上であれば、接点端子T4−接点端子T5間が導通状態になり、制御端子T6に供給されるバイアス電流が所定値未満であれば、接点端子T4−接点端子T5間が非導通状態になる回路である。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A7Aの定電流端子T1に接続され、定電流回路A7Aの定電流端子T2がスイッチ回路C7Aの接点端子T4に接続され、スイッチ回路C7Aの接点端子T5がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R7_1Aの一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R7_1Aの他端が定電流回路A7Aのバイアス電流端子T3及び抵抗R7_2Aの一端に接続され、抵抗R7_2Aの他端がスイッチ回路C7Aの制御端子T6及びNPNトランジスタQ7Aのコレクタに接続され、NPNトランジスタQ7Aのエミッタがブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。さらに、抵抗R7_3AがLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ7Aのベースとの間に設けられ、正温度特性抵抗RP7AがNPNトランジスタQ7Aのベース−エミッタ間に設けられる。
抵抗R7_3Aから正温度特性抵抗RP7Aへ電流が流れているが、常温ではNPNトランジスタQ7Aはオフ状態となるような抵抗R7_3Aの抵抗値及び正温度特性抵抗RP7Aの抵抗値を設定する。また、LEDモジュール3のカソードから抵抗R7_1A及びR7_2Aを介してスイッチ回路C7Aの制御端子T6にバイアス電流が供給される。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A7Aで設定された値(定電流回路A7Aの定電流値)となる。
ここで、図7Aに示す本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP7Aの抵抗値が増加するので、NPNトランジスタQ7Aのベース−エミッタ間電圧が増加し、NPNトランジスタQ7Aがスイッチ回路C7Aの制御端子T6に供給されるバイアス電流を減少させるので、定電流回路A7Aの定電流値も制限される。そして、図7Aに示す本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ7Aはスイッチ回路C7Aの制御端子T6に供給されるバイアス電流を全て引き抜き、スイッチ回路C7Aの制御端子T6にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A7Aはオフ状態になる。
図7Aに示す本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給してLEDモジュール3を駆動する定電流回路A7Aの出力制限を、スイッチ回路C7Aのバイアス電流を制限することによって行っている。このため、NPNトランジスタQ7Aの負担が軽くなり、NPNトランジスタQ7Aに比較的小さなトランジスタを用いて定電流回路A7Aの出力制限を行うことができる。
正温度特性抵抗RP7Aは、NPNトランジスタQ7Aのベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、抵抗R7_3Aは、NPNトランジスタQ7Aにベース電流を供給しており、過熱保護動作によりNPNトランジスタQ7Aがオン状態になったときにNPNトランジスタQ7Aがスイッチ回路C7Aの制御端子T6に供給されるバイアス電流を全て引き抜くようにするためには、スイッチ回路C7Aの制御端子T6に供給されるバイアス電流の1/hFE(ただし、hFEはNPNトランジスタQ7Aのhパラメータ)以上の電流を供給できればよいので、抵抗R7_3Aを流れる電流を適切な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
次に、本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路の他の構成例を図7Bに示す。図6に示す構成から図7Aに示す構成への変形と同様の変形を図5に示す構成に対して行うことにより、すなわち、定電流回路B5の代わりに抵抗R7_3Bを用いることにより、図7Bに示す構成となる。抵抗R7_3Bは、NPNトランジスタQ7Bにベース電流を供給しており、抵抗R7_3Bを流れる電流はスイッチ回路C7Bの制御端子T6に供給されるバイアス電流の1/hFE(ただし、hFEはNPNトランジスタQ7Bのhパラメータ)であるので、抵抗R7_3Bを流れる電流を適切な値に設定すれば、過熱保護動作によりNPNトランジスタQ7Bがオフ状態になることを考慮しても定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第8実施形態>
本発明の第8実施形態に係るLED駆動回路の構成を図8に示す。図8に示す本発明の第8実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A8及びB8と、抵抗R8と、NPNトランジスタQ8と、正温度特性抵抗RP8とによって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A8の定電流端子T1に接続され、定電流回路A8の定電流端子T2がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R8の一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R8の他端が定電流回路A8のバイアス電流端子T3及びNPNトランジスタQ8のコレクタに接続され、NPNトランジスタQ8のエミッタがブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。さらに、定電流回路B8がLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ8のベースとの間に設けられ、正温度特性抵抗RP8がNPNトランジスタQ8のベース−エミッタ間に設けられる。
定電流回路B8から正温度特性抵抗RP8へ電流が流れているが、常温ではNPNトランジスタQ8はオフ状態となるような定電流回路B8の定電流値及び正温度特性抵抗RP8の抵抗値を設定する。また、LEDモジュール3のカソードから抵抗R8を介して定電流回路A8のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給される。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A8で設定された値(定電流回路A8の定電流値)となる。
ここで、図8に示す本発明の第8実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP8の抵抗値が増加するので、NPNトランジスタQ8のベース−エミッタ間電圧が増加し、NPNトランジスタQ8が定電流回路A8のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流を減少させるので、定電流回路A8の定電流値も制限される。そして、図8に示す本発明の第8実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ8は定電流回路A8のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流を全て引き抜き、定電流回路A8のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A8はオフ状態になる。
図8に示す本発明の第8実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給してLEDモジュール3を駆動する定電流回路A8の出力制限をNPNトランジスタQ8が直接行うので、NPNトランジスタQ8の負担がやや重くなるが、回路規模を小さくすることができる。
正温度特性抵抗RP8は、NPNトランジスタQ8のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、定電流回路B8は、NPNトランジスタQ8にベース電流を供給する回路であり、過熱保護動作によりNPNトランジスタQ8がオン状態になったときにNPNトランジスタQ8が定電流回路A8のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流を全て引き抜くようにするためには、定電流回路A8のバイアス制御端子T3に供給されるバイアス電流の1/hFE(ただし、hFEはNPNトランジスタQ8のhパラメータ)以上の電流を供給できればよいので、その定電流値を適切な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第9実施形態>
本発明の第9実施形態に係るLED駆動回路の構成を図9に示す。図9に示す本発明の第9実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A9及びB9と、抵抗R9と、NPNトランジスタQ9と、正温度特性抵抗RP9_1及びRP9_2とによって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A9の定電流端子T1に接続され、定電流回路A9の定電流端子T2がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R9の一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R9の他端が正温度特性抵抗RP9_2を介して定電流回路A9のバイアス電流端子T3及びNPNトランジスタQ9のコレクタに接続され、NPNトランジスタQ9のエミッタがブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。さらに、定電流回路B9がLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ9のベースとの間に設けられ、正温度特性抵抗RP9_1がNPNトランジスタQ9のベース−エミッタ間に設けられる。
定電流回路B9から正温度特性抵抗RP9_1へ電流が流れているが、常温ではNPNトランジスタQ9はオフ状態となるような定電流回路B9の定電流値及び正温度特性抵抗RP9_1の抵抗値を設定する。また、LEDモジュール3のカソードから抵抗R9及び正温度特性抵抗R9_2を介して定電流回路A9のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給される。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A9で設定された値(定電流回路A9の定電流値)となる。
ここで、図9に示す本発明の第9実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP9_1の抵抗値及び正温度特性抵抗RP9_2の抵抗値が増加するので、NPNトランジスタQ9のベース−エミッタ間電圧が増加し、NPNトランジスタQ9が定電流回路A9のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流を減少させるので、定電流回路A9の定電流値も制限される。また、定電流回路A9のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流は、増加した正温度特性抵抗R9_2の抵抗値によっても制限される。そして、図9に示す本発明の第9実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ9は定電流回路A9のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流を全て引き抜き、定電流回路A9のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A9はオフ状態になる。
図9に示す本発明の第9実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給してLEDモジュール3を駆動する定電流回路A9のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流に対して正温度特性抵抗R9_2によって制限をかけた上で、そのバイアス電流をNPNトランジスタQ9が直接引抜くので、より急峻に定電流回路A9の出力制限がかかる。
正温度特性抵抗RP9_1は、NPNトランジスタQ9のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、定電流回路B9は、NPNトランジスタQ9にベース電流を供給する回路であり、過熱保護動作によりNPNトランジスタQ9がオン状態になったときにNPNトランジスタQ9が定電流回路A9のバイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流を全て引き抜くようにするためには、定電流回路A9のバイアス制御端子T3に供給されるバイアス電流の1/hFE(ただし、hFEはNPNトランジスタQ9のhパラメータ)以上の電流を供給できればよいので、その定電流値を適切な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、正温度特性抵抗RP9_2は、正温度特性抵抗RP9_2と抵抗9とで分圧した脈流電圧が印加されるので、定格電力、定格電圧内の抵抗値に設定する必要がある。
尚、図6に示す構成から図7Aに示す構成への変形と同様の変形を図8及び図9に示す構成に対して行うこと、すなわち、定電流回路B8や定電流回路B9の代わりに適切な抵抗値の抵抗を設けることも可能である。
<定電流回路の構成例>
ここで、LEDモジュールに定電流を供給してLEDモジュールを駆動する定電流回路、すなわち上述した第1〜9実施形態における定電流回路A1〜A6、A7A、A7B、A8、及びA9の一構成例を図10に示す。図10に示す定電流回路は、NPNトランジスタQ10と、抵抗R10と、ツェナーダイオードZD10と、定電流端子T1及びT2と、バイアス電流端子T3とによって構成されている。
NPNトランジスタQ10のベースにツェナーダイオードZD10のカソードとバイアス電流端子T3とが接続され、NPNトランジスタQ10のコレクタに定電流端子T1が接続され、NPNトランジスタQ10のエミッタに抵抗R10を介してツェナーダイオードZD10のアノードと定電流端子T2とが接続されている。
また、LEDモジュールに定電流を供給してLEDモジュールを駆動する定電流回路、すなわち上述した第1〜9実施形態における定電流回路A1〜A6、A7A、A7B、A8、及びA9の他の構成例を図11に示す。図11に示す定電流回路は、PNPトランジスタQ11と、抵抗R11と、ツェナーダイオードZD11と、定電流端子T1及びT2と、バイアス電流端子T3とによって構成されている。
PNPトランジスタQ11のベースにツェナーダイオードZD11のアノードとバイアス電流端子T3とが接続され、PNPトランジスタQ11のエミッタに抵抗R11を介してツェナーダイオードZD11のカソードと定電流端子T1とが接続され、PNPトランジスタQ11のコレクタに定電流端子T2が接続されている。
図10に示す定電流回路の定電流値、図11に示す定電流回路の定電流値はともに(V−VBE)/Rで表される。ただし、VはツェナーダイオードZD10又はZD11のツェナー電圧、VBEはNPNトランジスタQ10又はPNPトランジスタQ11のベース−エミッタ間電圧、Rは抵抗R10又はR11の抵抗値を示している。
図10に示す定電流回路、図11に示す定電流回路は、後述する第10〜13実施形態においても用いることができる。
次に、負温度特性抵抗又は正温度特性抵抗へ電流を流す定電流回路、すなわち上述した第1、2、5、6、8、9実施形態における定電流回路B1、B2、B5、B6、B8、及びB9の一構成例を図12に示す。図12に示す定電流回路は、NPNトランジスタQ12_1及びQ12_2と、抵抗R12_1及びR12_2とによって構成されている。
NPNトランジスタQ12_1のベースにNPNトランジスタQ12_2のエミッタ及び抵抗R12_2の一端が接続され、NPNトランジスタQ12_1のコレクタにNPNトランジスタQ12_2のベース及び抵抗R12_1の一端が接続され、抵抗R12_1の他端とNPNトランジスタQ12_2のコレクタに一方の定電流端子が接続され、NPNトランジスタQ12_1のエミッタと抵抗R12_2の他端に他方の定電流端子が接続されている。
また、負温度特性抵抗又は正温度特性抵抗へ電流を流す定電流回路、すなわち上述した第1、2、5、6、8、9実施形態における定電流回路B1、B2、B5、B6、B8、及びB9の他の構成例を図13に示す。図13に示す定電流回路は、PNPトランジスタQ13_1及びQ13_2と、抵抗R13_1及びR13_2とによって構成されている。
PNPトランジスタQ13_1のベースにPNPトランジスタQ13_2のエミッタ及び抵抗R13_2の一端が接続され、PNPトランジスタQ13_1のコレクタにPNPトランジスタQ13_2のベース及び抵抗R13_1の一端が接続され、PNPトランジスタQ13_1のエミッタと抵抗R13_2の他端に一方の定電流端子が接続され、抵抗R13_1の他端とPNPトランジスタQ13_2のコレクタに他方の定電流端子が接続されている。
図12に示す定電流回路の定電流値、図13に示す定電流回路の定電流値はともにVBE/Rで表される。ただし、VBEは各トランジスタのベース−エミッタ間電圧、Rは各抵抗の抵抗値を示している。
尚、図10又は図11に示す定電流回路は、バイアス電流端子T3と定電流端子T1又はT2とを適当な抵抗値の抵抗を介して接続すれば、負温度特性抵抗又は正温度特性抵抗へ電流を流す定電流回路、すなわち上述した第1〜9実施形態における定電流回路B1、B2、B5、B6、B8、及びB9として使用することができる。
また、図12又は図13に示す定電流回路は、例えば、NPNトランジスタ12_2又はPNPトランジスタ13_2のベースに接続されるバイアス電流端子を設ければ、LEDモジュールに定電流を供給してLEDモジュールを駆動する定電流回路、すなわち上述した第1〜9実施形態における定電流回路A1〜A6、A7A、A7B、A8、及びA9やとして使用することができる。さらに、後述する第10〜13実施形態においても用いることができる。
<スイッチ回路の構成例>
ここで、上述した第5〜7実施形態におけるスイッチ回路C5、C6、C7A、及びC7Bの一構成例を図14に示す。図14に示すスイッチ回路は、サイリスタTTY14と、抵抗R14と、接点端子T4及びT5と、制御端子T6とによって構成されている。サイリスタTTY14のゲートに制御端子T6と抵抗R14の一端が接続され、サイリスタTTY14のアノードに接点端子T4が接続され、サイリスタTTY14のカソードと抵抗R14の他端とに接点端子T5が接続されている。
また、上述した第5〜7実施形態におけるスイッチ回路C5、C6、C7A、及びC7Bの他の構成例を図15に示す。図15に示すスイッチ回路は、トライアックTRI15と、抵抗R15と、接点端子T4及びT5と、制御端子T6とによって構成されている。トライアックTRI15のゲートに制御端子T6と抵抗R15の一端が接続され、トライアックTRI15のアノードに接点端子T4が接続され、トライアックTRI15のカソードと抵抗R15の他端とに接点端子T5が接続されている。
<第10実施形態>
本発明の第10実施形態に係るLED駆動回路の構成を図16に示す。図16に示す本発明の第10実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A16と、スイッチ回路C16と、抵抗R16_1〜R16_3と、正温度特性抵抗RP16とによって構成されている。尚、スイッチ回路C16は、図14又は図15に示す構成とする。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A16の定電流端子T1に接続され、定電流回路A16の定電流端子T2がスイッチ回路C16の接点端子T4に接続され、スイッチ回路C16の接点端子T5がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R16_1の一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R16_1の他端が定電流回路A16のバイアス電流端子T3及び抵抗R16_2の一端に接続され、抵抗R16_2の他端が正温度特性抵抗RP16を介してスイッチ回路C16の制御端子T6及び抵抗R16_3の一端に接続され、抵抗R16_3の他端がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。
LEDモジュール3のカソードから、抵抗R16_1及びR16_2と正温度特性抵抗RP16とを介してスイッチ回路C16の制御端子T6にバイアス電流が供給される。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A16で設定された値(定電流回路A16の定電流値)となる。
ここで、図16に示す本発明の第10実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP16の抵抗値が増加するので、スイッチ回路C16内のサイリスタまたはトライアックの位相角が遅れ、定電流回路A16の定電流値が制限される。そして、図16に示す本発明の第10実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、スイッチ回路C16内のサイリスタまたはトライアックのゲート電流が不足するためスイッチ回路C16がオフ状態となり、定電流回路A16もオフ状態となる。
<第11実施形態>
本発明の第11実施形態に係るLED駆動回路の構成を図17に示す。図17に示す本発明の第11実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A17と、スイッチ回路C17と、抵抗R17_1〜R17_3と、正温度特性抵抗RP17と、容量CAP17とによって構成されている。尚、スイッチ回路C17は、図14又は図15に示す構成とする。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A17の定電流端子T1に接続され、定電流回路A17の定電流端子T2がスイッチ回路C17の接点端子T4に接続され、スイッチ回路C17の接点端子T5がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R17_1の一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R17_1の他端が定電流回路A17のバイアス電流端子T3及び抵抗R17_2の一端に接続され、抵抗R17_2の他端が正温度特性抵抗RP17を介してスイッチ回路C17の制御端子T6、抵抗R17_3の一端、及び容量CAP17の一端に接続され、抵抗R17_3の他端及び容量CAP17の他端がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。
LEDモジュール3のカソードから、抵抗R17_1及びR17_2と正温度特性抵抗RP17とを介してスイッチ回路C17の制御端子T6にバイアス電流が供給される。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A17で設定された値(定電流回路A17の定電流値)となる。
ここで、図17に示す本発明の第11実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP17の抵抗値が増加するので、スイッチ回路C17内のサイリスタまたはトライアックの位相角が正温度特性抵抗RP17の抵抗値と容量CAP17の容量値によって遅れ、定電流回路A17の定電流値が制限される。そして、図17に示す本発明の第11実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、スイッチ回路C17内のサイリスタまたはトライアックの位相角が180°回るためスイッチ回路C17がオフ状態となり、定電流回路A17もオフ状態となる。
<第12実施形態>
本発明の第12実施形態に係るLED駆動回路の構成を図18に示す。図18に示す本発明の第12実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A18と、スイッチ回路C18と、抵抗R18_1〜R18_3と、正温度特性抵抗RP18とによって構成されている。尚、スイッチ回路C18は、図14又は図15に示す構成とする。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A18の定電流端子T1に接続され、定電流回路A18の定電流端子T2がスイッチ回路C18の接点端子T4に接続され、スイッチ回路C18の接点端子T5がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R18_1の一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R18_1の他端が定電流回路A18のバイアス電流端子T3及び抵抗R18_2の一端に接続され、抵抗R18_2の他端が正温度特性抵抗RP18の一端及び抵抗R18_3の一端に接続され、正温度特性抵抗RP18の他端がスイッチ回路C18の制御端子T6に接続され、抵抗R18_3の他端がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。
LEDモジュール3のカソードから、抵抗R18_1及びR18_2と正温度特性抵抗RP18とを介してスイッチ回路C18の制御端子T6にバイアス電流が供給される。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A18で設定された値(定電流回路A18の定電流値)となる。
ここで、図18に示す本発明の第12実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP18の抵抗値が増加するので、スイッチ回路C18内のサイリスタまたはトライアックの位相角が遅れ、定電流回路A18の定電流値が制限される。そして、図18に示す本発明の第12実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、スイッチ回路C18内のサイリスタまたはトライアックのゲート電流が不足するためスイッチ回路C18がオフ状態となり、定電流回路A18もオフ状態となる。
<第13実施形態>
本発明の第13実施形態に係るLED駆動回路の構成を図19に示す。図19に示す本発明の第13実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A19と、スイッチ回路C19と、抵抗R19_1〜R19_3と、正温度特性抵抗RP19_1及びR19_2とによって構成されている。尚、スイッチ回路C19は、図14又は図15に示す構成とする。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A19の定電流端子T1に接続され、定電流回路A19の定電流端子T2がスイッチ回路C19の接点端子T4に接続され、スイッチ回路C19の接点端子T5がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。また、抵抗R19_1の一端がLEDモジュール3のカソードに接続され、抵抗R19_1の他端が定電流回路A19のバイアス電流端子T3及び抵抗R19_2の一端に接続され、抵抗R19_2の他端が正温度特性抵抗RP19_1を介して正温度特性抵抗RP19_2の一端及び抵抗R19_3の一端に接続され、正温度特性抵抗RP19_2の他端がスイッチ回路C19の制御端子T6に接続され、抵抗R19_3の他端がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。
LEDモジュール3のカソードから、抵抗R19_1及びR19_2と正温度特性抵抗RP19_1及びRP19_2とを介してスイッチ回路C19の制御端子T6にバイアス電流が供給される。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A19で設定された値(定電流回路A19の定電流値)となる。
ここで、図19に示す本発明の第13実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP19_1及びRP19_2の抵抗値が増加するので、スイッチ回路C19内のサイリスタまたはトライアックの位相角が遅れ、定電流回路A19の定電流値が制限される。そして、図19に示す本発明の第13実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、スイッチ回路C19内のサイリスタまたはトライアックのゲート電流が不足するためスイッチ回路C19がオフ状態となり、定電流回路A19もオフ状態となる。
<第14実施形態>
本発明の第14実施形態に係るLED駆動回路の構成を図21に示す。図21に示す本発明の第14実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A21、B21_1、及びB21_2と、NPNトランジスタQ21_1及びQ21_2と、抵抗R21と、正温度特性抵抗RP21によって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A21の定電流端子T1に接続され、定電流回路A21の定電流端子T2がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。NPNトランジスタQ21_1のコレクタがLEDモジュール3のカソードに接続され、NPNトランジスタQ21_1のエミッタが抵抗R21を介して定電流回路A21のバイアス電流端子T3に接続される。また、NPNトランジスタQ21_1のベースとLEDモジュール3のカソード間に定電流回路B21_1が接続され、NPNトランジスタQ21_2のコレクタがNPNトランジスタQ21_1のベースに接続され、NPNトランジスタQ21_2のエミッタが定電流端子T2と同様にブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。さらに、定電流回路B21_2がLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ21_2のベースとの間に設けられ、正温度特性抵抗RP21がNPNトランジスタQ21_2のベース−エミッタ間に設けられる。
NPNトランジスタQ21_1は、定電流回路B21_1とNPNトランジスタQ21_2によって制御され、定電流回路A21のバイアス電流端子T3にバイアス電流を供給する。図21に示す本発明の第14実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給し、LEDモジュール3を駆動する定電流回路A21の出力制限を、NPNトランジスタQ21_2がNPNトランジスタQ21_1のベース電流を制御して、定電流回路A21のバイアス電流端子T3に供給するバイアス電流を制限することによって行っている。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A21で設定された値(定電流回路A21の定電流値)となる。
ここで、図21に示す本発明の第14実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP21の抵抗値が増加するので、NPNトランジスタQ21_2のベース−エミッタ間電圧が上昇し、NPNトランジスタQ21_1のベース電流が減少し、バイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流も減少するので、定電流回路A21の定電流値も制限される。そして、図21に示す本発明の第14実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ21_1はオフ状態になり、定電流回路A21のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A21はオフ状態になる。
正温度特性抵抗RP21は、NPNトランジスタQ21_2のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第15実施形態>
本発明の第15実施形態に係るLED駆動回路の構成を図22に示す。図22に示す本発明の第15実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A22及びB22と、NPNトランジスタQ22_1及びQ22_2と、抵抗R22_1及びR22_2と、正温度特性抵抗RP22によって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A22の定電流端子T1に接続され、定電流回路A22の定電流端子T2がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。NPNトランジスタQ22_1のコレクタがLEDモジュール3のカソードに接続され、NPNトランジスタQ22_1のエミッタが抵抗R22_1を介して定電流回路A22のバイアス電流端子T3に接続される。また、NPNトランジスタQ22_1のベースとLEDモジュール3のカソード間に抵抗R22_2が接続され、NPNトランジスタQ22_2のコレクタがNPNトランジスタQ22_1のベースに接続され、NPNトランジスタQ22_2のエミッタが定電流端子T2と同様にブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。さらに、定電流回路B22がLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ22_2のベースとの間に設けられ、正温度特性抵抗RP22がNPNトランジスタQ22_2のベース−エミッタ間に設けられる。
NPNトランジスタQ22_1は、抵抗R22_2とNPNトランジスタQ22_2によって制御され、定電流回路A22のバイアス電流端子T3にバイアス電流を供給する。図22に示す本発明の第15実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給し、LEDモジュール3を駆動する定電流回路A22の出力制限を、NPNトランジスタQ22_2がNPNトランジスタQ22_1のベース電流を制御して、定電流回路A22のバイアス電流端子T3に供給するバイアス電流を制限することによって行っている。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A22で設定された値(定電流回路A22の定電流値)となる。
ここで、図22に示す本発明の第15実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP22の抵抗値が増加するので、NPNトランジスタQ22_2のベース−エミッタ間電圧が上昇し、NPNトランジスタQ22_1のベース電流が減少し、バイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流も減少するので、定電流回路A22の定電流値も制限される。そして、図22に示す本発明の第15実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ22_1はオフ状態になり、定電流回路A22のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A22はオフ状態になる。
正温度特性抵抗RP22は、NPNトランジスタQ22_2のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
<第16実施形態>
本発明の第16実施形態に係るLED駆動回路の構成を図23に示す。図23に示す本発明の第16実施形態に係るLED駆動回路は、ブリッジダイオード2と、定電流回路A23と、NPNトランジスタQ23_1及びQ23_2と、抵抗R23_1〜R23_3と、正温度特性抵抗RP23によって構成されている。
ブリッジダイオード2の入力側には商用AC100V電源1が接続され、ブリッジダイオード2の一方の出力端にLEDモジュール3のアノードが接続され、LEDモジュール3のカソードが定電流回路A23の定電流端子T1に接続され、定電流回路A23の定電流端子T2がブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。NPNトランジスタQ23_1のコレクタがLEDモジュール3のカソードに接続され、NPNトランジスタQ23_1のエミッタが抵抗R23_1を介して定電流回路A23のバイアス電流端子T3に接続される。また、NPNトランジスタQ23_1のベースとLEDモジュール3のカソード間に抵抗R23_2が接続され、NPNトランジスタQ23_2のコレクタがNPNトランジスタQ23_1のベースに接続され、NPNトランジスタQ23_2のエミッタが定電流端子T2と同様にブリッジダイオード2の他方の出力端に接続される。さらに、抵抗23_3がLEDモジュール3のカソードとNPNトランジスタQ23_2のベースとの間に設けられ、正温度特性抵抗RP23がNPNトランジスタQ23_2のベース−エミッタ間に設けられる。
NPNトランジスタQ23_1は、抵抗R23_2とNPNトランジスタQ23_2によって制御され、定電流回路A23のバイアス電流端子T3にバイアス電流を供給する。図23に示す本発明の第16実施形態に係るLED駆動回路では、LEDモジュール3に定電流を供給し、LEDモジュール3を駆動する定電流回路A23の出力制限を、NPNトランジスタQ23_2がNPNトランジスタQ23_1のベース電流を制御して、定電流回路A23のバイアス電流端子T3に供給するバイアス電流を制限することによって行っている。
商用AC100V電源1から出力されるAC電圧がブリッジダイオード2によって全波整流され、約141Vピークの脈流電圧が得られ、その脈流電圧がLEDモジュール3に印加されるので、LEDモジュール3に流れる電流も脈流となるが、その脈流電流のピーク値は定電流回路A23で設定された値(定電流回路A23の定電流値)となる。
ここで、図23に示す本発明の第16実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が上昇すると、正温度特性抵抗RP23の抵抗値が増加するので、NPNトランジスタQ23_2のベース−エミッタ間電圧が上昇し、NPNトランジスタQ23_1のベース電流が減少し、バイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流も減少するので、定電流回路A23の定電流値も制限される。そして、図23に示す本発明の第16実施形態に係るLED駆動回路の周囲温度が予め設定した設定温度以上に上昇すると、NPNトランジスタQ23_1はオフ状態になり、定電流回路A23のバイアス電流端子T3にバイアス電流が供給されなくなるので、定電流回路A23はオフ状態になる。
正温度特性抵抗RP23は、NPNトランジスタQ23_2のベース−エミッタ間に設けられているので、その抵抗値を適当な値に設定すれば、定格電力の小さな素子、耐圧の大きくない素子でも問題なく使用できる。
また、抵抗23_3は、NPNトランジスタQ23_2にベース電流を供給しており、抵抗23_2を流れる電流により、定電流回路A23のバイアス電流端子T3にバイアス電流を供給しているNPNトランジスタQ23_1を制御している。抵抗23_3の抵抗値を適切な値に設定すれば、過熱保護動作設置温度に達していなくても、LEDモジュール3等が異常な状態(ショートや半ショート)となり、正常動作範囲以上の電圧が定電流回路A23に印加される状態となった場合、NPNトランジスタQ23_2のベース−エミッタ間電圧が上昇し、NPNトランジスタQ23_1のベース−エミッタ間電圧が減少し、バイアス電流端子T3に供給されるバイアス電流を減少させ、定電流回路A23の定電流値を制限する過電圧保護動作回路として使用できる。
<その他>
図14に示すスイッチ回路において、サイリスタTTY14をフォトサイリスタに代えることができ、図15に示すスイッチ回路において、トライアックTRI15をフォトトライアックに代えることができる。その際、入力側カソード配線は適切にGNDに接続するものとする。
また、本発明に係るLED駆動回路の入力電圧は日本国内の商用電源電圧100Vに限定されない。本発明に係るLED駆動回路の回路定数を適切な値にすれば、海外での商用電源電圧又は降圧した交流電圧を本発明に係るLED駆動回路の入力電圧として用いることができる。
また、本発明に係るLED駆動回路に電流ヒューズなどの保護素子を付加することで、より安全なLED駆動装置を提供することができる。
また、図10〜図15を除く図1〜図19及び図21〜図23の正または負の温度特性を持つ抵抗へ電流を供給する定電流回路や抵抗の一端は、LEDモジュールのカソードだけでなく、その電流値や抵抗値を適切に設定することによりLEDモジュールのアノードに接続することもできる。
例えば図1で言えば負温度特性抵抗RN1の一端がLEDモジュール3のカソードに、図5で言えば定電流回路B5の一端がLEDモジュール3のカソードに接続されているが、それぞれLEDモジュール3のアノードに接続することができる。
これにより、定電流回路A1〜A19またはスイッチ回路C5〜C19のオン/オフまたは制限を、定電流回路A1〜A19が立ち上がるかなり前から確実に行うことができる。
また、図10〜図13の定電流回路及び図14〜図15のスイッチ回路を適切に選択、接続することにより、過熱保護機能付きLED駆動回路をブリッジダイオードとLEDモジュールのアノードとの間に接続することもできる。
尚、過熱保護部は、温度により抵抗値が大きく変化するサーミスタ等を利用し、過熱時の電流制限を行うもので、発熱部やその近接部にサーミスタ等を配置することにより、過熱を検出する。又、白熱電球等では、交流電源の後に調光回路を設け、調光を行うものもあるが、本発明の回路においても、同様に調光回路を設けることにより調光することが可能となる。
上述した実施形態には以下の構成(#1)〜(#27)が含まれている。
(#1) LEDを駆動するLED駆動回路であって、交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、定電流回路と、前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続されることを特徴とするLED駆動回路。
(#2) 前記過熱保護部が、PNPトランジスタと、前記PNPトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる負の温度特性を持った抵抗とを備える(#1)に記載のLED駆動回路。
(#3) 前記PNPトランジスタのエミッタ及びコレクタが、前記定電流回路から出力される定電流が流れる経路に接続されている(#2)に記載のLED駆動回路。
(#4) 前記過熱保護部が前記負の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源を備え、前記PNPトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記負の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#2)又は(#3)に記載のLED駆動回路。
(#5) 前記過熱保護部が前記負の温度特性を持った抵抗に直列接続される抵抗素子を備え、前記PNPトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記負の温度特性を持った抵抗及び前記抵抗素子を流れる電流の値と前記負の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#2)又は(#3)に記載のLED駆動回路。
(#6) 前記過熱保護部が、NPNトランジスタと、前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる負の温度特性を持った抵抗とを備え、前記NPNトランジスタのエミッタ及びコレクタが、前記定電流回路から出力される定電流が流れる経路に接続されている(#1)に記載のLED駆動回路。
(#7) 前記定電流回路のオン/オフを切り替えるスイッチ回路を備え、前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路と前記スイッチ回路とが直列接続され、前記過熱保護部が前記スイッチ回路を制御する(#1)に記載のLED駆動回路。
(#8) 前記過熱保護部が、前記スイッチ回路の制御端子にバイアス電流を供給するバイポーラトランジスタと、前記バイポーラトランジスタのベースに一端が接続される負の温度特性を持った抵抗とを備え、前記負の温度特性を持った抵抗の抵抗値に応じて前記バイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧が可変する(#7)に記載のLED駆動回路。
(#9) 前記過熱保護部が、前記スイッチ回路の制御端子に供給されるバイアス電流を引き抜くNPNトランジスタと、前記NPNトランジスタのベースに一端が接続される正の温度特性を持った抵抗とを備え、前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値に応じて前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧が可変する(#7)に記載のLED駆動回路。
(#10) 前記過熱保護部が前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源を備え、前記バイポーラトランジスタ又は前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#8)又は(#9)に記載のLED駆動回路。
(#11) 前記過熱保護部が前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される抵抗素子を備え、前記バイポーラトランジスタ又は前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗及び前記抵抗素子を流れる電流の値と前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#8)又は(#9)に記載のLED駆動回路。
(#12) 前記過熱保護部が、前記定電流回路に供給されるバイアス電流を引き抜くNPNトランジスタと、前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる正の温度特性を持った抵抗とを備える(#1)に記載のLED駆動回路。
(#13) 前記過熱保護部が前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源を備え、前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#12)に記載のLED駆動回路。
(#14) 前記過熱保護部が前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される抵抗素子を備え、前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記正の温度特性を持った抵抗及び前記抵抗素子を流れる電流の値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#12)に記載のLED駆動回路。
(#15) 前記過熱保護部が、前記正の温度特性を持った抵抗とは別の抵抗である正の温度特性を持った別抵抗を備え、前記正の温度特性を持った別抵抗が、前記定電流回路にバイアス電流を供給する経路に設けられている(#12)〜(#14)のいずれか1つに記載のLED駆動回路。
(#16) 前記過熱保護部が、前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び第1の定電流源と、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される第2の定電流源とを備え、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記第2の定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#1)に記載のLED駆動回路。
(#17) 前記過熱保護部が、前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び抵抗素子と、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源とを備え、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#1)に記載のLED駆動回路。
(#18) 前記過熱保護部が、前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び第1の抵抗素子と、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される第2の抵抗素子とを備え、前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記正の温度特性を持った抵抗及び前記第2の抵抗素子を流れる電流の値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である(#1)に記載のLED駆動回路。
(#19) 前記定電流回路が、第1の抵抗と、ツェナーダイオードと、前記第1の抵抗の一端がエミッタに接続され、前記ツェナーダイオードの一端がベースに接続される第1のバイポーラトランジスタとを備える(#1)〜(#18)のいずれか1つに記載のLED駆動回路。
(#20) 前記定電流回路が、第1のバイポーラトランジスタと、第2のバイポーラトランジスタと、前記第2のバイポーラトランジスタのベースに一端が接続される第1の抵抗と、前記第1のバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる第2の抵抗とを備え、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のバイポーラトランジスタのベースとが互いに接続され、前記第1のバイポーラトランジスタのベースと前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタとが互いに接続される(#1)〜(#17)のいずれか1つに記載のLED駆動回路。
(#21) 前記スイッチ回路が、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備える(#7)〜(#11)のいずれか1つに記載のLED駆動回路。
(#22) 前記スイッチ回路が、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備え、前記過熱保護部が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートにバイアス電流を供給する経路に設けられる正の温度特性を持った抵抗と、前記サイリスタ又はトライアックのゲートと前記整流回路の負極側出力端との間に設けられる抵抗素子とを備える(#7)に記載のLED駆動回路。
(#23) 前記過熱保護部が、前記抵抗素子に並列接続される容量を備える(#22)に記載のLED駆動回路。
(#24) 前記スイッチ回路が、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備え、前記過熱保護部が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートに一端が接続される正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗の他端と前記整流回路の負極側出力端との間に設けられる抵抗素子とを備える(#7)に記載のLED駆動回路。
(#25) 前記過熱保護部が、前記正の温度特性を持った抵抗とは別の抵抗である正の温度特性を持った別抵抗を備え、前記正の温度特性を持った別抵抗が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートにバイアス電流を供給する経路に設けられている(#24)に記載のLED駆動回路。
(#26) 前記過熱保護部は、前記定電流回路が所定温度以上になったときに前記定電流回路の出力を制限することを特徴とする(#1)に記載のLED駆動回路。
(#27) 前記過熱保護部は、前記LEDを内蔵したLEDモジュールが所定温度以上になったときに前記定電流回路の出力を制限することを特徴とする(#1)に記載のLED駆動回路。
1 商用AC100V電源
2 ブリッジダイオード
3 LEDモジュール
A1〜A6 定電流回路
A7A、A7B 定電流回路
A8、A9 定電流回路
A16〜A19 定電流回路
A21、A22、A23 定電流回路
B1、B2、B5、B6、B8、B9 定電流回路
B21_1、B21_2、B22 定電流回路
C5、C6、C7A、C7B スイッチ回路
C16〜C19 スイッチ回路
CAP17 容量
Q1〜Q3 PNPトランジスタ
Q4〜Q6 NPNトランジスタ
Q7A、Q7B NPNトランジスタ
Q8、Q9 NPNトランジスタ
Q10、Q12_1、Q12_2 NPNトランジスタ
Q11、Q13_1、Q13_2 PNPトランジスタ
Q21_1〜Q23_1 NPNトランジスタ
Q21_2〜Q23_2 NPNトランジスタ
R1、R2 抵抗
R3_1〜R6_1 抵抗
R3_2〜R6_2 抵抗
R7_1A〜R7_3A 抵抗
R7_1B〜R7_3B 抵抗
R8〜R11 抵抗
R12_1、R13_1 抵抗
R12_2、R13_2 抵抗
R14、R15 抵抗
R16_1〜R19_1 抵抗
R16_2〜R19_2 抵抗
R16_3〜R19_3 抵抗
R21 抵抗
R22_1、R23_1 抵抗
R22_2、R23_2 抵抗
R23_3 抵抗
RN1〜RN5、RN7B 負温度特性抵抗
RP6、RP7A、RP8 正温度特性抵抗
RP9_1、RP9_2 正温度特性抵抗
RP16〜RP18 正温度特性抵抗
RP19_1、RP19_2 正温度特性抵抗
RP21、RP22、RP23 正温度特性抵抗
TRI15 トライアック
TTY14 サイリスタ
ZD10、ZD11 ツェナーダイオード

Claims (22)

  1. LEDを駆動するLED駆動回路であって、
    交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、
    定電流回路と、
    前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、
    前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続され、
    前記過熱保護部が、
    前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、
    前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び第1の定電流源と、
    前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、
    前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される第2の定電流源とを備え、
    前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記第2の定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であることを特徴とするLED駆動回路。
  2. LEDを駆動するLED駆動回路であって、
    交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、
    定電流回路と、
    前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、
    前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続され、
    前記過熱保護部が、
    前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、
    前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び抵抗素子と、
    前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、
    前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源とを備え、
    前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であることを特徴とするLED駆動回路。
  3. LEDを駆動するLED駆動回路であって、
    交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、
    定電流回路と、
    前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、
    前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続され、
    前記過熱保護部が、
    前記定電流回路のバイアス電流端子にバイアス電流を供給するNPNバイポーラトランジスタと、
    前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続される、前記バイアス電流を制御するための、制御用NPNバイポーラトランジスタ及び第1の抵抗素子と、
    前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベースに一端が接続された正の温度特性を持った抵抗と、
    前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される第2の抵抗素子とを備え、
    前記制御用NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記正の温度特性を持った抵抗及び前記第2の抵抗素子を流れる電流の値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積であることを特徴とするLED駆動回路。
  4. LEDを駆動するLED駆動回路であって、
    交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、
    定電流回路と、
    前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、
    前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続され、
    前記過熱保護部が、
    NPNトランジスタと、
    前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる負の温度特性を持った抵抗とを備え、
    前記NPNトランジスタのエミッタ及びコレクタが、前記定電流回路から出力される定電流が流れる経路に接続されていることを特徴とするLED駆動回路。
  5. LEDを駆動するLED駆動回路であって、
    交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、
    定電流回路と、
    前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、
    前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続され、
    前記定電流回路のオン/オフを切り替えるスイッチ回路を備え、
    前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路と前記スイッチ回路とが直列接続され、
    前記過熱保護部が前記スイッチ回路を制御することを特徴とするLED駆動回路。
  6. 前記過熱保護部が、
    前記スイッチ回路の制御端子にバイアス電流を供給するバイポーラトランジスタと、
    前記バイポーラトランジスタのベースに一端が接続される負の温度特性を持った抵抗とを備え、
    前記負の温度特性を持った抵抗の抵抗値に応じて前記バイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧が可変する請求項5に記載のLED駆動回路。
  7. 前記過熱保護部が、
    前記スイッチ回路の制御端子に供給されるバイアス電流を引き抜くNPNトランジスタと、
    前記NPNトランジスタのベースに一端が接続される正の温度特性を持った抵抗とを備え、
    前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値に応じて前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧が可変する請求項5に記載のLED駆動回路。
  8. 前記過熱保護部が前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源を備え、
    前記バイポーラトランジスタ又は前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である請求項6又は請求項7に記載のLED駆動回路。
  9. 前記過熱保護部が前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される抵抗素子を備え、
    前記バイポーラトランジスタ又は前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗及び前記抵抗素子を流れる電流の値と前記負の温度特性を持った抵抗又は前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である請求項6又は請求項7に記載のLED駆動回路。
  10. LEDを駆動するLED駆動回路であって、
    交流電圧を脈流電圧に変換する整流回路と、
    定電流回路と、
    前記定電流回路の出力制限を行う過熱保護部とを備え、
    前記整流回路の出力側に、前記LEDと前記定電流回路とが直列接続され、
    前記過熱保護部が、
    前記定電流回路に供給されるバイアス電流を引き抜くNPNトランジスタと、
    前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる正の温度特性を持った抵抗とを備えることを特徴とするLED駆動回路。
  11. 前記過熱保護部が前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される定電流源を備え、
    前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記定電流源の定電流値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である請求項10に記載のLED駆動回路。
  12. 前記過熱保護部が前記正の温度特性を持った抵抗に直列接続される抵抗素子を備え、
    前記NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の値が、前記正の温度特性を持った抵抗及び前記抵抗素子を流れる電流の値と前記正の温度特性を持った抵抗の抵抗値との積である請求項10に記載のLED駆動回路。
  13. 前記過熱保護部が、前記正の温度特性を持った抵抗とは別の抵抗である正の温度特性を持った別抵抗を備え、
    前記正の温度特性を持った別抵抗が、前記定電流回路にバイアス電流を供給する経路に設けられている請求項10〜12のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
  14. 前記定電流回路が、第1の抵抗と、ツェナーダイオードと、前記第1の抵抗の一端がエミッタに接続され、前記ツェナーダイオードの一端がベースに接続される第1のバイポーラトランジスタとを備える請求項1〜13のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
  15. 前記定電流回路が、第1のバイポーラトランジスタと、第2のバイポーラトランジスタと、前記第2のバイポーラトランジスタのベースに一端が接続される第1の抵抗と、前記第1のバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間に設けられる第2の抵抗とを備え、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のバイポーラトランジスタのベースとが互いに接続され、前記第1のバイポーラトランジスタのベースと前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタとが互いに接続される請求項1、2、4〜13のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
  16. 前記スイッチ回路が、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備える請求項5〜9のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
  17. 前記スイッチ回路が、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備え、
    前記過熱保護部が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートにバイアス電流を供給する経路に設けられる正の温度特性を持った抵抗と、前記サイリスタ又はトライアックのゲートと前記整流回路の負極側出力端との間に設けられる抵抗素子とを備える請求項5に記載のLED駆動回路。
  18. 前記過熱保護部が、前記抵抗素子に並列接続される容量を備える請求項17に記載のLED駆動回路。
  19. 前記スイッチ回路が、サイリスタ又はトライアックと、前記サイリスタ又はトライアックのゲート−カソード間に設けられる第1の抵抗とを備え、
    前記過熱保護部が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートに一端が接続される正の温度特性を持った抵抗と、前記正の温度特性を持った抵抗の他端と前記整流回路の負極側出力端との間に設けられる抵抗素子とを備える請求項5に記載のLED駆動回路。
  20. 前記過熱保護部が、前記正の温度特性を持った抵抗とは別の抵抗である正の温度特性を持った別抵抗を備え、
    前記正の温度特性を持った別抵抗が、前記サイリスタ又はトライアックのゲートにバイアス電流を供給する経路に設けられている請求項19に記載のLED駆動回路。
  21. 前記過熱保護部は、前記定電流回路が所定温度以上になったときに前記定電流回路の出力を制限することを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
  22. 前記過熱保護部は、前記LEDを内蔵したLEDモジュールが所定温度以上になったときに前記定電流回路の出力を制限することを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
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