JP5079083B2 - 無線端末呼出方法、および無線アクセスシステム - Google Patents

無線端末呼出方法、および無線アクセスシステム Download PDF

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Description

本発明は、無線アクセスネットワークにおいて無線端末を呼び出す方式に関するものであり、特に、呼出遅延時間を増加させることなく呼出待ち状態における無線端末の待機消費電力を大幅に低減できる、無線端末呼出方法、および無線アクセスシステムに関する。
本願は、2008年3月24日に、日本に出願された特願2008−076498号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
無線アクセスネットワークにおいて、呼出待ち状態にある無線端末は、システム情報を同報する第1の報知信号を周期的に受信する。無線基地局が無線端末を呼び出す場合は、第1の報知信号中に呼出ビット(1ビット)をセットする。呼出ビットがセットされた第1の報知信号を受信した場合、無線端末は、第1の報知信号に続く第2の報知信号を受信する。第2の報知信号では、各無線端末宛てのバースト割当情報が通知される。
第2の報知信号を受信した無線端末は、その中のバースト割当情報を確認し、自無線端末宛ての割当があった場合、呼出待ち状態から通信状態へ遷移し、無線基地局と通信を行う。割当がなかった場合、無線端末は、呼出待ち状態を継続する(非特許文献1を参照)。
上述した従来方法では、どの無線端末を呼び出す場合でも、呼出待ち状態にある全ての無線端末が第2の報知信号を受信することなる。これは、呼び出されていない無線端末も第2の報知信号を受信することとなり、第2の報知信号を受信する際の電力の消費によって、無線端末内の電池の寿命が短くなるという問題がある。更に、この問題は一つの無線基地局当りの収容無線端末台数が増加するに従い顕著になる。そのため、無線基地局当り数万台を収容する超多次元接続無線アクセスシステムでは大きな問題となる。
広帯域移動アクセスシステム(HiSWANa)標準規格、ARIB STD-T702.0版、平成14年11月27日2.0改定、社団法人 電波産業会
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、呼出遅延時間を増加させることなく呼出待ち状態における無線端末の待機消費電力を大幅に低減でき、無線端末内の電池の長寿命化が図れる、無線端末呼出方法、および無線アクセスシステムを提供することにある。
(1) 本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による無線端末呼出方法は、固有のIDを有する複数の無線端末が複数の無線スロットから構成される無線フレームを共有し、無線基地局が前記無線フレームの報知用スロットを用いて無線端末を呼び出す無線端末呼出方法において、前記無線基地局は、呼び出し対象となる無線端末IDの一部の情報を含む第1の報知信号と、呼び出し対象の無線端末に対する前記無線スロットの割当位置の情報を含む第2の報知信号とを生成する報知信号生成手順と、前記第1の報知信号と、当該第1の報知信号に後続する前記第2の報知信号とを前記報知用スロットに含む無線フレームを生成する無線フレーム生成手順と、前記無線フレームを前記無線端末に送信する無線フレーム送信手順とを行い、前記無線端末は、前記無線基地局から送信される前記第1の報知信号を受信する報知信号受信手順と、前記報知信号受信手順により受信した前記第1の報知信号に自無線端末のIDの一部の情報が含まれているかどうかを検出し、含まれている場合に前記第2の報知信号を続けて受信すると判定する報知信号判定手順と、前記報知信号判定手順により第2の報知信号を受信すると判定した場合に、前記第2の報知信号を受信し、前記受信した第2の報知信号に自無線端末宛の割当情報がない場合には、受信を中止し、前記受信した第2の報知信号に自無線端末宛の割当情報がある場合には、前記第2の報知信号に含まれる無線スロットの割当位置の情報を基に、前記無線基地局から自無線端末宛に送信されるデータを受信するデータ受信手順とを行う。
(2) また、本発明の一態様による無線端末呼出方法では、前記無線基地局は、前記無線端末を複数のグループに分割すると共に、複数の無線フレームから構成されるスーパーフレームを設定する手順と、前記グループごとに前記スーパーフレーム内の複数の無線フレームから対応する無線フレームを予め設定する手順とを行い、前記無線端末は、前記予め設定された無線フレームにおいて、前記第1の報知信号、または、第1の報知信号および第2の報知信号を受信する手順を行う。
これにより、無線端末では間欠受信が行なえるようになり、呼出待ち状態における無線端末の待機消費電力を大幅に低減できる。このため、無線端末内の電池の長寿命化が図れる。
(3) また、本発明の一態様による無線端末呼出方法では、前記第1の報知信号は、種別情報と無線端末ID情報とを含む固定長の呼出情報を含み、前記種別情報は、無線端末ID情報に含まれる部分IDパターンの数、または、部分IDパターンの長さ、または、部分IDパターンの数および長さと関連付けられる情報を表し、前記無線端末ID情報は、複数の前記部分IDパターンを表し、前記部分IDパターンは、呼び出し対象となる無線端末の無線端末IDの一部または全ての情報を表す。
これにより、第1の報知信号を固定長とすることができ、無線端末における受信処理が簡単になり、かつオーバヘッドが少なくなる。
(4) また、本発明の一態様による無線端末呼出方法では、種別情報として、呼び出し対象である無線端末の数を用いる。
(5) また、本発明の一態様による無線端末呼出方法では、前記無線端末ID情報は、無線端末ID情報に含まれる前記部分IDパターンの数に応じて、1つの前記部分IDパターンのビット長が変更される。
これにより、呼び出しの対象となる無線端末の数に関わらず第1の報知信号を固定長とすることができる。
(6) また、本発明の一態様による無線端末呼出方法では、前記無線端末ID情報において指定される無線端末のID情報は、呼び出し対象となる無線端末ごとにビットパターンで表され、前記ビットパターンは、呼び出し対象となる無線端末のIDの全部または一部である複数ビットのビットパターンであって、かつ、前記無線端末ID情報において指定される1つの前記部分IDパターンのビット長に相当するビットパターンである。
これにより、無線端末ID情報で指定するビットパターン数(部分IDパターン数)以上の数の無線端末の呼び出しが行なえる。
(7) また、本発明の一態様による無線端末呼出方法では、前記無線基地局は、前記呼び出し対象となる無線端末のうち、複数の無線端末のIDの複数ビットのビットパターンが、前記無線端末ID情報において指定される1つの前記部分IDパターンのビット長の範囲で共通である場合に、当該ビットパターンが共通である複数の無線端末を1つの無線端末として、前記無線端末ID情報を生成する。
これにより、無線端末ID情報で指定するビットパターン数(部分IDパターン数)以上の数の無線端末の呼び出しが行なえる。
(8) また、本発明の一態様による無線アクセスシステムは、固有のIDを有する複数の無線端末が複数の無線スロットから構成される無線フレームを共有し、無線基地局が前記無線フレームの報知用スロットを用いて無線端末を呼び出す無線アクセスシステムであって、前記無線基地局は、呼び出し対象となる無線端末IDの一部の情報を含む第1の報知信号と、呼び出し対象の無線端末に対する前記無線スロットの割当位置の情報を含む第2の報知信号とを生成する報知信号生成部と、前記第1の報知信号と、当該第1の報知信号に後続する前記第2の報知信号とを前記報知用スロットに含む無線フレームを生成する無線フレーム生成部と、前記無線フレームを前記無線端末に送信すると共に、前記無線端末から送信される無線信号を受信する第1の送受信部とを備え、前記無線端末は、前記第1の送受信部から送信される前記第1の報知信号をを受信すると共に、前記無線基地局に無線信号を送信する第2の送受信部と、前記第2の送受信部が受信した前記第1の報知信号に自無線端末のIDの一部の情報が含まれているかどうかを検出し、含まれている場合に前記第2の報知信号を続けて受信すると判定する報知信号判定部と、前記報知信号判定部により第2の報知信号を受信すると判定した場合に、前記第2の報知信号を第1の報知信号に続けて受信する報知信号受信部と、前記受信した第2の報知信号に自無線端末宛の割当情報がない場合には、受信を中止し、前記受信した第2の報知信号に自無線端末宛の割当情報がある場合には、前記第2の報知信号に含まれる無線スロットの割当位置の情報を基に、前記無線基地局から自無線端末宛に送信されるデータを受信するデータ受信部とを備える。
このように、第1の報知信号により、第2の報知信号を受信する無線端末を限定することができ、呼出遅延時間を増加させることなく呼出待ち状態における無線端末の待機消費電力を大幅に低減できる。このため、無線端末内の電池の長寿命化が図れる。
本発明の無線端末呼出方法においては、無線基地局から送信する第1の報知信号の中に呼出無線端末を識別する無線端末IDの一部の情報を含める。無線端末は、第1の報知信号を受信し、その第1の報知信号に、自無線端末の無線端末IDの一部の情報が含まれている場合に、第2の報知信号を受信する。
これにより、実際にデータ受信するタイミングを検出し、該当無線端末以外は第2の報知信号の受信動作を行わないようにする。
このように、第1の報知信号により、第2の報知信号を受信する無線端末を限定することができ、呼出遅延時間を増加させることなく呼出待ち状態における無線端末の待機消費電力を大幅に低減できる。このため、無線端末内の電池の長寿命化が図れる。
本発明の第1の実施の形態による無線アクセスシステムの構成について説明する図である。 本発明の第1の実施の形態による無線アクセスシステムにおける無線基地局および無線端末の構成例を示す図である。 MACフレームの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による無線アクセスシステムにおけるデータ受信シーケンスを示す図である。 BCCH間欠受信を行なう場合のフレーム構成を示す図である。 BCCH間欠受信の例を示す図である。 データ送信の例(呼出なしの場合)を示す図である。 データ送信の例(呼出ありで呼出無線端末が一定数以下の場合)を示す図である。 データ送信の例(呼出ありで呼出無線端末が一定数以上の場合)を示す図である。 呼出情報フィールドのフォーマットの例を示す図である。 呼出情報の情報パターンの例を示す図である。 情報種別010であり呼出無線端末数が4の場合の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における呼出情報フィールドのフォーマットの例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における呼出情報の情報パターンを示す図である。
符号の説明
10・・・有線ネットワーク、11・・・無線基地局、12・・・無線基地局の制御部、13・・・報知信号生成部、14・・・MACフレーム生成成部、15・・・送受信部、16・・・データベース、21・・・無線端末、22・・・無線端末の制御部、23・・・送受信部、24・・・報知信号判定部、25・・・報知信号受信部、26・・・データ受信部
[概要]
本発明の各実施の形態は、無線アクセスネットワークにおいて無線端末を呼び出す方法に関する。従来の無線端末を呼び出す方法においては、複数の無線端末を収容する無線基地局から特定の無線端末を呼び出す際、呼出があることを示す第1の報知信号と、具体的な呼出無線端末情報を通知する第2の報知信号の両方を、全ての無線端末が受信していた。そのため、呼び出し対象となる無線端末以外の無線端末では、第2の報知信号を受信することによって無駄な電力消費を生じていた。
本発明の実施の形態では、第1の報知信号の中に呼出無線端末を示すID情報の一部を含め、全無線端末が第1の報知信号を無線基地局から受信する。また、該当する無線端末は、次の第2の報知信号を無線基地局から受信することで、実際にデータ受信するタイミングを検出する。一方、該当する無線端末以外は、第2の報知信号を受信しない。これにより、無線端末における消費電力の低減を可能とする。また本発明の実施の形態では、第1の報知信号の構成として、呼出無線端末情報を格納する領域を、固定にする場合と可変にする場合とについて説明する。
より具体的に説明すると、本発明の実施の形態では、第1の報知信号で送信する呼出情報信号として、呼び出す無線端末のIDの情報の一部を、無線基地局11から無線端末21に送信する。また、送信する呼出情報は、「種別情報」と「無線端末ID情報」から構成される。この種別情報は、無線端末ID情報に含まれる部分IDパターンの数、または、部分IDパターンの長さ、または、部分IDパターンの数および長さと関連付けられる情報を表す。無線端末ID情報は、呼び出す複数の無線端末IDの一部または全ての情報を持つ部分IDパターンにより構成される。どのような情報が表されているかは、種別情報により特定される。また、呼出情報の長さは固定長である。そのため、無線端末ID情報として送信される部分IDパターンの長さは、呼び出される無線端末数が多くなるほど、短くなる。
以下、本発明の各実施の形態を添付図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による無線アクセスシステムの構成について説明する図である。本実施の形態の無線アクセスシステムは、有線ネットワーク10に接続された一つの無線基地局11と、その無線基地局11を経由して有線ネットワーク10に接続する複数(図1では、3台)の無線端末21から構成される。無線基地局11と無線端末21の間の無線回線30を介した通信には、TDMA/TDD(Time Division Multiple Access/Time Division Duplex)を用いたアクセス方式が用いられる。
図2は、本発明の第1の実施の形態の無線アクセスシステムにおける無線基地局11および無線端末21の構成例を示す図である。図2では、本実施の形態に直接関係する構成部分のみを示している。
図2において、無線基地局11の制御部12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えている。制御部12は、無線基地局11内の各部を統括して制御する。
報知信号生成部13は、前述の第1の報知信号、および第2の報知信号を生成する。この第1の報知信号には、呼出情報として、「種別情報」と「無線端末ID情報(無線端末IDの一部の情報)」とが含まれる。また、第2の報知信号には、無線端末21に対する呼出データの無線スロットの割当情報が含まれる。
MACフレーム生成部14(無線フレーム生成部とも称する)は、第1の報知信号、第1の報知信号に後続する第2の報知信号、および送信データ等を含むMACフレームを生成する。
送受信部15(第1の送受信部とも称する)は、無線端末21との間で無線通信を行う。
データベース16には、無線端末21のID情報等が記憶されている。なお、第1の報知信号、第2の報知信号、MACフレーム等の詳細な構成については後述する。
また、無線端末21の制御部22は、CPU、ROM、RAM等を備えている。制御部22は、無線端末21内の各部を統括して制御する。報知信号判定部24は、無線基地局11から受信した第1の報知信号を基に、第2の報知信号を更に受信するかどうかを判定する。
報知信号受信部25は、報知信号判定部24が第2の報知信号を受信すると判定した場合に、第2の報知信号を受信する。第2の報知信号により自無線端末21宛の無線スロットの割当情報を検出した場合、データ受信部26は、その割当情報に基づいて、無線基地局11から送信される自無線端末21宛のデータを受信する。また、送受信部23(第2の送受信部とも称する)は、無線基地局11との間で無線通信を行う。
図3は、本実施の形態による無線アクセスシステムで用いるMACフレームの構成を示す図である。
MACフレームの長さは、固定長である。MACフレームの前半は、無線基地局11から無線端末21へ向かう下りリンクである。MACフレームの後半は、無線端末21から無線基地局11へ向かう上りリンクである。
下りリンクは、報知信号を送信するブロードキャスト領域と、ユニキャスト・データを送信するデマンドアサイン領域とから構成される。ブロードキャスト領域では、BCCH(Broadcast Control Channel、FCCH(Frame Control Channel)、RFCH(Random accessFeedback Channel)が送信される。
デマンドアサイン領域では、UDCH(User Data Channel)、LCCH(Link Control Channel)が送信される。なお、前述の報知用スロットは、BCCH、FCCHが相当する。
BCCHは、無線基地局ID、MACフレーム番号等のシステム共通情報の報知に用いられるチャネルであり、第1の報知信号に相当する。FCCHは、そのMACフレームの構成を示す情報を報知するためのチャネルであり、第2の報知信号に相当する。
RFCHでは、前MACフレームにおけるランダムアクセスの成否や、無線端末21で用いられるランダムアクセスパラメータや、RAスロット情報が無線基地局11から無線端末21に報知される。
UDCHは、ユーザデータを送信するためのチャネルである。LCCHは、制御用情報を送受信するためのチャネルである。RACHは、ランダムアクセスに用いられるチャネルである。
図4は、本発明の第1の実施の形態による無線端末21におけるデータ受信シーケンスを示す図である。無線端末21は、データを受信する場合、初めにBCCHを無線基地局11から受信する(ステップS11)。BCCHには、FCCHの長さ情報が含まれている。
無線端末21は、このFCCHの長さ情報を基に、引き続き送信されるFCCHを無線基地局11から受信する(ステップS12)。FCCHには、ユーザデータを送信するためのUDCHの送信開始位置と長さの情報が含まれている。
無線端末21は、FCCHを受信することで、自無線端末21宛のUDCHの位置の情報を取得し(ステップS13)、受信を開始する(ステップS14)。無線端末21は、ステップS13で取得した情報で特定される位置において、UDCHを無線基地局11から受信する(ステップS15)。
この無線アクセスシステムでは、無線基地局11から無線端末21へ間欠的にデータを送信する場合であって、かつ、トラヒツクが低い場合(無線端末21におけるデータの到着間隔が非常に長い場合)、無線端末21は、待機時の消責電力を低減するために、BCCHの間欠受信を行う。無線端末21がBCCH間欠受信状態にある場合、無線端末21は、毎MACフレーム、BCCHを受信するのではなく、予め定められたフレーム周期でBCCHを受信する。また、無線端末21は、その他のフレームでは、BCCHを無線基地局21から受信しない。これにより、無線端末21は、消費電力を節約することができる。
図5は、本発明の第1の実施の形態による無線端末21が、BCCH間欠受信を実施するために使用するフレーム構成を示す図である。
BCCH間欠受信を行う場合のフレーム構成では、0番〜N−1番までの合計N個のMACフレームをまとめて各スーパーフレーム#0〜#4を構成している(図5の上段の図)。一つのスーパーフレームに含まれるN個のMACフレームには、先頭から順番にフレーム番号(0番〜N−1番)が割り当てられる。
例えば、スーパーフレーム#1は、MACフレーム#0〜#N−1から構成されている(図5の中段の図)。また、例えば、MACフレーム#2は、BCCH、FCCH、RFCH、UDCH、UDCH、UDCH、LCCH、LCCHを含む下りリンクと、UDCH、UDCH、LCCH、LCCH、RACH、RACH、RACH、RACHを含む上りリンクとから構成されている(図5の下段の図)。
BCCH間欠受信を行う無線端末21は、受信待ち状態においてm番目のMACフレームにおいてのみBCCHを受信する。なお、mは、0以上、N−1以下の整数であり、無線基地局11と無線端末21との間で予め決められる。
図6は、本発明の第1の実施の形態による無線端末21が、BCCH間欠受信を行う場合の受信例を示す図である。ここでは、無線基地局11が、無線端末21(無線端末21−1、21−2、21−3、21−4、21−5、21−6、21−7、21−8、21−9)と通信する場合について説明する。
図6では、無線端末21−1、21−2、21−3は、グループG1に属している。また、無線端末21−4、21−5は、グループG2に属している。また、無線端末21−6、21−7、21−8、21−9は、グループG3に属している。
グループG1に属する無線端末21−1、21−2、21−3は、各スーパーフレーム#1〜#4に含まれる0番目のMACフレーム#0においてのみ、BCCHを受信し、その他のMACフレーム#2〜#N−1ではBCCHを受信しない。
グループG2に属する無線端末21−4、21−5は、各スーパーフレーム#1〜#4に含まれる1番目のMACフレーム#1においてのみ、BCCHを受信し、その他のMACフレーム#0、#2〜#N−1ではBCCHを受信しない。
グループG3に属する無線端末21−6、21−7、21−8、21−9は、2番目のMACフレーム#2においてのみ、BCCHを受信し、その他のMACフレーム#0、#1、#3〜#N−1ではBCCHを受信しない。
次に、図7、図8および図9を参照して、ある特定の無線端末21に、無線基地局11からデータを送信する場合について説明する。
受信待ち状態において0番目のBCCHを受信している無線端末21−1に対しデータを送信する場合、無線基地局11は、スーパーフレーム#1〜#4中の0番目のMACフレーム#0においてデータを送信する。このMACフレーム#0のBCCH中には、無線端末21の呼出情報として、「種別情報」と「無線端末ID情報」とが含まれている。「種別情報」と「無線端末ID情報」の詳細については後述する。
図7は、送信データがない場合(呼出がない場合)の無線端末21の受信動作を示す図である。送信データがない場合、無線基地局11からBCCHで無線端末21に送信される「種別情報」は、送信データがないことを示す情報となる。無線端末21−1を含めたグループG1に属する各無線端末21は、各スーパーフレーム#1〜#4に含まれる0番目のMACフレーム#0を、無線基地局11から受信する。このMACフレーム#0には、BCCH、FCCH、RFCH、UDCH、UDCH、LCCH、LCCHや、UDCH、UDCH、LCCH、LCCH、RACH、RACHが含まれる。しかし、無線端末21−1を含めたグループG1に属する各無線端末21は、BCCHを受信するのみであり、FCCHなどの他のチャネルは受信しない。
図8は、送信データがあり(呼出があり)、かつ呼出無線端末数が所定の一定数以下の場合の無線端末21の受信動作を示す図である。この場合、各スーパーフレーム#1〜#4に含まれる同一MACフレーム#0を受信するグループG1に属する無線端末21−1、21−2、21−3に対し、無線基地局11は、BCCHにより該当フレームにおいてデータを送信することを通知する。図8では、グループG1に属する無線端末21−1に対してデータを送信する場合を示している。また、無線基地局11は、スーパーフレーム#2中の0番目のMACフレーム#0においてデータを、グループG1に属する無線端末21−1、21−2、21−3に送信する場合を示している。
「種別情報」は、送信データがあることを示し、かつ、呼出無線端末数が一定数以下であることを示す情報となる。
各無線端末は、無線基地局11からBCCHを受信する。そして、各無線端末21は、このBCCH内の呼出情報フィールド中に、自無線端末の無線端末ID(無線端末IDの一部の情報)が含まれているか否かについて確認する。自無線端末ID(無線端末IDの一部の情報)が含まれると判定した無線端末(図8中では無線端末21−1)は、次に送信されるFCCHを、無線基地局11から受信する。FCCHにおいて、自無線端末宛の割当を確認した無線端末21−1は、無線基地局11からUDCHを受信し、データを受け取る。
一方、BCCH内の呼出情報フィールドに、自無線端末の無線端末ID(無線端末IDの一部の情報)が含まれていないと判定した無線端末(図8では、グループG1に属する無線端末のうち、無線端末21−1以外の無線端末)は、BCCHのみを受信し、FCCHおよびUDCHを、無線基地局11から受信しない。
図9は、送信データがあり(呼出があり)、かつ呼出無線端末数が一定数以上の場合の無線端末21の受信動作を示す図である。この場合、無線基地局11は、同一MACフレーム(図9では、0番目のMACフレーム)を受信するグループG1に属する無線端末21−1、21−2、21−3に対し、BCCHにより該当フレームにおいて送信することを通知する。図9では、無線基地局11は、スーパーフレーム#2中の0番目のMACフレームにおいて、グループG1に属する無線端末21に、データを送信する。「種別情報」は、送信データがあることを示し、かつ、呼出無線端末数が一定数以上であることを示す情報となる。
この場合は、グループG1に属する無線端末21−1、21−2、21−3は、BCCHに続くFCCHを無線基地局11から受信し、自無線端末21宛のUDCHが割り当てられていないかを確認する。FCCHにおいて、自無線端末21宛のUDCHが割り当てられていると判定した無線端末21(無線基地局11から呼出しを受けた無線端末21)は、FCCHにおいて自無線端末21宛の割当を確認し、UDCHを受信し、無線基地局11からデータを受信する。
図9に示すように、グループG1に属する無線端末21−1、21−2、21−3は、各スーパーフレーム#1〜#4に含まれる0番目のMACフレームを受信する。
グループG1に属する無線端末21−1は、0番目のMACフレームに含まれるBCCH、FCCHを受信する。
グループG1に属する無線端末のうち、無線基地局11から呼び出しを受けた無線端末21は、BCCH、FCCHを受信するとともに、UDCHも受信する。
図10は、BCCHにおいて送信する呼出情報フィールドのフォーマットの例を示す図である。
呼出情報は、種別情報と無線端末ID情報の2つからなる。無線端末ID情報は、無線端末IDの情報を含んでいる。無線端末IDの情報は、複数の部分IDパターンである。部分IDパターンは、呼び出し対象となる無線端末21の無線端末IDの一部または全部を表すビットパターンである。
種別情報は、無線端末ID情報に含まれる部分IDパターンの数、または、部分IDパターンの長さ、または、部分IDパターンの数および長さと関連付けられる情報を含んでいる。
図10に示す呼出情報フィールドのフォーマットでは、種別情報の長さは3ビットの固定長であり、無線端末ID情報の長さは32ビットの固定長である。
図11は、図10に示した呼出情報フォーマットを用いる場合の呼出情報の情報パターンを示す図である。
図11の(a)は、部分IDパターンを4ビットとした際のパターン数が9以上となる場合の呼出情報の情報パターンを示している。図11の(a)では、種別情報は111である。
図11の(b)は、部分IDパターン数が8の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図11の(b)では、種別情報は110であり、部分IDパターンとして、各4ビットのID0、ID1、ID2、ID3、ID4、ID5、ID6、ID7が含まれている。
図11の(c)は、部分IDパターン数が6の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図11の(c)では、種別情報は101であり、部分IDパターンとして、各5ビットのID0、ID1、ID2、ID3、ID4、ID5が含まれている。
図11の(d)は、部分IDパターン数が5の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図11の(d)では、種別情報は100であり、部分IDパターンとして、各6ビットのID0、ID1、ID2、ID3、ID4、ID5が含まれている。
図11の(e)は、部分IDパターン数が4の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図11の(e)では、種別情報は011であり、部分IDパターンとして、各8ビットのID0、ID1、ID2、ID3が含まれている。
図11の(f)は、部分IDパターン数が3の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図11の(f)では、種別情報は010であり、部分IDパターンとして、各10ビットのID0、ID1、ID2が含まれている。
図11の(g)は、部分IDパターン数が2の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図11の(g)では、種別情報は001であり、部分IDパターンとして、各16ビットのID0、ID1が含まれている。
図11の(h)は、呼出端末がない場合の情報パターンを示している。図11の(h)では、種別情報は000である。
図11の(a)〜(h)に示すように、呼出情報の種別情報は、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数により異なる。
図11では、1つの無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数は、0、2、3、4、5、6、8の7通りのうちの一つとなる。
図11では、無線端末ID情報の長さが32ビットの固定長である。そのため、部分IDパターンの数が2の場合(図11の(g))、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのビット長は16ビットである。
また、部分IDパターンの数が3の場合(図11の(f))、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのビット長は10ビットである。
また、部分IDパターンの数が4の場合(図11の(e))、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのビット長は8ビットである。
また、部分IDパターンの数が5の場合(図11の(d))、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのビット長は6ビットである。
また、部分IDパターンの数が6の場合(図11の(c))、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのビット長は5ビットである。
また、部分IDパターンの数が8の場合(図11の(b))、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのビット長は4ビットである。
無線端末ID情報の部分IDパターンの数および長さをどのようにするかは、無線基地局11において決定する。
以下に無線端末ID情報の部分IDパターン数およびパターン長の決定方法について説明する。
ただし、ここでは、一つの無線基地局11あたり、最大65535台の無線端末21の収容が可能な無線システムを用いる場合について説明する。また、無線端末21に、重複しない無線端末IDを割り当てるため、無線端末ID(MAC−ID)を、16ビットとする場合について説明する。
図11に示す形式を用いる場合の呼出情報の生成では、無線基地局11は、呼び出し対象となる無線端末21の無線端末IDから、16ビットを取り出す。これにより、無線基地局11は、呼出無線端末数と同じ数の16ビットのビットパターンを生成する。
部分IDパターンが16ビットの場合、用いるシステムのMAC−ID長が、16ビットであるため、部分IDパターンにはMAC−IDが設定される。
生成されたビットパターンの数が、2以下の場合、すなわち、呼び出し無線端末数が2以下の場合のみ、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数を2とし、部分IDパターンの長さを16ビットとする。
ビットパターンの数が3以上、すなわち、呼び出し無線端末数が、3以上の場合は、以下の処理を行う。
16ビットを取り出すことにより生成されたビットパターンのパターン数が3以上であった場合、無線基地局11は、呼び出し対象となる無線端末21の無線端末IDから、10ビットを取り出す。これにより、無線基地局11は、呼出無線端末数と同じ数の10ビットのビットパターンを生成する。無線端末IDのどのビットを取り出すか否かは、無線基地局11と無線端末21の間で予め定められた規則に従う。生成されたビットパターンにおいて、同じビットパターンが複数存在する場合、その中の一つのビットパターンを残し、残りを削除する(ビットパターン削除処理)。
図12は、上記のビットパターン削除処理の例を示す図である。ここでは、呼び出すべき無線端末21は、無線端末21−1、21−2、21−3、21−4の合計4台の場合について説明する。各無線端末21−1、21−2、21−3、21−4のMAC−IDは、それぞれ、11357、22457、25693、51162である。これらのMAC−IDを2進数表示すると、それぞれ、0010110001011101、0101011110111001、0110010001011101、1100011111011010となる(図12(a))。
ここで、無線基地局11が、無線端末IDから抜き出すビットを下位10ビットとすると、それぞれ、0001011101、1110111001、0001011101、1111011010という10ビットのビットパターンが4つ生成される(図12の(b))。
生成されたビットパターンを見ると、「MAC−ID=11357」の無線端末21−1と、「MAC−ID=25693」の無線端末21−3では、同一パターンとなる。このことから、呼び出しに用いるID情報は、3パターンで十分であり、どちらかのパターンを削除する。そのため、最終的に送信する必要のあるビットパターンは、0001011101、1110111001、1111011010の3つとなる(図12(c))。
ビットパターン削除処理を実施した後のビットパターンの数が、3以下の場合のみ、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数を3とし、その長さを10ビットとする。ここでは、呼出無線端末数は4台であるが、送信されるべきビットパターンは3つとなる。そのため、長さ10ビットの部分IDパターン(図11の(f))を使用する。
ビットパターンの数が4以上となる場合は、以下の処理を行う。
10ビットを取り出すことにより生成されたビットパターンのパターン数が4以上であった場合、呼び出し対象となる無線端末21の無線端末IDから、8ビットを取り出す。これにより、呼出無線端末数と同じ数の8ビットのビットパターンを生成する。無線端末IDのどのビットを取り出すか否かは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。生成されたビットパターンにおいて、あるビットパターンが複数存在する場合、その中の一つのビットパターンを残し、残りを削除する(ビットパターン削除処理)。
上記のビットパターン削除処理を実施した後のビットパターン数が、4以下の場合のみ、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数を4とし、その長さを8ビットとする。
ビットパターンの数が5以上の場合、以下の処理を行う。
8ビットを取り出すことにより生成されたビットパターンのパターン数が5以上であった場合、呼び出し対象となる無線端末21の無線端末IDから6ビットを取り出す。これにより、呼出無線端末数と同じ数の6ビットのビットパターンを生成する。無線端末IDのどのビットを取り出すか否かは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。生成されたビットパターンにおいて、あるビットパターンが複数存在する場合、その中の一つのビットパターンを残し、残りを削除する(ビットパターン削除処理)。
上記ビットパターン削除処理を実施した後のビットパターンの数が、5以下の場合のみ、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数を5とし、その長さを6ビットとする。
ビットパターンの数が6以上の場合、以下の処理を行う。
6ビットを取り出すことにより生成されたビットパターンのパターン数が6以上であった場合、呼び出し対象となる無線端末21の無線端末IDから5ビットを取り出す。これにより、無線基地局11は、呼出無線端末と同じ数の5ビットのビットパターンを生成する。無線端末IDのどのビットを取り出すか否かは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。生成されたパターンにおいて、あるビットパターンが複数存在する場合、その中の一つのビットパターンを残し、残りを削除する(ビットパターン削除処理)。
上記のビットパターン削除処理を実施した後のビットパターンの数が6以下の場合のみ、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数を6とし、長さを5ビットとする。
ビットパターンの数が7以上の場合、以下の処理を行う。
5ビットを取り出すことにより生成されたビットパターンのパターン数が、7以上であった場合、呼び出し対象となる無線端末21の無線端末IDから4ビットを取り出す。これにより、無線基地局11は、呼出無線端末数と同じ数の4ビットのビットパターンを生成する。無線端末IDのどのビットを取り出すか否かは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。生成されたビットパターンにおいて、あるビットパターンが複数存在する場合、その中の一つのビットパターンを残し、残りを削除する(ビットパターン削除処理)。
上記のビットパターン削除処理を実施した後のビットパターンの数が、8以下の場合のみ、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数を8とし、その長さを4ビットとする。
ビットパターンの数が9以上の場合、以下の処理を行う。
4ビットを取り出すことにより生成されたビットパターンのパターン数が9以上であった場合、“全端末呼出”を示す呼出情報を用いる(図11の(a))。
呼出無線端末がない場合、種別情報は、000(2進数表示)となり、無線端末21に対し、このMACフレームにおいてデータを送信しないことを通知する(図11の(h))。
無線端末IDの情報を構成する部分IDパターンの数が2で、部分IDパターン長が16ビットである無線端末ID情報を用いる場合、種別情報は001となる。無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのそれぞれには、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDのうちの16ビットが設定される。
一つの無線基地局11あたり、最大65535台の無線端末21の収容が可能となる無線システムを用いる場合、重複しない無線端末IDを各無線端末21に割り当てる。そのために、無線端末ID(MAC−ID)は、16ビットの長さとする必要がある。ここで、無線端末ID(MAC−ID)を16ビットとすると、部分IDパターンのサイズとして16ビットを選択する場合、部分IDパターンにはMAC−IDが設定される。
BCCHを受信した無線端末21は、自無線端末21のMAC−IDと、無線端末IDの情報に含まれるMAC−IDとを比較する。これらのMAC−IDが、一致する場合は、無線端末21は、無線基地局11からFCCHを受信する。その後、無線端末21は、無線基地局11からUDCHを受信し、データを受け取る。
呼び出し対象となる無線端末21の数が1台の場合は、図11の(g)の部分IDパターンID0、ID1の両方に、同一無線端末ID(MAC−ID)が設定される。
無線端末ID情報を構成する部分IDパターン数が3で、部分IDパターン長が10ビットである無線端末ID情報を用いる場合、種別情報は010となる。無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのそれぞれには、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDのちの10ビットが設定される。無線端末IDのどのビットを設定するかは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。
部分IDパターンに無線端末IDの一部のビットを設定する過程において、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDから取り出された複数のビットパターンに対し、ビットパターン削除処理を実施する。その結果、ビットパターンの数が3未満になった場合は、取り出されたビットパターンのうち最終的に残ったビットパターンのいずれかを無線端末ID情報の複数の部分IDパターンに設定する。例えば、4台の無線端末21が呼び出し対象であり、それぞれの無線端末IDから取り出されたビットパターンがビットパターン削除処理の後に、A、Bの2つになった場合、図11の(f)の部分IDパターンID0にはAが設定され、ID1にはBが設定され、残りのID2にはAまたはBが設定される。
無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数が4で、部分IDパターン長が8ビットである無線端末ID情報を用いる場合、種別情報は011となる。無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのそれぞれには、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDのうちの8ビットが設定される。無線端末IDのどのビットを設定するかは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。
部分IDパターンに無線端末IDの一部のビットを設定する過程において、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDから取り出された複数のビットパターンに対し、ビットパターン削除処理を実施する。その結果、ビットパターンの数が4未満になった場合は、取り出されたビットパターンのうち最終的に残ったビットパターンのいずれかを無線端末ID情報の複数の部分IDパターンに設定する。
無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数が5で、部分IDパターン長が6ビットである無線端末ID情報を用いる場合、種別情報は100となる。無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのそれぞれには、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDのうちの6ビットが設定される。無線端末IDのどのビットを設定するかは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。
部分IDパターンに無線端末IDの一部のビットを設定する過程において、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDから取り出された複数のビットパターンに対し、ビットパターン削除処理を実施する。その結果、ビットパターンの数が5未満になった場合は、取り出されたビットパターンのうち最終的に残ったビットパターンのいずれかを無線端末ID情報の複数の部分IDパターンに設定する。
無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数が6で、部分IDパターン長が5ビットである無線端末ID情報を用いる場合、種別情報は100となる。この場合、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのそれぞれには、呼び出し対象である無線端末の無線端末IDのうちの5ビットが設定される。無線端末IDのどのビットを設定するかは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。
部分IDパターンに無線端末IDの一部のビットを設定する過程において、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDから取り出された複数のビットパターンに対し、ビットパターン削除処理を実施する。その結果、ビットパターンの数が6未満になった場合は、取り出されたビットパターンのうち最終的に残ったビットパターンのいずれかを無線端末ID情報の複数の部分IDパターンに設定する。
無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数が8で、部分IDパターン長が4ビットである無線端末ID情報を用いる場合、種別情報は110となる。この場合、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンのそれぞれには、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDのうちの4ビットが設定される。無線端末IDのどのビットを設定するかは、無線基地局11と無線端末21との間で予め定められた規則に従う。
部分IDパターンに無線端末IDの一部のビットを設定する過程において、呼び出し対象である無線端末21の無線端末IDから取り出された複数のビットパターンに対し、ビットパターン削除処理を実施する。その結果、ビットパターンの数が8未満になった場合は、取り出されたビットパターンのうち最終的に残ったビットパターンのいずれかを無線端末ID情報の複数の部分IDパターンに設定する。
部分IDパターン長を4ビットとした際のパターン数が9以上となった場合、種別情報は111となる。この場合、BCCHを受信した全ての無線端末21は、BCCHに続くFCCHを無線基地局11から受信する。そして、無線端末21は、自無線端末21宛のUDCHが割り当てられていないか確認する。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態においては、BCCH中の呼出情報フィールドおいて、種別情報および無線端末ID情報が、それぞれ固定長である方式について説明した。本発明の第2の実施の形態では、種別情報と無線端末ID情報とを合わせた呼出情報フィールドが、固定長である方式について説明する。なお、第1の実施の形態と、第2の実施の形態との差異は、呼出情報の構成のみであり、その他については同じである。
以下に種別情報と無線端末ID情報とを合わせた呼出情報フィールドが、固定長である方式について説明する。
図13は、本発明の第2の実施の形態においてBCCHにより送信する呼出情報フィールドのフォーマットを示す図である。図13に示す呼出情報フィールドのフォーマットも、図10に示す第1の実施の形態における呼出情報フィールドのフォーマットと同様に、種別情報と無線端末ID情報の2つから構成される。しかし、第2の実施の形態では、種別情報と無線端末ID情報とが、ともに可変長である点が、第1の実施の形態と異なる。
図14は、本発明の第2の実施の形態による呼出情報の情報パターンを示す図である。
図14の(a)は、部分IDパターンを4ビットとした際のパターン数が8以上となる場合の呼出情報の情報パターンを示している。図14の(a)では、種別情報は00001である。
図14の(b)は、部分IDパターン数が7の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図14の(b)では、種別情報は0011であり、部分IDパターンとして、各4ビットのID0、ID1、ID2、ID3、ID4、ID5、ID6が含まれている。
図14の(c)は、部分IDパターン数が6の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図14の(c)では、種別情報は11であり、部分IDパターンとして、各5ビットのID0、ID1、ID2、ID3、ID4、ID5が含まれている。
図14の(d)は、部分IDパターン数が5の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図14の(d)では、種別情報は10であり、部分IDパターンとして、各6ビットのID0、ID1、ID2、ID3、ID4が含まれている。
図14の(e)は、部分IDパターン数が4の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図14の(e)では、種別情報は0010であり、部分IDパターンとして、各7ビットのID0、ID1、ID2、ID3が含まれている。
図14の(f)は、部分IDパターン数が3の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図14の(f)では、種別情報は00011であり、部分IDパターンとして、各9ビットのID0、ID1、ID2が含まれている。
図14の(g)は、部分IDパターン数が2の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図14の(g)では、種別情報は01であり、部分IDパターンとして、各15ビットのID0、ID1が含まれている。
図14の(h)は、部分IDパターン数が1の場合の呼出情報の情報パターンを示している。図14の(h)では、種別情報は00010であり、部分IDパターンとして、16ビットのID0が含まれている。
図14の(i)は、呼出端末がない場合の情報パターンを示している。図14の(i)では、種別情報は00000である。
呼出情報の種別情報は、無線端末ID情報を構成する部分IDパターンの数により異なる。部分IDパターンの数および長さの決定するアルゴリズムについては、使用する部分IDパターンの長さは異なるが、図10に示す第1の実施の形態における決定方法と同様である。
本実施の形態を用いる場合、呼出情報を受信した無線端末21においては、種別情報長が予め分かっている訳ではないため、始めに先頭の2ビットを読み取る。
先頭2ビットが01、10、11の場合、それぞれ、部分IDパターンの数が2、5、6で、その長さが15、8、5ビットであることが分かる。
先頭2ビットが00であった場合、さらに2ビットを読み取る。先頭から3ビット目と4ビット目の2ビットが、10、11の場合、それぞれ、部分IDパターンの数が4、7で、その長さが7、4ビットであることが分かる。
先頭から3ビット目と4ビット目の2ビットが01の場合、さらに1ビット読み取る。そして、0の場合、部分IDパターンの数が1で、その長さが16ビットである。一方、1の場合、部分IDパターンの数が3で、その長さが9ビットである。
先頭2ビットが00であり、かつ、先頭から3ビット目と4ビット目の2ビットが00の場合も、さらに1ビット読み取る。5ビット目が0の場合、呼出無線端末なしである。この場合、BCCHを受信した全ての無線端末21は、BCCHに続くFCCHを無線基地局11から受信しない。一方、5ビット目が1の場合、部分IDパターンを4ビットとした際に、パターン数が8以上になることを示している。この場合、BCCHを受信した全ての無線端末21は、BCCHに続くFCCHを受信し、自無線端末21宛のUDCHが割り当てられていないか確認する。
各無線端末21は、上述した手順を実行することにより、種別情報と無線端末ID情報とを区分する。また、各無線端末21は、無線端末ID情報に含まれる部分IDパターンの数、およびその長さを知り、無線端末ID情報中の部分IDパターンと自無線端末21の無線端末IDの一部が一致するかどうかを判定する。そして、これらの無線端末IDが一致する場合に、無線端末21は、BCCHに続くFCCHを無線基地局11から受信する。
以上、説明したように、上述した本発明の実施の形態においては、第1の報知信号における呼出情報として無線端末IDの一部の情報を、無線基地局11から無線端末21に送信する。この呼出情報は、種別情報と無線端末ID情報から構成される。
種別情報は、無線端末ID情報に含まれる部分IDパターンの数、または、部分IDパターンの長さ、または、部分IDパターンの数および長さと関連付けられる情報を表す。無線端末ID情報は、呼び出される無線端末21のIDの一部の情報を表す。無線端末ID情報に含まれる部分IDパターンの数、または、部分IDパターンの長さ、または、部分IDパターンの数および長さに応じて、呼出情報のフォーマットを選択する。呼出情報の長さは、固定長である。
そして、無線端末21を呼出グループに分ける場合、無線端末IDの重複が最も少なくなるグループに分ける。
このように、第1の報知信号において、第2の報知信号を受信する無線端末21を限定することにより、呼出遅延時間を増加させることなく呼出待ち状態における無線端末の待機消費電力を大幅に低減できる。このため、無線端末21の電池の長寿命化が図れる。
また、無線端末21の呼出数に関わらず、第1の報知信号が固定長であるため、無線端末21の受信動作が簡単であり、かつ、オーバヘッドが少ない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の無線アクセスシステムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明は、呼出遅延時間を増加させることなく呼出待ち状態における無線端末の待機消費電力を大幅に低減でき、無線端末の電池の長寿命化が図れる、無線端末呼出方法、および無線アクセスシステムなどに適用できる。

Claims (8)

  1. 固有のIDを有する複数の無線端末が複数の無線スロットから構成される無線フレームを共有し、無線基地局が前記無線フレームの報知用スロットを用いて無線端末を呼び出す無線端末呼出方法において、
    前記無線基地局は、
    呼び出し対象となる無線端末IDの一部の情報を含む第1の報知信号と、呼び出し対象の無線端末に対する前記無線スロットの割当位置の情報を含む第2の報知信号とを生成する報知信号生成手順と、
    前記第1の報知信号と、当該第1の報知信号に後続する前記第2の報知信号とを前記報知用スロットに含む無線フレームを生成する無線フレーム生成手順と、
    前記無線フレームを前記無線端末に送信する無線フレーム送信手順と、
    を行い、
    前記無線端末は、
    前記無線基地局から送信される前記第1の報知信号を受信する報知信号受信手順と、
    前記報知信号受信手順により受信した前記第1の報知信号に自無線端末のIDの一部の情報が含まれているかどうかを検出し、含まれている場合に前記第2の報知信号を続けて受信すると判定する報知信号判定手順と、
    前記報知信号判定手順により第2の報知信号を受信すると判定した場合に、前記第2の報知信号を受信し、前記受信した第2の報知信号に自無線端末宛の割当情報がない場合には、受信を中止し、前記受信した第2の報知信号に自無線端末宛の割当情報がある場合には、前記第2の報知信号に含まれる無線スロットの割当位置の情報を基に、前記無線基地局から自無線端末宛に送信されるデータを受信するデータ受信手順と、
    を行う無線端末呼出方法。
  2. 前記無線基地局は、
    前記無線端末を複数のグループに分割すると共に、複数の無線フレームから構成されるスーパーフレームを設定する手順と、
    前記グループごとに前記スーパーフレーム内の複数の無線フレームから対応する無線フレームを予め設定する手順と、
    を行い、
    前記無線端末は、
    前記予め設定された無線フレームにおいて、前記第1の報知信号、または、第1の報知信号および第2の報知信号を受信する手順を行う請求項1に記載の無線端末呼出方法。
  3. 前記第1の報知信号は、種別情報と無線端末ID情報とを含む固定長の呼出情報を含み、
    前記種別情報は、無線端末ID情報に含まれる部分IDパターンの数、または、部分IDパターンの長さ、または、部分IDパターンの数および長さと関連付けられる情報を表し、
    前記無線端末ID情報は、複数の前記部分IDパターンを表し、
    前記部分IDパターンは、呼び出し対象となる無線端末の無線端末IDの一部または全ての情報を表す請求項1または請求項2に記載の無線端末呼出方法。
  4. 種別情報として、呼び出し対象である無線端末の数を用いる請求項3に記載の無線端末呼出方法。
  5. 前記無線端末ID情報は、無線端末ID情報に含まれる前記部分IDパターンの数に応じて、1つの前記部分IDパターンのビット長が変更される請求項4に記載の無線端末呼出方法。
  6. 前記無線端末ID情報において指定される無線端末のID情報は、呼び出し対象となる無線端末ごとにビットパターンで表され、前記ビットパターンは、呼び出し対象となる無線端末のIDの全部または一部である複数ビットのビットパターンであって、かつ、前記無線端末ID情報において指定される1つの前記部分IDパターンのビット長に相当するビットパターンである請求項5に記載の無線端末呼出方法。
  7. 前記無線基地局は、前記呼び出し対象となる無線端末のうち、複数の無線端末のIDの複数ビットのビットパターンが、前記無線端末ID情報において指定される1つの前記部分IDパターンのビット長の範囲で共通である場合に、当該ビットパターンが共通である複数の無線端末を1つの無線端末として、前記無線端末ID情報を生成する請求項6に記載の無線端末呼出方法。
  8. 固有のIDを有する複数の無線端末が複数の無線スロットから構成される無線フレームを共有し、無線基地局が前記無線フレームの報知用スロットを用いて無線端末を呼び出す無線アクセスシステムであって、
    前記無線基地局は、
    呼び出し対象となる無線端末IDの一部の情報を含む第1の報知信号と、呼び出し対象の無線端末に対する前記無線スロットの割当位置の情報を含む第2の報知信号とを生成する報知信号生成部と、
    前記第1の報知信号と、当該第1の報知信号に後続する前記第2の報知信号とを前記報知用スロットに含む無線フレームを生成する無線フレーム生成部と、
    前記無線フレームを前記無線端末に送信すると共に、前記無線端末から送信される無線信号を受信する第1の送受信部と、
    を備え、
    前記無線端末は、
    前記第1の送受信部から送信される前記第1の報知信号をを受信すると共に、前記無線基地局に無線信号を送信する第2の送受信部と、
    前記第2の送受信部が受信した前記第1の報知信号に自無線端末のIDの一部の情報が含まれているかどうかを検出し、含まれている場合に前記第2の報知信号を続けて受信すると判定する報知信号判定部と、
    前記報知信号判定部により第2の報知信号を受信すると判定した場合に、前記第2の報知信号を第1の報知信号に続けて受信する報知信号受信部と、
    前記受信した第2の報知信号に自無線端末宛の割当情報がない場合には、受信を中止し、前記受信した第2の報知信号に自無線端末宛の割当情報がある場合には、前記第2の報知信号に含まれる無線スロットの割当位置の情報を基に、前記無線基地局から自無線端末宛に送信されるデータを受信するデータ受信部と、
    を備える無線アクセスシステム。
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