JP4828372B2 - 無線通信端末及び基地局選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信端末及び基地局選択方法に関する。
周知のように、無線通信方式の1つである時分割多重接続方式(TDMA:Time Division Multiple Access)とは、無線キャリアを一定の時間周期(この1周期分をフレームという)で複数のスロットと呼ばれる単位に分割し、通信を行う各ユーザ(無線通信端末)にそれぞれ異なるスロットを通信チャネルとして割り当てる方式である。
このようなTDMA方式を採用する無線通信システムでは、データ通信速度を向上する方法の1つとして、1つの端末が複数の基地局との無線リンクを確立し、各基地局はそれぞれ少なくとも1つ以上のスロットを通信チャネルとして端末に割り当て、端末は各基地局から割り当てられた複数の通信チャネル(スロット)を使用して通信を行う方法がある。
例えば、下記特許文献1には、複数の基地局と、当該複数の基地局と同時接続し得る移動局を有する無線通信システムにおける基地局選択方法として、移動局は、複数の基地局から所定の電力で受信される信号を合成し、同時接続される各基地局との間の無線回線における合成後の通信品質を推定し、その推定結果に基づいて基地局接続制御を行う方法が開示されている。
特開平8−186857号公報
しかしながら、一般的に端末が有するTDMAタイミングは1系統のみなので、基地局間のスロット同期にずれがある場合、複数の基地局との間で無線リンクを確立できなくなり、その結果、所望のデータ通信速度を得られなくなるという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、基地局間のスロット同期にずれがある場合であっても、複数の基地局との間で無線リンクを確立し、所望のデータ通信速度を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、無線通信端末に係る第1の解決手段として、時分割多重接続方式を採用し、複数の基地局と無線リンクを確立して各基地局から割り当てられるスロットを用いて通信を行う無線通信端末であって、通信を行う候補となる基地局間のスロットの同期情報を取得する同期情報取得手段と、前記同期情報に基づいて、互いにスロットの同期がとれている基地局を同期基地局群として分類し、前記同期基地局群を前記無線リンク確立の対象となる基地局として選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明では、無線通信端末に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記同期情報取得手段は、前記通信を行う候補となる基地局の探索期間に、前記通信を行う候補となる基地局から制御チャネル用スロットを介して所定周期で送信される制御信号の受信タイミング及び前記制御信号に含まれる基地局識別情報を前記同期情報として取得することを特徴とする。
また、本発明では、無線通信端末に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記選択手段は、前記分類した同期基地局群に優先順位を割り振り、優先順位の最も高い同期基地局群を前記無線リンク確立の対象として選択することを特徴とする。
また、本発明では、無線通信端末に係る第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、前記選択手段は、前記無線リンク確立の対象として選択した同期基地局群との通信によって所望のデータ通信速度を得られなかった場合、次に優先順位の高い同期基地局群を前記無線リンク確立の対象として新たに選択することを特徴とする。
また、本発明では、無線通信端末に係る第5の解決手段として、上記第3または第4の解決手段において、前記選択手段は、同期基地局群に含まれる基地局の数が多いほど高い優先順位を割り振ることを特徴とする。
また、本発明では、無線通信端末に係る第6の解決手段として、上記第3または第4の解決手段において、前記選択手段は、同期基地局群に含まれる基地局の数が多く、且つ同期基地局群に含まれる基地局から送信された前記制御信号のスロット番号のバラツキ度合いが大きいほど高い優先順位を割り振ることを特徴とする。
一方、本発明では、基地局選択方法に係る解決手段として、時分割多重接続方式を採用し、複数の基地局と無線リンクを確立し各基地局から割り当てられるスロットを使用して通信を行う無線通信端末における基地局選択方法であって、通信を行う候補となる基地局間のスロットの同期情報を取得するステップと、前記同期情報に基づいて、互いにスロットの同期がとれている基地局を同期基地局群として分類するステップと、前記同期基地局群を前記無線リンク確立の対象となる複数の基地局として選択するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、基地局間のスロット同期にずれがある場合であっても、複数の基地局との間で無線リンクを確立し、所望のデータ通信速度を得ることが可能である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態における無線通信端末PS(以下、端末PSと略す)の構成ブロック図である。なお、この端末PSは、通信方式として時分割多重接続方式(TDMA:Time Division Multiple Access)を使用すると共に、通信を行う候補となる基地局CS1〜CSnの内、後述する基地局選択動作によって無線リンク確立の対象となる複数の基地局を選択し、無線リンクを確立した各基地局から割り当てられた複数の通信チャネル(スロット)を使用して通信を行うものである。
図1に示すように、端末PSは、アンテナ100、送受信部101、モジュレータ102、デモジュレータ103、フレームプロセッサ104、操作部105、表示部106、音声入出力部107、制御用CPU(Central Processing Unit)108、ROM(Read Only Memory)109及びRAM(Random Access Memory)110を備えている。
アンテナ100は、送受信部101から入力される送信信号を各基地局CS1〜CSnに送信し、また、各基地局CS1〜CSnから受信した受信信号を送受信部2に出力する。送受信部101は、モジュレータ102から入力された変調信号に対して、増幅及びRF周波数帯への周波数変換を行い、送信信号としてアンテナ100に出力する。また、この送受信部101は、アンテナ100から入力された受信信号に対して、増幅及びIF周波数帯への周波数変換を行い、IF受信信号としてデモジュレータ103に出力する。
モジュレータ102は、フレームプロセッサ104から入力される送信ベースバンド信号を所定の変調方式、例えばπ/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)等を用いて変調を行い、変調信号として送受信部101に出力する。デモジュレータ103は、送受信部101から入力されるIF受信信号の復調を行い、受信ベースバンド信号としてフレームプロセッサ104に出力する。
フレームプロセッサ104は、制御用CPU108の制御の下、所定のTDMAタイミング(このTDMAタイミングはスロットで規定されている)で、制御用CPU108から入力される送信ベースバンド信号をモジュレータ102、送受信部101及びアンテナ100を介して送信する。また、このフレームプロセッサ104は、所定のTDMAタイミングで、アンテナ100、送受信部101及びデモジュレータ103を介して受信ベースバンド信号を取得し、当該受信ベースバンド信号を制御用CPU108に出力する。
操作部105は、電源キー、各種ファンクションキー、テンキー等の各種操作キーから構成されており、これら操作キーによる操作入力に基づいた操作信号を制御用CPU108に出力する。表示部106は、例えば液晶モニタまたは有機ELモニタ等であり、制御用CPU108から入力される表示信号に基づいて所定の画像や文字を表示する。音声入出力部107は、マイク及びスピーカから構成されており、マイクを介して入力された外部音声をデジタル信号に変換して入力音声信号として制御用CPU108に出力し、また、制御用CPU108から入力される出力音声信号をスピーカを介して外部音声として出力する。
制御用CPU108は、ROM109に記憶されている制御用プログラム、フレームプロセッサ104から入力される受信ベースバンド信号、操作部105から入力される操作信号及び音声入出力部107から入力される入力音声信号などに基づいて、本端末PSの全体動作を制御する。また、この制御用CPU108は、受信ベースバンド信号に基づいて、通信を行う候補となる基地局間のスロットの同期情報を取得し、当該同期情報をRAM110に記憶する同期情報取得部108a(同期情報取得手段)と、上記RAM110に記憶されている同期情報に基づいて、互いにスロットの同期がとれている基地局を同期基地局群としてグループ分け(分類)し、基地局数の最も多い同期基地局群を無線リンク確立の対象となる基地局として選択する基地局選択部108b(選択手段)とを備えている。
ROM109は、上記制御用CPU108で使用される制御用プログラムやその他の不揮発性データを記憶する。RAM110は、制御用CPU108の各種動作におけるデータの一時保存用バッファとして利用され、上記同期情報取得部108aの要求により同期情報を記憶する。
次に、上記のように構成された本端末PSの動作、特に無線リンクを確立する対象となる基地局の選択動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、本端末PSの制御用CPU108は、操作部105からパケット発信開始を指示する操作信号が入力された場合、フレームプロセッサ104を制御し、所定のサーチ期間、通信を行う候補となる各基地局CS1〜CSnのサーチを行う(ステップS1)。具体的には、制御用CPU108は、各基地局CS1〜CSnから所定周期で送信される制御チャネル(CCH)信号を捕捉することにより、通信を行う候補となる各基地局CS1〜CSnをサーチする。
そして、制御用CPU108は、基地局が検出されたか否か、つまりフレームプロセッサ104を介して制御チャネル信号に該当する受信ベースバンド信号を取得したか否かを判定し(ステップS2)、基地局が検出されなかった場合(「NO」)、基地局のサーチ処理を継続する。一方、このステップS2において、基地局が検出された場合(「YES」)、同期情報取得部108aは、制御チャネル信号の受信タイミングと、制御チャネル信号に該当する受信ベースバンド信号に含まれる基地局IDとを同期情報として取得し、この同期情報をRAM110に記憶させる(ステップS3)。なお、基地局IDは制御チャネル信号中に基地局情報として含まれているものであるが、受信タイミングは基地局情報には含まれていないため、実際はタイマーなどで受信タイミングを計測する。
そして、制御用CPU108は、基地局のサーチ期間が終了したか否かを判定し(ステップS4)、サーチ期間が終了していない場合(「NO」)、ステップS2の処理に戻る。つまり、ステップS1〜S4の処理により、サーチ期間内に検出された基地局の同期情報(基地局ID及び制御チャネル信号の受信タイミング)がRAM110に保存されることになる。
一方、このステップS4において、サーチ期間が終了した場合(「YES」)、基地局選択部108bは、RAM110に保存されている同期情報を取得し、この同期情報に基づいて、互いにスロットの同期がとれている基地局を同期基地局群としてグループ分けを行う(ステップS5)。
上記ステップS5の処理について図3を用いて具体的に説明する。図3は、サーチ期間に受信した制御チャネル信号の受信タイミングの一例を示すものである。図3において横軸は時間軸であり、「RX」は下り回線スロット、「TX」は上り回線スロットを示している。本実施形態では、下り回線及び上り回線共に4つのスロットを使用し、4つの内1つは制御チャネル用スロットとして割り当てられているものとする。つまり、サーチ期間に受信した制御チャネル信号は、下り回線の制御チャネル用スロットを使用して基地局から送信されたものである。なお、1フレームを5msと想定し、1スロット当たりの時間幅を625μsとする。
ここで説明の簡略化のため、例えばサーチ期間に基地局ID「1」、「2」、・・・、「17」の順番で制御チャネル信号を受信した場合を想定する。互いにスロットの同期がとれている基地局であれば、制御チャネル信号の受信間隔が625μsの倍数になるはずである。つまり、まず最初に基地局ID「1」の制御チャネル信号の受信タイミングからみて、625μsの倍数の時刻に受信した制御チャネル信号の基地局IDを検索する。図3の例では、基地局ID「6」、「8」、「11」、「14」の制御チャネル信号の受信タイミングが、基地局ID「1」の制御チャネル信号の受信タイミングからみて625μsの倍数となっているので、これら基地局ID「1」、「6」、「8」、「11」、「14」は互いにスロットの同期がとれている同期基地局群である。この同期基地局群をグループ1とする。
次に、基地局ID「2」の制御チャネル信号の受信タイミングからみて、625μsの倍数の時刻に受信した制御チャネル信号の基地局IDを検索する。図3の例では、基地局ID「3」、「5」、「7」、「10」、「12」、「13」、「15」、「16」の制御チャネル信号の受信タイミングが、基地局ID「2」の制御チャネル信号の受信タイミングからみて625μsの倍数となっているので、これら基地局ID「2」、「3」、「5」、「7」、「10」、「12」、「13」、「15」、「16」は互いにスロットの同期がとれている同期基地局群である。この同期基地局群をグループ2とする。
続いて、基地局ID「4」の制御チャネル信号の受信タイミングからみて、625μsの倍数の時刻に受信した制御チャネル信号の基地局IDを検索する(基地局ID「3」は既にグループ2に分類されているため、ここでは基地局ID「4」のグループを検索する)。図3の例では、基地局ID「9」、「17」の制御チャネル信号の受信タイミングが、基地局ID「4」の制御チャネル信号の受信タイミングからみて625μsの倍数となっているので、これら基地局ID「4」、「9」、「17」は互いにスロットの同期がとれている同期基地局群である。なお、サーチ期間の最後に受信した基地局ID「17」の制御チャネル信号は、基地局ID「16」の制御チャネル信号の受信タイミングと重なるため、実際には検出できない。よって、基地局ID「4」、「9」の同期基地局群をグループ3とする。すなわち、図6に示すように、本端末PSは、グループ1の同期基地局を5個、グループ2の同期基地局を9個、グループ3の同期基地局を2個検出することになる。
以上のような処理により、基地局選択部108bは、RAM110に保存されている同期情報に基づいて、互いにスロットの同期がとれている基地局を同期基地局群としてグループ分けを行う。この時、基地局選択部108bは、同期基地局の数が多い同期基地局群に高い優先順位を割り振る。つまり、グループ2に最も高い優先順位を割り振り、グループ1に次に高い優先順位を割り振り、グループ3に最も低い優先順位を割り振る。
次に、基地局選択部108bは、上記のようにグループ分けした同期基地局群の内、最も優先順位の高い(同期基地局数の最も多い)グループを無線リンク確立の対象となる基地局として選択する(ステップS6)。すなわち、図3の例によると、同期基地局数が9個存在するグループ2を無線リンク確立の対象として選択する。そして、制御用CPU108は、基地局選択部108bによって選択されたグループ2の基地局に対して無線リンクを確立する処理を開始する(ステップS7)。
図4は、グループ2を無線リンク確立の対象基地局として選択し、スロット番号「1」にて通信チャネルが確立された場合のスロットタイミングを示すものである。端末PSは、グループ2の基地局と接続しているため、通信チャネルを維持したままでは、他のグループ1及びグループ3の基地局は検出できない(制御チャネル信号を受信することができない)。また、図4に示すように、スロット番号「1」の通信チャネルを維持したまま受信することができる制御チャネル信号は、基地局ID「2」、「5」、「10」、「12」、「15」、「16」の6つの基地局の制御チャネル信号となる。
一方、仮に同期基地局数が最も少ないグループ3を無線リンク確立の対象基地局として選択し、スロット番号「1」にて通信チャネルが確立された場合のスロットタイミングを図5に示す。この図5に示すように、グループ3を無線リンク確立の対象基地局として選択した場合、スロット番号「1」の通信チャネルを維持したまま受信することができる制御チャネル信号は、基地局ID「4」の1つの基地局の制御チャネル信号だけとなる。
このように、本実施形態の端末PSによれば、基地局間のスロット同期にずれがある場合であっても、同期基地局数の多いグループを無線リンク確立の対象基地局として選択することにより、通信に使用するスロットを増設する際に選択可能な基地局の数を増やすことができ、より多くのスロットを端末PSに割り当てることができる。その結果、所望のデータ通信速度を得ることが可能となる。
なお、図4からわかるように、端末PSに割り当てられる通信チャネル用のスロット番号によっては、制御チャネル用スロットと重なってしまうタイミングが増え、通信可能な基地局の数が減ってしまう可能性がある。よって、同期基地局群に優先順位を割り振る場合に、同期基地局群に含まれる基地局の数が多く、且つ同期基地局群に含まれる基地局から送信された制御チャネル信号のスロット番号のバラツキ度合いが大きいほど高い優先順位を割り振るようにすることが望ましい。このように、制御チャネル信号のスロット番号のバラツキ度合いが大きいほど、通信チャネル用スロットと制御チャネル用スロットとが重なる確率は低下するので、通信可能な基地局の数が減ってしまうことを防止することができる。
また、上記のような通信チャネル用スロットと制御チャネル用スロットとの重なりが多数発生したり、基地局がビジー状態(スロットの全てを他の端末用に使用している状態)であるなどが原因で、最も優先順位の高い同期基地局群で無線リンクを確立して通信を行っても所望のデータ通信速度が得られない場合、現在無線リンクを確立している同期基地局群の無線リンクを切断し、次に優先順位の高い同期基地局群を選択して新たに無線リンクを確立するようにしても良い。
本発明の一実施形態における無線通信端末(端末PS)の構成ブロック図である。 本発明の一実施形態における端末PSの基地局選択動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における端末PSの基地局選択動作の第1補足説明図である。 本発明の一実施形態における端末PSの基地局選択動作の第2補足説明図である。 本発明の一実施形態における端末PSの基地局選択動作の第3補足説明図である。 本発明の一実施形態における端末PSの基地局選択動作の第4補足説明図である。
符号の説明
PS…無線通信端末(端末)、100…アンテナ、101…送受信部、102…モジュレータ、103…デモジュレータ、104…フレームプロセッサ、105…操作部、106…表示部、107…音声入出力部、108…制御用CPU(Central Processing Unit)、109…ROM(Read Only Memory)、110…RAM(Random Access Memory)、108a…同期情報取得部(同期情報取得手段)、108b…基地局選択部(選択手段)

Claims (7)

  1. 時分割多重接続方式を採用し、複数の基地局と無線リンクを確立して各基地局から割り当てられるスロットを用いて通信を行う無線通信端末であって、
    通信を行う候補となる基地局間のスロットの同期情報を取得する同期情報取得手段と、
    前記同期情報に基づいて、互いにスロットの同期がとれている基地局を同期基地局群として分類し、前記同期基地局群を前記無線リンク確立の対象となる基地局として選択する選択手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記同期情報取得手段は、前記通信を行う候補となる基地局の探索期間に、前記通信を行う候補となる基地局から制御チャネル用スロットを介して所定周期で送信される制御信号の受信タイミング及び前記制御信号に含まれる基地局識別情報を前記同期情報として取得することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  3. 前記選択手段は、前記分類した同期基地局群に優先順位を割り振り、優先順位の最も高い同期基地局群を前記無線リンク確立の対象として選択することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末。
  4. 前記選択手段は、前記無線リンク確立の対象として選択した同期基地局群との通信によって所望のデータ通信速度を得られなかった場合、次に優先順位の高い同期基地局群を前記無線リンク確立の対象として新たに選択することを特徴とする請求項3記載の無線通信端末。
  5. 前記選択手段は、同期基地局群に含まれる基地局の数が多いほど高い優先順位を割り振ることを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信端末。
  6. 前記選択手段は、同期基地局群に含まれる基地局の数が多く、且つ同期基地局群に含まれる基地局から送信された前記制御信号のスロット番号のバラツキ度合いが大きいほど高い優先順位を割り振ることを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信端末。
  7. 時分割多重接続方式を採用し、複数の基地局と無線リンクを確立し各基地局から割り当てられるスロットを使用して通信を行う無線通信端末における基地局選択方法であって、
    通信を行う候補となる基地局間のスロットの同期情報を取得するステップと、
    前記同期情報に基づいて、互いにスロットの同期がとれている基地局を同期基地局群として分類するステップと、
    前記同期基地局群を前記無線リンク確立の対象となる複数の基地局として選択するステップと、
    を有することを特徴とする基地局選択方法。
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