JP5076374B2 - 医薬組成物 - Google Patents

医薬組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5076374B2
JP5076374B2 JP2006178118A JP2006178118A JP5076374B2 JP 5076374 B2 JP5076374 B2 JP 5076374B2 JP 2006178118 A JP2006178118 A JP 2006178118A JP 2006178118 A JP2006178118 A JP 2006178118A JP 5076374 B2 JP5076374 B2 JP 5076374B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulin
peptide
blood
arg
pharmaceutical composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006178118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008007448A5 (ja
JP2008007448A (ja
Inventor
真莉子 森下
幸三 高山
伸夫 井田
玲士 西尾
孝夫 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2006178118A priority Critical patent/JP5076374B2/ja
Publication of JP2008007448A publication Critical patent/JP2008007448A/ja
Publication of JP2008007448A5 publication Critical patent/JP2008007448A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5076374B2 publication Critical patent/JP5076374B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Description

本発明は、インスリンの活性を保持した状態で腸管内から血中に移行させるための医薬組成物に関する。
これまでに、ペプチドやタンパク質からなるいくつかの生理活性物質が臨床現場に登場し、医薬品として使用されて顕著な治療効果を示している。しかしながら、現在その投与方法はほとんどの場合注射剤に限られている。これは、ペプチドやタンパク質は経口投与をした際には消化管に存在する酵素(プロテアーゼ)による分解を受けやすく、また腸管からの吸収効率が低いために経口投与されたペプチドやタンパク質のごく一部しか血中に到達しないことが主な理由となっている。特に後者については、腸管は、本来生体にとって有害な物質を体内に入れないための障壁としての役割を担っているために、腸管上皮細胞層は本質的にペプチド、タンパク質のようなある程度以上の分子量を有する親水性の物質を透過させにくい性質を有しており、この障壁を越えて生理活性タンパク質を血中に移行させることは非常に困難と考えられている。
薬剤を注射投与することは、特に、治療が頻回、長期にわたる場合には、患者および医師にとって大きな負担であり、このため生理活性ペプチドやタンパク質を経口投与可能にするための様々な方法が検討されてきた。例えば、添加物として界面活性剤などを共存させて人工的に腸管の浸透性を向上させる方法が試みられているが、非特異的に腸管透過性を上げる物質を用いることは生体にとって有害な物質も体内に流入する危険性を排除できない。
近年、特定の配列を有する両親媒性ペプチドが、細胞膜を透過する性質を有することが見いだされてきている。例えば、一次構造上疎水性の領域と親水性の領域がわかれて存在する“Primary Amphipathicity”を有するペプチドや、ペプチドがαヘリックスなどの2次構造をとったときに疎水性の面と親水性の面が生じる“Secondary Amphipathicity”を有するペプチドにおいて細胞膜を効率よく透過して細胞内に移行するペプチドが存在することが示されており、このような細胞透過性のペプチドに蛋白質、DNAなどをコンジュゲート化することで目的物質を細胞外から細胞内に取り込ませることが可能であることが報告されている(非特許文献1、2参照)。
このような細胞透過性ペプチドと薬剤のコンジュゲートを用いることで経口投与した薬剤を腸壁を透過させて血中へ移行させることは、可能性として提示はされているものの、実証には到っていない。これは、腸壁を透過させて薬剤を血中に移行させることは、腸壁細胞層を構成する上皮細胞の管腔側の刷子縁膜と血管側の側底膜の2つのバリアを透過する必要があり、細胞内への侵入とは異なった機能が必要とされることに起因すると考えられる。また、腸管内には、ペプチド分解活性を持つ酵素(プロテアーゼ)が種々存在しているため、用いる細胞透過性ペプチドが速やかに分解されてしまい、その機能を失う可能性も考えられる。この酵素分解の受け易さはペプチドの配列に依存するため、試験管内の細胞実験において高い細胞膜透過性を示すペプチドであっても、その配列によっては腸管内では機能しないことが考えられる。このような要因から、これまでに、細胞透過性ペプチドを利用して腸管内から血中への高効率での生理活性タンパク質の移行を実証した例は知られていない。
また、細胞透過性ペプチドを用いる以外の方法として、生理活性タンパク質に透過性キャリアとして分子内に疎水性部分を有する低分子量のアミノ酸誘導体を共存させる方法が報告されている(特許文献1参照)が、この方法では共存させるアミノ酸誘導体中の疎水性部分と細胞膜との非特異的かつ受動的な弱い作用で取り込みが起こると考えられ、高い効率で生理活性タンパク質を血中に移行させることは困難であり、必然的に用いるキャリアの量が非常に多くなってしまう。このことは、生体成分ではない修飾アミノ酸誘導体であるキャリアを大量に生体に投与することによる望ましくない影響への懸念につながる。また大量のキャリアを必要とすることはコストの点からも望ましくない。
Biopolymers (2004) volume 76, 196-203 Experimental Cell Research (2001) volume 269, 237-244 特表平8−509474号公報
本発明の目的は、経口または経腸投与したインスリンを、腸管内から血中に移行させる医薬組成物を提供することにある。
上記課題を克服するために、本発明者らは、通常の条件では腸管からの血中移行性の低いインスリンに対して、その腸管吸収性を向上させる手段を検討した結果、インスリンと以下の(1)または(2)のペプチドを含有する組成物が有効であることを見いだした。
(1)Leu−Leu−Ile−Ile−Leu−Arg−Arg−Arg−Ile−Arg−Lys−Gln−Ala−His−Ala−His−Ser−Lysのアミノ酸配列からなる、天然型アミノ酸で構成されるペプチド。
(2)(1)のアミノ酸配列において1もしくは2個のアミノ酸が欠失、置換または付加された配列からなり、かつインスリンを腸管内から血中に移行させる、天然型アミノ酸で構成されるペプチド。
本発明により、インスリンの経口または経腸投与が可能となり、従来の注射による投与法に比べ、簡便で患者に優しい薬物治療が可能となる。
本発明は、インスリンを、腸管内から血中に移行させる医薬組成物であって、成分としてインスリンおよび前述の(1)または(2)のペプチド(以下、両親媒性ペプチド、という。)を含有することを特徴とする医薬組成物である。
本発明において用いられる両親媒性ペプチドには、一次構造上疎水性の領域と親水性の領域がわかれて存在する“Primary Amphipathicity”を有するペプチド、および、ペプチドがαヘリックスなとの2次構造をとったときに疎水性の面と親水性の面が生じる“Secondary Amphipathicity”を有するペプチドが含まれる(非特許文献1)。
本発明において用いられる両親媒性ペプチドは、一次構造上疎水性の領域と親水性の領域がわかれて存在するペプチド、例えば、ブロックA−ブロックBまたはブロックB−ブロックAの構造を有し、ブロックAは80%以上のアミノ酸が疎水性アミノ酸からなる5−10個のアミノ酸の並びであり、かつ、ブロックBは60%以上のアミノ酸が親水性のアミノ酸から構成される5−15個のアミノ酸の並びであるペプチドは、特に好ましい。本発明において用いられる両親媒性ペプチドは、親水性アミノ酸として塩基性アミノ酸を有するものは、さらに好ましい。このような性質を持つ特に好適なペプチドの例として、pVEC(非特許文献2)と呼ばれるペプチドがあげられる。
なお、本発明において、疎水性アミノ酸とは、ロイシン、イソロイシン、トリプトファン、フェニルアラニン、バリン、アラニンからなる群から選ばれるアミノ酸を表し、親水性アミノ酸とは、セリン、トレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジンからなる群から選ばれるアミノ酸を表す。また、塩基性アミノ酸とは、リジン、アルギニン、ヒスチジンからなる群から選ばれるアミノ酸を表す。
本発明において用いられる両親媒性ペプチドを構成するアミノ酸は、天然に存在するアミノ酸が使用される。
本発明において用いられる両親媒性ペプチドは、通常のペプチド合成の方法を用いて合成することが可能である。
本発明において用いられる両親媒性ペプチドは、大腸菌などの微生物、動物細胞、昆虫細胞などに目的とする両親媒性ペプチドを含む配列をコードする遺伝子を導入して発現させて作製することも可能である。
本発明において用いられる両親媒性ペプチドは、天然に存在するペプチドを単離または単離後分解して用いることも可能である。
本発明において用いられる両親媒性ペプチドは、単一のペプチドとしてもまたは2種以上のペプチドの混合物としても使用することができる。
本発明において用いられる両親媒性ペプチドは、Leu−Leu−Ile−Ile−Leu−Arg−Arg−Arg−Ile−Arg−Lys−Gln−Ala−His−Ala−His−Ser−Lysのアミノ酸配列からなる
また、本発明において用いられる両親媒性ペプチドは、インスリンを腸管内から血中に移行させる機能を有する範囲でLeu−Leu−Ile−Ile−Leu−Arg−Arg−Arg−Ile−Arg−Lys−Gln−Ala−His−Ala−His−Ser−Lysのアミノ酸配列において1もしくは2個のアミノ酸が欠失、置換または付加された配列であってもよい。
本発明で用いられる両親媒性ペプチドは、その量が多すぎると腸管に対して非特異的な障害作用を示す可能性があり、またコストの面でも投与量が少ないことが望ましい。このため、本医薬組成物におけるインスリンと両親媒性ペプチドの混合比は、(両親媒性ペプチドの分子数)/(インスリンの分子数)の数値として、3000以下であることが望ましく、より好ましくは1000以下であり、より好ましくは200以下である
インスリンは、天然のタンパク質またはペプチドであっても、その配列の一部を改変した誘導体であっても構わない。また、ポリエチレングリコール(PEG)化などの化学的な修飾を行った誘導体であっても構わない
インスリンが腸管内から血中に移行するとは、インスリンを腸管内に投与した時に、そのインスリンの血中濃度の上昇または薬理活性の発現が確認されることを意味する。インスリンの血中濃度は、免疫学的測定法など通常、用いられる方法で測定することができる。またインスリンの薬理活性、投与した動物の血中グルコース濃度を指標に測定することが可能である。経口または経腸投与したインスリンが医薬品として十分な機能を発揮するためには、AUC(血中濃度−時間曲線下面積)の値として、同量のインスリンを皮下に投与したときを100%としたときに3%以上の移行が認められることが望ましく、10%以上であることがさらに望ましい。
本発明の医薬組成物は、好ましくは、インスリンと両親媒性ペプチドが共有結合で連結されていない。
本発明は、インスリンを、腸管内から血中に移行させる医薬組成物であって、成分としてインスリンおよび両親媒性ペプチドを含有することを特徴とする医薬組成物である。
本発明の医薬組成物は、医薬的に許容される担体や添加物を共に含むものであってもよい。このような担体および添加物の例として、水、医薬的に許容される有機溶媒、コラーゲン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、水溶性デキストラン、カルボキシメチルスターチナトリウム、ペクチン、メチルセルロース、エチルセルロース、キサンタンガム、アラビアゴム、カゼイン、ゼラチン、寒天、ジグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ワセリン、パラフィン、ステアリルアルコール、ステアリン酸、ヒト血清アルブミン(HSA)、マンニトール、ソルビトール、ラクトース、医薬添加物として許容される界面活性剤などが挙げられる。
本発明の医薬組成物は、溶液、固体、粉末状などの種々の形態で使用されうるが、安定性及び取扱いの容易さから、例えば、凍結乾燥等の方法で、固形状あるいは粉末状にした形態が好ましく、粉末または固形製剤であることが好ましい。
経口投与に用いられる医薬組成物としては、好ましくは腸溶性製剤として、例えば腸溶性カプセル等に充填するか、あるいは錠剤として打錠された後、腸溶性コーティングを行うなどの方法によって腸溶性の経口投与用医薬組成物として使用される。
本発明の医薬組成物を、動物(ヒトを含む)に経口または経腸投与する方法には、特にその具体的形態に制限はない。例えば、経口剤としては、乾燥状態のものあるいは溶液状のものをそのまま服用したり、あるいはそれを賦形剤とともにカプセルに充填して服用したり、さらには乾燥状態のものを水に一旦もどして分散させてから服用したりすることができる。坐剤の形態を利用して直腸等に直接的に投与することもできる。インスリンを動物に投与する方法は、経口または経腸投与することが好ましい。
本発明により、これまで注射剤として用いられてきたインスリンの経口または経腸投与が可能となり、患者の苦痛、不便を大幅に改善する薬剤を提供することが出来る。これらの注射剤が患者に与える苦痛や通院の不便を改善することは医療現場における患者本位の医療を実現するだけではなく、これまでのタンパク質製剤の概念を根底から変え、画期的製剤の創製につながる。
以下に実施例を示すが、本発明はこれら実施例により限定されない。
実施例1 pVECによるインスリンin situ(ラット)腸管吸収促進効果
<方法>
1.インスリン溶液の調製
ヒトリコンビナントインスリン(和光純薬)1.923mg(=50IU=0.33μmol)を秤量し、0.1M 塩酸50μlに溶解した。これにメチルセルロース(MC)添加リン酸生理緩衝液pH7.4(PBS)1.2mlおよび0.1M NaOH溶液50μlを加えて中和し、さらにMC添加PBS1.2mlを加えて総容量を2.5mlとした。(インスリン濃度0.769mg/ml=20IU/ml)。
2.pVEC−インスリン混合溶液の調製
pVEC(シグマジェノシス社にて合成、配列:Leu−Leu−Ile−Ile−Leu−Arg−Arg−Arg−Ile−Arg−Lys−Gln−Ala−His−Ala−His−Ser−Lys)0.609mg(0.25μmol)を秤量し、上記1で作製したインスリン溶液0.5ml(インスリン0.385mg=0.066μmol)を添加して溶解し、pVEC−インスリン混合溶液とした。コントロール(pVEC無し)については、インスリン溶液そのものを投与に用いた。
3.ラット腸管吸収実験
24時間絶食した体重約200gのSD系雄性ラットにペントバルビタールナトリウム50mg/kgを腹腔内注射することにより麻酔した後、正中線に沿って開腹し、腸管を露出した。回盲接合部から2−3cm回腸よりの部分からシリコンチューブを、およびその上部約10cmの部分からゾンデを挿入し、さらに内側6cmの部分に縫合糸を通した。
ゾンデから、あらかじめ37℃に加温したリン酸生理緩衝液pH7.4(PBS)40mlを流速5ml/minで流し込んで内容物を排出させた後、シリコンチューブに栓をして、ゾンデからあらかじめ37℃に加温したPBS1mlを投与し、30分貯留させた。投与後は速やかにゾンデに栓をして、腸管を腹腔内に戻して切開部をクリップで閉じ安静にした。
貯留後、ゾンデおよびシリコンチューブの栓をはずし、ループ内にあらかじめ37℃に加温したPBS20mlを流速5ml/minで流し込んで内容物を排出させた後、あらかじめ縫合糸を通した6cmの部分を結紮してループを作成した。このループ内に、2.で調製したpVEC−インスリン混合溶液0.5mlを投与し、腸管を腹腔内に戻し、切開部をクリップで閉じ安静にした。
実験中のラットは、温水循環ポンプにより37℃に加温したホットプレート上に背位で固定し体温調節を行った。
投与前および投与後5、10、15、30、60、120、180、240分後に頸静脈より0.25mlを採血し、ノボアシストプラスを用いて血糖値の測定を行った。残りの血液は遠心分離により血漿に分離し、酵素免疫測定法によりインスリン濃度を定量した。
同量のインスリン溶液(pVEC無し)を皮下に投与したラットについても、同様にして採血、測定を行ない、その時の血中濃度AUC(時間曲線下面積)値および血糖値低下活性を100%として、生物学的利用能(BA)および薬理学的利用率(PA)を算出した。
<結果>
コントロールのインスリン単独の投与時と比較して、pVECを同時投与することにより、血中インスリン濃度の明らかな上昇、および血糖値の明らかな低下が認められた(図1および図2)。
本結果から算出される生物学的利用能(BA)は、インスリン単独投与の場合が0.43%に対してpVEC−インスリン混合溶液投与では15.53%、また薬理学的利用率(PA)はインスリン単独投与の場合が0.07%に対してpVEC−インスリン混合溶液投与では7.75%と、それぞれ30倍以上、100倍以上の顕著な上昇が見られた。
pVECペプチドと混合したインスリンをラット腸管ループ内に投与し、経時的に採血した血漿サンプル中のインスリン濃度を測定した結果を示す。Insulin solutionは、同量のインスリンを単独で投与したコントロールラットでの結果を示す。 図1の各サンプルにおける血糖値測定結果を示す。Insulin solutionは、同量のインスリンを単独で投与したコントロールラットでの結果を示す。

Claims (2)

  1. 経口または経腸投与したインスリンを腸管内から血中に移行させる医薬組成物であって、成分として該インスリンおよび以下の(1)または(2)のペプチドを含有することを特徴とする医薬組成物。
    (1)Leu−Leu−Ile−Ile−Leu−Arg−Arg−Arg−Ile−Arg−Lys−Gln−Ala−His−Ala−His−Ser−Lysのアミノ酸配列からなる、天然型アミノ酸で構成されるペプチド。
    (2)(1)のアミノ酸配列において1もしくは2個のアミノ酸が欠失、置換または付加された配列からなり、かつインスリンを腸管内から血中に移行させる、天然型アミノ酸で構成されるペプチド。
  2. インスリンと前記(1)または(2)のペプチドが共有結合で連結されていないことを特徴とする、請求項1記載の医薬組成物。
JP2006178118A 2006-06-28 2006-06-28 医薬組成物 Expired - Fee Related JP5076374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006178118A JP5076374B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 医薬組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006178118A JP5076374B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 医薬組成物

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008007448A JP2008007448A (ja) 2008-01-17
JP2008007448A5 JP2008007448A5 (ja) 2009-07-16
JP5076374B2 true JP5076374B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=39065968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006178118A Expired - Fee Related JP5076374B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 医薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5076374B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2009218060B2 (en) * 2008-02-28 2014-08-28 Toray Industries, Inc. Pharmaceutical composition for transnasal administration
CN104548069B (zh) * 2013-10-25 2017-02-08 四川大学 具有缓释性能的多肽‑降钙素超分子聚集体及其制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2521464C (en) * 2003-04-09 2013-02-05 Alnylam Pharmaceuticals, Inc. Irna conjugates
WO2005117928A1 (en) * 2004-05-30 2005-12-15 Cemines, Inc. Compositions and methods for the treatment of skin cancer
JP2009502735A (ja) * 2005-07-28 2009-01-29 オンコセラピー・サイエンス株式会社 Vivitポリペプチド、これを含む治療物質、および抗癌剤をスクリーニングする方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008007448A (ja) 2008-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101150242B1 (ko) 부신피질 자극 호르몬 유사체 및 관련 방법
KR20080042843A (ko) 치료제의 점막 전달 향상을 위한 밀착 연접 조절 펩티드성분
Li et al. Chitosan-based thermosensitive hydrogel for nasal delivery of exenatide: Effect of magnesium chloride
JP4395065B2 (ja) 組織透過性の変調のためのロタウイルス蛋白質、誘導した蛋白質及びペプチドの利用
JP5103748B2 (ja) 医薬組成物
JP5076374B2 (ja) 医薬組成物
CN114209808A (zh) 一种多肽rk12用于制备治疗痤疮药物的应用
CN108175849B (zh) 聚普瑞锌口服制剂及在制备溃疡性结肠炎药物中的应用
WO2014059385A1 (en) Methods and small molecule therapeutics comprising fused elps
JP2004506003A (ja) ペプチドの経口デリバリー
KR101389226B1 (ko) 포유동물에게 인슐린을 전달하기 위한 지질 구조물
EP2253326B1 (en) Pharmaceutical composition for transnasal administration
TW201815410A (zh) 藥物之經黏膜吸收促進劑
CN103641889A (zh) 一种降糖肽及其药物用途
Jederström et al. Blood glucose-lowering activity of a hyaluronan–insulin complex after oral administration to rats with diabetes
JP2013519649A (ja) 上皮増殖因子の経口投与可能薬学的ペレット
Coolich et al. PEGylated insulin loaded complexation hydrogels for protected oral delivery
Jindal et al. Formulation and evaluation of insulin enteric microspheres for oral drug delivery
CN110256537B (zh) 具有抗幽门螺旋杆菌和抑制炎症因子的双功能多肽及其应用
CN112587651B (zh) 一种布雷默浪丹口服药物组合物及其应用
CN114209809B (zh) 一种抗痤疮丙酸杆菌的联合用药物组合物及其应用
KR0133998B1 (ko) 위장질환 치료용 의약 조성물
CN117720664A (zh) 一种人工拟肽二聚体及其制备方法与在制备抗痛风性关节炎药物中的应用
Oberholzer Peroral and nasal delivery of insulin with PheroidTM technology

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090603

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120813

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5076374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees